JP2018200664A - プロジェクター、プロジェクターの制御方法、表示システムおよび表示システムの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、プロジェクターの制御方法、表示システムおよび表示システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチペンの態様を容易かつ迅速に切り替えることができるプロジェクターを提供する。【解決手段】プロジェクター10は、スクリーンSCを指示する指示体70の位置の軌跡を検出する位置検出部54と、指示体70に設けられた押下ボタン73の状態を判定する操作判定部56と、指示体70の軌跡に基づいて描画オブジェクト150を生成するオブジェクト生成制御部33と、描画オブジェクト150を含む画像を投射する投射部200と、を備え、オブジェクト生成制御部33は、押下ボタン73が非押下状態である間に第1の軌跡を検出した場合、描画オブジェクト150Aを第1の軌跡に生成し、押下ボタン73が押下状態である間に第1の軌跡を検出した場合、描画オブジェクト150Bを第1の軌跡に生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクター、プロジェクターの制御方法、表示システムおよび表示システムの制御方法に関する。
従来、下記特許文献1に示すように、プロジェクターが投射している画像に対して、タッチペンを用いて手書き入力することができる電子ホワイトボードが知られている。このような電子ホワイトボードでは、手書き入力を行うタッチペンの描画色や描画形状等の態様を操作者が変更する場合、プロジェクターにツールバーを投射させ、投射したツールバーを用いて操作者がタッチペンの態様を選択した。
特許第4424592号公報
しかしながら、タッチペンの態様を頻繁に切り替える場合や、切り替えた態様から元の態様に戻すような場合、ツールバーを都度投射させてタッチペンの態様を選択するため、態様を切り替えるのに手間と時間を要した。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、タッチペンの態様を容易かつ迅速に切り替えることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかるプロジェクターは、投射面に画像を投射するプロジェクターであって、前記投射面を指示する指示体の位置の軌跡を検出する検出部と、前記指示体に設けられたスイッチの状態を判定する判定部と、前記軌跡に基づいて描画オブジェクトを生成する生成部と、前記描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射する投射部と、を備え、前記生成部は、前記スイッチが第1の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成することを特徴とする。
このような構成によれば、スイッチが第1の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成され、スイッチが第2の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成される。従って、スイッチの状態に応じて第1の軌跡に生成される描画オブジェクトが切り替わるため、描画オブジェクトを容易かつ迅速に切り替えることができる。
[適用例2]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記第1の描画オブジェクトおよび前記第2の描画オブジェクトの態様を設定する設定部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、設定部を介して第1の描画オブジェクトおよび第2の描画オブジェクトの態様を設定できる。
[適用例3]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記設定部は、前記態様として設定可能な態様候補を前記投射面に投射させ、投射した前記態様候補の中から前記第1の描画オブジェクトおよび前記第2の描画オブジェクトの前記態様を選択させることが好ましい。
このような構成によれば、設定可能な態様候補を投射面に投射し、投射した態様候補の中から描画オブジェクトを選択するため、態様候補を視認した状態で所望の態様を選択できる。
[適用例4]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記設定部は、投射した前記態様候補の中から前記指示体が指示した前記態様を前記指示体の前記スイッチの状態に応じて設定することが好ましい。
このような構成によれば、指示体のスイッチの状態に応じて、指示体が指示した態様を設定できるため、スイッチの状態毎の態様を容易に設定できる。
[適用例5]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記生成部は、前記第1の描画オブジェクトを生成しているときに、前記スイッチが前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことを前記判定部が判定した場合、前記第1の描画オブジェクトの生成を継続することが好ましい。
このような構成によれば、第1の描画オブジェクトを生成しているときに、スイッチの状態が変化した場合であっても、第1の描画オブジェクトによる生成を継続するため、スイッチの誤操作による影響を回避できる。
[適用例6]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記生成部は、前記スイッチが前記第1の状態から前記第2の状態に変化したのを起点とし、前記スイッチが前記第2の状態から前記第1の状態に変化するまでの時間に応じて、前記第1の描画オブジェクトまたは前記第2の描画オブジェクトを選択することが好ましい。
このような構成によれば、スイッチの状態が変化してから次に変化するまでの時間に応じて生成する描画オブジェクトを選択できる。
[適用例7]
上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記スイッチは、前記第1の状態および前記第2の状態の何れかに遷移しても良い。
[適用例8]
本適用例にかかるプロジェクターの制御方法は、投射面に画像を投射するプロジェクターの制御方法であって、指示体に設けられたスイッチの状態を判定し、前記スイッチが第1の状態であると判定している間に、前記投射面を指示する前記指示体の位置を示す第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であると判定している間に、前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、生成した前記第1の描画オブジェクトまたは前記第2の描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射することを特徴とする。
このような方法によれば、スイッチが第1の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成され、スイッチが第2の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成される。従って、スイッチの状態に応じて第1の軌跡に生成される描画オブジェクトが切り替わるため、描画オブジェクトを容易かつ迅速に切り替えることができる。
[適用例9]
本適用例にかかる表示システムは、投射面に画像を投射する表示システムであって、前記投射面を指示する指示体の位置の軌跡を検出する検出部と、前記指示体に設けられたスイッチの状態を判定する判定部と、前記軌跡に基づいて描画オブジェクトを生成する生成部と、前記描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射する投射部と、を備え、前記生成部は、前記スイッチが第1の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成することを特徴とする。
このような構成によれば、スイッチが第1の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成され、スイッチが第2の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成される。従って、スイッチの状態に応じて第1の軌跡に生成される描画オブジェクトが切り替わるため、描画オブジェクトを容易かつ迅速に切り替えることができる。
[適用例10]
本適用例にかかる表示システムの制御方法は、投射面に画像を投射する表示システムの制御方法であって、指示体に設けられたスイッチの状態を判定し、前記スイッチが第1の状態であると判定している間に、前記投射面を指示する前記指示体の位置を示す第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であると判定している間に、前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、生成した前記第1の描画オブジェクトまたは前記第2の描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射することを特徴とする。
このような方法によれば、スイッチが第1の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成され、スイッチが第2の状態である間に第1の軌跡が検出された場合、第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトが第1の軌跡に生成される。従って、スイッチの状態に応じて第1の軌跡に生成される描画オブジェクトが切り替わるため、描画オブジェクトを容易かつ迅速に切り替えることができる。
実施形態に係る表示システムの概構成を示す図。 実施形態に係る表示システムの機能構成を示すブロック図。 操作対応テーブルの一例を示す図。 指示体による描画例を示す図。 指示体による描画例を示す図。 動作メニューの一例を示す図。 OSDメニューの一例を示す図。 OSDメニューの一例を示す図。 投射部の光学系を模式的に示す図。 描画処理の流れを示すフローチャート。 無効判定処理の流れを示すフローチャート。 無効判定処理の流れを示すフローチャート。 設定処理の流れを示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本発明を適用した実施形態に係る表示システム100の概構成を示す図である。この表示システム100は、プロジェクター10と、端末装置80とを備えている。
プロジェクター10は、投射面を有するホワイトボード等のスクリーンSCの上方に設置されている。また、プロジェクター10は、無線通信を介して端末装置80と通信可能に接続されている。
このプロジェクター10は、斜め下方に向けて画像を投射する短焦点型である。また、本実施形態で例示するスクリーンSCは、壁面に固定されるか、または、床面に立設された、平板または幕である。尚、壁面をスクリーンSCとして使用することも可能である。この場合、スクリーンSCとして使用される壁面の上部にプロジェクター10が取り付けられても良い。
プロジェクター10は、端末装置80等の外部から入力されるコンテンツデータ(画像情報)に基づいて画像をスクリーンSCに投射できる。
また、このプロジェクター10は、画像を投射するスクリーンSC上において、操作者が指示体70を用いて所定の操作を指示する機能(インタラクティブ機能)を有する。指示体70は、例えば、タッチペンのようなペン型の入力デバイスであり、操作者は軸部75を把持し、先端部71をスクリーンSCに押しつけるように使用する。指示体70の先端部71には押圧操作を検出する操作スイッチ72(図2)が埋設されている。操作者が指示体70の先端部71をスクリーンSCに押し付けた場合、操作スイッチ72はON状態になり、指示体70の先端部71がスクリーンSCから離れた場合、操作スイッチ72はOFF状態になる。
操作者は、スクリーンSC上の任意の位置で指示体70の先端部71をスクリーンSCに押しつけたり、離したりすることで、位置指示操作を行うことができる。また、指示体70は操作者が押下可能な押下ボタン73を備えている。操作者は、押下ボタン73を押下することで、予め設定された押下操作を指示できる。
プロジェクター10は、後述するように、スクリーンSC上における指示体70の位置および押下操作の有無を検出する機能を有する。プロジェクター10は、操作者が位置指示操作を行った場合、指示体70の先端がスクリーンSCに接した位置を操作位置として検出し、操作者が指示体70により行った位置指示操作を受け付けて、この操作を投射画像に反映させることができる。
具体的には、プロジェクター10は、操作者による描画動作、即ち、操作者により保持された指示体70がスクリーンSC上に押し付けられた状態で移動する動作および押下操作の有無に基づいて、直線、曲線、多角形の図形や、文字等の描画オブジェクト150を指示体70の軌跡に応じて生成し、生成した描画オブジェクト150をスクリーンSCに投射されている投射画像に重畳して投射できる。
また、このプロジェクター10は、外装筐体に操作パネル19が設けられている。操作パネル19は、各種スイッチやインジケーターランプを有し、インジケーターランプはプロジェクター10の動作状態や設定状態に応じて点灯或いは点滅する。
尚、本実施形態では、端末装置80はノートパソコン(コンピューター)を想定する。尚、端末装置80は、スマートフォンのような高機能携帯電話やタブレット端末も想定できる。また、プロジェクター10との通信は、無線通信には限定されず、有線通信であっても良い。
図2は、表示システム100の機能構成を示すブロック図である。
プロジェクター10は、データ入力部11を備える。
データ入力部11は、例えば、USBインターフェイスや、フラッシュメモリー等に記憶されたコンテンツデータを読み取る読取機能を備えても良い。また、データ入力部11は、通信部60が通信を介して受信したコンテンツデータが入力されても良い。この場合、コンテンツデータは端末装置80から送信されても良く、また、サーバー装置や他のプロジェクターから送信されても良い。
また、データ入力部11は、アナログ映像信号やデジタルデータが入力される画像入力端子を備えていても良い。画像入力端子は、VGA端子、DVI(Digital Visual Interface)、S映像端子、RCA端子、D端子、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等である。データ入力部11は、これらの画像入力端子に対応するインターフェイス回路や画像処理回路を備えていても良い。
このプロジェクター10は、画像のデータを処理する画像処理系と、光学的な画像の形成を行う投射部200と、に大別できる。
<画像処理系の機能>
プロジェクター10は、画像処理系の機能部として、通信部60、操作パネル19、指示情報検出部50、制御部30、記憶部35、画像処理部40、光源駆動部14、光変調装置駆動部15および投射光学系駆動部16を備える。
通信部60は、制御部30の制御に基づいて端末装置80との間で通信する。本実施形態では、通信部60は、例えば、Bluetooth(登録商標)(BTLE:Bluetooth Low Energyを含む)、Wi−Fi(登録商標)(Wi-Fi:Wireless Fidelity)、Zigbee(登録商標)、NFC(Near field communication)、ANT+(登録商標)等の無線通信規格に対応した通信を想定する。尚、通信は、端末装置80と直接に通信する態様であっても良く、インターネットを含むネットワークを介して通信する態様であっても良い。
記憶部35は、制御部30が実行する制御プログラム36や、操作対応テーブル37のように制御部30が処理する種々のデータを記憶する。
指示体70は、プロジェクター10とは別体であり、操作者に把持される。指示体70は、操作スイッチ72、押下ボタン73および赤外線信号を出力する指示情報送信部74を備えている。指示情報送信部74は、周期的に赤外線信号を送信すると共に、操作スイッチ72のON/OFF状態や、押下状態(ON状態)と非押下状態(OFF状態)とを遷移する押下ボタン73の押下状態によって赤外線信号を変調し、操作スイッチ72による指示情報を示すデータを送信する。
尚、本実施形態では、押下ボタン73はモーメンタリ動作方式を想定するが、この方式には限定されず、オルタネイト動作方式であっても良い。
指示情報検出部50は、撮像部51、指示情報受信部52、撮影制御部53、位置検出部54、座標算出部55および操作判定部56を備える。
撮像部51は、撮像光学系、撮像素子、インターフェイス回路等を有し、投射光学装置290の投射方向を撮影する。撮像部51の撮像光学系は、投射光学装置290と同じ方向を向いて配置され、投射光学装置290がスクリーンSC上に画像を投射する範囲をカバーする画角を有する。また、撮像素子としてはCCDやCMOSが挙げられる。インターフェイス回路は、撮像素子の検出値を読み出して出力する。
撮影制御部53は、撮像部51に撮影を実行させて撮影画像データを生成する。撮影制御部53の制御により撮像部51が撮影を実行すると、スクリーンSC上に投射された画像とともに、スクリーンSC上またはその近傍で操作されている指示体70が撮影される。
位置検出部54は、撮影制御部53が生成する撮影画像データに基づいて、スクリーンSCを指示する指示体70の位置を検出する。更に、指示体70がスクリーンSC上で移動している場合、位置検出部54は、指示体70の位置の軌跡を検出する。
座標算出部55は、位置検出部54が検出した撮影画像データにおける指示体70の位置に基づき、指示体70の先端がスクリーンSC上で指し示している位置の座標、すなわち操作位置の座標を算出する。従って、指示体70がスクリーンSC上を移動している場合、操作位置の座標は指示体70の軌跡に連動して順次算出される。
指示情報受信部52は、指示体70の指示情報送信部74が送信した赤外線信号を受信し、受信した赤外線信号に基づいてデータを出力する。指示情報受信部52が出力するデータは、操作スイッチ72の操作状態および押下ボタン73の押下状態を示すデータを含んでいる。
操作判定部56は、指示情報受信部52が出力するデータに基づいて、指示体70に設けられた操作スイッチ72および押下ボタン73の状態を判定する。操作判定部56が判定した情報は制御部30に出力される。
制御部30は、何れも図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備え、ROMに記憶した基本制御プログラムをDRAMに読み込み、CPUにより実行して、プロジェクター10を制御する一種のコンピューターである。また、制御部30は1または複数のプロセッサーで構成されていてもよく、記憶部35に記憶された制御プログラム36を実行することにより、投射制御部31、検出制御部32およびオブジェクト生成制御部33としての機能を実現する。また、この1または複数のプロセッサーによって、光源駆動部14、光変調装置駆動部15、投射光学系駆動部16、画像処理制御部42、描画処理部43、撮影制御部53、位置検出部54、座標算出部55、操作判定部56のうち1または複数の機能を実現してもよい。制御部30は、入力されたコンテンツデータに対して所定の処理を施した後、コンテンツデータを画像処理部40に送る。
投射制御部31は、操作パネル19から指示される操作データに基づいて、操作者が行った操作の内容を取得する。投射制御部31は、操作者が行った操作に応じて画像処理部40、光変調装置駆動部15、投射光学系駆動部16および光源駆動部14を制御して、スクリーンSCに画像を投射させる。また、投射制御部31は、投射光学系駆動部16を制御して、投射光学装置290によるフォーカス調整、ズーム調整、絞り調整等を実行させる。
検出制御部32は、指示情報検出部50を制御して、指示体70の操作位置の検出を実行させ、操作位置の座標と、操作スイッチ72の操作状態および押下ボタン73の押下状態とを検出させる。
オブジェクト生成制御部33は、指示情報検出部50が検出した指示体70の位置の軌跡と、操作スイッチ72の操作状態と、押下ボタン73の押下状態とに基づいて、指示体70の移動軌跡に基づく描画オブジェクト150を生成し、生成した描画オブジェクトをコンテンツデータが示す画像に重畳した画像データを生成する。オブジェクト生成制御部33が生成した画像データは画像処理部40に送られる。尚、オブジェクト生成制御部33は生成部に相当し、処理の詳細は後述する。
画像処理部40は、画像処理制御部42、描画処理部43およびフレームメモリー44を備える。
画像処理制御部42は、制御部30から送られた画像データに対して、解像度変換、色変換等の各種変換処理を適宜実行し、予め設定されたフォーマットに基づく画像データを生成する。
描画処理部43は、画像処理制御部42により処理された画像データに基づいてフレームメモリー44にフレーム毎の画像を展開する。
フレームメモリー44に展開された画像データは、光変調装置駆動部15に出力される。
光変調装置駆動部15は、画像処理部40が出力した画像データに基づいて光変調装置280を駆動して描画を行い、投射光学装置290が描画したイメージを光学的に拡大投射する。これにより、画像データに基づく画像がスクリーンSCに投射される。
端末装置80は、通信部82と、制御部90と、操作部92と、表示部94と、記憶部96と、を備える。
制御部90は、何れも図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備え、ROMに記憶した基本制御プログラムをDRAMに読み込み、CPUにより実行する。また、制御部90は、記憶部96に記憶されたプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。記憶部96は、例えば、プログラムを記憶可能なハードディスクやSSD(Solid State Drive)を想定する。
<オブジェクト生成制御部の機能の詳細>
オブジェクト生成制御部33は、押下ボタン73の押下状態に基づいて、指示体70の移動軌跡に生成する描画オブジェクト150の態様を決定する。本実施形態では、押下ボタン73の押下状態と、描画オブジェクト150の動作や形状を示す態様との関係を示す操作対応テーブル37は記憶部35に記憶されている。オブジェクト生成制御部33は、操作対応テーブル37を参照して描画オブジェクト150の態様を決定する。
図3は、操作対応テーブル37の一例を示す。この操作対応テーブル37によれば、図4Aの指示体70による描画例に示すように、操作判定部56が、押下ボタン73は押下されていない状態(OFF状態:第1の状態)であると判定している間に、指示体70の1つである第1ペンの操作スイッチ72はスクリーンSCに接して移動していると判定した場合、オブジェクト生成制御部33は、スクリーンSC上での第1ペンの移動軌跡(第1の軌跡)に対してフリーハンドで描画した描画オブジェクト(第1の描画オブジェクト)150Aを生成する。
また、図4Bの指示体70による描画例に示すように、操作判定部56が、押下ボタン73は押下されている状態(ON状態:第2の状態)であると判定している間に、第1ペンの操作スイッチ72はスクリーンSCに接して移動していると判定した場合、オブジェクト生成制御部33は、スクリーンSC上での第1ペンの移動軌跡に対して、フリーハンドで描画した描画オブジェクト150Aと異なり、直線で描画した描画オブジェクト(第2の描画オブジェクト)150Bを生成する。
同様に、指示体70の他の1つである第2ペンの押下ボタン73がOFF状態である間に、第2ペンがスクリーンSCに接して移動する場合、オブジェクト生成制御部33は、スクリーンSC上での第2ペンの移動軌跡に基づいて矩形を描画した描画オブジェクト150を生成する。
更に、第2ペンの押下ボタン73がON状態である間に、第2ペンがスクリーンSCに接して移動する場合、オブジェクト生成制御部33は、スクリーンSC上での第2ペンの移動軌跡に基づいて楕円を描画した描画オブジェクト150を生成する。
オブジェクト生成制御部33は、操作者の指示に基づいて、ユーザーインターフェイス(設定部)を呼び出し、操作対応テーブル37に記載されている押下ボタン73の押下状態と、描画オブジェクト150の動作や形状を示す態様との関係を書き換えることができる。本実施形態では、操作者は、描画オブジェクト150の動作メニュー160(図5)をスクリーンSCに投射させ、投射した動作メニュー160から指示しても良く、また、OSD(On Screen Display)メニューを呼び出して指示しても良い。
図5は、動作メニュー160の一例を示す。操作者は、把持した指示体70の押下ボタン73をOFF状態とし、動作メニュー160における設定可能な態様候補の中から所望のパターンを指示体70で指示した場合、操作対応テーブル37のOFF状態における描画オブジェクト150の動作として、指示したパターンを設定できる。同様に、操作者は、把持した指示体70の押下ボタン73をON状態とし、動作メニュー160から所望のパターンを指示体70で指示した場合、操作対応テーブル37のON状態における描画オブジェクト150の動作として、指示したパターンを設定できる。
また、図6Aおよび図6Bは、OSDメニューの一例を示す。操作者は、図6Aに示すOSDメニューを呼び出して、ペン1の指示体70でのOFF状態を選択する。これにより、図6Bに示すOSDメニューに切り替わる。このOSDメニューを介して、操作者は、ペン1の指示体70でのOFF状態における動作を「消しゴム(大)」に替えて所望の動作に設定できる。
<投射機能の説明>
次に、投射部200について説明する。投射部200は、光源装置255、光変調装置280および投射光学装置290を備え、描画オブジェクト150を含む画像をスクリーンSCに投射する機能を有する。
図7は、投射部200の光学系を模式的に示す図である。図7を参照して光学系の概略構成を説明する。
投射部200の光学系は、光学ユニット251として構成されている。光学ユニット251は、光学部品用筐体252、光源装置255、照明光学装置260、色分離光学装置265、リレー光学装置270、光変調装置280および投射光学装置290を備えている。これらの各装置を構成する光学部品は光学部品用筐体252に収納されている。
光源装置255は、光束を射出する発光管256およびリフレクター257を備えている。光源装置255は、発光管256から射出された光束をリフレクター257で反射させて射出方向を揃え、照明光学装置260に向けて射出する。尚、照明光軸OCは、光源装置255から被照明領域側に射出される光束の中心軸である。尚、光源は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)、レーザー光源等を想定できる。
照明光学装置260はレンズアレイ261,262、偏光変換素子263、重畳レンズ264およびフィールドレンズ269を備え、光源装置255から射出された光束に対し、照明光軸OCと直交する面内での照度を均一化する機能を有する。
色分離光学装置265はダイクロイックミラー266,267や反射ミラー268を備え、照明光学装置260から射出された光束を、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光の3色の色光に分離して3つの液晶装置285R,285G,285Bに導光する。
リレー光学装置270は入射側レンズ272、リレーレンズ276および反射ミラー274,278を備える。このリレー光学装置270は、色分離光学装置265で分離された色光(本実施形態ではB光)に対し、光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長くなるため、光の発散などによる光の利用効率の低下を防止し、液晶装置285Bまで導く。
光変調装置280は、3つの入射側偏光板284、3つの液晶装置285R,285G,285B、3つの射出側偏光板286およびクロスダイクロイックプリズム288を備える。液晶装置285R,285G,285Bは、色分離光学装置265で分離された各色光を画像信号に応じて変調する。クロスダイクロイックプリズム288は、液晶装置285R,285G,285Bにより変調された各色光を合成し、投射光学装置290側に射出する。
尚、光変調装置280は、液晶パネルを用いた方式には限定されず、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式やLCOS(Liquid Crystal On Screen)方式等の他の方式も想定できる。
投射光学装置290は、超短焦点の投射レンズ292および曲面を有する反射ミラー294を備える。この投射光学装置290は、光変調装置280で変調され合成された光束を、投射レンズ292で拡大し、反射ミラー294で反射してスクリーンSCの表示面に向けて拡大投射することにより、画像信号に基づく画像が表示面に表示される。
投射光学装置290は、投射する画像の拡大・縮小および焦点の調整を行うズームレンズ、ズームの度合いを調整するズーム調整用モーターや、フォーカスの調整を行うフォーカス調整用モーター等を備えている。
投射部200には、制御部30の制御に従って投射光学装置290が備える各モーターを駆動する投射光学系駆動部16、および、制御部30の制御に従って光源装置255が備える光源を駆動する光源駆動部14が接続されている。
<制御方法の説明>
図8は、操作者が指示体70をスクリーンSCに接触させて操作スイッチ72をON状態とし、指示体70を移動させて描画を開始した場合に実行される描画処理の流れを示すフローチャートである。
この処理が開始されると、制御部30は、押下ボタン73の押下状態を取得する(ステップS300)。
次に、制御部30は、押下ボタン73がON状態か、否かを判定する(ステップS302)。
ここで、押下ボタン73がON状態であると判定した場合(ステップS302でYes)、制御部30は、操作対応テーブル37からON状態に対応する動作を取得し(ステップS304)、ステップS308に進む。
他方で、押下ボタン73がOFF状態であると判定した場合(ステップS302でNo)、制御部30は、操作対応テーブル37からOFF状態に対応する動作を取得し(ステップS306)、ステップS308に進む。
ステップS308では、制御部30は取得した動作を実行し、処理を終了する。
これにより、指示体70の移動による軌跡は、押下ボタン73の押下状態に応じた描画オブジェクト150で描画され、スクリーンSCに投射される。
次に、図9は、操作者が指示体70の押下ボタン73を押下した場合に実行される無効判定処理の流れを示すフローチャートである。
この処理が開始されると、制御部30は、操作スイッチ72の状態を取得する(ステップS310)。
次に、制御部30は、操作スイッチ72がON状態か、否かを判定する(ステップS312)。
ここで、操作スイッチ72がON状態であると判定した場合(ステップS312でYes)、制御部30は、押下ボタン73の押下(ON状態)を無視し(ステップS314)、処理を終了する。
他方で、操作スイッチ72がOFF状態であると判定した場合(ステップS312でNo)、制御部30は、押下ボタン73の押下されたON状態の時間計測を開始し(ステップS316)、処理を終了する。
これにより、指示体70がスクリーンSC上を移動中、即ち、描画中に押下ボタン73が押下されていない状態から押下された状態に遷移した場合、押下ボタン73が押下されたことには対応せず、押下ボタン73が押下されていない状態として継続されるため、描画オブジェクト150を描画中に誤って押下ボタン73に触れることで、描画オブジェクトの態様が変化することを回避できる。
また、指示体70がスクリーンSC上を移動中でない場合は、押下ボタン73が押下された時を起点として押下時間を計測することで、押下ボタン73の押下時間に応じて描画オブジェクト150を選択しても良い。例えば、基準時間と比較して長く押下されたか、または、短く押下されたかにより描画オブジェクト150を切り替えても良い。
次に、図10は、操作者が指示体70の押下ボタン73の押下を解除した場合に実行される無効判定処理の流れを示すフローチャートである。
この処理が開始されると、制御部30は、操作スイッチ72の状態を取得する(ステップS320)。
次に、制御部30は、操作スイッチ72がON状態か、否かを判定する(ステップS322)。
ここで、操作スイッチ72がOFF状態であると判定した場合(ステップS322でNo)、制御部30は処理を終了する。
他方で、操作スイッチ72がON状態であると判定した場合(ステップS322でYes)、制御部30は、押下ボタン73の押下の解除(OFF状態)を無視し(ステップS324)、処理を終了する。
これにより、指示体70がスクリーンSC上を移動中に押下ボタン73の押下が解除された場合、押下ボタン73の押下の解除に対応しないため、描画オブジェクト150を描画中に押下ボタン73から手指が離れたことで、描画オブジェクトの態様が変化することを回避できる。
次に、図11は、指示体70で動作メニュー160(図5)を設定する設定処理の流れを示すフローチャートである。
この設定処理は、指示体70が動作メニュー160を指示した場合に実行される。
この処理が開始されると、制御部30は、押下ボタン73の状態を取得する(ステップS330)。
次に、制御部30は、押下ボタン73がON状態か、否かを判定する(ステップS332)。
ここで、押下ボタン73がON状態であると判定した場合(ステップS332でYes)、制御部30は動作メニュー160の選択された動作をON状態の動作に決定し(ステップS334)、処理を終了する。
他方で、押下ボタン73がOFF状態であると判定した場合(ステップS332でNo)、制御部30は動作メニュー160の選択された動作をOFF状態の動作に決定し(ステップS336)、処理を終了する。
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)指示体70の押下ボタン73が押下されている間に指示体70の軌跡が検出された場合、検出された軌跡に描画オブジェクト150Aが生成される。また、押下ボタン73が押下されていない間に指示体70の軌跡が検出された場合、検出された軌跡に描画オブジェクト150Bが生成される。従って、押下ボタン73の押下状態に応じて軌跡に生成される描画オブジェクト150が切り替わるため、描画オブジェクトを容易かつ迅速に切り替えることができる。
(2)設定可能な態様候補を含む動作メニュー160をスクリーンSCに投射し、投射した態様候補の中から描画オブジェクト150の態様を選択できるため、操作者は態様候補を視認した状態で描画オブジェクトの態様を選択できる。
(3)指示体70が動作メニュー160の態様候補を指示した時の押下ボタン73の押下状態に応じて描画オブジェクト150の態様が設定されるため、描画オブジェクトの態様を押下ボタン73の押下状態毎に容易に設定できる。
(4)指示体70の軌跡に描画オブジェクト150を生成しているときに、押下ボタン73の押下状態が変化した場合であっても、軌跡に生成されている描画オブジェクト150の態様は変更しないため、押下ボタン73の誤操作による影響を回避できる。
以上、本発明を図示した実施形態に基づいて説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、以下に述べるような変形例も想定できる。
(1)撮像部51は、プロジェクター10に内蔵される態様には限定されない。例えば、プロジェクター10は、別体のデジタルカメラからの画像出力を取得しても良い。更に、デジタルカメラは位置検出部54および撮影制御部53を備え、指示体70の位置の情報をプロジェクター10に出力する態様も想定できる。
(2)オブジェクト生成制御部33が有するオブジェクト生成機能は、プロジェクター10が備える態様には限定されない。例えば、描画オブジェクト150を生成する機能は、端末装置80の制御部90が備えた態様も想定できる。
(3)押下ボタン73は、押下によりON状態とOFF状態とを遷移する態様を想定したが、第1状態、第2状態および第3状態のように3状態以上の中から1つの状態を選択するスイッチであっても良い。また、指示体70に複数の押下ボタン73を備えても良い。
(4)押下ボタン73および操作スイッチ72は1つのスイッチで併用しても良い。
また、図2に示した制御部30の各機能部は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。従って、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
1…ペン、10…プロジェクター、11…データ入力部、14…光源駆動部、15…光変調装置駆動部、16…投射光学系駆動部、19…操作パネル、30…制御部、31…投射制御部、32…検出制御部、33…オブジェクト生成制御部、35…記憶部、36…制御プログラム、37…操作対応テーブル、40…画像処理部、42…画像処理制御部、43…描画処理部、44…フレームメモリー、50…指示情報検出部、51…撮像部、52…指示情報受信部、53…撮影制御部、54…位置検出部、55…座標算出部、56…操作判定部、60…通信部、70…指示体、71…先端部、72…操作スイッチ、73…押下ボタン、74…指示情報送信部、75…軸部、80…端末装置、82…通信部、90…制御部、92…操作部、94…表示部、96…記憶部、100…表示システム、150,150A,150B…描画オブジェクト、160…動作メニュー、200…投射部、251…光学ユニット、252…光学部品用筐体、255…光源装置、256…発光管、257…リフレクター、260…照明光学装置、261,262…レンズアレイ、263…偏光変換素子、264…重畳レンズ、265…色分離光学装置、266,267…ダイクロイックミラー、268…反射ミラー、269…フィールドレンズ、270…リレー光学装置、272…入射側レンズ、274,278…反射ミラー、276…リレーレンズ、280…光変調装置、284…入射側偏光板、285R,285G,285B…液晶装置、286…射出側偏光板、288…クロスダイクロイックプリズム、290…投射光学装置、292…投射レンズ、294…反射ミラー、SC…スクリーン。

Claims (10)

  1. 投射面に画像を投射するプロジェクターであって、
    前記投射面を指示する指示体の位置の軌跡を検出する検出部と、
    前記指示体に設けられたスイッチの状態を判定する判定部と、
    前記軌跡に基づいて描画オブジェクトを生成する生成部と、
    前記描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射する投射部と、を備え、
    前記生成部は、前記スイッチが第1の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成することを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1の描画オブジェクトおよび前記第2の描画オブジェクトの態様を設定する設定部を備えることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記設定部は、前記態様として設定可能な態様候補を前記投射面に投射させ、投射した前記態様候補の中から前記第1の描画オブジェクトおよび前記第2の描画オブジェクトの前記態様を選択させることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項3に記載のプロジェクターにおいて、
    前記設定部は、投射した前記態様候補の中から前記指示体が指示した前記態様を前記指示体の前記スイッチの状態に応じて設定することを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記生成部は、前記第1の描画オブジェクトを生成しているときに、前記スイッチが前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことを前記判定部が判定した場合、前記第1の描画オブジェクトの生成を継続することを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記生成部は、前記スイッチが前記第1の状態から前記第2の状態に変化したのを起点とし、前記スイッチが前記第2の状態から前記第1の状態に変化するまでの時間に応じて、前記第1の描画オブジェクトまたは前記第2の描画オブジェクトを選択することを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記スイッチは、前記第1の状態および前記第2の状態の何れかに遷移することを特徴とするプロジェクター。
  8. 投射面に画像を投射するプロジェクターの制御方法であって、
    指示体に設けられたスイッチの状態を判定し、前記スイッチが第1の状態であると判定している間に、前記投射面を指示する前記指示体の位置を示す第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であると判定している間に、前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、生成した前記第1の描画オブジェクトまたは前記第2の描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  9. 投射面に画像を投射する表示システムであって、
    前記投射面を指示する指示体の位置の軌跡を検出する検出部と、
    前記指示体に設けられたスイッチの状態を判定する判定部と、
    前記軌跡に基づいて描画オブジェクトを生成する生成部と、
    前記描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射する投射部と、を備え、
    前記生成部は、前記スイッチが第1の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であることを前記判定部が判定している間に前記検出部が前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成することを特徴とする表示システム。
  10. 投射面に画像を投射する表示システムの制御方法であって、
    指示体に設けられたスイッチの状態を判定し、前記スイッチが第1の状態であると判定している間に、前記投射面を指示する前記指示体の位置を示す第1の軌跡を検出した場合、第1の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、前記スイッチが第2の状態であると判定している間に、前記第1の軌跡を検出した場合、前記第1の描画オブジェクトとは異なる第2の描画オブジェクトを前記第1の軌跡に生成し、生成した前記第1の描画オブジェクトまたは前記第2の描画オブジェクトを含む前記画像を前記投射面に投射することを特徴とする表示システムの制御方法。
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