JP2018105430A - 構造物の設置方法および吊り下げ用器具 - Google Patents
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Description
第1発明の構造物の設置方法は、一対の固定部材を用いて板状部を有する設置部に構造物を設置する方法であって、前記固定部材は、一の端面に該一の端面から凹んだ係合溝と、該係合溝が凹む方向と平行な貫通孔と、が形成されたものであり、前記一対の固定部材を、前記一の端面において前記貫通孔が設けられている部分が前記設置部の板状部よりも下方に位置し、かつ、前記一の端面同士が対向するように前記係合溝に前記設置部の板状部の端縁を挿入して前記設置部に取り付け、前記構造物と連結された保持部材を前記一対の固定部材の一の端面の間に挟み、前記一対の固定部材の貫通孔に棒状部材を挿通して該一対の固定部材が互いに離間する方向に移動しないように固定することを特徴とする。
第2発明の構造物の設置方法は、第1発明において、前記保持部材に貫通孔が形成されており、前記一対の固定部材の一の端面間に前記保持部材が配置された状態において、該保持部材の貫通孔に前記棒状部材を挿通することを特徴とする。
第3発明の構造物の設置方法は、第1または第2発明において、前記保持部材と前記固定部材の一の端面との間にスペーサを設置することを特徴とする。
第4発明の構造物の設置方法は、第1、第2または第3発明において、前記一対の固定部材を取り付ける前記設置部が、互いに平行な端縁を有する一対のフランジ状の部分を有する部材であることを特徴とする。
第5発明の構造物の設置方法は、第1、第2、第3または第4発明において、前記固定部材が、前記係合溝を形成する一対の挟持部と、該一対の挟持部の外面に立設され前記貫通孔が形成された壁状部と、を備えたものであることを特徴とする。
(吊り下げ用器具)
第6発明の吊り下げ用器具は、板状部を有する設置部に取り付けられる、該設置部に構造部を吊り下げるために使用される固定部材を備えており、該固定部材は、一の端面に該一の端面から凹んだ係合溝と、該係合溝が凹む方向と平行に貫通孔が形成されたものであることを特徴とする.
第7発明の吊り下げ用器具は、第6発明において、前記固定部材が、前記係合溝を形成する一対の挟持部と、該一対の挟持部の外面に立設され前記貫通孔が形成された壁状部と、を備えていることを特徴とする。
第1発明によれば、一対の固定部材の係合溝を設置部の板状部に挿入した状態で固定部材を設置部の板状部に取り付けており、しかも、一対の固定部材が離間しないようになっているので、構造物が振動したり揺れたりしても、固定部材が設置部から外れることを防止できる。また、固定部材において係合溝の深さを調整すれば、構造物を配置する位置を調整することができる。
第2発明によれば、保持部材の貫通孔に棒状部材が挿通されているので、構造物を固定部材にしっかりと連結することができる。
第3発明によれば、構造物を配置する位置の自由度を高くできるし、構造物を固定部材にしっかりと連結することができる。
第4発明によれば、一対のフランジ状の部分に一対の固定部材を取り付ければ、一対の固定部材によって設置部を挟んだ状態とすることができるので、固定部材を設置部にしっかりと連結することができる。
第5発明によれば、固定部材において係合溝の深さだけでなく壁状部の位置を調整すれば、一対の固定部材間において保持部材を保持する位置を調整できる。
(吊り下げ用器具)
第6発明によれば、梁などの一対のフランジ状の部分を有する部材に一対の固定部材を取り付けて、一対の固定部材に構造物等を連結すれば、梁などに構造物等を連結して吊り下げることができる。そして、一対の固定部材が離間しないように連結すれば、構造物が振動したり揺れたりしても、固定部材が梁などから外れることを防止できる。また、固定部材において係合溝の深さを調整すれば、構造物を配置する位置を調整することができる。
第7発明によれば、固定部材において係合溝の深さだけでなく壁状部の位置を調整すれば、一対の固定部材間において構造物を保持する位置を調整できる。
まず、本実施形態の構造物の設置方法を説明する前に、本実施形態の構造物の設置方法に使用する固定部材1の構造を簡単に説明する。
つぎに、上述した固定部材1を使用して、H型鋼で形成された梁GにダクトDを設置する方法を説明する。
固定部材1は、上述したような形状(図5参照)に限られない。固定部材1は、梁Gのフランジ部FPの端部を挿入しうる係合溝2gを有し、かつ、保持部材10を挟んだ状態でボルトB等によって互いに離間する方向に移動できないように連結できるようになっていればよい。例えば、固定部材1は、図6に示すような形状としてもよい。
上述した固定部材1を製造する方法はとくに限定されない。例えば、一つのブロックを切削加工するなどの方法で形成してもよいし、複数枚の板を連結して製造してもよいし、板材をプレス加工するなどの方法で曲げて形成してもよく、とくに限定されない。
2 本体部
2g 係合溝
3 挟持部
4 連結部
5 壁状部
5h 貫通孔
10 保持部材
G 梁
FP フランジ部
Claims (7)
- 一対の固定部材を用いて板状部を有する設置部に構造物を設置する方法であって、
前記固定部材は、
一の端面に該一の端面から凹んだ係合溝と、該係合溝が凹む方向と平行に貫通孔と、が形成されたものであり、
一対の該固定部材を、前記一の端面において貫通孔が設けられている部分が前記設置部の板状部よりも下方に位置し、かつ、前記一の端面同士が対向するように前記係合溝に前記設置部の板状部の端縁を挿入して前記設置部に取り付け、
前記構造物と連結された保持部材を前記一対の固定部材の一の端面の間に挟み、
前記一対の固定部材の貫通孔に棒状部材を挿通して該一対の固定部材が互いに離間する方向に移動しないように固定する
ことを特徴とする構造物の設置方法。 - 前記保持部材に貫通孔が形成されており、
前記一対の固定部材の一の端面間に前記保持部材が配置された状態において、該保持部材の貫通孔に前記棒状部材を挿通する
ことを特徴とする請求項1記載の構造物の設置方法。 - 前記保持部材と前記固定部材の一の端面との間にスペーサを設置する
ことを特徴とする請求項1または2記載の構造物の設置方法。 - 前記一対の固定部材を取り付ける前記設置部が、互いに平行な端縁を有する一対のフランジ状の部分を有する部材である
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の構造物の設置方法。 - 前記固定部材が、
前記係合溝を形成する一対の挟持部と、
該一対の挟持部の外面に立設され前記貫通孔が形成された壁状部と、を備えたものである
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の構造物の設置方法。
(吊り下げ用器具) - 板状部を有する設置部に取り付けられる、該設置部に構造部を吊り下げるために使用される固定部材を備えており、
該固定部材は、
一の端面に該一の端面から凹んだ係合溝と、該係合溝が凹む方向と平行に貫通孔が形成されたものである
ことを特徴とする吊り下げ用器具。 - 前記固定部材が、
前記係合溝を形成する一対の挟持部と、
該一対の挟持部の外面に立設され前記貫通孔が形成された壁状部と、を備えている
ことを特徴とする請求項6記載の吊り下げ用器具。
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JP2016253053A JP6620947B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 構造物の設置方法および吊り下げ用器具 |
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JP2016253053A JP6620947B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 構造物の設置方法および吊り下げ用器具 |
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JP6620947B2 JP6620947B2 (ja) | 2019-12-18 |
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Family Applications (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2877974A (en) * | 1954-01-06 | 1959-03-17 | Thomas C Estes | Adjustable beam clamp |
US6253631B1 (en) * | 1999-01-14 | 2001-07-03 | Bac-Lamb Wire Line Services | Pumping unit lock down apparatus |
JP3078483U (ja) * | 2000-12-21 | 2001-07-10 | 住友金属建材株式会社 | 構築用吊り金具 |
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2016
- 2016-12-27 JP JP2016253053A patent/JP6620947B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6620947B2 (ja) | 2019-12-18 |
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