JP2018123875A - 真空断熱管 - Google Patents

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【課題】端部に環状の傾斜面を有する従来の真空断熱管よりも製作が容易な真空断熱管を提供する。【解決手段】外管1と、この外管1の内側に配置された内管2と、この内管2と外管1との間に画定された真空断熱層3と、この真空断熱層3の両端部を封止する封止部材4と、を備えた真空断熱管10である。真空断熱管10は、大径端11と小径端12を有し、大径端11から小径端12へ向けて漸次縮径されている。【選択図】図1

Description

本発明は、真空断熱管に関する。
従来から真空を用いた上下水道や温泉水の凍結防止や温度保持、プラントの液体や気体の温度保持のための断熱配管、および配管から発生する音の吸収に関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。特許文献1は、直管、曲り管、分岐管の必要箇所に隙間を設けて外管を配して二重管とし、該外管の縁端部にゴム状弾性体からなる封止材を挟持して密封し、該隙間を真空にした真空断熱配管を開示している(同文献、請求項1等を参照)。
より具体的には、内管と外管の縁端部の間にゴム状弾性体からなる封止材を挟持して密封し、内外管の間を真空にしている(同文献、請求項2等を参照)。また、内管または外管のゴム状弾性体を用いた封止材と接する部分を、管の中央部に向かって狭くなる傾斜面を環状に成形し、外管の端部より挿入される封止材が傾斜面に押圧されて管内面と密着し封止するように構成している(同文献、請求項4、明細書の第0018から第0021段落、および図3等を参照)。
特開2003−314785号公報
前記特許文献1に記載された真空断熱管は、外管の端部に外側に広がる傾斜を設けることにより、押圧するだけで封止材を容易に内外管に密着させ、気密接合とすることができる。しかし、内管または外管の端部に環状の傾斜面を設けるには、たとえば、環状の傾斜面を有する傾斜部と、その傾斜部に接合される直管部分とを、それぞれ板材の切断、曲げ、溶接等によって個別に製作し、その後、これらを接合する必要があり、製作に手間がかかる。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、端部に環状の傾斜面を有する従来の真空断熱管よりも製作が容易な真空断熱管を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明の真空断熱管は、外管と、該外管の内側に配置された内管と、該内管と前記外管との間に画定された真空断熱層と、該真空断熱層の両端部を封止する封止部材と、を備えた真空断熱管であって、大径端と小径端を有し、前記大径端から前記小径端へ向けて漸次縮径されていることを特徴とする。
本発明の真空断熱管は、内管および外管を備え、その間に真空断熱層を備えた二重構造の断熱管である。内管および外管の素材は、特に限定されないが、たとえば、変形を抑制可能な強度の確保と軽量化の観点から、ステンレス鋼などの金属板を用いることができる。
内管と外管との間に画定された真空断熱層は、たとえば、所定の真空度に真空引きされることで断熱性を発現する。真空断熱層は、たとえば外管の外周面に接続された真空引き用の配管を介して真空引きされ、その後、真空引き用の配管に設けられた弁を閉じることで、所定の真空度に維持される。真空断熱管の径方向における真空断熱層の層厚は、たとえば、真空断熱管の大径端から小径端まで一様にすることができる。すなわち、内管の外周面と外管の内周面との間隔は、大径端から小径端までおおむね等しくすることができる。
封止部材は、真空断熱層の両端部、すなわち、真空断熱管の大径端と小径端において、真空断熱層を封止する。封止部材の素材としては、たとえばゴムなどの弾性および気密性を有する素材を用いることができる。封止部材は、真空断熱管の大径端と小径端において、内管と外管との間で圧縮されて保持される。これにより、封止部材が弾性変形して内管の外周面と外管の内周面に密着し、外部から真空断熱層への空気の流入が封止部材によって阻止され、真空断熱層において所定の真空度が維持される。
真空断熱管は、大径端の開口の中心と小径端の開口の中心の少なくとも一方を通る中心線の方向において、一方の端部に最大径の大径端を有し、他方の端部に最小径の小径端を有し、大径端から小径端へ向けて漸次縮径されている。すなわち、真空断熱管は、一方の端部である大径端において直径が最大になり、他方の端部である小径端において直径が最小になるように、大径端から小径端へ向けて直径が次第に減少している。
真空断熱管は、たとえば、一様に縮径され、大径端の開口の中心と小径端の開口の中心とが同心の中空の円錐台形状の形状を有することができる。また、真空断熱管は、たとえば、一様に縮径され、大径端の中心と小径端の中心とが偏心し、径方向から見たときに、大径端のおよび小径端をそれぞれ下底および上底とし、一方の底角が直角である台形状の形状を有してもよい。
真空断熱管が大径端から小径端へ向けて漸次縮径されていることで、外管および内管も同様に、それぞれ、真空断熱管の大径端から小径端へ向けて漸次縮径されている。このように大径端から小径端へ向けて漸次縮径された外管および内管は、それぞれ、たとえば一枚の金属板を切断し、曲げ加工し、溶接するだけで、容易に製作することができる。
さらに、たとえば内管の両端部の外周に環状の封止部材を配置した状態で、内管の小径端を外管の大径端の開口部へ挿入し、内管の大径端が外管の大径端の内側に配置され、内管の小径端が外管の大径端の内側に配置されるまで、内管を外管の内側へ挿入していく。これにより、内管の小径端と外管の小径端との間、および、内管の大径端と外管の大径端との間に、それぞれ封止部材が配置された状態になる。
または、たとえば内管の小径端を外管の大径端の開口部へ挿入し、内管の小径端が外管の小径端の内側に配置され、内管の大径端が外管の大径端の内側に配置されるまで、内管を外管の内側へ挿入していく。その後、内管の小径端と外管の小径端との間、および、内管の大径端と外管の大径端との間に、それぞれ環状の封止部材をはめ込むように配置する。これにより、内管の小径端と外管の小径端との間、および、内管の大径端と外管の大径端との間に、それぞれ封止部材が配置された状態になる。
その後、たとえば外管の外周面に接続された真空引き用の配管を介して内管と外管との間に画定された真空断熱層を真空引きし、真空引き用の配管に設けられた弁を閉じる。これにより、外管と内管との間の間隔が狭まって封止部材が圧縮され、真空断熱層の両端部が封止部材によって封止され、真空断熱層が所定の真空度に維持される。
本発明の真空断熱管によれば、真空断熱管が大径端から小径端へ向けて漸次縮径されている構成により、端部の加工が不要になり、従来の端部に環状の傾斜面を有する真空断熱管よりも容易かつ安価に製作することができる。
本発明の実施の形態に係る真空断熱管の一例を示す断面図および端面図。 図1に示す真空断熱管の外管および内管の製造工程を説明する説明図。 図1に示す真空断熱管の真空断熱層を真空引きする前の断面図および端面図。 図1に示す真空断熱管を用いた装置の概略図。 従来の真空断熱管の外管の製造工程を説明する説明図。
以下、図面を参照して本発明の真空断熱管の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る真空断熱管10の一例を示す断面図および端面図である。図1において、(a)は、真空断熱管10の長手方向に延びる中心線Lに沿う概略的な断面図であり、(b)は、真空断熱管10を当該中心線Lの方向から見た大径端11の概略的な端面図である。
本実施の形態の真空断熱管10は、外管1と、その外管1の内側に配置された内管2と、その内管2と外管1との間に画定された真空断熱層3と、その真空断熱層3の両端部を封止する封止部材4と、を備えている。本実施の形態の真空断熱管10は、大径端11と小径端12とを有し、大径端11から小径端12へ向けて漸次縮径されていることを特徴としている。以下、本実施の形態の真空断熱管10の各構成を詳細に説明する。
外管1および内管2は、真空断熱管10と同様に、それぞれ、大径端1a,2aから小径端1b,2bへ向けて漸次縮径されている。より詳細には、外管1および内管2は、それぞれ、一方の端部である大径端1a,2aにおいて最大の直径を有し、他方の端部である小径端1b,2bにおいて最小の直径を有し、大径端1a,2aから小径端1b,2bへ向けて直径が次第に減少している。外管1および内管2の素材は、特に限定されないが、たとえば、真空断熱層3を真空引きしたときの変形を抑制可能な強度の確保と、真空断熱管10の軽量化の観点から、ステンレス鋼などの金属板を用いることができる。
外管1および内管2は、たとえば、それぞれが一様に縮径され、大径端1a,2aの開口の中心C1と小径端1b,2bの開口の中心C2とが同心の中空の円錐台形状の形状を有している。なお、外管1および内管2は、たとえば、それぞれが一様に縮径され、大径端1a,2aの開口の中心C1と小径端1b,2bの開口の中心C2とが偏心し、径方向から見たときに、大径端1a,2aのおよび小径端1b,2bをそれぞれ下底および上底とし、一方の底角が直角である台形状の形状を有してもよい。
外管1の内側に、内管2が、大径端1a,2aと小径端1b,2bの向きをそろえて配置されている。これにより、外管1の小径端1bの内側に内管2の小径端2bが配置され、外管1の大径端1aの内側に内管2の大径端2aが配置されている。また、外管1の小径端1bと内管2の小径端2bの間と、外管1の大径端1aと内管2の大径端2aの間に、それぞれ、環状の封止部材4が配置されている。内管2の外周面と外管1の内周面との間隔dは、たとえば、真空断熱管10の大径端11から小径端12までの延在方向および真空断熱管10の周方向において一様でおおむね等しくなっている。
外管1は、たとえば、外周面に形成された開口1cに真空引き用の配管5が接合されている。真空引き用の配管5は、流路を開閉可能なバルブ6を備え、たとえば図示を省略する真空ポンプに接続されている。たとえば、この真空引き用の配管5を介して、外管1と内管2との間の空間が所定の真空度に真空引きされ、その後、バルブ6を閉じることで、この外管1と内管2との間の空間が真空断熱層3になっている。前述のように、たとえば、内管2の外周面と外管1の内周面との間隔dが一様であることで、真空断熱管10の径方向における真空断熱層3の層厚は、真空断熱管10の大径端11から小径端12まで一様になっている。真空断熱管10の大径端11および小径端12における真空断熱層3の両端部は、封止部材4によって封止されている。
封止部材4は、真空断熱管10の大径端11と小径端12において外管1と内管2の間に配置され、外管1と内管2との間に画定された真空断熱層3の両端部を封止している。封止部材4の素材としては、たとえばゴムなどの弾性および気密性を有する素材を用いることができる。封止部材4は、真空断熱層3が所定の真空度に真空引きされることで、真空断熱管10の大径端11と小径端12において外管1と内管2の間で圧縮されて保持される。これにより、封止部材4が弾性変形して内管2の外周面と外管1の内周面に密着し、外部から真空断熱層3への空気の流入が封止部材4によって阻止され、真空断熱層3において所定の真空度が維持されている。
このように、真空断熱管10は、外管1および内管2を備え、その間に真空断熱層3を備えた二重構造の断熱管である。そして、真空断熱管10は、大径端11の開口の中心C1と小径端12の開口の中心C2を通る中心線Lの方向において、一方の端部に最大径の大径端11を有し、他方の端部に最小径の小径端12を有し、大径端11から小径端12へ向けて漸次縮径されている。すなわち、真空断熱管10は、一方の端部である大径端11において直径が最大になり、他方の端部である小径端12において直径が最小になるように、大径端11から小径端12へ向けて直径が次第に減少している。
また、真空断熱管10は、一様に縮径され、大径端11の開口の中心C1と小径端12の開口の中心C2とが同心の中空の円錐台形状の形状を有している。なお、真空断熱管10は、たとえば、一様に縮径され、大径端11の中心C1と小径端12の中心C2とが偏心し、径方向から見たときに、大径端11のおよび小径端12をそれぞれ下底および上底とし、一方の底角が直角である台形状の形状を有してもよい。
以下、本実施の形態の真空断熱管10の作用について、従来の真空断熱管と比較しながら説明する。図2は、本実施の形態の真空断熱管10の外管1および内管2の製造工程を説明する説明図である。図5は、従来の真空断熱管の外管Xの製造工程を説明する説明図である。
図5に示すように、従来の真空断熱管は、たとえば外管Xの端部に環状の傾斜面Xaが設けられている。このような外管Xを製作するには、たとえば、まず、母材である金属板Pから、直管部分X1の材料である矩形の板材P1と、傾斜部分X2の材料である扇形または円弧状の板材P2を切り出す。
次に、たとえば、直管部分X1の材料である板材P1を曲げ加工によって管状に曲げ、接合部を溶接によって接合することで、直管部分X1を製作する。また、傾斜部分X2の材料である板材P2を曲げ加工によって環状に曲げ、隣接する端部を溶接によって接合することで、環状の傾斜面Xaを有する傾斜部分X2を製作する。次に、直管部分X1の両端部に傾斜部分X2を溶接することで、外管Xの端部に環状の傾斜面Xaが設けられた従来の真空断熱管の外管Xを製作することができる。
これに対し、本実施の形態の真空断熱管10は、大径端11と小径端12を有し、大径端11から小径端12へ向けて漸次縮径されている。そのため、図2に示すように、真空断熱管10の外管1および内管2を製作するには、まず、母材である金属板Pから、外管1および内管2の材料である扇形または円弧状の板材P1を切り出す。次に、外管1および内管2の材料である板材P1を管状に曲げ、隣接する端部を溶接によって接合することで、外管1および内管2を製作することができる。
すなわち、従来の真空断熱管は、外管Xまたは内管を製作するときに、一対の傾斜部分X2と直管部分X1に対して、複数の切断、曲げ加工、溶接が必要になるだけでなく、一対の傾斜部分X2と直管部分X1の溶接が必要になる。これに対し、本実施の形態の真空断熱管10は、一度の切断、曲げ加工、溶接によって、外管1および内管2を製作することができ、従来よりも製作を容易にすることができる。
図3は、図1に示す真空断熱管10の真空断熱層3を真空引きする前の断面図および端面図である。図3において、(a)は、真空断熱管10の長手方向に延びる中心線Lに沿う概略的な断面図であり、(b)は、真空断熱管10を当該中心線Lの方向から見た大径端11の概略的な端面図である。
前述のように、外管1および内管2を製作したら、たとえば内管2の両端部の外周に環状の封止部材4を配置した状態で、内管2の小径端2bを外管1の大径端1aの開口へ挿入し、内管2の大径端2aが外管1の大径端1aの内側に配置され、内管2の小径端2bが外管1の小径端1bの内側に配置されるまで、内管2を外管1の内側へ挿入していく。これにより、図3に示すように、内管2の小径端2bと外管1の小径端1bとの間、および、内管2の大径端2aと外管1の大径端1aとの間に、それぞれ封止部材4が配置された状態になる。
または、たとえば内管2の小径端2bを外管1の大径端1aの開口へ挿入し、内管2の小径端2bが外管1の小径端1bの内側に配置され、内管2の大径端2aが外管1の大径端1aの内側に配置されるまで、内管2を外管1の内側へ挿入していく。その後、内管2の小径端2bと外管1の小径端1bとの間、および、内管2の大径端2aと外管1の大径端1aとの間に、それぞれ環状の封止部材4をはめ込むように配置する。これにより、図3に示すように、内管2の小径端2bと外管1の小径端1bとの間、および、内管2の大径端2aと外管1の大径端1aとの間に、それぞれ封止部材4が配置された状態になる。
その後、たとえば外管1の外周面に接続された真空引き用の配管5を介して外管1と内管2との間に画定された真空断熱層3を真空引きし、真空引き用の配管5に設けられたバルブ6を閉じる。これにより、図1に示すように、外管1と内管2との間の間隔dが狭まって封止部材4が圧縮され、真空断熱層3の両端部が封止部材4によって封止され、真空断熱層3が所定の真空度に維持される。
以上説明したように、本実施の形態の真空断熱管10によれば、真空断熱管10が大径端11から小径端12へ向けて漸次縮径されている構成により、端部の加工が不要になり、従来の端部に環状の傾斜面Xaを有する真空断熱管よりも容易かつ安価に製作することができる。
なお、真空断熱管10において、真空断熱層3の両端部を封止部材4によって封止する代わりに、真空断熱管10の大径端11と小径端12において外管1と内管2を溶接することが考えられる。しかし、外管1と内管2を溶接してしまうと、たとえば内管2の熱膨張によって生じるひずみにより、外管1と内管2の接合部が破壊してしまうおそれがある。しかし、真空断熱層3の両端部を封止部材4によって封止することで、内管2の熱膨張を許容することができ、このような問題を回避することができる。
図4は、図1に示す真空断熱管10を用いた装置100の一例を示す概略図である。この装置100は、たとえば、被加熱物Mを収容する収容部20と、収容部20に熱風を循環させる加熱部30とを備えている。収容部20は、たとえば、被加熱物Mを出し入れするための扉21と、加熱部30から供給される熱風Hを導入するための熱風入口22と、内部の空気を排出するための空気出口23とを有している。
加熱部30は、たとえば、収容部20から排出された空気Aを受け入れる空気入口31と、空気入口31から導入された空気Aを加熱するヒータ32と、このヒータ32によって加熱された熱風Hを送出するシロッコファン33と、このシロッコファン33によって送出された熱風Hを排出する熱風出口34とを有している。加熱部30の熱風出口34と収容部20の熱風入口22、および、収容部20の空気出口23と加熱部30の空気入口31は、それぞれ、前述の真空断熱管10によって接続されている。
より詳細には、加熱部30の熱風出口34は、真空断熱管10の大径端11に接続され、収容部20の熱風入口22は、真空断熱管10の小径端12に接続されている。また、収容部20の空気出口23は、真空断熱管10の大径端11に接続され、加熱部30の空気入口31は、真空断熱管10の小径端12に接続されている。
このような構成により、加熱部30の熱風出口34から収容部20の熱風入口22に供給される熱風Hが、真空断熱管10によって外気から断熱され、熱風Hの温度低下を防止することができる。また、収容部20の空気出口23から排出されて加熱部30の空気入口31に導入される空気Aが、真空断熱管10によって外気から断熱され、空気Aの温度低下を防止することができる。したがって、装置100の熱効率を向上させ、エネルギー消費を削減することができる。
以上、図面を用いて本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1 外管
2 内管
3 真空断熱層
4 封止部材
10 真空断熱管
11 大径端
12 小径端

Claims (1)

  1. 外管と、該外管の内側に配置された内管と、該内管と前記外管との間に画定された真空断熱層と、該真空断熱層の両端部を封止する封止部材と、を備えた真空断熱管であって、
    大径端と小径端を有し、前記大径端から前記小径端へ向けて漸次縮径されていることを特徴とする真空断熱管。
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