JP2018077517A - 画像形成装置 - Google Patents

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Shigeru Fujiwara
茂 藤原
泉 貴雄
Takao Izumi
貴雄 泉
浩通 三田村
Hiromichi Mitamura
浩通 三田村
哲 板屋
Satoru Itaya
哲 板屋
慶 大西
Kei Onishi
慶 大西
広高 福山
Hirotaka Fukuyama
広高 福山
充俊 渡邊
Mitsutoshi Watanabe
充俊 渡邊
渡辺 猛
Takeshi Watanabe
猛 渡辺
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Abstract

【課題】消色動作後の画像形成時の画像濃度の低下を抑えることができる画像形成装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の画像形成装置は、画像形成部と、定着器と、制御部と、を有する。前記画像形成部は、被画像形成媒体に対して消色トナーによる画像を形成する。前記定着器は、前記画像形成部により形成された前記画像の前記被画像形成媒体に対する定着と、前記消色トナーによって前記被画像形成媒体に形成された画像の消色とを行う。前記制御部は、前記定着器によって前記被画像形成媒体の消色を行う場合、前記消色トナーによる画像形成を前記消色が行われる前記被画像形成媒体へ形成するよう前記画像形成部を制御し、以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報に基づいて、前記画像形成部によって前記被画像形成媒体に形成される画像を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
従来、消色トナーを用いる画像形成装置が提案されている。消色トナーは、加熱により消色する。この画像形成装置は、用紙を再利用する場合に用紙製造と用紙リサイクルに必要になるエネルギーを削除することができ、COの排出量を削減することができる。
また、消色装置は、消色トナー画像が形成された用紙を加熱して、消色トナー画像が発色している状態から消色した状態に変化させる。消色装置は、一例として、画像形成装置とは別形態で構成されてもよい。他の例として、画像形成装置が消色装置を兼ねる形態で構成されてもよい。
画像形成装置が消色装置を兼ねる形態である場合には、装置の設置コストの低減が図られるという利点がある。これとともに、この場合には、画像形成機能と画像消去機能とを同一装置内で融合できるという利点がある。
しかしながら、画像形成装置が消色装置を兼ねる形態である場合には、消色動作時に画像形成装置が画像形成を伴わない動作を行う。このため、この画像形成装置では、現像剤のトナー帯電量が上昇して、消色動作後の画像形成時の画像濃度が低下するという可能性があった。
特開2011−232758号公報
本発明が解決しようとする課題は、消色動作後の画像形成時の画像濃度の低下を抑えることができる画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、画像形成部と、定着器と、制御部と、を有する。前記画像形成部は、被画像形成媒体に対して消色トナーによる画像を形成する。前記定着器は、前記画像形成部により形成された前記画像の前記被画像形成媒体に対する定着と、前記消色トナーによって前記被画像形成媒体に形成された画像の消色とを行う。前記制御部は、前記定着器によって前記被画像形成媒体の消色を行う場合、前記消色トナーによる画像形成を前記消色が行われる前記被画像形成媒体へ形成するよう前記画像形成部を制御し、以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報に基づいて、前記画像形成部によって前記被画像形成媒体に形成される画像を決定する。
実施形態の画像形成装置の一例を示す外観図。 実施形態の画像形成装置の概略的な構成の一例を示す側断面図。 実施形態の通電制御部の回路ブロックの一例を示す図。 実施形態の画像形成制御器及びその周辺の回路ブロックの一例を示す図。 実施形態の画像信号の制御ブロックの一例を示す図。 実施形態の区間カウンタを制御する手順の一例を示すフローチャート。 実施形態のダミー印字率を決定及び設定する手順の一例を示すフローチャート。 実施形態のダミー印字のパターンの一例を示す図。 実施形態の相対湿度に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図。 実施形態の枚数及び印字率に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図。 実施形態の区間平均印字率に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図。 実施形態の枚数及びトナー補給時間に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図。 実施形態の枚数及び駆動時間に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図。 実施形態の区間駆動時間に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図。 実施形態の枚数、印字率及び駆動時間に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図。 実施形態の区間印字率/区間駆動時間に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図。 実施形態の区間印字率、区間印字率/区間駆動時間及び湿度に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図。
以下、実施形態の画像形成装置について詳細に説明する。なお、実施形態における「消色」とは、用紙の下地の色とは異なる色で形成された画像を視覚的に見えなくすることを意味する。ここで言う異なる色は、有彩色のみならず白色及び黒色等の無彩色を含む。
[実施形態]
図1は、実施形態の画像形成装置200の一例を示す外観図である。画像形成装置200は、例えば複合機(MFP:MultiFunction Printer)である。画像形成装置200は、シート上に表れている画像を読み取ってデジタルデータを生成し、画像ファイルを生成する。シートは、例えば原稿や、文字や画などが記載された紙などであり、画像形成装置200が読み取ることができる物であればどのような物でもよい。図示する例では、画像形成装置200は、ディスプレイ210と、プリント部220と、コントロールパネル部230と、用紙トレイ240と、画像読取部300と、を備える。
図2は、実施形態の画像形成装置200の概略的な構成の一例を示す側断面図である。
画像形成装置200の上部には、透明な材質によって形成される原稿台2が設けられている。透明な材質は、例えばガラス板等である。原稿台2は、原稿載置用である。また、この原稿台2を覆うように、ADF(Auto Document Feeder)3が開閉自在に設置される。ADF3は、原稿を連続してスキャンすること等が可能である。原稿台2の下面側には、原稿の画像を光学的に読み取るスキャナ4が設けられている。スキャナ4が読み取る原稿は、原稿台2に載置された原稿である。
スキャナ4は、キャリッジ6と、反射ミラー7a、7b、7cと、変倍用レンズブロック8と、CCD(Charge Coupled Device)9と、を有する。キャリッジ6は、例えば原稿台2に向けて光を照射する光源5を備える。反射ミラー7a、7b、7cは、原稿に反射した光源5の光を反射する。変倍用レンズブロック8は、この反射された光を変倍する。
キャリッジ6は、原稿台2の下面に沿って往復動可能に設けられている。キャリッジ6は、光源5を点灯させながら往動することにより、原稿台2に載置された原稿に露光する。この露光による原稿の反射光像は、反射ミラー7a、7b、7c及び変倍用レンズブロック8を経由してCCD9に投影される。CCD9は、デジタル信号化された画像信号を画像処理回路(図5の画像処理回路95)に出力する。この画像信号は、投影された原稿の反射光像に対応する。この画像信号は、画像処理回路で適宜に画像処理が施された後、画像形成部10のレーザ光学系ユニット11に出力される。
画像形成部10は、トナー画像を被画像形成媒体Pに形成する画像形成プロセスを実行する。トナー画像は、CCD9から出力された画像信号に基づく画像である。被画像形成媒体Pは、用紙等である。画像形成部10は、像担持体12、コロナ帯電器13、レーザ光学系ユニット11、現像器14、転写ローラ15、像担持体クリーナ16、除電ランプ17を備える。像担持体12は、有機光導電体(OPC:Organic Photo Conductors)を表面に有する。コロナ帯電器13は、像担持体12上を一様に帯電させる。レーザ光学系ユニット11は、像担持体12上に静電潜像を形成する。現像器14は、像担持体12上に現像剤を供給して現像するための現像ローラを備える。像担持体クリーナ16は、転写残りトナーなどを除去して回収する。除電ランプ17は、転写後の像担持体12上の電荷を除去する。
像担持体12は、例えば136mm/secの周速度で回転する。図2の例では、像担持体12は、矢印Oの方向に回転する。像担持体12の周囲には、コロナ帯電器13、レーザ光学系ユニット11、現像器14、転写ローラ15、像担持体クリーナ16及び除電ランプ17が順に配置されている。これらは、像担持体12の回転方向に沿って、順に配置されている。
コロナ帯電器13は、スコロトロン型のコロナ帯電器である。コロナ帯電器13は、像担持体12に対して負極性の一様帯電を行う。一様に帯電した像担持体12に対して、レーザ光学系ユニット11に搭載されるレーザにより、レーザ光11aの走査露光が行われる。この走査露光は、スキャナ4により得られた画像信号に応じて行われる。この走査露光は、例えば600dpi(dots per inch)の解像度で行われる。レーザは、例えば半導体レーザである。この走査露光により、像担持体12上に静電潜像が形成される。像担持体12上に形成された静電潜像は、現像器14の消色トナーにより現像されて顕像化される。
現像器14には、2成分現像剤を収容している。この2成分現像剤は、消色トナーと磁性キャリアの混合物からなり、消色トナーを負極性に帯電したものである。この消色トナーは、体積平均粒子径が5〜12μmである。この磁性キャリアは、体積平均粒子径が30〜80μmである。
なお、現像器14には、トナー濃度センサ(図4のトナー濃度センサ83)が設けられている。このトナー濃度センサ(図4のトナー濃度センサ83)により、2成分現像剤のトナー濃度を検知する。そして、このトナー濃度センサ(図4のトナー濃度センサ83)の検知出力に応じて、消色トナーを現像器14に補給する。消色トナーは、トナーカートリッジ(不図示)に収容されている。
また、像担持体12と現像器14はメインモータ(図4のメインモータ85)によって同タイミングで駆動される。
転写ローラ15は、導電ローラである。転写ローラ15には、高圧電源から正極性の転写バイアスが印加される。転写バイアスが印加された転写ローラによって、像担持体12上に形成された消色トナー画像は、被画像形成媒体P上に転写される。被画像形成媒体Pは、給紙装置32に供給され、レジストローラ18によりタイミングが図られて搬送される。被画像形成媒体P上に転写されたトナー画像は、定着器1により定着された後、排紙ローラ31により、機外に排出される。
像担持体クリーナ16は、像担持体クリーニングブレード16aを有する。像担持体クリーニングブレード16aは、像担持体12の表面に接する。像担持体クリーニングブレード16aは、転写後の像担持体12上に残留しているトナーを掻き落とす。除電ランプ17は、像担持体12の表面に残留している電荷を除去する。電荷を除去された像担持体12は、次の静電潜像の形成に供される。
給紙装置32は、カセットを有する。給紙装置32において、被画像形成媒体Pは、ピックアップローラ321、分離/搬送ローラ35により給紙される。被画像形成媒体Pは、手差し給紙部34からピックアップローラ341により給紙される。なお、給紙装置32の他に、2段の給紙部(不図示)と、公知の両面給紙部が設けられている。また、分離/搬送ローラ39が設けられている。
画像形成制御基板310には、温度制御器(図3の温度制御器65)と、画像形成制御器80と、メモリが設けられている。温度制御器(図3の温度制御器65)及び画像形成制御器80は、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いて構成される。メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)(図3のROM69)を含む。また、メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)(図3のRAM70)を含む。また、メモリは、他のものを含んでもよい。画像形成制御基板310には、種々のモータと、センサと、クラッチと、高圧電源と、が接続されている。
また、環境センサ基板40が画像形成制御基板310に接続されている。環境センサ基板40では、温度センサ(図4の温度センサ81)と湿度センサ(図4の湿度センサ82)が同一基板内に設けられている。
環境センサ基板40は、温湿度を測定する。測定する温湿度は、画像形成装置200が設置された周囲の温湿度である。この温湿度を測定するために、環境センサ基板40は、画像形成装置200の外側近くで外気と通気性が良い箇所に設けられている。
定着器1は、ヒートローラ51と、加圧ベルト52と、を有する。ヒートローラ51は、円筒状に形成した定着部材である。加圧ベルト52は、無端回動する加圧部材である。
加圧ベルト52は、ヒートローラ51の外周面に所定の範囲にわたって当接し、定着ニップ部を形成する。ヒートローラ51は、内部に、ヒートローラ用ランプ53を内蔵している。ヒートローラ用ランプ53は、加熱源であり、ハロゲンランプで構成される。ヒートローラ51の直径は、例えば直径45mmである。加圧ベルト52の直径は、例えば47mmである。
加圧ベルト52は、ベルトヒートローラ54と加圧ローラ55とテンションローラ56の回りに巻き掛けられて張架される。そして、加圧ベルト52は、ベルトヒートローラ54と加圧ローラ55との間に定着ニップ部を形成している。ベルトヒートローラ54は、搬送方向の上流側に位置する。加圧ローラ55は、搬送方向の下流側に位置する。
加圧ローラ55は、加圧ベルト52をヒートローラ51に加圧接触させて、定着ニップ部の出口を形成している。
加圧ベルト52の内側に、加圧パッドホルダー57が配置されている。加圧パッドホルダー57には加圧パッド58が保持される。加圧パッドホルダー57は、加圧パッド58を定着ニップ部の中央部で加圧ベルト52の内周面に押し付け、加圧ベルト52をヒートローラ51に加圧接触させている。
ベルトヒートローラ54は、中空ローラ形状に形成されている。ベルトヒートローラ54には、加圧ベルトランプ59が内蔵されている。加圧ベルトランプ59は、加熱源であり、例えばハロゲンランプで構成される。
本実施形態では、ベルトヒートローラ54の直径は20mmである。本実施形態では、加圧ローラ55の直径は18mmである。本実施形態では、加圧パッド58の幅は10mmである。
定着部材用サーミスタ61は、ヒートローラ51の外周面に接触する。そして、定着部材用サーミスタ61は、ヒートローラ51の表面温度を検知する。
加圧部材用サーミスタ62は、ベルトヒートローラ54における加圧ベルト52の外周面に接触する。加圧部材用サーミスタ62は、加圧ベルト52の表面温度を検知する。
本実施形態において、定着ニップ部の搬送方向における長さは、例えば約27mmである。そして、例えば、A4の横サイズの用紙が定着ニップ部を通過するために要する時間は、約0.2秒である。
ヒートローラ51は、用紙に保持された未定着トナー画像に接触する。ヒートローラ51は、例えば、ローラ基体上に離型層としてフッ素樹脂PFA(テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)層を有している。このローラ基体は、例えば、肉厚1.0mmであり、アルミニューム製である。このフッ素樹脂PFA層は、例えば約25μmの層である。
加圧ベルト52は、ベルト基体上に、シリコーンゴム層を有する。加圧ベルト52は、さらにシリコーンゴム層の上に離型層としてフッ素樹脂PFA層を有している。このベルト基体は、例えば、厚さ約40μmであり、ニッケル製である。このシリコーンゴム層は、例えば厚さ200μmの層である。このフッ素樹脂PFA層は、例えば約30μmの層である。
図3は、実施形態の通電制御部の回路ブロックの一例を示す図である。
画像形成装置200に備えられる定着装置における定着器1と通電制御部について説明する。
ヒートローラ51は、駆動源(不図示)により駆動されて回転する。加圧ベルト52は、ヒートローラ51に従動して回転駆動される。
ヒートローラ用ランプ53は、ヒートローラ用センターランプ53Aと、ヒートローラ用サイドランプ53Bと、の2本を有する。ヒートローラ用センターランプ53Aは、ヒートローラ51の長さ方向の中央部を加熱する。ヒートローラ用サイドランプ53Bは、ヒートローラ51の長さ方向の両端部を加熱する。加圧ベルトランプ59は、ベルトヒートローラ54を長さ方向の全長にわたり加熱する。ヒートローラ用センターランプ53Aは、例えばA4の縦サイズの用紙幅に対応している。ヒートローラ用サイドランプ53Bは、例えばA4の横サイズの用紙幅に対応している。これら3本のランプ53A、53B、59の出力は一例として300Wである。
これら3本のランプ53A、53B、59は、3つのスイッチング素子を個々にオン/オフ(ON/OFF)制御する。3つのスイッチング素子は、センターランプ用スイッチング素子、サイドランプ用スイッチング素子及び加圧ベルトランプ用スイッチング素子(いずれも不図示)である。これにより、商用の交流電源の供給及び停止が行われる。これらのスイッチング素子として、例えば双方向サイリスタを使用することができる。
また、温度制御器65は、これら3つのスイッチング素子をオン/オフ(ON/OFF)制御する。
定着部材用サーミスタ61は、ヒートローラ用センターサーミスタ61Aと、ヒートローラ用サイドサーミスタ61Bを有する。ヒートローラ用センターサーミスタ61Aは、ヒートローラ51の長さ方向の中央部分の表面温度を検知する。ヒートローラ用サイドサーミスタ61Bは、ヒートローラ51の長さ方向の片側端部の表面温度を検知する。そして、定着部材用サーミスタ61は、ヒートローラ用センターサーミスタ61Aとヒートローラ用サイドサーミスタ61Bの温度検知情報を温度制御器65に入力する。
定着する用紙が例えばA4の縦サイズの用紙である場合には、ヒートローラ用サイドランプ53Bのオフ期間を長くする。これにより、ヒートローラ51の両端部が必要以上に昇温しないようにしている。
また、加圧部材用サーミスタ62は、加圧ベルト52の幅方向の中央部分の表面温度を検知する。そして、加圧部材用サーミスタ62は、温度検知情報を温度制御器65に入力する。
なお、ヒートローラ用センターサーミスタ61Aと温度制御器65との間に、アナログ−デジタル変換器(A/D変換器)66を備える。ヒートローラ用サイドサーミスタ61Bと温度制御器65との間に、A/D変換器67を備える。加圧部材用サーミスタ62と温度制御器65との間に、A/D変換器68を備える。各A/D変換器66〜68は、温度検知情報をアナログ(Analog)信号からデジタル(Digital)信号へ変換する。このように、各サーミスタ61A、61B、62は、A/D変換器66、67、68を介して温度制御器65に接続されている。
また、温度制御器65には、ROM69と、RAM70と、が接続されている。ROM69には、プログラムが格納されている。このプログラムは、温度制御を実行する。RAM70には、温度制御の制御パラメータが格納されている。
本実施形態では、温度制御器65は、画像形成時における定着器1のヒートローラ51の制御温度及び加圧ベルト52の制御温度を設定する。このヒートローラ51の制御温度は例えば96℃である。この加圧ベルト52の制御温度は例えば86℃である。
図4は、実施形態の画像形成制御器80及びその周辺の回路ブロック(消色及び画像形成に関する回路ブロック)の一例を示す図である。これらの回路は、本実施形態の画像形成装置200における画像形成の制御に関する。
画像形成制御器80の入力側には、A/D変換器93aを介して温度センサ81が接続されている。画像形成制御器80の入力側には、A/D変換器93bを介して湿度センサ82が接続されている。画像形成制御器80の入力側には、A/D変換器93cを介してトナー濃度センサ83が接続されている。画像形成制御器80の入力側には、画素カウンタ84が接続されている。各A/D変換器93a、93b、93cは、各センサ81、82、83の検知情報をアナログ信号からデジタル信号へ変換する。
温度センサ81は、画像形成装置200の周囲の環境の温度を測定する。湿度センサ82は、画像形成装置200の周囲の環境の湿度を測定する。本実施形態では、湿度センサ82は、相対湿度を測定する。トナー濃度センサ83は、2成分現像剤のトナー濃度を測定する。画素カウンタ84は、画素をカウントする。画素カウンタ84は、例えば1ページ毎に、画素をカウントして、画素数を取得する。
画像形成制御器80の出力側には、メインモータ85と、トナー補給モータ86と、が接続されている。画像形成制御器80の出力側には、デジタル−アナログ変換器(D/A変換器)94aを介して帯電グリッドバイアス部87が接続されている。画像形成制御器80の出力側には、D/A変換器94bを介して現像バイアス部88が接続されている。
画像形成制御器80の出力側には、D/A変換器94cを介して転写バイアス部89が接続されている。画像形成制御器80の出力側には、D/A変換器94dを介してレーザパワー部90が接続されている。画像形成制御器80の出力側には、D/A変換器94eを介してトナー濃度センサコントロール電圧部91が接続されている。画像形成制御器80は、これらの各部87〜91に制御情報を出力して、各部87〜91の制御電圧を制御する。各D/A変換器94a〜94eは、制御情報をデジタル信号からアナログ信号へ変換する。
また、画像形成制御器80の出力側には、パターン発生回路92が接続されている。
さらに、画像形成制御器80には、ROM69と、RAM70と、が接続されている。
ROM69には、制御プログラムと、制御データが記憶されている。RAM70には、制御パラメータと、各種のカウント値が記憶されて保存される。このカウント値は、現像剤等の消耗品のカウント値を含む。
なお、画像形成制御器80の入力側及び出力側には、他の入出力(I/O)部が接続されてもよい。
図5は、実施形態の画像信号の制御ブロックの一例を示す図である。
画像信号は、デジタル信号化されている。画像処理回路95は、この画像信号に画像処理を施し、処理後の画像信号をレーザ駆動回路96に送信する。レーザ駆動回路96は、この画像信号に応じて、レーザを発光させる。このレーザは例えば半導体レーザである。
レーザ光学系ユニット11は、レーザ光11aの走査露光を行う。この走査露光の解像度は例えば600dpiである。これにより、像担持体12上に静電潜像が形成される。
パターン発生回路92は、レーザ駆動回路96に接続されている。パターン発生回路92は、消色時におけるダミーの画像形成に適用される画像データを発生し、この画像データをレーザ駆動回路96に出力する。画像形成制御器80は、パターン発生回路92に、パターンの印字率を設定する。印字率とは、用紙1枚あたりに対しての印刷面積である。
一例として、印字率は、(用紙1枚あたりの印刷面積)/(用紙1枚あたりの面積)[パーセント(%)]で表される。
画素カウンタ84は、レーザ駆動回路96に接続されている。画素カウンタ84は、画像形成の1ページ毎に、レーザの発光画素数を積算する回路である。画素カウンタ84は、画像形成時及び消色時における印字率を求めるために用いられる。
以下で、画像形成装置200において行われる画像形成及び消色について詳しく説明する。
実施形態の画像形成装置200は、消色装置を兼ねている。画像形成装置200は定着器1を制御して、画像の定着と消色を行う。そして、画像形成装置200は、画像形成モードと、消色モードと、を有する。画像形成モードでは、消色トナーにより用紙に画像形成を行う。消色モードでは、消色トナーにより画像が形成された用紙上の消色トナーを消去する。
消色モードでは、定着器1のヒートローラ51の制御温度は例えば124℃に設定される。消色モードでは、加圧ベルト52の制御温度は例えば116℃に設定される。
使用済の用紙には、消色トナーの画像が形成されている。使用済の用紙は、用紙トレイ240に収納される。使用済の用紙は、この用紙トレイ240から給紙される。定着器1(消色装置)は、この用紙の両面について、同時に消色を行う。
消色モード時においては、用紙を搬送するために、メインモータ85が像担持体12の駆動を行う。これと同時に、メインモータ85の駆動により、現像器14が駆動される。
このため、消色モードでは、現像器14が空回転して、現像器14中の現像剤のトナー帯電量が上昇する。ここで、現像器14が空回転するときには、トナーの消費と補給がない。これにより、消色モード後の画像形成モードで、画像濃度が著しく薄くなるという問題があった。そこで、本実施形態の画像形成装置200は、この問題を解消した。
ここで、画像形成装置200において使用する消色トナーについて説明する。
この消色トナーは、例えばカプセル式の熱消色性トナーである。この消色トナーを作成するケミカル手段の例について説明する。
(ケミカル手段の説明1)消色トナーは、バインダー樹脂、WAX微粒化液を用いて構成される。このバインダー樹脂は例えばポリエステル系樹脂である。そして、ポリエステル系樹脂、アニオン性乳化剤、中和剤を用いて高圧ホモジナイザーにより樹脂微粒化液が作成される。
(ケミカル手段の説明2)WAX分散液は調整される。ライスWAXを用いて前記の樹脂と同様の方法で微粒化液が得られる。
(ケミカル手段の説明3)トナーが調整される。ロイコ染料として例えばCVL(Crystal Violet Lactone)が用いられる。顕色剤として例えば4−ヒドロキシン安息香酸ベンジルが用いられる。温度コントロール剤として例えばラウリン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチルが用いられる。
(ケミカル手段の説明4)上記の各材料が加熱溶融される。そして、周知のコアセルベーション法によりカプセル化が行われる。カプセル化された色材、トナーのバインダー樹脂分散液、WAX分散液が、硫黄Al(Al(SO)を用いて凝集、融着する。
さらに、これが洗浄されて乾燥することにより、トナーが得られる。トナーには、適宜外添剤が付与される。ここで、このトナーを、カプセル式消色トナーと称す。カプセル式消色トナーの真比重は約0.9〜1.2gcmの範囲である。そして、外添前のトナーの10wt%が、カプセル化された色材の量となるように、製造される。このトナーに使用された色材(カプセル化された色材)は、90℃で消色が開始し、104〜106℃で完全に消色する特性を有する。
次に、本実施形態の画像形成装置200により行われる消色モードの概要を説明する。
(概要1)画像形成装置200は、消色モード時にダミーの印字(ダミー印字)による画像を被画像形成媒体Pに形成する。ダミー印字により被画像形成媒体Pに形成される画像は、定着器1による定着時(消色時)に消える。ここで、消色モード時におけるダミー印字の印字率(ダミー印字率)が大きいほど、画像形成モードにおける画像濃度の低下が改善されるが、トナー消費量が多くなる。
(概要2)消色モード後における画像濃度の低下は、当該消色モード以前における画像形成モードの印字率、駆動時間(間欠率)に依存する。また、消色モード後における画像濃度の低下は、当該消色モードの印字率、駆動時間(間欠率)及び環境(相対湿度)に依存する。
(概要3)画像形成装置200は、印字率、枚数、駆動時間、トナー補給時間の各々に対して、3個の区間カウンタを備えている。ここで、説明の便宜上、印字率に関して、3個の区間カウンタを、区間1印字率カウンタ、区間2印字率カウンタ、区間3印字率カウンタと呼ぶ。また、枚数に関して、3個の区間カウンタを、区間1枚数カウンタ、区間2枚数カウンタ、区間3枚数カウンタと呼ぶ。また、駆動時間に関して、3個の区間カウンタを、区間1駆動時間カウンタ、区間2駆動時間カウンタ、区間3駆動時間カウンタと呼ぶ。また、トナー補給時間に関して、3個の区間カウンタを、区間1トナー補給時間カウンタ、区間2トナー補給時間カウンタ、区間3トナー補給時間カウンタと呼ぶ。また、印字率、枚数、駆動時間、トナー補給時間についてまとめて説明する場合に、3個の区間カウンタを、区間1カウンタ、区間2カウンタ、区間3カウンタと呼ぶ。
ここで、本実施形態では、それぞれの区間カウンタは、RAM70のメモリ空間に仮想的に形成され、画像形成制御器80によって制御される。これにより、それぞれの区間カウンタは、カウントアップを行う。また、それぞれの区間カウンタは、リセットなどを行ってもよい。
他の構成例として、それぞれの区間カウンタは、物理的なカウンタとして構成されてもよい。この場合、画像形成装置200は、それぞれの区間カウンタに相当するハードウェアを備える。この場合、それぞれの区間カウンタは、例えば、画像形成制御器80に接続されて、画像形成制御器80により制御される。
(概要4)画像形成装置200は、毎印刷終了時に、毎印刷のカウンタ値で、区間1カウンタのカウンタ値のカウントアップを行う。画像形成装置200は、区間1カウンタのカウントアップ後の区間1枚数カウンタの値が所定枚数以上なら、区間1カウンタのカウンタ値を区間2カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間2カウンタのカウンタ値を区間3カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を0にクリアする。画像形成装置200は、このような保存及びクリアを、印字率、枚数、駆動時間、トナー補給時間の各々の区間カウンタについて行う。前記した所定枚数は例えば100枚である。本実施形態では、所定の数以上の被画像形成媒体毎にカウンタ値の保存及びクリアが行われる。
なお、本実施形態では、1回の印刷の単位はジョブ単位である。例えば、1枚の印刷が1ジョブで行われる場合には、1枚の印刷が1回の印刷である。例えば、複数枚の印刷がまとめて1ジョブで行われる場合には、当該複数枚の印刷が1回の印刷である。
(概要5)画像形成装置200は、消色モードの開始時に、前記した区間カウンタを参照して、所定の結果を求める。この所定の結果は、一例として、1つの区間カウンタの結果である。他の例として、この所定の結果は、複数(例えば、3個)の区間カウンタを合わせた結果である。具体的に、この結果は、区間印字率、区間駆動時間(1枚当たり)、区間印字率/区間駆動時間(1枚当たり)である。
ここで、区間駆動時間(1枚当たり)は、間欠動作(枚数と時間)の状況を表す。
(概要6)画像形成装置200は、消色モードの開始時における相対湿度、区間印字率、区間駆動時間(1枚当たり)及び区間印字率/区間駆動時間(1枚当たり)の1以上を取得する。画像形成装置200は、取得された値をダミー印字率テーブルに適用して、ダミー印字率を決定する。画像形成装置200は、決定されたダミー印字率で消色モードのダミー印字を行う。
(概要7)画像形成装置200は、消色モード時においても、画像形成モード時と同様に、前記した(概要3)と同様にカウントアップを行う。このカウントアップは、3個の区間カウンタ(区間1〜区間3のカウンタ)のカウントアップである。また、画像形成装置200は、消色モード時においても、画像形成モード時と同様に、前記した(概要3)と同様に区間1カウンタのカウンタ値のカウントアップを行う。また、消色モード時においても、画像形成モード時と同様に、前記した(概要4)と同様に保存及びクリアを行う。
(概要8)ダミー印字のパターンは例えば10mmピッチの格子パターンである。画像形成装置200は、この格子パターンのラインのドット(dot)の数を変更して、ダミー印字の印字率を変更する。1ドットの格子パターンの印字率は0.92%である。
(概要9)画像形成装置200は、画素カウンタ84を用いずに区間印字率を求めてもよい。この一例として、画像形成装置200は、式(1)を用いて、区間印字率を求めることができる。
[数1]
区間印字率[%/枚]=
(トナー補給時間カウンタのカウンタ値/枚数カウンタのカウンタ値)
× 印字率係数Kp
・・(1)
図6は、実施形態の区間カウンタを制御する手順の一例を示すフローチャートである。
これは、上記した(概要4)に関する一例である。
画像形成装置200は、毎印刷終了時に、毎印刷のカウンタ値で、区間1カウンタのカウンタ値のカウントアップを行う(ACT101)。
画像形成装置200は、区間1カウンタのカウントアップ後の区間1枚数カウンタの値が所定枚数未満である場合(ACT102:NO)、ACT101の処理を繰り返す。
画像形成装置200は、区間1カウンタのカウントアップ後の区間1枚数カウンタの値が所定枚数以上である場合(ACT102:YES)、次の制御を行う(ACT103)。すなわち、ACT103の処理では、画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を区間2カウンタに保存する。これと同時に、ACT103の処理では、画像形成装置200は、区間2カウンタのカウンタ値を区間3カウンタに保存する。これと同時に、ACT103の処理では、画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を0にクリアする。画像形成装置200は、このような保存及びクリアを、印字率、枚数、駆動時間、トナー補給時間の各々の区間カウンタについて行う。
図7は、実施形態のダミー印字率を決定及び設定する手順の一例を示すフローチャートである。これは、上記した(概要5)及び(概要6)に関する一例である。
画像形成装置200の画像形成制御器80は、相対湿度の情報及び区間カウンタのカウンタ値の情報を取得する(ACT201)。画像形成制御器80は、取得された情報を用いて、所定の値を算出する(ACT202)。この所定の値は、区間印字率、区間駆動時間(1枚当たり)、区間印字率/区間駆動時間(1枚当たり)の1つ以上である。画像形成制御器80は、算出された値とダミー印字率テーブルに基づいてダミー印字率を決定し、それをパターン発生回路92に設定する(ACT203)。なお、画像形成制御器80は、ダミー印字率を決定する際に、相対湿度を用いてもよい。また、区間印字率として、平均値が用いられてもよい。
図8は、実施形態のダミー印字のパターンの一例を示す図である。
図8には、被画像形成媒体Pの一例である用紙500と、用紙搬送方向と、ダミー印字のパターンを示してある。このダミー印字のパターンは、格子510を縦方向及び横方向に複数並べたパターン(格子パターン)である。この格子510は例えば縦10mm×横10mmの大きさを有する。
図9は、実施形態の相対湿度に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図である。
図9のダミー印字率テーブルは、相対湿度(RH%:Relative Humidity %)と、ダミー印字の格子パターンのラインドット数とを対応付ける。この例では、画像形成装置200の画像形成制御器80は、相対湿度からダミー印字の格子パターンのラインドット数を決定する。ダミー印字の格子パターンのラインドット数が決まると、ダミー印字率が決まる。ダミー印字の格子パターンのラインドット数は、例えば格子パターンの一辺のラインのドット数である。
具体的な対応付けの数値の例は図示の通りである。例えば、相対湿度が20未満である場合にはラインドット数は6である。例えば、相対湿度が20以上30未満である場合にはラインドット数は5である。このように、相対湿度が大きくなると、ラインドット数を小さくする。また、例えば、相対湿度が70以上である場合にはダミー印字は無しとする。
図10は、実施形態の枚数及び印字率に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図である。
図10の(1)〜(10)のように枚数及び印字率に関する区間カウンタのカウンタ値が変化する。図10の例では、画像形成装置200は、区間1枚数カウンタ〜区間3枚数カウンタと、区間1印字率カウンタ〜区間3印字率カウンタと、を用いる。
区間1〜区間3の枚数カウンタのカウンタ値の単位は、枚数である。例えば、カウンタ値が18である場合、18枚を表す。
区間1〜区間3の印字率カウンタのカウンタ値の単位は、パーセント(%)を10倍した値である。例えば、カウンタ値が56である場合、5.6(=56/10)%を表す。
図10の(1)〜(10)の概要を説明する。
(1)画像形成装置200において、全ての区間カウンタのカウンタ値は0である。
(2)画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値をカウントアップする。
(3)画像形成装置200において、区間1カウンタのカウンタ値をカウントアップした結果、区間1枚数カウンタのカウンタ値がフルになった。本実施形態では、フルとは所定枚数(100枚)を超えることである。
(4)画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を区間2カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間2カウンタのカウンタ値を区間3カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を0にクリア(リセット)する。
(5)画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値をカウントアップする。
(6)画像形成装置200において、区間1カウンタのカウンタ値をカウントアップした結果、区間1枚数カウンタのカウンタ値がフルになった。
(7)画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を区間2カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間2カウンタのカウンタ値を区間3カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を0にクリア(リセット)する。
(8)画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値をカウントアップする。この結果、画像形成装置200において、区間1枚数カウンタのカウンタ値がフルになった。
(9)画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を区間2カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間2カウンタのカウンタ値を区間3カウンタに保存する。これと同時に、画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値を0にクリア(リセット)する。
(10)画像形成装置200は、区間1カウンタのカウンタ値をカウントアップする。
以降においても、画像形成装置200は、同様な処理を行う。
図11は、実施形態の区間平均印字率に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図である。
図11のダミー印字率テーブルは、区間平均印字率(%)と、ダミー印字の格子パターンのラインドット数とを対応付ける。この例では、画像形成装置200の画像形成制御器80は、区間平均印字率からダミー印字の格子パターンのラインドット数を決定する。ダミー印字の格子パターンのラインドット数が決まると、ダミー印字率が決まる。ダミー印字の格子パターンのラインドット数は、例えば格子パターンの一辺のラインのドット数である。
区間平均印字率は、区間の印字率の平均値である。平均値としては、例えば区間1〜区間3の平均値が用いられてもよい。他の構成例として、区間平均印字率の代わりに、1個の区間の印字率(例えば、区間1の印字率)が用いられてもよい。
具体的な対応付けの数値の例は図示の通りである。例えば、区間平均印字率が3%未満である場合にはラインドット数は6である。例えば、区間平均印字率が3%以上4%未満である場合にはラインドット数は5である。このように、区間平均印字率が大きくなると、ラインドット数を小さくする。また、例えば、区間平均印字率が8%以上である場合にはダミー印字は無しとする。
図12は、実施形態の枚数及びトナー補給時間に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図である。
図12の(1)〜(10)のように枚数及びトナー補給時間に関する区間カウンタのカウンタ値が変化する。図12の例では、画像形成装置200は、区間1枚数カウンタ〜区間3枚数カウンタと、区間1トナー補給時間カウンタ〜区間3トナー補給時間カウンタと、を用いる。
区間1〜区間3の枚数カウンタのカウンタ値の単位は、枚数である。例えば、カウンタ値が18である場合、18枚を表す。
区間1〜区間3のトナー補給時間カウンタのカウンタ値の単位は、秒である。例えば、カウンタ値が29である場合、29秒を表す。
ここで、図12の(1)〜(10)の概要は、図10の(1)〜(10)の概要と同じである。
また、図12の例についても、図10の例と同様に、図11のダミー印字率テーブルが用いられる。図12の例では、画像形成装置200の画像形成制御器80は、式(1)を用いて区間印字率を求める。そして、画像形成制御器80は、区間平均印字率を求める。
図13は、実施形態の枚数及び駆動時間に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図である。
図13の(1)〜(10)のように枚数及び駆動時間に関する区間カウンタのカウンタ値が変化する。図13の例では、画像形成装置200は、区間1枚数カウンタ〜区間3枚数カウンタと、区間1駆動時間カウンタ〜区間3駆動時間カウンタと、を用いる。
区間1〜区間3の枚数カウンタのカウンタ値の単位は、枚数である。例えば、カウンタ値が18である場合、18枚を表す。
区間1〜区間3の駆動時間カウンタのカウンタ値の単位は、秒である。例えば、カウンタ値が64である場合、64秒を表す。
ここで、図13の(1)〜(10)の概要は、図10の(1)〜(10)の概要と同じである。
図14は、実施形態の区間駆動時間に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図である。
図14のダミー印字率テーブルは、区間駆動時間(秒/枚)と、ダミー印字の格子パターンのラインドット数とを対応付ける。この例では、画像形成装置200の画像形成制御器80は、区間駆動時間(秒/枚)からダミー印字の格子パターンのラインドット数を決定する。ダミー印字の格子パターンのラインドット数が決まると、ダミー印字率が決まる。ダミー印字の格子パターンのラインドット数は、例えば格子パターンの一辺のラインのドット数である。
なお、区間駆動時間としては、1個の区間の駆動時間(例えば、区間1の駆動時間)が用いられるが、複数の区間(例えば、区間1〜区間3)の平均値が用いられてもよい。
具体的な対応付けの数値の例は図示の通りである。例えば、区間駆動時間が5以上である場合にはラインドット数は6である。例えば、区間駆動時間が4以上5未満である場合にはラインドット数は5である。このように、区間駆動時間が大きくなると、ラインドット数を大きくする。また、例えば、区間駆動時間が2.5未満である場合にはダミー印字は無しとする。
図15は、実施形態の枚数、印字率及び駆動時間に関する区間カウンタのカウンタ値の変化の一例を示す図である。
図15の(1)〜(10)のように枚数、印字率及び駆動時間に関する区間カウンタのカウンタ値が変化する。図15の例では、画像形成装置200は、3種類のカウンタを用いる。これらのカウンタは、区間1枚数カウンタ〜区間3枚数カウンタ、区間1印字率カウンタ〜区間3印字率カウンタ、区間1駆動時間カウンタ〜区間3駆動時間カウンタである。
区間1〜区間3の枚数カウンタのカウンタ値の単位は、枚数である。例えば、カウンタ値が18である場合、18枚を表す。
区間1〜区間3の印字率カウンタのカウンタ値の単位は、パーセント(%)を10倍した値である。例えば、カウンタ値が56である場合、5.6(=56/10)%を表す。
区間1〜区間3の駆動時間カウンタのカウンタ値の単位は、秒である。例えば、カウンタ値が64である場合、64秒を表す。
ここで、図12の(1)〜(10)の概要は、図10の(1)〜(10)の概要と同じである。
図16は、実施形態の区間印字率/区間駆動時間に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図である。
図16のダミー印字率テーブルは、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)と、ダミー印字の格子パターンのラインドット数とを対応付ける。この例では、画像形成装置200の画像形成制御器80は、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)からダミー印字の格子パターンのラインドット数を決定する。ダミー印字の格子パターンのラインドット数が決まると、ダミー印字率が決まる。ダミー印字の格子パターンのラインドット数は、例えば格子パターンの一辺のラインのドット数である。
なお、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)としては、一例として、1個の区間の区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が用いられる。具体例として、区間1の区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が用いられる。他の例として、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)としては、複数の区間(例えば、区間1〜区間3)の平均値が用いられてもよい。
具体的な対応付けの数値の例は図示の通りである。例えば、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が0.75未満である場合にはラインドット数は6である。例えば、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が0.75以上1未満である場合にはラインドット数は5である。このように、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が大きくなると、ラインドット数を小さくする。また、例えば、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が2.5以上である場合にはダミー印字は無しとする。
図17は、実施形態の区間印字率、区間印字率/区間駆動時間及び湿度に関するダミー印字率テーブルの一例を示す図である。
図17のダミー印字率テーブルは、所定の情報の組み合わせと、ダミー印字の格子パターンのラインドット数とを対応付ける。この所定の情報の組み合わせは、区間印字率(%)と区間印字率/区間駆動時間(%/秒)と相対湿度(RH%)との組み合わせである。
この例では、画像形成装置200の画像形成制御器80は、この所定の情報の組み合わせからダミー印字の格子パターンのラインドット数を決定する。ダミー印字の格子パターンのラインドット数が決まると、ダミー印字率が決まる。ダミー印字の格子パターンのラインドット数は、例えば格子パターンの一辺のラインのドット数である。
なお、それぞれの情報としては、1個の区間の情報が用いられるが、複数の区間(例えば、区間1〜区間3)の平均値が用いられてもよい。
図17の例において、具体的な対応付けの数値の例は図示の通りである。例えば、区間印字率(%)は、3未満、3以上4未満、4以上5未満、・・・、7以上8未満、8以上の範囲に区分されている。例えば、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)は、1未満、1以上1.5未満、1.5以上2未満、2以上の範囲に区分されている。例えば、相対湿度(RH%)は、30未満、30以上70未満、70以上の範囲に区分されている。
区間印字率(%)が3未満である場合には、他の情報に関わらず、ラインドット数は6である。区間印字率(%)が8以上である場合には、他の情報に関わらず、ラインドット数は0(つまり、ダミー印字は無し)とする。区間印字率(%)が3以上8未満である場合には、他の情報との組み合わせに応じて、ラインドット数が決まる。
例えば、区間印字率(%)が4以上5未満、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が1以上1.5未満、相対湿度が30以上70未満の場合、ラインドット数は3である。例えば、区間印字率(%)が6以上7未満、区間印字率/区間駆動時間(%/秒)が1未満、相対湿度が70以上の場合、ラインドット数は1である。
ここで、図17のダミー印字率テーブルは、例えば、図15に示される情報及び相対湿度の情報を用いて利用される。
なお、図9、図11、図14、図16及び図17に示されるダミー印字率テーブルのうち、任意のものが用いられてもよい。また、図9、図11、図14、図16及び図17に示されるダミー印字率テーブル以外のダミー印字率テーブルが用いられてもよい。ここで、例示したそれぞれのダミー印字率テーブルの数値は一例であり、他の数値が用いられてもよい。
本実施形態の画像形成装置200では、消色が行われた後の画像形成部の画像濃度低下を防止することが可能となる。また、画像形成装置200では、消色時におけるダミー印字の画像形成によるトナー消費量を抑制することが可能となる。
以上のように、本実施形態の画像形成装置200では、画像形成部10が被画像形成媒体Pに対して消色トナーによる画像を形成する。定着器1が画像形成部10により形成された画像の被画像形成媒体Pに対する定着と、消色トナーによって被画像形成媒体Pに形成された画像の消色とを行う。制御部(一例として、画像形成制御器80)が、定着器1によって被画像形成媒体Pの消色を行う場合、消色トナーによる画像形成を消色が行われる被画像形成媒体Pへ形成するよう画像形成部10を制御する。
また、定着器1によって被画像形成媒体Pの消色を行う場合において、制御部は、画像形成部10によって被画像形成媒体Pに形成される画像を所定の印字率によって決定する。制御部は、例えば、消色が行われる際の環境の湿度に基づいて所定の印字率を決定する。制御部は、例えば、以前の画像形成で使用された印字率及び以前の被画像形成媒体Pの消色で使用された印字率に基づいて所定の印字率を決定する。制御部は、例えば、以前の画像形成で行われた間欠動作及び以前の被画像形成媒体Pの消色で行われた間欠動作に基づいて所定の印字率を決定する。また、制御部は、例えば、所定の数以上の被画像形成媒体P毎に取得された情報に基づいて所定の印字率を決定する。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の画像形成装置200によれば、定着器によって被画像形成媒体の消色を行う場合、消色トナーによる画像形成を消色が行われる被画像形成媒体へ形成するよう画像形成部を制御する制御部を備えることにより、消色動作後の画像形成時の画像濃度の低下を抑えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…定着器, 10…画像形成部, 11…レーザ光学系ユニット, 11a…レーザ光, 12…像担持体, 13…コロナ帯電器, 14…現像器, 15…転写ローラ, 16…像担持体クリーナ, 16a…像担持体クリーニングブレード, 17…除電ランプ, 51…ヒートローラ, 52…加圧ベルト, 53…ヒートローラ用ランプ, 54…ベルトヒートローラ, 55…加圧ローラ, 56…テンションローラ, 57…加圧パッドホルダー, 58…加圧パッド, 59…加圧ベルトランプ, 61…定着部材用サーミスタ, 62…加圧部材用サーミスタ, 69…ROM, 70…RAM, 80…画像形成制御器, 81…温度センサ, 82…湿度センサ, 83…トナー濃度センサ, 84…画素カウンタ, 85…メインモータ, 86…トナー補給モータ, 87…帯電グリッドバイアス部, 88…現像バイアス部, 89…転写バイアス部, 90…レーザパワー部, 91…トナー濃度センサコントロール電圧部, 92…パターン発生回路, 95…画像処理回路, 96…レーザ駆動回路, 200…画像形成装置, 210…ディスプレイ, 220…プリント部, 230…コントロールパネル部, 240…用紙トレイ, 300…画像読取部

Claims (6)

  1. 被画像形成媒体に対して消色トナーによる画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された前記画像の前記被画像形成媒体に対する定着と、前記消色トナーによって前記被画像形成媒体に形成された画像の消色とを行う定着器と、
    前記定着器によって前記被画像形成媒体の消色を行う場合、前記消色トナーによる画像形成を前記消色が行われる前記被画像形成媒体へ形成するよう前記画像形成部を制御し、以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報に基づいて、前記画像形成部によって前記被画像形成媒体に形成される画像を決定する制御部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報は、印字率の情報である、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報は、トナー補給時間の情報である、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報は、駆動時間の情報である、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報は、印字率および駆動時間の情報である、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 以前の画像形成に関する情報及び以前の前記被画像形成媒体の消色に関する情報は、印字率、駆動時間および相対湿度の情報である、
    請求項1に記載の画像形成装置。
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