JP2018065642A - トレイ分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた積層トレイから対象トレイを損傷することなく容易に分離することができるトレイ分離装置を提供する。【解決手段】積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた状態に積層された積層トレイBから積層方向の一方端側に位置する対象トレイ1Aを分離するトレイ分離装置であって、対象トレイ1Aの中央部を分離する方向から支持する支持部(21)と、対象トレイ1Aにおける中央部の外側に位置する端部を吸引して対象トレイ1Aの被吸引部分を分離方向側に湾曲させる吸引湾曲部(31)と、吸引湾曲部(31)が対象トレイ1Aを吸着した状態で、積層トレイBを対象トレイに対して分離方向に相対移動させる移動部4とを備える。【選択図】図13

Description

本発明は複数枚のトレイが積層された積層トレイから1枚の対象トレイを分離するトレイ分離装置に関するものである。
トレイ分離装置として、可撓性を有する支持部で積層トレイの下端を支持し、最下位の対象トレイを下方から吸着パットで吸着して下方に引っ張るようにした装置(例えば特許文献1)や、積層トレイをトレイ支持具で支持し、対象トレイの側面を押すことで、対象トレイを湾曲させてトレイ支持具から外すようにした装置(例えば特許文献2)が提案されている。
特開2001−301970号公報 特開平11−79406号公報
特許文献1に記載のトレイ分離装置では、対象トレイが上側のトレイに嵌め込まれている場合、対象トレイと上側のトレイとの間に空気が入らず、対象トレイを分離させ難いことがある。
特許文献2に記載のトレイ分離装置では、対象トレイと上側のトレイとの間に空気が入るが、トレイが薄肉の場合、対象トレイの側面を押した際にトレイが割れてしまったり、割れないように制御するのが大変だったりする。
本発明が解決しようとする課題は、積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた積層トレイから対象トレイを損傷することなく容易に分離することができるトレイ分離装置を提供することにある。
本発明の一態様に係るトレイ分離装置は、積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた状態に積層された積層トレイから積層方向の一方端側に位置する対象トレイを分離するトレイ分離装置であって、前記対象トレイの中央部を分離する方向から支持する支持部と、前記対象トレイにおける前記中央部の外側に位置する端部を吸引して前記対象トレイの被吸引部分を分離方向側に湾曲させる吸引湾曲部と、前記吸引湾曲部が前記対象トレイを吸着した状態で、前記積層トレイを前記対象トレイに対して分離方向に相対移動させる移動部とを備えるトレイ分離装置。
本発明によれば、対象トレイの端部を吸引して当該吸引部分を分離方向側に湾曲させるため、対象トレイの端部が損傷し難く、対象トレイと上側のトレイとの間に空気が入り容易に対象トレイを分離できる。
実施形態のトレイ搬送装置の外観斜視図である。 実施形態のトレイ搬送装置の平面図である。 実施形態のトレイ搬送装置の正面図である。 実施形態のトレイの図であり、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。 実施形態のトレイ分離装置の斜視図である。 実施形態のトレイ分離装置の平面図である。 実施形態のトレイ分離装置の正面図である。 実施形態のトレイ分離装置の側面図である。 実施形態の移動部と当接部の斜視図である。 実施形態の移動部の斜視図である。 実施形態の当接部の斜視図である。 実施形態のトレイ搬送装置の動作を説明する図である。 実施形態のトレイ搬送装置の動作を説明する図である。 実施形態のトレイ搬送装置の動作を説明する図である。
<概要>
本発明の一態様に係るトレイ分離装置は、積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた状態に積層された積層トレイから積層方向の一方端側に位置する対象トレイを分離するトレイ分離装置であって、前記対象トレイの中央部を分離する方向から支持する支持部と、前記対象トレイにおける前記中央部の外側に位置する端部を吸引して前記対象トレイの被吸引部分を分離方向側に湾曲させる吸引湾曲部と、前記吸引湾曲部が前記対象トレイを吸着した状態で、前記積層トレイを前記対象トレイに対して分離方向に相対移動させる移動部とを備える。
別態様に係るトレイ分離装置において、前記吸引湾曲部は多段パットを吸着金具に備える多段パット吸着ユニットにより構成され、前記対象トレイにおける両部は、前記多段パット吸着ユニットの吸引により前記多段パットが前記端部を吸着した状態で圧縮することで、湾曲する。これにより湾曲時に対象トレイが損傷し難くできる。
別態様に係るトレイ分離装置において、前記支持部は、一段パッドを吸着金具に備える一段パット吸着ユニットにより構成されている。これにより対象トレイを積層トレイから外す際に容易に分離できる。
別態様に係るトレイ分離装置において、前記積層方向は上下方向であり、前記対象トレイは前記積層トレイにおける最下位に位置するトレイであり、前記移動部は、前記対象トレイが嵌め込まれている直上トレイと前記対象トレイとの間に進入する爪を備えると共に、前記爪が直上トレイの下端を下方から支持する状態で前記爪を上方に移動させ、前記直上トレイと前記対象トレイとの間に前記爪が進入するのに合わせて、前記対象トレイの周縁部を押圧する押圧部を備える。これにより直上トレイと対象トレイとの間に空気が入りやすくできる。
<実施形態>
以下に実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
1.全体構成
主に図1及び図4を用いて説明する。
トレイ搬送装置Aは、図4に示すトレイ1を積層した積層トレイBから1つの対象トレイ1を分離して搬送する。なお、分離対象のトレイを対象トレイとする。
(1)トレイ
まずトレイ1について図4を用いて説明する。
トレイ1は薄肉の樹脂製品である。トレイ1は、図4に示すように、載置物用の平坦面11aを有する載置部11と、載置部11の周縁から隆起する枠部13とを有する。ここでのトレイ1は、平坦面11aと直交する方向から見たとき(図4の(b)である。)、矩形状をしている。このため、枠部13は、一対の長手枠131と一対の短手枠133A,133Bとを有している。トレイ1は枠部13の外周縁に外鍔部15を有している。外鍔部15は平坦面11aと平行な方向であって外方(平坦面11aが存在する側と反対側)へ張り出す。なお、短手枠133Aと短手枠133Bとを区別する必要がないときは、符号「133」を用いる。
トレイ1は、短手枠133Aに凹入部分135Aを有し、短手枠133Bに凹入部分135Bを有している。ここでは、凹入部分135A,135Bは、各短手枠133A,133Bの延伸方向に間隔をおいて複数個(例えば2個である。)設けられ、外周面から内周面側へと凹入し且つ上面から底側へと凹入する。なお、凹入部分135と凹入部分135Bとを区別する必要がないときは、符号「135」を用いる。
凹入部分135Aは、底まで凹入する深凹入部分135Aaと、底の途中まで凹入する浅凹入部分135Abとを、トレイ1の短手方向に隣接して有する。ここでは深凹入部分135Aaは短手方向の外側に位置する。凹入部分135Bも、深凹入部分135Baと浅凹入部分135Bbとをトレイ1の短手方向に隣接して有する。ここでは深凹入部分135Baは短手方向の内側に位置する。
複数枚のトレイ1を積層した場合、ここでは、上下に積層した場合において、トレイ1の長手方向の一方端側に短手枠133Aがすべて位置するとき、下側のトレイ1が上側のトレイ1に深く嵌め込まれた嵩低状態となる。上下に積層した場合において、トレイ1の長手方向の一方端側に短手枠133Aと短手枠133Bとが交互に積層されているとき、下側のトレイ1が上側のトレイ1に浅く嵌め込まれた嵩高状態となる。
トレイ1は、平坦面11aと直交する方向から見たときに、一方の短手枠133(ここでは短手枠133Aである。)の両端側が他方の短手枠133(ここでは短手枠133Bである。)の両端側と異なる形状をしている。ここでは、短手枠133A側の角部に底部分を除いて面取りされたような面取部17を有している。面取部17の底の高さは浅凹入部分135Bbの深さと一致し、積層トレイBが嵩高状態にあるとき、上側のトレイ1の面取部17の底が下側のトレイ1の角部の上面に当接し、上側トレイ1の深凹入部分135Aaの底が下側のトレイ1の浅凹入部分135Bbの上面に当接する。これにより、積層トレイBが嵩高状態となり、上下のトレイ1の平坦面11a間に載置物用の空間が確保される。
(2)トレイ搬送装置
主に図1〜図3を用いて説明する。
トレイ搬送装置Aは、積層トレイBから1枚の対象トレイ1を分離するトレイ分離装置Cと、分離されたトレイ1を搬送する搬送装置Dとを有する。
一例である本形態では、積層トレイBは、その積層方向が上下方向となる状態で、搬送装置Dの搬送部7に載置される。対象トレイ1は積層トレイBの最下位にあるトレイ1であり、分離方向は上下方向である。
まず、トレイ分離装置Cは搬送部7に対象トレイ1がそのまま残るように積層トレイBを上昇させる。対象トレイ1が積層トレイBから分離させると、搬送装置Dは分離されたトレイ1が載置されている搬送部7を移動させる。分離したトレイ1が積層トレイBの下方から搬送されると、トレイ分離装置Cは上昇状態の積層トレイBを下降させて搬送部7に載置させる。トレイ搬送装置Aは、上記動作を繰り返すことで、積層トレイBから一枚のトレイ1を順次分離して搬送する。
搬送装置Dの搬送部7は例えば一対のコンベアにより構成されている。コンベアとして例えばタイミングベルトを利用したベルトコンベア71,71がある。なお、矩形状のトレイ1は、長手方向の両端部が一対のベルトコンベア71,71で支持され、短手方向と平行な方向に搬送される。
2.トレイ分離装置
(1)概要
図5〜図8を用いて説明する。
トレイ分離装置Cは、積層トレイB中にある対象トレイ1の中央部を下方から支持する支持部2と、対象トレイ1における中央部を挟んだ複数個所であって中央部の外側に位置する両端部を吸着して当該吸着部分を下方に湾曲させる吸着湾曲部3と、吸着湾曲部3がトレイ1を吸着し且つ支持部2が支持する状態で積層トレイBを上方に移動させる移動部4とを備える。トレイ分離装置Cは、支持部2、吸着湾曲部3及び移動部4以外に、対象トレイ1における短手側端部を分離の際に押圧する押圧部5を備える。支持部2、吸着湾曲部3、移動部4、押圧部5はフレーム6(図1〜図3参照)に設けられている。
(2)支持部
支持部2は、対象トレイ1を下側から吸着湾曲部が吸着した際に、対象トレイ1が下方に移動するのを規制する機能を有する。つまり、対象トレイ1は、図6及び図7に示すように、中央部で支持部2により支持された状態で端部が下方に吸着されることで、端部側が下側に湾曲する。なお、図6及び図7ではトレイ1の位置が分かるようにトレイ1を仮想線で示している。
支持部2は、図6に示すように、トレイ1の矩形状の平坦面11aの裏面中央部の複数個所を支持する。支持部2は、平坦面11aの長手方向の2以上の位置であって、短手方向の1又は2以上の位置で支持する。ここでの支持部2は、長手方向中央と長手方向端との略中間位置であって短手方向の両側の合計4か所で支持する。
支持部2は、例えばトレイの平坦面11aの裏面に吸着する吸着ユニット21により構成されている。ここでは吸着ユニット21は上述の通り4個ある。吸着ユニット21は、図5及び図7に示すように、一段パット23と吸引金具25とから構成されている。吸引金具25は、図5に示すように、その取付位置を調整できるようにベースフレーム30に固定されている。具体的には、吸引金具25は取付板27の長孔27aを利用して移動可能に固定され、取付板27はトレイ1の長手方向に延伸するベースフレーム30の溝を利用して移動可能に固定された「U」字状のブラケット29に固定される。
吸引金具25は長孔27aの周辺部に上側から当接し、当該長孔27aを挿通した部分が取付板27の下側でナットにより固定されている。ブラケット29はベースフレーム30の溝内を移動可能に配されたナットに螺合するねじにより固定されている。
(3)吸着湾曲部
吸着湾曲部3は、対象トレイ1が支持部2により下方から支持された状態で、対象トレイ1の端部を吸引して湾曲させる機能を有する。なお、対象トレイ1の端部の湾曲は、対象トレイ1が嵌め込まれている上側に位置するトレイ1との間に空気が入り込む程度でよい。
吸着湾曲部3は、図6及び図7に示すように、トレイ1の矩形状の平坦面11aの裏面中央部の外側周辺に位置する端部の複数個所を吸引する。吸着湾曲部3は、平坦面11aの長手方向の中央部の両側であって、短手方向の1又は2以上の位置で吸引する。ここでの吸着湾曲部3は長手方向の両端側であって短手方向の両端側の合計4か所で吸引する。
吸着湾曲部3は、例えばトレイの平坦面11aの裏面に吸着する吸着ユニット31により構成されている。ここでは吸着ユニット31は上述の通り4個ある。吸着ユニット31は、図5〜図8に示すように、多段パット33と吸引金具35とから構成されている。吸引金具35は、図5に示すように、支持部2を構成する吸着ユニット21の吸引金具25と同様に、取付位置を調整できるようにベースフレーム30に固定されている。具体的には、吸引金具35は取付板37の長孔37aを利用して移動可能に固定されている。取付板37は、ベースフレーム30の溝を利用してベースフレーム30の端面から立設する縦フレーム39(図5及び図7参照)に固定されている。縦フレーム39は上下に延伸する溝を有し、当該溝内を上下に移動可能に配されたナットに螺合するねじにより固定されている。
ベースフレーム30は上下方向に昇降自裁に設けられている。ここでのベースフレーム30は、各ベルトコンベア71を構成するコンベアフレーム73同士を固定する「U」字状のブラケット67に昇降自在に設けられている。
積層トレイBから対象トレイ1を分離する前の状態において、図7に示すように、支持部2は対象トレイ1を支持しておらず(接触しておらず)、ベースフレーム30は対象トレイ1の下方で待機している。積層トレイBから対象トレイ1を分離する際に、対象トレイ1の下面に支持部2が当接するようにベースフレーム30が上昇する。なお、ベースフレーム30は、エアシリンダ20のロッド20aに取り付けられ、ロッド20aの上下方向の伸縮により昇降する。
支持部2の吸着ユニット21及び吸着湾曲部3の吸着ユニット31は、支持部2の一段パット23の上面と吸着湾曲部3の多段パット33の上面とが上下方向の同じ位置となるように、ベースフレーム30に固定されている。つまり、支持部2及び吸着湾曲部3がベースフレーム30の上昇により対象トレイ1に近づいた際、一段パット23と多段パット33とが略同時に対象トレイ1に接触する。なお、支持部2の吸着ユニット21と吸着湾曲部3の吸着ユニット31の吸引は同じタイミングで行われるが、支持部2の吸引が吸着湾曲部3の吸引よりも早くてもよい。
支持部2の吸着ユニット21と吸着湾曲部3の吸着ユニット31とが吸引を開始すると、支持部2側では対象トレイ1がほとんど変形することなく一段パット23に吸着されて支持され、吸着湾曲部3側では多段パット33が下方に押しつぶされてトレイ1の端部が湾曲するように多段パット33に吸着される。
このようにして対象トレイ1の端部が湾曲し、対象トレイ1を積層トレイBから分離しやすくできる。この際、対象トレイ1の端部の湾曲は多段パット33の潰れにより行われるため、多段パット33付の吸着ユニット31を利用することで簡単に実施できる。また、多段パット33を利用しているため、対象トレイ1の端部と吸着湾曲部3との距離にバラつきがあっても、弾性変形可能な多段パット33が変形することで容易に対象トレイ1を吸着できる。
(4)移動部
図5〜図10、特に図9及び図10を用いて説明する。
移動部4は積層トレイBにおける最下位の対象トレイ1を除いて分離方向である上方に移動させる機能を有している。ここでは、対象トレイ1が嵌め込まれているトレイ1(以下、「直上トレイ」という。)を支持して積層トレイBを持ち上げる。ここでの移動部4は、支持爪40を対象トレイ1と直上トレイ1の間に進入させた後に上方に移動させることで行われる。なお、支持爪40は本発明の「爪」の一例に相当する。
移動部4は、積層トレイBにおける長手方向の両側に配される支持爪40,40と、積層トレイBに対して各側の支持爪40を進退自在に移動させる進退駆動部と、各側の支持爪40を昇降させる昇降駆動部とを有する。なお、各側の進退駆動部及び昇降駆動部は図1〜図3に示すフレーム6の縦フレーム61,61内に収容されている。
支持爪40は、プレート43に固定され、当該プレート43が進退駆動部及び昇降駆動部により駆動される。なお、進退体駆動部は例えばエアシリンダにより構成、昇降駆動部は例えば、エアシリンダやラック・ピニオン機構により構成されている。
ここでの支持爪40は、対象トレイ1の短手枠133の凹入部分135の内部に進入することで、直上トレイ1の短手枠133の下方に達する(図4参照)。
各短手枠133は凹入部分135を2個有している。このため、支持爪40は、各凹入部分135に対応して積層トレイBの短手方向に間隔を置いて2つある。なお、2つの支持爪40を区別する必要がある場合は、符号「40A」と「40B」を用いる。
トレイ1の凹入部分135A,135Bはトレイ1の短手方向に隣接して深凹入部分135Aa,135Baと浅凹入部分135Ab,135Bbとを有している(図4参照)。このため、図10に示すように、支持爪40は、トレイ1の短手方向において、外側に位置する外爪体41Aと内側に位置する内爪体41Bとを隣接して備えている。外爪体41Aと内爪体41Bの何れか一方は、支持爪40が進出した際に、対象トレイ1の凹入部分135Aと凹入部分135Bの何れかに必ず進入するように構成されている。
具体的には、外爪体41Aと内爪体41Bとは平行リンク機構(ロバーバル機構)を利用して連結されている。支持爪40は、プレート43に固定されたブロック45と、外爪体41Aと内爪体41Bとを平行リンク結合するための2枚の連結板47,47とから構成される。ブロック45は、外爪体41Aと内爪体41Bとを進退方向にスライド自在に支持する。2枚の連結板47,47は、矩形状をし、その長手方向が進退方向と交差する状態で配され、長手方向の中央部がブロック45にピン固定され且つ長手方向の両端部が外爪体41Aと内爪体41Bとにピン固定される。
(5)押圧部
図5〜図9及び図11、特に図9及び図11を用いて説明する。
押圧部5は積層トレイB中の対象トレイ1の短手枠133を押圧する機能を有する。押圧方向は対象トレイ1の長手方向である。ここでの押圧部5は積層トレイBの長手方向の両側に設けられている。押圧部5は、短手枠133に沿う方向、つまり、対象トレイ1の短手方向の両端部と中間部とに当接する。具体的には、各押圧部5は、短手枠133における2つの凹入部分135の間に位置する中間部と、短手枠133におけるトレイ1の短手方向の凹入部分135の外側に位置する端部との合計3か所に当接する。
押圧部5は、搬送装置Dの搬送部7に支持されている積層トレイB中の対象トレイ1の短手枠133と対向する位置に設けられている。押圧部5は、吸着湾曲部3が対象トレイ1の端部を吸引するのに合わせて、短手枠133に向かって進出する。
押圧部5は、対象トレイ1の短手枠133と対向し且つ対象トレイ1に対して遠近する方向に移動可能に設けられた当接ブロック51と、当接ブロック51を遠近する方向に移動させる駆動部とを備える。なお、遠近する方向はトレイ1の短手方向と直交する方向であり、トレイ1の長手方向でもある。
なお、図11に示すように、短手枠133の中間部に当接する当接ブロック51を中央ブロック51Aとし、短手枠133の端部に当接する当接ブロック51を端ブロック51Bとする。中央ブロック51Aと端ブロック51Bとを区別する必要がない場合は、単に、当接ブロック51とする。
ここでの当接ブロック51は移動部4のプレート43の移動に伴って移動する。つまり、当接ブロック51がプレート43の進出側にあり、当接ブロック51がプレート43に押されるようにして進出する。
具体的には、押圧部5は、裏面から積層トレイBに向かって延びる穴を有する当接ブロック51と、積層トレイBの長手方向に延伸し且つ一端側が当接ブロック51の穴に挿入されている延伸ロッド53と、延伸ロッド53の他端を固定し且つフレーム6の縦フレーム61に固定される固定ブロック55とを備える。
当接ブロック51の穴は積層トレイの短手方向に間隔を置いて2個形成され、2本の延伸ロッド53が穴に挿入される。これにより当接ブロック51を延伸ロッド53に対して安定した状態で移動させることができる。
当接ブロック51には板体57が着脱自在に取り付けられている。板体57は、「L」字状をし、長部分が当接ブロック51の上面にねじを利用して固定されている。板体57の短部分は当接ブロック51の裏面側に位置する。板体57は、積層トレイBの短手方向に延伸する係止片57aを短部分に有している。係止片57aは、図9に示すように、裏側に配されている移動部4のプレート43の張出片43aと係合する。
当接ブロック51は固定ブロック55と付勢手段により連結されている。ここでの付勢手段はコイルばね59が利用され、積層トレイBに近づいた当接ブロック51を固定ブロック55側に引き戻すように構成されている。
これにより、押圧部5は、専用の遠近方向に駆動させる駆動部を利用せずに、当接ブロック51を遠近方向に移動させることができる。
(6)フレーム
図1〜図3を用いて説明する。
フレーム6は、トレイ分離装置Cを支持したり、搬送装置Dと連結・支持したりする。フレーム6は、ここでは、H状をし、一対の縦フレーム61,61と、一対の縦フレーム61,61を搬送装置Dを介して連結する横フレーム63とから構成されている。
縦フレーム61内には、移動部4の支持爪40を進退方向に移動させる進退駆動部や支持爪40を昇降させる昇降駆動部が収容される。なお、縦フレーム61はエアシリンダのロッドを延出させるための縦溝61aを有している(図1参照)。
横フレーム63は、一対のベルトコンベア71,71の各コンベアフレーム73,73と縦フレーム61とを連結する4枚のコンベア連結板65と、一対のコンベアフレーム73を連結する「U」字のブラケット67とを備える。
コンベア連結板65は、図1に示すように、短板部65aと長板部65bとからな「L」字状をし、短板部65aがコンベアフレーム73の外側面に連結され、長板部65bが縦フレーム61に連結されている。ブラケット67は、図7に示すように、一対の平行板部67a,67aと、一対の平行板部67a,67aを連結する連結板部67bとからなり、平行板部67a,67aがコンベアフレーム73の内側面に連結され、連結板部67bにベースフレーム30を昇降させる駆動部であるエアシリンダ20が固定されている。
3.搬送装置D
図1〜図3を用いて説明する、
搬送装置Dの搬送部7は、一対のベルトコンベア71,71により構成されている。一対のベルトコンベア71,71の間隔はトレイ1の長手方向の寸法よりも小さい。ベルトコンベア71は、コンベアフレーム73と、コンベアフレーム73の上下面に沿って周回するベルト75と、ベルト75を周回駆動する周回駆動部(図示省略)とを備える。一対のベルトコンベア71,71は、ベルト75が周回駆動していないときは積層トレイBを下方から支持する支持部として機能する。
搬送部7は一対のベルトコンベア71を長手方向に間隔をおいて連結する支持バー77を備える。なお、搬送部7は、一対のベルトコンベア71,71を下方から支える脚(図示省略)を複数有している。
4.動作
トレイ搬送装置Aの動作、特にトレイ分離装置Cの動作について図12〜図14を用いて説明する。なお、対象トレイの符号を「1A」とし、直上トレイの符号を「1B」とし、図12〜図14において区別する。
(1)開始から押圧まで
図12を用いて説明する。
動作開始時は、(a)に示すように、積層トレイBは図外の搬送装置Dの搬送部7により支持されている。この状態では、支持部2、吸着湾曲部3、移動部4及び押圧部5は対象トレイ1Aから離れた位置で待機している。
動作が開始すると(b)に示すようにプレート43が上昇する。支持爪40が対象トレイ1Aと直上トレイ1Bとの間まで上昇するとプレート43の上昇が停止し、(c)に示すようにプレート43が積層トレイBに近づくように前進する。
プレート43の前進に伴ってプレート43の張出片43aが押圧部5の係止片57aに後方から当接する。これにより、(c)に示すように当接ブロック51も前進して対象トレイ1Aの端部を押圧する。この押圧により、対象トレイ1Aの端部が弾性変形して対象トレイ1Aと直上トレイ1Bとの間に空気が侵入する。
このように当接ブロック51は移動部4のプレート43の前進を利用して移動するため、簡単な構造で実施できる。支持爪40は、トレイ1の凹入部分135の深凹入部分135Aa,135Baと浅凹入部分135Ab,135Bbとに対応できるように、外爪体41Aと内爪体41Bとを平行リンク機構で有しているため、積層トレイBが嵩高状態であっても嵩低状態であっても対応できる。
(2)押圧から湾曲
図13を用いて説明する。
図13の(a)は図12の(c)と同じ状態である。
上述のように、押圧部5により対象トレイ1Aの端部が押圧されると、支持部2の吸着ユニット21と吸着湾曲部3の吸着ユニット31とを装着するベースフレーム30が上昇して、吸着ユニット21の一段パット23と吸着ユニット31の多段パット33とが対象トレイ1Aに接触又は近接する。
一段パット23と多段パット33とが(b)に示すように対象トレイ1Aに接触又は近接すると、吸着ユニット21,31は吸引を開始する。吸引のタイミングは両吸着ユニット21,31とも同じである。このため、真空のオン・オフ制御を簡単できる。
吸引を開始すると、(c)に示すように、対象トレイ1Aの中央部分が吸着ユニット21により支持され、端部が下方に湾曲する。端部は、吸着ユニット31により下方へと吸着されると共に多段パット33が下方に押し潰されて、下方へと湾曲する。この際、吸着ユニット31と対象トレイ1Aとの間隔にバラつきがあっても、吸着パットとして多段パット33を利用しているため、確実に端部を吸着・湾曲できる。
(3)湾曲から分離、搬送
図14を用いて説明する。
図13の(c)に示すように吸着湾曲部3により対象トレイ1Aの端部が湾曲すると、図14の(a)に示すように支持爪40の進退方向の位置を維持した状態で、移動部4のプレート43が上昇する。これにより積層トレイBが移動部4の支持爪40に支えられて上方へ移動する。これにより、対象トレイ1Aが積層トレイBから分離される。なお、当接ブロック51は、プレート43の上昇に伴い、プレート43の張出片43aとの係合が解除され、コイルばね59の復元力により後退する。
対象トレイ1Aが分離されると、支持部2及び吸着湾曲部3が下降し、対象トレイ1Aが搬送装置Dで搬送され、分離後の積層トレイBを上方位置で支持していた移動部4が(b)に示すように下降し、積層トレイBが搬送装置Dの搬送部7で支持されると、(c)に示すように移動部4が後退する。これにより、積層トレイBの分離搬送の1サイクルが終了する。
<変形例>
以上、一実施形態に係るトレイ分離装置Cを備えるトレイ搬送装置Aを説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例とを組み合わせたものでもよいし、変形例同士を組み合わせたものでもよい。また、実施形態や変形例に記載していない例や要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
1.トレイ搬送装置
実施形態のトレイ搬送装置Aはトレイ分離装置Cと搬送装置Dとを一体として備えているが、トレイ搬送装置はトレイ分離装置と搬送装置とを別々に備えてもよい。
トレイ分離装置Cは、搬送装置Dの搬送部7を利用して積層トレイBを支持しているが、搬送装置Dと異なる構造のトレイ支持部により積層トレイBを支持してもよい。この場合、トレイ搬送装置は分離されたトレイを搬送装置の搬送部へと移動させる移動装置を備えることとなる。移動装置として例えば旋回アームに吸着ユニットを設けたピックアップ装置を利用できる。
2.トレイ分離装置
(1)構造
実施形態では、吸着湾曲部3が対象トレイ1を吸引する前に、押圧部5は対象トレイ1の端部を押圧しているが、押圧部5を備えなくてもよい。なお、押圧部5による押圧がなくても、積層トレイBから対象トレイ1を分離することができるが、吸着湾曲部3が吸引する前に対象トレイ1と直上トレイ1との間に吸気を入れた方が分離しやすい。
実施形態では、積層トレイBの最下位のトレイを分離対象としていたが、例えば最上位のトレイを分離対象としてもよい。この場合、支持部(2)は対象トレイの中央部を上方から支持し、吸着湾曲部(3)が上方から端部を吸引することで実施できる。このとき、押圧部は最上位から2個目に位置するトレイの端部を押圧すればよい。また、押圧部の代わりに対象トレイの端部を外方に吸引する吸引部としてもよい。
(2)支持部(2)
支持部2は吸着ユニット21を利用して対象トレイ1を支持(固定)しているが、吸着せずに単に分離方向から当接して支持するようにしてもよい。なお、対象トレイ1を積層トレイBから分離する際には吸着する方がよい。
支持部2は合計4個の吸着ユニット21を備えていたが、吸着ユニット21の個数はトレイの大きさ、剛性(厚み)、重さ等により適宜決定してもよい。支持部2はスポット的に吸着する吸着ユニット21を利用しているが、例えば、棒状の吸着ユニットや吸着パット等を利用してもよい。但し、スポット的な吸着ユニットの方が適用できるトレイの形状(種類)が多くなる。
(3)吸着湾曲部
吸着湾曲部3は合計4個の吸着ユニット31を備えていたが、吸着ユニット31の個数はトレイの大きさ、剛性(厚み)、重さ等により適宜決定してもよい。吸着湾曲部3はスポット的に吸着する吸着ユニット31を利用しているが、例えば、棒状の吸着ユニットや吸着パット等を利用してもよい。但し、スポット的な吸着ユニットの方が適用できるトレイの形状(種類)が多くなる。
吸着湾曲部3は多段パット33を備えていたが、対象トレイ1の端部の湾曲によりパットが潰れるように弾性変形できるものであれば、多段でなくてもよいし、柔らかい材料(例えばスポンジである。)で構成したものであってもよい。
実施形態では、吸着湾曲部3は対象トレイ1の長手方向の両端部を湾曲させているが、一方の端部だけを吸着湾曲するようにしてもよい。但し、分離容易性を考慮すると、対象トレイ1の両端部を吸着湾曲する方がよい。
A トレイ搬送装置
B 積層トレイ
C トレイ分離装置
D 搬送装置
1 対象トレイ
2 支持部
3 吸着湾曲部
4 移動部
5 当接部
6 フレーム
7 搬送部
21 吸着ユニット
23 一段パット
31 吸着ユニット
33 多段パット

Claims (4)

  1. 積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた状態に積層された積層トレイから積層方向の一方端側に位置する対象トレイを分離するトレイ分離装置であって、
    前記対象トレイの中央部を分離する方向から支持する支持部と、
    前記対象トレイにおける前記中央部の外側に位置する端部を吸引して前記対象トレイの被吸引部分を分離方向側に湾曲させる吸引湾曲部と、
    前記吸引湾曲部が前記対象トレイを吸着した状態で、前記積層トレイを前記対象トレイに対して分離方向に相対移動させる移動部と
    を備えるトレイ分離装置。
  2. 前記吸引湾曲部は多段パットを吸着金具に備える多段パット吸着ユニットにより構成され、
    前記対象トレイにおける両部は、前記多段パット吸着ユニットの吸引により前記多段パットが前記端部を吸着した状態で圧縮することで、湾曲する
    請求項1に記載のトレイ分離装置。
  3. 前記支持部は、一段パッドを吸着金具に備える一段パット吸着ユニットにより構成されている
    請求項1又は2に記載のトレイ分離装置。
  4. 前記積層方向は上下方向であり、前記対象トレイは前記積層トレイにおける最下位に位置するトレイであり、
    前記移動部は、前記対象トレイが嵌め込まれている直上トレイと前記対象トレイとの間に進入する爪を備えると共に、前記爪が前記直上トレイの下端を下方から支持する状態で前記爪を上方に移動させ、
    前記直上トレイと前記対象トレイとの間に前記爪が進入するのに合わせて、前記対象トレイの周縁部を押圧する押圧部を備える
    請求項1〜3の何れか1項に記載のトレイ分離装置。
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