JP2018150770A - 中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構及び該柱梁架構を備えた建築構造物 - Google Patents
中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構及び該柱梁架構を備えた建築構造物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018150770A JP2018150770A JP2017049361A JP2017049361A JP2018150770A JP 2018150770 A JP2018150770 A JP 2018150770A JP 2017049361 A JP2017049361 A JP 2017049361A JP 2017049361 A JP2017049361 A JP 2017049361A JP 2018150770 A JP2018150770 A JP 2018150770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- concrete
- main body
- hollow
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
Description
このような構成によれば、柱梁接合部材の本体は、本体を水平方向に貫通し、梁が接続される継手部と、継手部の下面より下方に、所定の値以上の厚さの下部コンクリート部を備えており、下部コンクリート部の下面が柱に接続されている。すなわち、柱の上面と継手部の下面の間に、支圧応力により求められる所定の値以上の厚さのコンクリートが介在している。このため、柱梁接合部材と、柱梁接合部材の下に位置する中空RC柱の間の応力伝達が、本体を貫通する継手部の下面から下部コンクリート部へ、及び、下部コンクリート部から中空RC柱へと、十分かつ確実に行われ、これにより、地震力に耐えうる柱梁架構を実現することが可能となる。
また、鋼材にプレストレスを与えるなどの特殊な施工を行う必要がないため、施工が容易である。
このような構成によれば、柱梁接合部材の本体は、柱が接続される継手部の上面より上方に、第2の所定の値以上の厚さの上部コンクリート部を備えており、上部コンクリート部の上面上に、第2の中空のプレキャストコンクリート柱が設けられている。すなわち、第2の柱の下面と継手部の上面の間に、支圧応力により求められる第2の所定の値以上の厚さのコンクリートが介在している。このため、柱梁接合部材と、柱梁接合部材の上に位置する第2の中空RC柱の間の応力伝達が、第2の中空RC柱から上部コンクリート部へ、及び、上部コンクリート部から本体を貫通する継手部の上面へと、十分かつ確実に行われ、これにより、地震力に耐えうる柱梁架構を実現することが可能となる。
このような構成によれば、柱の主筋は、柱の外側表面と、内部空間を形成する内壁の間に設けられており、また、柱梁接合部材においては下部コンクリート部の下面から本体の内部を挿通されるように設けられているため、主筋は柱や柱梁接合部材を構成するコンクリートなどに埋設されている。すなわち、本構成においては、特許文献2に記載の構造とは異なり、主筋が空気に晒されていない。したがって、主筋はコンクリート等によって保護されているため、火災などに備えて特別に耐火被覆を施す必要がなく、したがって施工コストを低減可能である。
このような構成によれば、現場における施工工数を抑えることが可能となり、施工に要する工期を低減させることができる。
このような構成によれば、上記の柱梁架構が適用可能となる。
図1は、本発明の実施形態として示した中空PCa柱を用いた柱梁架構1の正面図である。
主筋10を囲うように、フープ筋11が配筋されている。
同様に、上部コンクリート部15bの厚さT2、すなわち、上部コンクリート部15bの上面15dと継手部16の上フランジ16aの上面16dの高さ位置の差は、支圧応力により定められている。
移送され、または現場で製作されたPCa柱3Aを、内部空間3cの上端が上方に向けて開口するように、基礎等の上に立設する。
封止部材の内側に、グラウトを圧入する。また、機械式継手12と、機械式継手12内に挿入されているPCa柱3Aの主筋10の上端10a及び第2の中空PCa柱3Bの主筋10の下端10bとの間に、図2に示される孔3hから、グラウトを充填する。
柱3が中空のPCa柱であることにより、コンクリートボリュームが減るため施工コストを低減できる、内部空間3cとして空気を含んだ中空断面を有するため、耐火性能が向上できる、等の効果を奏することも可能である。
次に、図6を用いて、上記実施形態として示した柱梁架構1の、第1の変形例を説明する。図6は、第1の変形例における柱梁架構30の説明図である。第1の変形例における柱梁架構30は、上記の柱梁架構1とは、一部のPCa柱3Cの内部空間にコンクリートが充填されている点が異なっている。
次に、図7を用いて、上記実施形態として示した柱梁架構1の、第2の変形例を説明する。図7は、第2の変形例における柱梁架構40の説明図である。本第2の変形例は、上記第1の変形例を、更に変形したものである。第2の変形例における柱梁架構40は、上記の第1の変形例における柱梁架構30とは、一部の柱梁接合部材41には鉛直方向に延在する内部空間が設けてあり、この内部空間は、柱梁接合部材41の設置後に、コンクリートが充填されている点が異なっている。
例えば、上記実施形態及び各変形例においては、中空PCa柱としては、図2に示されるように、外周が矩形で、内部空間を形成する壁面が円形の断面形状を備えているが、これに限られない。中空PCa柱の他の形状の例を図8に示す。図8に示されるように、外周の断面形状は円形、8角形等他の形状であってもよいし、内部空間の断面形状は矩形、8角形など他の形状であってもよい。図8に示されない他の形状であっても構わないのは、いうまでもない。
また、上記実施形態及び各変形例においては、柱梁接合部材4はプレキャストコンクリート製であったが、現場でコンクリートを打設することにより製作しても構わない。この場合、柱梁接合部材4内に予め中空PCa柱の主筋を通すことが可能となるため、シース管が不要となり、これに伴い、シース管へのグラウト注入作業が不要となる。
3 中空PCa柱(柱)
3a 柱頭部
3b 上端
3c 内部空間
3e 下端
3f 内壁
3g 外側表面
3B 第2の中空PCa柱
4 柱梁接合部材
5 梁
10 主筋
15 本体
15a 下部コンクリート部
15b 上部コンクリート部
15c 下部コンクリート部の下面
15d 上部コンクリート部の上面
16 継手部
16d 継手部の上面
16e 継手部の下面
30 柱梁架構
40 柱梁架構
41 柱梁接合部材
Claims (5)
- 柱と梁が、前記柱の柱頭部に設けられた柱梁接合部材によって接合された、柱梁架構であって、
前記柱は、上下方向に延在して上端及び下端が開口する内部空間を有する、中空のプレキャストコンクリート柱であり、
前記柱梁接合部材は、中実の鉄筋コンクリート製の本体と、該本体を水平方向に貫通して前記本体の外方に突出する、梁接合用の継手部を備え、
前記本体は、前記継手部の下面より下方に、所定の値以上の厚さの下部コンクリート部を備えており、該下部コンクリート部の下面が前記柱に接続されている、中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構。 - 前記本体は、前記継手部の上面より上方に、第2の所定の値以上の厚さの上部コンクリート部を備え、
該上部コンクリート部の上面上に、第2の中空のプレキャストコンクリート柱が設けられている、請求項1に記載の中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構。 - 前記柱は、該柱の外側表面と、内部空間を形成する内壁の間に、鉛直方向に延在して、前記柱の上端から突出する主筋を備え、
該主筋が、前記下部コンクリート部の下面から前記本体の内部を挿通されて、前記本体の上面上方で固定されている、請求項1または2に記載の中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構。 - 前記柱梁接合部材はプレキャストコンクリート製である、請求項1から3のいずれか一項に記載の中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構を備えた建築構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017049361A JP7018712B2 (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017049361A JP7018712B2 (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018150770A true JP2018150770A (ja) | 2018-09-27 |
| JP7018712B2 JP7018712B2 (ja) | 2022-02-14 |
Family
ID=63680184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017049361A Active JP7018712B2 (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7018712B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022012548A (ja) * | 2020-07-01 | 2022-01-17 | 株式会社安藤・間 | プレキャストコンクリート柱構造体およびその構築方法 |
| CN119392810A (zh) * | 2024-12-12 | 2025-02-07 | 中国建筑第五工程局有限公司 | 高稳定性的装配式混凝土连接节点结构 |
Citations (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02136444A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-25 | Fujita Corp | プレキヤスト鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁とによる複合構造の構築方法 |
| JPH0480444A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-13 | Ohbayashi Corp | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接続ユニット |
| US5161340A (en) * | 1988-08-09 | 1992-11-10 | Pce Group Holdings Limited, A British Company | Precast concrete structures |
| JPH0557107U (ja) * | 1991-05-20 | 1993-07-30 | 大成建設株式会社 | 柱・梁接合部の補強構造 |
| JPH05280099A (ja) * | 1992-04-01 | 1993-10-26 | Fujita Corp | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合部の補強構造 |
| JPH06220957A (ja) * | 1993-01-26 | 1994-08-09 | Taisei Corp | 柱の連結帯筋構造 |
| JPH06316960A (ja) * | 1993-05-10 | 1994-11-15 | Mitsui Constr Co Ltd | 柱・梁接合構造 |
| JP2001011946A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Maeda Corp | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 |
| JP2001288848A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-19 | Penta Ocean Constr Co Ltd | プレキャストコンクリート梁およびその梁と柱の接合方法 |
| JP2004332236A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Toda Constr Co Ltd | プレキャストコンクリート柱 |
| WO2014156072A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 株式会社フジタ | ハイブリッド構造およびその構築方法 |
-
2017
- 2017-03-15 JP JP2017049361A patent/JP7018712B2/ja active Active
Patent Citations (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5161340A (en) * | 1988-08-09 | 1992-11-10 | Pce Group Holdings Limited, A British Company | Precast concrete structures |
| JPH02136444A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-25 | Fujita Corp | プレキヤスト鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁とによる複合構造の構築方法 |
| JPH0480444A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-13 | Ohbayashi Corp | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接続ユニット |
| JPH0557107U (ja) * | 1991-05-20 | 1993-07-30 | 大成建設株式会社 | 柱・梁接合部の補強構造 |
| JPH05280099A (ja) * | 1992-04-01 | 1993-10-26 | Fujita Corp | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合部の補強構造 |
| JPH06220957A (ja) * | 1993-01-26 | 1994-08-09 | Taisei Corp | 柱の連結帯筋構造 |
| JPH06316960A (ja) * | 1993-05-10 | 1994-11-15 | Mitsui Constr Co Ltd | 柱・梁接合構造 |
| JP2001011946A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Maeda Corp | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 |
| JP2001288848A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-19 | Penta Ocean Constr Co Ltd | プレキャストコンクリート梁およびその梁と柱の接合方法 |
| JP2004332236A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Toda Constr Co Ltd | プレキャストコンクリート柱 |
| WO2014156072A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 株式会社フジタ | ハイブリッド構造およびその構築方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022012548A (ja) * | 2020-07-01 | 2022-01-17 | 株式会社安藤・間 | プレキャストコンクリート柱構造体およびその構築方法 |
| JP7593750B2 (ja) | 2020-07-01 | 2024-12-03 | 株式会社安藤・間 | プレキャストコンクリート柱構造体、その設置構造および構築方法 |
| CN119392810A (zh) * | 2024-12-12 | 2025-02-07 | 中国建筑第五工程局有限公司 | 高稳定性的装配式混凝土连接节点结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP7018712B2 (ja) | 2022-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101076581B1 (ko) | 중공형 콘크리트 충전 이중 강관기둥과 에이치형강 보의 접합부 구조 및 시공방법 | |
| JP6792329B2 (ja) | プレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構の施工方法 | |
| JP2009249851A (ja) | 既存建物の耐震補強工法 | |
| JP6499853B2 (ja) | 耐震壁構造 | |
| JP7040713B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
| JP2018150770A (ja) | 中空のプレキャストコンクリート柱を用いた柱梁架構及び該柱梁架構を備えた建築構造物 | |
| JP2012057314A (ja) | Pc部材の接合方法、接合構造、及びpc部材 | |
| JP2001303584A (ja) | 基礎杭頭部とフーチングの結合構造 | |
| JP5426047B1 (ja) | プレキャストコンクリート躯体の構築方法 | |
| JP5620462B2 (ja) | 既存建物の耐震補強工法 | |
| JP2011214280A (ja) | 既存建物の耐震補強工法および耐震補強フレーム | |
| JP6704801B2 (ja) | 既存の地下外壁を有する建替え建物 | |
| JP2005127056A (ja) | ラーメン構造体における柱と梁との仕口構造 | |
| JP7532735B2 (ja) | 仕口部構造 | |
| JP6574336B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート造の柱、及びこれを用いた建物 | |
| JP5873194B2 (ja) | 既存建物の耐震補強工法および耐震補強フレーム | |
| JP2018178364A (ja) | 建物の耐震補強構造及びその構築方法 | |
| JP2014181545A (ja) | 建物の地下構造 | |
| JP6839921B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
| JP6731225B2 (ja) | 柱の接合構造 | |
| JP2847447B2 (ja) | 逆打ち工法 | |
| JP6346756B2 (ja) | 建物構築方法 | |
| JPH01154944A (ja) | 構造用柱および架構構造 | |
| JP2013036282A (ja) | 既存建物の補強構造 | |
| JP2020148041A (ja) | 柱梁架構の構築方法、プレキャストコンクリート部材及び柱梁架構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200304 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210113 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210119 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210322 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210720 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210914 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220118 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220201 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7018712 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |