JP2018536519A - 歯根内ポストａｎｃｌａ - Google Patents
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Abstract
本発明は歯科用生体適合材料であり、ＡＮＣＬＡボルト（ポスト）と命名されている。
これは前歯及び臼歯の復元方法として使用され、その形状は全体的に円柱形、ＡＮＣＬＡ（錨）部分が円錐形であり、先端の錨形状部分が歯の破折を防ぐために応力を適切に分散することを可能にしている。更に、歯は長期的に機能し、修復も可能である。材料としてファイバーグラス、樹脂、ポリマーが用いられており、特徴は白色で、放射線不透過性を有する。
【選択図】図１
これは前歯及び臼歯の復元方法として使用され、その形状は全体的に円柱形、ＡＮＣＬＡ（錨）部分が円錐形であり、先端の錨形状部分が歯の破折を防ぐために応力を適切に分散することを可能にしている。更に、歯は長期的に機能し、修復も可能である。材料としてファイバーグラス、樹脂、ポリマーが用いられており、特徴は白色で、放射線不透過性を有する。
【選択図】図１
Description
前歯及び臼歯用歯根内ボルト（ポスト）ＡＮＣＬＡ
本発明は歯肉の幅広い傷や歯冠の破折後、根管治療が施された前歯および臼歯の修復のために用いられる歯科用生物学的材料であり、歯根内ポストの要素として修復維持に役立つものである。
本発明は歯肉の幅広い傷や歯冠の破折後、根管治療が施された前歯および臼歯の修復のために用いられる歯科用生物学的材料であり、歯根内ポストの要素として修復維持に役立つものである。
これらのポストはおおまかにふたつのグループに区分される。金属製のものは鋳造されて予め作成され、非金属製のものは基本的にポリマーに浸したグラスファイバー製である。これら材料による歯の破折は修復不可能な場合が多い。
どちらのグループも試験管や生体内臨床試験で研究が繰り返されていることからそれぞれの場合について指示や禁忌は事実に基づいて定められる。類似の装置を開発した参考となる発明特許には次のようなものがある。
特許番号３１９９０３７（ＵＳ４７２９７３６Ａ）は修復部を支持するための縦軸を持つ円柱状のピンとらせん状のインデンテーションで構成される。また、歯の中での保持を補助するための外周縁（ブラケット）も備えている。
特許２０７９７１番は歯根内に挿入されたポスト上の入れ歯を押さえる装置である。
特許番号ＲＵ２５５６５２６はポストとスタンプ（断端部）から構成される。ポスト部分はコンピューター制作による細粒セラミック製で、用意される歯根管の壁に押しつけて固定されるはめ込み部材がある。特許ＵＳＤ７３０５２３（Ｓ１）は歯のポストである。（要約は入手不可）
ポストＡＮＣＬＡは、事前に審美用に作成され、歯根内に保持される装置であり、歯根管に錨形状の先端を収容して、この中に受動的に残留することで樹脂製スタンプ再建を可能とし、最終的修復を行うことができる。図１参照。
どちらのグループも試験管や生体内臨床試験で研究が繰り返されていることからそれぞれの場合について指示や禁忌は事実に基づいて定められる。類似の装置を開発した参考となる発明特許には次のようなものがある。
特許番号３１９９０３７（ＵＳ４７２９７３６Ａ）は修復部を支持するための縦軸を持つ円柱状のピンとらせん状のインデンテーションで構成される。また、歯の中での保持を補助するための外周縁（ブラケット）も備えている。
特許２０７９７１番は歯根内に挿入されたポスト上の入れ歯を押さえる装置である。
特許番号ＲＵ２５５６５２６はポストとスタンプ（断端部）から構成される。ポスト部分はコンピューター制作による細粒セラミック製で、用意される歯根管の壁に押しつけて固定されるはめ込み部材がある。特許ＵＳＤ７３０５２３（Ｓ１）は歯のポストである。（要約は入手不可）
ポストＡＮＣＬＡは、事前に審美用に作成され、歯根内に保持される装置であり、歯根管に錨形状の先端を収容して、この中に受動的に残留することで樹脂製スタンプ再建を可能とし、最終的修復を行うことができる。図１参照。
ポストＡＮＣＬＡの長さは突端から突端まで５ｍｍから２２ｍｍの範囲となる。図１の（１）参照。解剖的形状は錨形（ＡＮＣＬＡ）である。図１の（２）参照。歯根の錨形状の内部空間に応じて長さは１ｍｍから５ｍｍの範囲、直径は１．５ｍｍから７ｍｍとなる。図１の（２）参照。
歯根内のポストＡＮＣＬＡの目的はすべての歯の構造物の復元（リハビリテーション）を可能にすることである。前歯および臼歯の歯根内に保持する装置で、失われた咀嚼や発声、嚥下等の機能、更に美容的側面の回復を図り、また、歯の受動的再建を可能とし、側壁面の緊張を低下させ、歯の審美的再建実現の可能性を与える。ポストＡＮＣＬＡは、歯内部の取り付けが短時間で済み、かつコストは安価である。ポストＡＮＣＬＡは歯による咀嚼に特有の動的及び静的機能を果たすように設計されていて、挿入と再建に関する技術設計に基づき、１４００ニュートンまでの応力に耐えられることがＭＴＩ２ｋ（ＵＳＡ）のユニバーサルテストで証明されている。これらの特徴によりポストＡＮＣＬＡの破折があったときも引き抜くことが可能であることから歯の修復ができる。
ポストＡＮＣＬＡを使用するには歯根状態が良好で無くてはならず、また歯内療法（管）が施されていなければならない。図２（１）（２）参照。
歯内に埋められた材料（ゲッタペルカ樹脂）は、歯根の端部に位置し、もしくは錨形に密封された５ｍｍ部分をそのまま残して除去する。図２（２）参照。
歯根管の寸法に応じて使用するポストＡＮＣＬＡの直径と長さをＸ線により選択する。図２（３）参照。
ポストＡＮＣＬＡは、刃またはドリルを用いて動かないようにテスト修整しつつ、管内のポストＡＮＣＬＡを調整する。
管を清浄にし、調整の上、メーカーの推奨に従い、管内に、商品名には特定されない樹脂製のセメントを注入する。図２（４）参照。
手でゆっくりとポストＡＮＣＬＡを挿入してセメントの硬化を待つ。通常はＬＥＤランプを用い、その後セメントの硬さを確認してスタンプ（歯の上部で商品に特定されない合成樹脂または樹脂製セメントを用いて修復を支える部分）の再建を行う。最後にスタンプを研削して修復の用意が整う。通常はポーセレインの歯冠を被せる。図２（５）参照。
歯内に埋められた材料（ゲッタペルカ樹脂）は、歯根の端部に位置し、もしくは錨形に密封された５ｍｍ部分をそのまま残して除去する。図２（２）参照。
歯根管の寸法に応じて使用するポストＡＮＣＬＡの直径と長さをＸ線により選択する。図２（３）参照。
ポストＡＮＣＬＡは、刃またはドリルを用いて動かないようにテスト修整しつつ、管内のポストＡＮＣＬＡを調整する。
管を清浄にし、調整の上、メーカーの推奨に従い、管内に、商品名には特定されない樹脂製のセメントを注入する。図２（４）参照。
手でゆっくりとポストＡＮＣＬＡを挿入してセメントの硬化を待つ。通常はＬＥＤランプを用い、その後セメントの硬さを確認してスタンプ（歯の上部で商品に特定されない合成樹脂または樹脂製セメントを用いて修復を支える部分）の再建を行う。最後にスタンプを研削して修復の用意が整う。通常はポーセレインの歯冠を被せる。図２（５）参照。
Claims (3)
- 白色・半透明の色調で、下端部に達するまでは全体的に円柱形であり、下端部は錨形であり、歯根内要素の保持を補助することを特徴とする、前歯および臼歯用歯根内ポスト。
- １０００−１６００Ｍｐａの屈曲力、４００−２０００ニュートンの圧縮力、および４０−１８０％の間の範囲内の放射性不透過率を達成し、２０〜９０Ｇｐａの範囲内の屈曲弾性率、３０〜８０％のグラスファイバー、２０〜７０％の樹脂とポリマーを有するモジュールを導入することを特徴とする、請求項１に記載の前歯および臼歯用歯根内ポスト。
- 修復不可の歯の破折を防ぐことと、０．７〜６ｍｍの直径および５〜２２ｍｍの長さの、１〜１５のナンバリングで特定される歯の完全修復とを特徴とする、請求項１および２のいずれか一項に記載の前歯および臼歯用歯根内ポスト。
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|---|---|---|---|
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