JP2018039321A - 車両用フロアサイレンサ、および車両用フロアサイレンサ製造方法 - Google Patents

車両用フロアサイレンサ、および車両用フロアサイレンサ製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実用性の高い車両用フロアサイレンサを提供する。【解決手段】本発明の車両用フロアサイレンサでは、ウレタンフォーム原料のポリオールとして、所定の配合量の高分子量ポリエーテルポリオールと、低分子量ポリエーテルポリオールと、ポリマーポリオールとを採用することで、車両用フロアサイレンサの25%圧縮硬さが、40〜150Nとされ、600Hz反共振点における損失係数が、0.05以上とされる。これにより、車両用フロアサイレンサにおいて、低周波域での制振性や嵩上げ材としての硬さを実現することが可能となり、車両用フロアサイレンサの実用性が向上する。【選択図】図2

Description

本発明は、ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤と、整泡剤と、触媒とからなるウレタンフォームの組成物を用いて金型内部で作成される車両用フロアサイレンサ、および、その車両用フロアサイレンサを製造する方法に関する。
車両用フロアサイレンサは、車体下部から車室内に入り込む振動を制振するために、フロアパネルとフロアカーペットとの間に配置されるものである。また、車両用フロアサイレンサは、車室内の床面の平坦性を確保するべく、嵩上げ材としての機能も有する。車両用フロアサイレンサとしては、従来、フェルトが採用されており、特許文献1には、フェルト製の車両用フロアサイレンサの記載がある。一般的にフェルトは、制振性が低く、車体下部からの振動を好適に制振し難い。一方、特許文献2には、低反発弾性ウレタンフォームを採用することにより制振性を付与できることが記載されている。しかし、一般的に低反発弾性ウレタンフォームは柔らかく、車両用フロアサイレンサとして採用可能な硬さを達成することは難しい。
実開昭61−170531号公報 特許第4690577号公報
車両用フロアサイレンサの制振性を高めるためには、車両用フロアサイレンサでフロアパネルを広範囲にかつ、フロアパネルの凹凸形状に合わせて覆うことが好ましい。また、車両用フロアサイレンサは、部位により2〜100mm程度の厚さで、さらに複雑な凹凸形状を有している。しかしながら、フェルトはポリウレタンフォーム等の樹脂発泡体に比べ制振性が低く、成形性もよくない。フェルトを5mm以下の厚さに成形しようとしても厚みが復元してしまい、成形することが難しく、フェルト製の車両用フロアサイレンサの厚さは、5〜100mm程度の範囲が限界となる。このため、2〜5mmの範囲の厚さが必要な箇所に、フェルト製のフロアサイレンサを配設するこができず、車両用フロアサイレンサによるフロアパネルのカバー率が低下し、さらに制振性が低下する。また、フェルトを成形しても、フロアパネルの凹凸形状に一致させることは困難であるため、フェルト製の車両用フロアサイレンサは位置ズレが起こり易い。一方、低反発弾性ウレタンフォームは、一般的に柔らかいため、車両用フロアサイレンサに必要な硬さを付与した場合には、低周波域の振動を制振し難く、ロードノイズが発生するといった問題がある。このように、低周波域での制振性や嵩上げ材としての硬さが求められている車両用フロアサイレンサには、改良の余地を多分に残すものとなっており、種々の改良を施すことによって、車両用フロアサイレンサの実用性が向上すると考えられる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、実用性の高い車両用フロアサイレンサを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用フロアサイレンサは、ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤と、整泡剤と、触媒とからなるウレタンフォームの組成物を用いて金型内部で作成される車両用フロアサイレンサにおいて、25%圧縮硬さ(JIS K 6400−2:2012 E法に基づく)が、40〜150Nであり、600Hz反共振点における損失係数(JIS K 7391:2008に基づく)が、0.05以上であるように構成される。
また、上記課題を解決するために、本発明の車両用フロアサイレンサ製造方法は、ポリオール、ポリイソシアネート、発泡剤、整泡剤、触媒を含むウレタンフォーム原料を混合する混合工程と、その混合工程で混合された前記ウレタンフォーム原料を金型に注入する注入工程とを含み、その金型内部で車両用フロアサイレンサを製造する製造方法において、前記ポリオールは、官能基数3〜4、水酸基価20〜45であり、前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が40〜95重量部である高分子量ポリエーテルポリオールと、官能基数2〜3、水酸基価60〜600であり、前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が1〜25重量部である低分子量ポリエーテルポリオールと、前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が1.6〜16重量部(固形分100%換算)であるポリマーポリオールとを含むように構成される。
本発明の車両用フロアサイレンサでは、ウレタンフォーム原料のポリオールとして、高分子量ポリエーテルポリオールと、低分子量ポリエーテルポリオールと、ポリマーポリオールとを採用することで、車両用フロアサイレンサの25%圧縮硬さが、40〜150Nとされ、600Hz反共振点における損失係数が、0.05以上とされる。これにより、車両用フロアサイレンサにおいて、低周波域での制振性や嵩上げ材としての硬さを達成することが可能となり、車両用フロアサイレンサの実用性が向上する。
実施例の車両用フロアサイレンサを示す斜視図である。 実施例1〜6の車両用フロアサイレンサのウレタンフォーム原料の配合量(重量部)、及び評価を示す表である。 実施例7〜12の車両用フロアサイレンサのウレタンフォーム原料の配合量(重量部)、及び評価を示す表である。 実施例13〜18の車両用フロアサイレンサのウレタンフォーム原料の配合量(重量部)、及び評価を示す表である。 実施例19〜23の車両用フロアサイレンサのウレタンフォーム原料の配合量(重量部)、及び評価を示す表である。 比較例1〜5の車両用フロアサイレンサのウレタンフォーム原料の配合量(重量部)、及び評価を示す表である。 実施例6〜10の車両用フロアサイレンサのウレタンフォーム原料の配合量(重量部)、及び評価を示す表である。
本発明に記載の「車両用フロアサイレンサ」は、ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤と、整泡剤と、触媒とからなるウレタンフォームの組成物を用いて金型内部で作成される。そして、ポリオールとして、高分子量ポリエーテルポリオールと、低分子量ポリエーテルポリオールと、ポリマーポリオールとを含んでいることが好ましい。
高分子量ポリエーテルポリオールおよび、低分子量ポリエーテルポリオールは、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソルビトール、シュークロース等の多価アルコールに、エチレンオキサイド(EO)、プロピレンオキサイド(PO)等のアルキレンオキサイドを付加したポリオールである。
また、高分子量ポリエーテルポリオールは、官能基数3〜4、水酸基価20〜45とされ、ポリオールの全量100重量部に対して40〜95重量部とされている。なお、高分子量ポリエーテルポリオールは、60〜90重量部とされることが好ましい。さらに、高分子量ポリエーテルポリオールとして、エチレンオキサイドを付加したものを採用することが好ましい。
また、低分子量ポリエーテルポリオールは、官能基数2〜3、水酸基価60〜600とされ、ポリオールの全量100重量部に対して1〜25重量部とされている。なお、低分子量ポリエーテルポリオールは、2〜20重量部とされることが好ましく、2〜10重量部とされることがより好ましい。さらに、低分子量ポリエーテルポリオールとして、エチレンオキサイドを付加せずに、プロピレンオキサイドのみを付加したものを採用することが好ましい。
また、ポリマーポリオールは、ポリエーテルポリオールにビニル系単量体をグラフト重合したポリオールである。ポリエーテルポリオールとしては、上記手法により製造されたものが用いられる。また、ビニル系単量体としては、アクリロニトリル、スチレン、メチルメタクリレート等が用いられる。ポリマーポリオール中のビニル系単量体単位(グラフト部分)の含有量は、ポリエーテルポリオールとの合計量中の10〜50重量部であり、ポリマーポリオール中において、グラフト部分は結晶化により固形分となっている。
また、ポリマーポリオールは、官能基数3〜4、水酸基価20〜45とされ、ポリオールの全量100重量部に対して1.6〜16重量部(固形分100%換算)とされている。なお、ポリマーポリオールの重量部(固形分100%換算)は、3〜10重量部とされることが好ましい。
また、ポリイソシアネートは、ウレタンフォーム原料として通常に採用されるものであればよいが、トルエンジイソシアネート(TDI)、4,4‘−ジフェニルメタンジイソシアネート(モノメリックMDI)、ポリメリックMDI(クルードMDI)、プレポリマー化やカルボジイミド化等により変性したMDIやTDI、水添MDI等を採用することが好ましい。その他にも、公知の脂肪族系ポリイソシアネートや芳香族系ポリイソシアネート等を採用してもよい。そして、それら種々のジイソシアネートのうちの1種または2種以上を併用したものを、ウレタンフォーム原料として用いることが可能である。
それらポリオールとポリイソシアネートとの配合量の比率は、ポリオールや発泡剤、架橋剤等の全活性水素基濃度に対する、ポリイソシアネート中のイソシアネート基濃度の当量比の百分率、所謂、イソシアネートインデックスによって示すことができる。イソシアネートインデックスは、80〜110とすることが好ましく、さらに言えば、85〜95とすることが好ましい。
また、ポリオールとポリイソシアネートとの反応には触媒が用いられる。触媒としては、ウレタンフォーム原料として公知のものを用いることができる。例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、ジエタノールアミン、ジメチルアミノモルフォリン、N−エチルモルホリン、テトラメチルグアニジン等のアミン触媒や、スタナスオクトエートやジブチルチンジラウレート等の錫触媒やフェニル水銀プロピオン酸塩あるいはオクテン酸鉛等の金属触媒(有機金属触媒とも称される。)を挙げることができる。触媒の一般的な量は、ポリオールの全量100重量部に対して0.05〜3重量部程度が使用される。
また、発泡剤は、ウレタンフォーム原料として通常に採用されるものであればよく、例えば、水、ペンタン、シクロペンタン、メチレンクロライド、炭酸ガス等が挙げられ、これらを1種または2種以上併用して用いることが可能である。上記発泡剤として、水を用いた場合に、水の添加量は、ポリオールの全量100重量部に対して1.0〜5.4重量部使用され、好適には1.5〜5重量部程度が使用される。
また、ウレタンフォーム原料として整泡剤を含むことが好ましい。整泡剤は、ウレタンフォーム原料として通常に採用されるものであればよく、例えば、シリコーン系化合物、非イオン系界面活性剤等が挙げられる。整泡剤の配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に、0.1〜2重量部程度が使用される。
また、ウレタンフォーム原料に、必要に応じて適宜、添加剤を添加することが可能である。添加剤としては、例えば、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、希釈剤、難燃剤、充填材(フィラー)、鎖延長剤等が挙げられる。
本発明の車両用フロアサイレンサの製造方法としては、金型を使用してウレタンフォームを成形する方法、所謂、モールド成形法が採用される。車両用フロアサイレンサは、車室内の床面を平坦にするためにフロアパネル上に配設されることから、車両用フロアサイレンサ10には、図1に示すように、フロアパネルの形状に合わせて多くの凹部12、凸部14が形成されている。このため、複雑な三次元構造を成形可能なモールド成形法を採用することで、フロアパネルにあわせた形状の車両用フロアサイレンサを適切に成形することが可能となる。なお、モールド成形法により成形された車両用フロアサイレンサの厚さは、2〜100mm程度とされている。
車両用フロアサイレンサの評価は、テストピース用金型(400mm角×20mm厚み)に前記ウレタンフォーム原料を注入し、テストピースを作成し、各測定項目に必要な形状に切り出して行った。また、フェルトも前記ウレタンフォームのテストピースと同様に、20mm厚みとなるように圧縮し、テストピースを作成し評価を行った。なお、密度は、フェルトの使用量で調整を行った。
また、上記手法により製造された車両用フロアサイレンサのテストピースの制振性を評価するべく、JIS K 7391:2008(非拘束形制振複合はりの振動減衰特性試験方法による中央加振法)に基づいて、600Hz反共振点の損失係数を24℃の雰囲気下で測定した。ここで600Hz反共振点とは、上記制振性評価において、600Hz前後にピークの見られる3次反共振点である。なお、試験片は、下記の通り作成し、ウレタンフォームは、上記テストピースから300mm角×30mmに切り出し、使用した。この際、測定される損失係数は、0.05以上であることが好ましく、0.06以上であることがさらに好ましく、0.09以上であることが特に好ましい。
試験片;基材とウレタンフォームを両面接着テープで貼付けて作成
基材;厚み1mmの鋼板(SPCC)
ウレタンフォーム;300mm×30mm×20mm厚み(上下両面にスキン層有)
両面接着テープ;ハイボン 11−583(日立化成社製)
また、嵩上げ材としての機能を担保するべく、上記テストピースの25%圧縮硬さ(N)を、JIS K 6400−2:2012 E法に基づいて測定した。なお、試験片は、上記テストピースから200mm角に切り出し、使用した。詳しくは、予備圧縮を行わずに、下記試験片の厚みに対して75%まで、下記圧縮子によって圧縮し、応力−歪曲線を描き、25%圧縮時の瞬間の数値を読み取り、その読取値を測定値とした。
試験片:200mm角×20mm厚み(上下両面にスキン層有)
圧縮子:φ80mm
圧縮速度:50mm/分
この際、測定される25%圧縮硬さは、40〜150Nであることが好ましく、42〜130Nであることがさらに好ましい。ここで、25%圧縮硬さが40N以下の場合、硬さが不十分となり、嵩上げ材としての機能を有していない。一方、25%圧縮硬さが150N以上となると、後述するが、嵩上げ材としての機能は有しているが、損失係数が悪くなる傾向が見られる。
また、上記テストピースの密度(kg/m)を、JIS K 7222:2005に基づいて測定した。なお、試験片は、上記テストピースから200mm角×20mm厚み(上下両面にスキン層有)に切り出し、使用した。この際、測定される密度は、50〜110kg/mであることが好ましく、60〜90kg/mであることがさらに好ましく、70〜80kg/mであることが特に好ましい。
また、上記テストピースの反発弾性(%)を、JIS K 6400−3:2011に基づいて測定した。なお、試験片は、上記テストピースから100mm角×20mm厚み(上下両面にスキン層有)に切り出し、使用した。この際、測定される反発弾性は、35〜60%であることが好ましく、36〜58%であることがさらに好ましい。
以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明する。ただし、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
図2乃至図7に示す配合のウレタンフォーム原料から、実施例1〜23および比較例1〜7の車両用フロアサイレンサの各テストピースを製造した。下記に、図2乃至図7におけるウレタンフォーム原料の詳細を示す。
・高分子量ポリオールA;ポリエーテルポリオール、数平均分子量:5000、官能基数:3、水酸基価:34、EO付加比率:14%
・高分子量ポリオールB;ポリエーテルポリオール、数平均分子量:7000、官能基数:3、水酸基価:26、EO付加比率:14%
・ポリマーポリオール;数平均分子量:5000、官能基数:3、水酸基価:25、固形分:32%
・低分子量ポリオールA;ポリエーテルポリオール、数平均分子量:2000、官能基数:2、水酸基価:56、EO付加比率:0%
・低分子量ポリオールB;ポリエーテルポリオール、数平均分子量:1000、官能基数:2、水酸基価:110、EO付加比率:0%
・低分子量ポリオールC;ポリエーテルポリオール、数平均分子量:700、官能基数:3、水酸基価:245、EO付加比率:0%
・低分子量ポリオールD;ポリエーテルポリオール、数平均分子量:600、官能基数:2、水酸基価:190、EO付加比率:0%
・架橋剤A;数平均分子量:105、官能基数:2、水酸基価:1603、アミン含有
・架橋剤B;数平均分子量:92、官能基数:3、水酸基価:1824
・架橋剤C;数平均分子量:450、官能基数:4、水酸基価:500、アミン含有
・連通過剤;ポリエーテルポリオール、数平均分子量:5000、官能基数:3、水酸基価:35、EO付加比率:70%
・触媒A;商品名:DABCO 33LSI、エアープロダクツジャパン(株)製
・触媒B;商品名:DABCO BL−11、エアープロダクツジャパン(株)製
・整泡剤;商品名:B8738LF2、エボニックジャパン(株)製
・発泡剤;水
・ポリイソシアネートA;クルードMDI、NCO率:31.5%
・ポリイソシアネートB;クルードMDI、NCO率:31.7%
・ポリイソシアネートC;クルードMDI、NCO率:24.9%
・ポリイソシアネートD;クルードMDI/TDI−80=20/80、NCO率:44.8%
図2乃至図7の実施例1〜23および比較例1〜7の各々の配合に従って、モールド成形法により各テストピースを製造した。なお、実施例6〜8の配合は同じであるが、実施例6、7、8の順に、金型内への原料の注入量が多く(パック率が高く)されている。そして、それら実施例1〜23および比較例1〜7の各テストピースに対して、以下の方法によって物性評価を行なった。さらに、フェルトを圧縮することで、比較例8〜10のフェルト製の各テストピースを製造し、同様の方法によって物性評価を行った。
JIS K 7222:2005に基づいて各テストピースの密度(kg/m)を測定した。密度(kg/m)は、それの値が小さいほど、軽量であることを示している。この測定値を、図2乃至図7の「密度(kg/m)」の欄に示しておく。
JIS K 6400−2:2012 E法に基づいて各テストピースの25%圧縮硬さ(N)を測定した。25%圧縮硬さ(N)は、それの値が大きいほど、硬く、嵩上げ材としての機能に優れていることを示している。この測定値を、図2乃至図7の「25%圧縮硬さ(N)」の欄に示しておく。
JIS K 6400−3:2011に基づいて各テストピースの反発弾性(%)を測定した。反発弾性(%)は、それの値が大きいほど、高反発であることを示している。この測定値を、図2乃至図7の「反発弾性(%)」の欄に示しておく。
JIS K 7391:2008に基づいて各テストピースの600Hz反共振点における損失係数を測定した。損失係数は、それの値が大きいほど、振動を減衰し易く、制振性に優れていることを示している。この測定値を、図2乃至図7の「損失係数」の欄に示しておく。
以上の評価結果から、まず、フェルト製の車両フロアサイレンサを採用した場合には、制振性が非常に悪いことが解る。詳しくは、比較例8〜10の各テストピースは、フェルト製であり、その損失係数は、0.017以下であり、振動がほとんど減衰されず、制振性が非常に悪い。一方、実施例1〜23の各テストピースは、ウレタンフォーム製であり、その損失係数は、全て、0.054以上であり、殆どが、0.09以上である。このため、ウレタンフォーム製の車両用フロアサイレンサを採用することで、600Hz反共振点の低周波域の振動を好適に減衰し、制振性が非常に良いことが解る。
特に、ウレタンフォーム原料のポリオールとして、所定の配合比の高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとを採用することで、高い制振性を発揮可能な車両用フロアサイレンサを製造することが可能である。具体的には、実施例1〜23の各テストピースでは、高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとが配合されており、高分子量ポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に48〜85重量部とされ、低分子量ポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に2〜25重量部とされ、ポリマーポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に10〜46重量部とされている。なお、ポリマーポリオールの配合量は、固形分換算とした場合に、3.2〜14.72重量部となる。そして、実施例1〜23の各テストピースの損失係数は、0.054以上であり、殆どが、0.09以上である。このため、実施例1〜23の各テストピースによれば、600Hz反共振点の低周波域の振動を好適に減衰し、制振性が非常に良いことが解る。また、実施例1〜23の各テストピースでは、25%圧縮硬さが42〜130Nであり、嵩上げ材としての好適な硬さを有している。さらに言えば、実施例1〜23の各テストピースでは、反発弾性が36〜56%であり、好適な反発弾性を有している。
一方、比較例7のテストピースでは、低分子量ポリオールが配合されていない。また、比較例7のテストピースでは、高分子量ポリオールとポリマーポリオールとが配合されているが、高分子量ポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に30重量部とされ、ポリマーポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に70重量部とされている。そして、比較例7のテストピースの損失係数は、0.020と低く、制振性が悪い。さらに言えば、比較例7のテストピースでは、25%圧縮硬さが高すぎ、反発弾性が低すぎる。
また、比較例5および6の各テストピースでは、高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとが配合されているが、高分子量ポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に55重量部とされ、低分子量ポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に35重量部とされている。そして、比較例5および6の各テストピースの損失係数は、0.035以下と低く、制振性が悪い。さらに言えば、比較例5および6の各テストピースでは、反発弾性が低すぎる。
また、比較例4のテストピースでは、低分子量ポリオールとポリマーポリオールとが配合されておらず、ポリオールとして高分子量ポリオールのみが配合されている。このため、高分子量ポリオールの配合量は、ポリオールの全量を100重量部とした場合に100重量部となる。そして、比較例4のテストピースの損失係数は、0.063と高く、制振性が良い。しかしながら、比較例4のテストピースでは、25%圧縮硬さが19Nと非常に低く、嵩上げ材としての機能を有していない。
以上のことから、ウレタンフォーム原料のポリオールとして、所定の配合比の高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとを採用することで、具体的には、誤差等を考慮して、ポリオールの全量を100重量部とした場合に、40〜95重量部の高分子量ポリオールと、1〜25重量部の低分子量ポリオールと、1.6〜16重量部(固形分100%換算)のポリマーポリオールとを採用することで、性能の優れた車両用フロアサイレンサを製造することが可能となる。つまり、嵩上げ材としての機能を有するとともに、適度な反発弾性を有し、高い制振性を発揮可能な車両用フロアサイレンサを製造することが可能となる。
また、イソシアネートインデックスが低すぎても高すぎても、制振性が悪くなる。具体的には、比較例2および3の各テストピースでは、所定の配合比の高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとが採用されているが、イソシアネートインデックスが115以上とされている。そして、比較例2および3の各テストピースの損失係数は、0.020以下と低く、制振性が悪い。さらに、比較例2および3の各テストピースでは、25%圧縮硬さが159N以上であり、硬すぎる。25%圧縮硬さと損失係数の関係性は定かではないが、25%圧縮硬さが150Nを超えると損失係数が悪くなる傾向が見られる。
また、比較例5のテストピースでは、イソシアネートインデックスが70とされている。そして、比較例5のテストピースの損失係数は、0.025と低く、制振性が悪い。さらに、比較例5のテストピースでは、25%圧縮硬さが171N以上であり、硬すぎるし、反発弾性が21%であり、反発弾性が低すぎる。
一方、実施例1〜23の各テストピースでは、所定の配合比の高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとが採用されており、イソシアネートインデックスが80〜110とされている。そして、実施例1〜23の各テストピースでは、上述したように、制振性、25%圧縮硬さ、反発弾性の全てが良い。このことから、イソシアネートインデックスは、誤差を考慮して、75〜110とすることが好ましい。
また、ウレタンフォーム原料のポリオールとして、所定の配合比の高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとを採用した場合であっても、比較例1のテストピースの様に密度が低すぎると制振性が悪くなる。具体的には、所定の配合比の高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとが採用されているが、発泡剤の配合量が多く、密度が45kg/mとされている。そして、比較例1のテストピースの損失係数は、0.033と低く、制振性が悪い。
一方、実施例1〜23の各テストピースでは、所定の配合比の高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとが採用されており、密度が50〜110kg/mとされている。そして、実施例1〜23の各テストピースは、上述したように、高い制振性を有している。このため、車両用フロアサイレンサの密度は、50〜110kg/mとすることが好ましい。なお、実施例1〜8の各テストピースでは、高分子量ポリオールと低分子量ポリオールとポリマーポリオールとの配合比は、全て同じとされており、実施例1〜8の順に、密度が高くされている。そして、実施例2〜5において、密度が60〜90kg/mとされ、損失係数が0.132以上と非常に高い。このことから、車両用フロアサイレンサの密度は、60〜90kg/mとすることが好ましく、70〜80kg/mとすることが特に好ましい。
また、ウレタンフォーム原料のポリオールとして採用される低分子量ポリオールは、分子量が所定の範囲(官能基数2〜3、水酸基価60〜600に相当する範囲の分子量)であれば、種々のポリオールを採用することが可能である。具体的には、実施例1〜23の各テストピースでは、分子量が600〜2000の4種類の低分子量ポリオールが採用されているが、実施例1〜23の全ての各テストピースにおいて、性能の優れた車両用フロアサイレンサとなっている。このことから、低分子量ポリオールとして、種々のポリオールを採用することが可能である。
また、実施例1〜23の各テストピースでは、ウレタンフォーム原料のポリイソシアネートとして、クルードMDI、若しくは、クルードMDIとTDIとの混合物が採用されており、車両用フロアサイレンサとしての好適な性能を有している。このことから、ポリイソシアネートとして、クルードMDI、若しくは、クルードMDIとTDIとの混合物を採用することが好ましい。

Claims (9)

  1. 車両用フロアサイレンサにおいて、
    前記車両用フロアサイレンサが、ポリオールと、ポリイソシアネートと、発泡剤と、整泡剤と、触媒とからなるウレタンフォームの組成物を用いて金型内部で作成され、
    25%圧縮硬さ(JIS K 6400−2:2012 E法に基づく)が、40〜150Nであり、
    600Hz反共振点における損失係数(JIS K 7391:2008に基づく)が、0.05以上である車両用フロアサイレンサ。
  2. 前記ポリオールが、
    官能基数3〜4、水酸基価20〜45であり、前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が40〜95重量部である高分子量ポリエーテルポリオールを含む請求項1に記載の車両用フロアサイレンサ。
  3. 前記高分子量ポリエーテルポリオールが、
    エチレンオキサイドが付加されたものである請求項2に記載の車両用フロアサイレンサ。
  4. 前記ポリオールが、
    官能基数2〜3、水酸基価60〜600であり、前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が1〜25重量部である低分子量ポリエーテルポリオールを含む請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の車両用フロアサイレンサ。
  5. 前記低分子量ポリエーテルポリオールが、
    プロピレンオキサイドのみが付加されたものである請求項4に記載の車両用フロアサイレンサ。
  6. 前記ポリオールが、
    前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が1.6〜16重量部(固形分100%換算)であるポリマーポリオールを含む請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の車両用フロアサイレンサ。
  7. 前記ポリマーポリオールが、
    官能基数3〜4、水酸基価20〜45である請求項6に記載の車両用フロアサイレンサ。
  8. 前記ポリイソシアネートが、
    トルエンジイソシアネートと、4,4‘−ジフェニルメタンジイソシアネートとの少なくとも一方であり、
    イソシアネートインデックスが、75〜110である請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の車両用フロアサイレンサ。
  9. ポリオール、ポリイソシアネート、発泡剤、整泡剤、触媒を含むウレタンフォーム原料を混合する混合工程と、
    その混合工程で混合された前記ウレタンフォーム原料を金型に注入する注入工程と
    を含み、その金型内部で車両用フロアサイレンサを製造する製造方法において、
    前記ポリオールは、
    官能基数3〜4、水酸基価20〜45であり、前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が40〜95重量部である高分子量ポリエーテルポリオールと、
    官能基数2〜3、水酸基価60〜600であり、前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が1〜25重量部である低分子量ポリエーテルポリオールと、
    前記ポリオールの全量を100重量部とした場合の含有量が1.6〜16重量部(固形分100%換算)であるポリマーポリオールと
    を含む車両用フロアサイレンサ製造方法。
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