JP2018187093A - 放射線画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンソールのない場所でも簡易に撮影を行うことができ、撮影画像等をその場で簡易・迅速に確認することを可能とすることのできる放射線画像表示システムを提供する。【解決手段】可搬型に構成され撮影画像を得る放射線画像撮影装置2と、放射線画像撮影装置2との間で通信可能な端末装置4とを備える放射線画像表示システム1であって、放射線画像撮影装置2は、撮影画像をデータとして記憶する画像データ記憶部31と、Webサーバー機能により、画像データ記憶部31に記憶されているデータに基づく撮影画像を閲覧するための閲覧情報を端末装置4に対して提供可能な通信機能部252とを備えており、端末装置4は、各種データに基づいて表示を行う表示部41と、通信機能部252と通信を行い、放射線画像撮影装置2から閲覧情報を取得して、閲覧情報に基づき、撮影画像を表示部41に表示させる閲覧機能部451とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、放射線画像表示システムに関する。
従来、医療用の放射線画像を取得する手段として、いわゆるフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector:FPD)と呼ばれる固体撮像素子を2次元的に配置した放射線画像撮影装置が知られている。
そして近年では、内部にバッテリーを内蔵するとともに端末装置との間で無線通信可能に構成され、ケーブルレスで撮影を行うことが可能な可搬型に構成されたカセッテ型の放射線画像撮影装置が開発されている。
このような構成の放射線画像撮影装置は、患者のベッドサイド等におけるポータブル撮影を行うことも可能であり、患者の状況等に応じた自由度の高い撮影が可能となる。
放射線画像撮影装置において撮影した画像はできるだけ速やかに確認することが望まれる。このため、例えば据置型のコンソールが設置されている診察室ではない場所で撮影が行われたような場合、ユーザーは据置型のコンソールのある場所まで行かなくても手元にあるモバイル端末装置等において撮影画像を確認できることが好ましい。
また、据置型のコンソールから離れた場所で撮影が行われる場合には、コンソールを介さなくても撮影画像と撮影対象である患者の情報(患者の識別情報等を含む撮影オーダー情報等)とが確実に対応付けられるようにすることが望まれる。
この点、例えば特許文献1には、コンソールによる制御を受けなくても放射線画像撮影装置単独で撮影を行うことが可能なシステムが開示されている。
特許文献1に記載のシステムでは、撮影を行うごとに、放射線画像撮影装置側で撮影画像のデータに異なるIDを対応付けて記憶手段に記憶させ、端末装置は放射線画像撮影装置からこのIDを取得して撮影オーダー情報と対応付け、コンソールは、放射線画像撮影装置が接続されると撮影画像のデータ及びIDの組を取得し、端末装置が接続されると撮影オーダー情報及びIDの組を取得し、IDに基づいて撮影画像のデータと撮影オーダー情報とを対応付けるようになっている。
このように構成することで、放射線画像撮影装置単独で撮影を行う場合でも撮影画像のデータと患者の情報とを確実に対応付けることができる。
特開2016−101210号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、端末装置に専用のソフトウェアをインストールした上での運用が前提となっており、手元にある携帯端末装置(スマートフォン等)を簡易に用いることが難しい。
また、特許文献1に記載の端末装置は撮影画像のIDのみを取得するものであって、その場で撮影画像を確認するモニターとして端末装置を利用することは想定されていない。
このため、撮影画像を確認するためにはコンソールまで移動しなければならず、撮影後簡易かつ迅速に撮影画像を確認したいとの要望を叶えることはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、コンソールのない場所でも簡易に撮影を行うことができ、撮影画像等をその場で簡易・迅速に確認することを可能とする放射線画像表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の放射線画像表示システムは、
可搬型に構成され放射線検出器を用いて放射線画像撮影を行い撮影画像を得る放射線画像撮影装置と、前記放射線画像撮影装置との間で通信可能な端末装置と、を備える放射線画像表示システムであって、
前記放射線画像撮影装置は、
前記撮影画像をデータとして記憶する画像データ記憶部と、
Webサーバー機能により、前記画像データ記憶部に記憶されている前記データに基づく前記撮影画像を閲覧するための閲覧情報を前記端末装置に対して提供可能な提供部と、
を備えており、
前記端末装置は、
各種データに基づいて表示を行う表示部と、
前記提供部と通信を行い、前記放射線画像撮影装置から前記閲覧情報を取得して、前記閲覧情報に基づき、前記撮影画像を前記表示部に表示させる閲覧機能部と、
を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、コンソールのない場所でも簡易に撮影を行うことができ、撮影画像等をその場で簡易・迅速に確認することができる。
第1の実施形態における放射線画像撮影装置の要部ブロック図である。 第1の実施形態における端末装置の要部ブロック図である。 第1の実施形態における放射線画像表示システムのHTTPサーバー機能及びWebサーバー機能のソフトウェア構成を示す概略構成図である。 撮影画像表示処理における表示画面例を示す図である。 撮影画像表示処理における表示画面例を示す図である。 第1の実施形態における放射線画像表示処理を示すシーケンス図である。 第2の実施形態における放射線画像表示システムのHTTPサーバー機能及びWebサーバー機能のソフトウェア構成を示す概略構成図である。 撮影オーダー処理における表示画面例を示す図である。 撮影オーダー処理における表示画面例を示す図である。 第2の実施形態における放射線画像表示処理を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
[第1の実施形態]
まず、図1から図6を参照して、本発明にかかる放射線画像表示システムの第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における放射線画像撮影装置の要部ブロック図であり、図2は、本実施形態における端末装置の要部ブロック図である。
また、図3は、本実施形態の放射線画像システムにおけるHTTPサーバー機能及びWebサーバー機能のソフトウェア構成を示す概略構成図である。
本実施形態の放射線画像表示システム1(図3参照)は、可搬型に構成され放射線検出器21(図1参照)を用いて放射線画像撮影を行い撮影画像を得る放射線画像撮影装置2と、放射線画像撮影装置2との間で通信可能な端末装置4(図2参照)とを備えており、放射線画像撮影装置2において撮影された撮影画像を端末装置4において簡易に閲覧することができるように構成されたものである。
[放射線画像撮影装置について]
本実施形態において放射線画像撮影装置2は、撮影動作を統括制御する据置型の制御装置(コンピュータ)であるコンソール6(図3参照)からの密な制御を受けることなく単独で撮影を行うことが可能なものである。
図1に示すように、本実施形態の放射線画像撮影装置2は、放射線検出器21、入力操作部22、バッテリー23、通信部24、制御装置25において、画像データ記憶部31、HTMLコンテンツ記憶部32等を備えて構成されている。
放射線画像撮影装置2を構成する放射線検出器21、入力操作部22、バッテリー23、通信部24、制御装置25、画像データ記憶部31、HTMLコンテンツ記憶部32等はバス20を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の放射線画像撮影装置2は、可搬型に構成され、図1に示す放射線検出器21を用いて放射線画像撮影を行い、撮影画像を得るものであり、例えば、いわゆるフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector:FPD)と呼ばれる固体撮像素子を2次元的に配置したものである。
放射線画像撮影装置2は、後述するように、無線方式にて各種の端末装置4との間でデータ等の送受信が可能に構成されている。また、ケーブルレスで円滑に使用することができるように、バッテリー23を内蔵している。
このように本実施形態の放射線画像撮影装置2は、可搬型に構成されているため、患者のベッドサイドにおけるポータブル撮影等、患者の状況等に応じた自由度の高い撮影が可能となっている。
放射線検出器21は、制御装置25の制御により、図示しない放射線源から照射され、被写体を透過した放射線を検出するものである。
なお、放射線検出器21の具体的な構成は特に限定されず、例えば放射線検出素子として、a−Se(アモルファスセレン)のような光導電物質を用いて放射線エネルギーを直接電荷に変換し、この電荷を2次元的に配置されたTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)等の信号読出し用のスイッチ素子によって画素単位に電気信号として読み出す直接方式のものや、放射線エネルギーをシンチレータ等で光に変換し、この光を2次元的に配置されたフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換してTFT等によって電気信号として読み出す間接方式のもの等が適用可能である。
入力操作部22は、ユーザーが入力操作を行うことが可能なものであり、例えば放射線画像撮影装置2の電源をONとする電源スイッチ等である。
また、バッテリー23は放射線画像撮影装置2の各部に電力を供給するものである。
放射線画像撮影装置2の電力供給源を内蔵型のバッテリー23とすることでケーブル接続なしに自由度の高い撮影を行うことができる。
なお、本実施形態のバッテリー23は、交換可能な一次電池、充電可能な二次電池(蓄電池)のいずれであっても適用可能である。
バッテリー23の電池残量は後述の制御装置25において把握されるようになっており、後述する端末装置4の閲覧機能部451からの要求に応じて経時的に変化する変動情報として端末装置4側に通知可能となっている。
通信部24は、無線方式にて各種の端末装置4との間でデータ等の送受信を行うものであり、図示しないアンテナ等を備えて構成されている。
通信部24は、通信制御部262の制御により動作する。
制御装置25は、放射線画像撮影装置2の動作全体を制御するものである。
図1に示すように、制御装置25は、CPU(Central Processing Unit)等を備えて構成される制御部26と、ROM(Read Only Memory)28、及びRAM(Random Access Memory)29等を備える記憶部27を備えている。
制御部26は、放射線画像撮影装置2の撮影動作を制御する撮影制御部261と、外部機器との間で通信を行う際に通信部24の動作を制御する通信制御部262、Webを介してイベント処理の要求があった場合にイベント処理を行うイベント制御部263とを備えている。
ROM28には、制御部26で実行される各種の処理プログラム等が予め記憶されている。本実施形態では、ROM28に撮影制御プログラム281、HTTPサーバープログラム282、イベント処理プログラム283等が格納されている。
また、RAM29は、各種処理に必要なデータ等を一時的に記憶するものである。
本実施形態では、撮影制御部261と撮影制御プログラム281とが協働することで撮影処理が実現されるようになっており、撮影制御部261とこれに読み込まれる撮影制御プログラム281とで撮影機能部251(図3参照)が構成されている。
図3に示すように、撮影機能部251は、撮影によって放射線検出器21により取得された撮影画像の画像データを画像データ記憶部31に記憶させる。
具体的には、撮影機能部251は、撮影オーダーを受けて撮影が行われると、当該撮影によって得られた撮影画像の画像データにそれぞれ固有の識別情報(これを以下「画像ID」という。)を付与し、この画像IDが付された状態で撮影画像の画像データを画像データ記憶部31に記憶させるようになっている。
また、通信制御部262とHTTPサーバープログラム282とが協働することで通信処理が実現されるようになっており、通信制御部262とこれに読み込まれるHTTPサーバープログラム282とで通信機能部252(図3参照)が構成されている。
本実施形態において通信機能部252は、Webサーバー機能により、後述の画像データ記憶部31に記憶されているデータ(撮影画像の画像データ)に基づく撮影画像を閲覧するための閲覧情報を端末装置4に対して提供可能な提供部として機能するものである。
本実施形態において閲覧情報は、HTMLコンテンツ記憶部32に記憶されている撮影画像の画像データが保管されている位置を示すPass(フォルダパス)である。
また本実施形態では、後述するWebブラウザ機能を有する端末装置4の閲覧機能部451(図3参照)からコンテンツ取得要求等のリクエストがあったときに、これに応答して、要求に応じたHTMLファイル(HTMLコンテンツ)等を提供する。
また、イベント制御部263とイベント処理プログラム283とが協働することでイベント実行処理が実現されるようになっており、イベント制御部263とこれに読み込まれるイベント処理プログラム283とでCGIイベント処理部253(図3参照)が構成されている。
画像データ記憶部31は、放射線検出器21を用いて取得された撮影画像(放射線画像)をデータとして記憶するものであり、例えばSSD(Solid State Drive)等で構成されている。
前述のように、画像データ記憶部31に記憶される撮影画像の画像データには、それぞれ固有の識別情報(画像ID)が対応付けられて記憶されている。
画像データ記憶部31内に記憶されている画像データは、図3に示すように、放射線画像撮影装置2が診察室等に設置された据置型の制御装置(本実施形態ではコンソール6)と接続されることによりコンソール6側に送信され、送信が完了すると、順次消去されるようになっている。
なお、画像データ記憶部31は、必ずしも放射線画像撮影装置2に内蔵されたものでなくてもよく、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリーやSD(Secure Digital)メモリーカード(登録商標)等、放射線画像撮影装置2に着脱可能なものであってもよい。
HTMLコンテンツ記憶部32は、後述する端末装置4の閲覧機能部451(図2、図3参照)からコンテンツ取得要求があったときにレスポンスとして提供されるHTMLファイル(HTMLコンテンツ)が記憶されている。
例えばHTMLファイルには放射線画像撮影装置2が保持する情報を端末装置4が表示部41に表示させるための画面レイアウト情報が含まれており、閲覧機能部451はHTMLファイルを分析することにより、この画面レイアウト情報に基づいて端末装置4の表示部41の表示画面上に閲覧画面を構成する。
本実施形態では、画面レイアウト情報として、大画面に適したレイアウトを構成するための大画面用コンテンツ321と、小画面に適したレイアウトを構成するための小画面用コンテンツ322とを有している。なお、HTMLコンテンツ記憶部32に記憶される画面レイアウト情報はここに例示したものに限定されず、さらに各種の画面サイズや解像度に対応して3種類以上の画面レイアウト情報が記憶されていてもよい。
また、HTMLファイル内には、放射線画像撮影装置2が保持している撮影画像の画像データが保管されている位置を示すPass(フォルダパス)が記載されている。Webブラウザ機能を有する閲覧機能部451はこのPassを取得することで放射線画像撮影装置2の画像データ記憶部31内に記憶されている画像データに基づく撮影画像を表示部41の表示画面上に表示させることが可能となる。
閲覧機能部451からの要求があった際には、撮影画像の画像データは、BMP/JPEG/PNG等、Webブラウザ機能により表示/解釈可能な一般的なフォーマットに変換された状態で閲覧機能部451に提供される。なお、撮影画像の画像データを一般的なフォーマットに変換するタイミングは特に限定されず、例えば予め変換された状態で用意されていてもよいし、閲覧機能部451から放射線画像撮影装置2の通信機能部252に対して閲覧要求があったときにその都度変換してもよい。
また、画像データ記憶部31内には、閲覧機能部451に提供される撮影画像の画像データとして、一覧表示時に表示させるサムネイル画像と、詳細確認画面において表示させる詳細画像とがそれぞれ個別に保管され、それぞれに異なるPass(フォルダパス)が割り当てられていてもよい。
このようにサムネイル画像と詳細画像とを個別に保管しておくことにより、閲覧機能部451からの要求があった際の応答性を高めることができる。
さらに、閲覧画面上に表示される情報には、固定的に表記することができない変動情報が含まれている。変動情報とは、経時的に変化していく情報であり、例えば本実施形態ではバッテリー23の残量に関する情報等である。
HTMLファイル内には、こうした変動情報に基づく表示をすべき箇所にCGIスクリプトファイルの名称が記載されている。
このようにHTMLファイル内にCGIスクリプトファイルを埋め込んでおくことにより、閲覧機能部451からCGI実行要求があった際、CGIイベント処理部253がその時点でのステータスに応じてHTMLの部分的なスクリプトを動的に生成して閲覧機能部451に返信する。これにより変動情報箇所に最新のステータスに対応した内容が表示される。
[端末装置について]
本実施形態において端末装置4は、例えばスマートフォン等の携帯端末装置や、ノート型のパーソナルコンピューター(以下パーソナルコンピューターを「PC」とする。)、タブレット型のPC等の持ち運びが容易な小型の装置である。
本実施形態では、ノート型のPC等、表示部41の表示画面が比較的大きい端末装置4と、携帯端末装置のように表示部41の表示画面が比較的小さい端末装置4とが想定されている。
図2に示すように、端末装置4は、表示部41、入力操作部42、通信部43、制御装置45等を備えて構成されている。
端末装置4を構成する表示部41、入力操作部42、通信部43、制御装置45等はバス40を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
表示部41は、各種データに基づいて表示を行うものである。
本実施形態では、放射線画像撮影装置2による撮影によって得られた撮影画像や撮影画像のサムネイル画像等の画像データや放射線画像撮影装置2のHTMLコンテンツ記憶部32に記憶されている表示画面を構成するコンテンツ(すなわち、図1に示す大画面用コンテンツ321、小画面用コンテンツ322)に基づく表示画面、その他各種の画像等の表示を行う。
表示部41は表示制御部461の制御に基づいて各種表示画面を表示させるようになっている。
なお、本実施形態の表示部41の表示画面上には入力操作部42を構成するタッチパネルがとして構成されており、タッチパネルの操作により各種の入力操作ができるようになっている。
図4及び図5は、本実施形態における端末装置の一例を示す図であり、図4は、表示部41に放射線画像撮影装置2から提供された撮影画像の一覧表示画面411が表示された状態を示しており、図5は、表示部41に放射線画像撮影装置2から提供された撮影画像の詳細画像表示画面417が表示された状態を示している。
図4に示すように、本実施形態の一覧表示画面411では、リスト表示ボタン412、サムネイル画像を表示させるサムネイル表示ボタン413とが設けられており、図4では撮影画像の一覧がリスト表示された状態を例示している。
一覧表示画面411に表示される撮影画像のリストには、撮影画像のサムネイル画像414とその画像ID415との組が一覧表示され、また、各サムネイル画像414に対応する詳細画像表示画面417に遷移させる詳細化ボタン416が設けられている。
いずれかの詳細化ボタン416がユーザーによってタッチされると、このタッチ操作に対応する位置のサムネイル画像414に対応する詳細画像表示画面417に遷移する。
図5では、「画像No.8」との画像ID415が付された撮影画像の詳細画像表示画面417が例示されている。詳細画像表示画面417には閉じるボタン418が設けられており、閉じるボタン418がタッチされると、詳細画像表示画面417が閉じて元の一覧表示画面411に戻ることができる。
入力操作部42は、ユーザーが入力操作を行うことが可能なものであり、例えば前述の表示部41に一体的に構成されたタッチパネルや複数のキーで構成されるキーボード等である。また、入力操作部42は、端末装置4と物理的に一体となったものに限定されず、例えば、有線方式又は各種の無線方式で端末装置4と接続されるマウス等のデバイスであってもよい。
通信部43は、無線方式にて放射線画像撮影装置2等との間でデータ等の送受信を行うものであり、図示しないアンテナ等を備えて構成されている。
通信部43は、通信制御部462の制御により動作する。
制御装置45は、端末装置4の全体的な動作を制御するものである。
図2に示すように、制御装置45は、CPU(Central Processing Unit)等を備えて構成される制御部46と、と、ROM(Read Only Memory)48、及びRAM(Random Access Memory)49等を備える記憶部47とを備えている。
制御部46は、端末装置4の表示部41を制御する表示制御部461と、外部機器との間で通信を行う際にその動作を制御する通信制御部462とを備えている。
ROM248には、表示制御部461、通信制御部462で実行される各種の処理プログラム等が予め記憶されている。本実施形態では、ROM28に表示制御プログラム481とWebブラウザプログラム482等が格納されている。
また、RAM29は、各種処理に必要なデータ等を一時的に記憶するものである。
本実施形態では、表示制御部461、通信制御部462と表示制御プログラム481とWebブラウザプログラム482とが協働することで閲覧処理が実現されるようになっており、表示制御部461、通信制御部462とこれに読み込まれる表示制御プログラム481とWebブラウザプログラム482とで閲覧機能部451(図3参照)が構成されている。
図3に示すように、閲覧機能部451は、Webブラウザ機能を備えており、Webサーバー機能を有する放射線画像撮影装置2の提供部である通信機能部252との間で通信を行い、放射線画像撮影装置2から閲覧情報であるPass(フォルダパス)を取得して、このPass(フォルダパス)に基づき、撮影画像を表示部41に表示させる。
また、本実施形態において閲覧機能部451は、放射線画像撮影装置2の通信機能部252に対してコンテンツを送るようにリクエストを行い、レスポンスとしてHTMLファイル(HTMLコンテンツ)等の提供を受けると、これに基づいて表示部41に適宜表示指示を行う。
さらに、本実施形態では、閲覧機能部451は、通信機能部252に対してCGI実行要求を行い、HTMLコンテンツ内の変更情報箇所に対応するステータスの提供を受け、これを表示部41の表示画面上に反映させるようになっている。
[放射線画像表示システムの作用]
次に、図6等を参照しつつ、本実施形態における放射線画像表示システム1の作用について説明する。
図6に示すように、本実施形態における放射線画像撮影装置2の撮影機能部251は、コンソール6からの撮影実行要求(撮影オーダー)が来るまでは放射線検出器21を待機状態とし(ステップS1)、仮に放射線が照射されてもこれに対して反応せず、放射線の検出を行わない状態に維持している。
撮影を行う場合には、コンソール6の制御部61は、撮影機能部251に対して撮影実行要求を送信する(ステップS2)。撮影実行要求は具体的には以下のように行われる。
すなわち、図3に示すように、コンソール6には、撮影オーダー情報が記憶された撮影オーダー情報記憶部62が設けられており、コンソール6の制御部61は、撮影オーダー情報記憶部62に記憶されている撮影オーダー情報の中から順次撮影オーダーを放射線画像撮影装置2に対して入力する。このとき、制御部61は、個々の撮影オーダーにそれぞれ固有の撮影オーダーIDを付す。
コンソール6から撮影オーダー情報が送られると、撮影機能部251は、放射線検出器21を放射線検出可能状態に遷移させる(ステップS3)。
そして図示しない放射線源から放射線が曝射されると、被写体である患者の撮影部位を透過した放射線が放射線検出器21により検出され(ステップS4)、撮影画像が生成される(ステップS5)。
撮影機能部251は、生成された撮影画像の画像データに固有の画像IDを付与して画像データ記憶部31に保存する(ステップS6)。そして、再度放射線検出器21を待機状態とする(ステップS7)。また、撮影機能部251は、画像IDの付された撮影画像の画像データをコンソール6に送信する。
コンソール6は撮影画像の画像データが放射線画像撮影装置2から送られると、当該撮影が行われた際の撮影オーダーに付された撮影オーダーIDを当該撮影画像の画像データと対応付けて画像データ+撮影オーダーID記憶部63に保存する。
撮影機能部251は、コンソール6に撮影画像の画像データを送信すると、当該撮影画像の画像データを放射線画像撮影装置2側の画像データ記憶部31から消去する。
本実施形態において、端末装置4において撮影画像等を閲覧する放射線画像表示処理を行う場合には、まず端末装置4のWebブラウザを起動させる(ステップS11)。
そして、撮影画像等を閲覧する画面を表示させる場合には、ユーザーがタッチパネル等の入力操作部42からonClickイベントを入力する(ステップS12)。Webブラウザ機能を有する閲覧機能部451は、入力操作部42における操作の態様等に基づいて入力されたイベントの内容を解析し、これが閲覧画面(メイン画面)の取得要求である場合には、放射線画像撮影装置2の通信機能部252に対してコンテンツGET要求(「HTTP“GET”」すなわち、閲覧画面(メイン画面)の取得要求、ステップS13)を行う。Webサーバー機能を有する通信機能部252は、閲覧機能部451からコンテンツGET要求が送られると、「HTTP“GET”」の情報内の「User-Agent」の情報を参照し、要求元の種別(画面サイズ、解像度等)を識別する(ステップS14)。そして、識別結果に基づいて、要求元の種別(画面サイズ、解像度等)に応じたHTMLファイル(HTMLコンテンツ)を端末装置4の閲覧機能部451に返信する(ステップS15)。
すなわち、通信機能部252は、「User-Agent」の情報からコンテンツGET要求の要求元が大画面を有するタブレット型のPCであると判断した場合には、レスポンスとして大画面用コンテンツ321を送信し、GET要求の要求元が小画面を有する携帯端末装置であると判断した場合には、レスポンスとして小画面用コンテンツ322を送信する。
通信機能部252からHTMLファイル(HTMLコンテンツ)を取得すると、閲覧機能部451はHTMLファイルを分析してHTMLファイルに含まれる画面レイアウト情報を読み取り、この画面レイアウト情報に基づいて端末装置4の表示部41の表示画面上に閲覧画面を構成する。そして、閲覧機能部451はこの返信内容に応じた画面を表示部41に表示させる(ステップS16)。これにより、例えば、表示部41が小画面である携帯端末装置である場合には、図4に示すような画面が表示される。
このように、端末装置4の種別に合わせて適した画面レイアウト情報を含むHTMLファイル(HTMLコンテンツ)を端末装置4側に返送することにより、任意の端末装置4において使いやすい表示画面を提供することができる。
また、撮影画像等を表示部41に表示させたい場合には、ユーザーがタッチパネル等の入力操作部42からonClickイベントを入力する(ステップS17)。閲覧機能部451は、入力操作部42における操作の態様等に基づいて入力されたイベントの内容を解析し、これが撮影画像の取得要求である場合(例えば、ユーザーがいずれかの詳細化ボタン416をタッチした場合)には、通信機能部252に対して画像を閲覧するためのPass(パスフレーズ)のGET要求(「HTTP“GET”」すなわち、Pass(パスフレーズ)の取得要求、ステップS18)を行う。
閲覧機能部451からPassGET要求が送られると、通信機能部252は、画像閲覧用のPassを端末装置4の閲覧機能部451に返信する(ステップS19)。
通信機能部252からPassが送信されると、閲覧機能部451は当該Passにより放射線画像撮影装置2の画像データ記憶部31にアクセスし、撮影画像を表示部41の表示画面(例えば図5の詳細画像参照)に表示させる(ステップS20)。
また、例えば閲覧画面(メイン画面)の取得要求等をした際に、通信機能部252から端末装置4の閲覧機能部451に返信されたHTMLファイル(HTMLコンテンツ)内にCGIスクリプトファイルが埋め込まれている場合には、閲覧機能部451は通信機能部252に対してCGI実行要求(変動情報更新要求)を行う(ステップS21)。
通信機能部252は、閲覧機能部451から送信された要求内容の字句を解析し、これが変動情報の更新を求めるCGIであると特定すると(ステップS22)、CGIイベント処理部253に対してCGIルーチンの実行を求める(ステップS23)。
CGIルーチンの実行を求められると、CGIイベント処理部253はその時点でのステータスに応じてHTMLの部分的なスクリプトを動的に生成し、通信機能部252に対して応答する(ステップS24)。
通信機能部252は、CGIイベント処理部253から送られたステータスを閲覧機能部451に返信する(ステップS25)。
これにより、変動情報箇所(例えばバッテリー23の残量表示箇所等)に最新のステータスに対応した内容が嵌め込まれた状態表示画面が表示部41に表示される(ステップS26)。
[放射線画像表示システムの効果]
以上のように、本実施形態の放射線画像表示システムによれば、放射線画像撮影装置2側に撮影画像をデータとして記憶する画像データ記憶部31と、Webサーバー機能により画像データ記憶部31に記憶されているデータに基づく撮影画像を閲覧するための閲覧情報を端末装置4に対して提供可能な提供部としての通信機能部252とを備え、端末装置4側には、各種データに基づいて表示を行う表示部41と、通信機能部252と通信を行い、放射線画像撮影装置2から閲覧情報を取得して、閲覧情報に基づいて撮影画像を表示部41に表示させる閲覧機能部451とを備えている。
これにより、放射線画像撮影装置2で撮影された撮影画像等を、手元の端末装置4で簡易に閲覧、確認することができ、再撮影の要否の判断や、画像による患部の診断等を簡易かつ迅速に行うことができる。
また、端末装置4側で撮影画像を表示させるために放射線画像撮影装置2から端末装置4に送られるのはファイルの位置を特定するPassのみであり、画像データ自体を送信しないため、送受信するデータが軽くて済み、比較的脆弱な通信環境の下でも迅速に撮影画像の閲覧を行うことができる。
そして、端末装置4側では放射線画像撮影装置2の画像データ記憶部31に保存された画像データをWebブラウザ機能によって閲覧できるのみであり、撮影画像の画像データや撮影オーダー情報の管理・保管を行わないため、万が一端末装置4が故障、破損等した場合でも、撮影画像の画像データや撮影オーダー情報、撮影画像の画像データと撮影オーダー情報とを対応付けるために必要な画像ID等が失われる危険がない。
また、これらのデータや情報は極めてプライバシー性の高いものであるところ、これを持ち出し容易な可搬型の端末装置4のメモリー内に取り込まないことで、個人情報の保護にも資する。
[第2の実施形態]
次に、図7から図10を参照して、本発明にかかる放射線画像表示システムの第2の実施形態について説明する。
なお、本実施形態は、端末装置の機能、役割が第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図7は、本実施形態における放射線画像表示システムのHTTPサーバー機能及びWebサーバー機能のソフトウェア構成を示す概略構成図である。
図7に示すように、本実施形態では、放射線画像撮影装置2が、撮影に関する撮影オーダー情報(患者名、撮影部位等)を端末装置4に提供可能な状態で記憶する撮影オーダー情報記憶部37を備えている。
撮影オーダー情報記憶部37に記憶される撮影オーダー情報は、予めコンソール6等から放射線画像撮影装置2に送信され、記憶されるものである。
また、本実施形態では、HTMLコンテンツにJava Script(登録商標)等のプログラム言語が埋め込まれた状態で放射線画像撮影装置2のHTMLコンテンツ+Java Script記憶部35に記憶されている。
このため、第1の実施形態と同様にWebブラウザ機能を有する端末装置4の閲覧機能部451からからWebサーバー機能を有する放射線画像撮影装置2の通信機能部252に対してHTMLコンテンツの取得要求が送信された際には、Java Scriptが埋め込まれた状態のHTMLコンテンツが端末装置4から放射線画像撮影装置2に対して送信される。
そして、端末装置4から放射線画像撮影装置2に対してHTMLコンテンツの取得要求があった場合に、放射線画像撮影装置2から端末装置4に対して返信されるHTMLコンテンツの中には、現在放射線画像撮影装置2が保持している撮影オーダー情報を端末装置4の表示部41において表示させるためのCGI実行要求が含まれる。
これにより、本実施形態では、端末装置4の表示部41において撮影オーダー情報を閲覧することが可能となっている。
図8は、本実施形態において端末装置4の表示部41に撮影オーダー情報一覧画面421が表示された状態を示す表示画面例である。
図8に示すように、撮影オーダー情報一覧画面421には、撮影対象となる患者の氏名、患者ID等が表示された患者情報表示欄422、患者情報表示欄422に表示されている患者に関して予定されている撮影オーダーが一覧表示された撮影オーダー表示欄423等が設けられている。
さらに、本実施形態では、後述するように、CGI実行要求内に、ユーザーがタッチパネル等の入力操作部42を操作することにより、ある撮影オーダーが選択された際には、撮影実行要求(撮影オーダー)のCGIルーチンが実行されるように予め設定されている。
これにより、端末装置4の入力操作部42を、撮影オーダー情報の中から任意の撮影オーダー情報(設定撮影オーダー情報)を設定する設定部として機能させることができる。
そして当該CGIルーチン内では撮影実行要求において撮影制御プログラム281により選択された撮影オーダーIDを通知して撮影の実行を指示するよう設計しておく。このように設計することにより、端末装置4のWebブラウザ機能により撮影オーダーを選択(すなわち、設定撮影オーダー情報を設定)することで、当該撮影オーダー(設定撮影オーダー情報)と撮影された撮影画像の画像データとの対応付けを管理することが可能となる。そしてこのように対応付けされた、入力操作部42により設定された設定撮影オーダー情報と放射線検出器21により撮影された撮影画像の画像データとは、記憶制御部としての撮影機能部251により対応付けられて画像データ+撮影オーダーID記憶部36に記憶される。
例えば、図8の撮影オーダー表示欄423内において網掛けされている撮影オーダー(胸部・立位・P→A)がユーザーの入力操作によって選択された場合、当該撮影オーダーについて放射線画像撮影装置2に対し撮影実行要求がなされる。
図9は、当該撮影実行要求に応じて撮影が行われた場合に端末装置4の表示部41に表示される画面例である。
表示部41には、撮影画像の一覧表示欄424が表示されるとともに、撮影オーダーに基づいて撮影された撮影画像が撮影結果表示欄425に表示される。
放射線画像撮影装置2には、撮影画像の画像データと撮影オーダーIDとが対応付けられて記憶される画像データ+撮影オーダーID記憶部36が設けられており、画像データと撮影オーダーIDとを対応付けて画像データ+撮影オーダーID記憶部36に記憶する。
また、撮影機能部251は、放射線画像撮影装置2がコンソール6に接続されたタイミングで、画像データ+撮影オーダーID記憶部36に記憶されている画像データとこれに対応付けられている撮影オーダーIDとの組をコンソール6に送信する。画像データ及び撮影オーダーIDが放射線画像撮影装置2から送信されると、コンソール6の制御部61は、これを対応付けた状態のまま画像データ+撮影オーダーID記憶部63に記憶させる。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、図10等を参照しつつ、本実施形態における放射線画像表示システム10の作用について説明する。
端末装置4において撮影画像等を閲覧する放射線画像表示処理を行う場合には、図10に示すように、第1の実施形態同様、端末装置4のWebブラウザが起動させ(ステップ31)、ユーザーがタッチパネル等の入力操作部42からonClickイベントを入力する(ステップS32)。入力されたイベントが閲覧画面(メイン画面)の取得要求である場合には、閲覧機能部451は、放射線画像撮影装置2の通信機能部252に対してコンテンツGET要求(「HTTP“GET”」)を行う(ステップS33)。
なお、ステップS31からステップS36までの処理は、第1の実施形態の図6のステップS11からステップS16までの処理とほぼ同内容であるため説明を省略する。
前述のように、本実施形態では、コンテンツGET要求に対して閲覧機能部451に返信されるHTMLファイル(HTMLコンテンツ)内に撮影オーダー情報を端末装置4の表示部41において表示させるためのCGI実行要求、Java Scriptが含まれており、これにより、端末装置4の表示部41において撮影オーダー情報を閲覧したり、撮影オーダーの中からいずれかを選択して撮影実行要求を行うことが可能となっている。
例えば、図8に示すような撮影オーダー情報一覧画面421を端末装置4の表示部41に表示させ、その中から、ユーザーが撮影オーダーを選択すると、当該入力操作によってイベントが入力される(ステップS37)。
閲覧機能部451は、入力操作部42における操作の態様等に基づいて入力されたイベントの内容を解析し、これが撮影オーダーID:01のCGI実行要求である場合には、放射線画像撮影装置2の通信機能部252に対してCGI実行要求(「HTTP “GET /order.CGI?id=1”」)を行う(ステップS38)。
閲覧機能部451からCGI実行要求が送られると、通信機能部252は、字句解析してCGIと特定し、当該入力操作が行われたクリック操作(タッチ操作)位置に対応するCGIを実行すると判断する(ステップS39)。そして、CGIイベント処理部253に対してCGIルーチンの実行を指示する(ステップS40)。
指示を受けたCGIイベント処理部253は、撮影機能部251に対して撮影オーダーID:01について撮影実行要求を行う(ステップS41)。
これにより、撮影機能部251は、待機状態とされていた放射線検出器21(ステップS42)を、放射線検出可能状態に遷移させる(ステップS43)。
なお、その後、ステップS44からステップS47までの処理は、第1の実施形態の図6のステップS4からステップS7までの処理とほぼ同内容であるため説明を省略する。
放射線検出器21が放射線検出可能状態に遷移すると、撮影機能部251は撮影実行要求を実行した旨をCGIイベント処理部253に応答し(ステップS48)、CGIイベント処理部253は通信機能部252に対してCGIイベント結果について応答する(ステップS49)。
応答を受けた通信機能部252は、要求内容が受理された(HTTP“200 OK”)旨を端末装置4の閲覧機能部451に対して送信する(ステップS50)。
撮影実行要求(撮影オーダーID:01)に応じて撮影された撮影画像を端末装置4の表示部41に表示させたいときは、図8の撮影オーダー表示欄423内において撮影オーダーID:01に対応する項目(例えば図8において網掛けされている撮影オーダー)をユーザーが入力操作を行うことで選択する。これにより、当該入力操作によってイベントが入力される(ステップS51)。
イベントが入力されると、閲覧機能部451は、入力操作部42における操作の態様等に基づいて入力されたイベントの内容を解析し、これが撮影オーダーID:01に応じて撮影された撮影画像の取得要求である場合には、通信機能部252に対して画像を閲覧するためのPass(パスフレーズ)のGET要求を行う(ステップS52)。
閲覧機能部451からPassGET要求が送られると、通信機能部252は、画像閲覧用のPassを端末装置4の閲覧機能部451に返信する(ステップS53)。
通信機能部252からPassが送信されると、閲覧機能部451は当該Passにより放射線画像撮影装置2の画像データ+撮影オーダーID記憶部36にアクセスし、撮影画像を表示部41の表示画面(例えば図9の撮影結果表示欄425参照)に表示させる(ステップS54)。
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、放射線画像撮影装置2は、放射線画像撮影に関する撮影オーダー情報を、端末装置4に提供可能な状態で記憶する撮影オーダー情報記憶部37を備えている。
これにより、特にデータ形式等を変換しなくても端末装置4に撮影オーダー情報を提供することができる。
また、本実施形態において、提供部である通信機能部252は、撮影オーダー情報記憶部37内の撮影オーダー情報を閲覧機能部451からの要求に応じて端末装置4に提供可能であり、閲覧機能部451は、通信機能部252により提供された撮影オーダー情報を表示部41に表示させるようになっている。
これにより、コンソール6まで移動しなくても、端末装置4の表示部41において撮影オーダー情報を容易に確認することができる。
また、本実施形態では、撮影オーダー情報の中から任意の撮影オーダー情報を設定する設定部としての入力操作部42、放射線検出器21により撮影された撮影画像のデータを、入力操作部42により設定された設定撮影オーダー情報と対応付けて記憶させる記憶制御部としての撮影機能部251を備えている。
これにより、入力操作部42において撮影オーダー情報を設定すると、当該撮影オーダー情報(設定撮影オーダー情報)に対応して撮影された撮影画像の画像データがこの撮影オーダー情報と一義的に対応付けられ、撮影オーダー情報と撮影画像の画像データとの取り違いが生じるおそれ等を回避することができる。
また、本実施形態では、設定部としての入力操作部42が端末装置4に設けられており、閲覧機能部451は、入力操作部42により設定された設定撮影オーダー情報を、提供部である通信機能部252に返送する。
このため、コンソール6を介さなくても手元の端末装置4から簡易に撮影オーダーを設定することができる。
また、本実施形態では、放射線画像撮影装置2の放射線検出器21は、端末装置4の閲覧機能部451から設定撮影オーダー情報が返送されることで撮影可能状態(すなわち放射線検出可能状態)に遷移し、記憶制御部としての撮影機能部251は、撮影可能状態の下で撮影された撮影画像のデータと設定撮影オーダー情報とを対応付けて記憶させる。
これにより、手元の端末装置4をあたかもコンソール6に代えて簡易に撮影動作をコントロールするリモートコントローラーのように用いることができ、コンソール6から離れた場所での撮影を簡易に実行することが可能となる。
[放射線画像撮影装置の変形例]
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態では、端末装置4側の閲覧機能部451からHTMLコンテンツのGET要求があったときには、Webサーバー機能を有する通信機能部252が「HTTPGET」に含まれる情報から要求元の種別(画面サイズ、解像度等)を識別し、これに応じたコンテンツを送信する場合を例示したが、端末装置4側の表示部41の画面サイズ、解像度等に応じた適切な表示を行わせるための手法はこれに限定されない。
例えば、HTMLコンテンツ(又はスタイルシート)そのものに、閲覧環境に合わせて自動的に画面レイアウトを変更できるような記述を行ってもよい(レスポンシブ・ウェブデザイン)。
この場合にも、端末装置4の種別に関わらず、使いやすい画面レイアウトで表示部41に画面を表示させることができ、手持ちの端末装置4を簡易にモニターとして利用することができるため便宜である。
また、第2の実施形態では、端末装置4の入力操作部42が撮影オーダー情報を設定する設定部として機能する場合を例示したが、例えば放射線画像撮影装置2に設定部としての入力操作部を設けてもよい。
この場合にも撮影オーダー情報に対応して撮影された撮影画像の画像データが当該撮影オーダー情報(設定撮影オーダー情報)と一義的に対応付けられ、撮影オーダー情報と撮影画像の画像データとの取り違いが生じるおそれ等を回避することができる。
さらに、HTML内に、端末装置4のWebブラウザ機能によりが実行可能なJava Script等のプログラム言語を埋め込んでおくことで、端末装置4上での撮影画像の階調操作等の画像処理を実行することも可能であり、端末装置4のみで簡易にコンソール6と同様の処理を行うことができる。
また、HTMLコンテンツとして表示される表示画面に、各種ストア(例えばAPPストアやGoogle Play等)へのリンク先を表記しておいてもよい。
こうした各種ストアにより高度な処理を可能とする専用アプリケーションプログラムを用意し、これをリンク先として示すことで、端末装置4においてより高度な処理を行うことを希望するユーザーへのアナウンスを行うことができる。
また、HTML5等に用意されている機能を駆使することにより、端末装置4が持つカメラ機能や各種コード読取機能と連携させたシステムを構築してもよい。
すなわち、例えばカメラ機能を用いて撮影対象である患者の写真を撮影したり、患者の腕に識別情報としてのバーコードやQRコード(登録商標)等を付したリストバンド等を装着しておき、これらの識別情報を端末装置4のカメラ等で読み取るようにすれば、より詳細なエビデンス保管やより確実な患者と撮影画像との対応付け(紐づけ)機能を提供することも可能となる。
1 放射線画像表示システム
2 放射線画像撮影装置
4 端末装置
21 放射線検出器
25 制御装置
251 撮影機能部
252 通信機能部
253 CGIイベント処理部
261 撮影制御部
262 通信制御部
263 イベント制御部
281 撮影制御プログラム
282 HTTPサーバープログラム
283 イベント処理プログラム
31 画像データ記憶部
32 HTMLコンテンツ記憶部
37 撮影オーダー情報記憶部
41 表示部
45 制御装置
461 表示制御部
462 通信制御部
451 閲覧機能部
481 撮影制御プログラム
482 Webブラウザプログラム

Claims (6)

  1. 可搬型に構成され放射線検出器を用いて放射線画像撮影を行い撮影画像を得る放射線画像撮影装置と、前記放射線画像撮影装置との間で通信可能な端末装置と、を備える放射線画像表示システムであって、
    前記放射線画像撮影装置は、
    前記撮影画像をデータとして記憶する画像データ記憶部と、
    Webサーバー機能により、前記画像データ記憶部に記憶されている前記データに基づく前記撮影画像を閲覧するための閲覧情報を前記端末装置に対して提供可能な提供部と、
    を備えており、
    前記端末装置は、
    各種データに基づいて表示を行う表示部と、
    前記提供部と通信を行い、前記放射線画像撮影装置から前記閲覧情報を取得して、前記閲覧情報に基づき、前記撮影画像を前記表示部に表示させる閲覧機能部と、
    を備えていることを特徴とする放射線画像表示システム。
  2. 前記放射線画像撮影装置は、前記放射線画像撮影に関する撮影オーダー情報を、端末装置に提供可能な状態で記憶する撮影オーダー情報記憶部をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像表示システム。
  3. 前記提供部は、前記撮影オーダー情報記憶部内の前記撮影オーダー情報を前記閲覧機能部からの要求に応じて前記端末装置に提供可能であり、
    前記閲覧機能部は、前記提供部により提供された前記撮影オーダー情報を前記表示部に表示させるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の放射線画像表示システム。
  4. 前記撮影オーダー情報の中から任意の撮影オーダー情報を設定する設定部と、
    前記放射線検出器により撮影された前記撮影画像のデータを、前記設定部により設定された設定撮影オーダー情報と対応付けて記憶させる記憶制御部と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の放射線画像表示システム。
  5. 前記設定部は、前記端末装置に設けられており、
    前記閲覧機能部は、前記設定部により設定された前記設定撮影オーダー情報を、前記提供部に返送することを特徴とする請求項4に記載の放射線画像表示システム。
  6. 前記放射線画像撮影装置の前記放射線検出器は、前記端末装置の前記閲覧機能部から前記設定撮影オーダー情報が返送されることで撮影可能状態に遷移し、
    前記記憶制御部は、前記撮影可能状態の下で撮影された前記撮影画像のデータと前記設定撮影オーダー情報とを対応付けて記憶させることを特徴とする請求項5に記載の放射線画像表示システム。
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