JP2018042996A - ポンプ車用吸水管ブラケット - Google Patents
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Abstract
Description
図8はポンプ車において吸水管を巻いた状態を示す側面図、図9は同吸水管を引き出した状態を示す側面図である。
図8及び図9に示すように、本実施例によるポンプ車は、車両フレーム10上に、乗車キャビン11とポンプ装置20とを搭載している。
ポンプ装置20は、車両側面21に、吸水管22を接続する吸口23を備えている。
吸口23は、車両後輪用フェンダー30よりも上方位置に配置している。
車両側面21には、2つのブラケット140を取り付けている。
一方のブラケット140uは車両側面21の上方位置に配置し、他方のブラケット140dは車両側面21の後方下方位置に配置している。
吸水管22の先端にはストレーナ24が接続されており、吸水管22を用いて池やプールなどの貯水源から吸水を行う。吸水管22は、ポンプによって吸水されるため、ポンプの吸引によって負圧状態になってもつぶれないように、剛性が高く曲がりにくい。
図8に示すように、吸水管22は、車両側面21に巻いた状態で取り付けられる。巻いた状態での吸水管22は、吸口23よりも車両後方位置に配置している。
巻いた状態での吸水管22は、主に2つのブラケット40によって車両側面21に取り付けられる。
なお、車両側面21には、図示はしないが、放口、中継口を備えている。
吸口21とポンプ(図示せず)とは配管で接続され、ポンプと放口とは配管で接続され、吸口21で吸い込まれた水(流体)は、タンクに蓄水されることなくポンプに導かれ、ポンプから吐出される水(流体)も、タンクに蓄水されることなく、放口に導かれる。放口には、放水ホースが接続される。
図10はブラケットの従来例1を示す側面図であり、図10(a)は従来例1によるブラケットの閉状態を示す側面図、図10(b)は従来例1によるブラケットの開状態を示す側面図である。
従来例1によるブラケット140Aは、車両側面に固定する固定部材141と、固定部材141に対して開閉自在に設けられる可動部材142とを有している。
固定部材141は、吸水管を下方から支える受け部材143と、吸水管を上方から規制する上方規制部材144とを有している。
可動部材142は、固定部材141に対して閉状態の時に吸水管を側方から規制する。
可動部材142の一端142aは、回動軸161によって受け部材143の先端143aに取り付けられている。
図10(b)に示すように、可動部材142が固定部材141に対して開状態の時には、従来例1によるブラケット140Aは、可動部材142の他端142bが側方に突出する。
従来例2によるブラケット140Bは、車両側面に固定する固定部材141と、固定部材141に対して開閉自在に設けられる可動部材142とを有している。
固定部材141は、吸水管を下方から支える受け部材143と、吸水管を上方から規制する上方規制部材144とを有している。
可動部材142は、固定部材141に対して閉状態の時に吸水管を側方から規制する。
可動部材142の一端142aは、回動軸162によって受け部材143の先端143aに取り付けられている。受け部材143の先端143aには、可動部材142の開状態位置を規制する当て部163を設けている。
図11(b)に示すように、可動部材142が固定部材141に対して開状態の時には、従来例2によるブラケット140Bは、可動部材142の他端142bが下方に突出する。
従来例3によるブラケット140Cは、車両側面21に固定する固定部材141と、固定部材141に対して開閉自在に設けられる可動部材142とを有している。
固定部材141は、吸水管22を下方から支える受け部材143と、吸水管22を上方から規制する上方規制部材144とを有している。
可動部材142は、側方規制部材145と、第1リンク部材146と、第2リンク部材147とを有している。側方規制部材145は、固定部材141に対して閉状態の時に吸水管22を側方から規制する。第1リンク部材146は、一端146aを受け部材143に、他端146bを側方規制部材145に、それぞれ回動自在に設けている。第2リンク部材147は、一端147aを受け部材143に、他端147bを側方規制部材145に、それぞれ回動自在に設けている。そして、第1リンク部材146の一端146aは、第2リンク部材147の一端147aよりも車両側面21に近い位置とし、第1リンク部材146の他端146bは、第2リンク部材147の他端147bよりも車両側面21に近い位置としている。
上方規制部材144の先端部144aに固定部材側係合部材148を設け、側方規制部材145の先端部145aに可動部材側係合部材149を設けている。
第1リンク部材146には、凹部146cが形成され、可動部材142が固定部材141に対して閉状態の時に、第2リンク部材147の一端147aが凹部146cに配置され、第1リンク部材146の一端146a、第2リンク部材147の一端147a、及び第1リンク部材146の他端146bは、この順で直線上に配置される。
従来例4では、ダンパー部材150によって可動部材142の固定部材141への閉状態を維持するため、図12に示す従来例3のように、固定部材側係合部材148及び可動部材側係合部材149を備えなくてもよい。
従来例4によれば、ダンパー部材150によって固定部材141に対する可動部材142の開閉動作をスムーズに行える。
すなわち、固定部材141に対して可動部材142を単に1軸の回転軸161、162を用いて開閉動作させる場合には、固定部材141に対して側方か下方かの少なくともいずれかに可動部材142が突出してしまう。
また、従来例3では、第1リンク部材146と第2リンク部材147とを必要とするため構造が複雑であるとともに、可動部材側係合部材149を固定部材側係合部材148に引っかけ又は取り外す必要があるが、グローブをはめた状態では操作が容易ではない。
また、従来例4では、従来例3と同様に構造が複雑であるとともに、ダンパー部材150によって固定部材141に対する可動部材142の開閉動作を行わせているため、動作がスムーズである反面で迅速な動きとならない。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のポンプ車用吸水管ブラケットにおいて、前記バネ部材52は、前記側方規制部材51が前記所定角度を超えて移動すると、前記側方規制部材51を開方向に付勢することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のポンプ車用吸水管ブラケットにおいて、前記バネ部材52の付勢力を変更する調整部材60を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のポンプ車用吸水管ブラケットにおいて、前記側方規制部材51は、閉状態で前記吸水管22が当接する当接片51aと、前記当接片51aの一端に連接された操作片51bと、前記当接片51aの他端に連接された接続片51cと、前記接続片51cを保持する保持部材51dとを有し、前記保持部材51dには、回転軸51gと付勢力当接部51eとを設け、前記側方規制部材51は、前記回転軸51gを中心にして回動し、前記バネ部材52は、前記付勢力当接部51eを付勢することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載のポンプ車用吸水管ブラケットにおいて、前記バネ部材52としてコイルスプリングを用い、前記コイルスプリングの端部に押し部材82を設け、前記押し部材82が前記付勢力当接部51eに当接することを特徴とする。
図1は同ポンプ車用吸水管ブラケットを示す構成図である。図1(a)は同ポンプ車用吸水管ブラケットの閉状態を示す側面図、図1(b)は図1(a)のB−B矢視図、図1(c)は図1(a)のC−C矢視図である。なお、ポンプ車用吸水管ブラケットを取り付けるポンプ車は、図8及び図9に示す従来例と同様であるので、説明を省略する。本実施例によるポンプ車用吸水管ブラケットは、図8及び図9に示す車両側面21の上方位置に配置するブラケット140uに適している。
固定部材40は、吸水管22の下方に位置する受け部材41と、吸水管22の上方に位置する上方規制部材42と、受け部材41と上方規制部材42とを接続する接続部材43と、可動部材50を取り付ける取付部材44とを有している。
受け部材41と上方規制部材42と接続部材43とは、受け部材41と上方規制部材42とが対向するように、一枚の板を折り曲げて形成している。
接続部材43には、ボルト孔43aが形成され、このボルト孔43aによって車両側面21に固定部材40が取り付けられる。
受け部材41と上方規制部材42との間には、接続部材43と並行に補強部材45を設けている。補強部材45は、上端部45aと下端部45bとが対向するように、一枚の板を折り曲げて形成している。上端部45aは上方規制部材42とボルト46aによって連結され、下端部45bは受け部材41とボルト46bによって連結されている。
取付部材44は、受け部材41とボルト46bによって連結されている。
取付部材44には、調整部材60とストッパー70を設けている。
側方規制部材51と受け部材41と上方規制部材42とによって、吸水管22を収納する収納空間Aを形成する。図示の状態では、収納空間Aには、吸水管22a、22b、22cが収納されている。この状態では、吸水管22aが最外位置に収納されている。最外位置に収納されている吸水管22aの外周面から、吸水管22の直径分だけ外方に離れた垂直面を仮想規制面Xとすると、開状態にある側方規制部材51zは、仮想規制面X内に位置させる。
開状態にある側方規制部材51zを仮想規制面X内に位置させることで、側方規制部材51に妨げられることなく、吸水管22を迅速に取り外すことができる。
可動部材50は、側方規制部材51を付勢するバネ部材52を有する。
側方規制部材51は、閉状態で吸水管22cが当接する当接片51aと、当接片51aの一端に連接された操作片51bと、当接片51aの他端に連接された接続片51cと、接続片51cを保持する保持部材51dとを有している。保持部材51dには、回転軸51gと付勢力当接部51eとを設けている。側方規制部材51は、回転軸51gを中心にして回動する。付勢力当接部51eはローラで構成している。接続片51cは保持部材51dの一端に、付勢力当接部51eは保持部材51dの他端に設けている。
当接片51aは、吸水管22c側を凹状とした曲面で形成している。
操作片51bは、図1に示すように、上方規制部材42の端部から離れる方向に曲げられ、閉状態では上方規制部材42の端部と所定間隔開けて形成している。この操作片51bによって、特に吸水管22の取り外し時の操作性を向上させている。
接続片51cには、緩衝材51fを設けている。緩衝材51fは、閉状態で受け部材41に当接する。
付勢力当接部51eは、バネ部材52によって付勢されている。
付勢力当接面52c、連接面52d、及び調整面52eは、いずれも取付部材44に対して変位可能としている。
調整部材60は、調整用ボルト61と、調整用ボルト61によって上下方向に移動する移動ブラケット62と、調整用ボルト61のゆるみを防ぐ回転止め板バネ63とで構成し、バネ部材52の付勢力を変更する。
調整用ボルト61は、移動ブラケット62の上面と取付部材44の上板下面との距離を変更する。移動ブラケット62の上面と取付部材44の上板下面との間には、バネ部材52の調整面52eが配置されている。従って、移動ブラケット62の上面と取付部材44の上板下面との距離を変更することで、調整面52eの変位量が調整され、バネ部材52の付勢力を変更できる。
また、側方規制部材51が閉状態から所定角度αまで移動するまでは、バネ部材52は、側方規制部材51を閉方向に付勢する。
ここで、側方規制部材51が所定角度αに移動した時には、本実施例では、付勢力当接面52cから付勢力当接部51eに作用する上向きの付勢力が回転軸51gの中心を通る垂直線Gと一致する状態になっている。
図2(c)に示すように、可動部材50が開状態の時には、側方規制部材51が閉状態の時から160度以上開いた状態となり、図1に示すように、開状態にある側方規制部材51zは、仮想規制面X内に位置する。
また、本実施例によれば、側方規制部材51が所定角度αを超えるまで開くと、バネ部材52によって側方規制部材51を開方向に付勢することで、開状態への動作を迅速に行えるとともに開状態を保持することができる。
また、本実施例によれば、バネ部材52の付勢力を変更する調整部材60を設けたことで、作業者に応じて付勢力を変更できるため、作業者の負担を軽減し迅速な作業が行える。
また、本実施例によれば、当接片51aの一端に操作片51bを、当接片51aの他端に回転軸51gと付勢力当接部51eとを設けた保持部材51dを有しているため、小さな力で操作片51bを操作できるとともに、当接片51aに加わる力に対しては大きな付勢力が働く。
図3は同ポンプ車用吸水管ブラケットを示す構成図である。なお、既に説明した部材と同一機能を有する部材には同一符号を付して一部の説明を省略する。また、ポンプ車用吸水管ブラケットを取り付けるポンプ車は、図8及び図9に示す従来例と同様であるので、説明を省略する。本実施例によるポンプ車用吸水管ブラケットは、図8及び図9に示す車両側面21の後方下方位置に配置するブラケット140dに適している。
側方規制部材51は、閉状態で吸水管22cが当接する当接片51aと、当接片51aの一端に連接された操作片51bと、当接片51aの他端に連接された接続片51cと、接続片51cを保持する保持部材51dとを有している。保持部材51dには、回転軸51gと付勢力当接部51eとを設けている。側方規制部材51は、回転軸51gを中心にして回動する。付勢力当接部51eはカム部材で構成している。カム部材は、回転軸51gの周りに設けている。
バネ部材52の一端52aは、調整部材60を介してシリンダ80の底面81に当接し、バネ部材52の他端52bには、押し部材82を設けている。押し部材82の先端は、付勢力当接部51eに当接している。調整部材60は、バネ部材52の付勢力を変更する。
可動部材50が固定部材40に対して閉状態の時には、押し部材82は付勢力当接部51eを付勢し、可動部材50は、回転軸51gを中心にして反時計回りの方向に付勢され、側方規制部材51は閉状態を保つ方向に付勢される。
また、側方規制部材51が閉状態から所定角度αまで移動するまでは、押し部材82は付勢力当接部51eを付勢し、側方規制部材51を閉方向に付勢する。
ここで、側方規制部材51が所定角度αに移動した時には、本実施例では、押し部材82の付勢力当接部51eへの付勢力は解除され、側方規制部材51は、自重によって回転軸51gを中心にして時計回りに回転し、側方規制部材51は仮想規制面X内に位置する。
なお、本実施例では、可動部材50が開状態の時には、側方規制部材51は最外位置に収納されている吸水管22aの外周面よりも内方に位置させている。
また、本実施例によれば、バネ部材52の付勢力を変更する調整部材60を設けたことで、作業者に応じて付勢力を変更できるため、作業者の負担を軽減し迅速な作業が行える。
また、本実施例によれば、当接片51aの一端に操作片51bを、当接片51aの他端に回転軸51gと付勢力当接部51eとを設けた保持部材51dを有しているため、小さな力で操作片51bを操作できるとともに、当接片51aに加わる力に対しては大きな付勢力が働く。
また、本実施例によれば、バネ部材52としてコイルスプリングを用い、コイルスプリングの端部に押し部材82を設け、押し部材82が付勢力当接部51eに当接することで、付勢力を側方規制部材51に付与しやすい。
図4は同ポンプ車用吸水管ブラケットを示す構成図である。図4(a)は同ポンプ車用吸水管ブラケットの閉状態を示す側面図、図4(b)は図4(a)のB−B矢視図、図4(c)は取付部材の内部構造を示す側面図である。なお、ポンプ車用吸水管ブラケットを取り付けるポンプ車は、図8及び図9に示す従来例と同様であるので、説明を省略する。本実施例によるポンプ車用吸水管ブラケットは、車両側面21の上方位置に配置するブラケット140uに適している。
固定部材40は、吸水管22の下方に位置する受け部材41と、吸水管22の上方に位置する上方規制部材42と、受け部材41と上方規制部材42とを接続する接続部材43と、可動部材50を取り付ける取付部材44とを有している。
受け部材41と上方規制部材42と接続部材43とは、受け部材41と上方規制部材42とが対向するように、一枚の板を折り曲げて形成している。
接続部材43には、ボルト孔43aが形成され、このボルト孔43aによって車両側面21に固定部材40が取り付けられる。
受け部材41と上方規制部材42との間には、接続部材43と並行に補強部材45を設けている。補強部材45は、上端部45aと下端部45bとが対向するように、一枚の板を折り曲げて形成している。上端部45aは上方規制部材42とボルト46aによって連結され、下端部45bは受け部材41とボルト46bによって連結されている。
取付部材44は、受け部材41とボルト46bによって連結されている。
取付部材44には、調整部材60とストッパー70を設けている。
側方規制部材51と受け部材41と上方規制部材42とによって、吸水管22を収納する収納空間Aを形成する。図示の状態では、収納空間Aには、吸水管22a、22b、22cが収納されている。この状態では、吸水管22aが最外位置に収納されている。最外位置に収納されている吸水管22aの外周面から、吸水管22の直径分だけ外方に離れた垂直面を仮想規制面Xとすると、開状態にある側方規制部材51zは、仮想規制面X内に位置させる。
開状態にある側方規制部材51zを仮想規制面X内に位置させることで、側方規制部材51に妨げられることなく、吸水管22を迅速に取り外すことができる。
可動部材50は、側方規制部材51を付勢するバネ部材52を有する。
バネ部材52の一端52aには、バネガイド80aを介して調整部材60を設けている。バネ部材52の他端52bには、押し部材82を設けている。押し部材82の先端は、付勢力当接部51eに当接している。調整部材60は、バネ部材52の付勢力を変更する。本実施例では調整部材60は、調整用ボルト61で構成されている。
側方規制部材51は、閉状態で吸水管22cが当接する当接片51aと、当接片51aの一端に連接された操作片51bと、当接片51aの他端に連接された接続片51cと、接続片51cを保持する保持部材51dとを有している。保持部材51dには、回転軸51gと付勢力当接部51eとを設けている。側方規制部材51は、回転軸51gを中心にして回動する。付勢力当接部51eはローラで構成している。
当接片51aは、吸水管22c側を凹状とした曲面で形成している。
操作片51bは、図4に示すように、上方規制部材42の端部から離れる方向に曲げられ、閉状態では上方規制部材42の端部と所定間隔開けて形成している。この操作片51bによって、特に吸水管22の取り外し時の操作性を向上させている。
付勢力当接部51eは、バネ部材52によって付勢されている。
また、側方規制部材51が閉状態から所定角度αまで移動するまでは、バネ部材52は、側方規制部材51を閉方向に付勢する。
図5(c)に示すように、可動部材50が開状態の時には、側方規制部材51が閉状態の時から160度以上開いた状態となり、図4に示すように、開状態にある側方規制部材51zは、仮想規制面X内に位置する。
また、本実施例によれば、バネ部材52の付勢力を変更する調整部材60を設けたことで、作業者に応じて付勢力を変更できるため、作業者の負担を軽減し迅速な作業が行える。
また、本実施例によれば、当接片51aの一端に操作片51bを、当接片51aの他端に回転軸51gと付勢力当接部51eとを設けた保持部材51dを有しているため、小さな力で操作片51bを操作できるとともに、当接片51aに加わる力に対しては大きな付勢力が働く。
また、本実施例によれば、バネ部材52としてコイルスプリングを用い、コイルスプリングの端部に押し部材82を設け、押し部材82が付勢力当接部51eに当接することで、付勢力を側方規制部材51に付与しやすい。
また、本実施例によれば、バネ部材52の付勢力を変更する調整部材60を設けたことで、作業者に応じて付勢力を変更できるため、作業者の負担を軽減し迅速な作業が行える。
また、本実施例によれば、当接片51aの一端に操作片51bを、当接片51aの他端に回転軸51gと付勢力当接部51eとを設けた保持部材51dを有しているため、小さな力で操作片51bを操作できるとともに、当接片51aに加わる力に対しては大きな付勢力が働く。
また、本実施例によれば、バネ部材52としてコイルスプリングを用い、コイルスプリングの端部に押し部材82を設け、押し部材82が付勢力当接部51eに当接することで、付勢力を側方規制部材51に付与しやすい。
22 吸水管
22a、22b、22c 吸水管
23吸口
40 固定部材
41 受け部材
42 上方規制部材
43 接続部材
43a ボルト孔
44 取付部材
45 補強部材
45a 上端部
45b 下端部
46a ボルト
46b ボルト
50 可動部材
51、51x、51y、51z 側方規制部材
51a 当接片
51b 操作片
51c 接続片
51d 保持部材
51e 付勢力当接部
51f 緩衝材
51g 回転軸
52 バネ部材
52a 一端
52b 他端
52c 付勢力当接面
52d 連接面
52e 調整面
60 調整部材
61 調整用ボルト
62 移動ブラケット
63 板バネ
70 ストッパー
80 シリンダ
81 底面
82 押し部材
80a バネガイド
80b バネガイド軸
A 収納空間
G 垂直線
X 仮想規制面
Claims (5)
- 吸水管を接続する吸口を備えた車両側面に固定する固定部材と、
前記固定部材に対して開閉自在に設けられる可動部材と
を有し、
前記固定部材が、
前記吸水管を下方から支える受け部材と、
前記吸水管を上方から規制する上方規制部材と
を有し、
前記可動部材が、
前記固定部材に対して閉状態の時に、前記吸水管を側方から規制する側方規制部材と、
前記側方規制部材を付勢するバネ部材と
を有する
ポンプ車用吸水管ブラケットであって、
前記側方規制部材が前記閉状態の時に最外位置に収納されている前記吸水管の外周面から、前記吸水管の直径分だけ外方に離れた垂直面を仮想規制面とした場合に、
前記バネ部材が、
前記側方規制部材が前記閉状態から所定角度まで移動するまでは、前記側方規制部材を閉方向に付勢し、
前記側方規制部材が前記所定角度を超えて移動すると、前記側方規制部材を前記閉方向に付勢せず、
前記可動部材が開状態の時には、前記側方規制部材が前記仮想規制面内に位置する
ことを特徴とするポンプ車用吸水管ブラケット。 - 前記バネ部材は、前記側方規制部材が前記所定角度を超えて移動すると、前記側方規制部材を開方向に付勢する
ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ車用吸水管ブラケット。 - 前記バネ部材の付勢力を変更する調整部材を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポンプ車用吸水管ブラケット。
- 前記側方規制部材は、
閉状態で前記吸水管が当接する当接片と、
前記当接片の一端に連接された操作片と、
前記当接片の他端に連接された接続片と、
前記接続片を保持する保持部材と
を有し、
前記保持部材には、回転軸と付勢力当接部とを設け、
前記側方規制部材は、前記回転軸を中心にして回動し、
前記バネ部材は、前記付勢力当接部を付勢する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のポンプ車用吸水管ブラケット。 - 前記バネ部材としてコイルスプリングを用い、
前記コイルスプリングの端部に押し部材を設け、
前記押し部材が前記付勢力当接部に当接する
ことを特徴とする請求項4に記載のポンプ車用吸水管ブラケット。
Applications Claiming Priority (2)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2017
- 2017-08-25 JP JP2017162578A patent/JP6940867B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102498489B1 (ko) * | 2022-06-03 | 2023-02-09 | 민영석 | 배전케이블 고정장치 |
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