JP2018142463A - 保持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ケーブルの引き出し方向の角度を細かく調節することができ、かつコンタクト保持部材とケーブル保持部材とが組み合わされた状態をしっかりと維持できる保持部材を提供する。【解決手段】コンタクト保持部材40は、複数の突起422を備え、ケーブル保持部材50は、支持部528に支持された少なくとも一つの凹部524を備える。凹部524は、支持部528の弾性変形により、前後方向と交差する方向に移動可能である。コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態において、突起422は、第1群の突起422と第2群の突起422とに分けられる。このときすべての凹部524の前側内壁面530は、前後方向において、第1群の突起422の前面426と対向している一方、第2群の突起422の前面426は、凹部524の前側内壁面530と前後方向において対向していない。【選択図】図5

Description

本発明は、ケーブルコネクタを構成する保持部材に関する。
コネクタに接続されたケーブルを、相手側コネクタに対する嵌合方向とは異なる方向に引き出したいという要求がある。特許文献1は、そのような要求を満たすコネクタの構造を開示している。
図14を参照すると、特許文献1に開示されたコネクタユニット(第1コネクタユニット)90は、コンタクト910を保持するコネクタハウジング920と、コンタクト910に接続された電線930の引き出し方向を決定する電線保護規制カバー940とを有している。コネクタハウジング920は、概ね、前後方向に長い四角柱形状を有している。コネクタハウジング920の長手方向における一端の四つの角には、夫々コネクタハウジング920の外周面から外側に突出するコネクタ側係止突起922(三つが図示される)が設けられている。コネクタ側係止突起922は、前後方向に沿った軸AXについて回転対称(4回対称)の位置にある。一方、電線保護規制カバー940は、有底の四角筒状の形状を有している。電線保護規制カバー940の二つの側壁には、夫々電線挿通口942が形成されている。また、電線保護規制カバー940の内側の四つの角には、夫々カバー側係止突起944(一つが図示される)が設けられている。カバー側係止突起944は、軸AXについて回転対称(4回対称)の位置にあり、かつコネクタ側係止突起922と夫々対応している。電線保護規制カバー940をコネクタハウジング920に取り付けたとき、カバー側係止突起944はコネクタ側係止突起922を乗り越えて後方から前方へ移動し、コネクタ側係止突起922と係合する。電線保護規制カバー940は、軸AXを中心として90度回転させても、コネクタハウジング920に取り付け可能である。これにより、電線挿通口942の向きを変え、それによって電線930の引き出し方向を変えることができる。
図15を参照すると、特許文献1に開示された別のコネクタユニット(第2コネクタユニット)95は、コネクタハウジング950と電線保護規制カバー960とを有している。コネクタハウジング950は、円筒状の電線引き出し側端部952を有し、電線保護規制カバー960は、円筒状の開口側端部962を有している。また、電線保護規制カバー960には、一対の電線挿通口964が設けられている。コネクタハウジング950の電線引き出し側端部952の外周面には、軸AXの周方向に、コネクタ側係止凹部954が等間隔に形成されている。一方、電線保護規制カバー960の開口側端部962の内周面には、軸AXの周方向に、カバー側係止凸部964が等間隔に形成されている。カバー側係止凸部964は、コネクタ側係止凹部954に対応する位置に設けられている。電線保護規制カバー960をコネクタハウジング950に取り付けたとき、コネクタ側係止凹部954にカバー側係止凸部964が嵌る。電線保護規制カバー960をコネクタハウジング950に取り付ける際、軸AXを中心として電線保護規制カバー960を所定角度回転させても、電線保護規制カバー960はコネクタハウジング950に取り付け可能である。これにより、コネクタハウジング950に対する電線挿通口964の向きを変え、それによって電線(図示せず)の引き出し方向を変えることができる。
特開2015−88256号公報
特許文献1に開示された第1コネクタユニット90は、電線930の引き出し方向を90度ずつしか変更することができない。これに対して、特許文献1に開示された第2コネクタユニット95は、90度よりも小さい所定角度で電線の引き出し方向を変更することが可能である。しかしながら、第2コネクタユニット95は、電線保護規制カバー960がコネクタハウジング950に取り付けられた状態を維持する能力において、第1コネクタユニット90よりも劣っている。
そこで、本発明は、ケーブルの引き出し方向の角度を細かく調節することができ、かつコンタクトを保持するコンタクト保持部材とケーブルを保持するケーブル保持部材とが組み合わされた状態をしっかりと維持することができる保持部材を提供することを目的とする。
本発明は、第1の保持部材として、ケーブルに接続されたコンタクトを備えるコネクタを構成する保持部材であって、
前記保持部材は、前記ケーブル及び前記コンタクトのいずれか一方を保持する第1保持部材と、前記ケーブル及び前記コンタクトの残りの一方を保持する第2保持部材とを備えており、
前記第1保持部材と前記第2保持部材は、第1仮想軸及び第2仮想軸を夫々有しており、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とは前記第1仮想軸と前記第2仮想軸とを一致させるように前後方向に沿って組み合わされるものであり、
前記ケーブルを保持する前記第1保持部材又は前記第2保持部材は、前記ケーブルの一部を前記前後方向とは異なる方向に延びるように保持するケーブル保持部を有しており、
前記第1保持部材は、複数の第1係止部を備えており、
前記第2保持部材は、弾性変形可能な少なくとも一つの支持部と、前記支持部に支持された少なくとも一つの第2係止部とを備えており、
前記第2係止部は、前記支持部の弾性変形により、前記前後方向と交差する方向に移動可能であり、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1係止部は、第1群の第1係止部と第2群の第1係止部とに分けられており、すべての前記第2係止部は、前記前後方向において、前記第1群の前記第1係止部と対向している一方、前記第2群の前記第1係止部は、前記第2係止部と前記前後方向において対向していない
保持部材を提供する。
本発明は、第2の保持部材として、第1の保持部材であって、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1保持部材は、前記前後方向において部分的に前記第2保持部材の前側に位置しており、
前記第1保持部材は、複数の突起を有しており、
前記突起は、前面を夫々有しており、
前記前面は、前記第1係止部として機能するものであり、
前記第2保持部材は、少なくとも一つの凹部を有しており、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記凹部は、少なくとも一つの前記突起を少なくとも部分的に受容するものであり、
前記凹部は、前側内壁面によって部分的に規定されており、
前記前側内壁面は、前記前後方向において後方に向いており、
前記前側内壁面は、前記第2係止部として機能するものである
保持部材を提供する。
本発明は、第3の保持部材として、第2の保持部材であって、
前記凹部は、前記第2仮想軸の径方向において前記支持部を貫通している
保持部材を提供する。
本発明は、第4の保持部材として、第2又は第3の保持部材であって、
前記第2保持部材は、前記前後方向に延びる少なくとも2つのスリットと、前記支持部よりも弾性変形し難い少なくとも一つのカバー部とを有しており、
前記スリットの各々は、前記第2仮想軸の周方向において、前記カバー部と前記支持部とに挟まれている
保持部材を提供する。
本発明は、第5の保持部材として、第4の保持部材であって、
前記支持部は、前記第2仮想軸の周方向において、前記スリットの夫々と前記凹部との間に位置する支柱部を有しており、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記支柱部は、前記第1仮想軸の周方向において互いに隣り合う二つの前記突起の間に少なくとも部分的に位置し、かつ前記突起に乗り上げていない
保持部材を提供する。
本発明は、第6の保持部材として、第4又は第5の保持部材であって、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第2群の前記第1係止部の少なくとも一部は、前記第1仮想軸の径方向において、前記カバー部と対向している
保持部材を提供する。
本発明は、第7の保持部材として、第6の保持部材であって、
前記カバー部には、前記前後方向に延びる少なくとも一つの溝が形成されており、
前記第2群の前記第1係止部の少なくとも一部は、前記溝内に収容されている
保持部材を提供する。
本発明は、第8の保持部材として、第2から第7の保持部材のうちのいずれか一つであって、
前記第1保持部材には、第1回転防止部が形成されており、
前記第2保持部材には、第2回転防止部が形成されており、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1回転防止部と前記第2回転防止部とは、前記第1仮想軸及び前記第2仮想軸の周方向において、対向している
保持部材を提供する。
本発明は、第9の保持部材として、第2から第8の保持部材のうちのいずれか一つであって、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、一つの前記第2係止部は、複数の前記第1係止部と前記前後方向において対向している
保持部材を提供する。
本発明は、第10の保持部材として、第1から第9の保持部材のうちのいずれか一つであって、
前記支持部は二つあり、
前記支持部の各々は、少なくとも一つの第2係止部を支持している
保持部材を提供する。
本発明は、第11の保持部材として、第1から第10の保持部材のうちのいずれか一つであって、
前記第1係止部は、第1仮想軸の周方向に等間隔に並んでいる
保持部材を提供する。
本発明は、第12の保持部材として、第1の保持部材であって、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1保持部材は、前記前後方向において部分的に前記第2保持部材の前側に位置しており、
前記第1保持部材は、複数の凹部を有しており、
前記第2保持部材は、複数の突起を有しており、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記突起の夫々は、前記凹部のうちのいずれか一つに少なくとも部分的に受容されるものであり、
前記凹部の夫々は、後側内壁面によって部分的に規定されており、
前記後側内壁面は、前記前後方向において前方に向いており、
前記後側内壁面は、前記第1係止部として機能するものであり、
前記突起の夫々は、後面を有しており、
前記後面は、前記第2係止部として機能するものである
保持部材を提供する。
本発明は、第13の保持部材として、第12の保持部材であって、
前記凹部の夫々は、前記第1仮想軸の周方向に沿って配置された第1側壁面及び第2側壁面によって部分的に規定されており、
前記突起の夫々は、前記第2仮想軸の周方向に沿って配置された第1側面及び第2側面を有しており、
前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、すべての前記凹部の前記第1側壁面のうちの一つは、すべての前記突起の第1側面のうちの一つと対向しており、かつ、すべての前記凹部の前記第2側壁面のうちの一つは、すべての前記突起の前記第2側面のうちの一つと対向している
保持部材を提供する。
第1保持部材と第2保持部材とが組み合わされる際には、複数の第1係止部の中から選ばれた一部の第1係止部(第1群の第1係止部)に対して第2係止部を対応させるようにしたことから、第1保持部材に対する第2保持部材の相対的な角度を細かく変更することができる。一方、第1保持部材と第2保持部材とが組み合わされた状態において、第2係止部と対応しない第1係止部(第2群の第1係止部)が存在するように構成した(即ち、第1係止部の一部が敢えて余るように構成した)ことから、第2係止部を支持する支持部の数の増加を抑えることができる。これにより、第2保持部材の構造が複雑になることを避けることができると共に第2保持部材の強度を確保することができる。このように、本発明によれば、第2保持部材の構造を単純にして強度を確保しつつ、第1保持部材に対する第2保持部材の相対的な角度を細やかに調整することができる。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体を示す斜視図である。コネクタ組立体を構成するコネクタと相手側コネクタとは、未だ嵌合していない。 図1のコネクタ組立体を示す別の斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは、互いに嵌合している。 図1のコネクタ組立体に含まれる相手側コネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタ組立体に含まれるコネクタを示す平面図である。 図4のコネクタを示す側面図である。コネクタに含まれるケーブル保持部材に設けられた凹部の周辺が部分的に拡大して示されている。 図4のコネクタを示す底面図である。 図4のコネクタを示す正面図である。 図5のコネクタを示すA−A線断面図である。 図5のコネクタを示すB−B線断面図である。 図4のコネクタを示す斜視図である。コネクタを構成する保持部材のコンタクト保持部材とケーブル保持部材とは未だ組み合わされていない。コンタクト保持部材とケーブル保持部材との間においてケーブルは省略されている。コンタクト保持部材の取り付け部とケーブル保持部材の受部とが部分的に拡大して示されている。 図4のコネクタを示す別の斜視図である。コンタクト保持部材とケーブル保持部材とは、コネクタに接続されるケーブルが上下方向と交差する方向に引き出されるように、互いに組み合わされている。 本発明の第2の実施の形態による保持部材を示す斜視図である。保持部材を構成するコンタクト保持部材とケーブル保持部材とは未だ組み合わされていない。ケーブル保持部材に保持されたケーブルが部分的に示されている。 図12の保持部材を示す斜視図である。保持部材を構成するコンタクト保持部材とケーブル保持部材とは、互いに組み合わされた状態にある。 特許文献1に記載されたコネクタユニット(第1コネクタユニット)を示す分解斜視図である。 特許文献1に記載された別のコネクタユニット(第2コネクタユニット)を示す分解斜視図である。
(第1の実施の形態)
図1及び図2を参照すると、本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体10は、コネクタ20と相手側コネクタ80とを含んでいる。図1及び図2から理解されるように、コネクタ20と相手側コネクタ80は、嵌合方向に沿って互いに嵌合可能かつ分離可能である。本実施の形態において、嵌合方向は前後方向に一致し、前後方向はX方向である。また、前方は−X方向であり、後方は+X方向である。
図1及び図2に示されるように、コネクタ20は、嵌合部410とロック機構460とを有している。一方、相手側コネクタ80は、図1及び図3に示されるように、相手側嵌合部810を有している。相手側嵌合部810には、被ロック部850が設けられている。図1及び図2から理解されるように、コネクタ20と相手側コネクタ80とが嵌合した状態において、相手側嵌合部810は、部分的に嵌合部410内に受容される。このとき、被ロック部850は、嵌合部410の内部に位置する。また、ロック機構460のロック部462は、被ロック部850の前方に位置する。ロック部462は、被ロック部850と係合し、コネクタ20と相手側コネクタ80の嵌合状態をロックする。ロック機構460の操作部464を操作することで、ロック部462によるロックは解除され、コネクタ20と相手側コネクタ80を互いに分離することができる。
図1、図3及び図8から理解されるように、本実施の形態において、コネクタ20及び相手側コネクタ80は同軸コネクタである。一般に、同軸コネクタは、嵌合方向に沿った軸(嵌合軸)を中心として一方を他方に対して回転させても嵌合可能である。換言すると、一般の同軸コネクタの嵌合部は、嵌合軸について回転対称の形状を持つ。しかしながら、本実施の形態のコネクタ20及び相手側コネクタ80は、上述したように、ロック機構460と被ロック部850とを夫々有している。つまり、本実施の形態の嵌合部410及び相手側嵌合部810の形状は、嵌合軸について回転対称ではない。そのため、コネクタ20は、相手側コネクタ80に対して特定の姿勢でなければ嵌合させることができない。また、コネクタと相手コネクタとが嵌合した状態において、コネクタは相手側コネクタに対して嵌合方向に沿った軸を中心とする回転が規制される。本発明は、このように相手コネクタと嵌合した状態において、嵌合方向に沿った軸を中心とする回転が規制される種々のコネクタに適用可能であり、ロック機構等を備える同軸コネクタに限られるものではない。なお、本発明が適用されたコネクタは、従来の相手側コネクタと嵌合可能である。換言すると、コネクタに本発明を適用した場合であっても、相手側コネクタの構造を変更する必要はない。
図4から図7を参照すると、コネクタ20は、保持部材30を備えている。保持部材30は、コンタクト60を保持するとともにケーブル70を保持している。本実施の形態において、コンタクト60は、中心導体612と外部導体614との組み合わせである。ケーブル70は、中心導体612及び外部導体614に接続される。このように保持部材30は、ケーブル70に接続されたコンタクト60を備えるコネクタ20を構成している。
図10を参照すると、保持部材30は、コンタクト保持部材(第1保持部材)40とケーブル保持部材(第2保持部材)50とを備えている。コンタクト保持部材40はコンタクト60を保持し、ケーブル保持部材50はケーブル70を保持している。コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とは前後方向に沿って組み合わされて保持部材30を構成する。コンタクト保持部材40及びケーブル保持部材50が前後方向に沿った第1仮想軸AX1及び第2仮想軸AX2を夫々有していると仮定すると、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とは、第1仮想軸AX1及び第2仮想軸AX2とを一致させるように前後方向に組み合わされる。
図10に示されるように、コンタクト保持部材40は、嵌合部410と、取り付け部420と、嵌合部410と取り付け部420とを連結する連結部440とを有している。連結部440には、ロック機構460が設けられている。嵌合部410、連結部440及び取り付け部420は、第1仮想軸AX1に沿って並んでいる。図10に加え、図8及び図9から理解されるように、取り付け部420は、第1仮想軸AX1について回転対称の形状を有している。本実施の形態において、取り付け部420の形状は円柱形である。しかしながら、本発明はこれに限らず、取り付け部420の形状は正多角柱形であってもよい。また、図10から理解されるように、本実施の形態において、中心導体612の中心軸(嵌合軸)は第1仮想軸AX1と一致している。しかしながら、本発明はこれに限らず、中心導体612の中心軸は第1仮想軸AX1とずれていてもよいし交差していてもよい。
図10に示されるように、取り付け部420の外周面には、複数の突起422と、複数の溝424とが設けられている。突起422は、取り付け部420の前部に位置し、溝424は取り付け部420の後端に位置している。各突起422は、前面426、上面428、後面430及び一対の側面432を有している。後述するように突起422の前面426は、第1係止部として機能する。即ち、コンタクト保持部材40は、複数の第1係止部を備えている。また、各溝424は、側壁434を有している。後述するように溝424の側壁434は、第1回転防止部として機能する。即ち、コンタクト保持部材40には、第1回転防止部が形成されている。図8に示されるように、突起422は、取り付け部420の外周面に第1の所定間隔で形成されている。これにより、突起422の前面426(第1係止部、図10参照)は、第1仮想軸AX1の周方向に等間隔に並ぶ。また、図9に示されるように、溝424は、取り付け部420の外周面に第2の所定間隔で形成されている。図8及び図9から理解されるように、突起422の数と溝424の数は等しい。したがって、前後方向に沿って見たとき、隣り合う二つの突起422の各々と第1仮想軸AX1とを結ぶ二つの線が形成する角度α1と、隣り合う二つの溝424の各々と第1仮想軸AX1とを結ぶ二つの線が形成する角度β1は、ともに調整可能角度に等しい。ここで、調整可能角度は、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とを組み合わせることが許容される二つの異なる状態間における、第1仮想軸AX1及び第2仮想軸AX2の周りのコンタクト保持部材40に対するケーブル保持部材50の相対的な角度の差の最小値である。本実施の形態において、突起422の数及び溝424の数は、24個であり、調整可能角度は15度である。但し、本発明はこれに限らず、突起422の数及び溝424の数を設定することができる。
再び図10を参照すると、ケーブル保持部材50は、基部510と、基部510の前方に位置する受部520とを有している。基部510は、ケーブル70が前後方向とは異なる方向へ延びるように、ケーブル70の一部を保持している。即ち、基部510は、ケーブル保持部として機能する。受部520は、少なくとも一つの保持腕部522を有している。本実施の形態において、保持腕部522の数は二つである。しかしながら、保持腕部522の数は、二つ以外でもよい。各保持腕部522には、少なくとも一つの凹部524が形成されている。換言すると、ケーブル保持部材50は、少なくとも一つの凹部524を有している。本実施の形態において、凹部524は、第2仮想軸AX2の径方向に保持腕部522を貫通する孔である。しかしながら、凹部524は、受部520の内側に向かって開くように保持腕部522に設けられた凹みであってもよい。但し、孔は凹みに比べて製造が容易である。また、孔は凹みに比べ、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50の組み合わせたときの状態の確認が容易である。保持腕部522は、凹部524よりも前方に位置する前端部526と、前端部526を支持する支持部528とを備えている。凹部524は、支持部528を貫通している。支持部528は、一対の支柱部529を有している。各支柱部529は、第2仮想軸AX2の周方向において、凹部524の外側に位置している。支柱部529は、前端部526を支持するとともに、凹部524を部分的に規定している。凹部524の側面531は、第2仮想軸AX2の周方向における支柱部529の内側面である。前端部526の後面は、凹部524を部分的に規定する前側内壁面530(図5及び図8参照)である。図5から理解されるように、前側内壁面530は、前後方向において後方に向いている。支持部528は弾性変形可能であり、それによって、前端部526は前後方向と交差する方向に移動可能である。その結果、前側内壁面530も前後方向と交差する方向に移動可能である。後述するように、前側内壁面530は、第2係止部として機能するものである。このように、ケーブル保持部材50は、弾性変形可能な少なくとも一つの支持部528と支持部528に支持された少なくとも一つの第2係止部とを備えている。また、第2係止部は、支持部528の弾性変形により、前後方向と交差する方向に移動可能である。
図10に示されるように、ケーブル保持部材50の受部520は、さらに、基部510から前方へ延びる少なくとも一つのカバー部532を有している。本実施の形態において、カバー部532の数は二つである。カバー部532と保持腕部522とは、第2仮想軸AX2の周方向において交互に配置されている。第2仮想軸AX2の周方向において、隣り合うカバー部532と保持腕部522との間には、前後方向に沿って延びるスリット534が設けられている。換言すると、各スリット534は、第2仮想軸AX2の周方向において、カバー部532と保持腕部522とに挟まれている。これにより、保持腕部522の支柱部529の夫々は、第2仮想軸AX2の周方向において、スリット534と凹部524との間に位置する。図10及び図9から理解されるように、前後方向に沿って見たとき、保持腕部522及びカバー部532の形状は、所定の曲率を持つ湾曲形状である。また、第2仮想軸AX2の周方向において、カバー部532の寸法は、支持部528の寸法よりも大きい。これにより、カバー部532は、支持部528よりも弾性変形し難い。本実施の形態において、保持腕部522及びカバー部532は、円筒を部分的に形成するように、第2仮想軸AX2について回転対称に配置されている。しかしながら、本発明は、これに限られない。取り付け部420を受容できれば、受部520は、第2仮想軸AX2について回転対称でなくてもよい。また、カバー部532は必ずしも必要ではない。しかしながら、カバー部532を設けることにより、ケーブル保持部材50の取り扱いの容易性や強度の向上を実現できる。少なくとも一つのカバー部532が設けられる場合、ケーブル保持部材50は、少なくとも二つのスリット534を有する。
図10に加え図8及び図9を参照すると、カバー部532の夫々には、複数の凸部536と溝538とが形成されている。溝538は、複数の受容溝540と受容溝540を相互に連結する連結溝542とを含む。凸部536は前後方向に延びており、受容溝540も前後方向に延びている。前後方向に沿って見たとき、隣り合う二つの凸部536の各々と第2仮想軸AX2とを結ぶ二つの線が形成する角度α2は、調整可能角度に等しい。同様に、前後方向に沿って見たとき、隣り合う二つの溝538の各々と第2仮想軸AX2とを結ぶ二つの線が形成する角度β2は、調整可能角度等しい。各凸部536は、コンタクト保持部材40の溝424に受容可能に形成されている。凸部536の側面548は、後述するように第2回転防止部として機能する。換言すると、ケーブル保持部材50には、第2回転防止部が形成されている。溝538は、一部の突起422を受容するように形成されている。各受容溝540は、いずれか一つの突起422を受容可能である。これにより、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態において、カバー部532が突起422に乗り上げないようにしている。
図10に加え、図4から図6までの図から理解されるように、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とを第1仮想軸AX1及び第2仮想軸AX2を一致させるように組み合わせると、取り付け部420が受部520内に受容される。組み合わせの途中において、各保持腕部522の前端部526は、少なくとも一つの突起422に接触する。本実施の形態において、前端部526は、三つ又は四つの突起422に接触する。各突起422の後面430は、第1仮想軸AX1の径方向に対して後方へ傾いている。換言すると、後面430は、突起422の高さが前方へ向かって次第に高くなるように傾いている。そのため、保持腕部522の前端部526は、突起422の後面430に乗り上げることができる。また、保持腕部522の支持部528が弾性変形するので、前端部526は突起422の上面428を乗り越えて、突起422の前方へ移動することができる。第1仮想軸AX1及び第2仮想軸AX2の周方向において、各保持腕部522の凹部524の位置と三つの突起422の位置とを一致させると、三つの突起422は、凹部524に少なくとも部分的に受容される。また、図8に示されるように、支柱部529の夫々は、第1仮想軸AX1の周方向において互いに隣り合う二つの突起422の間に少なくとも部分的に位置する。このとき、支柱部529は、いずれの突起422にも乗り上げていない。換言すると、支柱部529は、いずれの突起422の前面426、上面428及び後面430(図10参照)にも接していない。これにより、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とを組み合わせた状態において、支持部528が突起422に乗り上げて浮いてしまうことを避けることができる。その結果、支持部528の復元力により、図5に示されるように、保持腕部522の前端部526は、凹部524に受容された突起422の前方に位置する。突起422の前面426は前方を向き、前側内壁面530は後方を向く。よって、凹部524に受容された突起422の前面426と前側内壁面530とは、前後方向において対向する。コンタクト保持部材40及びケーブル保持部材50に、分離する方向の力が働くと、前側内壁面530が前面426に突き当る。これにより、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50の分離が阻止され、これらが組み合わされた状態が維持される。このように、突起422の前面426は第1係止部として機能し、凹部524の前側内壁面530は第2係止部として機能する。
図4から図6までの図から理解されるように、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態において、コンタクト保持部材40は、前後方向において部分的にケーブル保持部材50の前側に位置する。具体的には、コンタクト保持部材40の嵌合部410及び連結部440はケーブル保持部材50の前側に位置する。
図8に示されるように、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態において、凹部524は、上述したように少なくとも一つの突起422を部分的に受容する。本実施の形態において、各凹部524は、三つの突起422を部分的に受容する。これにより、突起422は、凹部524に受容された第1群の突起422と、凹部524に受容されていない第2群の突起422とに分けられる。その結果、突起422の前面426(図5及び図10参照)、即ち、第1係止部は、第1群の第1係止部と、第2群の第1係止部とに分けられる。図5から理解されるように、第1群の第1係止部は、前後方向において、第2係止部である前側内壁面530と対向する。換言すると、すべての第2係止部は、第1群の第1係止部と前後方向において対向している。本実施の形態において、各第2係止部は複数の第1係止部と前後方向において対向している。一方、第2群の第1係止部は、前後方向において、前側内壁面530と対向していない。このように、本実施の形態では、複数の第1係止部の中から選ばれた一部の第1係止部(第1群の第1係止部)に第2係止部を対応させるようにしたので、コンタクト保持部材(第1保持部材)40とケーブル保持部材(第2保持部材)50の相対的な角度を細かく変更することができる。その一方で、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態において、第2係止部に対応しない第1係止部(第2群の第1係止部)が存在するようにしたことで、第2係止部を支持する支持部528の数の増加を抑えることができる。これにより、ケーブル保持部材50の構造の複雑化を避けつつケーブル保持部材50の強度を確保することができる。よって、本実施の形態によれば、第2保持部材の構造を単純にして強度を確保しつつ、第1保持部材に対する第2保持部材の相対的な角度を細やかに調整することができる。なお、本実施形態において各凹部524は、三つの突起422を受容するものであるが、凹部524は、一つ以上の突起422を受容するものであればよい。但し、複数の突起422を受容する凹部524の方が一つの突起422を受容する凹部524よりも寸法が大きいので、作製が容易である。また、本実施の形態において、各保持腕部522には凹部524が一つ設けられているが、各保持腕部522には二つ以上の凹部524が形成されてもよい。但し、凹部524の数が少ない方が作製は容易である。いずれにしても、凹部524に受容されている突起422の数が多い方が、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態を維持する能力は高い。また、仮想軸AX2の周方向において、保持腕部522の寸法が大きい方が、支持部528の弾性力が強く、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態を維持する能力は高い。
再び図8を参照すると、凹部524に受容されていない第2群の突起422の一部は、スリット534に収容されている。即ち、第2群の第1係止部の一部はスリット534に収容されている。スリット534は、一つ以上の突起422を収容できる大きさに形成されている。詳しくは、第2仮想軸AX2の周方向において、スリット534の幅は、形成されている。本実施の形態において、各スリット534には、一つの突起422、即ち第2群の第1係止部の一つが収容されている。しかしながら、第2仮想軸AX2の周方向において、スリット534の幅は、二つ以上の突起422を収容できるほど広くてもよいし、突起422の幅より狭くてもよい。
図8から理解されるように、第2群の突起422の残りは、受容溝540内に受容され、第1仮想軸AX1の径方向においてカバー部532と対向している。第2仮想軸AX2の周方向において、受容溝540に受容された突起422の夫々の側面432のうち少なくとも一方は、受容溝540の側壁546と対向している。対向する突起422の側面432と受容溝540の側壁546とは、第1仮想軸AX1又は第2仮想軸AX2を中心としてコンタクト保持部材40及びケーブル保持部材50が相対的に回転しようとすると互いに突き当たる。これにより、対向する突起422の側面432と受容溝540の側壁546とは、第1仮想軸AX1又は第2仮想軸AX2を中心とするコンタクト保持部材40とケーブル保持部材50の相対的回転を防止する。
図9に示されるように、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態において、ケーブル保持部材50の凸部536は、夫々、コンタクト保持部材40の溝424のいずれかに受容される。溝424に受容された凸部536の側面548とその溝424の側壁434とは、第2仮想軸AX2の周方向において、互いに対向している。換言すると、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態において、第1回転防止部と第2回転防止部とは、第1仮想軸AX1及び第2仮想軸AX2の周方向において対向している。対向する凸部536の側面548と溝424の側壁434とは、第1仮想軸AX1又は第2仮想軸AX2を中心としてコンタクト保持部材40及びケーブル保持部材50が相対的に回転しようとすると互いに突き当たる。これにより、対向する凸部536の側面548と溝424の側壁434とは、第1仮想軸AX1又は第2仮想軸AX2を中心とするコンタクト保持部材40とケーブル保持部材50の相対的回転を防止する。こうして、対向する凸部536の側面548と溝424の側壁434は、第1回転防止部及び第2回転防止部として夫々機能する。本実施の形態では、突起422と受容溝540の組み合わせに加え、第1回転防止部及び第2回転防止部の組み合わせによっても、コンタクト保持部材40に対するケーブル保持部材50の相対的な回転を防止する。これより、コンタクト保持部材40に対するケーブル保持部材50の相対的な回転をより確実に防止することができる。
図1と図11との比較から理解されるように、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とを組み合わせる際、第2仮想軸AX2の周方向において、コンタクト保持部材40に対するケーブル保持部材50の相対的な角度を変更することができる。換言すると、コンタクト保持部材40に対してケーブル70の引き出し方向の角度調整が可能である。本実施の形態では、突起422が第1仮想軸AX1の周方向において等間隔に形成されているので、ケーブル70の引き出し方向も等角度間隔で行うことができる。詳しくは、本実施の形態において調整可能角度は15度に設定されているので、ケーブル70の引き出し方向を等角度間隔に24通りに変更することが可能である。このように、本実施の形態の保持部材30は、ケーブル70の引き出し方向を特許文献1の第1コネクタユニット及び第2コネクタユニットに比べて細かく調整することができる。加えて、弾性変形可能な保持腕部522に第2係止部である前側内壁面530を設けたので、突起422を大きくし、第1係止部である前面426を大きくすることができる。これにより、コンタクト保持部材40とケーブル保持部材50とが組み合わされた状態を維持する能力を向上させ、その状態をしっかりと維持することができる。
上記実施の形態において、コンタクト保持部材40が複数の突起422を備え、ケーブル保持部材50が凹部524を備えている。しかしながら、本発明はこれに限られない。コンタクト保持部材40が複数の凹部を備え、ケーブル保持部材50が少なくとも一つの突起を備えてもよい。その場合、凹部を部分的に規定する後側内壁面が第1係止部として機能し、突起の後面が第2係止部として機能する。
また、上記実施の形態において、コンタクト保持部材40は複数の突起422を備え、ケーブル保持部材50は少なくとも一つの保持腕部522を備えている。しかしながら、本発明はこれに限られない。コンタクト保持部材40が少なくとも一つの保持腕部を備え、ケーブル保持部材50が複数の突起を備えてもよい。その場合、ケーブル保持部材50が第1保持部材であり、コンタクト保持部材40が第2保持部材である。また、この場合、+X方向が前方であり、−X方向が後方である。
(第2の実施の形態)
図12を参照すると、本発明の第2の実施の形態による保持部材30Aは、コンタクト保持部材(第1保持部材)40Aとケーブル保持部材(第2保持部材)50Aとを備えている。コンタクト保持部材40Aはコンタクト(図示せず)を保持し、ケーブル保持部材50Aはケーブル70を保持している。
図12に示されるように、コンタクト保持部材40Aは、第1仮想軸AX1の周方向に沿って、複数の凹部450を有している。本実施の形態において、凹部450は、第1仮想軸AX1の径方向に、コンタクト保持部材40Aを貫通する孔である。また、本実施の形態において、凹部450の数は、八つである。凹部450の夫々は、第1仮想軸AX1の周方向に沿って配置された第1側壁面454と第2側壁面456とによって部分的に規定されている。一方、ケーブル保持部材50Aは、弾性変形可能な少なくとも一つの支持部550と、支持部550に支持された少なくとも一つの突起552とを有している。本実施の形態において、支持部550の数は一つであり、突起552の数は三つである。支持部550は、前後方向において、ケーブル保持部材50Aの前部から後方へ向かって延びている。突起552の夫々は、第2仮想軸AX2の周方向に沿って配置された第1側面556と第2側面558とを有している。突起552は、支持部550の弾性変形により、前後方向と交差する方向に移動可能である。
図12及び図13から理解されるように、第1仮想軸AX1と第2仮想軸AX2とを一致させるように、ケーブル保持部材50Aの前部をコンタクト保持部材40Aに挿入すると、コンタクト保持部材40Aは、ケーブル保持部材50Aの一部を受容する。支持部550が弾性変形することにより、突起552もコンタクト保持部材40Aに受容される。前後方向及び第1仮想軸AX1(第2仮想軸AX2)の周方向の双方において、突起552の位置と凹部450の位置とが適切に対応すると、支持部550の復元力により、突起552は少なくとも部分的に凹部450内に受容される。その結果、コンタクト保持部材40Aとケーブル保持部材50Aとが組み合わされた状態になる。この状態において、コンタクト保持部材40Aとケーブル保持部材50Aに分離する方向の力が加わったとき、凹部450と突起552とが互いに係合し、コンタクト保持部材40Aとケーブル保持部材50Aとが組み合わされた状態がしっかり維持される。このとき、凹部450を部分的に規定する後側内壁面452が第1係止部として機能し、突起552の後面554が第2係止部として機能する。
図13に示されるように、コンタクト保持部材40Aとケーブル保持部材50Aとが組み合わされた状態において、突起552の夫々は、凹部450のいずれか一つに受容される。三つの突起552のすべてが、同じ凹部450に受容される場合(図13)のほか、三つの突起552が隣り合う二つの凹部450に受容される場合(図示せず)もある。三つの突起552が隣り合う二つの凹部450に受容される場合には、一方の凹部450が一つの突起552を受容し、他方の凹部450が二つの突起552を受容する場合と、一方の凹部450が二つの突起552を受容し、他方の凹部450が一つの突起552を受容する場合とがある。三つの突起552が隣り合う二つの凹部450に受容される場合、二つの凹部450の間に位置する支柱部458は、第1仮想軸AX1の周方向において、二つの突起552の間に位置する。上記三つの場合のいずれにおいても、すべての凹部450のうちの一つを部分的に規定する第1側壁面454が、すべての突起552のうちの一つの第1側面556(図12参照)と対向する。また、すべての凹部450のうちの一つを部分的に規定する第2側壁面456が、すべての突起552のうちの一つの第2側面558(図12参照)と対向する。これにより、コンタクト保持部材40Aに対する、仮想軸AX2を軸とするケーブル保持部材50Aの回転が防止される。また、この構成により、凹部450の数よりもケーブル70を引き出せる方向の数を多くすることができる。本実施の形態では、凹部450が八つ設けられ、突起552が三つ設けられているので、コンタクト保持部材40Aに対するケーブル保持部材50Aの第2仮想軸AX2の周りの相対角度を24通りに変更することができる。換言すると、コンタクト保持部材40に対してケーブル70の引き出し方向を24通りに変更することができる。
本実施の形態において、凹部450はコンタクト保持部材40Aを貫通する孔であったが、凹部450は、コンタクト保持部材40Aの内部へ向かって開く凹みであってもよい。また、本実施の形態において、凹部450の数は八つであるが、凹部450の数は、八つより多くても少なくてもよい。また、本実施の形態において、支持部550の数は一つであったが、二つ以上であってもよい。さらに、本実施の形態において、突起552の数は三つであったが、突起552の数は一つの支持部550に一つ以上であればよい。凹部450、支持部550及び突起552の数は、コンタクト保持部材40A及びケーブル保持部材50Aの強度や、コンタクト保持部材40A及びケーブル保持部材50Aの組み合わせ状態を維持する能力などを考慮して任意に設計することが可能である。凹部450、支持部550及び突起552の数に関わらず、コンタクト保持部材40Aとケーブル保持部材50Aとが組み合わされた状態において、突起552の夫々が、凹部450のうちのいずれか一つに少なくとも部分的に受容されるように構成されていればよい。また、コンタクト保持部材40Aとケーブル保持部材50Aとが組み合わされた状態において、すべての凹部450の第1側壁面454のうちの一つが、すべての突起552の第1側面556のうちの一つと対向し、かつ、すべての凹部450の第2側壁面456のうちの一つが、すべての突起552の第2側面558のうちの一つと対向していればよい。そうすることで、コンタクト保持部材40Aに対する、仮想軸AX2を軸とするケーブル保持部材50Aの回転を防止することができる。また、凹部450の数よりもケーブル70を引き出せる方向の数を多くすることができる。
また、本実施の形態では、コンタクト保持部材40Aに複数の凹部450が形成され、ケーブル保持部材50Aが少なくとも一つの支持部550と少なくとも一つの突起552を備えている。しかしながら、本発明は、これに限られない。コンタクト保持部材40Aが少なくとも一つの支持部と少なくとも一つの突起を備え、ケーブル保持部材50Aに複数の凹部が形成されていてもよい。その場合、ケーブル保持部材50Aが第1保持部材であり、コンタクト保持部材40Aが第2保持部材である。また、この場合、+X方向が前方であり、−X方向が後方である。
以上、本発明についていくつかの実施の形態を掲げて具体的に説明してきたが、本発明は、これらに限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。例えば、上述した第1及び第2の実施の形態において、コンタクト保持部材40,40A及びケーブル保持部材50,50Aは、それぞれ単一部品からなるが、コンタクト保持部材40,40A及びケーブル保持部材50,50Aは、夫々、複数の部品によって構成されてもよい。特に、ケーブル保持部材50,50Aは、第2係止部が形成された係止部品と、ケーブル70を保持するケーブル保持部が設けられたケーブル保持部品との、二つの部品の組み合わせであってよい。
10 コネクタ組立体
20 コネクタ
30,30A 保持部材
40,40A コンタクト保持部材
410 嵌合部
420 取り付け部
422 突起
424 溝
426 前面
428 上面
430 後面
432 側面
434 側壁
440 連結部
450 凹部
452 後側内壁面
454 第1側壁面
456 第2側壁面
458 支柱部
460 ロック機構
462 ロック部
464 操作部
50,50A ケーブル保持部材
510 基部
520 受部
522 保持腕部
524 凹部
526 前端部
528 支持部
529 支柱部
530 前側内壁面
531 側面
532 カバー部
534 スリット
536 凸部
538 溝
540 受容溝
542 連結溝
546 側壁
548 側面
550 支持部
552 突起
554 後面
556 第1側面
558 第2側面
60 コンタクト
612 272 中心導体
614 274 外部導体
70 ケーブル
80 相手側コネクタ
810 相手側嵌合部
850 被ロック部

Claims (13)

  1. ケーブルに接続されたコンタクトを備えるコネクタを構成する保持部材であって、
    前記保持部材は、前記ケーブル及び前記コンタクトのいずれか一方を保持する第1保持部材と、前記ケーブル及び前記コンタクトの残りの一方を保持する第2保持部材とを備えており、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材は、第1仮想軸及び第2仮想軸を夫々有しており、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とは前記第1仮想軸と前記第2仮想軸とを一致させるように前後方向に沿って組み合わせられるものであり、
    前記ケーブルを保持する前記第1保持部材又は前記第2保持部材は、前記ケーブルの一部を前記前後方向とは異なる方向に延びるように保持するケーブル保持部を有しており、
    前記第1保持部材は、複数の第1係止部を備えており、
    前記第2保持部材は、弾性変形可能な少なくとも一つの支持部と、前記支持部に支持された少なくとも一つの第2係止部とを備えており、
    前記第2係止部は、前記支持部の弾性変形により、前記前後方向と交差する方向に移動可能であり、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1係止部は、第1群の第1係止部と第2群の第1係止部とに分けられており、すべての前記第2係止部は、前記前後方向において、前記第1群の前記第1係止部と対向している一方、前記第2群の前記第1係止部は、前記第2係止部と前記前後方向において対向していない
    保持部材。
  2. 請求項1に記載の保持部材であって、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1保持部材は、前記前後方向において部分的に前記第2保持部材の前側に位置しており、
    前記第1保持部材は、複数の突起を有しており、
    前記突起は、前面を夫々有しており、
    前記前面は、前記第1係止部として機能するものであり、
    前記第2保持部材は、少なくとも一つの凹部を有しており、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記凹部は、少なくとも一つの前記突起を少なくとも部分的に受容するものであり、
    前記凹部は、前側内壁面によって部分的に規定されており、
    前記前側内壁面は、前記前後方向において後方に向いており、
    前記前側内壁面は、前記第2係止部として機能するものである
    保持部材。
  3. 請求項2に記載の保持部材であって、
    前記凹部は、前記第2仮想軸の径方向において前記支持部を貫通している
    保持部材。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の保持部材であって、
    前記第2保持部材は、前記前後方向に延びる少なくとも2つのスリットと、前記支持部よりも弾性変形し難い少なくとも一つのカバー部とを有しており、
    前記スリットの各々は、前記第2仮想軸の周方向において、前記カバー部と前記支持部とに挟まれている
    保持部材。
  5. 請求項4に記載の保持部材であって、
    前記支持部は、前記第2仮想軸の周方向において、前記スリットの夫々と前記凹部との間に位置する支柱部を有しており、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記支柱部は、前記第1仮想軸の周方向において互いに隣り合う二つの前記突起の間に少なくとも部分的に位置し、かつ前記突起に乗り上げていない
    保持部材。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の保持部材であって、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第2群の前記第1係止部の少なくとも一部は、前記第1仮想軸の径方向において、前記カバー部と対向している
    保持部材。
  7. 請求項6に記載の保持部材であって、
    前記カバー部には、前記前後方向に延びる少なくとも一つの溝が形成されており、
    前記第2群の前記第1係止部の少なくとも一部は、前記溝内に収容されている
    保持部材。
  8. 請求項2から請求項7までのいずれか一つに記載の保持部材であって、
    前記第1保持部材には、第1回転防止部が形成されており、
    前記第2保持部材には、第2回転防止部が形成されており、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1回転防止部と前記第2回転防止部とは、前記第1仮想軸及び前記第2仮想軸の周方向において、対向している
    保持部材。
  9. 請求項2から請求項8までのいずれか一つに記載の保持部材であって、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、一つの前記第2係止部は、複数の前記第1係止部と前記前後方向において対向している
    保持部材。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一つに記載の保持部材であって、
    前記支持部は二つあり、
    前記支持部の各々は、少なくとも一つの第2係止部を支持している
    保持部材。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか一つに記載の保持部材であって、
    前記第1係止部は、第1仮想軸の周方向に等間隔に並んでいる
    保持部材。
  12. 請求項1に記載の保持部材であって、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記第1保持部材は、前記前後方向において部分的に前記第2保持部材の前側に位置しており、
    前記第1保持部材は、複数の凹部を有しており、
    前記第2保持部材は、複数の突起を有しており、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、前記突起の夫々は、前記凹部のうちのいずれか一つに少なくとも部分的に受容されるものであり、
    前記凹部の夫々は、後側内壁面によって部分的に規定されており、
    前記後側内壁面は、前記前後方向において前方に向いており、
    前記後側内壁面は、前記第1係止部として機能するものであり、
    前記突起の夫々は、後面を有しており、
    前記後面は、前記第2係止部として機能するものである
    保持部材。
  13. 請求項12に記載の保持部材であって、
    前記凹部の夫々は、前記第1仮想軸の周方向に沿って配置された第1側壁面及び第2側壁面によって部分的に規定されており、
    前記突起の夫々は、前記第2仮想軸の周方向に沿って配置された第1側面及び第2側面を有しており、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材とが組み合わされた状態において、すべての前記凹部の前記第1側壁面のうちの一つは、すべての前記突起の第1側面のうちの一つと対向しており、かつ、すべての前記凹部の前記第2側壁面のうちの一つは、すべての前記突起の前記第2側面のうちの一つと対向している
    保持部材。
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