JP2018093072A - 巻き鉄心とそれを用いた電磁部品 - Google Patents

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大道 光明寺
Daido Komyoji
大道 光明寺
西川 幸男
Yukio Nishikawa
幸男 西川
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Abstract

【課題】磁気特性が均質な巻き鉄心とその巻き鉄心を用いた部品を提供すること。【解決手段】磁性を有する複数のナノ結晶薄帯を軸方向に巻回して構成した巻き鉄心であり、前記複数のナノ結晶薄帯は、それぞれの端辺で対向して配置され、複数の繋ぎ目が形成されている巻き鉄心を用いる。上記巻き鉄心にコイルを巻いた電磁部品を用いる。複数のナノ結晶薄帯の厚みを測定する測定工程と、前記測定工程の結果を基に前記複数のナノ結晶薄帯を組み合わせ、コイル状に巻いた組み立て工程と、を含む巻き鉄心の製法を用いる。【選択図】図2

Description

本発明は、巻き鉄心とそれを用いた電磁部品と巻き鉄心の製造方法に関する。
従来の巻き鉄心は、図8の斜視図で示すように、磁性材料であるケイ素鋼帯などの薄板106を螺旋状に巻いたものである。巻き鉄心100は、小型トランス、リアクトル、変流器、柱上変圧器等に用いられる。
一方、磁気特性に優れたアモルファス合金薄帯やナノレベルの粒子径を有するナノ結晶薄帯がある。高い磁気特性のナノ結晶薄帯とするには、ナノレベルの粒子径の結晶とする必要がある。そのためには、原料溶液を急冷し薄帯にし、その後、熱処理を行う(特許文献1)。これによって、ナノ結晶を析出させている。この製造方法を図9で説明する。
図9は、ナノ結晶を有する薄帯を製造する方法を説明する断面図である。ノズル103から溶融された磁性材料が、ローラ101へ塗布される。ローラ101は、冷却されており、回転しながら溶液を受け。その表面で溶液を急冷し薄帯を作製する。この時点で薄帯は、アモルファス薄帯13である。アモルファス薄帯13は、熱処理条件は異なるが、所定の温度と時間の熱処理でナノレベルの結晶径を有するナノ結晶薄帯を製造できる。
特開2001−1113号公報
しかし、アモルファス薄帯13からは、長さが長いナノ結晶薄帯を作製できない。その主な理由は2つある。
理由の1つ目は、アモルファス薄帯13を巻回したような状態で熱処理する場合には、熱処理時に起こる自己発熱により、温度が制御できずに高くなりすぎる。結果、所望の磁気特性が得られない。
理由の2つ目は、薄帯の一部を加熱しながら連続的に送って熱処理するような場合には、熱伝導で熱がアモルファス薄帯13の長尺方向に拡散し、特定の一部だけにナノ結晶を生じさせる所望の温度を与えることができない。
このため、長いナノ結晶の薄帯を製造できない。そのため、短いアモルファス薄帯13を多く製造し、これらを熱処理しナノ結晶化し、順番に継ぎ足して巻いていく必要がある。継ぎ足し部分は他の部分と磁気特性が不連続になるので、全体として、磁気特性の不均一性が生じる。
なお、磁気特性は、主に、軟磁気特性を示す。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ナノ結晶薄帯を用いた磁気特性が均質な巻き鉄心とその巻き鉄心を用いた電磁部品と巻き鉄心の製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、磁性を有する複数のナノ結晶薄帯を軸方向に巻回して構成した巻き鉄心であり、前記複数のナノ結晶薄帯は、それぞれの端辺で対向して配置され、複数の繋ぎ目が形成されている巻き鉄心を用いる。また、上記巻き鉄心にコイルを巻いた電磁部品を用いる。さらに、複数のナノ結晶薄帯の厚みを測定する測定工程と、前記測定工程の結果を基に前記複数のナノ結晶薄帯を組み合わせ、コイル状に巻いた組み立て工程と、を含む巻き鉄心の製法を用いる。
本発明の一例によれば、磁気特性が均質なナノ結晶薄帯の巻き鉄心とその巻き鉄心を用いた部品を提供できる。また、別の例によれば、磁気特性が均質な部品を提供できる。
実施の形態1における巻き鉄心の製造フローを示す図 実施の形態1における巻き鉄心の斜視図 (a)〜(b)実施の形態1における巻き鉄心の平面図、(c)実施の形態1の巻き鉄心を使用した部品の平面図 (a)〜(b)実施の形態2のナノ結晶薄帯の斜視図、(c)実施の形態2のナノ結晶薄帯の繋ぎ目を示す断面図、(d)実施の形態2のナノ結晶薄帯の繋ぎ目を示す平面図 (a)〜(c)実施の形態3のナノ結晶薄帯の繋ぎ目を示す平面図 (a)〜(c)実施の形態4の巻き鉄心の補強構造を示す図 (a)〜(c)実施の形態4の巻き鉄心の補強構造を示す図 従来の巻き鉄心の斜視図 従来の薄帯の製造方法を示す断面図
以下本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
(巻き鉄心の製造)
巻き鉄心の製造方法の一例のフローを図1に示す。
(1)アモルファス薄帯製造:図9で説明したように、磁性材料の合金溶融物を、ノズル103から、冷却されたローラ101の表面へ塗布する。溶融物は急冷却されアモルファス薄帯13となる。
特に、Fe−B−Cu系、Fe−Cu−Nb−Si−B系、Fe−B−P−Cu系の合金を用いることが好ましい。アモルファス薄帯13の厚みは平均約10〜50μmである。
(2)加工:(1)のアモルファス薄帯13を所定の外形となるように加工する。外形は条件によりいろいろ変化させる。
(3)熱処理:(2)で加工されたアモルファス薄帯13を熱処理する。熱処理は、高速で昇温するのが好ましい。結果、軟磁気特性がよいナノ結晶の薄帯が作製できる。(2)のアモルファス薄帯13は、長いものでなく、短くされているので、炉内等で高速で昇温することが可能である。
合金組成物の結晶化温度より少し高い温度まで加熱する。
(4)巻回:(3)の熱処理で作製された複数のナノ結晶薄帯102を順に、螺旋に巻く。
(5)一体化:巻かれたナノ結晶薄帯102に樹脂を挿入したり、外枠に入れたりして、巻き鉄心を作製する。
ここで、巻き鉄心の製造、薄帯製造は一例であり、他の製造方法でもよい。
(巻き鉄心の構造)
実施の形態の巻き鉄心10を図2の斜視図に示す。4枚のナノ結晶薄帯102a〜102dを巻いている。4つの繋ぎ目11がある。
なお、以下の薄帯は、ナノ結晶薄帯を示す。実施の形態のナノ結晶薄帯102は、上記のように、(2)で打ち抜きされた子片である。子片のナノ結晶薄帯102d〜102aを順番に巻いた。ここで、ナノ結晶薄帯102間の繋ぎ目11は、その分布が規則正しく分布されている。繋ぎ目11はナノ結晶薄帯102の長手方向に位置する。また、巻き鉄心10の中心軸Xと各繋ぎ目11とを結ぶ複数の線分間がなす角度θは、ほぼ等しい。結果、磁気的性質が均質となる。この例では、角度θは90度であるが、90度以外でもよい。一定角度ごとに繋ぎ目11が位置すればよい。または、繋ぎ目11が、中心軸X方向から見て均等に分布すればよい。
少なくとも各々のナノ結晶薄帯102a〜102dは、1周以上の長さが好ましい。そうしないと、繋ぎ目11が大きくなり、かつ、各繋ぎ目11の大きさが変化し、不均質となる。
なお、この例では、各々のナノ結晶薄帯102a〜102dは、同じ形状のものを使用した。
また、図3(a)に別の例を示す。図3(a)は巻き鉄心10の平面図である。この例では、各々のナノ結晶薄帯102a〜ナノ結晶薄帯102dは、異なる形状で、繋ぎ目11を規則正しくずらしている。4枚のナノ結晶薄帯102のみ示しているが、さらに、多くのナノ結晶薄帯102を巻くことができる。結果、巻き鉄心10において、繋ぎ目11が均等に分布する。
図3(b)に、図3(a)の別の例を示す。繋ぎ目11が一直線となっている。この場合、巻き鉄心10として、繋ぎ目11が均質に分布しない。しかし、この巻き鉄心10にコイルを巻き、図3(c)のように、6個を配列する電磁部品12とすると、電磁部品12の全体では均質な磁気特性となる。
なお、以下の実施の形態では、繋ぎ目が均等に分布することは必須ではない。ランダムな分布でもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2を、図4(a)〜図4(d)を用いて説明する。実施の形態2は、実施の形態1に対して、ナノ結晶薄帯102間の繋ぎ目11の構造が異なる。説明しない事項は実施の形態1と同じである。
図4(a)は、ナノ結晶薄帯102の斜視図である。上記方法で作製したナノ結晶薄帯102は、厚みばらつきがある。これは、ナノ結晶薄帯102の両面を加圧状態とせずに冷却しているためである(図9)。
図4(a)の場合、A点,B点,C点,D点の順で厚みが厚くなる。この場合、ナノ結晶薄帯102a、ナノ結晶薄帯102bで、図4(c)の断面図で示すように、繋ぎ目11を構成するのがよい。つまり、厚みが薄い辺と厚みが厚い辺とを組み合わせる。ここで、A点とB点での平均厚みとC点とD点での平均厚みとを比較して、厚みが薄い辺と、厚みが厚い辺とが対向するように繋ぎ目11を構成する。
このように構成することで、各繋ぎ目11間の差異が少なくなり、全体の磁気的特性の均質性が保たれる。
また、製造条件によれば、図4(b)のように、短手方向の中央が薄くなる場合がある。この場合も、上記同様、辺の平均厚みで組み合わせをする。
なお、図4(d)の平面図で示すように、A点とD点、B点とC点、を組み合わせるが好ましい。一番厚みが薄いA点と一番厚みが厚いD点とをあわせると平均値として、より平均に近くなる。同様に、B点とC点は、平均に近く、合わせても平均に近くなる。結果、繋ぎ目11として平均的な厚みとなる。
なお、上記は、2つのナノ結晶薄帯、第1ナノ結晶薄帯と第2ナノ結晶薄帯とで説明したが、さらに、第2ナノ結晶薄帯と隣り合う第3ナノ結晶薄帯がある場合も同様に、第2ナノ結晶薄帯の端辺のうちで厚さが薄い辺と、第3ナノ結晶薄帯の端辺のうち厚さの厚い辺と、が対向して配置する。さらに、すべての隣り合う2つのナノ結晶薄帯間で、一方のナノ結晶薄帯の端辺のうちで厚さが厚い辺と、他方の前記ナノ結晶薄帯の端辺のうち厚さの薄い辺と、が対向して配置させることが好ましい。
なお、ナノ結晶薄帯102の複数枚において、各両辺の厚みを測定し、各辺の平均厚みが近いもの同士を組み合わせて、繋ぎ目11を作製してもよい。
つまり、複数のナノ結晶薄帯の厚みを測定する測定工程と、上記測定工程の結果を基に上記複数のナノ結晶薄帯を組み合わせ、コイル状に巻く組み立て工程と、を含む巻き鉄心の製法となる。
(実施の形態3)
実施の形態3を、図5(a)〜図5(c)を用いて説明する。実施の形態3は、実施の形態1に対して、ナノ結晶薄帯102間(2つのナノ結晶薄帯が対向する間)の繋ぎ目11の構造が異なる。説明しない事項は実施の形態1または2と同様である。
図5(a)は、ナノ結晶薄帯102aとナノ結晶薄帯102bとの繋ぎ目11の平面図である。ナノ結晶薄帯102a、102bは、共に、端辺が、凹凸となっている。2つを組み合わせることで、1つのシート状、四角形となる。繋ぎ目11に注目すると、階段状となる。
図5(b)は、ナノ結晶薄帯102aとナノ結晶薄帯102bとの繋ぎ目11の平面図である。ナノ結晶薄帯102a、102bは、共に、端辺が、傾斜辺となっている。2つを組み合わせることで、1つのシート状、四角形となる。繋ぎ目11に注目すると、傾斜した繋ぎ目、平行四辺形となる。
図5(c)は、ナノ結晶薄帯102aとナノ結晶薄帯102bとの繋ぎ目11の平面図である。ナノ結晶薄帯102a、102bは、共に、端辺が、波状となっている。2つを組み合わせることで、1つのシート状、四角形となる。繋ぎ目11に注目しても、波状である。
上記はいずれも、ナノ結晶薄帯102a、102bの2つ端辺を組み合わせて、1つのシートとしている。上記以外でも、端辺を、ギザギザの形状としてもよい。
ナノ結晶薄帯102の端辺(短辺)を、長辺に垂直としないことで、繋ぎ目11の厚みばらつきは減少し、全体の磁気特性の均質性が上がる。なぜなら、端辺(短辺)を、長辺に垂直とすると、辺内の厚みばらつきは少なくなるが、他のナノ結晶薄帯102bの辺と組み合わせた時に、厚みばらつきが増えるためである。ナノ結晶薄帯の製法上長手方向で厚みが変化しやすい。
(実施の形態4)
実施の形態4は、巻き鉄心10の各々のナノ結晶薄帯102の繋ぎ目の補強に関する。図6(a)〜図6(c)、図7(a)〜図7(c)で実施の形態4を説明する。説明しない事項は実施の形態1と同様である。
図6(a)の斜視図では、繋ぎ目11を保護部材14で保護している。保護部材14は、樹脂や樹脂テープなどで接着を兼ねて保護をしている。保護部材14は、繋ぎ目11のみを保護している。図6(a)の斜視図では、繋ぎ目11の全体に沿って保護部材14を設けている。各繋ぎ目11の一部分に保護部材14を設けてもよい。各々のナノ結晶薄帯102を巻いていく製造過程で、保護部材14を形成できる。
図6(b)の断面図では、繋ぎ目11でなく、巻き鉄心10の全周にわたって保護部材14が形成されている。全体でなく、少なくとも、1経路として1周を保護部材14で覆う必要がある。巻き鉄心10の全周を保護部材14で覆うのが好ましい。
図6(c)の断面図では、巻き鉄心10のコーナ部にのみ、保護部材14を設けている。コーナ部は、巻き鉄心10の側面と上面、下面との間の境界を含む表面である。一番破損しやすいコーナ部に保護部材14を設けている。部分的に保護部材14を設けることで、巻き鉄心10と保護部材14との変形による差の影響が少なく、より好ましい。
図6(b)と図6(c)では、巻き鉄心10が完成後、保護部材14を形成するため、樹脂材料を塗布できる。または、樹脂シートで覆うことができる。
図7(a)〜図7(c)では、枠104で、巻き鉄心10を保護する。
図7(a)の斜視図では、巻き鉄心10の側面の全体を枠104で覆っている。
図7(b)の断面図では、巻き鉄心10の側面より上下の大きく、枠104で覆っている。
図7(c)の断面図では、巻き鉄心10の側面と上面の一部を枠104で覆っている。
上記で、枠104は、巻き鉄心10の側面全体を覆う必要はない。一部分でもよい。または、側面部分に開口部分を設けてもよい。
枠104は、シート状の材料を巻き鉄心10の側面に巻いてもよい。または、自立した枠104を作製し、巻き鉄心10を入れ込んでもよい。
枠上部104a、枠下部104bは、巻き鉄心10を枠104に入れる前後で折り曲げ形成してもよい。
実施の形態4の補正構造した巻き鉄心10に、コイルなどをその外面に巻くことで、電磁部品となる。特に、巻き鉄心10のコーナ部は強度的に弱いため、枠104、保護部材14を設けることが好ましい。
(全体として)
上記の実施の形態は組み合わせることができる。
上記巻き鉄心にコイルを巻くと、電磁部品となり、各種電磁を利用する機器となる。
本発明の巻き鉄心は、小型トランス、リアクトル、変流器、柱上変圧器、モータなどに用いることができる。
10 巻き鉄心
11 繋ぎ目
12 電磁部品
13 アモルファス薄帯
14 保護部材
100 巻き鉄心
101 ローラ
102 ナノ結晶薄帯
102a ナノ結晶薄帯
102b ナノ結晶薄帯
102c ナノ結晶薄帯
102d ナノ結晶薄帯
103 ノズル
X 中心軸

Claims (12)

  1. 磁性を有する複数のナノ結晶薄帯を軸方向に巻回して構成した巻き鉄心であり、
    前記複数のナノ結晶薄帯は、それぞれの端辺で対向して配置され、複数の繋ぎ目が形成されている巻き鉄心。
  2. 前記複数の繋ぎ目は、前記軸の周りに、一定角度ごとに位置する請求項1記載の巻き鉄心。
  3. 前記複数の繋ぎ目は、前記軸に垂直面内で均等に分布している請求項1または2記載の巻き鉄心。
  4. 前記複数のナノ結晶薄帯は、隣り合う第1ナノ結晶薄帯と第2ナノ結晶薄帯とを有し、
    前記第1ナノ結晶薄帯の端辺のうちで厚さが厚い辺と、前記第2ナノ結晶薄帯の端辺のうち厚さの薄い辺と、が対向して配置されている請求項1から3のいずれか1項に記載の巻き鉄心。
  5. 前記複数のナノ結晶薄帯は、さらに、前記第2ナノ結晶薄帯と隣り合う第3ナノ結晶薄帯を有し、
    前記第2ナノ結晶薄帯の端辺のうちで厚さが薄い辺と、前記第3ナノ結晶薄帯の端辺のうち厚さの厚い辺と、が対向して配置されている請求項4記載の巻き鉄心。
  6. 前記複数のナノ結晶薄帯は、すべての隣り合う2つの前記ナノ結晶薄帯間で、
    一方の前記ナノ結晶薄帯の端辺のうちで厚さが厚い辺と、他方の前記ナノ結晶薄帯の端辺のうち厚さの薄い辺と、が対向して配置されている請求項請求項1から5のいずれか1項に記載の巻き鉄心。
  7. 前記第1ナノ結晶薄帯と前記第2ナノ結晶薄帯とは、対向する辺にそれぞれ凹凸があり、前記凹凸が組み合う請求項4から6のいずれか1項に記載の巻き鉄心。
  8. 前記第1ナノ結晶薄帯と前記第2ナノ結晶薄帯とは、前記凹凸で組み合うことで1枚のシート状となる請求項7項に記載の巻き鉄心。
  9. 前記繋ぎ目に保護部材が設けられている請求項1〜8のいずれか1項に記載の巻き鉄心。
  10. 前記巻き鉄心の側面と上下面との間のコーナ部分を含んで、保護部材、または、枠体を設けた請求項1〜9のいずれか1項に記載の巻き鉄心。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の巻き鉄心にコイルを巻いた電磁部品。
  12. 複数のナノ結晶薄帯の厚みを測定する測定工程と、
    前記測定工程の結果を基に前記複数のナノ結晶薄帯を組み合わせ、コイル状に巻いた組み立て工程と、を含む巻き鉄心の製法。
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