JP2018501744A - 低レイテンシ送信および受信のための処理時間を低減すること - Google Patents

低レイテンシ送信および受信のための処理時間を低減すること Download PDF

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Abstract

受信された送信の一部分についての処理要件の、同じ送信の他の部分についての処理要件と比べた低減のための技法が提供される。異なるコーディングスキームが、データ送信の一部分に対して用いられうる。いくつかの例では、データ送信の末尾部分は、データ送信の他の部分と比べて低減された処理要件を有したコーディングスキームを使用しうる。低減された処理要件は、受信機が、比較的素早く受信の確認応答を生成することを可能にし得、それは、送信の受信を確認応答するためのレイテンシを低減しうる。【選択図】図2

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本特許出願は、2015年11月3日に出願された「Reducing Processing Time for Low Latency Transmission and Reception」と題されたLuo他による米国特許出願第14/931,196号、および2014年11月6日に出願された「Method of Reducing Processing Time for Low Latency Transmission and Reception」と題されたLuo他による米国仮特許出願第62/076,390号の優先権を主張し、それらの各々は、本願の譲受人に譲渡される。
[0002] 本開示は、例えば、ワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、受信された送信の一部分についての処理要件(processing requirements)の、同じ送信の他の部分についての処理要件と比べた低減に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004] 例として、ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの基地局を含みえ、各々が、別名ユーザ機器(UE)として知られている複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートする。基地局は、(例えば、基地局からUEへの送信のために)ダウンリンクチャネルおよび(例えば、UEから基地局への送信のために)アップリンクチャネル上でUEと通信しうる。
[0005] いくつかの事例では、モバイルデバイスと基地局との間での送信エラーは、自動再送要求(ARQ)スキームを利用することによって避けられるおよび/または訂正される。ARQスキームは、受信されたパケットにエラーがあるかどうかを検出するために用いられうる。例えば、ARQスキームでは、受信機は、パケットがエラーなく受信されると、肯定応答(positive acknowledgment)(ACK)で送信機に通知し、受信機は、エラーが検出された場合、否定応答(negative acknowledgment)(NACK)で送信機に通知しうる。ハイブリッドARQ(HRAQ)スキームは、いくつかのエラーを訂正し、ある特定の訂正不可能なパケットを検出および破棄するために使用されうる。いくつかのシナリオでは、しかしながら、HARQ遅延全体が、ワイヤレス通信においてある特定の非効率性を引き起こしうる。
[0006] 説明される特徴は概して、ワイヤレス通信システム内での、受信された送信の一部分についての処理要件の、同じ送信の他の部分についての処理要件と比べた低減のための、1つまたは複数の改善されたシステム、方法、および/またはデバイスに関する。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム内の基地局およびUEは、データ送信の一部分に対して異なるコーディングスキームを用いうる。いくつかの例では、データ送信の末尾部分(tail portion)は、データ送信の他の部分と比べて低減された処理要件を有したコーディングスキームを使用しうる。低減された処理要件は、受信機が、比較的素早く受信の確認応答(acknowledgment)を生成することを可能にしえ、それは、1つまたは複数の送信の受信を確認応答する(acknowledging)ためのレイテンシを低減しうる。いくつかの例では、送信の末尾部分は、送信の残りの部分の処理要件と比べてデータの受信の確認応答を生成するための処理要件を低減するために、送信の残りの部分と比べて低減されたコードレートまたは低減されたブロックサイズを使用しうる。
[0007] いくつかの例では、送信の1つまたは複数の部分は、送信の他の部分と比べて成功裡の受信および復号のより高い確率を有するコーディングスキームを使用しうる。送信のそのような部分に関連付けられて計算されたチャネル推定情報は、そのような他の部分の成功裡の受信および復号の可能性を増大させるために、成功裡の受信および復号の比較的より低い確率を有する送信の他の部分上で使用されうる。いくつかの例では、送信の先頭部分(head portion)は、先頭部分中のデータが成功裡に受信および復号されるであろう可能性を増大させるために、送信の残りの部分と比べて低減されたコードレートまたは低減されたブロックサイズを使用しうる。
[0008] 本開示の例の第1のセットにしたがって、ワイヤレス通信のための方法が説明され、方法は、データパケットの送信を受信することを含み、送信は、データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、およびデータパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有する。方法はまた、確認応答メッセージを生成するために、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を処理することと、確認応答メッセージを送信することとを含みうる。
[0009] 例の第1のセットにしたがって、ワイヤレス通信のための装置が説明され、装置は、データパケットの送信を受信するための手段を含み、送信は、データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、およびデータパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有する。装置はまた、確認応答メッセージを生成するために、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を処理するための手段と、確認応答メッセージを送信するための手段とを含みうる。
[0010] 例の第1のセットのしたがって、ワイヤレス通信のための別の装置が説明され、装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信中のメモリと、メモリ中に記憶された命令とを含む。命令は、装置に、データパケットの送信を受信することと、送信は、データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、およびデータパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有し、確認応答メッセージを生成するために、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を処理することと、確認応答メッセージを送信することとを行わせるようにプロセッサによって実行可能でありうる。
[0011] 例の第1のセットにしたがって、ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、データパケットの送信を受信することと、送信は、データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、およびデータパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有し、確認応答メッセージを生成するために、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を処理することと、確認応答メッセージを送信することとを行うようにプロセッサによって実行可能である命令を含みうる。
[0012] 例の第1のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの態様では、第2のコーディングスキームは、第1のコーディングスキームと比べて異なる(例えば、低減された)処理要件を有する。第1のコーディングスキームは、いくつかの例では、データパケットの第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、データパケットの第2の部分に対して、第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用しうる。ある特定の例では、第1のコーディングスキームは、データパケットの第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、第2のコーディングスキームは、データパケットの第2の部分に対して、第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用しうる。
[0013] ある特定の例では、データパケットの第1の部分は、データパケットに関連付けられたペイロードデータを提供し、データパケットの第2の部分は、データパケットに関連付けられた非ペイロードデータ関連情報を提供する。いくつかの例では、データパケットの第2の部分は、データパケットの第1の部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有しうる。
[0014] 例の第1のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの態様では、データパケットを処理することは、データパケットの第2の部分を受信する間にデータパケットの第1の部分を処理することと、データパケットの第2の部分を受信した後でデータパケットの第2の部分を処理することとを含み得、データパケットの第2の部分を処理することは、データパケットの第1の部分を処理することより計算的に集約度が低い(less computationally intensive)。いくつかの例では、確認応答メッセージは、データパケットの第1および第2の部分に関連付けられた複数の確認応答を含みうる。
[0015] 例の第1のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの態様では、データパケットの第1の部分は、データパケットの先頭部分であり、データパケットの第2の部分は、データパケットの末尾部分である。いくつかの例では、データパケットの第1の部分は、データパケットの末尾部分であり、データパケットの第2の部分は、データパケットの先頭部分である。第1のコーディングスキームは、いくつかの例では、データパケットの第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、データパケットの第2の部分に対して、第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し得る。いくつかの例では、第1のコーディングスキームは、データパケットの第1の部分を成功裡に復号するより高い可能性を提供し、第2のコードレートをサポートするために使用され得る、より正確なチャネル推定を決定するための情報を提供する。ある特定の例では、第1のコーディングスキームは、データパケットの第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、第2のコーディングスキームは、データパケットの第2の部分に対して、第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する。
[0016] 例の第1のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの態様では、第1のコーディングスキームは、アンテナポートの第1のセットを使用し得、第2のコーディングスキームは、アンテナポートの第2のセットを使用する。より低いランクが、例えば、第1のコーディングスキームに対して使用され、より高いランクが、第2のコーディングスキームに対して使用され得る。いくつかの例では、第1のコーディングスキームは、データパケットの第1の部分に対してリソース要素の第1のサブセットを使用し、第2のコーディングスキームは、データパケットの第2の部分に対してリソース要素の異なるサブセットを使用する。
[0017] 例の第1のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの態様では、シグナリングは、第1および第2のコーディングスキームを示すために受信されうる。シグナリングは、例えば、制御チャネル送信またはパケットヘッダのうちの1つまたは複数中で受信されうる。いくつかの例では、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分は、異なる送信スキームを使用する。例では、データパケットの第3の部分は、確認応答メッセージを生成するように処理されうる。送信は、データパケットの第3の部分についての第3のコーディングスキームを有し、第3のコーディングスキームは、第1のコーディングスキームまたは第2のコーディングスキーム、あるいは第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームの両方と比べて異なる処理要件を有しうる。
[0018] 例えば、第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、第3のコーディングスキームは、第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用しうる。他の例では、第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、第3のコーディングスキームは、第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用しうる。データパケットの第1の部分は、データパケットの先頭部分であり、データパケットの第2の部分は、データパケットの中間部分であり、データパケットの第3の部分は、データパケットの末尾部分でありうる。
[0019] 例示的な例の第2のセットにしたがって、ワイヤレス通信のための方法が説明される。一例では、方法は、受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することと、データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別することとを含みうる。方法はまた、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を識別することを含みうる。データパケットの第2の部分は、データパケットの第1の部分とは異なる(例えば、より低い)処理要件に関連付けられうる。方法はまた、データパケットを送信することを含み、第1の部分は、第1のコーディングスキームにしたがって送信され、第2の部分は、第2のコーディングスキームにしたがって送信されうる。
[0020] 例の第2のセットにしたがって、ワイヤレス通信のための装置が説明される。一構成では、装置は、受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別するための手段と、データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別するための手段とを含みうる。装置はまた、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を識別するための手段を含みうる。データパケットの第1の部分は、データパケットの第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられうる。装置はまた、データパケットを送信するための手段を含み、データパケットの第1の部分は、第1のコーディングスキームにしたがって送信され、データパケットの第2の部分は、第2のコーディングスキームにしたがって送信されうる。
[0021] 例の第2のセットにしたがって、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。一構成では、装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信中のメモリと、メモリ中に記憶された命令とを含みうる。命令は、装置に、受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することと、データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別することと、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を識別することとを行わせるようにプロセッサによって実行可能でありうる。データパケットの第1の部分は、データパケットの第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられうる。命令はまた、装置に、データパケットを送信することを行わせるようにプロセッサによって実行可能であり、データパケットの第1の部分は、第1のコーディングスキームにしたがって送信され、データパケットの第2の部分は、第2のコーディングスキームにしたがって送信されうる。
[0022] 例の第2のセットにしたがって、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。一構成では、コードは、受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することと、データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別することと、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を識別することとを行うように実行可能でありうる。データパケットの第1の部分は、データパケットの第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられうる。コードはまた、データパケットを送信するように実行可能であり、データパケットの第1の部分は、第1のコーディングスキームにしたがって送信され、データパケットの第2の部分は、第2のコーディングスキームにしたがって送信されうる。
[0023] 例の第2のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの態様では、データパケットの第2の部分についての異なる処理要件は、データパケットの第1の部分中のデータに対して確認応答を生成するための処理要件より低い、データパケットの第2の部分の確認応答を生成するための処理要件を含み得る。第1のコーディングスキームは、例えば、第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し得る。いくつかの例では、第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用しうる。いくつかの例では、データパケットの第2の部分は、データパケットに関連付けられた非データ関連情報(non-data related information)を含み、データパケットの第1の部分は、データパケットに関連付けられたペイロードデータを含みうる。ある特定の例では、データパケットの第2の部分は、データの残り部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有し得る。いくつかの例では、確認応答メッセージは、データパケットを送信することに反応して受信され、確認応答メッセージは、データパケットの第1の部分に関連付けられた少なくとも確認応答およびデータパケットの第2の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答を含み得る。
[0024] 例の第2のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの態様では、データパケットの第2の部分は、データパケットの末尾部分であり、データパケットの第1の部分は、データパケットの先頭部分である。ある特定の例では、データパケットの第1の部分は、データパケットの先頭部分であり、データパケットの第2の部分は、データパケットの末尾部分である。第1のコーディングスキームは、例えば、第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用しうる。ある特定の例では、第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する。いくつかの例では、シグナリングは、第1および第2のコーディングスキームを示すために、例えば、制御チャネル送信またはパケットヘッダのうちの1つまたは複数中で、送信されうる。
[0025] いくつかの態様では、例の第2のセットの方法、装置、および/または非一時的コンピュータ可読媒体は、データをコーディングするための第3のコーディングスキームを識別することと、データパケットの第3の部分を識別することとを含みうる。データパケットの第3の部分は、データパケットの第1の部分またはデータパケットの第2の部分、あるいはデータパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分の両方とは異なる処理要件に関連付けられうる。データパケットの第3の部分は、第3のコーディングスキームにしたがって送信されうる。いくつか例では、第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、第3のコーディングスキームは、第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用しうる。他の例では、第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、第2のコーディングスキームは、第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、第3のコーディングスキームは、第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用しうる。加えてまたは代替として、データパケットの第1の部分は、データパケットの先頭部分であり、データパケットの第2の部分は、データパケットの中間部分であり、データパケットの第3の部分は、データパケットの末尾部分であり得る。
[0026] 前述は、以下の詳細な説明がより良く理解されうるように、本開示にしたがった例の特徴および技術的利点をどちらかといえば広く概説している。追加の特徴および利点が以下に説明されることになる。開示される概念および特定の例は、本開示と同じ目的を実行するための他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用されうる。そのような等価な構造は、添付された特許請求の範囲の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性は、関連する利点とともに、それらの編成および動作の方法の両方に関して、添付の図面に関連して検討されたときに以下の説明からより良く理解されるであろう。図面の各々は、例示および説明のみを目的として提供され、特許請求の範囲の限定の定義としては提供されない。
[0027] 本発明の性質および利点のさらなる理解が、以下の図面を参照することによって実現されうる。添付された図面では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有しうる。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルに、ダッシュと、同様のコンポーネント間を区別する第2のラベルとを後続させることによって区別されうる。本明細書中で第1の参照ラベルのみが使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのうちのいずれか1つに適用可能である。
本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信システムのブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信システム中で使用されうるレガシおよび低レイテンシフレーム構造の例を例示する図である。 本開示の様々な態様にしたがって、低減されたレイテンシフィードバックを提供するために、ワイヤレス通信システムの送信の異なる部分中において送信され得る異なるデータの例を例示する図である。 本開示の様々な態様にしたがって、低減されたレイテンシフィードバックを提供するために、ワイヤレス通信システムの送信の異なる部分中において使用され得る異なるコーディングスキームの例を例示する図である。 本開示の様々な態様にしたがって、送信の一部分に対する強化された受信および復号を提供するために、ワイヤレス通信システムの送信の異なる部分中において使用され得る異なるコーディングスキームの例を例示する図である。 本開示の様々な態様にしたがって、送信の一部分に対する強化された受信および復号を提供するために、ワイヤレス通信システムの送信の異なる部分中において送信され得る異なるデータの例を例示する図である。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するために構成されたデバイスのブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するために構成されたデバイスのブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信システムのブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するための装置のブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するための装置のブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するための基地局(例えば、eNBの一部または全てを形成する基地局)のブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、多入力/多出力通信システムのブロック図を示す。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法の例を例示するフローチャートである。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法の別の例を例示するフローチャートである。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法の別の例を例示するフローチャートである。 本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法の別の例を例示するフローチャートである。
詳細な説明
[0045] ワイヤレス通信システム内で、受信された送信の一部分についての処理要件を、同じ送信の他の部分についての処理要件と比べて低減するための技法が説明される。低減された処理要件は、より低いレイテンシフィードバックを可能にし得るか、または送信中に含まれるデータの強化された受信および復号を可能にし得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム内の基地局およびUEは、データ送信の一部分に対して異なるコーディングスキームを用い得る。いくつかの例では、データ送信の末尾部分は、データ送信の他の部分と比べて低減された処理要件を有したコーディングスキームを使用し得る。低減された処理要件は、受信機が、比較的素早く受信の確認応答を生成することを可能にし得、それは、1つまたは複数の送信の受信を確認応答するためのレイテンシを低減し得る。いくつかの例では、送信の末尾部分は、送信の残りの部分の処理要件と比べてデータの受信の確認応答を生成するための処理要件を低減するために、送信の残りの部分と比べて低減されたコードレートまたは低減されたブロックサイズを使用し得る。
[0046] いくつかの例では、送信の1つまたは複数の部分は、送信の他の部分と比べて成功裡の受信および復号のより高い確率を有するコーディングスキームを使用し得る。送信のそのような部分に関連付けられて計算されたチャネル推定情報は、そのような他の部分の成功裡の受信および復号の可能性を増大させるために、成功裡の受信および復号の比較的より低い確率を有する送信の他の部分上で使用され得る。いくつかの例では、送信の先頭部分は、先頭部分中のデータが成功裡に受信および復号されるであろう可能性を増大させるために、送信の残りの部分と比べて低減されたコードレートまたは低減されたブロックサイズを使用し得る。
[0047] 以下の説明は、例を提供しており、特許請求の範囲に記載されている範囲、適用可能性、または例を限定してはいない。本開示の範囲から逸脱することなしに、論述される要素の機能および配置に変更がなされうる。様々な例は、適宜、様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、代用、あるいは追加し得る。例えば、説明される方法は、説明されるものとは異なる順序で遂行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わされうる。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例中で組み合され得る。
[0048] 図1は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信システム100の例を例示する。ワイヤレス通信システム100は、基地局105、UE115、およびコアネットワーク130を含む。コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス認証、追跡、インターネットプロトコル(IP)接続性、および他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能を提供しうる。基地局105は、バックホールリンク132(例えば、S1、等)を通じてコアネットワーク130とインターフェースをとり、UE115との通信のためのスケジューリングおよび無線構成を遂行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105は、直接的にまたは間接的にのいずれかで(例えば、コアネットワーク130を通じて)、バックホールリンク134(例えば、X1、等)を通して互いと通信し得、それは、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得る。
[0049] 基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスで通信しうる。基地局105のサイトの各々は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に対する通信カバレッジを提供しうる。いくつかの例では、基地局105は、ベーストランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適した専門用語で呼ばれうる。基地局105に対する地理的カバレッジエリア110は、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタに分割されうる(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロおよび/またはスモールセル基地局)を含みうる。異なる技術のために重複している地理的カバレッジエリア110が存在しうる。
[0050] いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100の少なくとも一部分は、低レイテンシ通信を使用して動作するように構成され得、その中では、送信のシンボル長は、レガシシステムのシンボル長と比べて低減され得、それは、送信の受信の確認応答のための、レガシシステムのレイテンシと比べて低減されたレイテンシを提供しうる。いくつかの例では、UE115は、例えば、HARQスキームを通じて送信に対するACK/NACKを提供することによって、送信の受信を確認応答しうる。レガシフレーム構造を使用するまたはレガシシステム中での送信に対するUE115からの確認応答は、いくつかの例では、送信が受信されたサブフレームに続く予め定義された数のサブフレームの後で提供されうる。UE115は、低レイテンシモードで動作しているとき、例では、送信が受信されたシンボルに続くある特定の数のシンボル内で受信を確認応答しうる。ACK/NACKを送信し、再送信を受信するために必要とされる時間は、ラウンドトリップタイム(RTT)と呼ばれ得、このことから、レガシフレーム構造を使用して送信されるデータは、低レイテンシモードを使用して送信されるデータについてのRTTより長いRTTを有しうる。
[0051] いくつかの例では、ACK/NACKを生成するために必要とされる処理時間は、低減された処理要件を有する送信の一部分に対してコーディングスキームを使用することによってさらに低減されうる。例えば、送信の末尾部分は、送信の先頭部分と比べて低減された処理要件を有するコーディングスキームを使用しうる。UE115は、送信の先頭部分を受信し、ACK/NACKの生成のために送信を処理し始めうる。送信の末尾部分が受信されると、ACK/NACKの生成のために必要とされる対応する処理が低減され得、このことから、ACK/NACKがより素早く生成されることを可能にする。様々な例にしたがった異なる送信戦略およびコーディングスキームが、以下により詳細に説明されることになる。
[0052] いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、LTE(登録商標)/LTE−Aネットワークである。LTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は概して、基地局105を説明するために使用され得、その一方で、UEという用語は概して、UE115を説明するために使用されうる。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域に対するカバレッジを提供する異機種LTE/LTE−Aネットワークでありうる。例えば、各eNBまたは基地局105は、マクロセル、スモールセル、および/または他のタイプのセルに対する通信カバレッジを提供しうる。「セル」という用語は、コンテキストに依存して、基地局、基地局に関連付けられたキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレッジエリア(例えば、セクタ、等)を説明するために使用されることができる第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))の用語である。
[0053] マクロセルは概して、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。スモールセルは、マクロセルと比較すると、マクロセルと同じまたは異なる(例えば、認可された(licensed)、認可されていない(unlicensed)、等の)周波数帯域中で動作しうるより低電力の基地局である。スモールセルは、様々な例にしたがったピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含みうる。ピコセルは、比較的より小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。フェムトセルもまた、比較的小さい地理的エリア(例えば、家)をカバーし、フェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)中のUE、家の中にいるユーザのためのUE、等)による制限されたアクセスを提供しうる。マクロセルに対するeNBは、マクロeNBと呼ばれうる。スモールセルに対するeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれうる。eNBは、1つまたは複数(例えば、2つ、3つ、4つ、等)のセル(例えば、コンポーネントキャリア)をサポートしうる。
[0054] ワイヤレス通信システム100は、同期または非同期動作をサポートしうる。同期動作の場合、基地局は、同様のフレームタイミングを有し、異なる基地局からの送信は、時間で大まかにアラインされうる(approximately aligned in time)。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームタイミングを有し、異なる基地局からの送信は、時間でアラインされないことがありうる。本明細書で説明される技法は、同期または非同期動作のいずれかに対して使用されうる。
[0055] 様々な開示される例のうちのいくつかを取り入れうる(accommodate)通信ネットワークは、レイヤードプロトコルスタックにしたがって動作するパケットベースのネットワークでありうる。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースでありうる。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネルを通して通信するために、パケットセグメンテーションおよびリアセンブリを遂行しうる。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先度処理(priority handling)および論理チャネルのトランスポートチャネルへの多重化を遂行しうる。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するために、MACレイヤにおいて再送信を提供するハイブリッドARQ(HARQ)を使用しうる。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートするコアネットワーク130または基地局105とUE115との間でのRRC接続の確立、構成、および維持を提供しうる。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは、物理チャネルにマッピングされうる。
[0056] UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散されており、各UE115は、固定式または移動式でありうる。UE115はまた、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適した専門用語を含みうるか、または当業者によってそれらで呼ばれうる。UE115は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、等でありうる。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、中継基地局、等を含む様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能でありうる。
[0057] ワイヤレス通信システム100中に示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含みうる。ダウンリンク送信はまた、順方向リンク送信と呼ばれ、その一方でアップリンク送信はまた、逆方向リンク送信と呼ばれうる。各通信リンク125は、1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、上述された様々な無線技術にしたがって変調された複数のサブキャリア(例えば、異なる周波数の波形信号)から成る信号でありうる。各変調された信号は、異なるサブキャリア上で送られ、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネル、等)、オーバヘッド情報、ユーザデータ、等を搬送しうる。通信リンク125は、周波数分割複信(FDD)動作を使用して(例えば、対にされたスペクトルリソースを使用して)または時分割複信(TDD)動作を使用して(例えば、対にされていないスペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信しうる。FDDについてのフレーム構造(例えば、フレーム構造タイプ1)およびTDDについてのフレーム構造(例えば、フレーム構造タイプ2)が定義されうる。
[0058] ワイヤレス通信システム100のいくつかの実施形態では、基地局105および/またはUE115は、基地局105とUE115との間での通信品質および信頼性を改善するために、アンテナダイバーシティスキームを用いるための複数のアンテナを含みうる。加えてまたは代替として、基地局105および/またはUE115は、同じまたは異なるコード化されたデータを搬送する複数の空間レイヤを送信するために、マルチパス環境を活用しうる多入力多出力(MIMO)技法を用いうる。
[0059] ワイヤレス通信システム100は、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれうる特徴、複数のセルまたはキャリア上での動作をサポートしうる。キャリアはまた、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネル、等と呼ばれうる。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書では交換可能に使用されうる。UE115は、キャリアアグリゲーションのための複数のダウンリンクCCおよび1つまたは複数のアップリンクCCで構成されうる。キャリアアグリゲーションは、FDDおよびTDDコンポーネントキャリアの両方を用いて使用されうる。
[0060] 上述されたように、様々な例は、レガシシステムより短いシンボル持続時間を有する低レイテンシ通信を利用する、図1のワイヤレス通信システム100のようなワイヤレス通信システム中での通信を提供する。図2は、本開示の態様にしたがって、図1のワイヤレス通信システム100のようなワイヤレス通信システム中でのワイヤレス送信のレガシまたは低レイテンシモードを使用して送信されうる無線フレームおよび異なるサブフレームの例を概念的に例示するブロック図200である。図2の無線フレームは、例えば、アクセスポイントとも呼ばれうる1つまたは複数の基地局105と、1つまたは複数のUE115との間で、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の一部分を使用して送信されうる。いくつかの例では、レガシ・プライマリ・セル(legacy primary cell)(PCell)送信210は、ダウンリンクサブフレーム225、特殊サブフレーム230、およびアップリンクサブフレーム235を含む10個の1msのサブフレームを含むTDDフレームを含みうる。ダウンリンクサブフレーム225、特殊サブフレーム230、およびアップリンクサブフレーム235は、確立されたLTE規格にしたがって定義されたサブフレーム構造を含み得、それは、通常のサイクリックプリフィックスを使用するときに各1msのサブフレーム内に14個のレガシシンボルを含みうる。いくつかの例では、ダウンリンクサブフレーム225は、ダウンリンク直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを含み、アップリンクサブフレームは、シングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)シンボルを含み、特殊サブフレーム230は、アップリンクSC−FDMシンボルおよびダウンリンクOFDMシンボルの両方を含みうる。
[0061] 図2の例では、低レイテンシ送信220は、レガシフレーム構造を、ダウンリンクシンボルとアップリンクシンボルとの間での動的切り替えを可能にするTDDベースのフレーム構造に置き換えうるバーストモード送信または低レイテンシ送信を含みうる。いくつかの例では、低レイテンシ送信220は、セカンダリ・セル(secondary cell)(SCell)上で送信されうるが、そのような送信構造、ならびに本明細書で説明される様々な技法および原理は、レガシLTEフレームの1つまたは複数のバーストモードサブフレーム内のような他の送信で、他のPCell送信で、認可されたまたは認可されていないスペクトル等でインプリメントされうることが理解されるであろう。図2の例では、強化されたコンポーネントキャリア(eCC)送信と呼ばれうる低レイテンシ送信220は、ダウンリンクシンボル250とアップリンクシンボル255との間で時間を切り替えることを可能にし(allow for switching time between)うる特殊シンボル257、アップリンクシンボル255およびダウンリンクシンボル250を含みうる。シンボル250、255、および257の各々は、レガシOFDMまたはSC−FDMシンボルと比べて低減されたシンボル持続時間を有し、いくつかの例では、有用な8.33μsのシンボル持続時間および3.03μsのサイクリックプリフィックス持続時間を含む、シンボルあたり11.36μsのシンボル持続時間を有しうる。いくつかの例では、低レイテンシ送信220の様々なシンボルは、アップリンクシンボル255またはダウンリンクシンボル250として指定され得、残りのシンボルが、特定のトラフィックのニーズに基づいて、アップリンクまたはダウンリンクシンボルとして割り振られうるフレキシブルシンボルである。
[0062] 図2の例では、データパケットは、いくつかのダウンリンクシンボル250を含みうるデータパケット送信260中で送信されうる。ACK/NACK265は、いくつかのダウンリンクシンボル250の受信に続くデータパケット送信260に対して生成されうる。ACK/NACK265を生成するために、UE(例えば、図1のUE115)は、各ダウンリンクシンボル250中で送信されたデータを復号するために、受信されたダウンリンクシンボル250を処理しうる。図2の例では、第1のコーディングスキームは、データパケット送信260の第1の部分270に対して使用され、第2のコーディングスキームは、データパケット送信260の第2の部分275に対して使用されうる。UEは、ACK/NACK265を生成するために、データパケット送信260の第1の部分270および第2の部分275を処理しえ、それは、データパケット送信260の成功裡の受信を確認応答するために、または否定応答を示し、データパケット送信260の再送信を開始するために、後続のアップリンクシンボル255−a中で基地局(例えば、図1の基地局105)に送信されうる。データパケット送信260の第1の部分270および第2の部分275は、異なる処理要件に関連付けられうる。
[0063] 上述されたように、いくつかの例では、データパケット送信260の第2の部分275についての第2のコーディングスキームは、データパケット送信260の第1の部分270に対して使用されるコードレートまたはブロックサイズと比べて低減されたコードレートまたはブロックサイズを使用しうる。第2のコーディングスキームの低減されたコードレートまたはブロックサイズは、第1のコーディングスキームと比べて低減された処理要件をもたらしうる。いくつかの例では、UEは、データパケット送信260の後続のシンボルを受信し続ける間に第1の部分270に対して処理を遂行しうる。もし第1のコーディングスキームがデータパケット送信260全体に対して使用されるとしたら、処理要件は、UEがアップリンクシンボル255−a中での送信のために十分な時間中にACK/NACK265を確実に生成しないことがありうるようになりかねない。第2のコーディングスキームに関連付けられた、低減された処理要件により(With the reduced processing requirements)、データパケット送信260の第2の部分275の処理は、データパケット送信260の第1の部分270の処理より計算的に集約度が低い。このことから、UEは、アップリンクシンボル255−a中で送信されるように十分な時間中にACK/NACK265を生成するために、より素早くデータパケット送信260の第2の部分275を処理しうる。
[0064] いくつかの例では、第1の部分270は、第1の空間スキームを使用し、第2の部分275は、第2の空間スキームを使用しうる。例えば、第1の部分270は、ダイバーシティ送信を使用し、第2の部分275は、プリコーディング送信を使用しうる。さらなる例では、第1の部分270および第2の部分275は、アンテナポートの異なるセットを使用するスキームを使用しうる。例えば、第1の部分270は、より低いランクの送信を使用し、第2の部分275は、より高いランクの送信を使用しうる。代替として、いくつかの例では、第1の部分270は、より高いランクの送信を使用し、第2の部分275は、より低いランクの送信を使用しうる。加えてまたは代替として、第1の部分270は、データパケットの第1の部分に対してリソース要素またはトーンの第1のサブセットを使用し、第2の部分275は、データパケットの第2の部分に対してリソース要素またはトーンの異なるサブセットを使用しうる。そのような技法は、タイミング/周波数エラーに対して受信のロバストネスを強化しうる。例えば、いくつかの例では、第1の部分270は、周波数エラーの強化されたトレランスを提供するために、データを送信するための1つおきの(every other)トーンを使用しうる。
[0065] 上述されたように、第2のコーディングスキームは、第1のコーディングスキームと比べて低減されたコードレートまたは低減されたトランスポートブロックサイズのうちの1つまたは複数を有しうる。他の例では、データパケット送信260の第2の部分275は、データパケット送信260の第1の部分270と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有しうる。データパケット送信260に関連付けられたACK/NACK265は、単一のACK/NACKとして論述されるが、そのようなACK/NACK265は、データパケット送信260の第1の部分270および第2の部分275に関連付けられた複数の確認応答を含みうる。いくつかの例では、基地局は、各コーディングスキームに関連付けられたシンボルの数、および第1および第2のコーディングスキームを示すUEへのシグナリングを提供しうる。そのようなシグナリングは、例えば、ほんの数例を挙げると、ダウンリンク送信に関連付けられたダウンリンク制御情報(DCI)中で、パケットヘッダ中で、または無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して、制御チャネル送信中で提供されうる。
[0066] ここで図3を参照すると、低レイテンシ送信の例を概念的に例示するブロック図300が論述される。図3の低レイテンシ送信320は、例えば、1つまたは複数の基地局105と1つまたは複数のUE115との間で、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の一部分を使用して送信されうる。図2に関して上述されたのと同様に、低レイテンシ送信320は、ダウンリンクシンボル350とアップリンクシンボル355との間で時間を切り替えることを可能にしうる特殊シンボル357、アップリンクシンボル355およびダウンリンクシンボル350を含みうる。シンボル350、355、および357の各々は、上述されたように、レガシOFDMまたはSC−FDMシンボルと比べて低減されたシンボル持続時間を有しうる。図3の例では、データパケットは、いくつかのダウンリンクシンボル350を含みうるデータパケット送信360中で送信されうる。ACK/NACK365は、いくつかのダウンリンクシンボル350の受信に続くデータパケット送信360に対して生成されうる。ACK/NACK365を生成するために、UE(例えば、図1のUE115)は、各ダウンリンクシンボル350中で送信されたデータを復号するために、受信されたダウンリンクシンボル350を処理しうる。
[0067] 図3の例では、ペイロードデータは、データパケット送信360の第1の部分370中に含まれ、非ペイロードデータは、データパケット送信360の第2の部分375中に含まれうる。UEは、ACK/NACK365を生成するために、データパケット送信360の第1の部分370および第2の部分375を処理しえ、それは、データパケット送信360の成功裡の受信を確認応答するために、または否定応答を示し、データパケット送信360の再送信を開始するために、後続のアップリンクシンボル355−a中で基地局(例えば、図1の基地局105)に送信されうる。ペイロードデータに関してACK/NACK365を生成するために必要とされる処理は、いくつかの例では、非ペイロードデータのために必要とされる処理より有意であり、このことから、ACK/NACK365は、ペイロードデータがデータパケット送信360の第2の部分375、すなわち末尾部分中に含まれた場合より、より素早く生成されうる。ACK/NACK365を生成するために必要とされる時間の相対速度は、より素早くACK/NACK365の送信を可能にしえ、このことから、データパケット送信360に関連付けられたレイテンシを低減しうる。
[0068] ここで図4を参照すると、低レイテンシ送信の別の例を概念的に例示するブロック図400が論述される。図4の低レイテンシ送信420は、例えば、1つまたは複数の基地局105と1つまたは複数のUE115との間で、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の一部分を使用して送信されうる。図2および3に関して上述されたのと同様に、低レイテンシ送信420は、ダウンリンクシンボル450とアップリンクシンボル455との間で時間を切り替えることを可能にしうる特殊シンボル457、アップリンクシンボル455、およびダウンリンクシンボル450を含みうる。シンボル450、455、および457の各々は、上述されたように、レガシOFDMまたはSC−FDMシンボルと比べて低減されたシンボル持続時間を有しうる。図4の例では、データパケットは、いくつかのダウンリンクシンボル450を含みうるデータパケット送信460中で送信されうる。ACK/NACK465は、いくつかのダウンリンクシンボル450の受信に続くデータパケット送信460に対して生成されうる。ACK/NACK465を生成するために、UE(例えば、図1のUE115)は、各ダウンリンクシンボル450中で送信されたデータを復号するために、受信されたダウンリンクシンボル450を処理しうる。
[0069] 図4の例では、データパケット送信460の第1の部分470は、第1のコーディングスキームを使用し、データパケット送信460の第2の部分475は、第2のコーディングスキームを使用し、データパケット送信460の第3の部分480は、第3のコーディングスキームを使用しうる。UEは、ACK/NACK465を生成するために、データパケット送信460の第1の部分470、第2の部分475、および第3の部分480を処理しえ、ACK/NACK465は、データパケット送信460の成功裡の受信を確認応答するために、または否定応答を示し、データパケット送信460の再送信を開始するために、後続のアップリンクシンボル455−a中で基地局(例えば、図1の基地局105)に送信されうる。
[0070] いくつかの例では、データパケット送信460の第2の部分475についての第2のコーディングスキームは、データパケット送信460の第1の部分470に対して使用されるコードレートまたはブロックサイズと比べて低減されたコードレートまたはブロックサイズを使用し、データパケット送信460の第3の部分480についての第3のコーディングスキームは、第1の部分470および第2の部分475に対して使用されるコードレートまたはブロックサイズと比べてさらに低減されたコードレートまたはブロックサイズを使用しうる。第2および第3のコーディングスキームの低減されたコードレートまたはブロックサイズは、第1のコーディングスキームと比べて低減された処理要件をもたらし、ACK/NACK465を生成するための低減された時間をUEに対して提供しうる。第2および第3のコーディングスキームに関連付けられた、低減された処理要件により、データパケット送信460の第2の部分475および第3の部分480の処理は、データパケット送信460の第1の部分470の処理より計算的に集約度が低い。このことから、UEは、アップリンクシンボル455−a中で送信されるように十分な時間中にACK/NACK465を生成するために、より素早くデータパケット送信460を処理しうる。
[0071] いくつかの例では、第1および第3のコーディングスキームは、第2のコーディングスキームと比べて低減されたコードレートまたはブロックサイズを提供しうる。そのような例では、第1のコーディングスキームの低減されたコードレートまたは低減されたトランスポートブロックサイズは、低減された処理時間を可能にし、UEが、ダウンリンク通信のために使用されるワイヤレス通信チャネルに対するチャネル推定を強化することを可能にしうる。強化されたチャネル推定は、第2の部分475および第3の部分480中に(during)、より効率的に後の送信を受信および復号するために使用されうる。最後に、上述されたのと同様に、第3のコーディングスキームは、関連するダウンリンクシンボルのより速い処理を可能にし、低減されたレイテンシのためのACK/NACK465のより速い送信を可能にしうる。
[0072] ここで図5を参照すると、低レイテンシ送信の別の例を概念的に例示するブロック図500が論述される。図5の低レイテンシ送信520は、例えば、1つまたは複数の基地局105と1つまたは複数のUE115との間で、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の一部分を使用して送信されうる。図2、3および4に関して上述されたのと同様に、低レイテンシ送信520は、ダウンリンクシンボル550とアップリンクシンボル555との間で時間を切り替えることを可能にしうる特殊シンボル557、アップリンクシンボル555、およびダウンリンクシンボル550を含みうる。シンボル550、555、および557の各々は、上述されたように、レガシOFDMまたはSC−FDMシンボルと比べて低減されたシンボル持続時間を有しうる。
[0073] 図5の例では、低レイテンシ送信520の第1の部分565は、第1のコーディングスキームを使用し、低レイテンシ送信520の第2の部分570は、第2のコーディングスキームを使用しうる。いくつかの例では、第1の部分565についての第1のコーディングスキームは、第2の部分570に対して使用されるコードレートまたはブロックサイズと比べて低減されたコードレートまたはブロックサイズを使用しうる。第1のコーディングスキームの低減されたコードレートまたはブロックサイズは、第1の部分565を成功裡に復号するより高い可能性を提供し、第1の部分565は、強化されたチャネル推定情報580を提供するために使用され、そのような強化されたチャネル推定は、第2の部分570の第2のコードレートまたはブロックサイズをサポートするために使用されうる。
[0074] ここで図6を参照すると、低レイテンシ送信の例を概念的に例示するブロック図600が論述される。図6の低レイテンシ送信620は、例えば、1つまたは複数の基地局105と1つまたは複数のUE115との間で、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の一部分を使用して送信されうる。図2−5に関して上述されたのと同様に、低レイテンシ送信620は、ダウンリンクシンボル650とアップリンクシンボル655との間で時間を切り替えることを可能にしうる特殊シンボル657、アップリンクシンボル655およびダウンリンクシンボル650を含みうる。シンボル650、655、および657の各々は、上述されたように、レガシOFDMまたはSC−FDMシンボルと比べて低減されたシンボル持続時間を有しうる。図6の例では、データパケットは、いくつかのダウンリンクシンボル650を含みうるデータパケット送信660中で送信されうる。ACK/NACK675は、いくつかのダウンリンクシンボル650の受信に続くデータパケット送信660に対して生成されうる。ACK/NACK675を生成するために、UE(例えば、図1のUE115)は、各ダウンリンクシンボル650中で送信されたデータを復号するために、受信されたダウンリンクシンボル650を処理しうる。
[0075] 図6の例では、非ペイロードデータは、低レイテンシ送信620の第1の部分665中に含まれ、ペイロードデータは、低レイテンシ送信620の第2の部分670中に含まれうる。UEは、上述されたのと同様に、データの受信の確認応答を生成するために、第1の部分665および第2の部分670を処理しえ、確認応答は、低レイテンシ送信620中でのデータの成功裡の受信を確認応答するために、または否定応答を示し、再送信を開始するために、アップリンクシンボル655中で基地局(例えば、図1の基地局105)に送信されうる。図5に関して上述されたのと同様に、UEによって受信される初期ダウンリンク送信は、正確なチャネル推定が欠如していることがありえ、低レイテンシ送信620の先頭部分すなわち第1の部分665は、より計算的に集約的な処理を必要としうるか、または復号するためにより長い時間がかかりうる。
[0076] 第1の部分665中で非ペイロード関連情報を送信することによって、このデータの処理要件は、低減され、UEが、より正確なチャネル推定情報680を計算することを可能にしえ、それは次に、第2の部分670中で受信されるシンボルについての処理要件および処理時間を低減しうる。またさらなる例では、図5に関して上述されたのと同様に、データの受信およびACK/NACK情報の生成をより素早く強化するために、技法の組み合わせが使用されえ、その中では、チャネル推定値が、送信の先頭部分中で改善され、処理要件が、送信の末尾部分中で低減されうる。
[0077] 図7は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するためのデバイス705のブロック図700を示す。デバイス705は、図1を参照して説明されたUE115の1つまたは複数の態様の例でありうる。デバイス705は、受信機モジュール710、受信処理モジュール715、および/または送信機モジュール720を含みうる。デバイス705はまた、プロセッサでありうるか、またはそれを含みうる(図示せず)。これらのモジュールの各々は、互いと通信中でありうる。
[0078] デバイス705のコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェア中で適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを遂行するように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用してインプリメントされうる。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(あるいはコア)によって遂行されうる。他の例では、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用されえ、それらは、当該技術において知られている任意の方式でプログラムされうる。各モジュールの機能はまた、全体的にあるいは部分的に、1つまたは複数の汎用あるいは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中で具現化された命令によりインプリメントされうる。
[0079] 受信機710は、様々な情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、等)に関連付けられた、パケット、ユーザデータ、および/または制御情報のような情報を受信しうる。受信機モジュール710は、ダウンリンク送信のスケジュールされた許可をプリエンプトする(preempting)ための制御信号と、そのような制御信号がモニタされるべきかどうか、またはそのようなモニタリングがいつ遂行されるべきかを示しうる他の信号とを受信するように構成されうる。情報は、受信処理モジュール715、およびデバイス705の他のコンポーネントに伝えられうる。
[0080] 受信処理モジュール715は、図2−6に関して上述されたような、ダウンリンク送信の異なる部分に対して使用されるコーディングスキームを決定することと、受信されるデータに対して受信および復号機能を遂行することと、またチャネル推定機能を遂行しうることとを行うように構成されうる。送信機モジュール720は、デバイス705の他のコンポーネントから受信された1つまたは複数の信号を送信しうる。送信機モジュール720は、例えば、アップリンクデータを送信しうる。いくつかの例では、送信機モジュール720は、トランシーバモジュール中で受信機モジュール710とコロケートされうる。受信機モジュール710および送信機モジュール720は、図9を参照して説明されるトランシーバモジュール935の態様を例示しうる。
[0081] 図8は、様々な例にしたがって、ワイヤレス通信で使用するためのデバイス705−aのブロック図800を示す。デバイス705−aは、図1を参照して説明されたUE115の1つまたは複数の態様の例でありうる。それはまた、図7を参照して説明されたデバイス705の例でありうる。デバイス705−aは、受信機モジュール710−a、受信処理モジュール715−a、および/または送信機モジュール720−aを含みえ、それらは、デバイス705の対応するモジュールの例でありうる。デバイス705−aはまた、プロセッサを含みうる(図示せず)。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信中でありうる。受信処理モジュール715−aは、コーディングスキーム決定モジュール805、ACK/NACK処理モジュール810、およびチャネル推定モジュール815を含みうる。受信機モジュール710−aおよび送信機モジュール720−aは、それぞれ、図7の受信機モジュール710および送信機モジュール720の機能を遂行しうる。受信機モジュール710−aおよび送信機モジュール720−aは、図9を参照して説明されるトランシーバモジュール935の態様を例示しうる。
[0082] コーディングスキーム決定モジュール805は、図2−6に関して上述されたような、ダウンリンク送信の様々な異なる部分、またはダウンリンク送信に対して使用されるコーディングスキームを決定することを行いうる。ACK/NACK処理モジュール810は、図2−6に関して上述されたのと同様の方法で、受信されたシンボルを処理し、受信されたシンボルに関連付けられたACK/NACK情報を生成しうる。チャネル推定モジュール815は、図2−6に関して上述されたのと同様の方法で、受信される送信の受信および復号を強化するために使用されうるチャネル推定動作を遂行しうる。
[0083] 図9は、様々な例にしたがって、ワイヤレス通信で使用するためのシステム900を示す。システム900は、UE115−aを含みえ、それは、図1のUE115の例でありうる。UE115−aはまた、図7および8のデバイス705の1つまたは複数の態様の例でありうる。
[0084] UE115−aは概して、通信を送信するためのコンポーネントおよび通信を受信するためのコンポーネントを含む、双方向の音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含みうる。UE115−aは、(1つまたは複数の)アンテナ940、トランシーバモジュール935、プロセッサモジュール905、および(ソフトウェア(SW)920を含む)メモリ915を含みえ、それらは各々、(例えば、1つまたは複数のバス945を介して)互いと直接的または間接的に通信しうる。トランシーバモジュール935は、上述されたように、1つまたは複数のネットワークと、(1つまたは複数の)アンテナ940および/または1つまたは複数のワイヤードあるいはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信するように構成されうる。例えば、トランシーバモジュール935は、図1に関連する基地局105と双方向に通信するように構成されうる。トランシーバモジュール935は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)アンテナ940に提供し、(1つまたは複数の)アンテナ940から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含みうる。UE115−aは、単一のアンテナ940を含みうるが、UE115−aは、複数のワイヤレス送信を同時に送信および/または受信することが可能な複数のアンテナ940を有しうる。トランシーバモジュール935は、1つまたは複数の基地局105と複数のコンポーネントキャリアを介して同時に通信することが可能でありうる。
[0085] UE115−aは、受信処理モジュール715−bを含みえ、それは、図7および8のデバイス705の受信処理モジュール715に関して上述された機能を遂行しうる。受信処理モジュール715−bは、図2−6に関して上述されたのと同様の方法で機能を遂行しうる。
[0086] メモリ915は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取専用メモリ(ROM)を含みうる。メモリ915は、実行されると、プロセッサモジュール905に、本明細書で説明された様々な機能(例えば、可変TTIスケジューリング、許可のプリエンプションの決定、等)を遂行させるように構成された命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード920を記憶しうる。代替として、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード920は、プロセッサモジュール905によって直接実行可能でないことがありうるが、(例えば、コンパイルおよび実行されると)コンピュータに、本明細書で説明された機能を遂行させるように構成されうる。プロセッサモジュール905は、インテリジェントハードウェアデバイス、例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、等を含みうる。
[0087] 図10は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するための装置1005のブロック図1000を示す。いくつかの例では、装置1005は、図1を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例でありうる。いくつかの例では、装置1005は、LTE/LTE−A eNBおよび/またはLTE/LTE−A基地局の一部でありうるか、またはそれらを含みうる。装置1005はまた、プロセッサでありうる。装置1005は、受信機モジュール1010、送信管理モジュール1015、および/または送信機モジュール1020を含みうる。これらのモジュールの各々は、互いと通信中でありうる。
[0088] 装置1005のコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェア中で適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを遂行するように適合された1つまたは複数のASICを使用してインプリメントされうる。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(あるいはコア)によって遂行されうる。他の例では、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用されえ、それらは、当該技術において知られている任意の方式でプログラムされうる。各コンポーネントの機能はまた、全体的にあるいは部分的に、1つまたは複数の汎用あるいは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中で具現化された命令によりインプリメントされうる。
[0089] いくつかの例では、受信機モジュール1010は、アップリンク送信に対して動作可能な無線周波数(RF)受信機のような少なくとも1つのRF受信機を含みうる。受信機モジュール1010は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクのようなワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用されうる。
[0090] いくつかの例では、送信機モジュール1020は、アップリンクおよびダウンリンクリソースのスケジューリング許可と、現在スケジュールされている許可がプリエンプトされるべきであることを示しうる制御信号とを送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機のような少なくとも1つのRF送信機を含みうる。送信機モジュール1020は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクのようなワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用されうる。受信機モジュール1010および送信機モジュール1020は、図12を参照して説明されるトランシーバモジュール1250の態様を例示しうる。
[0091] いくつかの例では、送信管理モジュール1015は、図2−6に関して上述されたような、受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することと、データをコーディングするための2つ以上のコーディングスキームを識別することと、データパケット内のデータの他の部分より低い処理要件を有するフロントまたはエンド部分のうちの1つまたは両方についてのコーディングスキームを用いてデータパケット内のデータのフロントおよびエンド部分を識別することとを行うように構成されうる。送信管理モジュール1015は、1つまたは複数のUEへの送信のために、データおよびコーディングスキームを送信機モジュール1020に提供しうる。
[0092] 図11は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するための装置1005−aのブロック図1100を示す。いくつかの例では、装置1005−aは、図1を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例、および/または、図10を参照して説明された装置1005の態様の例でありうる。いくつかの例では、装置1005−aは、eCCを送信するように構成されたLTE/LTE−A eNBおよび/またはLTE/LTE−A基地局の一部でありうるか、またはそれらを含みうる。装置1005−aはまた、プロセッサでありうる。装置1005−aは、受信機モジュール1010−a、送信管理モジュール1015−a、および/または送信機モジュール1020−aを含みうる。これらのモジュールの各々は、互いと通信中でありうる。
[0093] 装置1005−aのコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェア中で適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを遂行するように適合された1つまたは複数のASICを使用してインプリメントされうる。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(あるいはコア)によって遂行されうる。他の例では、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用されえ、それらは、当該技術において知られている任意の方式でプログラムされうる。各コンポーネントの機能はまた、全体的にあるいは部分的に、1つまたは複数の汎用あるいは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中で具現化された命令によりインプリメントされうる。
[0094] いくつかの例では、受信機モジュール1010−aは、図10を参照して説明された受信機モジュール1010の1つまたは複数の態様の例でありうる。いくつかの例では、受信機モジュール1010−aは、UEからの送信のアップリンクシンボル中で送信されたデータおよびアップリンク送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの無線周波数(RF)受信機のような少なくとも1つのRF受信機を含みうる。受信機モジュール1010−aは、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクのようなワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用されうる。
[0095] いくつかの例では、送信機モジュール1020−aは、図10を参照して説明された送信機モジュール1020の1つまたは複数の態様の例でありうる。いくつかの例では、送信機モジュール1020−aは、アップリンクおよびダウンリンクリソースの許可と、スケジュールされた許可の異なる部分に対して使用されるコーディングスキームをシグナリングするための制御信号と、他の制御情報(例えば、RRC、SIB、またはPDCCHシグナリング、等)とを送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機のような少なくとも1つのRF送信機を含みうる。送信機モジュール1020−aは、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクのようなワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用されうる。
[0096] 送信管理モジュール1015−aは、ACK/NACKモジュール1105、コーディングスキーム決定モジュール1110、およびコーディングスキームシグナリングモジュール1115を含みうる。受信機モジュール1010−aおよび送信機モジュール1020−aは、それぞれ、図10の受信機モジュール1010および送信機モジュール1020の機能を遂行しうる。受信機モジュール1010−aおよび送信機モジュール1020−aは、図12を参照して説明される(1つまたは複数の)トランシーバモジュール1250の態様を例示しうる。
[0097] ACK/NACKモジュール1105は、図2−6に関して上述されたような、受信されたデータを処理して、データが成功裡に受信および復号されたかどうかを決定し得、およびデータの受信を確認応答するために、基地局への送信についてのフィードバックを生成しうる。いくつかの例では、ACK/NACKモジュール1105は、受信されたデータに対してHARQ機能を遂行し、関連するACK/NACK送信を基地局に送信しうる。コーディングスキーム決定モジュール1110は、図2−6に関して上述されたのと同様の方法で、送信の2つ以上の異なる部分に対して使用されるべきコーディングスキームを決定しうる。コーディングスキームシグナリングモジュール1115は、図2−6に関して上述されたのと同様の方法で、異なるコーディングスキームを、データ送信を受信するべきである1つまたは複数のUEにシグナリングしうる。いくつかの例では、シグナリングは、ほんの数例ながら挙げると、RRCシグナリング中、SIB中、またはPDCCHシグナリング中で、ダウンリンク許可を提供されうる。
[0098] 図12は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信で使用するための基地局105−a(例えば、eNBの一部または全てを形成する基地局)のブロック図1200を示す。いくつかの例では、基地局105−aは、図1を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様、および/または、図10および/または11を参照して説明された、基地局として構成されたときの装置1005のうちの1つまたは複数の態様の例でありうる。基地局105−aは、図2−6を参照して説明された、基地局および/または装置の特徴および機能のうちの少なくともいくつかをインプリメントまたは容易にするように構成されうる。
[0099] 基地局105−aは、基地局プロセッサモジュール1210、基地局メモリモジュール1220、((1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250によって表されている)少なくとも1つの基地局トランシーバモジュール、((1つまたは複数の)基地局アンテナ1255によって表されている)少なくとも1つの基地局アンテナ、および/または送信管理モジュール1015−bを含みうる。基地局105−aはまた、基地局通信モジュール1230および/またはネットワーク通信モジュール1240のうちの1つまたは複数を含みうる。これらのモジュールの各々は、1つまたは複数のバス1235を通して、直接的または間接的に、互いと通信中でありうる。
[0100] 基地局メモリモジュール1220は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取専用メモリ(ROM)を含みうる。基地局メモリモジュール1220は、実行されると、基地局プロセッサモジュール1210に、ワイヤレス通信に関連して本明細書で説明された様々な機能(例えば、コーディングスキーム決定、異なるコーディングスキームを使用するデータの送信、コーディングスキームのシグナリング、等)を遂行させるように構成された命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード1225を記憶しうる。代替として、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード1225は、基地局プロセッサモジュール1210によって直接的に実行可能でないことがありうるが、(例えば、コンパイルおよび実行されたとき)基地局105に、本明細書で説明された様々な機能を遂行させるように構成されうる。
[0101] 基地局プロセッサモジュール1210は、インテリジェントハードウェアデバイス、例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、等を含みうる。基地局プロセッサモジュール1210は、(1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250、基地局通信モジュール1230、および/またはネットワーク通信モジュール1240を通じて受信された情報を処理しうる。基地局プロセッサモジュール1210はまた、(1つまたは複数の)アンテナ1255を通じた送信のために(1つまたは複数の)トランシーバモジュール1250に、1つまたは複数の他の基地局105−bおよび105−cへの送信のために基地局通信モジュール1230に、および/またはコアネットワーク1245への送信のためにネットワーク通信モジュール1240に送られるべき情報を処理しえ、コアネットワーク1245は、図1を参照して説明されたコアネットワーク130の1つまたは複数の態様の例でありうる。基地局プロセッサモジュール1210は、単独でまたは送信管理モジュール1015−bとともに、本明細書で論述された送信のコーディングの様々な態様を扱いうる。
[0102] (1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)基地局アンテナ1255に提供し、(1つまたは複数の)基地局アンテナ1255から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含みうる。(1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250は、いくつかの例では、1つまたは複数の基地局送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の基地局受信機モジュールとしてインプリメントされうる。(1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250は、第1の無線周波数スペクトル帯域および/または第2の無線周波数スペクトル帯域中での通信をサポートしうる。(1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250は、(1つまたは複数の)アンテナ1255を介して、図1および/または9を参照して説明されたUE115のうちの1つまたは複数のような1つまたは複数のUEあるいは装置と双方向に通信するように構成されうる。基地局105−aは、例えば、複数の基地局アンテナ1255(例えば、アンテナアレイ)を含みうる。基地局105−aは、ネットワーク通信モジュール1240を通じてコアネットワーク1245と通信しうる。基地局105−aはまた、基地局通信モジュール1230を使用して基地局105−bおよび105−cのような他の基地局と通信しうる。
[0103] 送信管理モジュール1015−bは、送信の異なる部分についてのコーディングスキームの決定、コーディングスキーム情報のシグナリング、等に関連する、図2−6を参照して説明された特徴および/または機能のうちのいくつかまたは全てを遂行および/または制御するように構成されうる。送信管理モジュール1015−b、または送信管理モジュール1015−bの一部分は、プロセッサを含み、および/または、送信管理モジュール1015−bの機能のうちのいくつかまたは全ては、基地局プロセッサモジュール1210によっておよび/または基地局プロセッサモジュール1210とともに遂行されうる。いくつかの例では、送信管理モジュール1015−bは、図10および/または11を参照して説明された送信管理モジュール1015および/または1015−aの例でありうる。
[0104] 図13は、基地局105−dおよびUE115−bを含む多入力/多出力(MIMO)通信システム1300のブロック図である。MIMOシステム1300は、図1中に示されたワイヤレス通信システム100の態様を例示しうる。基地局105−dは、アンテナ1334−a〜1334−xを装備され、UE115−bは、アンテナ1352−a〜1352−nを装備されうる。MIMO通信システム1300では、基地局105−dは、データを複数の通信リンクを通して同時に送ることが可能でありうる。各通信リンクは、「レイヤ」と呼ばれ、通信リンクの「ランク」は、通信のために使用されるレイヤの数を示しうる。例えば、基地局105−dが2つの「レイヤ」を送信する2×2MIMO通信システムでは、基地局105−dとUE115−bとの間の通信リンクのランクは、2である。
[0105] 基地局105−dにおいて、送信プロセッサ1320は、データソースからデータを受信しうる。送信プロセッサ1320は、データを処理しうる。送信プロセッサ1320はまた、制御シンボルおよび/または基準シンボルを生成しうる。送信(TX)MIMOプロセッサ1330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を遂行し、出力シンボルストリームを変調器/復調器1332−a〜1332−xに提供しうる。各変調器/復調器1332は、出力サンプルストリームを取得するために、(例えば、OFDM、等のために)それぞれの出力シンボルストリームを処理しうる。各変調器/復調器1332はさらに、DL信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)しうる。一例では、変調器/復調器1332−a〜1332−xからのDL信号は、それぞれ、アンテナ1334−a〜1334−xを介して送信されうる。
[0106] UE115−bにおいて、アンテナ1352−a〜1352−nは、基地局105−dからDL信号を受信し、それぞれ、受信された信号を復調器1354−a〜1354−nに提供しうる。各復調器1354は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)しうる。各復調器1354はさらに、受信されたシンボルを取得するために、(例えば、OFDM、等のために)入力サンプルを処理しうる。MIMO検出器1356は、全ての復調器1354a〜1354nから、受信されたシンボルを取得し、適用可能な場合、受信されたシンボルに対してMIMO検出を遂行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ1358は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、復号)し、UE115−bのための復号されたデータをデータ出力に提供し、復号された制御情報をプロセッサ1380またはメモリ1382に提供しうる。
[0107] プロセッサ1380は、いくつかのケースでは、受信処理モジュール715−cのうちの1つまたは複数をインスタンス化する(instantiate)ために、記憶された命令を実行しうる。受信処理モジュール715−cは、図7、8および/または9を参照して説明された受信処理モジュール715の態様の例でありうる。
[0108] アップリンク(UL)上で、UE115−bにおいて、送信プロセッサ1364は、データソースからデータを受信し、処理しうる。送信プロセッサ1364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信プロセッサ1364からのシンボルは、適用可能な場合には送信MIMOプロセッサ1366によってプリコーディングされ、さらに(例えば、SC−FDMA、等のために)復調器1354−a〜1354−nによって処理され、基地局105−dから受信された送信パラメータにしたがって基地局105−dに送信されうる。基地局105−dにおいて、UE115−bからのUL信号は、アンテナ1334によって受信され、変調器/復調器1332によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器1336によって検出され、受信プロセッサ1338によってさらに処理されうる。受信プロセッサ1338は、復号されたデータをデータ出力とプロセッサ1340および/またはメモリ1342とに提供しうる。プロセッサ1340は、いくつかのケースでは、送信管理モジュール1015−cのうちの1つまたは複数をインスタンス化するために、記憶された命令を実行しうる。送信管理モジュール1015−cは、図10、11および/または12を参照して説明された送信管理モジュール1015の態様の例でありうる。
[0109] UE115−bのコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェア中で適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを遂行するように適合された1つまたは複数のASICを用いてインプリメントされうる。言及されたモジュールの各々は、MIMO通信システム1300の動作に関連する1つまたは複数の機能を遂行するための手段でありうる。同様に、基地局105−cのコンポーネントは、個々にまたは集合的に、ハードウェア中で適用可能な機能のうちのいくつかまたは全てを遂行するように適合された1つまたは複数のASICを用いてインプリメントされうる。言及されたコンポーネントの各々は、MIMO通信システム1300の動作に関連する1つまたは複数の機能を遂行するための手段でありうる。
[0110] 図14は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法1400の例を例示するフローチャートである。明確さのために、方法1400は、図1、9および/または13を参照して説明されたUE115のうちの1つまたは複数の態様、および/または、図7および/または8を参照して説明されたデバイス705のうちの1つまたは複数の態様を参照して以下に説明される。いくつかの例では、UEは、以下に説明される機能を遂行するためにUEの機能的な要素を制御するためコードの1つまたは複数のセットを実行しうる。加えてまたは代替として、UEは、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能のうちの1つまたは複数を遂行しうる。
[0111] ブロック1405において、方法1400は、データパケットの送信を受信することを含みえ、送信は、データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、およびデータパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有する。ブロック1405における(1つまたは複数の)動作は、図7−9および/または13を参照して説明された受信処理モジュール715を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1405における(1つまたは複数の)動作は、図9を参照して説明されたトランシーバモジュール935によって遂行される。
[0112] ブロック1410において、方法1400は、確認応答メッセージを生成するために、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を処理することを含みうる。ブロック1410における(1つまたは複数の)動作は、図7−9および/または13を参照して説明された受信処理モジュール715を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1410における(1つまたは複数の)動作は、図9を参照して説明されたプロセッサモジュール905によって遂行される。
[0113] ブロック1415において、方法1400は、確認応答メッセージを送信することを含みうる。ブロック1415における(1つまたは複数の)動作は、図7−9および/または13を参照して説明された受信処理モジュール715を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1415における(1つまたは複数の)動作は、図9を参照して説明されたトランシーバモジュール935によって遂行される。
[0114] このことから、方法1400は、ワイヤレス通信を提供しうる。方法1400は、単に1つのインプリメンテーションに過ぎず、方法1400の動作は、他のインプリメンテーションが可能になるように、再配置またはそうでない場合は修正されうることに留意されたい。
[0115] 図15は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法1500の例を例示するフローチャートである。明確さのために、方法1500は、図1、9および/または13を参照して説明されたUE115のうちの1つまたは複数の態様、および/または、図7および/または8を参照して説明されたデバイス705のうちの1つまたは複数の態様を参照して以下に説明される。いくつかの例では、UEは、以下に説明される機能を遂行するためにUEの機能的な要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行しうる。加えてまたは代替として、UEは、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能のうちの1つまたは複数を遂行しうる。
[0116] ブロック1505において、方法1500は、データパケットの送信を受信することを含みえ、送信は、データパケットの第1の部分中にペイロードデータ、およびデータパケットの第2の部分中に非ペイロードデータを含む。ブロック1505における(1つまたは複数の)動作は、図7−9および/または13を参照して説明された受信処理モジュール715を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1505における(1つまたは複数の)動作は、図9を参照して説明されたトランシーバモジュール935によって遂行される。
[0117] ブロック1510において、方法1500は、確認応答メッセージを生成するために、データパケットの第1の部分を処理することを含みうる。ブロック1510における(1つまたは複数の)動作は、図7−9および/または13を参照して説明された受信処理モジュール715を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1510における(1つまたは複数の)動作は、図9を参照して説明されたプロセッサモジュール905によって遂行される。
[0118] ブロック1515において、方法1500は、確認応答メッセージを送信することを含みうる。ブロック1515における(1つまたは複数の)動作は、図7−9および/または13を参照して説明された受信処理モジュール715を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1515における(1つまたは複数の)動作は、図9を参照して説明されたトランシーバモジュール935によって遂行される。
[0119] このことから、方法1500は、ワイヤレス通信を提供しうる。方法1500は、単に1つのインプリメンテーションに過ぎず、方法1500の動作は、他のインプリメンテーションが可能になるように、再配置またはそうでない場合は修正されうることに留意されたい。
[0120] 図16は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法1600の例を例示するフローチャートである。明確さのために、方法1600は、図1、12および/または13を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様、および/または、図10および/または11を参照して説明された装置1005のうちの1つまたは複数の態様を参照して以下に説明される。いくつかの例では、UEは、以下に説明される機能を遂行するために基地局の機能的な要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行しうる。加えてまたは代替として、基地局は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能のうちの1つまたは複数を遂行しうる。
[0121] ブロック1605において、方法1600は、受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することを含みうる。ブロック1605における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1605における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された基地局プロセッサモジュール1210によって遂行される。
[0122] ブロック1610では、方法1600は、データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別することを含みうる。ブロック1610における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1610における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された基地局プロセッサモジュール1210によって遂行される。
[0123] ブロック1615において、方法1600は、データパケットの第1の部分およびデータパケットの第2の部分を識別することを含みえ、データパケットの第1の部分は、データパケットの第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられる。ブロック1615における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1615における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された基地局プロセッサモジュール1210によって遂行される。
[0124] ブロック1620において、方法1600は、データパケットを送信することを含みえ、データパケットの第1の部分は、第1のコーディングスキームにしたがって送信され、データパケットの第2の部分は、第2のコーディングスキームにしたがって送信される。ブロック1620における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1620における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された(1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250によって遂行される。
[0125] このことから、方法1600は、ワイヤレス通信を提供しうる。方法1600は、単に1つのインプリメンテーションに過ぎず、方法1600の動作は、他のインプリメンテーションが可能になるように、再配置またはそうでない場合は修正されうることに留意されたい。
[0126] 図17は、本開示の様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信のための方法1700の例を例示するフローチャートである。明確さのために、方法1700は、図1、12および/または13を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様、および/または、図10および/または11を参照して説明された装置1005のうちの1つまたは複数の態様を参照して以下に説明される。いくつかの例では、UEは、以下に説明される機能を遂行するために基地局の機能的な要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行しうる。加えてまたは代替として、基地局は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能のうちの1つまたは複数を遂行しうる。
[0127] ブロック1705において、方法1700は、受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することを含みうる。ブロック1705における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1705における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された基地局プロセッサモジュール1210によって遂行される。
[0128] ブロック1710において、方法1700は、データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、およびデータパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを識別することを含みうる。ブロック1710における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1710における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された基地局プロセッサモジュール1210によって遂行される。
[0129] ブロック1715において、方法1700は、第1および第2のコーディングスキームを示すために、シグナリングを送信することを含みうる。ブロック1715における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1715における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された基地局プロセッサモジュール1210によって遂行される。
[0130] ブロック1720において、方法1700は、データパケットを受信機に送信することを含みうる。ブロック1720における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1720における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された(1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250によって遂行される。
[0131] ブロック1725において、方法1700は、データパケットを送信することに反応して、確認応答メッセージを受信することを含みえ、確認応答の送信は、データパケットの第1および第2の部分に関連付けられた2つ以上の確認応答を含む。ブロック1725における(1つまたは複数の)動作は、図10−13を参照して説明された送信管理モジュール1015を使用して遂行されうる。いくつかの例では、ブロック1725における(1つまたは複数の)動作は、図12を参照して説明された(1つまたは複数の)基地局トランシーバモジュール1250によって遂行される。
[0132] このことから、方法1700は、ワイヤレス通信を提供しうる。方法1700は、単に1つのインプリメンテーションに過ぎず、方法1700の動作は、他のインプリメンテーションが可能になるように、再配置またはそうでない場合は修正されうることに留意されたい。
[0133] いくつかの例では、方法1400、1500、1600、または1700のうちの2つ以上からの態様が組み合されうる。方法1400、1500、1600、1700は、単に実例的なインプリメンテーションに過ぎず、方法1400−1700の動作は、他のインプリメンテーションが可能になるように、再配置またはそうでない場合は修正されうることに留意されたい。
[0134] 本明細書で説明された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムのような様々なワイヤレス通信システムに対して使用されうる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、交換可能に使用されることが多い。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、等のような無線技術をインプリメントしうる。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは一般に、CDMA2000 1X、1X、等と呼ばれる。IS−856(TIA−856)は一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高レートパケットデータ(HRPD)、等と呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。TDMAシステムは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術をインプリメントしうる。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)、等のような無線技術をインプリメントしうる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書中に説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書中に説明されている。本明細書で説明された技法は、上述されたシステムおよび無線技術ならびに認可されていないおよび/または共有された帯域幅上でのセルラ(例えば、LTE)通信を含む他のシステムおよび無線技術に対して使用されうる。上記の説明は、しかしながら、実例を目的としてLTE/LTE−Aシステムを説明しており、LTEの専門用語が上記の説明の大部分中で使用されているが、本技法は、LTE/LTE−Aアプリケーションを超えて適用可能である。
[0135] 添付された図面に関連して上述された詳細な説明は、例を説明しており、インプリメントされうるまたは特許請求の範囲の範囲内にある例のみを表してはいない。「例(example)」および「例証的(exemplary)」という用語は、この説明中で使用されるとき、「例、事例、または例示としての役割を果たす」ことを意味し、「好ましい」または「他の例に対して有利である」ことを意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供することを目的として特定の詳細を含む。これらの技法は、しかしながら、これらの特定の詳細なしに実施されうる。いくつかの事例では、良く知られている構造および装置は、説明された例の概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。
[0136] 情報および信号は、多様な異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して表わされうる。例えば、上記の説明全体を通じて参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表されうる。
[0137] 本明細書での開示に関連して説明された様々な例示的なブロックおよびコンポーネントは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を遂行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いてインプリメントまたは遂行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、計算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としてインプリメントされうる。
[0138] 本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせ中でインプリメントされうる。プロセッサによって実行されるソフトウェアでインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信されうる。他の例およびインプリメンテーションは、本開示および添付された特許請求の範囲の範囲および精神内にある。例えば、ソフトウェアの性質に起因して、上述された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハード配線、またはこれらのうちのいずれかの組み合わせを使用してインプリメントされることができる。機能をインプリメントする特徴はまた、機能の一部分が異なる物理的ロケーションにおいてインプリメントされるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的にロケートされうる。特許請求の範囲を含む、本明細書で使用される場合、「および/または(and/or)」という用語は、2つ以上の項目のリスト中で使用されるとき、リストされた項目のうちのいずれか1つが単独で用いられることができる、またはリストされた項目のうちの2つ以上の任意の組み合わせが用いられることができることを意味する。例えば、ある構成が、コンポーネントA、B、および/またはCを含むものとして説明されている場合、その構成は、Aだけ、Bだけ、Cだけ、AとBの組み合わせ、AとCの組み合わせ、BとCの組み合わせ、またはAとBとCの組み合わせを含むことができる。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目のリスト(例えば、「〜のうちの少なくとも1つ(at least one of)」または「〜のうちの1つまたは複数(one or more of)」のようなフレーズで始まる項目のリスト)中で使用される「または/あるいは/もしくは(or)」は、例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、B、C、AとB、AとC、BとC、AとBとC(すなわち、A、B、およびC)を意味するような、選言的なリストを示す。
[0139] コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または特殊用途コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、汎用または特殊用途コンピュータ、もしくは汎用または特殊用途プロセッサによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義中に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)(disc)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(DVD)(disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、その一方でディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0140] 本開示の先の説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなしに他の変形に適用されうる。このことから、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきである。

Claims (110)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することと、
    前記データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別することと、
    前記データパケットの第1の部分および前記データパケットの第2の部分を識別することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの前記第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられる、
    前記データパケットを送信することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第1の部分は、前記第1のコーディングスキームにしたがって送信され、前記データパケットの前記第2の部分は、前記第2のコーディングスキームにしたがって送信される、
    を備える、方法。
  2. 前記データパケットの前記第2の部分についての前記異なる処理要件は、前記データパケットの前記第1の部分に対して確認応答を生成するための処理要件より低い、前記データパケットの前記第2の部分に対して確認応答を生成するための処理要件を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットに関連付けられた非データ関連情報を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットに関連付けられたペイロードデータを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの前記第1の部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記データパケットを送信することに反応して、確認応答メッセージを受信すること、ここにおいて、前記確認応答メッセージは、前記データパケットの前記第1の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答および前記データパケットの前記第2の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答を備える、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットのパケット末尾部分を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームを示すために、シグナリングを送信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記シグナリングは、制御チャネル送信またはパケットヘッダのうちの1つまたは複数中で送信される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記データをコーディングするための第3のコーディングスキームを識別することと、
    前記データパケットの第3の部分を識別することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの前記第1の部分または前記データパケットの前記第2の部分、あるいは前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分の両方とは異なる処理要件に関連付けられ、
    前記データパケットの前記第3の部分は、前記第3のコーディングスキームにしたがって送信される、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの中間部分を備え、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項14に記載の方法。
  18. ワイヤレス通信のための装置であって、
    受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別するための手段と、
    前記データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別するための手段と、
    前記データパケットの第1の部分および前記データパケットの第2の部分を識別するための手段と、ここにおいて、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの前記第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられる、
    前記データパケットを送信するための手段と、ここにおいて、前記データパケットの前記第1の部分は、前記第1のコーディングスキームにしたがって送信され、前記データパケットの前記第2の部分は、前記第2のコーディングスキームにしたがって送信される、
    を備える、装置。
  19. 前記データパケットの前記第2の部分についての前記異なる処理要件は、前記データパケットの前記第1の部分に対して確認応答を生成するための処理要件より低い、前記データパケットの前記第2の部分に対して確認応答を生成するための処理要件を備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用する、請求項18に記載の装置。
  21. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用する、請求項18に記載の装置。
  22. 前記第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項18に記載の装置。
  23. 前記第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項18に記載の装置。
  24. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットに関連付けられた非データ関連情報を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットに関連付けられたペイロードデータを備える、請求項18に記載の装置。
  25. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの前記第1の部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有する、請求項18に記載の装置。
  26. 前記データパケットを送信することに反応して、確認応答メッセージを受信するための手段、ここにおいて、前記確認応答メッセージは、前記データパケットの前記第1の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答および前記データパケットの前記第2の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答を備える、
    をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  27. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの末尾部分を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備える、請求項18に記載の装置。
  28. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項18に記載の装置。
  29. 前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームを示すために、シグナリングを送信するための手段
    をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  30. 前記データをコーディングするための第3のコーディングスキームを識別するための手段と、
    前記データパケットの第3の部分を識別するための手段と、ここにおいて、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの前記第1の部分または前記データパケットの前記第2の部分、あるいは前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分の両方とは異なる処理要件に関連付けられ、
    前記データパケットの前記第3の部分は、前記第3のコーディングスキームにしたがって送信される、
    をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  31. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項30に記載の装置。
  32. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項30に記載の装置。
  33. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの中間部分を備え、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項30に記載の装置。
  34. ワイヤレス通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信中のメモリと、
    前記メモリ中に記憶された命令と
    を備え、前記命令は、前記装置に、
    受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することと、
    前記データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別することと、
    前記データパケットの第1の部分および前記データパケットの第2の部分を識別することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの前記第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられる、
    前記データパケットを送信することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第1の部分は、前記第1のコーディングスキームにしたがって送信され、前記データパケットの前記第2の部分は、前記第2のコーディングスキームにしたがって送信される、
    を行わせるように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
  35. 前記データパケットの前記第2の部分についての前記異なる処理要件は、前記データパケットの前記第1の部分に対して確認応答を生成するための処理要件より低い、前記データパケットの前記第2の部分に対して確認応答を生成するための処理要件を備える、請求項34に記載の装置。
  36. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用する、請求項34に記載の装置。
  37. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用する、請求項34に記載の装置。
  38. 前記第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項34に記載の装置。
  39. 前記第1のコーディングスキームは、第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項34に記載の装置。
  40. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットに関連付けられた非データ関連情報を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットに関連付けられたペイロードデータを備える、請求項34に記載の装置。
  41. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの前記第1の部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有する、請求項34に記載の装置。
  42. 前記命令は、前記装置に、
    前記データパケットを送信することに反応して、確認応答メッセージを受信すること、ここにおいて、前記確認応答メッセージは、前記データパケットの前記第1の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答および前記データパケットの前記第2の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答を備える、
    を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項34に記載の装置。
  43. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの末尾部分を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備える、請求項34に記載の装置。
  44. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項34に記載の装置。
  45. 前記命令は、前記装置に、
    前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームを示すために、シグナリングを送信すること
    を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項34に記載の装置。
  46. 前記命令は、前記装置に、
    前記データをコーディングするための第3のコーディングスキームを識別することと、
    前記データパケットの第3の部分を識別することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの前記第1の部分または前記データパケットの前記第2の部分、あるいは前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分の両方とは異なる処理要件に関連付けられる、
    前記データパケットの前記第3の部分を前記第3のコーディングスキームにしたがって送信することと
    を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項34に記載の装置。
  47. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項46に記載の装置。
  48. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項46に記載の装置。
  49. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの中間部分を備え、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項46に記載の装置。
  50. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
    受信機にデータパケット中で送信されるべきデータを識別することと、
    前記データをコーディングするための第1のコーディングスキームおよび第2のコーディングスキームを識別することと、
    前記データパケットの第1の部分および前記データパケットの第2の部分を識別することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの前記第2の部分とは異なる処理要件に関連付けられる、
    前記データパケットを送信することと、ここにおいて、前記データの前記第1の部分は、前記第1のコーディングスキームにしたがって送信され、前記データパケットの前記第2の部分は、前記第2のコーディングスキームにしたがって送信される、
    を行うように実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
  51. ワイヤレス通信のための方法であって、
    データパケットの送信を受信することと、前記送信は、前記データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、および前記データパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有し、ここにおいて、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコーディングスキームと比べて異なる処理要件を有する、
    確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分を処理することと、
    前記確認応答メッセージを送信することと
    を備える、方法。
  52. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用する、請求項51に記載の方法。
  53. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項51に記載の方法。
  54. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットに関連付けられたペイロードデータを提供し、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットに関連付けられた非ペイロードデータ関連情報を提供する、請求項51に記載の方法。
  55. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの前記第1の部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有する、請求項51に記載の方法。
  56. 前記処理することは、
    前記データパケットの前記第2の部分を受信する間に前記データパケットの前記第1の部分を処理することと、
    前記データパケットの前記第2の部分を受信した後で前記データパケットの前記第2の部分を処理することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第2の部分を前記処理することは、前記データパケットの前記第1の部分を処理することより計算的に集約度が低い、
    を備える、請求項51に記載の方法。
  57. 前記確認応答メッセージは、前記データパケットの前記第1の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答および前記データパケットの前記第2の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答を備える、請求項51に記載の方法。
  58. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項51に記載の方法。
  59. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの末尾部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの先頭部分を備える、請求項51に記載の方法。
  60. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用する、請求項51に記載の方法。
  61. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分を成功裡に復号するより高い可能性を提供し、第2のコードレートをサポートするために使用され得る、より正確なチャネル推定値を決定するための情報を提供する、請求項51に記載の方法。
  62. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項51に記載の方法。
  63. 前記第1のコーディングスキームは、第1の空間スキームを使用し、前記第2のコーディングスキームは、第2の空間スキームを使用する、または、
    前記第1のコーディングスキームは、アンテナポートの第1のセットを使用し、前記第2のコーディングスキームは、アンテナポートの第2のセットを使用する、または、
    前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対してリソース要素の第1のサブセットを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対してリソース要素の異なるサブセットを使用する、
    請求項51に記載の方法。
  64. より低いランクが、前記第1のコーディングスキームに対して使用され、より高いランクが、前記第2のコーディングスキームに対して使用される、請求項51に記載の方法。
  65. 前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームを示すために、シグナリングを受信すること
    をさらに備える、請求項51に記載の方法。
  66. 前記シグナリングは、制御チャネル送信またはパケットヘッダのうちの1つまたは複数中で受信される、請求項65に記載の方法。
  67. 前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分は、異なる送信スキームを使用する、請求項51に記載の方法。
  68. 前記確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの第3の部分を処理すること、ここにおいて、前記送信は、前記データパケットの前記第3の部分についての第3のコーディングスキームを有し、前記第3のコーディングスキームは、前記第1のコーディングスキームまたは前記第2のコーディングスキーム、あるいは前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームの両方と比べて異なる処理要件を有する、
    をさらに備える、請求項51に記載の方法。
  69. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項68に記載の方法。
  70. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項68に記載の方法。
  71. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの中間部分を備え、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項68に記載の方法。
  72. ワイヤレス通信のための装置であって、
    データパケットの送信を受信するための手段と、前記送信は、前記データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、および前記データパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有し、ここにおいて、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコーディングスキームと比べて異なる処理要件を有する、
    確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分を処理するための手段と、
    前記確認応答メッセージを送信するための手段と
    を備える、装置。
  73. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用する、請求項72に記載の装置。
  74. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項72に記載の装置。
  75. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットに関連付けられたペイロードデータを提供し、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットに関連付けられた非ペイロードデータ関連情報を提供する、請求項72に記載の装置。
  76. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの前記第1の部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有する、請求項72に記載の装置。
  77. 前記処理するための手段は、前記データパケットの前記第2の部分を受信する間に前記データパケットの前記第1の部分を処理することと、前記データパケットの前記第2の部分を受信した後で前記データパケットの前記第2の部分を処理することとを行うように動作可能であり、前記データパケットの前記第2の部分を処理することは、前記データパケットの前記第1の部分を処理することより計算的に集約度が低い、請求項72に記載の装置。
  78. 前記確認応答メッセージは、前記データパケットの前記第1の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答および前記データパケットの前記第2の部分に関連付けられた少なくとも1つの確認応答を備える、請求項72に記載の装置。
  79. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項72に記載の装置。
  80. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの末尾部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの先頭部分を備える、請求項72に記載の装置。
  81. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用する、請求項72に記載の装置。
  82. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分を成功裡に復号するより高い可能性を提供し、第2のコードレートをサポートするために使用されうる、より正確なチャネル推定値を決定するための情報を提供する、請求項72に記載の装置。
  83. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項72に記載の装置。
  84. 前記第1のコーディングスキームは、第1の空間スキームを使用し、前記第2のコーディングスキームは、第2の空間スキームを使用する、または、
    前記第1のコーディングスキームは、アンテナポートの第1のセットを使用し、前記第2のコーディングスキームは、アンテナポートの第2のセットを使用する、または、
    前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対してリソース要素の第1のサブセットを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対してリソース要素の異なるサブセットを使用する、
    請求項72に記載の装置。
  85. より低いランクが、前記第1のコーディングスキームに対して使用され、より高いランクが、前記第2のコーディングスキームに対して使用される、請求項72に記載の装置。
  86. 前記確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分を前記処理するための手段は、
    前記確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの第3の部分を処理すること、ここにおいて、前記送信は、前記データパケットの前記第3の部分についての第3のコーディングスキームを有し、前記第3のコーディングスキームは、前記第1のコーディングスキームまたは前記第2のコーディングスキーム、あるいは前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームの両方と比べて異なる処理要件を有する、
    を行うように動作可能である、請求項72に記載の装置。
  87. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項86に記載の装置。
  88. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項86に記載の装置。
  89. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの中間部分を備え、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項86に記載の装置。
  90. ワイヤレス通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信中のメモリと、
    前記メモリ中に記憶された命令と
    を備え、前記命令は、前記装置に、
    データパケットの送信を受信することと、前記送信は、前記データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、および前記データパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有し、ここにおいて、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコーディングスキームと比べて異なる処理要件を有する、
    確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分を処理することと、
    前記確認応答メッセージを送信することと
    を行わせるように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
  91. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用する、請求項90に記載の装置。
  92. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のトランスポートブロックサイズより小さい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項90に記載の装置。
  93. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットに関連付けられたペイロードデータを提供し、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットに関連付けられた非ペイロードデータ関連情報を提供する、請求項90に記載の装置。
  94. 前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの前記第1の部分と比べて、ブラインド検出、制御チャネル処理またはチャネル状態情報(CSI)計算のうちの1つまたは複数のための低減された要件を有する、請求項90に記載の装置。
  95. 前記命令は、前記装置に、
    前記データパケットの前記第2の部分を受信する間に前記データパケットの前記第1の部分を処理することと、
    前記データパケットの前記第2の部分を受信した後で前記データパケットの前記第2の部分を処理することと、ここにおいて、前記データパケットの前記第2の部分を前記処理することは、前記データパケットの前記第1の部分を処理することより計算的に集約度が低い、
    を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項90に記載の装置。
  96. 前記確認応答メッセージは、前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分に関連付けられた複数の確認応答を備える、請求項90に記載の装置。
  97. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項90に記載の装置。
  98. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの末尾部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの先頭部分を備える、請求項90に記載の装置。
  99. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用する、請求項90に記載の装置。
  100. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分を成功裡に復号するより高い可能性を提供し、第2のコードレートをサポートするために使用されうる、より正確なチャネル推定値を決定するための情報を提供する、請求項90に記載の装置。
  101. 前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対して第1のトランスポートブロックサイズを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対して、前記第1のトランスポートブロックサイズより大きい第2のトランスポートブロックサイズを使用する、請求項90に記載の装置。
  102. 前記第1のコーディングスキームは、第1の空間スキームを使用し、前記第2のコーディングスキームは、第2の空間スキームを使用する、または、
    前記第1のコーディングスキームは、アンテナポートの第1のセットを使用し、前記第2のコーディングスキームは、アンテナポートの第2のセットを使用する、または、
    前記第1のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第1の部分に対してリソース要素の第1のサブセットを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記データパケットの前記第2の部分に対してリソース要素の異なるサブセットを使用する、
    請求項90に記載の装置。
  103. より低いランクが、前記第1のコーディングスキームに対して使用され、より高いランクが、前記第2のコーディングスキームに対して使用される、請求項90に記載の装置。
  104. 前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分は、異なる送信スキームを使用する、請求項90に記載の装置。
  105. 前記命令は、前記装置に、
    前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームを示すために、シグナリングを受信すること
    を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項90に記載の装置。
  106. 前記命令は、前記装置に、
    前記確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの第3の部分を処理すること、ここにおいて、前記送信は、前記データパケットの前記第3の部分についての第3のコーディングスキームを有し、前記第3のコーディングスキームは、前記第1のコーディングスキームまたは前記第2のコーディングスキーム、あるいは前記第1のコーディングスキームおよび前記第2のコーディングスキームの両方と比べて異なる処理要件を有する、
    を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、請求項90に記載の装置。
  107. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて低減された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項106に記載の装置。
  108. 前記第1のコーディングスキームは、第1のコードレートを使用し、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコードレートと比べて増大された第2のコードレートを使用し、前記第3のコーディングスキームは、前記第2のコードレートと比べて低減された第3のコードレートを使用する、請求項106に記載の装置。
  109. 前記データパケットの前記第1の部分は、前記データパケットの先頭部分を備え、前記データパケットの前記第2の部分は、前記データパケットの中間部分を備え、前記データパケットの前記第3の部分は、前記データパケットの末尾部分を備える、請求項106に記載の装置。
  110. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
    データパケットの送信を受信することと、前記送信は、前記データパケットの第1の部分についての第1のコーディングスキーム、および前記データパケットの第2の部分についての第2のコーディングスキームを有し、ここにおいて、前記第2のコーディングスキームは、前記第1のコーディングスキームと比べて異なる処理要件を有する、
    確認応答メッセージを生成するために、前記データパケットの前記第1の部分および前記データパケットの前記第2の部分を処理することと、
    前記確認応答メッセージを送信することと
    を行うように実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
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