JP2018038971A - 洗浄液蒸留装置、および、洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】洗浄液を気化して洗浄蒸気を生成する蒸発器41と、該蒸発器41により気化された洗浄蒸気を凝縮して洗浄液を再生する凝縮器42と、蒸発器41の蒸気送出口47と凝縮器42の蒸気受入口52とを連通し、洗浄蒸気を蒸発器41から凝縮器42へ供給する蒸気供給路43と、を備え、凝縮器42の蒸気受入口52を蒸発器41の蒸気送出口47よりも上方に配置した。
【選択図】図13
Description
該蒸発器により気化された洗浄蒸気を凝縮して洗浄液を再生する凝縮器と、
前記蒸発器の蒸気送出口と前記凝縮器の蒸気受入口とを連通し、洗浄蒸気を前記蒸発器から前記凝縮器へ供給する蒸気供給路と、を備え、
前記凝縮器の蒸気受入口を前記蒸発器の蒸気送出口よりも上方に配置したことを特徴とする洗浄液蒸留装置である。
請求項1および請求項2に記載の発明によれば、蒸気供給路内で凝縮した洗浄液を自重により蒸発器へ戻し、蒸発器内で気化し直して再び凝縮器へ送出することができる。したがって、洗浄液が蒸気供給路内に滞留することを抑制することができ、洗浄液の再生効率の向上を図ることができる。
洗浄装置1は、洗浄液および洗浄蒸気(詳しくは、洗浄液を気化して生成された洗浄蒸気)を用いて、工作油脂等の汚れ成分が付着した機械部品や電子部品等の被処理物Wを洗浄する装置であり、図1および図2に示すように、被処理物Wを収納可能な洗浄槽2と、洗浄液を貯留する洗浄液タンク3と、洗浄液を蒸留する洗浄液蒸留装置4と、洗浄装置1内を減圧可能な真空ポンプ5と、当該洗浄装置1を制御する制御装置6と、当該洗浄装置1の運転を操作するための操作パネル7とを備えて構成されている。なお、洗浄液(洗浄溶剤)としては、炭化水素系溶剤(第4類第2石油類及び第4類第3石油類;パラフィン系、ナフテン系)、塩素系溶剤(トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン)、臭素系溶剤(ノルマルプロピルブロマイド)、フッ素系溶剤(HFC、HFE、HCFC)等が挙げられるが、環境保護の観点から炭化水素系が好ましい。
洗浄装置1は、運転を開始すると、図4および図5に示すように、洗浄液蒸留装置4における洗浄液の蒸留処理、および、洗浄槽2内における被処理物Wの洗浄処理を実行する。まず、蒸留処理について説明すると、作業員が洗浄装置1の電源を投入し、操作パネル7から運転準備の開始を操作すると、この操作の信号に基づいて制御装置6が蒸留処理の制御を実行し、熱媒油ヒーター50に通電して熱媒油の加熱を開始するとともに、熱媒油循環ポンプ49を駆動して熱媒油の循環を開始する。そして、熱媒油の温度が予め設定された温度(洗浄液を蒸発させるまで加熱可能となる温度)に到達して、制御装置6により蒸留の準備が完了したと判定されると、制御装置6が蒸留実行の制御を開始して、真空ポンプ5を駆動するとともにバッファタンク減圧バルブ68を開いてバッファタンク31内を減圧する。なお、真空ポンプ5は、洗浄装置1の運転が終了するまで常時駆動する(図4参照)。さらに、洗浄蒸気供給バルブ53を開いて、バッファタンク31、洗浄液回収路54、凝縮器42、蒸気供給路43、蒸発器41、蒸留導入路27、洗浄液タンク3を連通する。すると、図6に示すように、減圧状態のバッファタンク31内と洗浄液タンク3内との圧力差に基づいて洗浄液タンク3内の洗浄液が蒸留導入路27を通って蒸発器本体45内に導入される。
2 洗浄槽
3 洗浄液タンク
4 洗浄液蒸留装置
5 真空ポンプ
6 制御装置
7 操作パネル
10 バスケット
11 開閉蓋
12 蓋開閉検出スイッチ
13 洗浄槽レベルセンサ
14 洗浄液供給口
15 洗浄液供給路
16 洗浄液供給バルブ
18 超音波発生装置
19 洗浄液排出口
20 洗浄液排出路
21 洗浄液排出バルブ
25 洗浄液タンクレベルセンサ
26 洗浄液送出口
27 蒸留導入路
30 分岐排出路
31 バッファタンク
32 バッファタンクレベルセンサ
33 バッファ導入バルブ
34 バッファ排出バルブ
41 蒸発器
42 凝縮器
43 蒸気供給路
45 蒸発器本体
46 加熱ユニット
47 蒸気送出口
49 熱媒油循環ポンプ
50 熱媒油ヒーター
52 蒸気受入口
53 洗浄蒸気供給バルブ
54 洗浄液回収路
56 蒸気導入路
57 洗浄蒸気導入バルブ
60 吸気路
61 洗浄槽減圧路
62 洗浄タンク減圧路
63 バッファタンク減圧路
66 洗浄槽減圧バルブ
67 洗浄液タンク減圧バルブ
68 バッファタンク減圧バルブ
70 洗浄液回収トラップ
71 回収液送出路
72 回収液送出バルブ
75 洗浄槽温度計
76 洗浄槽真空計
77 バッファタンク真空計
78 洗浄液タンク真空計
80 送風装置
Claims (2)
- 洗浄液を気化して洗浄蒸気を生成する蒸発器と、
該蒸発器により気化された洗浄蒸気を凝縮して洗浄液を再生する凝縮器と、
前記蒸発器の蒸気送出口と前記凝縮器の蒸気受入口とを連通し、洗浄蒸気を前記蒸発器から前記凝縮器へ供給する蒸気供給路と、を備え、
前記凝縮器の蒸気受入口を前記蒸発器の蒸気送出口よりも上方に配置したことを特徴とする洗浄液蒸留装置。 - 前記請求項1に記載の洗浄液蒸留装置と、該洗浄液蒸留装置にて生成された洗浄液または洗浄蒸気の少なくともいずれかが供給される洗浄槽と、を備え、該洗浄槽内の被処理物を洗浄することを特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175211A JP2018038971A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 洗浄液蒸留装置、および、洗浄装置 |
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JP2016175211A Pending JP2018038971A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 洗浄液蒸留装置、および、洗浄装置 |
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JP (1) | JP2018038971A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021032001A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | Toto株式会社 | キッチン装置 |
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2016
- 2016-09-08 JP JP2016175211A patent/JP2018038971A/ja active Pending
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JP2021032001A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | Toto株式会社 | キッチン装置 |
JP7330435B2 (ja) | 2019-08-28 | 2023-08-22 | Toto株式会社 | キッチン装置 |
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