JP2018093085A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Yasuhiko Adachi
安比古 足立
青児 西脇
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青児 西脇
鳴海 建治
Kenji Narumi
建治 鳴海
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【課題】被写体を透過または反射する光のコヒーレンスの度合いや位相を煩雑な操作を行うことなく測定する際の光検出の入射光量向上技術を提供する。【解決手段】本開示の入射光量向上方法は、前記透光領域の上方に設けられた第1のレンズと、前記第1のレンズの上方に設けられた前記透光領域を少なくとも部分的に覆う第2のレンズを備え、前記第1のレンズの焦点距離と前記第2のレンズの焦点距離の合計がお互いのレンズ主点間距離に等しいことを特徴とする固体撮像素子を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、固体撮像素子に関する。
光は電磁波であり、波長、強度以外に、偏光や干渉性等の特性で特徴づけられる。このうち、光の干渉性を利用して被写体を測定する方法として、例えば、非特許文献1に示されるマイケルソンの干渉計が挙げられる。
従来の方法では、光のコヒーレンスの度合いや位相を測定するには煩雑な操作が必要であった。
東海大学出版会 光学の原理、p482 M・ボルンほか 第14回医用近赤外線分光法研究会、p139−144、近赤外生体分光法の展望−1μm波長域の可能性、 西村吾朗
これに対し、被写体を透過または反射する光のコヒーレンスの度合いや位相を煩雑な操作を行うことなく測定する際の光検出の入射光量向上技術を提供する。
上記課題を解決するため、本開示の一態様は、透光領域および遮光領域を有する層に対し、透光領域の上方に設けられた第1のレンズと、前記第1のレンズの上方に設けられた前記透光領域を少なくとも部分的に覆う第2のレンズを備え、前記第1のレンズの焦点距離と前記第2のレンズの焦点距離の合計がお互いのレンズ主点間距離に等しいことを特徴とする固体撮像素子を含む。
本開示の一態様によれば、コヒーレンスの度合いや位相の状態を煩雑な操作を行うことなく測定するために必要な光量を最大で倍増させることができる。
図1(a)は、検討例による光検出システム示す模式的な断面図であり、図1(b)は光検出器上の一つの開口に入射する散乱光の様子を示す説明図である。 図2(a)は、検討例による光検出装置の断面図、図2(b)は検討例による光検出装置を光の入射側から眺めた平面図である。 図3は、検討例による信号処理の仕方を示す説明図である。 図4(a)は検討例に於ける遮光部および透光部のパターンを示す平面図であり、図4(b)は検討例に於ける光検出器のパターンを示す平面図であり、図4(c)は検討例に於ける遮光部、透光部および光検出器の位置関係を示す断面説明図である。 図5は、検討例による光検出装置において、1パルスの入射光が光結合層を通過して光検出器に受光される様子を電磁解析で経過時間順に示す図である。 図6(a)は検討例に於ける4つの開口での入射光とその下にある3つの光検出器の位置関係を示す断面図、図6(b)は入射光の位相ランダム性と検出信号の関係を示す説明図である。 図7は、本開示における固体光学素子の斜視図である。 図8(a)は、本開示における固体光学素子の上面図であり、図8(b)は、第1の実施形態における遮光膜の概略を表す図であり、図8(c)は、第1の実施形態における第1のレンズの概略を表わす図であり、図8(d)は、第1の実施形態における第2のレンズの概略を表わす図である。 図9(a)は、本開示における第1のレンズおよび第2のレンズをフレネルレンズにした固体撮像素子の断面図であり、図9(b)は、第1の実施形態における第1のレンズおよび第2のレンズの概略を表す上面図である。 図10(a)は、本開示における固体撮像素子の上面図であり、図10(b)は、遮光膜9の上面図であり、図10(c)は、第1のレンズ21の上面図であり、図10(d)は、第2のレンズ22の上面図である。 図11(a)(b)は、それぞれ、従来例であるマイケルソンの干渉計200による光の干渉性および位相の評価方法を示す説明図である。 図12は、本開示における、光源30を出射しz方向に伝搬する光のある時刻t0の様子を示す概念図である。 図13は、本開示における、波長λ0を中心にする光の波長の広がりとコヒーレンス長との関係を示す。 図14(a)は、本開示における光検出システム300の模式的な断面図であり、図14(b)は、光検出システム300の光源42の発振と光検出器50の検出信号との関係を示す説明図である。
本開示の実施の形態を説明する前に、以下に従来の光の干渉性や位相を測定する方法について、詳細に検討した結果を説明する。
図11(a)および(b)は第1の従来例であるマイケルソンの干渉計200とそれによる光の干渉性、位相の評価方法を示す説明図である。図11(a)に示すように、光源30を出射する光31を第1の集光レンズ35aにより集光して平行光32とする。この平行光32の一部はハーフミラー33を透過して第1の反射ミラー34aに向かい(光32a)、反射ミラー34aを反射してハーフミラー33に向かい(光32b)、ハーフミラー33を反射して第2の集光レンズ35bに向かい(光32c)、集光レンズ35bの焦平面に位置する検出器36に入射する(光32d)。一方、平行光32の一部はハーフミラー33を反射して第2の反射ミラー34Aに向かい(光32A)、反射ミラー34Aを反射してハーフミラー33に向かい(光32B)、ハーフミラー33を透過して集光レンズ35bに向かい(光32C)、光32dと重なる形で検出器36に入射する(光32D)。光検出器36は光32dと光32Dが干渉して得られる光を検出する。第2の反射ミラー34Aは、反射面の法線方向(矢印A)にそって位置が変更されるように構成されている。第2の反射ミラー34Aの変位に伴って、光32dに対する光32Dの相対的な位相が変化する。
図11(b)は光検出器36で検出される電気信号を示す。縦軸を光検出器36で検出される信号強度とし、横軸を時間としている。図11(b)で示すように、信号強度は時間の経過(反射ミラー34Aの変位)に伴いaからbの範囲で変化する。ここで、(b−a)/(b+a)の値を干渉に於けるコントラストと呼び、この値によって光31の干渉性(コヒーレンス)の度合いが定義される。コントラストの値は第2の反射ミラー34Aの光軸方向の変位に伴い変化する。
反射ミラー34Aを固定し、ハーフミラー33と反射ミラー34aの間に透明な被写体38を配置する場合でも同じ原理が成立する。すなわち、光検出器36で検出される信号強度には被写体の形状に応じた強度差が空間的な分布として表れ、いわゆる干渉縞を形成する。その干渉縞の形状、間隔を測定することで、被写体の形状(位相情報)を計測できる。
図12は、光源30を出射しz方向に伝搬する光の、ある時刻t0の様子を示す概念図である。図12を用いて光の干渉現象を説明する。図12に示すように、光源30からは波連37a、37b等が次々に出射する。波連の長さσ0はコヒーレンス長と呼ばれる。1つの波連内では波は連続しており、波長も均一である。波連が異なると位相の相関性は無くなり(波連37aでは位相δ0、波連36bでは位相δ0'、δ0≠δ0')、波長も異なる場合がある(波連37aでは波長λ0、波連37bでは波長λ0'、λ0≠λ0')。例えば、図11(a)で示した光学系で第2の反射ミラー34Aの変位を調整して、図12における波連37aのうち部分37Aと部分37A'とを干渉させる場合を考える。部分37A内の波と部分37‘内の波とは波長が等しく、波の位相差も時間的に安定している(ある値で変わらない)。したがって、干渉後の光の明暗(干渉光の振幅の大小)も時間的に安定する(ある明るさを維持する)。つまり、干渉光は、位相差の量(反射ミラー34Aの変位)に応じて明るく見えたり暗く見えたりする(この状態はコヒーレントと呼ばれる)。次に、波連37aの部分37Aと波連37bの部分37Bとを干渉させる場合を考える。このとき、部分37A内の波と部分37B内の波との波長が等しくなる保障は無く、これら2つの波の位相差も時間的にランダムに変化する。したがって、干渉後の光の明暗(干渉光の振幅の大小)は時間的にランダムに変化する。この変化はフェムト秒単位の速さである。従って干渉光は高速で明暗が繰り返され、人間の目には平均的な明るさにしか見えない(この状態はインコヒーレントと呼ばれる)。レーザー光は波連が長く、コヒーレンス長が数mmから数百m程であり、コヒーレント光の代表である。一方、太陽光は波連が短く、コヒーレンス長が1μm程度であり(図13での説明参照)、インコヒーレントな光の代表である。図11(a)のような構成で光を干渉させる場合、レーザーのようにコヒーレンス長が長い光を使うと、同じ波連内で干渉する確率が高くなり、コントラストは向上する(1に近くなる)。一方、太陽光のようにコヒーレンス長が短い光を使うと、異なる波連間で干渉する確率が高くなり、コントラストは低下する(0に近くなる)。
図13は、波長λ0を中心にする光の、波長の広がり(縦モード幅)とコヒーレンス長との関係を示す。図13(a)は、波長λ0を中心に波長の広がりがゼロの場合を示しており、この時、図13(A)に示すようにコヒーレンス長は無限大になる。図13(b)は、波長λ0を中心に波長の広がりがΔλの場合を示しており、この時、図13(B)に示すようにコヒーレンス長σ0はλ0 2/Δλになる。縦モード幅とコヒーレンス長はフーリエ変換の関係にあり、ウイナーキンチンの定理と呼ばれる。これは次のように説明できる。図13(c)は波長λ0を中心に波長の広がりがΔλの光を、波長λ0-Δλ/2と波長λ0+Δλ/2の2つの光26、27に置き換えている。光26と光27とが干渉することで発生する唸りの周期はλ0 2/Δλであり、搬送波の波長は光26と光27の波長の平均値λ0になる。唸りの周期内では光の振動波形は均一で連続するが、周期を跨ぐと光の振動波形は連続性が失われ、位相の相関性も無くなる。つまり、唸りの周期λ0 2/Δλがコヒーレンス長になる。太陽光がインコヒーレントなのは波長の広がり(縦モード幅)Δλが大きいためであり、中心波長λ0を0.55μm、波長の広がりΔλを0.30μmとするとコヒーレンス長σ0はλ0 2/Δλ=1.0μmとなる。
次に、非特許文献2に示される光検出システムを第2の従来例として説明する。非特許文献2に示される光検出システムは、光の強度分布を光の伝播距離ごとに測定する。図14(a)は第2の従来例における光検出システム300の模式的な断面図を示している。光源42はレーザー光を出射する。図14(a)に示すように光源42を出射する波長λ0の光43は被写体44に照射される。その結果、被写体44の表面や内部で発生した散乱光45a、45b、45cは集光レンズ47で集光され、集光レンズ47の像面位置に像48bとして結像される(像48bに対応してレンズの物側には実質的な物体(物点の集まり)48aが存在する)。像面位置には光検出器50が配置されている。光検出器50は複数の画素の集合体であり、画素ごとに入射する光の光量が検出される。光源42はコントローラ41により発光が制御される。光検出器50で検出された光量は検出信号として演算回路51で処理される。コントローラ41、演算回路51はコンピュータ52により一括して制御される。
図14(b)は、図14(a)で示した光検出システム300の、光源42の発振と光検出器50の検出信号との関係を示す説明図である。光源42がコントローラ41の制御の下でパルス43aを発振する。このパルス43aによる光43が被写体44の内部を散乱して光検出器50で受光され、信号53として検出される。(図14(b)は、縦軸を光源42の発振強度、または光検出器50の検出強度とし、横軸を経過時間としている。)検出信号53は散乱による光路長のバラつきの影響で、元のパルス43aに比べて時間幅が広がる。検出信号53のうち先頭の出力53aは、被写体44の表面を反射する光45aによる信号である。出力53aの後の時間t0〜t1の間の出力53bは、被写体44の内部を散乱し散乱距離の短い光45bによる信号である。出力53bの後の時間t1〜t2の間の出力53cは、散乱距離の長い光45cによる信号である。コンピュータ52による制御によって、演算回路51は検出信号53を時間分割し、信号53a,53b、53cの出力を分離して検出できる。光は出力53a,53b、53cの順に被写体の浅い側から深い側を通過しているので、深さの異なる情報を分離して分析できることになる。
本願発明者の検討によれば、第1の従来例であるマイケルソンの干渉計200により干渉性(コヒーレンス)の度合いや位相を測定するには、反射ミラー34Aからの参照光32B,32Cが必要であり、構成が複雑になる。
一方、本願発明者の検討によれば、第2の従来例である光検出システムは、時間分割幅に限界があるため、診断の際に深さ方向の分解能を充分に確保できない。例えば、時間分割幅を300psとすると、深さ分解能は90mm程度になり、生体のような比較的小さな構造からなる対象の診断、検査には向かない。
以下、実施の形態について述べる前に、従来例の課題を解決するために検討した形態について説明する。
(検討例)
図1(a)は、本検討例に係る光検出システム100の模式図である。光検出システム100は、光源2と、集光レンズ7と、光検出装置13と、制御回路1と、演算回路14と、を備える。
光源2は一定のコヒーレンス長の光を被写体4に照射する。例えば、光源2はコヒーレント光の代表であるレーザー光である。光源2は、一定の強度の光を連続的に発光してもよいし、パルス光を発光してもよい。光源2が発光する光の波長は任意である。被写体4が生体の場合、光源2の波長は、例えば略650nm以上略950nm以下に設定され得る。この波長範囲は、赤色〜近赤外線の波長範囲に含まれる。本明細書では、可視光のみならず赤外線についても「光」の用語を使用する。
集光レンズ7は、光源2が被写体4に光を照射して被写体4の表面や内部で発生した散乱光5a、5Aを集光する。集光された光は、集光レンズ7の像面位置に像8bとして結像される(像8bに対応してレンズの物側には実質的な物体(物点の集まり)8aが存在する)。図に示す例では集光レンズ7は、1つのレンズを備えているが、複数のレンズを備えてもよい。
光検出装置13は、集光レンズ7の像面位置に配置される。光検出装置13は、集光レンズ7が集光した散乱光5a、5Aを検出する。光検出装置13の詳細な構造は後述する。
演算回路14は、光検出装置13が検出した信号の演算処理を行う。演算回路14は、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)等の画像処理回路であり得る。
制御回路1は、例えばメモリに記録されたプログラムを実行することにより、光検出装置13による光の検出や、演算回路14による演算処理、光源2の発光光量、点灯タイミング、連続点灯時間、または発光波長やコヒーレンス長を制御する。制御回路1は、例えば中央演算処理装置(CPU)またはマイクロコンピュータ(マイコン)等の集積回路であり得る。制御回路1と演算回路14は、統合された1つの回路によって実現されていてもよい。
なお、光検出システム100は、演算回路14が演算処理した結果を表示する不図示のディスプレイを備えていてもよい。
図1(b)は、光検出装置13が備える一つの開口(後述する「透光領域9a」)に入射する散乱光5の様子を示す。被写体4は散乱体である。被写体4の内部を伝搬する光線は、減衰係数μaで減衰し、散乱係数μsで散乱を繰り返す。
図2(a)、(b)は、光検出装置13の構成を示す。なお、本図には、説明の便宜上、直交する3つの軸(x軸、y軸、z軸)が示されている(他の図についても同様)。図2(b)は光検出装置13を光の入射する側から眺めた平面図であり、図2(a)は、光が入射する方向に沿った面における光検出装置13の断面図(図2(b)の破線で囲まれた領域を含むxz面における断面図)である。図2(b)は、後述する遮光膜を含むxy面における平面図であり、図2(a)の断面構造を一つの単位として、当該単位構造がxy面内で周期的に並んでいる。
光検出装置13は、光検出層10と、光結合層12と、遮光膜9と、をこの順に備える、図2(a)の例ではこれらがz方向に積層されている。また、図2(a)の例では、遮光膜上に透明基板9bとバンドパスフィルター9pと、をこの順に備えている。
光検出層10は、光検出層10の面内方向(xy面内)に複数の検出器10a、10Aを備える。光検出層10は、光が入射する側から、マイクロレンズ11a、11A、透明膜10c、配線等の金属膜10d、Siや有機膜等で形成される感光部を備えている。金属膜10dの隙間にある感光部が検出器10a、10Aに相当する。複数のマイクロレンズ(11a、11A)は、1つのマイクロレンズが1つの検出器(10a、10A)に対向するように配置される。マイクロレンズ11a、11Aで集光され金属膜10dの隙間に入射する光が検出器10a、10Aで検出される。
光結合層12は、光検出層10上に配置され、光検出層10の面直方向(z軸方向)において、第1の透明層12c、第2の透明層12b、および第3の透明層12aをこの順に備える。第1の透明層12c、および第3の透明層12aはSiO2等からなる。第2の透明層12bはTa25等からなる。第2の透明層12bは、第1の透明層12c及び第3の透明層12aよりも屈折率が高い。高屈折率透明層12bと低屈折率透明層12cをこの順にさらに繰り返した構造を備えてもよく、図2(a)では合計6回繰り返した構造を示している。高屈折率透明層12bは低屈折率透明層12c、12aで挟まれているので、導波層として機能する。高屈折率透明層12bと、低屈折率透明層12c、12aとの界面に全面に渡ってピッチΛの直線グレーティング12dが形成される。グレーティングの格子ベクトルは光結合層12の面内方向(xy面)に於けるx軸に平行である。グレーティング12dのxz断面形状は積層される高屈折率透明層12b、および低屈折率透明層12cにも順次転写される(透明層12b、12cの成膜が積層方向に指向性が高い場合には、グレーティングのxz断面がS字やV字状にすることで形状の転写性を維持しやすい)。なお、グレーティング12dは、少なくとも高屈折率透明層12bの一部に備えられていればよい。高屈折率透明層12bがグレーティング12dを備えることにより、入射光が高屈折率透明層12bを伝播する光(導波光)に結合できる。
光結合層12と光検出層10との間の隙間はできるだけ狭い方がよい(できれば密着すべきである)。この隙間(マイクロレンズ(11aと11A)の間の空間を含む)に接着剤等の透明媒質を充填してもよい。透明媒質を充填する場合、マイクロレンズ11a、11Aでのレンズ効果を得るために、マイクロレンズの構成材料は充填される透明媒質よりも充分大きな屈折率である必要がある。
遮光膜9は、複数の遮光領域9Aと複数の透光領域9aとを有する。図2(a)の例では、後述する透明基板9b上にAl等からなる金属反射膜がパターニングされることにより遮光領域9Aおよび透光領域9aが形成されている。図2(a)の透光領域9aは図2(b)の透光領域9a1、9a2、9a3、9a4等に対応し、図2(a)の遮光領域9Aは図2(b)の遮光領域9A1、9A2、9A3、9A4等に対応する。つまり、遮光膜9は、遮光膜9の面内方向(xy面内)に複数の遮光領域9Aと複数の透光領域9aとを有する。複数の遮光領域9Aの各々は、一つの検出器10Aにそれぞれ対向する。複数の透光領域9aの各々は、一つの検出器10aにそれぞれ対向する。複数の遮光領域9A(9A1〜9A4)は、チェッカーパターンを形成する(図2(b)参照)。これらの遮光領域9A(9A1〜9A4)はチェッカーパターン以外を形成してもよく、例えばストライプパターンでもよい。
透明基板9bは遮光膜9の光入射側に配置され、SiO2等の材料からなる。バンドパスフィルター9pは透明基板9bの光入射側に配置され、入射射する光5の内、波長λ0近傍の光のみを選択的に透過させる。
光検出装置13に入射する光5は、バンドパスフィルター9p、透明基板9bを経て、光6A、6aとして反射膜の形成された遮光領域9Aと反射膜の除去された透光領域9aに至る。光6Aは遮光領域9Aで遮光されるが、光6aは透光領域9aを透過し、光結合層12に入射する。光結合層12に入射した光6aは、低屈折率透明層12aを経て、高屈折率透明層12bに入射する。高屈折率透明層12bの上下の界面にはグレーティングが形成されており、(式1)を満たせば導波光6bが発生する。
(式1)sinθ=N−λ0/Λ
ここで、Nは導波光6bの実効屈折率、θは入射面(xy面)の法線に対する入射角度である。図2(a)では光が入射面に垂直に入射しているのでθ=0°である。この場合、導波光6bはxy面内をx方向に伝搬する。
高屈折率透明層12bを透過して下層に入射する成分は、下層側にある全ての高屈折率透明層12bにおいても、これに入射することで、(式1)と同じ条件で導波光6cが発生する(全ての高屈折率透明層12bで導波光が発生するが、図2(a)では2つの層で発生する導波光を代表して示している。下層側で発生する導波光6cも同様にxy面内をx方向に伝搬する)。導波光6b、6cは導波面(xy面)の法線に対して角度θ(図2(a)の例ではθ=0°)で上下方向に光を放射しながら伝搬する。その放射光6B1、6C1は、遮光領域9Aの直下では上方(反射膜側)に向かう成分が遮光領域9Aで反射し、反射面(xy面)の法線に沿って下方に向かう光6B2となる。光6B1、6C1,6B2は高屈折率透明層12bに対し(式1)を満たしているので、その一部が再び導波光6b、6cとなる。この導波光6b、6cも新たな放射光6B1、6C1を生成し、これらが繰り返される。全体として、透光領域9aの直下では、導波光にならなかった成分(実際にはこれに導波の後、最終的に放射された成分も加わるが、導波光にならなかった成分として特徴づける)が光結合層12を透過し、透過光6dとしてマイクロレンズ11aに入射し、検出器10aで検出される。領域9Aの直下では、導波光になった成分が放射され、放射光6Dとしてマイクロレンズ11Aに入射し、検出器10Aで検出される。
透光領域9aは図1(b)で示した開口に相当する。透光領域9aを通じて、光は直下の検出器と左右の検出器に分岐し、それぞれ検出される。図2(b)で示される透光領域9a1、9a2、9a3、9a4にそれぞれ対向する検出器、および遮光領域9A1、9A2、9A3、9A4にそれぞれ対向する検出器での各検出光量をそれぞれq1、q2、q3、q4、およびQ1、Q2、Q3、Q4とすると、前者4つは導波光にならなかった光の検出光量、後者4つは導波光になった光の検出光量である。透光領域9a1の直下の検出器では導波光になった光の光量が検出されず、遮光領域9A2の直下の検出器では導波光にならなかった光の光量が検出されない。ここで、透光領域9a1の直下の検出位置で、導波光になった光の検出光量Q0=(Q1+Q2)/2(またはQ0=(Q1+Q2+Q3+Q4)/4)を定義し、遮光領域9A2の直下の検出位置で、導波光にならなかった光の検出光量q0=(q1+q2)/2(またはq0=(q1+q2+q3+q4)/4)を定義する。すなわち、ある領域(遮光領域または透光領域)において、当該領域を中心としてx方向および/またはy方向に隣接する領域(画素)の直下の検出位置で検出される光量の平均値を定義する。この定義を全ての領域に適用することで、光検出器10を構成する全ての検出領域(光検出器10を構成する全ての検出器)で導波光にならなかった光の検出光量と導波光になった光の検出光量を定義できる(図3で詳しく説明)。演算回路14は、光検出器10を構成する全ての検出器において、導波光にならなかった光の検出光量と導波光になった光の検出光量とを上記のように定義し、これらの比の値(またはこれらの光量和に対する各光量の比の値)を検出器ごとに算出した値を各検出器に相当する画素に割り当てて画像を生成するなどの演算処理を行う。
図3は光検出装置13の信号処理の仕方を示す。図3では、グレーティングの格子ベクトルに沿って、8つの検出器(10A、10a等)が並んでいる。検出器10A、10aはそれぞれ遮光領域9A、透光領域9aに対向している。8つの検出器で検出される信号をp0,k-4、p1,k-3、p0,k-2、p1,k-1、p0,k、p1,k+1、p0,k+2、p1,k+3とすると、例えばp0,kの左右にある信号(p1,k-1とp1,k+1)からその平均値(p1,k-1+p1,k+1)/2を補間値p1,kとして定義し(図3の補間式参照)、p1,k-1の左右にある信号(p0,k-2とp0,k)からその平均値(p0,k-2+p0,k)/2を補間値p0,k-1として定義する。検出値p0,kと補間値p1,kよりP0変調度p0,k/(p0,k+p1,k)やP1変調度p1,k/(p0,k+p1,k)が算出される。検討例ではこれらの変調度を検出信号として利用する。
図4(a)、(b)は透光領域9a、遮光領域9Aのパターンと直下にある検出器10a,10Aの関係を平面図で示し、図4(c)はこれらの位置関係を断面図で示している。検出器10a,10Aはそれぞれ透光領域9a、遮光領域9Aの直下に位置する。一般に透光領域9aの直下の検出領域をP0、遮光領域9Aの直下の検出領域をP1とすると、P0、P1はそれぞれW×Wのサイズのチェッカーパターンをなす。実線の画素領域13aにはP0、P1が1つずつ含まれ、破線の画素領域13bにもP0、P1が1つずつ含まれる。画素領域をxy面内で遮光幅(=W)の分だけどのようにずらしても、位置関係の入れ替えはあるがP0、P1は必ず1つずつ含まれる。前述したように、検出光量はq0、Q0の式で補間処理される。解像度が画素サイズで決まるとすれば、解像度は13a,13bのサイズである2W×Wとなるが、画素はxy面内のどの方向に幅Wだけ動かしても同じ補間処理が成り立つので、補間処理後の解像度はW×Wまで改善する。
図5は1パルス発振の入射光が光結合層12を通過して光検出層10に受光される様子を示す説明図である。図5(a)は図2(a)と同じ断面図、図5(b)〜(h)は図5(a)に対応して描いたFDTDによる光強度分布の電磁解析結果であり、経過時間順に並べている。領域9a、9Aのx方向の幅Wを5.6μm、グレーティングのピッチを0.46μm、グレーティングのz方向の深さを0.2μm、高屈折率透明層(第2の透明層)をTa25膜とし、そのz方向の厚みt1を0.34μm、低屈折率透明層(第1の透明層)をSiO2膜とし、そのz方向の厚みt2を0.22μmとした。
図5(b)では半値幅11fs(伝播距離に換算して3.3μm)でパルス発振した波長λ0=850nmでS偏光の光6aが透光領域9aを透過している。図5(c)では光6aの発振が終わる一方、積層された高屈折率透明層12b内を伝播する導波光6b、6cが発生し、導波光にならなかった成分はそのまま光結合層12を透過しマイクロレンズ11aに入射する(光6d)。図5(d)では導波光6b、6cが上下に光6B1、6C1を放射しながら遮光領域9Aの下まで伝播する。一方、透過光6dはマイクロレンズ11aによって検出器10aの上まで集光する。図5(e)では透過光6dが検出器10aに入射する。一方、放射光6B1、6C1および反射光6B2は放射光6Dを形成しマイクロレンズ11Aに入射し、集光する。図5(f)から(h)では透過光6d,および放射光6Dが集光しながらそれぞれ検出器10a、10Aに入射している。
なお、図5(e)から(h)で分かるように、導波光6b、6cは遮光領域9Aの下の範囲で放射されきれず、一部が導波光の状態で隣接する右側の透光領域の範囲に到達してしまう。放射損失係数(導波光の放射されやすさ)はグレーティングの深さを深くすると大きくなるので、遮光領域9Aの下の領域でのグレーティングの深さを深くすれば放射光量が増え検出光量をより大きくできる。
図6(a)は 検討例に於ける4つの開口での入射光とその下にある3つの光検出器の位置関係を示す断面図である。4つの開口には位相がランダムに異なる光が入射している。ただし、ωを光の角周波数(ω=2πc/λ0,cは光速)、tを時間、r1、r2、r3、r4をランダム関数(0から1の間でランダムな値をとる関数)、aをランダム係数(ランダム値の振幅)としている。図6(b)は入射光の位相ランダム係数aと検出信号の関係を示す解析結果である。4つの開口の中間にある遮光部直下の検出器を10A、その両隣にある透光部直下の検出器を10a、10a'として、それらの検出光量をそれぞれP1、P0、P0‘とすると、検出信号は2P1/(P0+P0’)で定義しており、菱形マークはTEモード入射(S偏光)、四角マークはTMモード入射(P偏光)、三角マークはTEMモード入射(ランダム偏光、又は円偏光、又は45度方向の偏光)の条件である。TEモード入射、TEMモード入射でみると、係数aの増大にしたがって、検出信号が低下する。a=0はコヒーレントで位相が揃っている場合、a=1はインコヒーレントに相当するので、検出信号の大小で入射光のコヒーレンスの度合い(位相のランダム性)を知ることができる。同様に入射する光の位相の差異も計測できる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
本実施の形態は、全て検討例と同じ構成を利用するものなので共通する要素には同じ番号を振り、詳しい説明は省略する。
図7は、第1の実施形態における固体撮像素子の斜視図である。この図を用いて、入射光量向上の仕方を説明する。光検出層10の上に光結合層12を積層し、さらに第1のレンズ21と、平坦化膜16、第2のレンズ22が積層されている。例えば、垂直に入射してきた散乱光5は、凸レンズである第2のレンズ22でしぼられ、平坦化膜16を通過しながら光の断面積を縮めながら、第1のレンズ21に入射する。この時、第1のレンズ21と第2のレンズ22の間には、それぞれの焦点距離をf14、f15とすると、
(式2)f14+f15=d
となるような関係がある。ここでdは第1のレンズ21と第2のレンズ22の主点間の距離を示しており、f14は凹レンズを意味するマイナスの値であっても良い。
この結果、第1のレンズ21に入射した光は、第1のレンズ21が配列される平面に対し垂直に出射する。第1のレンズ21を出射した光の断面積は縮小されており、遮光膜9における投光領域9aを高い効率で通過できる。
第1のレンズ21および第2のレンズ22が無い構成では、固体撮像素子に入射される光は、遮光膜9の透光領域9aから光結合層12を通って光検出層10へ入射される光と、遮光領域9Aによって遮光される光とに分けられる。このように、本来は遮光領域9Aに入射される光は遮光されて光検出層10へ入射されないが、本実施の形態における固体撮像素子は、第1のレンズ21および第2のレンズ22を備えるため、図8(a)に示されるように、第2のレンズ22に入射される光であって、上面図において第2のレンズ22と遮光領域9Aとが重なる領域に入射される光は集光されて、第1のレンズ21を透過して光検出層10へ入射される。このように、遮光領域9Aにおいて遮光される光の一部を光検出層10へ入射させることが可能となるため、光検出層10への入射光量を向上させることができる。
図8は図7を上から見た図である。図8(a)に示すように、第1のレンズ21と第2のレンズ22、遮光膜9が配置されている。図8(b)は、上から見た遮光膜9を示している。図8(c)は、上から見た第1のレンズ21を示しており、図8(d)は、上から見た第2のレンズ22を示している。隣り合う第2のレンズは互いに接触しておらず、各々独立したレンズとなっている。図8(a)に示すとおり、第1のレンズ21は投光領域9aに重なるように配置されている。また、第2のレンズ22は遮光領域9Aに重なるように配置されている。
なお、図9(a)は、第1のレンズ21および第2のレンズ22をフレネルレンズで構成した固体撮像素子の断面を示している。ここに示すとおり、第1のレンズ21および第2のレンズ22の少なくとも一つがフレネルレンズ17で構成されていても構わない。
(第2の実施形態)<レンズの二次元形状の違い>
第1の実施形態と異なる点についてのみ記載を行う。
図10(a)は、第2の実施形態における固体撮像素子の上面図である。図10(a)に示すように、第1のレンズ21と第2のレンズ22、遮光膜9が配置されている。図10(b)は、遮光膜9の上面図である。図10(c)は、第1のレンズ21の上面図であり、図10(d)は、第2のレンズ22の上面図である。隣り合う第2のレンズ22は互いに接触しており、第2のレンズ22が占める断面積割合は第1の実施形態に比べて高い。図10(a)に示すとおり、第1のレンズ21は投光領域9aに重なるように配置されている。また、第2のレンズ22は遮光領域9Aに重なるように配置されている。
このように、第2の実施形態では、第2のレンズ22によって覆われる遮光領域9Aが第1の実施形態と比較して大きい。そのため、より多くの光を光検出層10へ入射させることができ、光検出層10への入射光量を向上させることができる。
本開示は、被写体からの光のコヒーレンスや位相の状態を面内の分布情報として検出できる光検出器への入射光量を向上させることができる。例えば、脳血流量などの生体情報の測定に利用することができる。また、光強度分布の情報や時間分割検出法、コヒーレンス長可変の光源などと組み合わせることで、被写体内部の情報をさらに高精度、高解像に分析し得る。特に、これまで光強度分布の分析しかなかった撮像技術に、コヒーレンスの状態や位相という新しい評価軸が加わり、イメージング技術に多機能性を提供し得る。
100、300 光検出システム
1 制御回路
2、30、42 光源
3 出射光
4、38、44 被写体
5、5a、5A、45a 散乱光
7、35a、35b、47 集光レンズ
8a、48a 実質的な物体(物点の集まり)
8b 像
9 遮光膜
9a 透光領域
9A 遮光領域
10 光検出層
11a,11A マイクロレンズ
12 光結合層
13 光検出装置
14、51 演算回路
21 第1のレンズ
22 第2のレンズ

Claims (6)

  1. 主面を有し、前記主面に沿って配置された少なくとも1つの第1の検出器および少なくとも1つの第2の検出器を含む光検出器と、
    前記光検出器上に配置され、
    第1の低屈折率層、
    前記第1の低屈折率層上に配置され、第1のグレーティングを含む第1の高屈折率層、および
    前記第1の高屈折率層上に配置された第2の低屈折率層を含み、
    前記第1の高屈折率層は前記第1の低屈折率層および前記第2の低屈折率層より屈折率が高い、光結合層と、
    前記光結合層上に配置され、
    少なくとも1つの透光領域、および前記少なくとも1つの透光領域に隣接する少なくとも1つの遮光領域を含み、
    前記少なくとも1つの透光領域は前記少なくとも1つの第1の検出器に対向しており、
    前記少なくとも1つの遮光領域は前記少なくとも1つの第2の検出器に対向している、遮光膜と、
    前記少なくとも1つの透光領域の上方に設けられた第1のレンズと、
    前記第1のレンズの上方に設けられ、前記少なくとも1つの透光領域の全部と前記少なくとも1つの遮光領域の少なくとも一部とを覆う第2のレンズを備え、
    前記第1のレンズの焦点距離と前記第2のレンズの焦点距離の合計は、前記第1のレンズと前記第2のレンズとの主点間距離に等しい固体撮像素子。
  2. 前記第1のレンズは前記第2のレンズより小さい、請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記第1のレンズは凸レンズである、請求項1または2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記第1のレンズは凹レンズである、請求項1または2に記載の固体撮像素子。
  5. 前記少なくとも1つの透光領域は、複数の透光領域を含み、
    前記複数の透光領域は、それぞれ上方を前記第1のレンズおよび前記第2のレンズで覆われ、
    前記複数の透過領域の中で最も近い距離に配置される第1の透光領域と第2の透光領域を覆うよう設けられた2つの前記第2のレンズは、互いに接触している、請求項1から4のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  6. 前記第1のレンズと前記第2のレンズの少なくとも一方は、フレネルレンズである、請求項1から5のいずれか一に記載の固体撮像素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019244587A1 (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置、および撮像システム

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