JP2018534865A - デバイスツーデバイスd2d通信方法、装置およびシステム - Google Patents

デバイスツーデバイスd2d通信方法、装置およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2018534865A
JP2018534865A JP2018521043A JP2018521043A JP2018534865A JP 2018534865 A JP2018534865 A JP 2018534865A JP 2018521043 A JP2018521043 A JP 2018521043A JP 2018521043 A JP2018521043 A JP 2018521043A JP 2018534865 A JP2018534865 A JP 2018534865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sps
terminal
resource
period
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018521043A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6636146B2 (ja
Inventor
シヤオ,シヤオ
クラッソン,ブライアン
ガン,ジエンソーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2018534865A publication Critical patent/JP2018534865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6636146B2 publication Critical patent/JP6636146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/23Manipulation of direct-mode connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

本発明の実施形態は、D2D通信方法、装置およびシステムを提供する。この解決策において、第一の端末がD2D SPS資源を使用できるD2D SPS利用可能期間は一SC周期よりも大きい。よって、D2D SPS利用可能期間において、第一の端末はD2D SPS資源を一度だけ決定する必要があり、第二の端末もSCIを一度だけデコードしてD2D SPS資源を決定する必要がある。このようにして、第一の端末は各SC周期においてD2D SPS資源を決定する必要はなく、第二の端末も各SC周期においてSCIをデコードしてD2D SPS資源を決定する必要はない。したがって、D2D通信効率が改善される。

Description

本発明は、通信技術の分野に、詳細にはD2D通信方法、装置およびシステムに関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project、第三世代パートナーシップ・プロジェクト)LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)セルラー通信システムにおける重要な特徴およびキーとなる技術として、D2D(Device-to-Device通信、デバイスツーデバイス)通信技術が近年、徐々にグローバル無線通信業界における研究の焦点となっており、無線通信の学術および産業界において高い関心を集め、広く研究されている。D2D通信は次の利点をもつ:(1)UE(User Equipment、ユーザー装置)間のデータ伝送のレートおよびUE間の情報交換の容量が事実上改善される;(2)必要とされる電波資源が低減され、資源利用率が改善される;(3)UE間のデータ交換の通信遅延が事実上短縮される。
D2D通信は、UEどうしが無線通信リンクを使うことによって互いと直接的に情報を交換し、無線データを伝送してもよいことを意味する。これは、異なるUEの間の無線通信が進化型ノードB(Evolved Node B、進化型ノードB)によって実行される転送によって実装される必要がある通常のセルラー・ネットワークにおける通信と異なっている。さらに、LTEネットワークのカバレッジ外のUEも、互いとの無線通信を実行するためにD2D通信技術を使うことができる。図1Aに示されるように、図1Aから、ネットワーク・カバレッジ内のUE1およびUE2がD2D通信を実装でき、ネットワーク・カバレッジ外のUE3およびUE4もD2D通信を実装できることがわかる。
D2D通信手順は図1Bに示されている。具体的な段階は次のとおり。
段階1:UE1がSLグラント(Sidelink Grant、D2Dサイドリンク資源承認)を得る。ここで、SLグラントは、UE1にとって利用可能なD2D通信資源プールにおける、ある利用可能なD2D通信資源を示すために使われ、該D2D通信資源の利用可能な期間は一つのSC(Sidelink Control、サイドリンク制御)周期である。
段階2:一つのSC周期において、UE1はD2D通信資源プールにおける、ある利用可能なSC資源を、SCI(Sidelink Control Information、D2Dサイドリンク制御情報)を送るために使う。
SCIは、段階1において割り当てられたD2Dデータ資源の時間‐周波数位置を示すために使われ、それにより受信端のUE2は、受信されたSCIをデコードすることによって、D2Dデータ送信を実行するためにUE1によって使用されるデータ資源の位置を決定できる。
段階3:一つのSC周期において、UE2がSCIを受信し、デコードし、該SCIに従って、D2D通信データを送るためにUE1によって使用されるD2Dデータ資源の位置を決定する。
段階4:UE1は、前記D2Dデータ資源を使うことによってD2D通信を実行して、D2D通信データを送信する。
段階5:UE2は、段階3で決定されたD2Dデータ資源の位置に従って、UE1によって送られたD2D通信データを受信する。
現在のところ、D2D通信プロセスにおいて、毎回割り当てられるD2D通信資源の利用可能な期間は一つのSC周期だけである。この場合、それぞれのSC周期において、送信端はD2D通信資源を決定し直す必要があり、受信端も該D2D通信資源を決定し直す必要がある。よって、D2D通信の効率は比較的低い。
本発明の実施形態は、現行のD2D通信プロセスにおける比較的低い効率の問題を解決するためのD2D通信方法、装置およびシステムを提供する。
第一の側面によれば、通信方法であって:
基地局によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階であって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、段階と;
前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る段階とを含む、
方法が提供される。
第一の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
第一の側面または第一の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる。
第一の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、基地局によってD2D SPS資源情報を決定する前に、本方法はさらに:
前記基地局によって、前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;
前記基地局によって、前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定することを含む。
第一の側面または第一の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る段階は:
前記基地局によって、下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送る段階を含み、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する。
第一の側面または第一の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る前に、本方法はさらに:
前記基地局によって、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信する段階であって、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、段階と;
前記基地局によって、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送する段階とを含む。
第二の側面によれば、通信方法であって:
第一の端末によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階であって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、段階と;
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る段階とを含む、
方法が提供される。
第二の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われ、
第一の端末によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階は:
前記第一の端末によって、前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することを含む。
第二の側面または第二の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る段階は:
前記第一の端末によって、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることを含む。
第二の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る前に、本方法は:
前記第一の端末によって、D2D通信要求をProSeエンティティに送り、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信すること;または
前記第一の端末によって前記レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択することであって、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、ことを含む。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定する段階は:
前記第一の端末によって、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信することを含む。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定する段階は:
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することを含む。
前記第二の側面の第六の可能な実装を参照するに、第七の可能な実装では、第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定した後、本方法はさらに:
前記第一の端末によってタイマーを開始し;
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることを含む。
前記第二の側面の第七の可能な実装を参照するに、第八の可能な実装では、本方法はさらに:
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了したことを判別したとき、前記D2D SPS資源を解放することを含む。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第八の可能な実装を参照するに、第九の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含み;
前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きく;
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る段階は:
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む。
第二の側面または第二側面の第一ないし第九の可能な実装を参照するに、第十の可能な実装では、前記SCIはさらにSCIインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第十の可能な実装を参照するに、第十一の可能な実装では、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは:
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む。
第三の側面によれば、通信方法であって:
第二の端末によって、第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードする段階であって、前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい、段階と;
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する段階とを含む、
方法が提供される。
第三の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われ、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別することを含む。
第三の側面または第三の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階は:
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することを含む。
第三の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第三の側面または第三の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持し、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われ、前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しく、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得し;
前記第二の端末によって、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信し、前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し;
前記第二の端末によって、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別することを含む。
第三の側面または第三の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信することを含み、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第三の側面または第三の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、第二の端末によって、前記第一の端末によって送られたSCIを受信した後、本方法はさらに:
前記第二の端末によってタイマーを開始することを含み、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階は、
前記タイマーが満了しないときに、前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することを含む。
第四の側面によれば、基地局であって:
デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成された処理ユニットであって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、処理ユニットと;
前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送るよう構成された送信ユニットとを含む、
基地局が提供される。
第四の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
第四の側面または第四の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる。
第四の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに:前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定するよう構成される。
第四の側面または第四の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、処理ユニットが前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送ることは具体的には:
下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送ることであり、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する。
第四の側面または第四の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記基地局はさらに、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニットを含み、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われ、
前記送信ユニットは、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送するようさらに構成される。
第五の側面によれば、第一の端末であって:
デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成された処理ユニットであって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、処理ユニットと;
前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るよう構成された送信ユニットとを含む、
第一の端末が提供される。
第五の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われ、
処理ユニットが、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定することは、具体的には:
前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することである。
第五の側面または第五の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
送信ユニットが、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることである。
第五の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記送信ユニットはさらに、D2D通信要求をProSeエンティティに送るよう構成され、
前記第一の端末がさらに、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニットを含む;または
前記処理ユニットがさらに、前記レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択するよう構成され、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記第一の端末はさらに、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信するよう構成された前記受信ユニットを含む。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、処理ユニットがD2D SPS資源情報を決定することは具体的には:
前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することである。
前記第五の側面の第六の可能な実装を参照するに、第七の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに、タイマーを開始するよう構成され;
前記送信ユニットはさらに:前記処理ユニットが前記タイマーが満了することを判別する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送るよう構成される。
前記第五の側面の第七の可能な実装を参照するに、第八の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに、前記タイマーが満了したことを判別する前に前記D2D SPS資源を解放するよう構成される。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第八の可能な実装を参照するに、第九の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含み;
前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きく;
送信ユニットが、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第九の可能な実装を参照するに、第十の可能な実装では、前記SCIはさらにSCIインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第十の可能な実装を参照するに、第十一の可能な実装では、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記送信ユニットによって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
第六の側面によれば、第二の端末であって:
第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードするよう構成された処理ユニットであって、前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい、処理ユニットと;
前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信するよう構成された受信ユニットとを含む、
第二の端末が提供される。
第六の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われ、
前記処理ユニットはさらに、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別するよう構成される。
第六の側面または第六の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
受信ユニットが、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは、具体的には:
前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することである。
第六の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第六の側面または第六の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持し、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われ、前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しく、
前記処理ユニットはさらに、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得するよう構成され;
前記受信ユニットはさらに、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信するよう構成され;
前記処理ユニットはさらに、前記受信ユニットによって受信された前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別するよう構成される。
第六の側面または第六の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記受信ユニットはさらに、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成され、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第六の側面または第六の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに、タイマーを開始するよう構成され、
受信ユニットが、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは具体的には、
前記処理ユニットが前記タイマーが満了しないと判定するときに、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することである。
第七の側面によれば、第四の側面または第四の側面の第一ないし第五の可能な実装に基づく基地局と、第五の側面または第五の側面の第一ないし第十一の可能な実装に基づく第一の端末と、第六の側面または第六の側面の第一ないし第六の可能な実装に基づく第二の端末とを含む通信システムが提供される。
本発明の実施形態は、D2D通信方法を提供する。この解決策において、第一の端末にとって利用可能なD2D SPS資源のD2D SPS利用可能期間は一つのSC周期よりも大きく、D2D SPS利用可能期間において、第一の端末はD2D SPS資源を一度だけ決定する必要があり、第二の端末もSCIを一度だけデコードしてD2D SPS資源を決定する必要がある。このようにして、第一の端末は各SC周期においてD2D SPS資源を決定する必要はなく、第二の端末も各SC周期においてSCIをデコードしてD2D SPS資源を決定する必要はない。したがって、D2D通信効率が改善される。
従来技術におけるD2D通信シナリオのアーキテクチャー図である。 従来技術におけるD2D通信のフローチャートである。 本発明のある実施形態に基づく通信フローチャートである。 本発明のある実施形態に基づくもう一つの通信フローチャートである。 本発明のある実施形態に基づくもう一つの通信フローチャートである。 本発明のある実施形態に基づく基地局の概略図である。 本発明のある実施形態に基づく基地局のもう一つの概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第一の端末の概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第一の端末のもう一つの概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第二の端末の概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第二の端末のもう一つの概略図である。
本発明の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、下記は、付属の図面を参照して、さらに本発明を詳細に記述する。明らかに、記載される実施形態は本発明の実施形態の単に一部であって、全部ではない。本発明のこれらの実施形態に基づいて創造的な努力なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は本発明の保護範囲内にはいる。
本発明において記載される解決策の理解の簡単のため、本発明において使われる技術用語および適用可能なシナリオについて下記で手短かに述べておく。
本発明において使われる技術用語は次のとおり。
D2D通信:D2D通信は、UEどうしが無線通信リンクを使うことによって互いと直接的に情報交換および無線データ伝送を実行できることを意味する。これは、データおよび情報が基地局によって転送される通常のセルラー通信と異なっている。
D2D通信データ:D2D通信データは、D2D通信によってUEによって送信されるサービス・データである。
ProSe Function:既存の3GPPプロトコルにおいて、ProSeファンクションはLTEシステムにおいてコア・ネットワーク側に位置するネットワーク・ノードであり、D2D通信においてUEを許諾し、該UEのためのパラメータ構成設定を実行するよう構成される。ネットワーク・ノードとして、ProSe Functionは独立したデバイスであってもよく、あるいはデバイスの機能モジュールであってもよい。
ネットワーク側:ネットワーク側はLTEネットワークおよび関係したネットワーク・ノードである。本発明において、ネットワーク側は主として基地局、MME(Mobile Management Entity、移動性管理エンティティ)およびProSe Functionまたは別のノードを含む。
D2D通信において使われる無線通信資源および対応する資源割り当て機構は、D2D通信パフォーマンスに影響する主要な要因である。基地局は、D2D通信によって引き起こされる、既存のLTEネットワークにおけるセルラー通信への干渉を避けるために、D2D通信に専用のいくつかの「D2D通信資源プール」を構成設定する。「資源プール」は、無線通信のために使われる時間および周波数資源の集合である。「D2D通信資源プール」は二つの資源プールを含み、該二つの資源プールは時間シーケンスになっている。前者の資源プールに含まれる資源は「SC資源」と称され、資源スケジューリングおよび割り当てに関係したSCIを送信するために使われる。後者の資源プールに含まれる資源は「D2Dデータ資源」と称され、D2D通信データを送信するためにUEによって使われる。各D2D通信資源プールは「D2D SC周期」と称される周期をもち、D2D通信資源プールは、対応するD2D SC周期に従って周期的に再使用される。
D2D通信では、24ビットの長さをもつ専用の「レイヤー2識別子」が各UEにさらに割り当てられ、UE間のD2D通信アドレッシングのために使われる。D2D通信アドレッシングとは、送信端が送られるべきSCIおよびD2D通信データに「レイヤー2識別子」を加え、受信時には、受信端が、デコードによって得られる「レイヤー2識別子」に従って、その受信端とD2D通信を実行する特定のUEによって送られたデータを選択的に受信し、それによりその受信端に関係しないD2D通信データを誤って受信することを避けることを意味する。
具体的には、D2D通信データを送るとき、送信端は、「レイヤー2識別子」の最初の8ビットを、送られるべきSCIに加え、残りの16ビットを、該SCIによって指示されるD2Dデータ資源上で送信されるMAC(Medium Access Control、媒体アクセス制御層)データ・パケットのヘッダに加える。対応して、D2Dデータを受信するときは、受信端はまずSCIから「レイヤー2識別子」の前記8ビットを得るデコードを実行し、該SCIによって指示される資源で受信されるMACデータ・パケットのヘッダから残りの16ビットを選択的に取得するデコードを実行する。デコードによって得られた「レイヤー2識別子」が受信端UEの「レイヤー2識別子」に完全に一致するときにのみ、受信端は対応するD2D通信データが実際にその受信端とD2D通信を実行する送信端からのものであると判定し、該D2D通信データを受信する。そうでない場合には、受信端は該D2D通信データを受信しない。
既存のD2D通信システムでは、基地局のカバレッジ内のUEについて、基地局は、ネットワーク・ノード「ProSe function」を使うことによって「レイヤー2識別子」を割り当て、PC3インターフェースを使うことによって該「レイヤー2識別子」をそのUEに送る。基地局のカバレッジ外のUEについては、UEの対応する「レイヤー2識別子」はUEに事前構成設定されている。
現行の3GPPに関係する規格および技術仕様によれば、D2D通信の主な応用シナリオは「一対一」D2D通信である。図1Aに示されるように、「一対一」D2D通信は、二つの特定のUEがD2D通信を実行する前にマッチングおよび同期を実行して「D2D通信対」を形成し、ユニキャスト(Uni-cast)に基づいて情報を送信するD2D通信様式である。「一対一」通信では、送信端UEはD2D通信データを特定のUEに送信する。対応して、受信端UEは該特定のUEによって送られたデータを受信する。図1Aに示されるように、LTEネットワークのカバレッジ内にあるUE1およびUE2は、基地局と信号を交換することによってネットワークの制御のもとでマッチングおよび同期を実行してD2D通信対を形成し、LTEシステムの周波数帯域を多重化することによってD2D通信を実行してもよい。LTEネットワークのカバレッジ外にあるUE3およびUE4は、UE3とUE4の間でD2D同期信号を伝送することによってまたは既存の短距離無線通信技術(ブルートゥースなど)を使うことによって自律的にマッチングおよび同期を実行してD2D通信対を形成し、ネットワーク事業者によって事前構成設定された周波数スペクトル上でカバレッジ外D2D通信を実行してもよい。
本発明において使われる具体的なネットワーク要素は次のとおり。
基地局:基地局の主な機能は、LTEシステムではUEのものである無線通信および関係した制御機能を実装することである。
端末;端末の主な機能は、モバイル加入者の無線データ送信および受信を実装することである(本発明では、端末は主として、D2D通信を実行するUEである)。
基地局スケジューラ:基地局スケジューラの主な機能は、複数のユーザーのUEを協調させてLTEシステムにおいて電波資源を割り当てることである。
下記は、付属の図面を参照しつつ、本発明の好ましい実装を詳細に記述する。本稿に記載される好ましい実施形態は単に本発明を記述し、説明するために使われるのであって、本発明を限定することは意図されていないことを理解しておくべきである。加えて、本願における実施形態および実施形態における特徴は、互いに矛盾しなければ相互に組み合わされてもよい。
下記は、付属の図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に記述する。図2を参照するに、本発明のある実施形態では、D2D通信方法の具体的な手順は次のとおり。
段階200:基地局が、D2D SPS(Semi-Persistent Scheduling、半持続的スケジューリング)資源情報を決定。ここで、前記D2D SPS資源情報は、D2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのSC周期より大きい。
段階210:基地局が、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る。
本発明のこの実施形態では、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は一つの資源であってもよく、あるいは少なくとも二つの資源を含む資源グループであってもよい。これは本願では特に限定されない。資源は、時間領域資源および/または周波数領域資源を含む。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源を含み、第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1である。あるいはまた、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源および第三の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含み、第二の資源はサブフレーム3および周波数帯域2を含み、第三の資源はサブフレーム5および周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
上記の例では、資源は時間領域資源および周波数領域資源の両方を含む。もちろん、資源は代替的に、時間領域資源のみまたは周波数領域資源のみを含んでいてもよい。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源、第三の資源、第四の資源、第五の資源および第六の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1を含み、第二の資源は周波数帯域1を含み、第三の資源はサブフレーム3を含み、第四の資源は周波数帯域2を含み、第五の資源はサブフレーム5を含み、第六の資源は周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
本発明のこの実施形態では、任意的に、D2D SPS利用可能期間の基本単位としてSC周期が使われてもよい。すなわち、D2D SPS資源利用可能期間はX個のSC周期であってもよく、Xは1以上の正の数である。
たとえば、D2D SPS利用可能期間は10 SC周期であってもよく、20 SC周期であってもよく、あるいは30 SC周期であってもよく、もちろん別の量のSC周期であってもよい。これは本願において特に限定されない。
本発明のこの実施形態において、さらに、D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
本発明のこの実施形態において、任意的に、SC周期がSPS周期の基本単位として使われる。すなわち、SPS周期はX個のSC周期であってもよく、Xは1以上の正の数である。
たとえば、SPS周期は一つのSC周期であってもよく、2 SC周期であってもよく、あるいは3 SC周期であってもよく、もちろん別の量のSC周期であってもよい。これは本願において特に限定されない。
段階200ないし段階210において、基地局が第一の端末に対して、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を指示することが記載されている。したがって、第一の端末は、基地局のカバレッジ内である。この場合、基地局はさらに、第一の端末に対して、第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールについての情報を送る必要がある。したがって、本発明のこの実施形態において、基地局がD2D SPS資源情報を決定する前に、本方法はさらに、次の動作を含む:
前記基地局によって、前記第一の端末に、RRC(Radio Resource Control、電波資源制御)メッセージを送る。ここで、RRCメッセージは第一の端末にとって利用可能なD2D通信資源プールについての情報を担持する。
さらに、RRCメッセージはさらに、第一の指示情報を担持していてもよい。第一の指示情報は、競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るのではなく、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るよう第一の端末に命令するために使われる。
第二の端末もD2D通信資源プールを決定する必要があるので、基地局は前記RRCメッセージを第二の端末にも送る必要がある。第一の端末および第二の端末の両方が前記D2D通信資源プールを決定したのち、D2D通信資源プールの構成設定が完了される。
さらに、前記RRCメッセージを第一の端末に送った後、基地局はさらに次の動作を実行する必要がある:
前記基地局によって、第一の端末によって送られた、D2D通信において送信される必要のあるデータの量を報告するD2D ProSe BSR(Buffer Status Report、バッファ状態レポート)を受信する。
本発明のこの実施形態において、さらに、基地局がD2D SPS資源情報を決定する前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記基地局によって、前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を決定し;
前記基地局によって、前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定することを含む。
たとえば、SPS周期はD2D通信データ生成周期とSC周期の最小公倍数に設定される。
本発明のこの実施形態では、基地局は、第一の端末のD2D通信データ生成周期を決定するために次の様式を使ってもよい:
第一の端末によって送られたスケジューリング要求に従って、基地局によって、第一の端末の送信されるべきD2D通信データが周期的な生成特性をもち、周期的にスケジューリングされる必要があることを判別し;前記D2D通信データ生成周期を得る。
たとえば、前記基地局は、第一の端末によってスケジューリング要求を報告する頻度およびProSe BSRにおいて報告されるデータ量を感知することによって対応するD2D通信データ生成周期を得てもよい。
別の例として、基地局は、D2D通信データ生成周期を得るために、第一の端末によって送られたProSe BSRに含まれるLCGID(Logical Channel Group Identity、論理チャネル・グループ識別情報)を使うことによって、第一の端末の送信されるべきD2D通信データが、VoIP(Voice over Internet Protocol、ボイスオーバーIP)音声データまたはストリーミング・メディアのような周期的な特性をもつデータの型であることを判別してもよい。
本発明のこの実施形態では、任意的に、基地局は、第一の端末にD2D SPS資源情報を送るために次の様式を使ってもよい:
前記基地局によって、DCI(Downlink Control Information、下りリンク制御情報)を前記第一の端末に送る。前記DCIは前記D2D SPS資源情報を担持する。
たとえば、D2D SPS資源情報はDCIを含み、DCIは表1に示されてもよい。
Figure 2018534865
本発明のこの実施形態では、D2D SPS資源情報がSPSインジケーターを含む場合、D2D SPS資源情報はDCIにおいて担持され、DCIを受信するとき、第一の端末はSPSインジケーターに従って、DCIが従来技術におけるDCIではなく、D2D SPS資源情報を含むDCIであることを判別する。
本発明のこの実施形態では、基地局が前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記基地局によって、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信する段階であって、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、段階と;
前記基地局によって、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送する段階。
すなわち、一対一のD2D通信シナリオでは、第一の端末および第二の端末は、互いによってのみ認識されることができる識別情報をもつ必要があり、該識別情報は基地局によってそれら二つの端末に割り当てられる必要がある。
任意的に、基地局は、レイヤー2識別子を第一の端末および第二の端末にPC3インターフェースを使って送ってもよい。
本発明のこの実施形態において、D2D SPS資源情報を第一の端末に送った後、基地局はさらに次の動作を実行する必要がある:
基地局によって、タイマーを開始し;タイマーが満了するときに、第一の端末に割り当てられたD2D SPS資源を解放する。
本発明のこの実施形態では、上記のプロセスにおいて、第一の端末が基地局のカバレッジ内にあり、競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るのではなく基地局の指示によってD2D SPS資源を決定することが記述される。
もちろん、実際の応用では、代替的に次のケースが含まれてもよい:第一の端末が基地局のカバレッジ内にあり、基地局の指示によってD2D SPS資源を決定するのではなく競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得る。この場合、基地局は第一の端末にD2D SPS資源情報を送らず、第一の端末にRRCメッセージを送ってもよい。RRCメッセージは、第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールについての情報を担持する。
さらに、RRCメッセージは、代替的に第二の指示情報を担持してもよい。第二の指示情報は、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得る代わりに競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るよう第一の端末に命令するために使われる。
この解決策では、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源のD2D SPS利用可能期間は一つのSC周期よりも大きく、D2D SPS利用可能期間において、第一の端末はD2D SPS資源を一度だけ決定する必要があり、第二の端末もSCIを一度だけデコードしてD2D SPS資源を決定する必要がある。このようにして、第一の端末は各SC周期においてD2D SPS資源を決定する必要はなく、第二の端末も各SC周期においてSCIをデコードしてD2D SPS資源を決定する必要はない。したがって、D2D通信効率が改善される。
図3を参照するに、本発明のある実施形態では、別のD2D通信方法の具体的な手順は次のとおり。
段階300:第一の端末が、D2D SPS資源情報を判別する。ここで、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのサイドリンク制御SC周期より大きい。
段階310:第一の端末が、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る。
本発明のこの実施形態において、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は一つの資源であってもよく、あるいは少なくとも二つの資源を含む資源グループであってもよい。これは本願では特に限定されない。資源は、時間領域資源および/または周波数領域資源を含む。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源を含み、第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1である。あるいはまた、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源および第三の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含み、第二の資源はサブフレーム3および周波数帯域2を含み、第三の資源はサブフレーム5および周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
上記の例では、資源は時間領域資源および周波数領域資源の両方を含む。もちろん、資源は代替的に、時間領域資源のみまたは周波数領域資源のみを含んでいてもよい。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源、第三の資源、第四の資源、第五の資源および第六の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1を含み、第二の資源は周波数帯域1を含み、第三の資源はサブフレーム3を含み、第四の資源は周波数帯域2を含み、第五の資源はサブフレーム5を含み、第六の資源は周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
第一の端末はD2D通信資源プールを二つの様式で判別する。第一の様式では、D2D通信資源プールは、RRCメッセージを使うことによって得られる;第二の様式では、D2D通信資源プールは、事前構成設定様式で得られる。
第一の端末がD2D通信資源プールを、基地局によって送られるRRCメッセージを使うことによって得る場合、第一の端末は、D2D SPS資源を、基地局の指示によって得てもよく、あるいはD2D SPS資源を競合ベースの仕方で得てもよいことを注意しておくべきである。第一の端末がD2D通信資源プールを事前構成設定様式で得る場合、第一の端末は、D2D SPS資源を、競合ベースの仕方でのみ得ることができる。本発明のこの実施形態において、第一の端末が、D2D SPS資源情報がD2D SPS資源およびD2D SPS利用可能期間を含むことを迅速に判別するために、D2D SPS資源情報はさらにSPSインジケーターを含む。SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
この場合、第一の端末は、デバイスツーデバイスD2D SPS資源情報を判別するために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別する。
すなわち、SPSインジケーターを判別した後、第一の端末は、D2D SPS資源情報が次の内容:D2D SPS資源およびD2D SPS利用可能期間、を含むことを知り、該情報を既存の仕方で送るのではなく、該情報をD2D SPS資源情報を使うことによって送る。
本発明のこの実施形態において、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
任意的に、第一の端末は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を第二の端末に送るために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送る。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態は、一対一のD2D通信シナリオに適用される。よって、前記情報を前記第二の端末に送る前に、第一の端末はさらに、第二の端末とマッチングされる必要がある。このようにして、第一の端末および第二の端末は、D2D通信を実行する相手となる具体的な端末を知る。
本発明のこの実施形態において、第一の端末が第二の端末とマッチングされるのは、基地局を使ってまたは競合ベースの仕方ででありうる。よって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第一の端末によって、D2D通信要求をProSeエンティティに送り、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信すること;または
前記第一の端末によってレイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択することであって、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、こと。
本発明のこの実施形態において、任意的に、D2D通信要求はOMA(Object Management Architecture、オブジェクト管理アーキテクチャー)端末管理メッセージであってもよい。
さらに、D2D通信要求をProSeエンティティに送った後、第一の端末はさらに、第一の端末および第二の端末の識別情報を得てもよい。第一の端末の識別情報はIMSI(International Mobile Subscriber Identity、国際モバイル加入者識別情報)、対応するモバイル通信電話番号などであってもよい。第二の端末の識別情報は、IMSI、対応するモバイル通信電話番号などであってもよい。
本発明のこの実施形態において、任意的に、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信するとき、第一の端末は、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を、PC3インターフェースを使うことによって受信する。
本発明のこの実施形態において、第一の端末はD2D SPS資源を基地局の指示によって決定してもよく、あるいはD2D SPS資源を競合ベースの仕方で得てもよい。よって、第一の端末は、D2D SPS資源情報を決定するために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信する。
本発明のこの実施形態において、任意的に、第一の端末は、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信するために、次の様式を使ってもよい:
第一の端末によって、前記基地局によって送られたDCIを受信する。該DCIが前記D2D SPS資源情報を含んでいる。
すなわち、D2D SPS資源情報はDCIにおいて担持される。
第一の端末が基地局の指示によって前記D2D SPS資源を得るとき、第一の端末が基地局のカバレッジ内であれば、第一の端末はさらに基地局によって送られたRRCメッセージを受信する必要がある。RRCメッセージは、第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールについての情報を担持する。
さらに、RRCメッセージはさらに第一の指示情報を担持してもよい。第一の指示情報は、競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るのではなく、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るよう第一の端末に命令するために使われる。
本発明のこの実施形態において、第一の端末および第二の端末はSCIおよび対応するD2D通信データをD2D通信資源プロトコルにおいて交換する。
あるいはまた、第一の端末は、D2D SPS資源情報を決定するために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定する。
第一の端末がD2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定するときは、第一の端末は基地局のカバレッジ内であってもよく、あるいは基地局のカバレッジ外であってもよいことを注意しておくべきである。第一の端末が基地局のカバレッジ内であるとき、第一の端末は、基地局の指示によってD2D通信資源プールを得てもよい。第一の端末が基地局のカバレッジ外であるとき、第一の端末は、事前構成設定様式でD2D通信資源プールを得てもよい。
第一の端末が基地局のカバレッジ内であるとき、基地局は、第一の端末にD2D通信資源プールを指示するためにRRCメッセージを使ってもよい。さらに、RRCメッセージは、第一の指示情報または第二の指示情報を担持していてもよい。第一の指示情報は、競合ベースの仕方で第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を得るのではなく、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るよう第一の端末に命令するために使われる。第二の指示情報は、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るのではなく、競合ベースの仕方で第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を得るよう第一の端末に命令するために使われる。
本発明のこの実施形態では、第一の端末が基地局のカバレッジ内にあるとき、第一の端末はまず、基地局によって送られたシステム情報を読むことによって、基地局によってD2D通信のために構成設定されているいくつかのD2D通信資源プールについての情報を得る。これらの資源プールにおいて、基地局は、基地局のカバレッジ内のすべての端末のための指定されたD2D通信資源プール(たとえばすべてのD2D通信資源プールのうちの第一のもの)を事前構成設定し、指定されたD2D通信資源プールは「一対一」D2D通信における送信または受信専用である。
基地局のカバレッジ外の端末は、事前構成設定された周波数スペクトルに対応するD2D通信資源プールにおいて資源を求めて競合する。
資源の無駄を避けるために、本発明のこの実施形態において、第一の端末がD2D SPS資源情報を決定した後、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第一の端末によってタイマーを開始し;
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送る。
さらに、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了したことを判別したとき、前記D2D SPS資源を解放する。
本発明のこの実施形態において、第一の端末によって維持されるタイマーが満了するとき、第一の端末は第二の端末とのD2D通信が終了し、D2D SPS資源が利用不能であると考え、第二の端末にD2D通信データを送ることをすぐに止める。
本発明のこの実施形態において、任意的に、D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含む。SCIはD2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含む。前記残りSPS時間は、現在のD2D SC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのD2D SC周期より大きい。
任意的に、第一の端末は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記D2D SPS利用可能期間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送る。
本発明のこの実施形態において、任意的に、残りSPS時間は式1を使うことによって計算されてもよい:
残りSPS時間=NSPS-Due−ΔNSC (式1)
ここで、NSPS-DueはD2D SPS利用可能期間を表わし、ΔNSCは現在のSC周期の終わりの瞬間と第一の端末がD2D SPS資源を使ってD2D通信を実行する開始の瞬間との間の時間差を表わす。
SCIが送信されるたびに、ΔNSCに基づいて残りSPS時間を計算するため、ΔNSCはそのSCIが属するSC周期の開始の瞬間に設定される。残りSPS時間は、送るためにSCIに含められる。
さらに、第二の端末がSCIを迅速に決定するために、SCIはさらにSCIインジケーターを含む。SCIインジケーターは、SCIがD2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
さらに、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは:
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む。
本発明のこの実施形態では、SCIがD2D SPSデータ資源、SPS周期、残りSPS時間およびSCIインジケーターを含むとき、SCIのフォーマットは表2に示されるものであってもよい。
Figure 2018534865
任意的に、SPSインジケーターが「1」であるとき、それはSCIが既存のSCIとは異なることを示す。D2D SPSデータ資源、SPS周期および残りSPS時間はSCIから決定されうる。
残りSPS時間が「000」であるとき、それは一つのSC周期が残っていることを示す。残りSPS時間が「001」であるとき、それは二つのSC周期が残っていることを示す。
同様に、SPS周期が「000」であるとき、それはSPS周期が一つのSC周期であることを示す。SPS周期が「001」であるとき、それはSPS周期が二つのSC周期であることを示す。
本発明のこの実施形態において、D2D通信遅延を短縮するために、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、D2D SPS利用可能期間において前記情報を第二の端末に送るとき、第一の端末は、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記情報を第二の端末に送るために、前記D2D SPS資源情報が決定された後の最初のSC周期を開始の瞬間として使う。
本発明のこの実施形態において、前記情報を第二の端末に送る前に、第一の端末は、RRC接続された状態にはいるためにRRC接続を確立する必要がある。RRC接続された状態にはいった後、第一の端末は基地局を使うことによってサービス要求をネットワーク側に送る。ネットワーク側がサービス要求を受信した後、ネットワーク・ノードMME(Mobility Management Entity、移動性管理エンティティ)が、呼び出されている第二の端末についてページングを開始し、基地局はページング・メッセージを第二の端末に送る。
任意的に、RRC接続確立プロセスを実装するための方法は次のようであってもよい。
段階1:第一の端末がRRC接続要求メッセージを基地局に送る。
段階2:基地局がRRC接続要求確立メッセージを第一の端末に送る。
段階3:第一の端末がRRC接続確立完了メッセージを基地局に送ってRRC接続確立を完了し、第一の端末は接続された状態にはいる。
RRC接続確立に関係したすべての情報は、第一の端末と基地局との間のRRC信号伝達を使うことによって交換される。
第一の端末が基地局のカバレッジ外にある場合には、上記のRRC接続確立プロセスを実行する必要はないことを注意しておくべきである。第一の端末が基地局のカバレッジ内にある場合に、上記のRRC接続確立プロセスが実行されてもよい。
基地局を使うことによって第一の端末からネットワーク側に報告されるサービス要求は、NAS(Non-Access Stratum、非アクセス層)メッセージに加えられてもよい。サービス要求は、要求されるサービスの型が「一対一」のD2D通信サービスであることを示し、サービス要求はさらに、呼び出される第二の端末の識別情報、たとえば呼び出される第二の端末に対応するモバイル通信電話番号を含む。
ネットワーク側のMMEは、呼び出される第二の端末の識別情報をデコードによって取得して、呼び出される第二の端末についてのページングを開始する。基地局は、呼び出される第二の端末をアドレッシングしてRRC接続を確立するよう呼び出される第二の端末をトリガーするために、呼び出される第二の端末にページング・メッセージを送る。
この解決策において、第一の端末にとって利用可能なD2D SPS資源のD2D SPS利用可能期間は一つのSC周期よりも大きく、D2D SPS利用可能期間において、第一の端末はD2D SPS資源を一度だけ決定する必要があり、第二の端末もSCIを一度だけデコードしてD2D SPS資源を決定する必要がある。このようにして、第一の端末は各SC周期においてD2D SPS資源を決定する必要はなく、第二の端末も各SC周期においてSCIをデコードしてD2D SPS資源を決定する必要はない。したがって、D2D通信効率が改善される。
図4を参照するに、本発明のある実施形態において、もう一つのD2D通信方法の具体的な手順は次のとおり。
段階400:第二の端末が、第一の端末によって送られたサイドリンク制御情報SCIをデコードする。前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
段階410:第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する。
さらに、第二の端末がD2D SPS資源情報を迅速に判別するために、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
この場合、第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに、以下の動作を含む:
前記第二の端末によって、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別する。
さらに、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは:
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することを含む。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持する。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われる。前記Mビットおよび前記Nビットの和は前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しい。
第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得し;
前記第二の端末によって、MACデータ・パケットを受信し、前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し;
前記第二の端末によって、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別することを含む。
本発明のこの実施形態において、第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第二の端末によって、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信する。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第二の端末が、前記第一の端末によって送られたSCIを受信した後、本方法はさらに、次の動作を実行する:
前記第二の端末によってタイマーを開始する。
この場合、任意的に、第二の端末は、次のような仕方で、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する:
前記タイマーが満了しないときに、前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する。
すなわち、第二の端末によって維持されているタイマーが満了するとき、第二の端末は第一の端末によって送られたD2D通信データの受信をすぐに停止し、第一の端末とのD2D通信が終わりであり、D2D SPS資源が利用不可能であると考える。
本発明のこの実施形態において、第二の端末がSCIをデコードする前に、本方法はさらに次の動作を含む:
第二の端末によって、基地局によって送られたページング・メッセージを受信し、該ページング・メッセージに従ってRRC接続を確立して、RRC接続状態にはいる。
この解決策において、第一の端末から最初にSCIを受信した後、第二の端末は残りSPS時間において対応するSCIをデコードすることを続け、デコードによって得られたSCI情報に従って、残りSPS時間におけるD2D SPSデータ資源の位置を決定して、残りSPS時間においてD2D通信データを送信するために第一の端末によって使われたD2D SPSデータ資源を得る。残りSPS時間は一つのSC周期よりも大きい。よって、第二の端末は、各SC周期においてSCIをデコードする必要はなく、SCIデコードの複雑さが低減され、D2D通信効率が改善される。
図5Aを参照するに、本発明のある実施形態において、基地局が提供される。基地局は処理ユニット50および送信ユニット51を含む。
処理ユニット50は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信ユニット51は、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送るよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含む。該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット50はさらに:前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、任意的に、処理ユニット50が前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送ることは具体的には:
下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送ることであり、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する。
本発明のこの実施形態において、前記基地局はさらに、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニット52を含み、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
送信ユニット51はさらに、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送するよう構成される。
図5Bを参照するに、基地局の概略図が与えられている。基地局はプロセッサ500および送信器510を含む。
プロセッサ500は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信器510は、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送るよう構成される。
プロセッサ500はさらに、処理ユニット50によって実行される別の動作を実行するよう構成され、送信器510はさらに送信ユニット51によって実行される別の動作を実行するよう構成されることを注意しておくべきである。基地局はさらに、受信ユニット52によって実行される動作を実行するよう構成された受信器520を含む。
図6Aを参照するに、本発明のある実施形態において、第一の端末の概略図が与えられている。第一の端末は処理ユニット60および送信ユニット61を含む。
処理ユニット60は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信ユニット61は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
処理ユニット60が、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定することは、具体的には:
前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することである。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
送信ユニット61が、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることである。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態において、さらに、送信ユニット61はさらに、D2D通信要求をProSeエンティティに送るよう構成される。
前記第一の端末はさらに、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニット62を含む。
あるいはまた、処理ユニット60がさらに、レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からレイヤー2識別子を選択するよう構成され、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記第一の端末はさらに、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信するよう構成された前記受信ユニット62を含む。
本発明のこの実施形態において、任意的に、処理ユニット60がD2D SPS資源情報を決定することは具体的には:
前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することである。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット60はさらに、タイマーを開始するよう構成される。
送信ユニット61はさらに:処理ユニット60が前記タイマーが満了することを判別する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送るよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット60はさらに、前記タイマーが満了したことを判別する前に前記D2D SPS資源を解放するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含む。
前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含む。前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
送信ユニット61が、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記SCIはさらにSCIインジケーターを含む。前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
送信ユニット61によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
図6Bを参照するに、本発明のある実施形態において、端末装置の概略図が与えられている。端末装置はプロセッサ600および送信器610を含む。
プロセッサ600は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含む。前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信器610は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るよう構成される。
プロセッサ600はさらに処理ユニット60によって実行される別の動作を実行するよう構成され、送信器610はさらに送信ユニット61によって実行される別の動作を実行するよう構成されることを注意しておくべきである。本端末装置はさらに、受信ユニット62によって実行される動作を実行するよう構成された受信器620を含む。
図7Aを参照するに、本発明のある実施形態において、第二の端末が提供される。第二の端末は処理ユニット70および受信ユニット71を含む。
処理ユニット70は、第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードするよう構成される。前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
受信ユニット71は、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
処理ユニット70はさらに、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
受信ユニット71が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは、具体的には:
前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することである。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持する。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われる。前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しい。
処理ユニット70はさらに、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得するよう構成される。
受信ユニット71はさらに、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信するよう構成される。
処理ユニット70はさらに、受信ユニット71によって受信された前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、受信ユニット71はさらに、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成される。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット70はさらに、タイマーを開始するよう構成される。
受信ユニット71が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは具体的には、
処理ユニット70が前記タイマーが満了しないと判定するときに、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することである。
図7Bを参照するに、本発明のある実施形態において、第二の端末の概略図が与えられている。第二の端末はプロセッサ700および受信器710を含む。
プロセッサ700は、第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードするよう構成される。前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
受信器710は、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信するよう構成される。
プロセッサ700はさらに、処理ユニット70によって実行される別の動作を実行するよう構成され、受信器710はさらに、受信ユニット71によって実行される別の動作を実行するよう構成されることを注意しておくべきである。
本発明のある実施形態では、通信システムがさらに提供され、該通信システムは図5Aまたは図5Bに示される基地局と、図6Aまたは図6Bに示される第一の端末と、図7Aまたは図7Bに示される第二の端末とを含む。
当業者は、本発明の実施形態が方法、システムまたはコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供されうることを理解するはずである。よって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを用いた実施形態の形を使いうる。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラム・コードを含む(ディスク・メモリ、CD-ROM、光学式メモリなどを含むがそれに限られない)一つまたは複数のコンピュータ使用可能記憶媒体上に実装されるコンピュータ・プログラム・プロダクトの形を使ってもよい。
本発明は方法、本発明の実施形態に基づくデバイス(システム)およびコンピュータ・プログラム・プロダクトのフローチャートおよび/またはブロック図を参照して記述されている。フローチャートおよび/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロックならびにフローチャートおよび/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実装するために、コンピュータ・プログラム命令が使われてもよいことは理解しておくべきである。コンピュータ・プログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みコンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサが機械を生成するために提供されてもよく、それによりコンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサによって実行された命令が、フローチャートにおける一つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図における一つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装するための装置を生成する。
前記コンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスに、特定の仕方で機能するよう命令できるこれらのコンピュータ・プログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶されてもよい。よって、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、命令装置を含む人工物を生成する。命令装置は、フローチャートにおける一つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図における一つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装する。
これらのコンピュータ・プログラム命令はコンピュータまたは別のプログラム可能なデータ処理デバイスにロードされてもよく、それにより一連の動作および段階がコンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行され、それによりコンピュータ実装される処理を生成する。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行される命令は、フローチャートにおける一つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図における一つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装するための段階を提供する。
本発明のいくつかの好ましい実施形態が記載されたが、当業者は、ひとたび基本的な発明概念がわかれば、これらの実施形態に変更および修正を行なうことができる。よって、以下の請求項は上記の好ましい実施形態および本発明の範囲内にはいるすべての変更および修正をカバーすると解釈されることが意図されている。
明らかに、当業者は、本発明の実施形態の精神および範囲から外れることなく、本発明の実施形態にさまざまな修正および変形を行なうことができる。本発明は、以下の請求項およびその等価な技術によって定義される保護の範囲内にはいる限り、これらの修正および変形をカバーすることが意図されている。
本発明は、通信技術の分野に、詳細にはD2D通信方法、装置およびシステムに関する。
第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPPロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)セルラー通信システムにおける重要な特徴およびキーとなる技術として、デバイスツーデバイス(Device-to-Device、D2D)通信技術が近年、徐々にグローバル無線通信業界における研究の焦点となっており、無線通信の学術および産業界において高い関心を集め、広く研究されている。D2D通信は次の利点をもつ:(1)ユーザー装置(User Equipment、UE)間のデータ伝送のレートおよびUE間の情報交換の容量が事実上改善される;(2)必要とされる電波資源が低減され、資源利用率が改善される;(3)UE間のデータ交換の通信遅延が事実上短縮される。
D2D通信は、UEどうしが無線通信リンクを使うことによって互いと直接的に情報を交換し、無線データを伝送してもよいことを意味する。これは、異なるUEの間の無線通信が進化型ノードB(Evolved NodeB、eNodeB)によって実行される転送によって実装される必要がある通常のセルラー・ネットワークにおける通信と異なっている。さらに、LTEネットワークのカバレッジ外のUEも、互いとの無線通信を実行するためにD2D通信技術を使うことができる。図1Aに示されるように、図1Aから、ネットワーク・カバレッジ内のUE1およびUE2がD2D通信を実装でき、ネットワーク・カバレッジ外のUE3およびUE4もD2D通信を実装できることがわかる。
D2D通信手順は図1Bに示されている。具体的な段階は次のとおり。
段階1:UE1がSLグラント(Sidelink Grant、D2Dサイドリンク資源承認)を得る。ここで、SLグラントは、UE1にとって利用可能なD2D通信資源プールにおける、ある利用可能なD2D通信資源を示すために使われ、該D2D通信資源の利用可能な期間は一つのサイドリンク制御(Sidelink Control、SC)周期である。
段階2:一つのSC周期において、UE1はD2D通信資源プールにおける、ある利用可能なSC資源を、サイドリンク制御情報(Sidelink Control Information、SCI)を送るために使う。
SCIは、段階1において割り当てられたD2Dデータ資源の時間‐周波数位置を示すために使われ、それにより受信端のUE2は、受信されたSCIをデコードすることによって、D2Dデータ送信を実行するためにUE1によって使用されるデータ資源の位置を決定できる。
段階3:一つのSC周期において、UE2がSCIを受信し、デコードし、該SCIに従って、D2D通信データを送るためにUE1によって使用されるD2Dデータ資源の位置を決定する。
段階4:UE1は、前記D2Dデータ資源を使うことによってD2D通信を実行して、D2D通信データを送信する。
段階5:UE2は、段階3で決定されたD2Dデータ資源の位置に従って、UE1によって送られたD2D通信データを受信する。
現在のところ、D2D通信プロセスにおいて、毎回割り当てられるD2D通信資源の利用可能な期間は一つのSC周期だけである。この場合、それぞれのSC周期において、送信端はD2D通信資源を決定し直す必要があり、受信端も該D2D通信資源を決定し直す必要がある。よって、D2D通信の効率は比較的低い。
本発明の実施形態は、現行のD2D通信プロセスにおける比較的低い効率の問題を解決するためのD2D通信方法、装置およびシステムを提供する。
第一の側面によれば、通信方法であって:
基地局によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階であって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、段階と;
前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る段階とを含む、
方法が提供される。
第一の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
第一の側面または第一の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる。
第一の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、基地局によってD2D SPS資源情報を決定する前に、本方法はさらに:
前記基地局によって、前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;
前記基地局によって、前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定することを含む。
第一の側面または第一の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る段階は:
前記基地局によって、下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送る段階を含み、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する。
第一の側面または第一の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る前に、本方法はさらに:
前記基地局によって、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信する段階であって、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、段階と;
前記基地局によって、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送する段階とを含む。
第二の側面によれば、通信方法であって:
第一の端末によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階であって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、段階と;
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る段階とを含む、
方法が提供される。
第二の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われ、
第一の端末によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階は:
前記第一の端末によって、前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することを含む。
第二の側面または第二の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る段階は:
前記第一の端末によって、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることを含む。
第二の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る前に、本方法は:
前記第一の端末によって、D2D通信要求をProSeエンティティに送り、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信すること;または
前記第一の端末によって前記レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択することであって、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、ことを含む。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定する段階は:
前記第一の端末によって、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信することを含む。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定する段階は:
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することを含む。
前記第二の側面の第六の可能な実装を参照するに、第七の可能な実装では、第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定した後、本方法はさらに:
前記第一の端末によってタイマーを開始し;
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることを含む。
前記第二の側面の第七の可能な実装を参照するに、第八の可能な実装では、本方法はさらに:
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了したことを判別したとき、前記D2D SPS資源を解放することを含む。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第八の可能な実装を参照するに、第九の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含み;
前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きく;
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る段階は:
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む。
第二の側面または第二側面の第一ないし第九の可能な実装を参照するに、第十の可能な実装では、前記SCIはさらにSCIインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
第二の側面または第二の側面の第一ないし第十の可能な実装を参照するに、第十一の可能な実装では、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは:
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む。
第三の側面によれば、通信方法であって:
第二の端末によって、第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードする段階であって、前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい、段階と;
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する段階とを含む、
方法が提供される。
第三の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われ、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別することを含む。
第三の側面または第三の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階は:
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することを含む。
第三の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第三の側面または第三の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持し、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われ、前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しく、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得し;
前記第二の端末によって、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信し、前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し;
前記第二の端末によって、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別することを含む。
第三の側面または第三の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信することを含み、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第三の側面または第三の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、第二の端末によって、前記第一の端末によって送られたSCIを受信した後、本方法はさらに:
前記第二の端末によってタイマーを開始することを含み、
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階は、
前記タイマーが満了しないときに、前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することを含む。
第四の側面によれば、基地局であって:
デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成された処理ユニットであって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、処理ユニットと;
前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送るよう構成された送信ユニットとを含む、
基地局が提供される。
第四の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
第四の側面または第四の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる。
第四の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに:前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定するよう構成される。
第四の側面または第四の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、処理ユニットが前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送ることは具体的には:
下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送ることであり、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する。
第四の側面または第四の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記基地局はさらに、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニットを含み、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われ、
前記送信ユニットは、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送するようさらに構成される。
第五の側面によれば、第一の端末であって:
デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成された処理ユニットであって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、処理ユニットと;
前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るよう構成された送信ユニットとを含む、
第一の端末が提供される。
第五の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われ、
処理ユニットが、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定することは、具体的には:
前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することである。
第五の側面または第五の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
送信ユニットが、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることである。
第五の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記送信ユニットはさらに、D2D通信要求をProSeエンティティに送るよう構成され、
前記第一の端末がさらに、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニットを含む;または
前記処理ユニットがさらに、前記レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択するよう構成され、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記第一の端末はさらに、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信するよう構成された前記受信ユニットを含む。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、処理ユニットがD2D SPS資源情報を決定することは具体的には:
前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することである。
前記第五の側面の第六の可能な実装を参照するに、第七の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに、タイマーを開始するよう構成され;
前記送信ユニットはさらに:前記処理ユニットが前記タイマーが満了することを判別する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送るよう構成される。
前記第五の側面の第七の可能な実装を参照するに、第八の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに、前記タイマーが満了したことを判別する前に前記D2D SPS資源を解放するよう構成される。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第八の可能な実装を参照するに、第九の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含み;
前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きく;
送信ユニットが、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第九の可能な実装を参照するに、第十の可能な実装では、前記SCIはさらにSCIインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
第五の側面または第五の側面の第一ないし第十の可能な実装を参照するに、第十一の可能な実装では、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記送信ユニットによって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
第六の側面によれば、第二の端末であって:
第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードするよう構成された処理ユニットであって、前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい、処理ユニットと;
前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信するよう構成された受信ユニットとを含む、
第二の端末が提供される。
第六の側面を参照するに、第一の可能な実装では、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われ、
前記処理ユニットはさらに、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別するよう構成される。
第六の側面または第六の側面の第一の可能な実装を参照するに、第二の可能な実装では、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
受信ユニットが、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは、具体的には:
前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することである。
第六の側面の第二の可能な実装を参照するに、第三の可能な実装では、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
第六の側面または第六の側面の第一ないし第三の可能な実装を参照するに、第四の可能な実装では、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持し、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われ、前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しく、
前記処理ユニットはさらに、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得するよう構成され;
前記受信ユニットはさらに、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信するよう構成され;
前記処理ユニットはさらに、前記受信ユニットによって受信された前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別するよう構成される。
第六の側面または第六の側面の第一ないし第四の可能な実装を参照するに、第五の可能な実装では、前記受信ユニットはさらに、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成され、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第六の側面または第六の側面の第一ないし第五の可能な実装を参照するに、第六の可能な実装では、前記処理ユニットはさらに、タイマーを開始するよう構成され、
受信ユニットが、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは具体的には、
前記処理ユニットが前記タイマーが満了しないと判定するときに、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することである。
第七の側面によれば、第四の側面または第四の側面の第一ないし第五の可能な実装に基づく基地局と、第五の側面または第五の側面の第一ないし第十一の可能な実装に基づく第一の端末と、第六の側面または第六の側面の第一ないし第六の可能な実装に基づく第二の端末とを含む通信システムが提供される。
本発明の実施形態は、D2D通信方法を提供する。この解決策において、第一の端末にとって利用可能なD2D SPS資源のD2D SPS利用可能期間は一つのSC周期よりも大きく、D2D SPS利用可能期間において、第一の端末はD2D SPS資源を一度だけ決定する必要があり、第二の端末もSCIを一度だけデコードしてD2D SPS資源を決定する必要がある。このようにして、第一の端末は各SC周期においてD2D SPS資源を決定する必要はなく、第二の端末も各SC周期においてSCIをデコードしてD2D SPS資源を決定する必要はない。したがって、D2D通信効率が改善される。
従来技術におけるD2D通信シナリオのアーキテクチャー図である。 従来技術におけるD2D通信のフローチャートである。 本発明のある実施形態に基づく通信フローチャートである。 本発明のある実施形態に基づくもう一つの通信フローチャートである。 本発明のある実施形態に基づくもう一つの通信フローチャートである。 本発明のある実施形態に基づく基地局の概略図である。 本発明のある実施形態に基づく基地局のもう一つの概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第一の端末の概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第一の端末のもう一つの概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第二の端末の概略図である。 本発明のある実施形態に基づく第二の端末のもう一つの概略図である。
本発明の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、下記は、付属の図面を参照して、さらに本発明を詳細に記述する。明らかに、記載される実施形態は本発明の実施形態の単に一部であって、全部ではない。本発明のこれらの実施形態に基づいて創造的な努力なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は本発明の保護範囲内にはいる。
本発明において記載される解決策の理解の簡単のため、本発明において使われる技術用語および適用可能なシナリオについて下記で手短かに述べておく。
本発明において使われる技術用語は次のとおり。
D2D通信:D2D通信は、UEどうしが無線通信リンクを使うことによって互いと直接的に情報交換および無線データ伝送を実行できることを意味する。これは、データおよび情報が基地局によって転送される通常のセルラー通信と異なっている。
D2D通信データ:D2D通信データは、D2D通信によってUEによって送信されるサービス・データである。
ProSe Function:既存の3GPPプロトコルにおいて、ProSeファンクションはLTEシステムにおいてコア・ネットワーク側に位置するネットワーク・ノードであり、D2D通信においてUEを許諾し、該UEのためのパラメータ構成設定を実行するよう構成される。ネットワーク・ノードとして、ProSe Functionは独立したデバイスであってもよく、あるいはデバイスの機能モジュールであってもよい。
ネットワーク側:ネットワーク側はLTEネットワークおよび関係したネットワーク・ノードである。本発明において、ネットワーク側は主として基地局、移動性管理エンティティ(Mobile Management Entity、MME)およびProSe Functionまたは別のノードを含む。
D2D通信において使われる無線通信資源および対応する資源割り当て機構は、D2D通信パフォーマンスに影響する主要な要因である。基地局は、D2D通信によって引き起こされる、既存のLTEネットワークにおけるセルラー通信への干渉を避けるために、D2D通信に専用のいくつかの「D2D通信資源プール」を構成設定する。「資源プール」は、無線通信のために使われる時間および周波数資源の集合である。「D2D通信資源プール」は二つの資源プールを含み、該二つの資源プールは時間シーケンスになっている。前者の資源プールに含まれる資源は「SC資源」と称され、資源スケジューリングおよび割り当てに関係したSCIを送信するために使われる。後者の資源プールに含まれる資源は「D2Dデータ資源」と称され、D2D通信データを送信するためにUEによって使われる。各D2D通信資源プールは「D2D SC周期」と称される周期をもち、D2D通信資源プールは、対応するD2D SC周期に従って周期的に再使用される。
D2D通信では、24ビットの長さをもつ専用の「レイヤー2識別子」が各UEにさらに割り当てられ、UE間のD2D通信アドレッシングのために使われる。D2D通信アドレッシングとは、送信端が送られるべきSCIおよびD2D通信データに「レイヤー2識別子」を加え、受信時には、受信端が、デコードによって得られる「レイヤー2識別子」に従って、その受信端とD2D通信を実行する特定のUEによって送られたデータを選択的に受信し、それによりその受信端に関係しないD2D通信データを誤って受信することを避けることを意味する。
具体的には、D2D通信データを送るとき、送信端は、「レイヤー2識別子」の最初の8ビットを、送られるべきSCIに加え、残りの16ビットを、該SCIによって指示されるD2Dデータ資源上で送信される媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)データ・パケットのヘッダに加える。対応して、D2Dデータを受信するときは、受信端はまずSCIから「レイヤー2識別子」の前記8ビットを得るデコードを実行し、該SCIによって指示される資源で受信されるMACデータ・パケットのヘッダから残りの16ビットを選択的に取得するデコードを実行する。デコードによって得られた「レイヤー2識別子」が受信端UEの「レイヤー2識別子」に完全に一致するときにのみ、受信端は対応するD2D通信データが実際にその受信端とD2D通信を実行する送信端からのものであると判定し、該D2D通信データを受信する。そうでない場合には、受信端は該D2D通信データを受信しない。
既存のD2D通信システムでは、基地局のカバレッジ内のUEについて、基地局は、ネットワーク・ノード「ProSe function」を使うことによって「レイヤー2識別子」を割り当て、PC3インターフェースを使うことによって該「レイヤー2識別子」をそのUEに送る。基地局のカバレッジ外のUEについては、UEの対応する「レイヤー2識別子」はUEに事前構成設定されている。
現行の3GPPに関係する規格および技術仕様によれば、D2D通信の主な応用シナリオは「一対一」D2D通信である。図1Aに示されるように、「一対一」D2D通信は、二つの特定のUEがD2D通信を実行する前にマッチングおよび同期を実行して「D2D通信対」を形成し、ユニキャスト(Uni-cast)に基づいて情報を送信するD2D通信様式である。「一対一」通信では、送信端UEはD2D通信データを特定のUEに送信する。対応して、受信端UEは該特定のUEによって送られたデータを受信する。図1Aに示されるように、LTEネットワークのカバレッジ内にあるUE1およびUE2は、基地局と信号を交換することによってネットワークの制御のもとでマッチングおよび同期を実行してD2D通信対を形成し、LTEシステムの周波数帯域を多重化することによってD2D通信を実行してもよい。LTEネットワークのカバレッジ外にあるUE3およびUE4は、UE3とUE4の間でD2D同期信号を伝送することによってまたは既存の短距離無線通信技術(ブルートゥースなど)を使うことによって自律的にマッチングおよび同期を実行してD2D通信対を形成し、ネットワーク事業者によって事前構成設定された周波数スペクトル上でカバレッジ外D2D通信を実行してもよい。
本発明において使われる具体的なネットワーク要素は次のとおり。
基地局:基地局の主な機能は、LTEシステムではUEのものである無線通信および関係した制御機能を実装することである。
端末;端末の主な機能は、モバイル加入者の無線データ送信および受信を実装することである(本発明では、端末は主として、D2D通信を実行するUEである)。
基地局スケジューラ:基地局スケジューラの主な機能は、複数のユーザー装置(UEを協調させてLTEシステムにおいて電波資源を割り当てることである。
下記は、付属の図面を参照しつつ、本発明の好ましい実装を詳細に記述する。本稿に記載される好ましい実施形態は単に本発明を記述し、説明するために使われるのであって、本発明を限定することは意図されていないことを理解しておくべきである。加えて、本願における実施形態および実施形態における特徴は、互いに矛盾しなければ相互に組み合わされてもよい。
下記は、付属の図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に記述する。図2を参照するに、本発明のある実施形態では、D2D通信方法の具体的な手順は次のとおり。
段階200:基地局が、D2D半持続的スケジューリング(Semi-Persistent Scheduling、SPS)資源情報を決定。ここで、前記D2D SPS資源情報は、D2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのSC周期より大きい。
段階210:基地局が、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る。
本発明のこの実施形態では、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は一つの資源であってもよく、あるいは少なくとも二つの資源を含む資源グループであってもよい。これは本願では特に限定されない。資源は、時間領域資源および/または周波数領域資源を含む。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源を含み、第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1である。あるいはまた、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源および第三の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含み、第二の資源はサブフレーム3および周波数帯域2を含み、第三の資源はサブフレーム5および周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
上記の例では、資源は時間領域資源および周波数領域資源の両方を含む。もちろん、資源は代替的に、時間領域資源のみまたは周波数領域資源のみを含んでいてもよい。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源、第三の資源、第四の資源、第五の資源および第六の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1を含み、第二の資源は周波数帯域1を含み、第三の資源はサブフレーム3を含み、第四の資源は周波数帯域2を含み、第五の資源はサブフレーム5を含み、第六の資源は周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
本発明のこの実施形態では、任意的に、D2D SPS利用可能期間の基本単位としてSC周期が使われてもよい。すなわち、D2D SPS資源利用可能期間はX個のSC周期であってもよく、Xは1以上の正の数である。
たとえば、D2D SPS利用可能期間は10 SC周期であってもよく、20 SC周期であってもよく、あるいは30 SC周期であってもよく、もちろん別の量のSC周期であってもよい。これは本願において特に限定されない。
本発明のこの実施形態において、さらに、D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
本発明のこの実施形態において、任意的に、SC周期がSPS周期の基本単位として使われる。すなわち、SPS周期はX個のSC周期であってもよく、Xは1以上の正の数である。
たとえば、SPS周期は一つのSC周期であってもよく、2 SC周期であってもよく、あるいは3 SC周期であってもよく、もちろん別の量のSC周期であってもよい。これは本願において特に限定されない。
段階200ないし段階210において、基地局が第一の端末に対して、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を指示することが記載されている。したがって、第一の端末は、基地局のカバレッジ内である。この場合、基地局はさらに、第一の端末に対して、第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールについての情報を送る必要がある。したがって、本発明のこの実施形態において、基地局がD2D SPS資源情報を決定する前に、本方法はさらに、次の動作を含む:
前記基地局によって、前記第一の端末に、電波資源制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージを送る。ここで、RRCメッセージは第一の端末にとって利用可能なD2D通信資源プールについての情報を担持する。
さらに、RRCメッセージはさらに、第一の指示情報を担持していてもよい。第一の指示情報は、競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るのではなく、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るよう第一の端末に命令するために使われる。
第二の端末もD2D通信資源プールを決定する必要があるので、基地局は前記RRCメッセージを第二の端末にも送る必要がある。第一の端末および第二の端末の両方が前記D2D通信資源プールを決定したのち、D2D通信資源プールの構成設定が完了される。
さらに、前記RRCメッセージを第一の端末に送った後、基地局はさらに次の動作を実行する必要がある:
前記基地局によって、第一の端末によって送られた、D2D通信において送信される必要のあるデータの量を報告するD2D ProSeバッファ状態レポート(Buffer Status Report、BSR)を受信する。
本発明のこの実施形態において、さらに、基地局がD2D SPS資源情報を決定する前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記基地局によって、前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を決定し;
前記基地局によって、前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定することを含む。
たとえば、SPS周期はD2D通信データ生成周期とSC周期の最小公倍数に設定される。
本発明のこの実施形態では、基地局は、第一の端末のD2D通信データ生成周期を決定するために次の様式を使ってもよい:
第一の端末によって送られたスケジューリング要求に従って、基地局によって、第一の端末の送信されるべきD2D通信データが周期的な生成特性をもち、周期的にスケジューリングされる必要があることを判別し;前記D2D通信データ生成周期を得る。
たとえば、前記基地局は、第一の端末によってスケジューリング要求を報告する頻度およびProSe BSRにおいて報告されるデータ量を感知することによって対応するD2D通信データ生成周期を得てもよい。
別の例として、基地局は、D2D通信データ生成周期を得るために、第一の端末によって送られたProSe BSRに含まれる論理チャネル・グループ識別情報(Logical Channel Group Identity、LCGID)を使うことによって、第一の端末の送信されるべきD2D通信データが、ボイスオーバーインターネットプロトコル(Voice over Internet Protocol、VoIP)音声データまたはストリーミング・メディアのような周期的な特性をもつデータの型であることを判別してもよい。
本発明のこの実施形態では、任意的に、基地局は、第一の端末にD2D SPS資源情報を送るために次の様式を使ってもよい:
前記基地局によって、下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)を前記第一の端末に送る。前記DCIは前記D2D SPS資源情報を担持する。
たとえば、D2D SPS資源情報はDCIを含み、DCIは表1に示されてもよい。
Figure 2018534865
本発明のこの実施形態では、D2D SPS資源情報がSPSインジケーターを含む場合、D2D SPS資源情報はDCIにおいて担持され、DCIを受信するとき、第一の端末はSPSインジケーターに従って、DCIが従来技術におけるDCIではなく、D2D SPS資源情報を含むDCIであることを判別する。
本発明のこの実施形態では、基地局が前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記基地局によって、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信する段階であって、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、段階と;
前記基地局によって、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送する段階。
すなわち、一対一のD2D通信シナリオでは、第一の端末および第二の端末は、互いによってのみ認識されることができる識別情報をもつ必要があり、該識別情報は基地局によってそれら二つの端末に割り当てられる必要がある。
任意的に、基地局は、レイヤー2識別子を第一の端末および第二の端末にPC3インターフェースを使って送ってもよい。
本発明のこの実施形態において、D2D SPS資源情報を第一の端末に送った後、基地局はさらに次の動作を実行する必要がある:
基地局によって、タイマーを開始し;タイマーが満了するときに、第一の端末に割り当てられたD2D SPS資源を解放する。
本発明のこの実施形態では、上記のプロセスにおいて、第一の端末が基地局のカバレッジ内にあり、競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るのではなく基地局の指示によってD2D SPS資源を決定することが記述される。
もちろん、実際の応用では、代替的に次のケースが含まれてもよい:第一の端末が基地局のカバレッジ内にあり、基地局の指示によってD2D SPS資源を決定するのではなく競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得る。この場合、基地局は第一の端末にD2D SPS資源情報を送らず、第一の端末にRRCメッセージを送ってもよい。RRCメッセージは、第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールについての情報を担持する。
さらに、RRCメッセージは、代替的に第二の指示情報を担持してもよい。第二の指示情報は、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得る代わりに競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るよう第一の端末に命令するために使われる。
この解決策では、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源のD2D SPS利用可能期間は一つのSC周期よりも大きく、D2D SPS利用可能期間において、第一の端末はD2D SPS資源を一度だけ決定する必要があり、第二の端末もSCIを一度だけデコードしてD2D SPS資源を決定する必要がある。このようにして、第一の端末は各SC周期においてD2D SPS資源を決定する必要はなく、第二の端末も各SC周期においてSCIをデコードしてD2D SPS資源を決定する必要はない。したがって、D2D通信効率が改善される。
図3を参照するに、本発明のある実施形態では、別のD2D通信方法の具体的な手順は次のとおり。
段階300:第一の端末が、D2D SPS資源情報を判別する。ここで、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのサイドリンク制御SC周期より大きい。
段階310:第一の端末が、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る。
本発明のこの実施形態において、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は一つの資源であってもよく、あるいは少なくとも二つの資源を含む資源グループであってもよい。これは本願では特に限定されない。資源は、時間領域資源および/または周波数領域資源を含む。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源を含み、第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1である。あるいはまた、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源および第三の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1および周波数帯域1を含み、第二の資源はサブフレーム3および周波数帯域2を含み、第三の資源はサブフレーム5および周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
上記の例では、資源は時間領域資源および周波数領域資源の両方を含む。もちろん、資源は代替的に、時間領域資源のみまたは周波数領域資源のみを含んでいてもよい。
たとえば、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源は第一の資源、第二の資源、第三の資源、第四の資源、第五の資源および第六の資源を含む。第一の資源はサブフレーム1を含み、第二の資源は周波数帯域1を含み、第三の資源はサブフレーム3を含み、第四の資源は周波数帯域2を含み、第五の資源はサブフレーム5を含み、第六の資源は周波数帯域5を含む。この場合、第一の端末に利用可能なサブフレームはサブフレーム1、サブフレーム3およびサブフレーム5であり、第一の端末に利用可能な周波数帯域は周波数帯域1、周波数帯域2および周波数帯域5である。
第一の端末はD2D通信資源プールを二つの様式で判別する。第一の様式では、D2D通信資源プールは、RRCメッセージを使うことによって得られる;第二の様式では、D2D通信資源プールは、事前構成設定様式で得られる。
第一の端末がD2D通信資源プールを、基地局によって送られるRRCメッセージを使うことによって得る場合、第一の端末は、D2D SPS資源を、基地局の指示によって得てもよく、あるいはD2D SPS資源を競合ベースの仕方で得てもよいことを注意しておくべきである。第一の端末がD2D通信資源プールを事前構成設定様式で得る場合、第一の端末は、D2D SPS資源を、競合ベースの仕方でのみ得ることができる。本発明のこの実施形態において、第一の端末が、D2D SPS資源情報がD2D SPS資源およびD2D SPS利用可能期間を含むことを迅速に判別するために、D2D SPS資源情報はさらにSPSインジケーターを含む。SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
この場合、第一の端末は、デバイスツーデバイスD2D SPS資源情報を判別するために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別する。
すなわち、SPSインジケーターを判別した後、第一の端末は、D2D SPS資源情報が次の内容:D2D SPS資源およびD2D SPS利用可能期間、を含むことを知り、該情報を既存の仕方で送るのではなく、該情報をD2D SPS資源情報を使うことによって送る。
本発明のこの実施形態において、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
任意的に、第一の端末は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を第二の端末に送るために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送る。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態は、一対一のD2D通信シナリオに適用される。よって、前記情報を前記第二の端末に送る前に、第一の端末はさらに、第二の端末とマッチングされる必要がある。このようにして、第一の端末および第二の端末は、D2D通信を実行する相手となる具体的な端末を知る。
本発明のこの実施形態において、第一の端末が第二の端末とマッチングされるのは、基地局を使ってまたは競合ベースの仕方ででありうる。よって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第一の端末によって、D2D通信要求をProSeエンティティに送り、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信すること;または
前記第一の端末によってレイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択することであって、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、こと。
本発明のこの実施形態において、任意的に、D2D通信要求はオブジェクト管理アーキテクチャー(Object Management Architecture、OMA)端末管理メッセージであってもよい。
さらに、D2D通信要求をProSeエンティティに送った後、第一の端末はさらに、第一の端末および第二の端末の識別情報を得てもよい。第一の端末の識別情報は国際モバイル加入者識別情報(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)、対応するモバイル通信電話番号などであってもよい。第二の端末の識別情報は、IMSI、対応するモバイル通信電話番号などであってもよい。
本発明のこの実施形態において、任意的に、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信するとき、第一の端末は、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を、PC3インターフェースを使うことによって受信する。
本発明のこの実施形態において、第一の端末はD2D SPS資源を基地局の指示によって決定してもよく、あるいはD2D SPS資源を競合ベースの仕方で得てもよい。よって、第一の端末は、D2D SPS資源情報を決定するために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信する。
本発明のこの実施形態において、任意的に、第一の端末は、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信するために、次の様式を使ってもよい:
第一の端末によって、前記基地局によって送られたDCIを受信する。該DCIが前記D2D SPS資源情報を含んでいる。
すなわち、D2D SPS資源情報はDCIにおいて担持される。
第一の端末が基地局の指示によって前記D2D SPS資源を得るとき、第一の端末が基地局のカバレッジ内であれば、第一の端末はさらに基地局によって送られたRRCメッセージを受信する必要がある。RRCメッセージは、第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールについての情報を担持する。
さらに、RRCメッセージはさらに第一の指示情報を担持してもよい。第一の指示情報は、競合ベースの仕方でD2D SPS資源を得るのではなく、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るよう第一の端末に命令するために使われる。
本発明のこの実施形態において、第一の端末および第二の端末はSCIおよび対応するD2D通信データをD2D通信資源プロトコルにおいて交換する。
あるいはまた、第一の端末は、D2D SPS資源情報を決定するために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定する。
第一の端末がD2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定するときは、第一の端末は基地局のカバレッジ内であってもよく、あるいは基地局のカバレッジ外であってもよいことを注意しておくべきである。第一の端末が基地局のカバレッジ内であるとき、第一の端末は、基地局の指示によってD2D通信資源プールを得てもよい。第一の端末が基地局のカバレッジ外であるとき、第一の端末は、事前構成設定様式でD2D通信資源プールを得てもよい。
第一の端末が基地局のカバレッジ内であるとき、基地局は、第一の端末にD2D通信資源プールを指示するためにRRCメッセージを使ってもよい。さらに、RRCメッセージは、第一の指示情報または第二の指示情報を担持していてもよい。第一の指示情報は、競合ベースの仕方で第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を得るのではなく、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るよう第一の端末に命令するために使われる。第二の指示情報は、第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を基地局の通知によって得るのではなく、競合ベースの仕方で第一の端末に利用可能なD2D SPS資源を得るよう第一の端末に命令するために使われる。
本発明のこの実施形態では、第一の端末が基地局のカバレッジ内にあるとき、第一の端末はまず、基地局によって送られたシステム情報を読むことによって、基地局によってD2D通信のために構成設定されているいくつかのD2D通信資源プールについての情報を得る。これらの資源プールにおいて、基地局は、基地局のカバレッジ内のすべての端末のための指定されたD2D通信資源プール(たとえばすべてのD2D通信資源プールのうちの第一のもの)を事前構成設定し、指定されたD2D通信資源プールは「一対一」D2D通信における送信または受信専用である。
基地局のカバレッジ外の端末は、事前構成設定された周波数スペクトルに対応するD2D通信資源プールにおいて資源を求めて競合する。
資源の無駄を避けるために、本発明のこの実施形態において、第一の端末がD2D SPS資源情報を決定した後、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第一の端末によってタイマーを開始し;
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送る。
さらに、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第一の端末によって、前記タイマーが満了したことを判別したとき、前記D2D SPS資源を解放する。
本発明のこの実施形態において、第一の端末によって維持されるタイマーが満了するとき、第一の端末は第二の端末とのD2D通信が終了し、D2D SPS資源が利用不能であると考え、第二の端末にD2D通信データを送ることをすぐに止める。
本発明のこの実施形態において、任意的に、D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含む。SCIはD2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含む。前記残りSPS時間は、現在のD2D SC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのD2D SC周期より大きい。
任意的に、第一の端末は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るために、次の様式を使ってもよい:
前記第一の端末によって、前記D2D SPS利用可能期間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送る。
本発明のこの実施形態において、任意的に、残りSPS時間は式1を使うことによって計算されてもよい:
残りSPS時間=NSPS-Due−ΔNSC (式1)
ここで、NSPS-DueはD2D SPS利用可能期間を表わし、ΔNSCは現在のSC周期の終わりの瞬間と第一の端末がD2D SPS資源を使ってD2D通信を実行する開始の瞬間との間の時間差を表わす。
SCIが送信されるたびに、ΔNSCに基づいて残りSPS時間を計算するため、ΔNSCはそのSCIが属するSC周期の開始の瞬間に設定される。残りSPS時間は、送るためにSCIに含められる。
さらに、第二の端末がSCIを迅速に決定するために、SCIはさらにSCIインジケーターを含む。SCIインジケーターは、SCIがD2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
さらに、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは:
前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む。
本発明のこの実施形態では、SCIがD2D SPSデータ資源、SPS周期、残りSPS時間およびSCIインジケーターを含むとき、SCIのフォーマットは表2に示されるものであってもよい。
Figure 2018534865
任意的に、SPSインジケーターが「1」であるとき、それはSCIが既存のSCIとは異なることを示す。D2D SPSデータ資源、SPS周期および残りSPS時間はSCIから決定されうる。
残りSPS時間が「000」であるとき、それは一つのSC周期が残っていることを示す。残りSPS時間が「001」であるとき、それは二つのSC周期が残っていることを示す。
同様に、SPS周期が「000」であるとき、それはSPS周期が一つのSC周期であることを示す。SPS周期が「001」であるとき、それはSPS周期が二つのSC周期であることを示す。
本発明のこの実施形態において、D2D通信遅延を短縮するために、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、D2D SPS利用可能期間において前記情報を第二の端末に送るとき、第一の端末は、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記情報を第二の端末に送るために、前記D2D SPS資源情報が決定された後の最初のSC周期を開始の瞬間として使う。
本発明のこの実施形態において、前記情報を第二の端末に送る前に、第一の端末は、RRC接続された状態にはいるためにRRC接続を確立する必要がある。RRC接続された状態にはいった後、第一の端末は基地局を使うことによってサービス要求をネットワーク側に送る。ネットワーク側がサービス要求を受信した後、ネットワーク・ノード移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)が、呼び出されている第二の端末についてページングを開始し、基地局はページング・メッセージを第二の端末に送る。
任意的に、RRC接続確立プロセスを実装するための方法は次のようであってもよい。
段階1:第一の端末がRRC接続要求メッセージを基地局に送る。
段階2:基地局がRRC接続要求確立メッセージを第一の端末に送る。
段階3:第一の端末がRRC接続確立完了メッセージを基地局に送ってRRC接続確立を完了し、第一の端末は接続された状態にはいる。
RRC接続確立に関係したすべての情報は、第一の端末と基地局との間のRRC信号伝達を使うことによって交換される。
第一の端末が基地局のカバレッジ外にある場合には、上記のRRC接続確立プロセスを実行する必要はないことを注意しておくべきである。第一の端末が基地局のカバレッジ内にある場合に、上記のRRC接続確立プロセスが実行されてもよい。
基地局を使うことによって第一の端末からネットワーク側に報告されるサービス要求は、非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)メッセージに加えられてもよい。サービス要求は、要求されるサービスの型が「一対一」のD2D通信サービスであることを示し、サービス要求はさらに、呼び出される第二の端末の識別情報、たとえば呼び出される第二の端末に対応するモバイル通信電話番号を含む。
ネットワーク側のMMEは、呼び出される第二の端末の識別情報をデコードによって取得して、呼び出される第二の端末についてのページングを開始する。基地局は、呼び出される第二の端末をアドレッシングしてRRC接続を確立するよう呼び出される第二の端末をトリガーするために、呼び出される第二の端末にページング・メッセージを送る。
この解決策において、第一の端末にとって利用可能なD2D SPS資源のD2D SPS利用可能期間は一つのSC周期よりも大きく、D2D SPS利用可能期間において、第一の端末はD2D SPS資源を一度だけ決定する必要があり、第二の端末もSCIを一度だけデコードしてD2D SPS資源を決定する必要がある。このようにして、第一の端末は各SC周期においてD2D SPS資源を決定する必要はなく、第二の端末も各SC周期においてSCIをデコードしてD2D SPS資源を決定する必要はない。したがって、D2D通信効率が改善される。
図4を参照するに、本発明のある実施形態において、もう一つのD2D通信方法の具体的な手順は次のとおり。
段階400:第二の端末が、第一の端末によって送られたサイドリンク制御情報SCIをデコードする。前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
段階410:第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する。
さらに、第二の端末がD2D SPS資源情報を迅速に判別するために、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
この場合、第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに、以下の動作を含む:
前記第二の端末によって、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別する。
さらに、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは:
前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することを含む。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持する。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われる。前記Mビットおよび前記Nビットの和は前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しい。
第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに:
前記第二の端末によって、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得し;
前記第二の端末によって、MACデータ・パケットを受信し、前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し;
前記第二の端末によって、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別することを含む。
本発明のこの実施形態において、第二の端末が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前に、本方法はさらに次の動作を含む:
前記第二の端末によって、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信する。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
第二の端末が、前記第一の端末によって送られたSCIを受信した後、本方法はさらに、次の動作を実行する:
前記第二の端末によってタイマーを開始する。
この場合、任意的に、第二の端末は、次のような仕方で、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する:
前記タイマーが満了しないときに、前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する。
すなわち、第二の端末によって維持されているタイマーが満了するとき、第二の端末は第一の端末によって送られたD2D通信データの受信をすぐに停止し、第一の端末とのD2D通信が終わりであり、D2D SPS資源が利用不可能であると考える。
本発明のこの実施形態において、第二の端末がSCIをデコードする前に、本方法はさらに次の動作を含む:
第二の端末によって、基地局によって送られたページング・メッセージを受信し、該ページング・メッセージに従ってRRC接続を確立して、RRC接続状態にはいる。
この解決策において、第一の端末から最初にSCIを受信した後、第二の端末は残りSPS時間において対応するSCIをデコードすることを続け、デコードによって得られたSCI情報に従って、残りSPS時間におけるD2D SPSデータ資源の位置を決定して、残りSPS時間においてD2D通信データを送信するために第一の端末によって使われたD2D SPSデータ資源を得る。残りSPS時間は一つのSC周期よりも大きい。よって、第二の端末は、各SC周期においてSCIをデコードする必要はなく、SCIデコードの複雑さが低減され、D2D通信効率が改善される。
図5Aを参照するに、本発明のある実施形態において、基地局が提供される。基地局は処理ユニット50および送信ユニット51を含む。
処理ユニット50は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信ユニット51は、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送るよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含む。該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット50はさらに:前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、任意的に、処理ユニット50が前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送ることは具体的には:
下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送ることであり、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する。
本発明のこの実施形態において、前記基地局はさらに、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニット52を含み、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
送信ユニット51はさらに、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送するよう構成される。
図5Bを参照するに、基地局の概略図が与えられている。基地局はプロセッサ500および送信器510を含む。
プロセッサ500は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信器510は、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送るよう構成される。
プロセッサ500はさらに、処理ユニット50によって実行される別の動作を実行するよう構成され、送信器510はさらに送信ユニット51によって実行される別の動作を実行するよう構成されることを注意しておくべきである。基地局はさらに、受信ユニット52によって実行される動作を実行するよう構成された受信器520を含む。
図6Aを参照するに、本発明のある実施形態において、第一の端末の概略図が与えられている。第一の端末は処理ユニット60および送信ユニット61を含む。
処理ユニット60は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信ユニット61は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる。
処理ユニット60が、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定することは、具体的には:
前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することである。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
送信ユニット61が、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることである。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態において、さらに、送信ユニット61はさらに、D2D通信要求をProSeエンティティに送るよう構成される。
前記第一の端末はさらに、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニット62を含む。
あるいはまた、処理ユニット60がさらに、レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からレイヤー2識別子を選択するよう構成され、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記第一の端末はさらに、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信するよう構成された前記受信ユニット62を含む。
本発明のこの実施形態において、任意的に、処理ユニット60がD2D SPS資源情報を決定することは具体的には:
前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することである。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット60はさらに、タイマーを開始するよう構成される。
送信ユニット61はさらに:処理ユニット60が前記タイマーが満了することを判別する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送るよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット60はさらに、前記タイマーが満了したことを判別する前に前記D2D SPS資源を解放するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含む。
前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含む。前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
送信ユニット61が、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記SCIはさらにSCIインジケーターを含む。前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
送信ユニット61によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは具体的には:
前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである。
図6Bを参照するに、本発明のある実施形態において、端末装置の概略図が与えられている。端末装置はプロセッサ600および送信器610を含む。
プロセッサ600は、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成される。前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含む。前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい。
送信器610は、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るよう構成される。
プロセッサ600はさらに処理ユニット60によって実行される別の動作を実行するよう構成され、送信器610はさらに送信ユニット61によって実行される別の動作を実行するよう構成されることを注意しておくべきである。本端末装置はさらに、受信ユニット62によって実行される動作を実行するよう構成された受信器620を含む。
図7Aを参照するに、本発明のある実施形態において、第二の端末が提供される。第二の端末は処理ユニット70および受信ユニット71を含む。
処理ユニット70は、第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードするよう構成される。前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
受信ユニット71は、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記D2D SPS資源情報はさらに、SPSインジケーターを含む。前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる。
処理ユニット70はさらに、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、前記SCIはさらにSPS周期を含み、該SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔である。
受信ユニット71が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは、具体的には:
前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって周期的に受信することである。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している。
本発明のこの実施形態において、任意的に、前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持する。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われる。前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しい。
処理ユニット70はさらに、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得するよう構成される。
受信ユニット71はさらに、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信するよう構成される。
処理ユニット70はさらに、受信ユニット71によって受信された前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別するよう構成される。
本発明のこの実施形態において、さらに、受信ユニット71はさらに、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成される。前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる。
本発明のこの実施形態において、さらに、処理ユニット70はさらに、タイマーを開始するよう構成される。
受信ユニット71が、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは具体的には、
処理ユニット70が前記タイマーが満了しないと判定するときに、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することである。
図7Bを参照するに、本発明のある実施形態において、第二の端末の概略図が与えられている。第二の端末はプロセッサ700および受信器710を含む。
プロセッサ700は、第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードするよう構成される。前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい。
受信器710は、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信するよう構成される。
プロセッサ700はさらに、処理ユニット70によって実行される別の動作を実行するよう構成され、受信器710はさらに、受信ユニット71によって実行される別の動作を実行するよう構成されることを注意しておくべきである。
本発明のある実施形態では、通信システムがさらに提供され、該通信システムは図5Aまたは図5Bに示される基地局と、図6Aまたは図6Bに示される第一の端末と、図7Aまたは図7Bに示される第二の端末とを含む。
当業者は、本発明の実施形態が方法、システムまたはコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供されうることを理解するはずである。よって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを用いた実施形態の形を使いうる。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラム・コードを含む(ディスク・メモリ、CD-ROM、光学式メモリなどを含むがそれに限られない)一つまたは複数のコンピュータ使用可能記憶媒体上に実装されるコンピュータ・プログラム・プロダクトの形を使ってもよい。
本発明は方法、本発明の実施形態に基づくデバイス(システム)およびコンピュータ・プログラム・プロダクトのフローチャートおよび/またはブロック図を参照して記述されている。フローチャートおよび/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロックならびにフローチャートおよび/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実装するために、コンピュータ・プログラム命令が使われてもよいことは理解しておくべきである。コンピュータ・プログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みコンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサが機械を生成するために提供されてもよく、それによりコンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサによって実行された命令が、フローチャートにおける一つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図における一つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装するための装置を生成する。
前記コンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスに、特定の仕方で機能するよう命令できるこれらのコンピュータ・プログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶されてもよい。よって、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、命令装置を含む人工物を生成する。命令装置は、フローチャートにおける一つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図における一つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装する。
これらのコンピュータ・プログラム命令はコンピュータまたは別のプログラム可能なデータ処理デバイスにロードされてもよく、それにより一連の動作および段階がコンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行され、それによりコンピュータ実装される処理を生成する。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行される命令は、フローチャートにおける一つまたは複数のプロセスおよび/またはブロック図における一つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装するための段階を提供する。
本発明のいくつかの好ましい実施形態が記載されたが、当業者は、ひとたび基本的な発明概念がわかれば、これらの実施形態に変更および修正を行なうことができる。よって、以下の請求項は上記の好ましい実施形態および本発明の範囲内にはいるすべての変更および修正をカバーすると解釈されることが意図されている。
明らかに、当業者は、本発明の実施形態の精神および範囲から外れることなく、本発明の実施形態にさまざまな修正および変形を行なうことができる。本発明は、以下の請求項およびその等価な技術によって定義される保護の範囲内にはいる限り、これらの修正および変形をカバーすることが意図されている。

Claims (51)

  1. 通信方法であって:
    基地局によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階であって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、段階と;
    前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る段階とを含む、
    方法。
  2. 前記D2D SPS資源情報がさらにSPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる、請求項1記載の方法。
  3. 前記D2D SPS資源情報はさらにSPS周期を含み、前記SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる、請求項1または2記載の方法。
  4. 基地局によってD2D SPS資源情報を決定する前記段階の前に、当該方法がさらに:
    前記基地局によって、前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;
    前記基地局によって、前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定することを含む、
    請求項3記載の方法。
  5. 前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る前記段階は:
    前記基地局によって、下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送ることを含み、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する、
    請求項1ないし4のうちいずれか一項記載の方法。
  6. 前記基地局によって、前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送る前記段階の前に、当該方法はさらに:
    前記基地局によって、ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信する段階であって、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、段階と;
    前記基地局によって、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送する段階とを含む、
    請求項1ないし5のうちいずれか一項記載の方法。
  7. 通信方法であって:
    第一の端末によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する段階であって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、段階と;
    前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る段階とを含む、
    方法。
  8. 前記D2D SPS資源情報はさらにSPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われ、
    第一の端末によって、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定する前記段階は:
    前記第一の端末によって、前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することを含む、
    請求項7記載の方法。
  9. 前記D2D SPS資源情報はさらにSPS周期を含み、前記SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
    前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る前記段階は:
    前記第一の端末によって、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることを含む、
    請求項7または8記載の方法。
  10. 前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している、請求項9記載の方法。
  11. 前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る前記段階の前に、当該方法は:
    前記第一の端末によって、D2D通信要求をProSeエンティティに送り、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られた前記レイヤー2識別子を受信すること;または
    前記第一の端末によって前記レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択することであって、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、こと
    を含む、請求項7ないし10のうちいずれか一項記載の方法。
  12. 第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定する前記段階は:
    前記第一の端末によって、前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信することを含む、
    請求項7ないし11のうちいずれか一項記載の方法。
  13. 第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定する前記段階は:
    前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することを含む、
    請求項7ないし11のうちいずれか一項記載の方法。
  14. 第一の端末によってD2D SPS資源情報を決定する前記段階の後、当該方法はさらに:
    前記第一の端末によってタイマーを開始し;
    前記第一の端末によって、前記タイマーが満了する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることを含む、
    請求項13記載の方法。
  15. 当該方法がさらに:
    前記第一の端末によって、前記タイマーが満了することを判別するとき、前記D2D SPS資源を解放することを含む、
    請求項14記載の方法。
  16. 前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含み;
    前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きく;
    前記第一の端末によって、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送る前記段階は:
    前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む、
    請求項7ないし15のうちいずれか一項記載の方法。
  17. 前記SCIはさらにSCIインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる、請求項7ないし16のうちいずれか一項記載の方法。
  18. 前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
    前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは:
    前記第一の端末によって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることを含む、
    請求項16または17記載の方法。
  19. 通信方法であって:
    第二の端末によって、第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードする段階であって、前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい、段階と;
    前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する段階とを含む、
    方法。
  20. 前記D2D SPS資源情報はさらにSPSインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われ、
    前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階の前に、当該方法はさらに:
    前記第二の端末によって、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別することを含む、
    請求項19記載の方法。
  21. 前記SCIはさらにSPS周期を含み、前記SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
    前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階は:
    前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られた前記D2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって定期的に受信することを含む、
    請求項19または20記載の方法。
  22. 前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している、請求項21記載の方法。
  23. 前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持し、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われ、前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しく、
    前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階の前に、当該方法はさらに:
    前記第二の端末によって、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得し;
    前記第二の端末によって、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信し、前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し;
    前記第二の端末によって、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られたレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別することを含む、
    請求項19ないし22のうちいずれか一項記載の方法。
  24. 前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階の前に、当該方法はさらに:
    前記第二の端末によって、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信することを含み、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、
    請求項19ないし23のうちいずれか一項記載の方法。
  25. 第二の端末によって、第一の端末によって送られたSCIを受信する前記段階の後、当該方法はさらに:
    前記第二の端末によってタイマーを開始することを含み、
    前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信する前記段階は:
    前記タイマーが満了しないときに、前記第二の端末によって、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られた前記D2D通信データを受信することを含む、
    請求項19ないし24のうちいずれか一項記載の方法。
  26. デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成された処理ユニットであって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、処理ユニットと;
    前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送るよう構成された送信ユニットとを有する、
    基地局。
  27. 前記D2D SPS資源情報はさらにSPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われる、請求項26記載の基地局。
  28. 前記D2D SPS資源情報はさらにSPS周期を含み、前記SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔を示すために使われる、請求項26または27記載の基地局。
  29. 前記処理ユニットがさらに:前記第一の端末のD2D通信データ生成周期およびSC周期を判別し;前記D2D通信データ生成周期および前記SC周期に従って前記SPS周期を決定するよう構成されている、請求項28記載の基地局。
  30. 処理ユニットが前記D2D SPS資源情報を前記第一の端末に送ることは具体的には:
    下りリンク制御情報DCIを前記第一の端末に送ることであり、前記DCIが前記D2D SPS資源情報を担持する、
    請求項26ないし29のうちいずれか一項記載の基地局。
  31. ProSe機能エンティティによって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニットをさらに有しており、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われ、
    前記送信ユニットは、前記レイヤー2識別子を前記第一の端末および前記第二の端末に転送するようさらに構成される、
    請求項26ないし30のうちいずれか一項記載の基地局。
  32. 第一の端末であって:
    デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定するよう構成された処理ユニットであって、前記D2D SPS資源情報はD2D SPS利用可能期間および前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D SPS資源を含み、前記D2D SPS利用可能期間は、前記第一の端末が前記D2D SPS資源を使うことができる継続期間であり、前記D2D SPS利用可能期間は一つのD2Dサイドリンク制御SC周期より大きい、処理ユニットと;
    前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送るよう構成された送信ユニットとを有する、
    第一の端末。
  33. 前記D2D SPS資源情報がさらにSPSインジケーターを含み、前記SPSインジケーターは、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを示すために使われ、
    処理ユニットが、デバイスツーデバイスD2D半持続的スケジューリングSPS資源情報を決定することは、具体的には:
    前記SPSインジケーターに従って、前記D2D SPS資源情報が前記D2D SPS資源および前記D2D SPS利用可能期間を含むことを判別することである、
    請求項32記載の第一の端末。
  34. 前記D2D SPS資源情報がさらにSPS周期を含み、前記SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
    送信ユニットが、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送ることは具体的には:
    前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において、前記SPS周期を使うことによって前記情報を前記第二の端末に送ることである、
    請求項32または33記載の第一の端末。
  35. 前記SPS周期がD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している、請求項34記載の第一の端末。
  36. 前記送信ユニットがさらに、D2D通信要求をProSeエンティティに送るよう構成されており、
    前記第一の端末がさらに、基地局を使うことによって前記ProSeエンティティによって送られる前記レイヤー2識別子を受信するよう構成された受信ユニットを有する;または
    前記処理ユニットがさらに、前記レイヤー2識別子として、少なくとも一つのプリセット・レイヤー2識別子からあるレイヤー2識別子を選択するよう構成されており、前記専用のレイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、
    請求項32ないし35のうちいずれか一項記載の第一の端末。
  37. 前記基地局によって送られた前記D2D SPS資源情報を受信するよう構成された前記受信ユニットをさらに有する、請求項32ないし36のうちいずれか一項記載の第一の端末。
  38. 処理ユニットがD2D SPS資源情報を決定することは具体的には:
    前記D2D SPS資源情報を競合ベースの仕方で決定することである、
    請求項32ないし36のうちいずれか一項記載の第一の端末。
  39. 前記処理ユニットはさらに、タイマーを開始するよう構成され;
    前記送信ユニットはさらに:前記処理ユニットが前記タイマーが満了することを判別する前に、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において前記情報を前記第二の端末に送るよう構成されている、
    請求項38記載の第一の端末。
  40. 前記処理ユニットはさらに、前記タイマーが満了することを判別する前に前記D2D SPS資源を解放するよう構成されている、請求項39記載の第一の端末。
  41. 前記D2D SPS資源情報はSC資源およびD2D SPSデータ資源を含み、前記情報はSCIおよびD2D通信データを含み;
    前記SCIは前記D2D SPSデータ資源および残りSPS時間を含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きく;
    送信ユニットが、前記D2D SPS資源上で、前記D2D SPS利用可能期間において情報を第二の端末に送ることは具体的には:
    前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである、
    請求項32ないし40のうちいずれか一項記載の第一の端末。
  42. 前記SCIはさらにSCIインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われる、請求項32ないし41のうちいずれか一項記載の第一の端末。
  43. 前記SCIはさらに前記SPS周期を含み、前記SPS周期は前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
    前記送信ユニットによって、前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることは具体的には:
    前記残りSPS時間において、前記SC資源上で前記SCIを前記第二の端末に送り、定期的に、前記SPS周期を使うことによって、前記D2D SPSデータ資源上で前記D2D通信データを前記第二の端末に送ることである、
    請求項41または42記載の第一の端末。
  44. 第二の端末であって:
    第一の端末によって送られたデバイスツーデバイスD2Dサイドリンク制御情報SCIをデコードするよう構成された処理ユニットであって、前記SCIは残りSPS時間と、前記第一の端末に利用可能なD2D通信資源プールにおける利用可能なD2D半持続的スケジューリングSPSデータ資源とを含み、前記残りSPS時間は、現在のSC周期から始まる、前記D2D SPS資源の残っている利用可能な時間を示し、前記残りSPS時間は一つのSC周期より大きい、処理ユニットと;
    前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信するよう構成された受信ユニットとを有する、
    第二の端末。
  45. 前記D2D SPS資源情報はさらにSPSインジケーターを含み、前記SCIインジケーターは、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを示すために使われ、
    前記処理ユニットはさらに、前記SCIインジケーターに基づいて、前記SCIが前記D2D SPSデータ資源および前記残りSPS時間を含むことを判別するよう構成されている、
    請求項44記載の第二の端末。
  46. 前記SCIはさらにSPS周期を含み、前記SPS周期は、前記第一の端末によって前記D2D SPS資源を再使用するための時間間隔であり、
    受信ユニットが、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは、具体的には:
    前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを、前記SPS周期を使うことによって定期的に受信することである、
    請求項44または45記載の第二の端末。
  47. 前記SPS周期はD2D通信データ生成周期およびSC周期に関係している、請求項46記載の第二の端末。
  48. 前記SCIはレイヤー2識別子のMビットを担持し、前記D2D通信データは前記レイヤー2識別子のNビットを担持し、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信グループとして識別するために使われ、前記Mビットおよび前記Nビットの和が前記レイヤー2識別子のすべてのビットに等しく、
    前記処理ユニットはさらに、前記SCIから前記レイヤー2識別子の前記Mビットを取得するよう構成されており;
    前記受信ユニットはさらに、媒体アクセス制御MACデータ・パケットを受信するよう構成されており;
    前記処理ユニットはさらに、前記受信ユニットによって受信された前記MACデータ・パケットから前記レイヤー2識別子の前記Nビットを取得し、前記SCIから取得された前記レイヤー2識別子の前記Mビットおよび前記レイヤー2識別子の前記Nビットを組み合わせることによって得られるレイヤー2識別子が、記憶されているレイヤー2識別子と同じであることを判別するよう構成されている、
    請求項44ないし47のうちいずれか一項記載の第二の端末。
  49. 前記受信ユニットはさらに、基地局によって送られたレイヤー2識別子を受信するよう構成されており、前記レイヤー2識別子は前記第一の端末および前記第二の端末を、一対一のD2D通信を実行するD2D通信端末の対として識別するために使われる、請求項44ないし48のうちいずれか一項記載の第二の端末。
  50. 前記処理ユニットはさらに、タイマーを開始するよう構成され、
    受信ユニットが、前記残りSPS時間において、前記D2D SPSデータ資源上で、前記第一の端末によって送られたD2D通信データを受信することは具体的には、
    前記処理ユニットが前記タイマーが満了しないと判定するときに、前記残りSPS時間において、前記D2D SPS資源上で、前記第一の端末によって送られた前記D2D通信データを受信することである、
    請求項44ないし49のうちいずれか一項記載の第二の端末。
  51. 請求項25ないし31のうちいずれか一項記載の基地局と、請求項32ないし43のうちいずれか一項記載の第一の端末と、請求項44ないし50のうちいずれか一項記載の第二の端末とを有する通信システム。
JP2018521043A 2015-10-27 2015-10-27 デバイスツーデバイスd2d通信方法、装置およびシステム Active JP6636146B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2015/092947 WO2017070842A1 (zh) 2015-10-27 2015-10-27 一种设备到设备d2d通信方法、装置及系统

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018534865A true JP2018534865A (ja) 2018-11-22
JP6636146B2 JP6636146B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=58629711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018521043A Active JP6636146B2 (ja) 2015-10-27 2015-10-27 デバイスツーデバイスd2d通信方法、装置およびシステム

Country Status (5)

Country Link
US (2) US10492218B2 (ja)
EP (1) EP3346744B1 (ja)
JP (1) JP6636146B2 (ja)
CN (2) CN107005851B (ja)
WO (1) WO2017070842A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022528060A (ja) * 2019-03-27 2022-06-08 維沃移動通信有限公司 指示方法、端末機器及びネットワーク側機器

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017130592A1 (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 日本電気株式会社 ネットワーク装置、無線端末、及びこれらの方法
KR102123227B1 (ko) * 2016-01-27 2020-06-16 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 통신 방법 및 통신 장치
US10506402B2 (en) * 2016-03-31 2019-12-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for transmission of control and data in vehicle to vehicle communication
CN107690160B (zh) * 2016-08-05 2019-01-08 上海朗帛通信技术有限公司 一种无线通信中的方法和装置
US10764759B2 (en) * 2016-08-08 2020-09-01 Lg Electronics Inc. Method for transmitting and receiving wireless signal and device for same
WO2018170673A1 (zh) * 2017-03-20 2018-09-27 Oppo广东移动通信有限公司 传输数据的方法、终端设备和网络设备
US11026238B2 (en) 2017-05-05 2021-06-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and device for configuring semi-persistent scheduling
CN111903146B (zh) * 2018-03-30 2022-04-05 华为技术有限公司 一种通信方法及终端设备
WO2020015693A1 (zh) * 2018-07-18 2020-01-23 Oppo广东移动通信有限公司 侧行通信的方法、终端设备和网络设备
CN111432348B (zh) * 2019-01-09 2022-02-25 中国信息通信研究院 一种终端直通单播通信数据信道加扰方法、装置和系统
CN111436121B (zh) * 2019-01-11 2021-11-19 华为技术有限公司 一种旁链路资源的配置方法及装置
DE102020201827A1 (de) 2019-02-13 2020-08-20 Apple Inc. V2x-netzwerkunterstützte side-link-konfiguration und datenübertragung
CN115426695A (zh) * 2019-02-13 2022-12-02 苹果公司 V2x网络辅助侧链路配置和数据传输
US20220225313A1 (en) * 2019-06-04 2022-07-14 Kyocera Corporation Method of using a 2-stage sidelink control information (sci) design
WO2021155497A1 (zh) * 2020-02-04 2021-08-12 Oppo广东移动通信有限公司 侧行传输资源配置方法与系统、设备及存储介质
CN113543371B (zh) * 2020-04-17 2023-07-28 华为技术有限公司 一种通信的方法及装置
WO2022000479A1 (en) * 2020-07-03 2022-01-06 Lenovo (Beijing) Limited Method and apparatus for sidelink burst transmission
US12075391B2 (en) 2020-10-09 2024-08-27 Samsung Electronics Co., Ltd Pre-emption, congestion control, and Tx/Rx alignment for NR V2X UE with limited power

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015020356A1 (ko) * 2013-08-09 2015-02-12 주식회사 케이티 단말 간 직접 통신에서 버퍼상태보고 전송 방법 및 그 장치
WO2015050396A1 (en) * 2013-10-03 2015-04-09 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for partitioning radio resources in wireless communication system
WO2015142132A1 (en) * 2014-03-21 2015-09-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for indicating d2d related information in wireless communication system

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120074254A (ko) * 2010-12-27 2012-07-05 한국전자통신연구원 단말간 직접 연결 통신 및 단말 릴레잉을 위한 디바이스 대 디바이스 링크의 연결 설정 및 스케쥴링 방법
US9641995B2 (en) 2012-06-15 2017-05-02 Lg Electronics Inc. User equipment detection method for direct communication between user equipment and user equipment in wireless communication system, and apparatus therefor
CN104144501B (zh) * 2013-05-09 2019-06-18 中兴通讯股份有限公司 D2d发现信号资源配置方法、系统及相关装置
CN104244443B (zh) * 2013-06-08 2017-09-08 中国移动通信集团公司 终端到终端连接建立方法及移动管理实体
CN104284340B (zh) * 2013-07-08 2018-03-27 华为技术有限公司 D2d通信方法、用户设备及基站
WO2015081561A1 (zh) 2013-12-06 2015-06-11 富士通株式会社 D2d发现信号的发送方法、装置以及通信系统
CN104936294B (zh) * 2014-03-20 2020-05-19 中兴通讯股份有限公司 一种蜂窝通信和设备到设备通信共存的方法及系统、装置
KR20160052981A (ko) * 2014-10-29 2016-05-13 한국전자통신연구원 D2d 링크의 자원 할당 및 데이터 송수신 방법
CN104869526B (zh) * 2015-04-10 2019-02-12 电信科学技术研究院 一种设备到设备通信及其资源分配方法、设备
US10064212B2 (en) * 2015-05-14 2018-08-28 Blackberry Limited Transmitting a scheduling request for a device-to-device transmission
US9942917B2 (en) * 2015-05-14 2018-04-10 Blackberry Limited Allocating resources for a device-to-device transmission
US9756641B2 (en) * 2015-07-07 2017-09-05 Qualcomm Incorporated Dynamic signaling of LTE-TDD configurations in the presence of D2D transmissions
CN113949497B (zh) * 2015-08-13 2024-03-12 株式会社Ntt都科摩 终端、通信方法以及无线通信系统
WO2017135998A1 (en) * 2016-02-04 2017-08-10 Intel IP Corporation Sensing-based collision avoidance for v2v communication
KR102166380B1 (ko) * 2016-07-01 2020-10-15 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 데이터를 송수신하는 방법 및 이를 위한 장치
US11259274B2 (en) * 2018-04-03 2022-02-22 Idac Holdings, Inc. Resource pool sharing between network scheduled UE and autonomous scheduled UE transmissions

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015020356A1 (ko) * 2013-08-09 2015-02-12 주식회사 케이티 단말 간 직접 통신에서 버퍼상태보고 전송 방법 및 그 장치
WO2015050396A1 (en) * 2013-10-03 2015-04-09 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for partitioning radio resources in wireless communication system
WO2015142132A1 (en) * 2014-03-21 2015-09-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for indicating d2d related information in wireless communication system

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
HUAWEI, HISILICON: "Enhancement on mode 2[online]", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #82BIS R1-155124, JPN6019011353, 26 September 2015 (2015-09-26), ISSN: 0004007219 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022528060A (ja) * 2019-03-27 2022-06-08 維沃移動通信有限公司 指示方法、端末機器及びネットワーク側機器
JP7515505B2 (ja) 2019-03-27 2024-07-12 維沃移動通信有限公司 指示方法、端末機器及びネットワーク側機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6636146B2 (ja) 2020-01-29
US10492218B2 (en) 2019-11-26
EP3346744A1 (en) 2018-07-11
CN110839226A (zh) 2020-02-25
CN110839226B (zh) 2022-01-11
US10939462B2 (en) 2021-03-02
WO2017070842A1 (zh) 2017-05-04
US20200084795A1 (en) 2020-03-12
CN107005851A (zh) 2017-08-01
EP3346744A4 (en) 2018-10-10
EP3346744B1 (en) 2021-03-03
CN107005851B (zh) 2019-11-12
US20180227943A1 (en) 2018-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10939462B2 (en) Device-to-device D2D communications method, apparatus, and system
CN111148263B (zh) 发送数据的方法及其装置
KR101986274B1 (ko) D2d 통신에서 제어 평면을 위한 시스템 및 방법
JP5508552B2 (ja) ハイブリッド式の局ごとおよびフローごとのアップリンク割り当てを実行するための方法および装置
CN106664693B (zh) 一种资源调度方法、基站以及用户设备
EP3745798A1 (en) A resource allocation method, apparatus, system and computer storage medium
EP2768186B1 (en) Method, terminal and base station for cooperative communication
WO2016202227A1 (zh) 一种层2链路标识的选择、通知方法及装置
WO2015139391A1 (zh) 蜂窝通信和d2d通信共存的方法、系统、装置、存储介质
WO2013166670A1 (zh) 上行信道资源配置方法和设备
WO2014183617A1 (zh) 一种中继节点的发现方法及装置
US10383090B2 (en) Data sending method, user equipment, and network device
KR101783274B1 (ko) 정보 전송 방법 및 장치
CN109906646B (zh) 信息传输方法、基站和终端设备
WO2018098826A1 (zh) 用于随机接入的方法,终端设备和网络设备
WO2014205746A1 (zh) 终端到终端通信的资源配置方法及设备
WO2022045222A1 (ja) 通信制御方法
WO2016038451A1 (en) Method and apparatus for charging proximity based services

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6636146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250