JP2018070243A - ポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器 - Google Patents

ポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器 Download PDF

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Abstract

【課題】容器本体内の液体を最後まで良好に吸い上げることができるポンプ付き液体容器用容器本体を提供すること。
【解決手段】容器本体10は、液出口部11を有する有底形状に成形され、胴部13の下端13aが容器本体10の中心線に垂直な平面上に存在し、底面部14の中心部14aが胴部13の下端13aと同一レベルまたは僅かに高い位置とされ容器本体10内では液溜り用凹部15とされ、底面部14の周囲部14bが中心側に向けて漸次傾斜下降され容器本体10内では液流れ面16とされ、底面部14の周縁部14cが、胴部13の下端部13bと折り返し状態に内側に重なり、胴部13の下端13aと連接して形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器に関する。
従来、ポンプ付き液体容器は、容器本体と、容器本体の液出口部に装着されるポンプとを有し、ポンプを作動することにより、容器本体内に垂下する吸い上げパイプで容器本体内に貯留する液体を吸い上げ、吐出部から所定量の液体吐出するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
容器本体内に貯留する液体が化粧水、清涼剤、薬剤、殺虫剤、防錆剤等の液体である場合には、ボディソープ、シャンプー、洗濯用洗剤、柔軟剤、食器洗い洗剤等の液体とは異なり、香料の発散、揮発成分の発散、有害液体の人体への付着防止等の観点から、液体がなくなっても詰め替えを行わず、容器本体内の液体は最後まで使い切ってからポンプ付き液体容器全体を廃棄している。
特開2007−223643号公報
しかしながら、特許文献1に記載された容器本体は、底面中央部が内向きに凸の隆起部を有して形成されているので、容器本体内の液体を最後まで使い切る前の段階になると、液体が隆起部の周囲の凹部に残ってしまうことになる。このため、吸い上げパイプが垂直に垂下されており、吸い上げパイプの下端が容器本体の底面中央部の隆起部の頂部に位置された構成では、隆起部の周囲の凹部に残る液体を吸い上げることができないという問題があった。
一方、特許文献1に記載された容器本体について、吸い上げパイプの下端が隆起部の周囲の凹部に位置するように、該吸い上げパイプが垂下された構成では、容器本体を傾けることで容器本体内の液体を最後まで使い切ることができる。しかし、これだと使い勝手が悪く、容器本体が不透明な樹脂で成形されている場合には、容器本体内の液体を最後まで使い切っているかどうか外部から視認することができないので、一般的には容器本体内の液体が吸い上げパイプの下端側に集まるように容器本体を傾けて容器本体内の液体を最後まで使い切ることは行われていないという問題があった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、容器本体内の液体を最後まで良好に吸い上げることができるポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器を提供することを目的としている。
本願第1の発明に係るポンプ付き液体容器用容器本体は、上記課題を解決するため、上部に液出口部を有する有底形状に成形されたポンプ付き液体容器の容器本体であり、胴部の下端が容器本体の中心線に垂直な平面上に存在し、底面部の中心部が前記胴部の前記下端と同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出して容器本体内で液溜り用凹部とされているとともに、周囲部が中心側に向けて漸次傾斜下降した液流れ面とされており、前記底面部の周縁部が、前記胴部の下端部と折り返し状態に内側に重なり、前記胴部の前記下端と連接して形成されていることを特徴とする。
本願第2の発明に係るポンプ付き液体容器用容器本体は、上記課題を解決するため、上部に液出口部を有する有底形状に成形されたポンプ付き液体容器の容器本体であり、胴部の下端が容器本体の中心線に垂直な平面上に存在し、底面部の中心部が周囲部よりも小さな面積を占めて前記胴部の前記下端と同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出して容器本体内で液溜り用凹部とされ、前記底面部の前記周囲部が中心側に向けて漸次傾斜下降され、前記底面部の周縁部が、前記胴部の下端部と折り返し状態に内側に重なり、前記胴部の前記下端と連接して形成されている構成である。
本願第3の発明に係るポンプ付き液体容器は、上記課題を解決するため、本願第1または第2の発明に係るポンプ付き液体容器の容器本体と、汲み上げポンプと、を備え、前記汲み上げポンプの汲み上げパイプの下端が前記液溜り用凹部に位置する構成である。
上記構成によれば、本発明に係るポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器は、底面部の中心部が液溜り用凹部とされ、周囲部が中心側に向けて漸次傾斜下降した液流れ面とされている。
したがって、上記構成によれば、容器本体内の液体を使い切る前の段階で、ポンプ付き液体容器が水平面上に置かれると、液流れ面に薄い層に形成される残り少ない液体が該液流れ面を液溜り用凹部に向かうように流れて溜まる。よって、容器本体内の液体を使い切る前の段階で容器本体を傾けなくても、汲み上げポンプで液体を最後まで良好に吸い上げることができ、容器本体内の液体を使い切ることができる。また、胴部の下端が容器本体の中心線に垂直な平面上に存在し、底面部の中心部が胴部の下端と同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出されているため、容器本体は、胴部の下端に対応する底面部分で安定した着座性を有し、容器本体内の液体が少なくなることにより重心位置が相対的に上昇しても倒れ難い。
本発明によれば、容器本体内の液体を最後まで良好に吸い上げることができるポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るポンプ付き液体容器を示す一部切り欠き断面とした正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るポンプ付き液体容器を示し、(a)図は一部縦断正面図、(b)図は(a)図におけるIIb−IIb断面図、(c)図は(a)図におけるIIc−IIc断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るポンプ付き液体容器を示す一部切り欠き断面とした正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るポンプ付き液体容器を示し、(a)図は一部縦断正面図、(b)図は(a)図におけるIVb−IVb断面図、(c)図は(a)図におけるIVc−IVc断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器について図面を参照しつつ説明する。
[第1の実施の形態]
図1に示すように、本実施の形態に係るポンプ付き液体容器1は、ポンプ付き液体容器用容器本体(以下では、単に容器本体と称する。)10と、汲み上げポンプ20と、を備え、内部に化粧水、清涼剤、薬剤、殺虫剤、防錆剤等の液体Lが充填される。
汲み上げポンプ20は、例えばシリンダ21を有し、該シリンダ21を容器本体10の液出口部11内に垂下し、シリンダ21の上部に備えられるキャップ状の取付部22を液出口部11に被せて取付部22の内周面の雌ねじと液出口部11の外周面の雄ねじとを螺合し、かつ液漏れを封じるように嵌合している。さらに具体的かつ詳細な構造については図示していないが、汲み上げポンプ20は、例えば、シリンダ21内に第1の逆止弁を有するピストンが収容され、シリンダ21内の下部に第1の逆止弁とは互いに逆に開閉する第2の逆止弁を備え、シリンダ21より下方に吸い上げパイプ23が垂下している。そして、汲み上げポンプ20は、手押し部24を押し込むことによりパイプロッド25が下動し、パイプロッド25の下動に連動してシリンダ21内に収容されたピストンが下動し、この際、シリンダ21にてボトル外部と開通する通路、例えばパイプロッド25の外面の縦溝からなる通路を通して容器本体10内に外気が導入されるとともに、第1の逆止弁が開いてシリンダ21のピストンの下側の空間内の液体がピストンの上側に流入する。手押し部24の押し込みを解除すると、ピストンがばねの蓄勢復帰力により上動を開始し、手押し部24も一体に上動復帰を開始し、この際、第1の逆止弁が閉じかつ第2の逆止弁が開くことで、シリンダ21のピストンの下側の空間が負圧になり、この負圧で液体Lが第2の逆止弁を通りシリンダ21のピストンの下側の広がっていく空間に吸い上げられる。次に手押し部24を押し込むと、ピストンの下動で第2の逆止弁が閉じ、シリンダ21の下部空間内の液体が第1の逆止弁を通りピストンの上側に流入するから、パイプロッド25内の流量オーバーの液体がパイプロッド25を通り吐液部26から吐出される。なお、この構成は、汲み上げポンプの汲み上げ原理の一例を示したもので、汲み上げポンプは、この構成や原理に限定されない。汲み上げポンプは、人力の作動部がプッシュ式構造のもの、またはトリガーを引く構造のものなどいずれであってもよい。
図1、図2(a),(b),(c)に示すように、容器本体10は、上部に形成され外周面にオネジを有する液出口部11と、液出口部11に連接され下方に向けて拡径する肩部12と、肩部12に連接する筒状の胴部13と、胴部13に連接する底面部14と、を有する有底容器である。なお、胴部13は、図では円筒形であるが、これに限定されるものではなく、例えば四隅が丸みを持つ角部である四角筒状であってもよい。
容器本体10は、胴部13の下端13aが容器本体10の中心線に垂直な平面上に存在する構成であり、これにより、容器本体10は胴部13の下端13aに対応する底面部分で安定した着座性を有する。
容器本体10は、底面部14の中心部14aが胴部13の下端13aと同一レベルまたは僅かに高い位置とされ、容器本体10内で液溜り用凹部15とされている。
底面部14の中心部14aの周りの周囲部14bが中心側に向けて漸次傾斜下降されて、容器本体10内の液体Lを液溜り用凹部15へ導くための液流れ面16とされている。
そして、底面部14の周縁部14cが、胴部13の下端部13bと連接し折り返し状態に内側に重なり、周縁部14cと下端部13bの重なり面に液体が入り込まないようになっており、液溜り用凹部15に、汲み上げポンプ20の汲み上げパイプ23の下端23aが位置される。
容器本体10は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)などの樹脂をダイレクトブロー成形されてなる。底面部14の中心部14a、周囲部14bおよび周縁部14cは、ダイレクトブロー成形の初期の膨張工程では、図2(a)に二点鎖線で示す膨張部分14'を形成し、次いで、図示しない底面部の金型の一部を押込用金型Kと交換し、引き続き膨張圧力を加えた状態で押込用金型Kを押し込んで、実線で示す中心部14aおよび周囲部14bの位置に窪ませることで形成され、周縁部14cは膨張部分14'の外周部14c'が内外を反転されてかつ筒状に修正されて、周縁部14cと下端部13bとの重なりが生じた形状に成形される。
次に、本実施の形態に係る容器本体10およびポンプ付き液体容器1の作用について説明する。
容器本体10およびポンプ付き液体容器1は、胴部13の下端13aが容器本体10の中心線に垂直な平面上に存在し、底面部14の中心部14aが胴部13の下端13aと同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出されていることにより、容器本体10内で液体Lが溜まる液溜り用凹部15とされる。このため、胴部13の下端13aに対応する底面部分で安定した着座性を有し、容器本体10内の液体Lが少なくなることにより重心位置が相対的に上昇しても倒れ難い。
容器本体10およびポンプ付き液体容器1は、底面部14の周囲部14bが中心側に向けて漸次傾斜下降されることにより、容器本体10内に液体Lを液溜り用凹部15へ導くための液流れ面16が形成されている。このため、容器本体10内の液体を使い切る前の段階になると、液流れ面16上に薄い層に形成される残り少ない液体Lが該液流れ面16を液溜り用凹部15に向かうように流れて溜まる。
容器本体10およびポンプ付き液体容器1は、底面部14の周縁部14cが、胴部13の下端部13bと連接し折り返し状態に内側に重なり、周縁部14cと下端部13bの重なり面に液体が入り込まないようになっている。このため、容器本体10内の液体は最終的に液流れ面16を経て液溜り用凹部15に溜まる。
したがって、ポンプ付き液体容器1を水平面上に載置した状態で容器本体10内の液体を使い切る前の段階になると、液流れ面16上に薄い層に形成される残り少ない液体Lが該液流れ面16を液溜り用凹部15に向かうように流れて溜まるので、容器本体10内の液体Lを使い切る前の段階で容器本体10を傾けなくても、液体Lを最後まで良好に吸い上げることができ、容器本体10内の液体を使い切ることができる。
[第2の実施の形態]
図3に示すように、本実施の形態に係るポンプ付き液体容器1Aは、ポンプ付き液体容器用容器本体(以下では、単に容器本体と称する。)10Aと、汲み上げポンプ20Aと、を備え、内部に化粧水、清涼剤、薬剤、殺虫剤、防錆剤等の液体Lが充填される。
汲み上げポンプ20Aは、例えばシリンダ21Aを有し、該シリンダ21Aを容器本体10Aの液出口部11A内に垂下し、該シリンダ21Aの上部に備えられるキャップ状の取付部22Aを液出口部11Aに被せて取付部22Aの内周面の雌ねじと液出口部11Aの外周面の雄ねじとを螺合し、かつ液漏れを封じるように嵌合している。さらに一具体で詳細な構造については図示していないが、汲み上げポンプ20Aは、例えば、シリンダ21A内に第1の逆止弁を有するピストンが収容され、シリンダ21A内の下部に第1の逆止弁とは互いに逆に開閉する第2の逆止弁を備え、シリンダ21Aより下方に吸い上げパイプ23Aが垂下している。そして、汲み上げポンプ20Aは、手押し部24Aを押し込むことによりパイプロッド25Aが下動し、パイプロッド25Aの下動に連動してシリンダ21A内に収容されたピストンが下動し、この際、大気が適宜の開通する通路、例えばパイプロッド25Aの外面の縦溝を通して容器本体10A内に導入されるとともに、第1の逆止弁が開いてシリンダ21Aのピストンの下側の空間内の液体がピストンの上側に流入する。手押し部24Aの押し込みを解除すると、ピストンがばねの蓄勢復帰力により上動を開始し、手押し部24Aも一体に複動を開始し、この際、第1の逆止弁が閉じかつ第2の逆止弁が開くことで、シリンダ21Aのピストンの下側の空間が負圧になり、この負圧で液体Lが第2の逆止弁を通りシリンダ21Aのピストンの下側の空間に吸い上げられる。次に手押し部24Aを押し込むと、ピストンの下動で第2の逆止弁が閉じ、シリンダ21Aの下部空間内の液体が第1の逆止弁を通りピストンの上側に流入するから、パイプロッド25A内の流量オーバーの液体がパイプロッド25Aを通り吐液部26Aから吐出される。なお、この構成は、汲み上げポンプの汲み上げ原理の一例を示したもので、汲み上げポンプは、この構成や原理に限定されない。汲み上げポンプは、人力の作動部がプッシュ式構造のもの、またはトリガーを引く構造のものなどいずれであってもよい。
図3、図4(a),(b),(c)に示すように、容器本体10Aは、上部に形成され、外周面にオネジを有する液出口部11Aと、液出口部11Aに連接され下方に向けて拡径する肩部12Aと、肩部12Aに連接する円筒状の胴部13Aと、胴部13Aに連接する底面部14Aと、を有する有底容器である。なお、胴部13Aは、図では円筒形であるが、これに限定されるものではなく、例えば四隅が丸みを持つ角部である四角筒状であってもよい。
容器本体10Aは、胴部13Aの下端13cが容器本体10Aの中心線に垂直な平面上に存在する構成であり、底面部14Aの中心部14dが周囲部14eよりも小さな面積を占めて胴部13Aの下端13cと同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出して容器本体10A内で液溜り用凹部15Aとされている。これにより、容器本体10Aは胴部13Aの下端13cに対応する底面部分で安定した着座性を有する。
容器本体10Aは、底面部14Aの中心部14dの周りの周囲部14eが中心側に向けて漸次傾斜下降されて、容器本体10A内の液体Lを液溜り用凹部15Aへ導くための液流れ面16Aが形成され、底面部14Aの周縁部14fが、胴部13Aの下端部13dと連接し折り返し状態に内側に重なり、周縁部14fと下端部13dの重なり面に液体が入り込まないようになっており、液溜り用凹部15Aに、汲み上げポンプ20Aの汲み上げパイプ23Aの下端23aが位置される。
容器本体10Aは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)などの樹脂をダイレクトブロー成形されてなる。底面部14Aの中心部14d、周囲部14eおよび周縁部14fは、ダイレクトブロー成形の初期の膨張工程では、図4(a)に二点鎖線で示す膨張部分14A'を形成し、次いで、図示しない底面部の金型の一部を押込用金型K'と交換し、引き続き膨張圧力を加えた状態で押込用金型K'を押し込んで、実線で示す中心部14dおよび周囲部14eの位置に窪ませることで形成され、周縁部14fは膨張部分14A'の外周部14c'が内外を反転されてかつ筒状に修正されて、周縁部14fと下端部13dとの重なりが生じた形状に成形される。
次に、本実施の形態に係る容器本体10Aおよびポンプ付き液体容器1Aの作用について説明する。
容器本体10Aおよびポンプ付き液体容器1Aは、胴部13Aの下端13cが容器本体10Aの中心線に垂直な平面上に存在し、底面部14Aの中心部14dが胴部13Aの下端13cと同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出されていることにより、容器本体10A内で液体Lが溜まる液溜り用凹部15Aとされる。このため、胴部13Aの下端13cに対応する底面部分で安定した着座性を有し、容器本体10A内の液体Lが少なくなることにより重心位置が相対的に上昇しても倒れ難い。
容器本体10Aおよびポンプ付き液体容器1Aは、底面部14Aの周囲部14eが中心側に向けて漸次傾斜下降されることにより、容器本体10A内に液体Lを液溜り用凹部15Aへ導くための液流れ面16Aが形成されている。このため、容器本体10A内の液体を使い切る前の段階になると、液流れ面16A上に薄い層に形成される残り少ない液体Lが該液流れ面16Aを液溜り用凹部15Aに向かうように流れて溜まる。
容器本体10Aおよびポンプ付き液体容器1Aは、底面部14Aの周縁部14fが、胴部13Aの下端部13dと連接し折り返し状態に内側に重なり、周縁部14fと下端部13dの重なり面に液体が入り込まないようになっている。このため、容器本体10A内の液体は最終的に液流れ面16Aを経て液溜り用凹部15Aに溜まる。
したがって、ポンプ付き液体容器1Aを水平面上に載置した状態で容器本体10A内の液体を使い切る前の段階になると、液流れ面16A上に薄い層に形成される残り少ない液体Lが該液流れ面16Aを液溜り用凹部15Aに向かうように流れて溜まるので、容器本体10A内の液体Lを使い切る前の段階で容器本体10Aを傾けなくても、液体Lを最後まで良好に吸い上げることができ、容器本体10A内の液体を使い切ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、容器本体内の液体を最後まで良好に吸い上げることができるという効果を有し、ポンプ付き液体容器用容器本体およびポンプ付き液体容器の全般に有用である。
1,1A ポンプ付き液体容器
10,10A 容器本体
11,11A 液出口部
13,13A 胴部
13a,13c 下端
13b,13d 下端部
14,14A 底面部
14a,14d 中心部
14b,14e 周囲部
14c,14f 周縁部
15,15A 液溜り用凹部
16,16A 液流れ面
20,20A 汲み上げポンプ
23,23A 汲み上げパイプ

Claims (3)

  1. 上部に液出口部を有する有底形状に成形されたポンプ付き液体容器の容器本体であり、
    胴部の下端が容器本体の中心線に垂直な平面上に存在し、
    底面部の中心部が前記胴部の前記下端と同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出して容器本体内で液溜り用凹部とされているとともに、周囲部が中心側に向けて漸次傾斜下降した液流れ面とされており、
    前記底面部の周縁部が、前記胴部の下端部と折り返し状態に内側に重なり、前記胴部の前記下端と連接して形成されていることを特徴とするポンプ付き液体容器の容器本体。
  2. 上部に液出口部を有する有底形状に成形されたポンプ付き液体容器の容器本体であり、
    胴部の下端が容器本体の中心線に垂直な平面上に存在し、
    底面部の中心部が周囲部よりも小さな面積を占めて前記胴部の前記下端と同一レベルまたは僅かに高い位置となるよう下方に突出して容器本体内で液溜り用凹部とされ、
    前記底面部の前記周囲部が中心側に向けて漸次傾斜下降した液流れ面とされており、
    前記底面部の周縁部が、前記胴部の下端部と折り返し状態に内側に重なり、前記胴部の前記下端と連接して形成されていることを特徴とするポンプ付き液体容器の容器本体。
  3. 請求項1または請求項2に記載のポンプ付き液体容器の容器本体と、汲み上げポンプと、を備え、
    前記汲み上げポンプの汲み上げパイプの下端が前記液溜り用凹部に位置することを特徴とするポンプ付き液体容器。
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