JP2018193888A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動モータの脱調が生じてもバルブ部の動作に支障を来すことを防止することができる蒸発燃料処理装置を提供する。【解決手段】蒸発燃料処理装置は、キャニスタと燃料タンクとを繋ぐ蒸発燃料通路を開く開き状態と閉じる閉じ状態との間で状態を変える封鎖弁と、電動モータと、電動モータの回転角を制御する信号を出力する制御部と、信号に基づいて電動モータの回転角を推定する推定部とを備える。封鎖弁は、電動モータの回転角が所定値以上の際にベーパ通路を開く開き位置に保つ範囲に移動されるバルブ部を備える。制御部は、封鎖弁を開き状態に変える制御を実行する場合に、電動モータの回転角の目標値を所定値より大きい第1目標値に設定し(S3)、推定の電動モータの回転角が第1目標値に達した後に(S3)、電動モータの回転角の目標値を所定値より大きく、かつ第1目標値よりも小さい第2目標値に設定する(S7)ように構成されている。【選択図】図4

Description

燃料タンクとキャニスタとを接続する蒸発燃料通路に封鎖弁を備えた蒸発燃料処理装置に関する。
従来、蒸発燃料を吸着脱離するキャニスタと、燃料を貯留する燃料タンクと、キャニスタと燃料タンクとの間を繋ぐ蒸発燃料通路と、蒸発燃料通路を開閉する開閉弁とを備えた蒸発燃料処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の装置では、開閉弁にステッピングモータとバルブ部とを備え、ステッピングモータの駆動をオープンループ方式により制御することでバルブ部の移動量を管理して蒸発燃料通路を開閉している。
国際公開第2015/002063号
ステッピングモータの駆動をオープンループ方式で制御する場合には、ステッピングモータのいわゆる脱調が生じ易い。脱調が生じると、バルブ部の実際の位置が制御上の目標位置に対してずれる。つまりステップモータの脱調が発生すると、ステッピングモータが脱調した時点を原点位置にするため、蒸発燃料通路を開く指示がなされると、バルブ部が実際の開き位置を超えて移動して、例えば上限を規制する上限規制部材(ストッパ)に当接することがある。このような状態が長期的に継続されると、例えば外気温の変化によりストッパまたはバルブ部が熱膨張などを起こしたときに、当接部にかかる応力により互いが変形したり、あるいは互いが張り付いてしまうなどの不都合が生じる。このような不都合が生じると、その後のバルブ部の移動に支障をきたしてしまう。
本発明が解決しようとする課題は、電動モータの脱調が生じてもバルブ部の動作に支障を来すことを防止することができる蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
この発明は、燃料が貯留される燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着する吸着材を有するキャニスタと、前記キャニスタと前記燃料タンクとを繋ぐ蒸発燃料通路と、前記蒸発燃料通路を開く開き状態と閉じる閉じ状態との間で状態を変える封鎖弁とを備える蒸発燃料処理装置において、電動モータと、前記電動モータの回転角を制御する信号を出力する制御部と、前記信号に基づいて前記電動モータの回転角を推定する推定部とを備えるとともに、前記封鎖弁は、前記電動モータの回転角が原点位置に対する絶対値にて所定値以上の際に前記開き状態を保つ範囲に移動されるバルブ部を備え、前記制御部は、前記封鎖弁を前記開き状態に変える制御を実行する場合に、前記電動モータの回転角の目標値を前記所定値より大きい第1目標値に設定し、前記推定の前記電動モータの回転角が前記第1目標値に達した後に、前記電動モータの回転角の目標値を前記所定値より大きく、かつ前記第1目標値よりも小さい第2目標値に設定するように構成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、制御部は、封鎖弁を開き位置に変える制御を実行する場合に、電動モータの回転角の目標値を所定値より大きい第1目標値に設定し、推定の電動モータの回転角が第1目標値に達した後に、電動モータの回転角の目標値を所定値より大きく、かつ第1目標値よりも小さい第2目標値に設定する。このため、この発明の蒸発燃料処理装置では、電動モータの脱調が生じた状態で第1目標値が設定されることでバルブ部が、例えば上限を規制するストッパに当接したとしても、その後に第2目標値が設定されることにより、バルブ部が閉弁方向に移動してストッパから離間される。このため、その後のバルブ部の動作を確実に実施することができる。
車両に使用される蒸発燃料処理装置の一例を示す説明図である。 封鎖弁の一例を示す断面図であり、閉じ状態を示している。 封鎖弁の開き状態を示す断面図である。 封鎖弁を開き状態に変える際の動作手順を示すフローチャートである。 封鎖弁38を開き状態に変える際の目標ステップ、推定ステップおよび実ステップの変化を示すタイムチャートである。 ステッピングモータの脱調が生じている場合における封鎖弁を開き状態に変える際の目標ステップ、推定ステップおよび実ステップの変化を示すタイムチャートである。
以下、この発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。図1は、車両に使用される蒸発燃料処理装置10の一例を示す。図1に示すように蒸発燃料処理装置10は、車両のエンジンシステム11に備えられている。エンジンシステム11は、エンジン14、およびエンジン14に供給される燃料15aを貯留する燃料タンク15を備える。燃料タンク15には、インレットパイプ16が設けられている。インレットパイプ16は、燃料15aを給油口16aから燃料タンク15に導入するパイプである。給油口16aには、タンクキャップ17が着脱自在に取り付けられている。また、インレットパイプ16の上端と燃料タンク15の気層部15bとは、ブリーザパイプ18により連通されている。
燃料タンク15内には、燃料供給装置19が設けられている。燃料供給装置19は、燃料ポンプ20、センダゲージ21、およびタンク内圧センサ22などを備えている。燃料ポンプ20は、燃料タンク15内の燃料15aを吸入し、かつ加圧して吐出する。センダゲージ21は、燃料15aの液面を検出する。タンク内圧センサ22は、大気圧に対する相対圧であるタンク内圧を検出する。燃料ポンプ20により燃料タンク15内から汲み上げられた燃料15aは、燃料供給通路24を介してデリバリパイプ26に供給される。デリバリパイプ26は、インジェクタ(燃料噴射弁)25に接続されている。デリバリパイプ26に供給された燃料15aは、インジェクタ25から吸気通路27内に噴射される。吸気通路27には、エアクリーナ28、エアフロメータ29、およびスロットルバルブ30などが設けられている。
蒸発燃料処理装置12は、ベーパ通路31、パージ通路32、およびキャニスタ34を備えている。ベーパ通路31の一端部31aは、燃料タンク15内の気層部15bに連通されている。ベーパ通路31の他端部31bは、キャニスタ34内に連通されている。パージ通路32の一端部32aは、キャニスタ34に連通されている。パージ通路32の他端部32bは、通路部27aに連通されている。通路部27aは、例えば吸気通路27のうち、スロットルバルブ30に対して空気の吸入方向における下流側に配置されている。また、キャニスタ34には、例えば活性炭などの吸着材34aが装填されている。燃料タンク15内の蒸発燃料15cは、ベーパ通路31を介してキャニスタ34に流れて吸着材34aに吸着される。ベーパ通路31は、この発明の実施形態における蒸発燃料通路の一例である。
ベーパ通路31の一端部31aには、ORVR弁(On Board Refueling Vapor Recovery valve)35、およびフューエルカットオフバルブ36が気層部15bにて接続されている。ORVR弁35は、燃料15aの浮力によって開閉するフロート弁で構成された満タン規制バルブである。燃料タンク15の燃料液面が満タン液面以下では、ORVR弁35が開弁状態になる。給油によって燃料液面が満タン液面まで上昇するとフロート弁が閉弁することによりORVR弁35が閉弁状態になりベーパ通路31を遮断する。ORVR弁35によりベーパ通路31が遮断されると、燃料15aがインレットパイプ16まで満たされる。これにより、給油ガンのオートストップ機構が動作して給油が停止される。また、フューエルカットオフバルブ36は、燃料15aの浮力により開閉するフロート弁を有し、通常は開弁状態に保たれており、例えば車両が横転した時には閉弁状態に変わる。フューエルカットオフバルブ36が閉じ弁状態に変わると、燃料タンク15に貯留された燃料15aがベーパ通路31に流出されるのを阻止する。
ベーパ通路31の一端部31aと他端部31bとの間には、封鎖弁38が設けられている。封鎖弁38は、例えばステッピングモータ54を備え、ステッピングモータ54の駆動によりバルブ部55が移動することで、キャニスタ34に向けて蒸発燃料15cが流れるのを遮断する閉じ状態と流れを許容する開き状態との間で状態が変わる。ステッピングモータ54は、駆動回路65を介してECU(Electronic Control Unit)45により制御される。ECU45は、エンジン14の運転を制御する。
パージ通路32には、パージ弁40が設けられている。パージ弁40は、ECU45により算出されたパージ流量に応じた開弁量で開閉制御、いわゆるパージ制御される。また、パージ弁40には、例えばステッピングモータ(図示なし)を備え、ステッピングモータの駆動によりバルブ体の開弁量を調整する。
キャニスタ34には、切替弁41を介して大気通路42が連通されている。大気通路42の他端部42aは大気に開放されている。また、大気通路42の途中には、エアフィルタ43が設けられている。切替弁41は、ECU45から得られる信号に基づいて開閉量が制御される。
車両が駐車中の際には、封鎖弁38が閉じ状態に保たれる。封鎖弁38が閉じ状態になると、蒸発燃料15cが燃料タンク15からキャニスタ34に流入されることがない。つまり、ECU45は、基本的に給油時以外は封鎖弁38を閉じ状態に維持することで、燃料タンク15を密閉状態に保つ。また、キャニスタ34内の空気が燃料タンク15内に流入されることもない。なお、車両が駐車中の際には、パージ弁40および切替弁41も閉弁状態に保たれる。
車両が走行中の際にECU45は、パージした燃料成分の吸気系への導入を許可する所定のパージ条件が成立する場合に、吸着材34aに吸着されている蒸発燃料15cをパージさせる制御(パージ制御)を実行する。パージ制御では、切替弁41を開弁状態としてキャニスタ34を大気通路42を介して大気に連通させたまま、パージ弁40の開閉が制御される。パージ弁40が開弁されると、エンジン14の吸気負圧がパージ通路32を介してキャニスタ34内に作用する。その結果、キャニスタ34内の蒸発燃料15cが、大気通路42から吸入される空気とともに吸気通路27にパージされることによりエンジン14で燃焼される。なお、ECU45は、蒸発燃料15cのパージ中に限り、封鎖弁38を開弁状態とする。これにより、燃料タンク15のタンク内圧が大気圧またはその近傍値に維持される。
給油口16aには、タンクキャップ17を覆うリッド48が開閉自在に設けられている。リッド48は、ロック機構(図示なし)により閉じ位置にロックされている。ECU45は、リッドスイッチ46から開き指示を受けると、ロック機構のロックを解除する信号をリッドオープナー47に出力する。リッドオープナー47は、ロックを解除する信号を受けるとロック機構のロックを解除する。
車両が停車中の際にリッドスイッチ46が操作されることに応答してECU45が封鎖弁38を開弁状態に変える指示を出力する。この際、燃料タンク15のタンク内圧が大気圧より高圧であれば、封鎖弁38が開弁すると同時に、燃料タンク15内の蒸発燃料15cがベーパ通路31を通ってキャニスタ34内の吸着材34aに吸着される。これにより、蒸発燃料15cが大気に放出されることが防止される。これに伴って燃料タンク15のタンク内圧は大気圧またはその近傍値に低下する。また、燃料タンク15のタンク内圧が大気圧またはその近傍値にまで低下すると、ECU45は、リッドオープナー47を介してリッド48のロックを解除する。そして、リッド48が開けられ、タンクキャップ17が開けられた状態で、燃料タンク15への給油が開始される。また、ECU45は、リッド48が閉じられるまでの間で、封鎖弁38の開き状態を維持する。このため、給油中は、燃料タンク15内の蒸発燃料15cがベーパ通路31を通ってキャニスタ34内の吸着材34aに吸着される。
図2は、封鎖弁38の一例を示す。図2は、封鎖弁38の閉じ状態を示している。図2に示すように封鎖弁38は、大別するとステッピングモータ54、バルブ部55、およびケーシング56を備える。ケーシング56は、例えば上部に開口57を有し、かつ底面66を塞いだ筒状の断面形状になっており、開口57を覆うようにステッピングモータ54が固定され、また内部に弁室58が形成されている。ステッピングモータ54の出力軸59は、弁室58の下方に向けて挿入されている。弁室58には、流入路60に繋がる流入開口61、および流出部63に繋がる流出開口64が形成されており、流入開口61と流出開口64との間の通路となる空間にバルブ部55が収容されている。蒸発燃料15cは、流入路60、流入開口61、弁室58、流出開口64および流出部63の順に流れる。バルブ部55は、出力軸59の回転軸59aを中心とする周方向への回転が止められ、かつ回転軸59aの軸方向Aに沿って移動自在な状態で弁室58に収容されている。ECU45は、駆動回路65を介してステッピングモータ54の駆動を制御してバルブ部55を、流入開口61を閉じる閉じ位置と流入開口61を開く開き位置との間で移動させる。
具体的には、ステッピングモータ54は、出力軸59が同図にて垂直方向に沿って配置されている。流入開口61は、底面66に形成されている。底面66には、流入開口61の周囲に、平坦面に加工された弁座67が形成されている。流出開口64は、ケーシング56の右側壁56aにおける底面66寄りに形成されている。バルブ部55は、バルブガイド68、バルブ本体69、第1付勢部材70および第2付勢部材71を備える。
出力軸59には、雄ねじ73が形成されたネジ軸74が固定されている。あるいは出力軸59の先端がネジ軸74に形成されている。バルブガイド68は、収容部75および筒部76を備える。収容部75は、開口79を下に向けた筒状の断面形状になっている。筒部76は、上方に向けて突出するように収容部75に一体的に設けられている。筒部76は、ネジ軸74が入り込む穴77を有する。穴77の内周面には、雌ねじ78が形成されている。雌ねじ78には、ネジ軸74の雄ねじ73が螺合する。このようなバルブガイド68は、回転軸59aを中心とする周方向への回転が止められ、かつ軸方向Aに沿って移動自在に弁室58に収容されている。
ネジ軸74および筒部76は、ステッピングモータ54が出力する回転運動を直線運動に変換する送りネジ機構80を構成する。つまり、送りネジ機構80は、ステッピングモータ54の駆動によりネジ軸74が回転することで、バルブガイド68を軸方向Aに沿って移動させる。第1付勢部材70は、バルブガイド68と弁室58との間に収容されており、バルブガイド68をステッピングモータ54に向けて付勢して、雄ねじ73と雌ねじ78とのガタを吸収する。
収容部75は、バルブ本体69および第2付勢部材71を収容する。バルブ本体69は、開口82を上に向けた筒状の断面形状になっており、バルブガイド68に組み合わされて内部に略円筒状の空間83を作る。バルブ本体69は、バルブガイド68の上面68aとの間の間隔が狭くなる狭間隔位置と、上面68aとの間の間隔が広くなる広間隔位置との間で移動自在にバルブガイド68に収容されている。第2付勢部材71は、空間83に内蔵されてバルブ本体69を広間隔位置に向けて付勢する。バルブ本体69には、被係合部85が設けられている。被係合部85は、バルブガイド68に設けられた係合部86に係合することで、バルブ本体69を広間隔位置に維持して、バルブ本体69がバルブガイド68の収容部75から下方に抜け出ることを阻止している。バルブ本体69の底面69aには、シール部88が取り付けられている。シール部88は、下方に向けて突出した円環条の突条部88aを有する。突条部88aは、流入開口61を取り囲む周方向に沿って突出しており、封鎖弁38が閉じ状態の際に、突条部88aが弁座67に線状に接して流入開口61を気密に塞ぐ。
ECU45は、オープンループ方式によりステッピングモータ54の駆動を制御する。オープンループ方式は、入力指令のみを行い、フィードバック制御を実施しない方式である。ECU45は、バルブ部55の目標停止位置の指示、および出力軸59の正逆転の指示のために入力指示を駆動回路65に出力する。駆動回路65は入力指示に従ってステッピングモータ54を駆動させる。具体的には、ECU45は、2相駆動や1−2相駆動、マイクロステップ駆動といった駆動方式に合わせて、ステッピングモータ54の各相への励磁パターンを含む制御信号を生成する。制御信号は、駆動回路65に送られて、駆動回路65にてモータ駆動に必要な電流および電圧に変換された後にステッピングモータ54に供給される。つまりECU45および駆動回路65は、所定の時間間隔に従ってコイルへの通電を切り替えることでステッピングモータ54をオープンループ方式で制御する。制御信号は、この発明の実施形態における信号の一例である。また、ECU45および駆動回路65は、この発明の実施形態における制御部の一例である。
ステッピングモータ54は、一つの入力パルスに対し一定の角度だけ出力軸59が回転する。このため、出力軸59の回転角はパルスの総数(ステップ数(絶対値))に比例し、回転速度はパルス周波数に比例する。ECU45は、指示入力であるステップ数とパルス周波数とを調節することで出力軸59の回転角と回転速度とを制御することができる。この実施形態では、回転速度は、例えば一定の速度としている。ECU45は計数部91を備える。計数部91は、生成された励磁パターンの変化、つまりパルスを計数する。ECU45は推定部92を備える。推定部92は、計数部91の計数値に基づいてバルブ部55の移動量を推定する。バルブ部55の目標位置に対する停止制御は、目標停止位置までのバルブ部55の移動量に見合ったステップ数でパルス入力を停止する制御となる。この実施形態では、バルブ部55を開弁方向に移動させる出力軸59の回転方向を正転とする。出力軸59の逆転は、励磁パターンを正転のときの励磁パターンと逆にすることで行える。なお、バルブ部55を目標位置に停止させる際に設定するステップ数は、ECU45が有する記憶部93に予め記憶されている。
ステッピングモータ54の原点位置は、例えば出力軸59を逆転させてバルブ部55を閉弁方向に移動させ、シール部88が弁座67に当接してステッピングモータ54の脱調が生じる位置である。この位置は、バルブ部55の初期位置に相当する。ECU45は、所定の条件、例えばイグニッションボタンがオンされた時点、またはその時点から所定時間を経過した後に、原点位置を再設定するためのイニシャライズを実施する。
イニシャライズ後に、例えば車両の状態が駐車または停止中などの非走行状態の場合には、シール部88と弁座67との間に無理な力が長期に渡って作用しないように、初期位置から開弁方向に寄った退避位置にバルブ部55を移動させる。退避位置は、初期位置から出力軸59を所定のステップ値(第1ステップ値(相対値))の分だけ正転させた位置である。バルブ部55を初期位置から退避位置に移動させる分の出力軸59の回転角に相当するステップ数は、原点位置のステップ値(ゼロ)に第1ステップ値を加算した第1ステップ数(絶対値)になる。なお、第1ステップ値は、封鎖弁38の閉弁状態を保つ範囲の値に予め決められている。
また、例えばイニシャライズ後、あるいはバルブ部55を退避位置に移動させた後にECU45は、バルブ部55の開弁開始位置を学習する学習制御を実行する。開弁開始位置は、燃料タンク15の内圧が低下し始めるとき、あるいは燃料タンク15の内圧が所定値以上低下したときのバルブ部55の位置である。学習制御は、例えばステッピングモータ54に供給するステップ値を増加させ、かつ出力軸59を正転させながら燃料タンク15の内圧が低下し始めたとき、あるいは燃料タンク15の内圧が所定値以上低下したときのステップ値を計数し、計数した計数値を記憶部93に記憶する。この計数値は、原点位置または退避位置からの相対値である。なお、開弁開始位置は、相対値の代わりに、絶対値、つまり原点位置からステップ数で記憶してもよい。開弁開始位置に対応するステップ数(絶対値)は、この発明の実施形態における所定値の一例である。バルブ部55の移動位置が開弁開始位置以上の範囲に含まれる場合には、封鎖弁38が開き状態に保たれ、また開弁開始位置未満の範囲に含まれる場合には封鎖弁38が閉じ状態に保たれる。
学習制御により開弁開始位置を学習した後には、出力軸59を所定の第2ステップ値の分だけ逆転させてバルブ部55を開弁開始位置から閉弁方向に戻したスタンバイ位置に待機させる。スタンバイ位置は、封鎖弁38を開き状態に迅速に変化させるための位置であり、例えば車両が走行状態のおけるバルブ部55の閉じ位置となる。バルブ部55を初期位置から閉じ位置に移動させるための出力軸59の回転角、つまりステップ数は、第2ステップ数から所定の第2ステップ値の分だけ減算した第3ステップ数になる。
図3は、封鎖弁38の開き状態を示す。図3に示すように封鎖弁38の開き状態では、バルブ部55が弁室58の底面66に対して送りネジ機構80により開弁方向に引き上げられ、かつ第1付勢部材70の付勢により開弁方向に押圧されている。バルブ本体69は、収容部75の内部で第2付勢部材71の付勢により閉弁方向に向けて押圧され、かつ被係合部85が係合部86に係合して広間隔位置に保持されている。そして、シール部88が弁座67から離間しており、バルブ部55が流入開口61を開いている。
弁室58には、ストッパ90が設けられている。ストッパ90は、バルブ部55が開弁方向における限界位置(上限位置)を超えて移動するのを阻止するためのものである。
封鎖弁38を開き状態に保つ範囲は、バルブ部55の停止位置として第1開き位置と第2開き位置とを含む。バルブ部55を第1開き位置に移動させる場合には、閉じ位置から所定の第3ステップ値の分だけ出力軸59を正転させてバルブ部55を開弁方向に移動させる。バルブ部55を原点位置から第1開き位置に移動させる分に相当する出力軸59の回転角、つまりステップ数は、第3ステップ数に所定の第3ステップ値の分を加算した第4ステップ数になる。第3ステップ値は、第2ステップ値より大きい値である。つまりバルブ部55の第1開き位置は、開弁開始位置を開弁方向に越えた位置になり、封鎖弁38を開き状態に保つ範囲に含まれる。
第2開き位置は、イニシャライズを実施するまでに、ステッピングモータ54の脱調が生じてバルブ部55とストッパ90との当接状態が継続されるのを回避するために、バルブ部55を第1開き位置から所定量だけ閉弁方向に戻した位置である。バルブ部55を第2開き位置に移動させる分の出力軸59の回転角、つまりステップ数は、第4ステップ数から所定の第4ステップ値の分を減算した第5ステップ数になる。第4ステップ値は、第3ステップ値から第2ステップ値を減算した値よりも小さい値である。つまりバルブ部55の第2開き位置は、封鎖弁38を開き状態に保つ範囲に含まれる。第2開き位置は、封鎖弁38を開き状態に変える場合における最終的なバルブ部55の目標停止位置となる。
図4は、封鎖弁を開き状態に変える際のECU45の動作手順を示す。なお、図4の動作手順は、例えばイグニッションボタンがオンのとき、かつ封鎖弁38が開き状態の際に一定時間ごとに繰り返して実行される。
図4に示すようにステップS1にて、封鎖弁38を開き状態に変える指示が出力されたか否かを判断する。ステップS1にて開き状態に変える指示が出力された場合(Yes側の場合)にはステップS2に移行し、そうでない場合(No側の場合)にはリターンに戻る。
ステップS2にて封鎖弁38を閉じ状態から開き状態に変えるために必要な出力軸59の回転角の第1目標ステップに相当する第3ステップ数を記憶部93から読み出して、読み出した第3ステップ数を出力軸59の回転角の目標値に設定する。第1目標ステップは、この発明の実施形態における第1目標値の一例である。その後、第3ステップ数とパルス周波数とを指示入力としてステッピングモータ54に供給してステッピングモータ54を駆動する。つまり、正転となるパルス信号の出力パターンを生成して駆動回路65に供給する。これにより、出力軸59がパルスごとに正転してバルブ部55が開弁方向に向けて移動していく。その後ステップS3に移行する。
ステップS3にて計数部91がステッピングモータ54に供給されるパルス信号のパルスを計数した計数値(推定ステップ)が第1目標ステップに到達したか否かを判断する。推定ステップが第1目標ステップに到達した場合(Yes側の場合)にはステップS4に移行し、そうでない場合にはステップS2に戻ってステッピングモータ54の駆動を継続する。
ステップS4にて推定ステップが第1目標ステップに達すると、ステッピングモータ54の駆動を停止する。このとき、目標値を第1目標ステップに維持してもよいし、クリアしてもよい。その後ステップS5に移行する。
ステップS5にてステッピングモータ54の駆動を停止した時点から所定時間を経過したか否かを判断する。ECU45は計時部94(図2および図3参照)を備え、計時部94は所定時間を計時する。所定時間を経過したと判断した場合(Yes側の場合)にはステップS6に移行し、そうでない場合にはステップS5に戻って所定時間を計時する。なお、所定時間はゼロを含んでよい。
ステップS6にて第2目標ステップに相当する第5ステップ数を記憶部93から読み出して、読み出した第5ステップ数を出力軸59の回転角の目標値に設定する。第2目標ステップは、この発明の実施形態における第2目標値の一例である。第2目標ステップが目標値に設定されると、推定ステップが第2目標ステップに追従するように出力軸59を逆転させる制御を実行する。これにより、バルブ部55が第1開き位置から閉弁方向に戻されて第2開き位置に向けて移動される。
ステップS7にて、ステッピングモータ54に供給されるパルス信号のパルスの計数値(推定ステップ)が第2目標ステップに到達したか否かを判断する。推定ステップが第2目標ステップに到達した場合(Yes側の場合)にはステップS8に移行し、そうでない場合にはステップS6に戻ってステッピングモータ54の駆動を継続する。
ステップS8にて推定ステップが第2目標ステップに達すると、ステッピングモータ54の駆動を停止する。このとき、目標値を第2目標ステップに維持してもよいし、クリアしてもよい。
図5は、封鎖弁38を開き状態に変える際の目標ステップ、推定ステップおよび実ステップの変化を示す。図5に示す左側の縦軸はバルブ部55の移動量(バルブ位置)を、右側の縦軸はステップ数(出力軸59の回転角)をそれぞれ示す。横軸は時間を示す。図5のタイムチャートに示す符号5A(一点鎖線)はECU45が封鎖弁38を開き状態に変化させる際の出力軸59の回転角の目標値、つまり目標ステップを、符号5B(点線)は推定ステップ、つまり計数部91の計数値から推定されるバルブ部55の推定の移動量を、符号5C(実線)は実ステップ、つまり実際のバルブ部55の移動量をそれぞれ示す。
時刻t1にて第1目標ステップに相当する第5ステップ数が目標値に設定され(符号5D)、推定ステップが第1目標ステップに追従するようにステッピングモータ54の駆動が実行される。時刻t2にて推定ステップ5Bが第1目標ステップに達する(符号5E)。このときステッピングモータ54の駆動が停止される。図5に示す例は、ステッピングモータ54の脱調が生じていない正常な状態の例である。したがって、時刻t2では、バルブ部55が実際に第1開き位置に移動している(符号5F)。この位置は、封鎖弁38の開き状態の範囲に含まれる。
時刻t2から所定時間T1を経過した後の時刻t3にて、第2目標ステップに相当する第5ステップ数が目標値に設定される(符号5G)。これにより推定ステップ5Bが第2目標ステップに追従するように出力軸59が第4ステップ値の分だけ逆転される。そして、時刻t4にて推定ステップ5Bが第2目標ステップに達する(符号5H)。これにより、ステッピングモータ54の駆動が停止される。このとき、バルブ部55は実際に第2開き位置に移動している(符号5I)。この位置は、封鎖弁38を開き状態に保つ範囲に含まれる。
図6は、ステッピングモータ54の脱調が生じている場合における封鎖弁38を開き状態に変える際の目標ステップ、推定ステップおよび実ステップの変化を示す。図6に示す縦軸、横軸は、図5で説明したのと同じまたは同様であるのでここでの詳しい説明は省略する。また、符号6A(一点鎖線)は図5で説明した目標ステップを、符号6B(点線)は図5で説明した推定ステップを、そして符号6C(実線)は図5で説明した実ステップをそれぞれ示す。図6に示す例では、ステッピングモータ54の脱調が生じているため、バルブ部55の初期位置が実際の初期位置に対してずれている。このため、図6に示す例では、バルブ部55の停止位置が実際の閉じ位置ではなく、例えば開弁開始位置と第2開き位置との間の位置になっている(符号6D)。
図6に示すように時刻t5にて第1目標ステップが目標値に設定され(符号6E)、推定ステップ6Bが第1目標ステップに追従するようにステッピングモータ54の駆動が制御される。時刻t6にて、推定ステップ6Bが第1目標ステップに達する前にバルブ部55がストッパ90に当接する(符号6F)。時刻t6から所定時間T1を経過した時刻t8までの間では、バルブ部55がストッパ90に当接した状態が継続される。
時刻t7にて推定ステップ6Bが第1目標ステップに達する(符号6G)。このときステッピングモータ54の駆動が停止される。そして、時刻t7の時点から所定時間T1を経過した後の時刻t8のときに、第2目標ステップが目標値に設定され(符号6H)、推定ステップ6Bが第2目標ステップに追従するように出力軸59が逆転される。そして、時刻t9にて推定ステップ6Bが第2目標ステップに達する(符号6I)。このとき、ステッピングモータ54の逆転駆動が停止されて、バルブ部55の開き位置への移動制御が終了する。時刻t9では、実際のバルブ部55の位置が、実ステップ6Cに示されているように、ストッパ90から閉弁方向に戻されたバルブ位置6Jで停止している。つまり、実際のバルブ部55の位置は、ストッパ90から閉弁方向に離された位置に移動している。これにより、ステッピングモータ54の脱調が生じた状態の場合に、バルブ部55がストッパ90に当接した状態を維持することが回避される。このため、例えば外気温度の変化などによりストッパ90が膨張したり、ストッパ90とバルブ部55とが張り付いたりしてバルブ部55の移動に支障をきたすことを確実に防止することができる。
以上、この発明を実施するための実施形態について説明したが、この発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。例えば、前述した実施形態では、ステッピングモータ54を使用しているが、これに限らず、例えば回転方向、回転速度および回転量が制御可能なDCモータを含む電動モータであってもよい。また、ストッパ90をケーシング56側あるいはバルブ部55側に一体的に設けてもよい。さらに、ステッピングモータ54や電動モータとしては、送りネジ機構を内蔵することで軸方向に移動する出力軸を備えるものでもよい。
上記実施形態で説明した封鎖弁38およびECU45は、蒸発燃料処理装置10の用に供されるものに限らず、他のどのような用途にも適用することができる流量制御弁および制御部であってよい。
15…燃料タンク、 34a…吸着材、 34…キャニスタ、 31…ベーパ通路、 38…封鎖弁、 54…ステッピングモータ、 45…ECU、 55…バルブ部、 65…駆動回路。

Claims (1)

  1. 燃料が貯留される燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着する吸着材を有するキャニスタと、前記キャニスタと前記燃料タンクとを繋ぐ蒸発燃料通路と、前記蒸発燃料通路を開く開き状態と閉じる閉じ状態との間で状態を変える封鎖弁とを備える蒸発燃料処理装置において、
    電動モータと、前記電動モータの回転角を制御する信号を出力する制御部と、前記信号に基づいて前記電動モータの回転角を推定する推定部とを備えるとともに、
    前記封鎖弁は、前記電動モータの回転角が原点位置に対する絶対値にて所定値以上の際に前記開き状態を保つ範囲に移動されるバルブ部を備え、
    前記制御部は、前記封鎖弁を前記開き状態に変える制御を実行する場合に、前記電動モータの回転角の目標値を前記所定値より大きい第1目標値に設定し、前記推定の前記電動モータの回転角が前記第1目標値に達した後に、前記電動モータの回転角の目標値を前記所定値より大きく、かつ前記第1目標値よりも小さい第2目標値に設定するように構成されている
    ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
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