JP2018184168A - 作業車 - Google Patents

作業車 Download PDF

Info

Publication number
JP2018184168A
JP2018184168A JP2018154554A JP2018154554A JP2018184168A JP 2018184168 A JP2018184168 A JP 2018184168A JP 2018154554 A JP2018154554 A JP 2018154554A JP 2018154554 A JP2018154554 A JP 2018154554A JP 2018184168 A JP2018184168 A JP 2018184168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
unit
engine
display control
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018154554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6605097B2 (ja
Inventor
佳彦 黒下
Yoshihiko Kuroshita
佳彦 黒下
知功 中尾
Tomoisa Nakao
知功 中尾
龍起 西本
Tatsuki Nishimoto
龍起 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018154554A priority Critical patent/JP6605097B2/ja
Publication of JP2018184168A publication Critical patent/JP2018184168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6605097B2 publication Critical patent/JP6605097B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

【課題】表示部の表示状態を切替え操作する専用の操作部を設けることなく、表示部の表示状態を作業状況に適した表示情報に簡単に切り替えることができる作業車が要望されている。【解決手段】表示ECUは、エンジンが始動されていない状態であってキースイッチが給電指令を発する給電状態である場合は、液晶表示部にエンジンのメンテナンス用表示を表示させるメンテナンス用表示制御のみを実行し、エンジンが稼動している稼動状態である場合は、液晶表示部にエンジンの作業中用表示を表示させる作業中用表示制御のみを実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両に係る情報を表示する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、を備える作業車に関する。
上記のような作業車として、例えば、特許文献1に記載の作業車が既に知られている。特許文献1に記載の作業車は、表示部(文献では「情報表示領域」)を有する液晶表示部と、液晶表示部の作動を制御する表示制御部(文献では「表示ECU」)と、表示切り替え指令を出力する表示切替指令手段と、を備えている。表示制御部は、表示切替指令手段の出力に基づいて、表示部の表示状態を、エンジンの稼働時間を表示する稼働時間表示状態、瞬間燃費を表示する瞬間燃費表示状態、平均燃費を表示する平均燃費表示状態、及び、燃料の使用量を表示する燃料使用量表示状態、に切り替えるように構成されている。
特開2010−172267号公報
特許文献1に記載の作業車では、表示部の表示状態を切替え操作する専用の表示切替指令手段を設ける必要があり、省スペース化やコスト削減の観点から改善の余地がある。また、運転者が必要とする表示情報は、メンテナンスや作業中等の作業状況に応じて異なるところ、特許文献1に記載の作業車では、表示部の表示状態を作業状況に適した表示情報に切り替えるためには、運転者が表示切替指令手段を操作しなければならず、その操作が煩わしい。
上記状況に鑑み、表示部の表示状態を切替え操作する専用の操作部を設けることなく、表示部の表示状態を作業状況に適した表示情報に簡単に切り替えることができる作業車が要望されている。
本発明の一実施形態に係る作業車の特徴は、エンジンと、人為操作によって、給電対象に電力を供給する給電指令及び前記エンジンを始動する始動指令を行う指令操作部と、車両に係る情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記エンジンが始動されていない状態であって前記指令操作部が前記給電指令を発する給電状態である場合は、前記表示部に前記エンジンの稼動積算時間(メンテナンス用表示)を表示させる稼動積算時間表示制御(メンテナンス用表示制御)を実行し、前記エンジンが稼動している稼動状態である場合は、前記表示部に前記エンジンの燃費(作業中用表示)を表示させる燃費表示制御(作業中用表示制御)を実行することにある。
本特徴構成によれば、給電状態である場合は、エンジンの稼動積算時間(メンテナンス用表示)が表示部に表示され、稼動状態である場合は、エンジンの燃費(作業中用表示)が表示部に表示される。これにより、メンテナンスを行う際には、わざわざエンジンを始動しなくても、指令操作部による給電指令を行うだけで、エンジンの稼動積算時間(メンテナンス用表示)を確認することができる。また、エンジンが稼動している作業中には、エンジンの燃費(作業中用表示)を確認することができるため、例えば、負荷の小さい作業中であれば、エンジンの燃費の向上を図るべく、表示部に表示されたエンジンの燃費を、エンジンの回転数を下げるための指針とすることができる。すなわち、本特徴構成によれば、指令操作部を、表示部の表示状態の切替え操作に利用することにより、これ専用の操作部を設ける必要がなく、省スペース化やコスト削減を図ることができると共に、表示部の表示状態をメンテナンスや作業中等の作業状況に適した表示情報に簡単に切り替えることができる。
なお、前記稼動状態とは、エンジンが始動された状態、又は、エンジンが始動された状態であってエンジンの回転数が所定の回転数に達した状態、又は、エンジンが始動された状態であって作業車の車速が所定の車速に達した状態の何れの状態であってもよい。
さらに、本発明において、前記エンジンの始動を禁止する始動禁止部と、暗証番号が入力されることを条件に、前記始動禁止部による前記エンジンの始動の禁止を解除する禁止解除部と、人為操作によって、前記禁止解除部に前記暗証番号を入力する入力操作部と、を備え、前記表示制御部は、前記給電状態である場合、前記表示部に前記入力操作部による入力番号を表示させる入力番号表示制御を実行し、その後、前記始動禁止部による前記エンジンの始動の禁止が前記禁止解除部によって解除されると、前記稼動積算時間表示制御(メンテナンス用表示制御)を実行すると好適である。
本特徴構成によれば、暗証番号が入力されない限り、エンジンを始動することができないため、意図しない第三者による作業車の使用を防止することができる。そして、エンジンの始動の禁止が解除されると、表示部にエンジンの稼動積算時間(メンテナンス用表示)が自動的に表示されるため、表示部の表示状態を切り替える手間がかからない。
さらに、本発明において、前記表示制御部は、前記始動禁止部による前記エンジンの始動の禁止が前記禁止解除部によって解除された後、特定の操作部が人為操作されると、前記表示部に前記暗証番号の設定を行うための表示をさせる番号設定表示制御を実行すると好適である。
本特徴構成によれば、一度設定した暗証番号を設定し直すことができると共に、エンジンの始動の禁止が解除されない限り、暗証番号を設定し直すことができないため、暗証番号が第三者によって勝手に変更されることがない。
さらに、本発明において、前記表示制御部は、前記暗証番号の設定が完了すると、前記給電状態である場合は、前記稼動積算時間表示制御(メンテナンス用表示制御)を実行し、前記稼動状態である場合は、前記燃費表示制御(作業中用表示制御)を実行すると好適である。
本特徴構成によれば、暗証番号の設定が完了すると、給電状態又は稼動状態に応じてエンジンの稼動積算時間(メンテナンス用表示)又はエンジンの燃費(作業中用表示)が表示部に自動的に表示されるため、表示部の表示状態を切り替える手間がかからない。
さらに、本発明において、前記表示制御部は、前記暗証番号の設定が完了していない状態で所定の時間が経過すると、前記給電状態である場合は、前記稼動積算時間表示制御(メンテナンス用表示制御)を実行し、前記稼動状態である場合は、前記燃費表示制御(作業中用表示制御)を実行すると好適である。
本特徴構成によれば、暗証番号の設定が完了していない状態で所定の時間が経過すると、給電状態又は稼動状態に応じてエンジンの稼動積算時間(メンテナンス用表示)又はエンジンの燃費(作業中用表示)が表示部に自動的に表示されるため、何らかの事情で暗証番号の設定を完了することができない場合でも、運転者がエンジンの稼動積算時間(メンテナンス用表示)やエンジンの燃費(作業中用表示)を確認不能な事態が生じることがない。
さらに、本発明において、前記表示制御部は、前記作業車に故障が発生した際に、前記表示部に当該故障が発生した部位を表示させる故障表示制御を実行すると好適である。
本特徴構成によれば、故障が発生した部位が表示部に表示されることにより、故障が発生した箇所を運転者が容易に把握することができる。
さらに、本発明において、前記指令操作部は、キースイッチによって構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、キースイッチによる簡単なキー操作によって表示部の表示状態を切り替えることができる。
トラクタを示す左側面図である。 メインECU、エンジンECU及び表示ECUの制御ブロックを示す図である。 メータパネルを示す図である。 液晶表示部の表示状態を示す図である。 表示ECUの制御フローを示す図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔トラクタの全体構成〕
図1には、トラクタ(本発明に係る「作業車」に相当)を示している。トラクタには、四輪駆動方式の走行機体1が備えられている。走行機体1には、駆動可能かつ操舵可能な左右一対の前輪2と、駆動可能かつ制動可能な左右一対の後輪3と、が備えられている。走行機体1の前半部には、原動部4が備えられている。原動部4では、エンジンEやバッテリ6がボンネット7内に収容されている。
走行機体1の後半部には、運転座席8を有する運転部9と、運転部9を覆うキャビン部10と、が備えられている。走行機体1の後端部には、ロータリ耕耘装置等の作業装置(図示省略)が、リンク機構11を介して昇降可能かつローリング可能に装着されている。
運転部9には、ステアリングホイール12やメータパネル13が備えられていると共に、図2に示すように、自己復帰型のアクセルペダル14、位置保持型のアクセルレバー15、キースイッチ16(本発明に係る「指令操作部」に相当)及び各種の切替えスイッチ17、18、19が備えられている。キースイッチ16は、給電対象にバッテリ6の電力を供給する給電指令を発する位置(以下「ON位置」という。)、エンジンEを始動する始動指令を発する位置(以下「ST位置」という。)、給電対象への電力の供給及びエンジンEの稼動を停止する停止指令を発する位置(以下「OFF位置」という。)に切替え操作可能に構成されている。
〔燃料噴射装置〕
図2に示すように、エンジンEには、燃料の噴射量や噴射時期を電子制御するコモンレール式の燃料噴射装置20が備えられている。燃料噴射装置20には、燃料タンクT内の燃料を圧送するサプライポンプ22、サプライポンプ22によって圧送された燃料を蓄圧するコモンレール23、コモンレール23によって蓄圧された燃料を燃料室(図示省略)に噴射する複数のインジェクタ24、エンジンEの回転数を検出する回転数センサ21、及びサプライポンプ22やインジェクタ24を制御するエンジン電子制御ユニット(以下「エンジンECU」という。)25が備えられている。
エンジンECU25は、CAN通信等の車内通信によって、トラクタに搭載されたメイン電子制御ユニット(以下「メインECU」という。)26と相互通信可能に接続されている。これにより、エンジンECU25は、アクセルペダル14の操作位置を検出するペダルセンサ27の検出値や、アクセルレバー15の操作位置を検出するレバーセンサ28の検出値を、メインECU26から受け取ることができる。そして、エンジンECU25は、ペダルセンサ27の検出値やレバーセンサ28の検出値に基づいて、エンジンEの目標回転数を設定し、回転数センサ21の検出値が前記目標回転数に一致するように、インジェクタ24の燃料噴射量を設定する。
〔メインECU〕
メインECU26は、インジェクタ24の燃料噴射量に係るエンジンECU25の指令値や回転数センサ21の検出値を、エンジンECU25から受け取ることができる。メインECU26には、前輪増速部29、自動上昇部30、姿勢保持部31、燃費算出部32、始動禁止部33及び禁止解除部34が備えられている。
前輪増速部29は、旋回時に後輪3(以下、いずれも図1参照)に対して前輪2(以下、いずれも図1参照)を増速する前輪増速制御や、旋回時に後輪3に対して前輪2を増速し且つ旋回内側の後輪3を制動する制動前輪増速制御を実行する。前輪増速部29が前輪増速制御を実行するか、制動前輪増速制御を実行するか、前輪増速制御及び制動前輪増速制御を実行しないかを、前輪増速切替えスイッチ17によって切り替えることができる。
自動上昇部30は、後進時に前記作業装置を所定の高さまで自動で上昇させる後進時自動上昇制御や、旋回時に前記作業装置を所定の高さまで自動で上昇させる旋回時自動上昇制御を実行する。自動上昇部30が後進時自動上昇制御を実行するか、旋回時自動上昇制御を実行するか、後進時自動上昇制御及び旋回時自動上昇制御を実行するか、後進時自動上昇制御及び旋回時自動上昇制御を実行しないかを、自動上昇切替えスイッチ18によって切り替えることができる。
姿勢保持部31は、前記作業装置を水平姿勢に保持する水平姿勢保持制御や、前記作業装置を傾斜地の傾斜角度に沿う傾斜姿勢に保持する傾斜姿勢保持制御を実行する。姿勢保持部31が水平姿勢保持制御を実行するか、傾斜姿勢保持制御を実行するか、水平姿勢保持制御及び傾斜姿勢保持制御を実行しないかを、姿勢保持切替えスイッチ19によって切り替えることができる。
燃費算出部32は、インジェクタ24の燃料噴射量に係るエンジンECU25の指令値や回転数センサ21の検出値に基づいて、エンジンEの瞬間燃費や平均燃費(単位時間当たりの燃料消費量)を算出する。始動禁止部33は、キースイッチ16によるエンジンEの始動を禁止する。禁止解除部34は、入力操作部35によって暗証番号が入力されることを条件に、始動禁止部33によるエンジンEの始動の禁止を解除する。
〔メータパネル〕
図2及び図3に示すように、メータパネル13には、エンジンEの回転数を表示するタコメータ36、エンジンEの燃料の残量を表示する燃料計37、エンジンEの冷却水の温度を表示する水温計38、セグメント方式の液晶表示部(本発明に係る「表示部」に相当)39、及びこれらを制御する表示電子制御ユニット(本発明に係る「表示制御部」に相当。以下「表示ECU」という。)40が備えられている。
表示ECU40は、CAN通信等の車内通信によって、エンジンECU25及びメインECU26と相互通信可能に接続されている。これにより、表示ECU40は、エンジンEの回転数を検出する回転数センサ21の検出値、エンジンEの燃料の残量を検出する燃料センサ41の検出値、エンジンEの冷却水の温度を検出する水温センサ42の検出値の他、キースイッチ16の指令信号や各種の切替えスイッチ17、18、19の指令信号を、エンジンECU25及びメインECU26から受け取ることができる。そして、表示ECU40は、回転数センサ21の検出値に基づいてタコメータ36にエンジンEの回転数を表示させ、燃料センサ41の検出値に基づいて燃料計37にエンジンEの燃料の残量を表示させ、水温センサ42の検出値に基づいて水温計38にエンジンEの冷却水の温度を表示させる。
〔表示ECU〕
表示ECU40には、表示実行部43、タイマ44、稼動時間積算部45及び稼動状態判断部46が備えられている。表示実行部43は、詳しくは後述する、液晶表示部39に係る各種の表示制御を実行する。タイマ44は、エンジンEの回転数が回転数センサ21によって検出されることに基づいて、エンジンEの稼動時間を計測する。稼動時間積算部45は、タイマ44によって計測されたエンジンEの稼動時間を積算することにより、エンジンEの稼動積算時間を算出する。
稼動状態判断部46は、エンジンEが稼動している稼動状態であるか否かを判断する。本実施形態では、稼動状態判断部46は、エンジンEが始動されたか否かによって、エンジンEが稼動している稼動状態であるか否かを判断する。
〔表示ECUの制御フロー〕
図5に示すように(図2も参照する)、エンジンEの始動が始動禁止部33によって禁止された状態において(S1)、キースイッチ16がON位置に切り替えられると(S2:ON)、すなわち、エンジンEが始動されていない状態であってキースイッチ16が給電指令を発する給電状態である場合、表示実行部43は、液晶表示部39に入力操作部35による入力番号を表示させる入力番号表示制御を実行する(S3)。
これにより、液晶表示部39が暗証番号入力用の表示状態、具体的には、暗証番号として三桁の数字を入力するための表示状態に切り替わる。この表示状態において、暗証番号を入力操作部35によって禁止解除部34に入力することができる。具体的には、前輪増速切替えスイッチ17によって桁送りを行い、自動上昇切替えスイッチ18によって数字の変更及び決定を行うことができる。
一方、エンジンEの始動が始動禁止部33によって禁止された状態において(S1)、キースイッチ16がST位置に切り替えられたとしても(S2:ST)、エンジンEを始動することはできない。
そして、禁止解除部34に入力操作部35によって暗証番号が入力されると(S4:Yes)、始動禁止部33によるエンジンEの始動の禁止が禁止解除部34によって解除され(S5)、表示実行部43が液晶表示部39にエンジンEの稼動積算時間を表示させる稼動積算時間表示制御を実行する(S6)。これにより、エンジンEの稼動積算時間が液晶表示部39に表示される(図4参照)。すなわち、液晶表示部39がアワーメータ表示に切り替わる。
その後、キースイッチ16をST位置に切り替えることにより(S7:ST)、エンジンEを始動することができる(S8)。そして、エンジンEが始動されたことにより、稼動状態判断部46は、前記稼動状態であると判断し(S9:Yes)、表示実行部43が液晶表示部39にエンジンEの燃費を表示させる燃費表示制御を実行する(S10)。これにより、エンジンEの燃費が液晶表示部39に表示される(図4参照)。すなわち、液晶表示部39が燃費表示に切り替わる。この場合、液晶表示部39に表示されるエンジンEの燃費は、瞬間燃費であっても平均燃費であってもよい。
ここで、表示実行部43は、始動禁止部33によるエンジンEの始動の禁止が禁止解除部34によって解除された後、前記給電状態であるか前記稼動状態であるかにかかわらず、前輪増速切替えスイッチ17及び自動上昇切替えスイッチ18が同時に長押し操作されると、液晶表示部39に暗証番号の設定を行うための表示をさせる番号設定表示制御を実行する。この場合、暗証番号を入力する際と同様の手法により、前輪増速切替えスイッチ17によって桁送りを行い、自動上昇切替えスイッチ18によって数字の変更及び決定を行うことができる。
そして、表示実行部43は、暗証番号の設定が完了すると、前記給電状態である場合は、前記稼動積算時間表示制御を実行し、前記稼動状態である場合は、前記燃費表示制御を実行する。また、表示実行部43は、暗証番号の設定が完了していない状態、具体的には、暗証番号の入力が何も行われていない状態でも、所定の時間(例えば、10秒)の経過がタイマ44によって計測されると、前記給電状態である場合は、前記稼動積算時間表示制御を実行し、前記稼動状態である場合は、前記燃費表示制御を実行する。
また、表示実行部43は、姿勢保持切替えスイッチ19が長押し操作されると、液晶表示部39に前記作業機の姿勢保持制御に係るパラメータの切替えを行うための表示をさせる姿勢保持制御パラメータ切替表示制御を実行する。これにより、前記パラメータを姿勢保持切替えスイッチ19によって切り替えることができる。具体的には、前記パラメータの選択及び決定を姿勢保持切替えスイッチ19によって行うことができる。前記パラメータとしては、例えば、水平姿勢保持制御における作業装置によって定まるリンク機構11(図1も参照)の取付け状態(ロアーリンク幅やロアーリンク穴等)に応じて切り替えられるパラメータが挙げられる。
このように、本実施形態では、前輪増速切替えスイッチ17や自動上昇切替えスイッチ18、姿勢保持切替えスイッチ19といった特定の操作部が長押し操作されると、表示実行部43が液晶表示部39に各種の設定を行うための表示をさせる制御を実行する。
また、表示実行部43は、作業車に故障が発生した際に、液晶表示部39に当該故障が発生した部位を表示させる故障表示制御を実行する。この場合、図4に示すように、液晶表示部39に、エンジンEの稼動積算時間又はエンジンEの燃費が表示されている通常表示から、所定の時間経過後に、当該故障が発生した部位に対応する番号が表示され、所定の時間経過後に、通常表示に戻り、以降はこれを繰り返す。そして、当該故障が発生した部位が複数箇所、例えば、二箇所ある場合は、一つ目の箇所に対応する番号を表示し、所定の時間経過後に、二つ目の箇所に対応する番号を表示する。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、表示ECU40(稼動状態判断部46)は、エンジンEが稼動している稼動状態であるか否かを、エンジンEが始動したか否かによって判断しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、表示ECU40(稼動状態判断部46)は、前記稼動状態であるか否かを、回転数センサ21によって検出されるエンジンEの回転数が、所定の回転数に達したか否かによって判断してもよいし、作業車の車速を検出する車速センサを設けて、当該車速センサによって検出される作業車の車速が、所定の車速に達したか否かによって判断してもよい。
(2)上記実施形態では、メインECU26と表示ECU40とが別々に設けられているが、これらが一つの電子制御ユニットに統合されていてもよい。
(3)上記実施形態では、暗証番号が三桁の数字で設定されているが、暗証番号の桁数はこれに限定されるものではなく、暗証番号は数字に限らず、各種の記号であってもよいし、又はこれらの組合せであってもよい。
本発明は、トラクタの他、コンバインや田植機等の農業作業車、建設作業車にも利用可能である。
16 キースイッチ(指令操作部)
17 前輪増速切替えスイッチ(特定の操作部)
18 自動上昇切替えスイッチ(特定の操作部)
33 始動禁止部
34 禁止解除部
35 入力操作部
39 液晶表示部(表示部)
40 表示ECU(表示制御部)
E エンジン

Claims (7)

  1. エンジンと、
    人為操作によって、給電対象に電力を供給する給電指令及び前記エンジンを始動する始動指令を行う指令操作部と、
    車両に係る情報を表示する表示部と、
    前記表示部を制御する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記エンジンが始動されていない状態であって前記指令操作部が前記給電指令を発する給電状態である場合は、前記表示部に前記エンジンのメンテナンス用表示を表示させるメンテナンス用表示制御のみを実行し、前記エンジンが稼動している稼動状態である場合は、前記表示部に作業中用表示を表示させる作業中用表示制御のみを実行する作業車。
  2. 前記エンジンの始動を禁止する始動禁止部と、
    暗証番号が入力されることを条件に、前記始動禁止部による前記エンジンの始動の禁止を解除する禁止解除部と、
    人為操作によって、前記禁止解除部に前記暗証番号を入力する入力操作部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記給電状態である場合、前記表示部に前記入力操作部による入力番号を表示させる入力番号表示制御を実行し、その後、前記始動禁止部による前記エンジンの始動の禁止が前記禁止解除部によって解除されると、前記メンテナンス用表示制御を実行する請求項1に記載の作業車。
  3. 前記表示制御部は、前記始動禁止部による前記エンジンの始動の禁止が前記禁止解除部によって解除された後、特定の操作部が人為操作されると、前記表示部に前記暗証番号の設定を行うための表示をさせる番号設定表示制御を実行する請求項2に記載の作業車。
  4. 前記表示制御部は、前記暗証番号の設定が完了すると、前記給電状態である場合は、前記メンテナンス用表示制御を実行し、前記稼動状態である場合は、前記作業中用表示制御を実行する請求項3に記載の作業車。
  5. 前記表示制御部は、前記暗証番号の設定が完了していない状態で所定の時間が経過すると、前記給電状態である場合は、前記メンテナンス用表示制御を実行し、前記稼動状態である場合は、前記作業中用表示制御を実行する請求項3又は4に記載の作業車。
  6. 前記表示制御部は、前記作業車に故障が発生した際に、前記表示部に当該故障が発生した部位を表示させる故障表示制御を実行する請求項1から5の何れか一項に記載の作業車。
  7. 前記指令操作部は、キースイッチによって構成されている請求項1から6の何れか一項に記載の作業車。
JP2018154554A 2018-08-21 2018-08-21 作業車 Active JP6605097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154554A JP6605097B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154554A JP6605097B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 作業車

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015073323A Division JP6392159B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018184168A true JP2018184168A (ja) 2018-11-22
JP6605097B2 JP6605097B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=64356899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018154554A Active JP6605097B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6605097B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3707985A1 (en) 2019-03-13 2020-09-16 Kubota Corporation Work vehicle
CN112193206A (zh) * 2020-10-22 2021-01-08 奇瑞新能源汽车股份有限公司 电动汽车及其基于指纹识别的启动方法、装置及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191872A (ja) * 2000-01-14 2001-07-17 Kubota Corp 作業機械の表示装置
JP2007076455A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機の盗難防止装置
JP2011220921A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Kubota Corp 作業車の表示装置
JP2013044288A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Kubota Corp 作業車

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191872A (ja) * 2000-01-14 2001-07-17 Kubota Corp 作業機械の表示装置
JP2007076455A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機の盗難防止装置
JP2011220921A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Kubota Corp 作業車の表示装置
JP2013044288A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Kubota Corp 作業車

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3707985A1 (en) 2019-03-13 2020-09-16 Kubota Corporation Work vehicle
EP3854195A1 (en) 2019-03-13 2021-07-28 Kubota Corporation Work vehicle
CN112193206A (zh) * 2020-10-22 2021-01-08 奇瑞新能源汽车股份有限公司 电动汽车及其基于指纹识别的启动方法、装置及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6605097B2 (ja) 2019-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5215204B2 (ja) 作業機の表示構造
US10215117B2 (en) Work vehicle
JP6224540B2 (ja) 作業車輌
JP6605097B2 (ja) 作業車
JP2010188961A (ja) 作業機の表示構造
KR100986927B1 (ko) 작업차를 위한 엔진 회전수 제어 시스템
JP2018108764A (ja) 作業車両および作業車両操作システム
JP6756391B2 (ja) 作業車両
JP6392159B2 (ja) 作業車
US7930084B2 (en) Engine speed control system for work vehicle
JP6352156B2 (ja) トラクタ
JP6234895B2 (ja) 作業車輌
JP6275576B2 (ja) 作業車輌
JP6297469B2 (ja) 作業車輌
JP2016217300A (ja) 作業車両
JP2016078619A (ja) 作業車輌
JP2014196742A5 (ja)
WO2016013579A1 (ja) 作業車輌
JP6132796B2 (ja) 作業車輌
JP6184359B2 (ja) トラクタ
JP2014196742A (ja) 作業機
JP2013023175A (ja) 作業車両
JP2016021952A (ja) 作業車輌
JP2016037112A (ja) 作業車両、及び運転可能時間の表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6605097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150