JP2018054218A - ミスト発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 除菌乾燥運転の開始時刻について設定可能なミスト発生装置を提供する。
【解決手段】 予め操作部6で除菌乾燥運転の開始時刻を設定すると、設定した除菌乾燥運転の開始時刻以外は除菌乾燥運転が実施されないことから、フィットネス施設に利用者やスタッフがいない時刻に除菌乾燥運転の開始時刻を設定しておくことで、一時的に室内を閉止するため運転スイッチ30を操作した場合や、通常の開館時間中に施設のスタッフあるいは利用者が誤って運転スイッチ30を操作した場合であっても、ミスト運転が停止するのみで除菌乾燥運転が開始されず、再度ミスト運転を開始する際に除菌乾燥運転を停止させる必要がないため、ミスト運転を再開させるまでに長時間を要することがなく、使用者の使い勝手が向上する。
【選択図】 図6
【解決手段】 予め操作部6で除菌乾燥運転の開始時刻を設定すると、設定した除菌乾燥運転の開始時刻以外は除菌乾燥運転が実施されないことから、フィットネス施設に利用者やスタッフがいない時刻に除菌乾燥運転の開始時刻を設定しておくことで、一時的に室内を閉止するため運転スイッチ30を操作した場合や、通常の開館時間中に施設のスタッフあるいは利用者が誤って運転スイッチ30を操作した場合であっても、ミスト運転が停止するのみで除菌乾燥運転が開始されず、再度ミスト運転を開始する際に除菌乾燥運転を停止させる必要がないため、ミスト運転を再開させるまでに長時間を要することがなく、使用者の使い勝手が向上する。
【選択図】 図6
Description
この発明は、ミストを含む加湿空気を室内へ供給するミスト運転が実施可能なミスト発生装置に関するものである。
従来、この種のものでは、ミストモータにより回転駆動する回転体により貯水室内の水を吸い上げ衝突体に衝突させることでミストを含む加湿空気を発生させ、送風ファンにより室内にミストを含む加湿空気を送風するミスト運転を実施するミスト発生装置があり、操作部に形成された運転スイッチを操作して前記ミスト運転の停止指示が出されたら、貯水室内の水を入れ替えてから加熱ヒータによって貯水室内の水を加熱することで除菌を行う除菌運転と、当該除菌運転が終了したら貯水室内の水を冷却して排水した後に送風ファンで貯水室内を乾燥させる乾燥運転とを一連に実施する除菌乾燥運転により、貯水室内で菌が増殖することを防止し清潔な状態を維持していた。(例えば、特許文献1)
しかし、この従来のものでは、ミスト運転の実施中に操作部の運転スイッチが操作されたと制御部が判断したら、ミスト運転を停止させた後に除菌乾燥運転を自動で実施することから、使用者が器具本体が設置された室内から一時的に退出する等の理由でミスト運転を停止させるため操作部の運転スイッチを操作した後、しばらくしてから当該室内へ使用者が戻り再度ミスト運転を開始させようとした場合、除菌乾燥運転を解除する必要があり手間がかかることから改善の余地があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、器具本体と、当該器具本体内にあり水を貯水する貯水室と、当該貯水室内の水を加熱する加熱ヒータと、前記貯水室の水中に下端が水没し回転により水を汲み上げて飛散させる筒状の回転体と、当該回転体を回転駆動させるミストモータと、前記回転体の回転により飛散された水が衝突する衝突体と、当該衝突体により発生したミストを含む加湿空気を送風口から送風するミスト運転を実施する送風ファンと、
前記器具本体にある操作部上に形成され前記ミスト運転の開始及び停止の指示を切り替え可能な運転スイッチと、
当該運転スイッチの操作により前記ミスト運転の停止指示がされたと判断したら、前記加熱ヒータで前記貯水室内の水を加熱して除菌する除菌運転と、前記貯水室内の水を排水して前記送風ファンを駆動させ前記貯水室内を乾燥させる乾燥運転とを一連に実施する除菌乾燥運転を制御する制御部と、を備え、
前記除菌乾燥運転の実施時間を前記操作部で設定可能とし、前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で前記運転スイッチが操作され前記ミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、前記貯水室内の水を排水すると共に前記加熱ヒータ、前記ミストモータ及び前記送風ファンの駆動を停止させ前記除菌乾燥運転を実施せず、設定された前記除菌乾燥運転の実施時間にのみ前記除菌乾燥運転を実施することを特徴としている。
前記器具本体にある操作部上に形成され前記ミスト運転の開始及び停止の指示を切り替え可能な運転スイッチと、
当該運転スイッチの操作により前記ミスト運転の停止指示がされたと判断したら、前記加熱ヒータで前記貯水室内の水を加熱して除菌する除菌運転と、前記貯水室内の水を排水して前記送風ファンを駆動させ前記貯水室内を乾燥させる乾燥運転とを一連に実施する除菌乾燥運転を制御する制御部と、を備え、
前記除菌乾燥運転の実施時間を前記操作部で設定可能とし、前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で前記運転スイッチが操作され前記ミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、前記貯水室内の水を排水すると共に前記加熱ヒータ、前記ミストモータ及び前記送風ファンの駆動を停止させ前記除菌乾燥運転を実施せず、設定された前記除菌乾燥運転の実施時間にのみ前記除菌乾燥運転を実施することを特徴としている。
また、請求項2では、器具本体と、当該器具本体内にあり水を貯水する貯水室と、当該貯水室内の水を加熱する加熱ヒータと、前記貯水室の水中に下端が水没し回転により水を汲み上げて飛散させる筒状の回転体と、当該回転体を回転駆動させるミストモータと、前記回転体の回転により飛散された水が衝突する衝突体と、当該衝突体により発生したミストを含む加湿空気を送風口から送風するミスト運転を実施する送風ファンと、前記器具本体内に設置され前記貯水室へ供給する水を溜める給水タンクと、前記器具本体内に設置され前記貯水室から排水された水を溜める排水タンクと、
前記器具本体にある操作部上に形成され前記ミスト運転の開始及び停止の指示を切り替え可能な運転スイッチと、
当該運転スイッチの操作により前記ミスト運転の停止指示がされたと判断したら、前記加熱ヒータで前記貯水室内の水を加熱して除菌する除菌運転と、前記貯水室内の水を前記排水タンクへ排水して前記送風ファンを駆動させ前記貯水室内を乾燥させる乾燥運転とを一連に実施する除菌乾燥運転を制御する制御部と、を備え、
前記除菌乾燥運転の実施時間を前記操作部で設定可能とし、前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で前記運転スイッチが操作され前記ミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、前記貯水室内の水を排水せずに前記加熱ヒータ、前記ミストモータ及び前記送風ファンの駆動を停止させ前記除菌乾燥運転を実施せず、設定された前記除菌乾燥運転の実施時間にのみ前記除菌乾燥運転を実施することを特徴としている。
前記器具本体にある操作部上に形成され前記ミスト運転の開始及び停止の指示を切り替え可能な運転スイッチと、
当該運転スイッチの操作により前記ミスト運転の停止指示がされたと判断したら、前記加熱ヒータで前記貯水室内の水を加熱して除菌する除菌運転と、前記貯水室内の水を前記排水タンクへ排水して前記送風ファンを駆動させ前記貯水室内を乾燥させる乾燥運転とを一連に実施する除菌乾燥運転を制御する制御部と、を備え、
前記除菌乾燥運転の実施時間を前記操作部で設定可能とし、前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で前記運転スイッチが操作され前記ミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、前記貯水室内の水を排水せずに前記加熱ヒータ、前記ミストモータ及び前記送風ファンの駆動を停止させ前記除菌乾燥運転を実施せず、設定された前記除菌乾燥運転の実施時間にのみ前記除菌乾燥運転を実施することを特徴としている。
また、請求項3では、前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されていると判断したら、前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されていることを報知することを特徴としている。
この発明によれば、除菌乾燥運転の実施時間を操作部で設定可能とし、操作部で除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で運転スイッチが操作されミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、貯水室内の水を排水すると共に加熱ヒータ、ミストモータ及び送風ファンの駆動を停止させ除菌乾燥運転を実施せず、設定された除菌乾燥運転の実施時間にのみ除菌乾燥運転を実施するので、除菌乾燥運転が設定された実施時間のみに実施されることから、一時的にミスト運転を停止させようとして運転スイッチを操作しても除菌乾燥運転が実施されないため、使用者が再度ミスト運転を実施する時に除菌乾燥運転を解除する必要がなくなり、使い勝手が向上する。
また、貯水室へ供給する水を溜めた給水タンクと貯水室内から排水された水が溜められる排水タンクとを器具本体に備えたものにおいて、除菌乾燥運転の実施時間を操作部で設定可能とし、操作部で除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で運転スイッチが操作されミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、貯水室内の水を排水せずに加熱ヒータ、ミストモータ及び送風ファンの駆動を停止させ除菌乾燥運転を実施せず、設定された除菌乾燥運転の実施時間にのみ除菌乾燥運転を実施するので、除菌乾燥運転が設定された実施時間のみに実施されることから、一時的にミスト運転を停止させようとして運転スイッチを操作しても除菌乾燥運転が実施されないため、使用者が再度ミスト運転を実施する時に除菌乾燥運転を解除する必要がなく、更に、ミスト運転の一時停止時に貯水室内の水が排水されないことから、排水タンクからの水漏れを未然に防止することができることも相俟って、使い勝手が向上する。
また、操作部で除菌乾燥運転の実施時間が設定されていると判断したら、除菌乾燥運転の実施時間が設定されていることを報知するので、除菌乾燥運転が設定した時間のみに実施されることが一目で分かるため、使い勝手が向上する。
次に、この発明の一実施形態におけるミスト発生装置を図に基づいて説明する。
1は器具本体、2は器具本体1上部に形成され複数のルーバー3が設置された送風口、4は器具本体1の正面上部を構成する上面パネル、5は器具本体1の正面下部を構成する下面パネル、6は複数のスイッチが備えられ各種操作指令を行う操作部、7は図示しないブレーカーを隠すブレーカーカバーである。
1は器具本体、2は器具本体1上部に形成され複数のルーバー3が設置された送風口、4は器具本体1の正面上部を構成する上面パネル、5は器具本体1の正面下部を構成する下面パネル、6は複数のスイッチが備えられ各種操作指令を行う操作部、7は図示しないブレーカーを隠すブレーカーカバーである。
8は器具本体1内の略中段高さ位置にあって所定量の水を貯水する貯水室であり、この貯水室8内には、水に下端を水没させ駆動軸9に軸支された筒状の回転体10が備えられている。
前記回転体10は、中空逆円錐形で上方に向かって円周が徐々に拡大するものであり、駆動軸9に接続され回転体10を回転駆動させるミストモータ11を駆動させ、回転体10が回転することによる回転の遠心力で貯水室8の水を汲み上げ、回転体10の外壁および内壁を伝わせて水を押し上げて、回転体10の外壁を伝わせて押し上げた水を周囲に飛散させると共に、回転体10の内壁を伝わせて押し上げた水を回転体10の上端に形成された複数の図示しない飛散口から外周方向へ飛散させる。
12は回転体10の上部外周に所定間隔を離間させて位置し、回転体10と共に回転する円筒状の多孔体で、該多孔体12には、その全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る衝突体としての多孔部13が設置されており、前記回転体10、前記ミストモータ11及び前記多孔部13でミスト発生手段が構成されている。
前記ミスト発生手段を構成するミストモータ11を駆動させ、回転体10を回転させたことで発生する遠心力で貯水室8内の水を汲み上げると共に空気を飛散させ、多孔部13を通過した水滴が破砕されることで、水を微細化して粒径がナノメートル(nm)サイズのミストが多量に生成される。
14は下面パネル5内に設置され所定の回転数で駆動することで室内空気を吸引して器具本体1の上部方向へ送風する送風ファン、15は貯水室8と送風口2とを接続し貯水室8内で発生したミストを含む加湿空気を送風口2へ送る送風経路、16は該送風経路15の途中に設置され加湿空気に含まれる大径水滴を分離し、ミストを含む加湿空気が送風口2から室内へ多量に送風されるようにする板状のフィルタであり、前記送風ファン14が所定の回転数で駆動すると、器具本体1の底面に形成された吸気口17から吸い込んだ室内空気を器具本体1の上部方向へ送風され、貯水室8の上流側に形成された吸入経路18から送風ファン14によって送風された室内空気が流入し、貯水室8内へ流入した室内空気がミストを含んだ加湿空気になり、当該加湿空気が前記送風経路15内を上昇して、送風経路15と接続した送風口2から室内へ送風されることで、ミストを含んだ加湿空気を室内に供給することができる。
19は貯水室8内に設置され貯水を加熱する加熱ヒータであり、貯水室8の外壁に設置され貯水温度を検知する貯水温度センサ20で検知される温度が所定温度となるよう、ON/OFF状態が適宜切り替えられる。
21は貯水室8内に設置されフロートが上下することで水位を検知する水位センサであり、貯水室8内の水位が低下して下限水位以下になったらOFF信号を出力し、水位が上昇して上限水位以上になったらON信号を出力し、更に水位が上昇して貯水室8内が満水となったら満水信号を出力する。
なお、貯水室8内の水位が下限水位を下回ると、回転体10で水を吸い上げることが困難な状態になり、ナノミストと負イオンの発生量が減少して室内に放出される加湿空気量が減少してしまう。
また、貯水室8内の水位が上限水位を上回ると、水の粘性抵抗により回転体10の回転に対する負荷が増大することから、ミストモータ11に負荷がかかり製品寿命の低下に繋がる。
以上のことから、貯水室8内の水位を下限水位から上限水位の範囲に収めることで、回転体10による水の吸い上げ量を確保すると共にミストモータ11の負荷増大を防止することができる。
また、貯水室8内の水位が上限水位を上回ると、水の粘性抵抗により回転体10の回転に対する負荷が増大することから、ミストモータ11に負荷がかかり製品寿命の低下に繋がる。
以上のことから、貯水室8内の水位を下限水位から上限水位の範囲に収めることで、回転体10による水の吸い上げ量を確保すると共にミストモータ11の負荷増大を防止することができる。
22は貯水室8の側面に一端が接続され貯水室8内に市水を給水する給水管であり、当該給水管22の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水室8内への給水を制御する給水弁23と、給水圧を所定値まで減圧する減圧弁24とが備えられている。
25は貯水室8底部に一端が接続され貯水室8内の水を器具本体1外部に排水する硬質塩化ビニル管で構成された排水管であり、当該排水管25の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水室8内水の排水を制御する排水弁26が備えれている。
27は送風口2の壁面に設置され、送風口2から室内へ向けて送風される加湿空気の温度を検知する送風温度センサ、28は送風ファン14の近傍に設置され、器具本体1の下部にある銅製の網が設置された吸気口17へ吸い込まれる室内空気の雰囲気温度を検知する吸気温度センサ、29は前記吸気温度センサ28の近傍に設置され、器具本体1が設置された室内の相対湿度を検知する湿度センサであり、各センサで検知された温度や相対湿度に基づいて、ミストモータ11や送風ファン14の回転数を変化させ、加熱ヒータ19のON/OFF状態を切り替える。
操作部6には、ミスト運転の開始及び停止を指示する運転スイッチ30と、加熱ヒータ19のON/OFF状態を切り替えることで貯水室8内の貯水温度を変化させ、送風口2から室内に送風される加湿空気に含有可能な水分量の割合を変化させた3段階の加湿レベルと、湿度センサ29で検知された湿度が予め設定された湿度となるよう前記加湿レベルを変化させるオートモードとから選択可能な加湿スイッチ31と、ミストモータ11と送風ファン14との回転数の大小を設定可能な三段階の風量レベルと、湿度センサ29で設定された湿度が予め設定された湿度となるよう前記風量レベルを変化させるオードモードとから選択可能な風量スイッチ32と、加湿空気を室内に供給するミスト運転の開始時間と停止時間とを設定するタイマー切替スイッチ33と、除菌乾燥運転の開始時間が設定可能な状態へ変更する除菌乾燥スイッチ34と、現在時刻を設定する時刻設定スイッチ35と、スイッチを操作することで運転停止以外の動作を禁止するチャイルドロックスイッチ36とが備えられている。
また、操作部6の各スイッチ上部には各スイッチに対応したランプが備えられており、運転スイッチ30が操作されたら点灯する運転ランプ37と、ミスト運転が所定時間以上継続したら開始する除菌運転時に点灯する除菌ランプ38と、加湿スイッチ31で設定された加湿レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する加湿レベルランプ39と、風量スイッチ32で設定された風量レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する風量レベルランプ40と、タイマー切替スイッチ33でミスト運転の開始及び停止が設定されたら、それぞれのランプが点灯するタイマーランプ41と、除菌乾燥スイッチ34が操作され除菌乾燥運転の開始時間が設定された場合に点灯する除菌乾燥ランプ42と、時刻設定スイッチ35で設定された現在時刻を表示する時刻表示パネル43と、チャイルドロックスイッチ36が操作されたら点灯するチャイルドロックランプ44とが備えられている。
45は各センサで検知された検知値や操作部6上に備えられた各スイッチでの設定内容に基づき、運転内容や弁の開閉を制御するマイコンで構成された制御部であり、ミストモータ11を所定の回転数で駆動させるミストモータ制御手段46と、送風ファン14を所定の回転数で駆動させる送風ファン制御手段47と、加熱ヒータ19のON/OFF状態を切り替えて貯水室8内の水温を制御する加熱ヒータ制御手段48とが備えられている。
次に、この一実施形態での運転開始から終了までの動作について図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、操作部6の運転スイッチ30が操作されたか、もしくはタイマー切替スイッチ33で設定された運転開始時刻になったら、制御部45は、排水弁26を開弁して貯水室8内の水を排水し、水位センサ21でOFF信号が検知されたら給水弁23を開弁して貯水室8内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁26を閉弁することで給水弁23から流入する水を貯水室8内に供給し、水位センサ21でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水室8内に供給されたとして給水弁23を閉弁する水入替モードを行う(ステップS101)。
まず、操作部6の運転スイッチ30が操作されたか、もしくはタイマー切替スイッチ33で設定された運転開始時刻になったら、制御部45は、排水弁26を開弁して貯水室8内の水を排水し、水位センサ21でOFF信号が検知されたら給水弁23を開弁して貯水室8内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁26を閉弁することで給水弁23から流入する水を貯水室8内に供給し、水位センサ21でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水室8内に供給されたとして給水弁23を閉弁する水入替モードを行う(ステップS101)。
ステップS101の水入替モードが終了したら、制御部45は、貯水温度センサ20で検知される貯水温度が室温と同値になるまで加熱ヒータ制御手段48で加熱ヒータ19をON状態にして、ミストモータ11及び送風ファン14が所定の回転数となるようミストモータ制御手段46及び送風ファン制御手段47で制御する立ち上げ動作を実行する立ち上げモードを行う(ステップS102)。
ステップS102の立ち上げモードが終了したら、制御部45は、加湿スイッチ31及び風量スイッチ32で設定された加湿レベルと風量レベルとに基づいて、ミストモータ11と送風ファン14とが所定の回転数で駆動するようミストモータ制御手段46と送風ファン制御手段47とで回転数を制御し、加熱ヒータ19のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段48で切り替えて制御して、加湿レベルと風量レベルとに合わせた所定の温度範囲内にするミスト運転を実行する通常運転モードを行う(ステップS103)。
また、制御部45は、前記ミスト運転中に貯水室8の水位が下限水位以下となって水位センサ21がOFF信号を出力したと判断したら、給水弁23を開弁して貯水室8内への給水を開始し、貯水室8の水位が上限水位に達して水位センサ21がON信号を出力したと判断したら、給水弁23を閉弁して貯水室8内への給水を停止することで、常時ミスト運転が実施可能な水位を保持することができる。
また、制御部45は、前記通常運転モードが開始されたら時間カウントを開始し、カウントした時間が所定の運転時間を経過したと判断したら後述する水入れ替え動作を開始して、所定の水入れ替え時間である10分間が経過したと判断したら、水入れ替え動作を終了させ、ミスト運転を再開する。
ステップS103の通常運転モードが開始されてから経過した時間が16時間となったか、タイマー切替スイッチ33で設定した停止時間となってミスト運転終了の指示があったか、除菌乾燥運転の開始時刻が設定されていない状態で運転スイッチ30が操作されたと判断したら、制御部45は、ミストモータ11を停止させてから排水弁26を開弁して貯水室8内の水を排水し、所定時間経過したら給水弁23を開弁して貯水室8内を洗浄してから排水弁26を閉弁して貯水室8内に所定量だけ貯水する洗浄運転を行い、その後、排水弁26を閉弁し水位センサ21がON信号を出力したと判断したら給水弁23を閉弁し、加熱ヒータ19をON状態にして水を65℃前後に加熱し除菌を行う除菌運転を10分間実施し、10分経過後に貯水室8内を冷却する冷却運転を実行し、貯水温度が60℃未満になったら排水弁26を開弁して排水するクリーニングモードを行う(ステップS104)。
ステップS104のクリーニングモードが終了したら、制御部45は、乾燥モード(ステップS105)に移行し、送風ファン14が所定の回転数(例えば、800rpm)で駆動するよう送風ファン制御手段47で制御し、所定時間(例えば3時間)だけ送風ファン14を駆動させ続ける乾燥運転を実施して、3時間経過したと判断したら、送風ファン14を停止させて運転を終了する。
そして、通常運転モードの終了が指示されミスト運転が停止した後、貯水室8内の水を加熱して除菌する除菌運転と、当該除菌運転の実施後に高温となった貯水室8内の水を冷却する冷却運転と、当該冷却運転の実施後に貯水室8内の水を排水して送風ファン14を駆動させて貯水室8内を乾燥させる乾燥運転とで構成される一連の運転について除菌乾燥運転とする。
なお、前記冷却運転は排水管25が高温に晒されることで損傷することを防止するために実施する運転であり、排水管25が耐熱性の素材で構成されている等の高温水対策が実施されていれば前記冷却運転を実施する必要はなく、除菌運転の実施後に排水弁26を開弁して貯水室8内の高温水を排水し、乾燥運転を実施してもよい。
なお、前記冷却運転は排水管25が高温に晒されることで損傷することを防止するために実施する運転であり、排水管25が耐熱性の素材で構成されている等の高温水対策が実施されていれば前記冷却運転を実施する必要はなく、除菌運転の実施後に排水弁26を開弁して貯水室8内の高温水を排水し、乾燥運転を実施してもよい。
また、ミスト運転中に運転スイッチ30が操作されたことで除菌乾燥運転が実施された場合には、運転スイッチ30を3秒間長押しすることで除菌乾燥運転を強制的にキャンセルすることができるが、ミスト運転の継続時間が16時間の時及びタイマー切替スイッチ33によりミスト運転の停止時刻に達した時に実施する除菌乾燥運転については、器具本体1内における菌発生を防止する保全作業であり必ず実施しなければならないため、操作部6上のスイッチ操作によってキャンセルすることはできない仕様となっている。
次に、ミスト運転の停止後に実施する除菌乾燥運転の実施時間である開始時刻について、予め操作部6で設定する方法について説明する。
まず、使用者は操作部6に備えられたタイマー切替スイッチ33を操作して「入」のタイマーランプ41が点灯したことを確認したら、除菌乾燥スイッチ34を操作することで除菌乾燥ランプ42が点灯すると共に時刻表示パネル43が「0:00」の状態で点滅し、除菌乾燥運転の開始時刻が設定可能な状態へと遷移する。
ここで、使用者が時刻設定スイッチ35を操作して時刻表示パネル43を見ながら所望の除菌乾燥運転の開始時刻に設定し、開始時刻の設定が完了したら除菌乾燥スイッチ34を再度操作することで除菌乾燥運転の開始時刻を確定させ、時刻表示パネル43に除菌乾燥運転の開始時刻が3秒間表示された後に現在時刻の表示に変わり、除菌乾燥ランプ42が点灯した状態が継続する。
まず、使用者は操作部6に備えられたタイマー切替スイッチ33を操作して「入」のタイマーランプ41が点灯したことを確認したら、除菌乾燥スイッチ34を操作することで除菌乾燥ランプ42が点灯すると共に時刻表示パネル43が「0:00」の状態で点滅し、除菌乾燥運転の開始時刻が設定可能な状態へと遷移する。
ここで、使用者が時刻設定スイッチ35を操作して時刻表示パネル43を見ながら所望の除菌乾燥運転の開始時刻に設定し、開始時刻の設定が完了したら除菌乾燥スイッチ34を再度操作することで除菌乾燥運転の開始時刻を確定させ、時刻表示パネル43に除菌乾燥運転の開始時刻が3秒間表示された後に現在時刻の表示に変わり、除菌乾燥ランプ42が点灯した状態が継続する。
よって、例えばフィットネス施設に器具本体1を設置して除菌乾燥運転の実施時間である開始時刻を操作部6で20時に設定した場合、図6で示すように、施設の開館時刻である8時になったら施設のスタッフが運転スイッチ30を操作するか予め設定された入りタイマーによりミスト運転の開始指示が出されたら、制御部45は、前記水入替モード及び前記立ち上げモードを実施した後にミスト運転を実施する。
その後、12時になり施設のスタッフの休憩時間となったことで一時的に施設を閉止することに伴い、器具本体1の運転を停止させるため運転スイッチ30を操作すると、制御部45は、ミストモータ11、送風ファン14及び駆動していれば加熱ヒータ19の駆動を停止させると共に排水弁26を開弁させ、貯水室8内の水を排水することでミスト運転を停止する。
その後、施設のスタッフの休憩時間が終了する13時になり、施設を再度開放した時にスタッフが運転スイッチ30を操作すると、制御部45は、給水弁23を開弁して貯水室8内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁26を閉弁することで給水弁23から流入する水を貯水室8内に供給し、水位センサ21でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水室8内に供給されたとして給水弁23を閉弁した後、ミスト運転を再開する。
その後、施設の営業時間が終了する18時になったら、スタッフが運転スイッチ30を操作するか予め設定された切りタイマーにより、制御部45は、ミストモータ11、送風ファン14及び駆動していれば加熱ヒータ19の駆動を停止させると共に排水弁26を開弁させ、貯水室8内の水を排水してミスト運転を停止する。
そして、施設を施錠しスタッフが帰宅した後の20時になったと制御部45が判断したら除菌乾燥運転を開始して貯水室8内の除菌乾燥を実施し、除菌乾燥運転の開始から4時間経過後の0時から翌日の営業開始時刻である8時までは器具本体1は稼働せず停止する。
そして、施設を施錠しスタッフが帰宅した後の20時になったと制御部45が判断したら除菌乾燥運転を開始して貯水室8内の除菌乾燥を実施し、除菌乾燥運転の開始から4時間経過後の0時から翌日の営業開始時刻である8時までは器具本体1は稼働せず停止する。
なお、操作部6で除菌乾燥運転の開始時刻が設定されていなければ、ミスト運転開始後に運転スイッチ30が操作されたと制御部45が判断したら、前記ステップS104のクリーニングモード及び前記ステップS105の乾燥モードが順次実施され、乾燥モードが完了したら停止する。この時、操作部6の運転スイッチ30を3秒間長押しすることで除菌乾燥運転を強制的にキャンセルすることができるが、この操作がなければ、ミスト運転を再開することはない。
以上のように、予め操作部6で除菌乾燥運転の実施時間である開始時刻を設定すると、設定した除菌乾燥運転の開始時刻以外は除菌乾燥運転が実施されないことから、フィットネス施設に利用者やスタッフがいない時刻に除菌乾燥運転の開始時刻を設定しておくことで、一時的に室内を閉止するため運転スイッチ30を操作した場合や、通常の開館時間中に施設のスタッフあるいは利用者が誤って運転スイッチ30を操作した場合であっても、ミスト運転が停止するのみで除菌乾燥運転が開始されず、再度ミスト運転を開始する際に除菌乾燥運転を停止させる必要がないため、ミスト運転を再開させるまでに長時間を要することがなく、使用者の使い勝手が向上する。
更に、人が室内に存在しない時間帯を除菌乾燥運転の開始時刻に設定することで、除菌乾燥運転に伴い発生する排水音や器具本体1内の構成部材のにおいにより、室内の人を不快にさせる虞がない。
また、除菌乾燥運転の開始時刻が設定されている場合に除菌乾燥ランプ42を常時点灯させることで、使用者が毎日の決まった時刻に除菌乾燥運転が実施されることについて一目で分かり、使い勝手が向上する。
また、設定された除菌乾燥運転については、器具本体1内の除菌乾燥を確実に実施し菌の繁殖を防止する保全作業のため、操作部6の各スイッチ操作等によって途中で中断することはできない仕様となっている。
なお、本実施形態では、貯水室8に器具本体1の外部から市水を供給可能な給水管22と器具本体1の外部へ水を排水可能な排水管25とが接続されたミスト発生装置に適用した内容で説明したが、他の実施形態として、器具本体1に給水タンクと排水タンクとを設置し、ミスト運転の開始前に給水タンク内の水を給水管22を介して貯水室8に給水してミスト運転が可能な水位を維持し、除菌乾燥運転時には排水管25を介して排水タンクへ貯水室8内の水を排水するような構成のミスト発生装置に適用した場合、給水タンク及び排水タンク内に収容可能な給水量及び排水量に限度があるため、除菌乾燥運転の開始時刻が設定された状態でミスト運転が実施され、運転スイッチ30が操作されてミスト運転の停止指示が出されたら、制御部45は、排水管25の途中に設置された排水弁26を開弁せず貯水室8内の水を保持した状態でミストモータ11、送風ファン14及び加熱ヒータ19の駆動を停止させることで、ミスト運転が停止する度に貯水室8内の水を排水し、給水タンク内の水が不足することや、排水タンクが満水になることを防止しつつ、ミスト運転が停止する度に除菌乾燥運転が実施される事態を防止して使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では貯水室8内の水を回転体10で揚水し多孔部13で破砕することで加湿空気を発生させる水微細化方式のミスト発生装置で説明したが、貯水室8内にフィルターの一部を浸水させ送風ファン14で空気を送風して室内を加湿するものや、超音波により微細水滴を発生させ室内を加湿するタイプの加湿装置に本発明内容を適用してもよく、加湿空気の発生手段について何ら限定されない。
また、本実施形態では、除菌乾燥運転の開始時刻が設定された場合に除菌乾燥ランプ42が常時点灯する内容で説明したが、ランプによる報知のみならず現在の運転状態やエラー表示等を表示する表示パネルを設置し、当該表示パネルに除菌乾燥運転の開始時刻と共に除菌乾燥運転の開始時刻が設定されている旨を文字で表示するものであってもよく、報知の方法について何ら限定しない。
また、本実施形態では、除菌乾燥運転の実施時間について操作部6で除菌乾燥運転の開始時刻を設定する内容で説明したが、これに限らず、操作部6で除菌乾燥運転の終了時刻を設定することや、一日の中で除菌乾燥運転の実施時間を選択する等の方法であってもよく、一日の中で除菌乾燥運転の実施時間が操作部6で設定可能な方法であればよいものである。
また、本実施形態で用いたその他の構成は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 器具本体
2 送風口
6 操作部
8 貯水室
10 回転体
11 ミストモータ
13 多孔部(衝突体)
14 送風ファン
19 加熱ヒータ
30 運転スイッチ
45 制御部
2 送風口
6 操作部
8 貯水室
10 回転体
11 ミストモータ
13 多孔部(衝突体)
14 送風ファン
19 加熱ヒータ
30 運転スイッチ
45 制御部
Claims (3)
- 器具本体と、当該器具本体内にあり水を貯水する貯水室と、当該貯水室内の水を加熱する加熱ヒータと、前記貯水室の水中に下端が水没し回転により水を汲み上げて飛散させる筒状の回転体と、当該回転体を回転駆動させるミストモータと、前記回転体の回転により飛散された水が衝突する衝突体と、当該衝突体により発生したミストを含む加湿空気を送風口から送風するミスト運転を実施する送風ファンと、
前記器具本体にある操作部上に形成され前記ミスト運転の開始及び停止の指示を切り替え可能な運転スイッチと、
当該運転スイッチの操作により前記ミスト運転の停止指示がされたと判断したら、前記加熱ヒータで前記貯水室内の水を加熱して除菌する除菌運転と、前記貯水室内の水を排水して前記送風ファンを駆動させ前記貯水室内を乾燥させる乾燥運転とを一連に実施する除菌乾燥運転を制御する制御部と、を備え、
前記除菌乾燥運転の実施時間を前記操作部で設定可能とし、前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で前記運転スイッチが操作され前記ミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、前記貯水室内の水を排水すると共に前記加熱ヒータ、前記ミストモータ及び前記送風ファンの駆動を停止させ前記除菌乾燥運転を実施せず、設定された前記除菌乾燥運転の実施時間にのみ前記除菌乾燥運転を実施することを特徴とするミスト発生装置。 - 器具本体と、当該器具本体内にあり水を貯水する貯水室と、当該貯水室内の水を加熱する加熱ヒータと、前記貯水室の水中に下端が水没し回転により水を汲み上げて飛散させる筒状の回転体と、当該回転体を回転駆動させるミストモータと、前記回転体の回転により飛散された水が衝突する衝突体と、当該衝突体により発生したミストを含む加湿空気を送風口から送風するミスト運転を実施する送風ファンと、前記器具本体内に設置され前記貯水室へ供給する水を溜める給水タンクと、前記器具本体内に設置され前記貯水室から排水された水を溜める排水タンクと、
前記器具本体にある操作部上に形成され前記ミスト運転の開始及び停止の指示を切り替え可能な運転スイッチと、
当該運転スイッチの操作により前記ミスト運転の停止指示がされたと判断したら、前記加熱ヒータで前記貯水室内の水を加熱して除菌する除菌運転と、前記貯水室内の水を前記排水タンクへ排水して前記送風ファンを駆動させ前記貯水室内を乾燥させる乾燥運転とを一連に実施する除菌乾燥運転を制御する制御部と、を備え、
前記除菌乾燥運転の実施時間を前記操作部で設定可能とし、前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されている状態で前記運転スイッチが操作され前記ミスト運転の停止指示が出されたと判断したら、前記貯水室内の水を排水せずに前記加熱ヒータ、前記ミストモータ及び前記送風ファンの駆動を停止させ前記除菌乾燥運転を実施せず、設定された前記除菌乾燥運転の実施時間にのみ前記除菌乾燥運転を実施することを特徴とするミスト発生装置。 - 前記制御部は、前記操作部で前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されていると判断したら、前記除菌乾燥運転の実施時間が設定されていることを報知することを特徴とする請求項1または2記載のミスト発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190492A JP2018054218A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | ミスト発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190492A JP2018054218A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | ミスト発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018054218A true JP2018054218A (ja) | 2018-04-05 |
Family
ID=61836460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016190492A Pending JP2018054218A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | ミスト発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018054218A (ja) |
-
2016
- 2016-09-29 JP JP2016190492A patent/JP2018054218A/ja active Pending
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