JP2018175172A - グローブ滅菌用支持部材およびアイソレータ - Google Patents
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Abstract
Description
(1)除湿工程
乾燥空気により湿度を下げる。湿度を下げることにより、引き続くコンディション工程およびデコンタミネーション工程中、滅菌ガス(例えば、過酸化水素水ガス)の必要濃度を飽和レベル以下に保つ。リターン空気は乾燥カートリッジを通って乾燥加熱される。
(2)コンディション工程
滅菌剤が気流内に注入されている間、滅菌ガスが機器から離れる直前まで乾燥空気が循環し続ける。コンディション工程は、目標滅菌濃度に速く達するための工程である。
(3)デコンタミネーション工程
特定時間、滅菌剤でアイソレータ内全体の滅菌ガス濃度を維持し、作業室や作業用のグローブの滅菌を行う。
(4)エアレーション工程
滅菌剤の注入を停止し、アイソレータと接続ホース内の滅菌ガス濃度を低くするために一定時間、乾燥空気を循環させる。
12 作業室
14 給気用気密ダンパ
16 ファン
18 HEPAフィルタ
20 パンチング板
22 排気用気密ダンパ
23 前面扉
24 グローブポート
25 グローブ
26 パスボックス側開閉扉
40 パスボックス
42 循環ファン
44 HEPAフィルタ
46 パンチング板
47 パスボックス背面スリット
48 連結部
49a 連結部背面スリット
49b 連結部底面スリット
50 滅菌ガス発生装置
52 コンディション(戻り)経路
54 コンディション(行き)経路
56 エアレーション経路
100 グローブ滅菌用支持部材
110 支柱部
115 曲げ部
120 補強部
130 グローブ腕部拡大部
140 グローブ掌部拡大部
150 ビニールチューブ
160 取付部
170 ストッパ部
180 駆動部
190 操作部
Claims (16)
- アイソレータのグローブを作業室内に伸ばした状態で支持するグローブ滅菌用支持部材であって、
グローブの腕部から手先に向かって伸び、中間の曲げ部で折り曲げた支柱部と、
前記曲げ部の両側の支柱部を繋ぐ補強部と、
前記曲げ部の近傍に位置し、グローブの腕部を拡げるリング状の腕部拡大部と、
前記支柱部の先端側に位置し、グローブの掌部を拡げるリング状の掌部拡大部と、
前記支柱部の最先端に取り付けた、グローブの指部に挿入されるチューブと、
前記支柱部の後端側に設けられ、グローブ滅菌用支持部材をアイソレータのグローブポートに取り付ける取付部と、
を備えるグローブ滅菌用支持部材。 - 請求項1に記載のグローブ滅菌用支持部材において、
前記支柱部は、前記グローブの腕部側から前記曲げ部に接続される後方支柱部と、前記手先側から前記曲げ部に接続される前方支柱部とを有することを特徴とするグローブ滅菌支持部材。 - 請求項1に記載のグローブ滅菌用支持部材において、
前記チューブは、グローブの人差し指に挿入されるビニールチューブであることを特徴とするグローブ滅菌用支持部材。 - 請求項1に記載のグローブ滅菌用支持部材において、
前記取付部は、円周の一部を欠いた略リング状の部材であることを特徴とするグローブ滅菌用支持部材。 - 請求項4に記載のグローブ滅菌用支持部材において、
前記取付部に、グローブへの挿入位置を規定する複数のストッパ部を備えることを特徴とするグローブ滅菌用支持部材。 - 請求項1に記載のグローブ滅菌用支持部材において、
前記支柱部、前記補強部、前記腕部拡大部、前記掌部拡大部および前記取付部は金属製の線材で構成されていることを特徴とするグローブ滅菌用支持部材。 - 請求項1に記載のグローブ滅菌用支持部材において、
前記支柱部の一部に、前記支柱部の先端側を移動させる駆動部を備えることを特徴とするグローブ滅菌用支持部材。 - 作業室と、前記作業室の前面扉に設けたグローブと、滅菌時に前記グローブに挿入され、前記グローブを作業室内に伸ばした状態で支持するグローブ滅菌用支持部材とを備えるアイソレータであって、
前記グローブ滅菌用支持部材は、
グローブの腕部から手先に向かって伸び、中間の曲げ部で折り曲げた支柱部と、
前記曲げ部の両側の支柱部を繋ぐ補強部と、
前記曲げ部の近傍に位置し、グローブの腕部を拡げるリング状の腕部拡大部と、
前記支柱部の先端側に位置し、グローブの掌部を拡げるリング状の掌部拡大部と、
前記支柱部の最先端に取り付けた、グローブの指部に挿入されるチューブと、
前記支柱部の後端側に設けられ、グローブ滅菌用支持部材をアイソレータのグローブポートに取り付ける取付部と、を備えることを特徴とするアイソレータ。 - 請求項8に記載のアイソレータにおいて、
前記支柱部は、前記グローブの腕部側から前記曲げ部に接続される後方支柱部と、前記手先側から前記曲げ部に接続される前方支柱部とを有することを特徴とするアイソレータ。 - 請求項8に記載のアイソレータにおいて、
前記グローブ滅菌用支持部材のチューブは、グローブの人差し指に挿入されるビニールチューブであることを特徴とするアイソレータ。 - 請求項8に記載のアイソレータにおいて、
前記作業室と連結するパスボックスを備え、
パスボックス側の前記グローブ滅菌用支持部材は、滅菌時に、先端が前記パスボックス内に位置するように取り付けられることを特徴とするアイソレータ。 - 請求項11に記載のアイソレータにおいて、
パスボックス内に位置するグローブ先端の延長線上の前記パスボックスの背面にガスを吸引するスリットが設けられていることを特徴とするアイソレータ。 - 請求項8に記載のアイソレータにおいて、
前記作業室とパスボックスとを連結する連結部を備え、
パスボックス側の前記グローブ滅菌用支持部材は、滅菌時に、先端が前記連結部側に位置するように取り付けられ、
グローブ先端の延長線上の前記連結部の背面および/または前記連結部の底面にガスを吸引するスリットが設けられていることを特徴とするアイソレータ。 - 請求項8に記載のアイソレータにおいて、
前記グローブ滅菌用支持部材の前記支柱部の一部に、前記支柱部の先端側を移動させる駆動部を備え、グローブの位置を移動可能にしたことを特徴とするアイソレータ。 - 請求項8に記載のアイソレータにおいて、
前記グローブ滅菌用支持部材の前記支柱部の一部に、前記支柱部の先端側を周期的に駆動させる駆動部を備え、グローブを上下或いは左右に駆動可能にしたことを特徴とするアイソレータ。 - 請求項8に記載のアイソレータにおいて、
更に、パスボックスと滅菌ガス発生装置を備え、
滅菌時には、前記滅菌ガス発生装置から前記作業室に供給した滅菌ガスが、前記パスボックスを通って前記滅菌ガス発生装置に戻るように構成したことを特徴とするアイソレータ。
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2017
- 2017-04-07 JP JP2017076907A patent/JP6663880B2/ja active Active
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