JP2018094319A - 洗濯機 - Google Patents

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秀一 樋口
Shuichi Higuchi
秀一 樋口
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Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd
Aqua KK
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Abstract

【課題】洗濯機を水平にする作業を容易にすることができる洗濯機を提供する。
【解決手段】洗濯機1は、下部2Bにベース部7が設けられた洗濯機本体2と、ベース部7から下側Z2へ突出して設置面Sに接触する複数の脚部3と、水準器21が取り付けられる取付部20とを含む。複数の脚部3のうちの少なくとも1つの脚部3は、下側Z2への突出量Dを調整できる調整脚9である。取付部20は、ベース部7または調整脚9に設けられる。
【選択図】図2

Description

この発明は、洗濯機に関する。
下記特許文献1に記載の全自動洗濯機では、枠体の下面部にベースが装着され、ベースの四隅には、脚が1つずつ形成される。これらの脚のうち、1つの脚は、高さ調整可能な調整脚であり、残りの脚は、高さが一定な固定脚である。運転時に騒音や異常振動が発生しないように全自動洗濯機を水平に設置するために、調整脚の高さが調整される。全自動洗濯機が水平に設置されたか否かは、枠体の上端面に取り付けられた水準器によって確認される。
特開2000−79295号公報
特許文献1に記載の全自動洗濯機では、調整脚と水準器とが上下に離れて配置される。これでは、作業者は、全自動洗濯機が水平に設置されたか否かを水準器によって確認しながら調整脚の高さを調整することができない。この場合、全自動洗濯機を正確に水平にするためには、作業者は、かがみ込んで調整脚の高さを調整する作業と、体勢を変えて水準器を視認する作業とを繰り返さなければならないので、作業における負担が大きい。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、洗濯機を水平にする作業を容易にすることができる洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、下部にベース部が設けられた洗濯機本体と、前記ベース部から下側へ突出して設置面に接触する複数の脚部であって、そのうちの少なくとも1つの脚部が下側への突出量を調整できる調整脚である複数の脚部と、前記ベース部または前記調整脚に設けられ、水準器が取り付けられる取付部とを含む、洗濯機である。
また、本発明は、前記取付部は、前記ベース部または前記調整脚に一体化されることを特徴とする。
また、本発明は、前記取付部は、前記ベース部によって回動可能に支持されることを特徴とする。
また、本発明は、前記取付部は、着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明は、前記調整脚は、ねじ部またはラックが外周面に形成された縦軸と、前記縦軸の下端部に固定されて設置面に接触する接触部と、前記縦軸の外周面に噛み合った横軸と、前記横軸を回転可能に支持した支持部とを有し、前記横軸の回転に応じて、前記縦軸が、前記接触部を伴って昇降することを特徴とする。
本発明によれば、洗濯機では、洗濯機本体の下部のベース部における調整脚の下側への突出量を調整することによって、洗濯機を水平にすることができる。洗濯機が水平に設置されたか否かを確認するための水準器は、ベース部または調整脚に設けられた取付部に取り付けられるので、洗濯機本体において目立たない位置において調整脚に接近して配置される。これにより、作業者は、調整脚の突出量の調整中において、体勢を変えずに水準器を視認できるので、洗濯機が水平に設置されたか否かを水準器によって確認しながら調整脚の突出量を調整することができる。その結果、洗濯機を水平にする作業を容易にすることができる。
また、本発明によれば、取付部がベース部または調整脚に一体化されるので、取付部に取り付けられる水準器を、確実に調整脚に接近して配置できる。
また、本発明によれば、取付部がベース部によって回動可能に支持されるので、洗濯機を水平にする作業の際には、ベース部から引き出した取付部に取り付けられた水準器によって、洗濯機が水平に設置されたか否かを確認でき、作業の完了後には、取付部を回動させてベース部内に格納できる。
また、本発明によれば、取付部が着脱可能であるので、洗濯機を水平にする作業の完了後には、取付部を取り外して水準器と共に仕舞っておくことができる。
また、本発明によれば、設置面に接触する接触部が下端部に固定された縦軸と、縦軸の外周面に噛み合って回転可能な横軸とを有する調整脚において、横軸を回転させると、縦軸が、接触部を伴って昇降するので、調整脚の下側への突出量を自在に調整できる。
図1は、この発明の一実施形態に係る洗濯機の正面図である。 図2は、洗濯機の右側面図である。 図3は、図2のA−A矢視断面図である。 図4は、図3のB−B矢視断面図である。 図5は、第1変形例に係る洗濯機の要部の右側面図である。 図6は、第1変形例に係る洗濯機の要部の正面図である。 図7は、着脱可能な取付部の平面図である。 図8は、取付部の右側面図である。 図9は、第2変形例に係る洗濯機の要部の縦断面右側面図である。 図10は、第2変形例に係る洗濯機の要部の底面図である。 図11は、第3変形例に係る洗濯機の要部の縦断面右側面図である。 図12は、図11のC−C矢視図である。 図13は、第4変形例に係る洗濯機の要部の斜視図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る洗濯機1の正面図である。図1における左右方向を洗濯機1の左右方向Xといい、図1の紙面に直交する方向を洗濯機1の前後方向Yといい、図1における上下方向を洗濯機1の上下方向Zという。左右方向Xのうち、図1における左側を左側X1といい、図1における右側を右側X2という。前後方向Yのうち、図1における手前側を前側Y1といい、図1における奥側を後側Y2という。上下方向Zのうち、図1における上側を上側Z1といい、図1における下側を下側Z2という。上下方向Zは、垂直方向でもある。左右方向Xおよび前後方向Yは、水平方向に含まれる。
洗濯機1は、その外殻を構成する洗濯機本体2と、洗濯機1を床面などの設置面Sに設置する際に設置面Sに接触する複数の脚部3とを含む。洗濯機本体2は、ボックス状に形成され、その内部には、洗濯物を収容する円筒状の洗濯槽4が配置される。洗濯機1は、図1に示すように洗濯槽4の中心軸線が上下方向Zに延びた縦型洗濯機であってもよいし、洗濯槽4の中心軸線が上下方向Zに対して前後方向Yに交差したドラム式洗濯機(図示せず)であってもよいし、2つの洗濯槽4が左右方向Xに並んで配置された二槽式洗濯機(図示せず)であってもよい。縦型洗濯機である場合の洗濯機1では、洗濯機本体2の上面部2Aに、洗濯槽4に対して洗濯物を出し入れするための出入口(図示せず)と、この出入口を開閉する扉5と、扉5よりも前側Y1の領域に配置された表示操作部6とが設けられる。表示操作部6は、スイッチや液晶パネルなどで構成される。
洗濯機本体2の下部2B、詳しくは、洗濯槽4よりも下側Z2に位置する底部には、ベース部7が設けられる。ベース部7は、平面視において洗濯機本体2の輪郭とほぼ一致した略矩形状をなし、上側Z1へ開放されたトレイ状に形成される。ベース部7は、洗濯機本体2の一部であってもよいし、洗濯機本体2とは別の部品として洗濯機本体2に組み付けられてもよい。
洗濯機1の右側面図である図2も参照して、脚部3は、例えば4つ存在し、ベース部7の四隅に1つずつ配置され、ベース部7の下面部7Aから下側Z2へ突出して配置される。各脚部3は、下面部7Aから下側Z2への突出量Dが一定となった固定脚8、または、この突出量Dを調整できる調整脚9である。固定脚8は、下面部7Aに固定された凸部であって、その下端面8Aとベース部7との相対位置は一定である。一例として、この実施形態では、ベース部7の後部に位置する左右2つの脚部3と、ベース部7の前部における左端に位置する1つの脚部3とが固定脚8であり、ベース部7の前部における右端に位置する残り1つの脚部3が調整脚9である。複数の脚部3のうち、少なくとも1つの脚部3が調整脚9であればよいので、全ての脚部3が調整脚9であってもよい。各固定脚8の下端面8Aが設置面Sに接触することにより、ベース部7を含む洗濯機本体2は、固定脚8によって下側Z2から支えられる。
ベース部7の下面部7Aの四隅において調整脚9が配置されるコーナー部分には、上側Z1へ窪んで調整脚9を収容する凹部7Bが形成される。この実施形態では、下面部7Aにおける右前のコーナー部分に凹部7Bが形成され、凹部7Bは、右側X2および前側Y1の両方へ開放された状態にある。ベース部7は、凹部7Bを上側Z1から塞いで凹部7Bの底をなす底板7Cを有する。底板7Cの板厚方向は、上下方向Zと一致した状態にある。底板7Cは、下面部7Aよりも上側Z1にずれて配置される。
図2のA−A矢視断面図である図3と、図3のB−B矢視断面図である図4とを参照して、調整脚9は、縦軸11と、接触部12と、支持部13と、横軸14とを有する。縦軸11は、上下方向Zに延びる円柱状に形成される。縦軸11の上部11Aは、底板7Cに形成された貫通穴7D(図4参照)に対して下側Z2から挿通された状態にある。上部11Aの上端および下端のそれぞれには、縦軸11の径方向における外側へ環状に張り出したフランジ部11Bが設けられる。上下一対のフランジ部11Bのうち、少なくとも上側Z1のフランジ部11Bは、縦軸11とは別の部品であって、ナットや、ワッシャ付きネジなどによって構成される。上側Z1のフランジ部11Bは、上部11Aを水平方向に貫通したピンによって構成されてもよい。一方、下側Z2のフランジ部11Bは、縦軸11に一体的に設けられてもよい。上側Z1のフランジ部11Bは、底板7Cよりも上側Z1に配置され、下側Z2のフランジ部11Bは、底板7Cよりも下側Z2に配置される。これらのフランジ部11Bがストッパとして機能することにより、縦軸11が貫通穴7Dから上下に抜けることが防止される。縦軸11において上部11Aよりも下側の部分の外周面11Cのほぼ全域には、螺旋状のねじ部11Dが形成される。
接触部12は、例えば下側Z2へ向かうにつれて拡径する略円錐台形状に形成され、縦軸11の下端部11Eに対して下側Z2から固定される。下側Z2のフランジ部11Bが底板7Cに下側Z2から接触して、接触部12の下端面12Aが設置面Sに接触することにより、ベース部7を含む洗濯機本体2は、調整脚9によって下側Z2から支えられる。
支持部13は、下面の全域が開放されたボックス状に形成される。支持部13の天壁13Aには貫通穴13Bが形成され、支持部13の左側壁13Cおよび右側壁13Dにおいて左右方向Xから見て重なる位置には、貫通穴13Eが1つずつ形成される。支持部13は、縦軸11において上部11Aよりも下側の部分のほとんどを収容し、接触部12の上部に上側Z1からかぶさった状態にある。縦軸11は、天壁13Aの貫通穴13Bに対して、遊びを持って挿通された状態にある。
横軸14は、左右方向Xに延びる円柱状に形成される。横軸14の左端部14Aおよび右端部14Bは、これらの間の途中部14Cよりも小径に形成される。右端部14Bの右端面には、右側X2へ突出した係合部14Dが一体的に設けられる。係合部14Dは、右端部14Bよりも細い。横軸14の中心軸線Jと直交する平坦面に沿って切断したときの係合部14Dの断面は、四角形状や六角形状などの多角形状に形成される(後述する図5参照)。途中部14Cは、歯車形状を有し、その外周面には、左右方向Xに延びる複数の歯部14Eが、中心軸線Jまわりの周方向Kに等間隔で並んで形成される。
横軸14では、左端部14Aが、円環状の軸受16を介して支持部13の左側壁13Cの貫通穴13Eに挿通され、右端部14Bが、別の軸受16を介して支持部13の右側壁13Dの貫通穴13Eに挿通される。これにより、横軸14は、支持部13によって中心軸線Jまわりに回転可能に支持された状態にある。係合部14Dは、右側壁13Dよりも右側X2にはみ出して配置される。横軸14の途中部14Cは、支持部13内において縦軸11よりも前側Y1に配置され(図4参照)、途中部14Cにおけるいずれかの歯部14Eは、縦軸11の外周面11Cのねじ部11Dの一部に噛み合った状態にある。
調整脚9において、ベース部7の下面部7Aから下側Z2への突出量Dを調整するための手順について説明する。この調整のために作業者によって操作される操作部材17が存在する。図3に示すように、操作部材17は、作業者によって把持される円盤状の把持部17Aと、把持部17Aの中央部から同軸状に突出した筒部17Bとを一体的に有する。筒部17Bの内側に形成された嵌合穴17Cは、横軸14の係合部14Dの断面形状とほぼ一致した断面形状を有する。
洗濯機1が洗濯パンなどの設置場所に設置されて固定脚8の下端面8Aと調整脚9の接触部12の下端面12Aとが設置面Sに接触した状態において、作業者は、調整脚9が視界に入るように、必要に応じてかがみ込む。そして、作業者は、操作部材17の把持部17Aを把持して筒部17Bを横軸14の係合部14Dに接近させ、係合部14Dを嵌合穴17Cに嵌め込む。その後、作業者が、周方向Kに沿って把持部17Aを動かすと、横軸14が周方向Kに回転する。すると、横軸14に噛み合った縦軸11には、横軸14の回転力が上下方向Zの力に変換されて作用するので、縦軸11が、横軸14および支持部13に対して上下方向Zに相対移動するように、接触部12を伴って昇降する。このような縦軸11および横軸14は、ネジジャッキ構造を構成する。
詳しくは、横軸14が周方向Kにおける一方側に回転すると、縦軸11および接触部12が下降してベース部7の下面部7Aから離れるので、突出量Dが大きくなるが、横軸14が逆回転すると、縦軸11および接触部12が上昇して下面部7Aに接近するので、突出量Dが小さくなる。各固定脚8(図1参照)では突出量Dが一定であるのに対して、調整脚9では突出量Dが変化する。そのため、洗濯機1では、調整脚9の突出量Dを自在に調整することによって、洗濯機1を傾き調整して水平にすることができる。突出量Dを調整するための縦軸11および横軸14を収容した支持部13は、横軸14を支持する機能だけでなく、縦軸11および横軸14を覆う目隠しカバーとしても機能する。操作部材17は、洗濯機1の傾き調整後に係合部14Dから取り外されて別の保管場所に保管されてもよいし、常に係合部14Dに連結された状態にあってもよい。
洗濯機1の傾き調整に関連して、洗濯機1は、図4に示す取付部20を含む。取付部20は、上下方向Zに一致した板厚方向を有する平板状に形成される。取付部20は、図4では、一例として調整脚9に設けられる。この場合、取付部20は、調整脚9の支持部13の天壁13Aに一体化され、天壁13Aから前側Y1へ略水平に延びた状態にある。取付部20の少なくとも前端部20Aは、ベース部7において調整脚9を収容する凹部7Bからはみ出して、ベース部7から前側Y1へ露出される(図2参照)。前端部20Aには、公知の水準器21が上側Z1から取り付けられる。この実施形態における水準器21は、上面が開放されて内部に液体が充填されたキャップ状の本体部21Aと、本体部21Aの内部を上側Z1から塞いだ円盤状の窓部21Bとを有する。窓部21Bは透明であり、少なくとも下面が、水平に沿って平坦に形成される。窓部21Bの中央には、例えば円形状のマーク21C(後述する図12参照)が付される。洗濯機1が水平になれば、本体部21A内の気泡Pがマーク21C内に収まるので、水準器21の窓部21Bを見れば、洗濯機1が水平に設置されたか否かを確認できる。水準器21は、洗濯機1の一部として取付部20に固定されてもよいし、洗濯機1のとは別の部品として通常は別保管されて、傾き調整の度に取付部20に取り付けられてもよい。
このように調整脚9に設けられた取付部20に取り付けられた水準器21は、洗濯機本体2において目立たない下側Z2の位置において調整脚9に接近して配置される。特に、取付部20が調整脚9に一体化されるので、取付部20に取り付けられる水準器21を、確実に調整脚9に接近して配置できる。この場合、作業者は、調整脚9の突出量Dの調整中において、体勢を変えずに近傍の水準器21を視認できるので、洗濯機1が水平に設置されたか否かを水準器21によって確認しながら調整脚9の突出量Dを調整することができる。その結果、洗濯機1を正確に水平にする作業を容易にすることができる。
以上の実施形態では、取付部20が調整脚9に設けられたが、取付部20は、図5および図6に示す第1変形例のように、ベース部7に設けられてもよい。なお、以降では、今まで部分と同一の部分には同一番号を付して、当該部分についての詳細な説明は省略する。また、図5および図6では、説明の便宜上、ベース部7および取付部20のそれぞれの一部が断面として図示される。
第1変形例の取付部20は、略矩形の板状に形成される。ベース部7の例えば右側壁7Eには、取付部20とほぼ同じ大きさを有してベース部7内に連通した開口7Fが形成される。取付部20における前後の二辺の一端部には、前後方向Yにおいて互いに離れるように突出した回動軸20Bが1つずつ形成される。前側Y1の回動軸20Bは、開口7Fにおける前側Y1の周縁部の下端部に形成された差込穴7Gに差し込まれ、後側Y2の回動軸20Bは、開口7Fにおける後側Y2の周縁部の下端部に形成された別の差込穴7Gに差し込まれる。これにより、取付部20は、ベース部7によって支持され、前後一対の回動軸20Bまわりに回動可能である。詳しくは、取付部20は、実線で示すように右側壁7Eから右側X2へ略水平に延び出た開位置と、破線で示すように略垂直になって開口7Fを塞いだ閉位置との間で回動する。略水平になったときの取付部20の上面に水準器21が固定される。そのため、取付部20を開位置に配置すると、水準器21が右側壁7Eからはみ出して配置されて、水準器21の窓部21Bが上側Z1へ露出される。一方、取付部20を閉位置まで回動させると、水準器21はベース部7内に格納される(図6参照)。
第1変形例では、洗濯機1を水平にする作業の際には、ベース部7から引き出した開位置の取付部20に取り付けられた水準器21によって、洗濯機1が水平に設置されたか否かを確認でき、作業の完了後には、取付部20を閉位置まで回動させて水準器21ともにベース部7内に格納できる。
第1変形例のように取付部20をベース部7に設ける場合には、取付部20を回動可能に構成せずに、例えばベース部7の右側壁7Eに固定することによってベース部7に一体化してもよい。
取付部20は、以上のように洗濯機1のベース部7または調整脚9に設けられるのではなく、洗濯機1に対して着脱可能であってもよい。この場合、洗濯機1を水平にする作業の完了後には、取付部20を取り外して水準器21と共に仕舞っておくことができる。着脱可能な取付部20は、図7および図8に示すように、長方形の板状の本体部20Cと、本体部20Cの長手方向における一端部をなす第1係合部20Dと、本体部20Cの短手方向における第1係合部20Dの両側に設けられた一対の第2係合部20Eとを一体的に有する。本体部20Cの長手方向における第1係合部20Dの一端縁には、円弧状の切り欠き20Fが形成される。一対の第2係合部20Eは、本体部20Cから本体部20Cの板厚方向に切り起こされた爪状に形成される。
次に、着脱可能な取付部20が適用される第2変形例および第3変形例に係る洗濯機1について説明する。図9および図10に示す第2変形例に係る洗濯機1では、ベース部7において調整脚9を収容する凹部7Bの底板7Cに、取付部20の第2係合部20Eと同数つまり2つの貫通穴7Hが、左右方向Xに並んで形成される。作業者は、洗濯機1の傾き調整に先立って、取付部20の第1係合部20Dを底板7Cの下面に沿わせて各第2係合部20Eを貫通穴7Hに1つずつ嵌め込む。すると、第1係合部20Dと各第2係合部20Eとが底板7Cを挟むことによって、取付部20がベース部7に装着される。装着後の取付部20では、本体部20Cが底板7Cから前側Y1へ略水平に延び、本体部20Cの少なくとも前端部は、凹部7Bからはみ出して、ベース部7から前側Y1へ露出される。本体部20Cの前端部には、水準器21が上側Z1から取り付けられる。洗濯機1の傾き調整が完了すると、作業者は、取付部20の各第2係合部20Eを貫通穴7Hから外すことによって、取付部20をベース部7から離脱させる。
図11および図12に示す第3変形例に係る洗濯機1では、調整脚9の支持部13の天壁13Aに、取付部20の第2係合部20Eと同数の貫通穴13Fが左右方向Xに並んで形成される。作業者は、洗濯機1の傾き調整に先立って、取付部20の第1係合部20Dを天壁13Aの上面に沿わせて各第2係合部20Eを貫通穴13Fに1つずつ嵌め込む。すると、第1係合部20Dと各第2係合部20Eとが天壁13Aを挟むことによって、取付部20が支持部13に装着される。調整脚9の縦軸11が第1係合部20Dの切り欠き20Fに嵌ることによって、取付部20は、縦軸11にぶつかることなく支持部13に装着される(図12参照)。装着後の取付部20では、本体部20Cが天壁13Aから前側Y1へ略水平に延び、本体部20Cの少なくとも前端部は、ベース部7の凹部7Bからはみ出して、ベース部7から前側Y1へ露出される。本体部20Cの前端部には、水準器21が上側Z1から取り付けられる。洗濯機1の傾き調整が完了すると、作業者は、取付部20の各第2係合部20Eを貫通穴13Fから外すことによって、取付部20を調整脚9から離脱させる。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、調整脚9では、縦軸11の外周面11Cにねじ部11Dを形成し、ねじ部11Dに噛み合った途中部14Cを有する横軸14を回転させることによって縦軸11および接触部12を昇降させたが、外周面11Cには、ねじ部11Dの代わりにラック(図示せず)を設けてもよい。これにより、このラックと途中部14Cとによって構成されたラックアンドピニオン機構によって縦軸11および接触部12を昇降させることができる。
また、図13に示す第4変形例に係る洗濯機1のように、前述したネジジャッキ構造とは構造が異なる調整脚9を用いてもよい。第4変形例の4の調整脚9は、前述した縦軸11および接触部12と、緩み止め部材25とを有する。ベース部7において調整脚9を収容する凹部7Bの底板7Cには、ねじ穴7Iが形成される。縦軸11は、ねじ穴7Iに挿入されて、縦軸11のねじ部11Dと、ねじ穴7Iのねじ部(図示せず)とが噛み合った状態にある。この調整脚9では、作業者が縦軸11を回転させると、縦軸11が接触部12を伴って昇降するので、前述した突出量Dが変化する。緩み止め部材25は、縦軸11において底板7Cよりも下側Z2の部分に対して外嵌されたナットである。作業者が縦軸11の回転を停止させてから、緩み止め部材25を回転させて底板7C側へ締め付けると、縦軸11が不意に回転しないように緩み止めされる。第4変形例では、取付部20がベース部7に着脱可能または一体的に設けられる。
また、前述した取付部20は、洗濯機能だけを有する洗濯機だけでなく、洗濯機能および乾燥機能を有する洗濯乾燥機や、洗濯機能が省略された乾燥機にも適用できる。
1 洗濯機
2 洗濯機本体
2B 下部
3 脚部
7 ベース部
9 調整脚
11 縦軸
11C 外周面
11D ねじ部
11E 下端部
12 接触部
13 支持部
14 横軸
20 取付部
21 水準器
D 突出量
S 設置面
Z2 下側

Claims (5)

  1. 下部にベース部が設けられた洗濯機本体と、
    前記ベース部から下側へ突出して設置面に接触する複数の脚部であって、そのうちの少なくとも1つの脚部が下側への突出量を調整できる調整脚である複数の脚部と、
    前記ベース部または前記調整脚に設けられ、水準器が取り付けられる取付部とを含む、洗濯機。
  2. 前記取付部は、前記ベース部または前記調整脚に一体化される、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記取付部は、前記ベース部によって回動可能に支持される、請求項1に記載の洗濯機。
  4. 前記取付部は、着脱可能である、請求項1に記載の洗濯機。
  5. 前記調整脚は、ねじ部またはラックが外周面に形成された縦軸と、前記縦軸の下端部に固定されて設置面に接触する接触部と、前記縦軸の外周面に噛み合った横軸と、前記横軸を回転可能に支持した支持部とを有し、
    前記横軸の回転に応じて、前記縦軸が、前記接触部を伴って昇降する、請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機。
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