JP2018035549A - 橋脚の構築方法 - Google Patents

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【課題】橋脚の規模に関わらず簡易な回転装置を使って安全に施工することができる橋脚の構築方法を提供する。【解決手段】橋脚1の頭部12から張り出される梁部14,14が一体に構築される橋脚の構築方法である。そして、橋脚の脚部11を構築する工程と、脚部を囲繞する下支保フレーム3を設置する工程と、回転装置4を取り付ける工程と、鉛直方向に伸縮自在な複数のジャッキ部(51,52)を設置する工程と、橋脚の頭部を構築するための上支保フレーム6を伸長されたジャッキ部に支持させる工程と、頭部及び張出し部を構築する工程と、回転装置によって頭部及び張出し部を回転移動させる工程と、頭部と脚部との間を連結する接続部を構築する工程と、上支保フレーム、回転装置及び下支保フレームを撤去する工程とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、橋脚の頭部から張り出される梁部などの張出し部が一体に構築される橋脚の構築方法に関するものである。
車道に隣接した場所に橋脚を構築するに際して、橋脚の頭部と一体に構築される梁部が車道側に張り出すと、車両の通行を規制しなければならず、交通渋滞などの原因となる。
これに対して特許文献1には、車道と並行するヤード内で鉄筋コンクリートによって一体に構築された橋脚下部、頂部及び梁部を、橋脚の基礎上に設置された回転台によって車道側に向けて回転させる橋脚の構築方法が開示されている。この構築方法によれば、橋脚下部、頂部及び梁部の構築はヤード内で行われるため交通規制をする必要がなく、交通渋滞の発生を抑えることができる。
特開平8−296210号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、橋脚下部から梁部に至るまでの橋脚全体を回転させるため、回転台を含めた回転装置が大掛かりになる。また、橋脚が大型になって回転中心となる基礎上部と梁部との距離が長くなる場合には、大きな回転モーメントが作用して回転時に不安定な状態になるおそれがある。
そこで、本発明は、橋脚の規模に関わらず簡易な回転装置を使って安全に施工することができる橋脚の構築方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の橋脚の構築方法は、橋脚の頭部から張り出される張出し部が一体に構築される橋脚の構築方法であって、橋脚の脚部を構築する工程と、前記脚部を囲繞するとともに前記脚部の上面より高い位置に円環状上面が形成される下支保フレームを設置する工程と、前記円環状上面に設置される下層部に沿って自在に移動可能な上層部を有する回転装置を取り付ける工程と、鉛直方向に伸縮自在な複数のジャッキ部を前記上層部に間隔を置いて設置する工程と、橋脚の頭部を構築するための上支保フレームを伸長された前記複数のジャッキ部に支持させる工程と、前記上支保フレームに型枠を設置するとともに前記張出し部を構築するための型枠を設置する工程と、前記頭部及び張出し部を構築して前記張出し部の型枠を脱型する工程と、前記回転装置の前記下層部に沿って前記上層部を移動させることで前記上支保フレームに支持された前記頭部及び張出し部を回転移動させる工程と、前記頭部と前記脚部との間を連結する接続部を構築する工程と、前記ジャッキ部を収縮させて前記上支保フレームを撤去する工程と、前記回転装置及び下支保フレームを撤去する工程とを備えたことを特徴とする。
ここで、前記橋脚の脚部と前記下支保フレームとを連結する工程を備えた構成とすることができる。また、前記回転装置は、円環状の下層部と、前記下層部を覆う円環状の上層部と、前記下層部と前記上層部との間に介在される複数の回転体又は滑材部とによって構成されるのが好ましい。
さらに、前記ジャッキ部として油圧式ジャッキ及び機械式ジャッキが配置される構成とすることができる。また、前記回転装置は、前記下層部に沿って前記上層部を移動させる工程以外では、ストッパによって回転移動が拘束されていることが好ましい。そして、前記下支保フレームは、前記脚部が接続される基礎部の上面に設けられたベース台に設置される構成とすることができる。
このように構成された本発明の橋脚の構築方法は、橋脚の脚部は回転させず、脚部より上方に円環状上面が位置する下支保フレームに設置された回転装置によって、頭部及び張出し部のみを回転させる。
このため、橋脚が大型になっても回転中心と張出し部との距離を抑えることができるので、簡易な回転装置を使用することができる。また、回転モーメントが抑えられるので、安定して回転させることが可能で、安全に施工することができる。
また、下支保フレームを橋脚の脚部に連結させることによって、回転時に下支保フレームに作用する力の反力を確保することができ、より安定した回転移動を実施させることができる。
さらに、円環状の下層部と上層部との間に複数の回転体又は滑材部を介在させることによって構成される回転装置であれば、単純な構造で重量が大きくなっても確実に回転移動をさせることができる。
また、油圧式ジャッキと機械式ジャッキがジャッキ部として配置されていれば、高さ調整を油圧式ジャッキで行った後に、機械式ジャッキで長時間安定して支持させるというように、効率的かつ経済的な施工を行うことができる。
また、回転移動を拘束させるストッパを有する回転装置を使用することによって、意図せぬ時機の回転移動の発生を確実に防ぐことができ、施工の安全性を向上させることができる。
さらに、脚部が接続される基礎部の上面に設けられたベース台に下支保フレームが設置される構成であれば、下支保フレームから基礎部に伝達される荷重を分散させることができる。
本発明の実施の形態の橋脚の構築方法を説明する斜視図である。 基礎部及び橋脚の脚部を構築する工程を説明する断面図である。 橋脚の脚部に連結部を接合する工程を説明する斜視図である。 橋脚の脚部と連結部と下支保フレームとの配置関係を説明する斜視図である。 回転装置の構成を説明する斜視図である。 下支保フレームに取り付けられた回転装置上に油圧ジャッキ及びキリンジャッキを設置する工程を説明する斜視図である。 油圧ジャッキ及びキリンジャッキに上支保フレームを支持させる工程を説明する斜視図である。 橋脚の頭部及び梁部を構築する工程を説明する断面図である。 回転装置によって回転移動を行わせる工程を説明する斜視図である。 回転装置のストッパの構成を説明する斜視図である。 橋脚の接続部を構築する工程を説明する斜視図である。 上支保フレームを撤去する工程を説明する斜視図である。 構築された橋脚の全体構成を説明する斜視図である。 実施例の回転装置の構成を説明する平面図である。 図14のA−A矢視方向で見た断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態の橋脚の構築方法では、図13に示すような橋脚1を構築する。この橋脚1は、鉄筋コンクリートやプレストレストコンクリートなどによって一体となるように構築される。
橋脚1は、フーチングなどの基礎部15の上に設けられる。ここで、基礎部15に接合される橋脚1の下部を脚部11とし、その上方の中間部を接続部13とし、橋脚1の上部を頭部12とする。
そして、頭部12から両側に張り出される張出し部を梁部14,14とし、頭部12には梁部14,14に連続させるアーム部121,121が設けられる。この梁部14,14は、車両が通行する車道R,Rの上方に張り出される。一方、両側の車道R,Rの間は、車両が通行しない中央分離帯R2となっており、作業ヤードとして交通規制を行うことなく使用することができる。
次に、本実施の形態の橋脚の構築方法について、工程順に説明する。
まず、図2に示すように、車道R,Rに挟まれた中央分離帯R2内を作業ヤードとして、基礎部15の構築を行う。中央分離帯R2内は、柵R1によって車道Rと区切られており、車両が進入してくることがなく、開削等の作業を制限されることなく行うことができる。
そこで、中央分離帯R2内の施工箇所に、山留壁16によって保護された開削部160を設け、底盤161上に鉄筋コンクリートなどによって、例えば直方体状の基礎部15を構築する。なお、基礎部15の下方には、必要に応じて杭が構築されるが、ここでは詳細な説明は省略する。
続いて、基礎部15の中央に、円柱又は楕円柱状の脚部11を構築する。脚部11は、基礎部15と接合されて一体となるように鉄筋コンクリートなどによって構築される。
基礎部15の上面の脚部11の周囲には、図3に示すように、円環板状のベース台2が設置される。このベース台2は、例えば複数の円弧板を組み合わせることによって構成される。
すなわち、複数の円弧板を脚部11の側方から近付けて固定し、脚部11の下端の外周がベース台2によって囲まれるようにする。そして、脚部11の側面に対して、連結部33の側縁を接合する。
連結部33は、脚部11の側面に沿って鉛直方向に延伸される脚側材331と、脚側材331と略平行なベース台2上に設置される支保側材332と、脚側材331と支保側材332との間を繋ぐ連絡材333とによって主に構成される。連結部33は、H形鋼などの鋼材を組み合わせて製作される。
脚側材331は、脚部11の高さと略同じ長さに形成され、アンカーボルトなどによって脚部11に固定される。一方、支保側材332は、下端面をベース台2の上面に接触させる。
続いて図4に示すように、脚部11の両側に設けられた連結部33,33を外側から囲むように、下支保フレーム3が設置される。この下支保フレーム3は、円環状上面311が形成される上環部31と、上環部31から垂下される複数の支柱部32,・・・とによって、主に構成される。
下支保フレーム3は、脚部11を囲繞するようにH形鋼などの鋼材を組み合わせて製作される。上環部31の内径は、脚部11とその両側に設けられる連結部33,33とを合せた長さ程度となる。
支柱部32,・・・は、上環部31の周方向に沿って例えば等間隔で設けられる。対峙する一対の支柱部32,32の内側面には、連結部33,33の支保側材332,332の側面が接合される。
支柱部32,・・・は、下端面がベース台2の上面に設置されてアンカーボルトなどでベース台2に固定されるが、連結部33,33を介して脚部11に連結される下支保フレーム3は、水平力に対してさらに高い抵抗力を有している。すなわち、地震力や後述する回転装置4の稼働による外力が作用しても、下支保フレーム3が簡単に転倒することはない。
下支保フレーム3の上環部31には、図5に示すような回転装置4が取り付けられる。この回転装置4は、円環状の下層部41と、下層部41の上方を覆う円環状の上層部43と、下層部41と上層部43との間に介在される複数の回転体としての球体42,・・・とによって、主に構成される。
下層部41は、上環部31の円環状上面311と略同じ平面形状の板状部材で、その上面には平行に2つの溝部411,411が周方向に沿って設けられる。
下層部41に対面させる上層部43は、下層部41を覆う円環板状に形成され、溝部411,411に対峙させる溝部431,431が設けられる。また、上層部43の内周側には、下層部41の内周面に被さるように垂れ下がる垂壁部432が脱落防止用に設けられる。
そして、下層部41の溝部411と上層部43の溝部431との間には、鋼球などの球体42が、連続して並べられる。このようにして構成された回転装置4は、下層部41に沿って少ない抵抗で上層部43を自在に移動させることができる。この下層部41に対する上層部43の相対的な周方向の移動を、「回転移動」と呼ぶ。
この回転移動は、意図せぬ時機に起きないように、回転移動を必要としないときには、図10に示すようなストッパ46で拘束させる。このストッパ46は、下層部41と上層部43とを挟持させる治具で、鉛直方向の締め付け力によって回転移動を拘束させる。ストッパ46は、これに限定されるものではなく、下層部41と上層部43とを貫通するピンやボルトなどのせん断抵抗によって回転移動を拘束させる構成とすることもできる。
図6は、下支保フレーム3の上環部31に回転装置4が取り付けられた状態を示している。この回転装置4の上層部43には、対峙する位置に円弧状の円弧台44,44が設けられる。この円弧台44,44は、上層部43に固定されており、一緒に回転移動する。
円弧台44の上面には、間隔を置いて油圧ジャッキ51とキリンジャッキ52とが交互に設置される。油圧ジャッキ51は、供給される油圧によって伸縮自在な油圧式ジャッキである。一方、キリンジャッキ52は、ネジの回転によって昇降する機械式ジャッキで、調整された長さを動力なしで維持させることができる。
そして、図7に示すように、円弧台44上に設置された複数のジャッキ部(51,52)に、上支保フレーム6を支持させる。上支保フレーム6は、橋脚1の頭部12を構築するための支保工となる部材である。
上支保フレーム6は、鋼板や鋼材などによって製作することができる。上支保フレーム6には、長方形枠状の底面61が形成されるとともに、側面側には中央開口部62及び両端の側方開放部63,63が形成される。
上支保フレーム6の底面61は、構築される頭部12を囲む領域に形成され、油圧ジャッキ51,・・・の上端面に載せられる。上支保フレーム6は、最初は油圧ジャッキ51,・・・のみで支持させる。
そして、油圧ジャッキ51,・・・を伸長して、上支保フレーム6の高さ位置を調整した後に、油圧ジャッキ51,51間に配置されたキリンジャッキ52を伸長させて、上端面を底面61に接触させる。このようにしてキリンジャッキ52,・・・に受け替えをしておけば、油圧ジャッキ51の油圧を供給し続けなくてもよくなる。
図8に示すように、上支保フレーム6には、中央開口部62などを利用して頭部12の側面を成形するための型枠71を設置する。また、必要に応じて、上支保フレーム6の底面61より下方にも型枠を設置する。
一方、作業ヤードとなっている中央分離帯R2では、開削部160を挟んだ両側に、地上から支保工部74,74を組み立てる。この支保工部74,74は、梁部14,14を構築するための型枠73,73の支持部材となる。
また、型枠71と型枠73,73との間は、アーム部121を構築するための型枠72,72によって繋がれる。このようにして型枠71−73を設置した後に、頭部12、アーム部121,121及び梁部14,14となる鉄筋を組み立て、型枠71−73の内部にコンクリートを充填する。
コンクリートが硬化して所定の強度に達した後に、型枠72,73を脱型し、支保工部74を解体する。図1は、型枠72,73及び支保工部74が撤去された状態を示している。このとき、橋脚1の頭部12及び梁部14,14は、上支保フレーム6に支持された状態となっている。そして、キリンジャッキ52,・・・に支持された上支保フレーム6は、回転装置4の上層部43に伴って回転移動が可能な状態となっている。
そこで、回転装置4による回転移動をさせて、梁部14,14が車道R,R上に張り出される向きにする工程を実施する。図9に示すように、回転装置4の上層部43は、水平ジャッキ45を介して下支保フレーム3に接続されている。
すなわち、水平ジャッキ45のシリンダ部451の後端は、下支保フレーム3の取付部34に連結されている。一方、水平ジャッキ45のピストン部452の先端は、回転装置4の上層部43に連結されている。このため、水平ジャッキ45を伸長させると、下支保フレーム3によって反力が確保されているため、上層部43はピストン部452によって押し出されることになる。
このとき、図10に示すように、ストッパ46による拘束は解除されているので、下層部41に対して上層部43を相対的に移動させることができる。本実施の形態では、90度の回転移動が行われる。
ここで、ストッパ46を円弧台44の移動経路上に張り出させておくことで、過回転を防ぐことができる。要するに、90度の回転移動の後に円弧台44の端面がストッパ46に接触するようにしておくことで、所望する角度の回転移動をさせることができる。そして、回転移動後は、再びストッパ46によって、下層部41と上層部43とを挟持させて、回転移動を拘束する。
続いて図11に示すように、頭部12の下端と脚部11の上端との間に、接続部13を構築するための配筋を行う。そして、頭部12の外周面と脚部11の外周面とを連続させるための中間型枠75を設置する。
この中間型枠75の内部にコンクリートを充填すると、頭部12と脚部11とを一体化させる接続部13が構築される。コンクリートが硬化して所定の強度に達した後に、中間型枠75を脱型し、油圧ジャッキ51,・・・に油圧を供給してキリンジャッキ52,・・・からの受け替えを行う。
図12に示すように油圧ジャッキ51,・・・にのみ支持された上支保フレーム6は、油圧ジャッキ51,・・・を収縮させることで、降下させることができる。上支保フレーム6を降下させると、型枠71と頭部12との間に隙間ができて切り離されることになる。
この結果、型枠71及び上支保フレーム6に作用していた荷重から開放されて解体しやすくなる。型枠71及び上支保フレーム6の撤去後は、油圧ジャッキ51,・・・及び回転装置4を撤去する。
そして、下支保フレーム3、連結部33、ベース台2の順に撤去すると、図13に示すように、梁部14,14が車道R,Rの上方に張り出された橋脚1が完成することになる。
一方、撤去された上支保フレーム6、ジャッキ部(51,52)、回転装置4下支保フレーム3、連結部33及びベース台2は、次の構築箇所に搬送して別の橋脚1を構築するために使用される。
次に、本実施の形態の橋脚の構築方法の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の橋脚の構築方法は、橋脚1の脚部11は回転させず、脚部11の上面より上方に円環状上面311が位置する下支保フレーム3に設置された回転装置4によって、頭部12及び梁部14,14のみを回転させる。
このため、橋脚1が大型になっても回転中心となる回転装置4から梁部14までの距離が長くなるのを抑えることができるので、簡易な回転装置4を使用することができる。また、回転モーメントが抑えられるので、安定して回転させることが可能で、安全に施工することができる。
また、回転移動に必要となる上支保フレーム6、ジャッキ部(51,52)、回転装置4、下支保フレーム3、連結部33及びベース台2は、すべて回収が可能で再利用することができる。
さらに、下支保フレーム3を橋脚1の脚部11に連結させることによって、回転時に下支保フレーム3に作用する力の反力を確保することができ、より安定した回転移動を実施させることができる。例えば、下支保フレーム3に端部が連結された水平ジャッキ45を伸長させて回転装置4を回転移動させる際には、下支保フレーム3の上縁付近に水平ジャッキ45の反力が水平力として作用することになるが、連結部33,33を介して脚部11に固定されていれば、下支保フレーム3にずれなどを生じさせることなく回転移動を起させることができる。
また、地震や風によって橋脚1の上部などの高い位置に水平力が作用しても、連結部33,33を介して脚部11に固定された円筒状の下支保フレーム3は、安定性が高く、転倒を防ぐことができる。
一方、円環状の下層部41と上層部43との間に複数の球体42,・・・を介在させることによって構成される回転装置4であれば、回転の仕組みが単純で、作用する上載荷重が大きくなっても確実に回転移動をさせることができる。
さらに、油圧ジャッキ51とキリンジャッキ52の2種類がジャッキ部として配置されていれば、高さ調整を油圧ジャッキ51で行った後は油圧の供給を停止して、キリンジャッキ52で長時間安定して支持させるというように、効率的かつ経済的な施工を行うことができる。
また、回転移動を拘束させるストッパ46を有する回転装置4を使用することによって、意図せぬ時機の回転移動の発生を確実に防ぐことができ、施工の安全性を向上させることができる。さらに、ストッパ46によって、過回転を防止することもできる。
さらに、脚部11が接続される基礎部15の上面に設けられたベース台2に下支保フレーム3が設置される構成であれば、集中荷重となりやすい支柱部32,・・・の荷重はベース台2によって受けられ、基礎部15には面状のベース台2を介して荷重が伝達されるので、作用荷重を分散させて基礎部15の損傷を防ぐことができる。
以下、前記実施の形態で説明した回転装置4とは別の形態の回転装置8について、図14及び図15を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一符号を用いて説明する。
本実施例で説明する回転装置8は、円環状の下層部81と、下層部81の上方に配置される円環状の上層部83と、下層部81と上層部83との間に介在される複数の滑材部82,・・・とによって、主に構成される。
下層部81は、図15に示すように、下支保フレーム3の上環部31の円環状上面311より少し幅の狭い平面形状の溝形部材である。すなわち下層部81は、円環板状の底部811と、その底部811の内側縁及び外側縁に沿って立ち上げられる側壁部812,812とが一体に成形されている。
また、側壁部812,812の周方向には、間隔を置いて控壁部813,・・・が設けられ、側方から支持される。さらに、底部811の上面には、摩擦抵抗を小さくするためのフッ素塗装などが施される。
一方、上層部83は、下層部81の凹溝に収容可能な大きさの円環状に形成される。例えばH形鋼を並行させた断面井桁状に形成される。そして、上層部83の底板部831の下面側には、滑材部82が取り付けられる。
この滑材部82は、例えば注型ナイロン(6ナイロン)素材などがシート状に成形された低摩擦でかつ耐摩耗性に優れた不織布材と、それに塗布又は含浸させるモリブテングリスなどのグリス材とによって形成される。
滑材部82は、ボルト832,832によって上層部83の底板部831に取り付けられる。また、図14に示すように、平面視長方形に成形された滑材部82は、上層部83の周方向に間隔を置いて複数、取り付けられる。
さらに、下層部81に沿って回転移動する上層部83の横ブレを防ぐために、図15に示すように、上層部83の両側面からローラ部84を有するアーム841が延伸される。このアーム841,841の先端に取り付けられたローラフォロアなどのローラ部84,84は、下層部81の側壁部812,812の内周面に接触される。
さらに、上層部83の外側面には、図14に示すように、水平ジャッキ85の連結金具851が取り付けられる。この連結金具851は、水平ジャッキ85の先端と上層部83とを連結させる金具で着脱自在な構成となっており、水平ジャッキ85を1ストロークさせる毎に上層部83に対して付け替えられる。
このように構成された実施例の回転装置8は、円環状の下層部81と上層部83との間に複数の滑材部82,・・・を介在させることによって構成できるので、単純な構造で重量が大きくなっても確実に回転移動をさせることができる。
なお、実施例のこの他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、橋脚1の頭部12を橋軸直交方向に拡幅させる梁部14,14を張出し部として説明したが、これに限定されるものではない。
また、前記実施の形態では、鉄筋コンクリートによって頭部12と一体に構築される梁部14を例に説明したが、これに限定されるものではなく、鋼板や鉄骨などを使って製作される鋼製の張出し部やプレキャストコンクリート製の張出し部であってもよい。
さらに、前記実施の形態では、円環状の下層部41及び上層部43と、それらの間に介在させる複数の球体42,・・・とによって構成される回転装置4について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば下層部となるレールと上層部となるスライダとによって構成される回転装置にすることもできる。
また、前記実施の形態では、油圧ジャッキ51,51の間にキリンジャッキ52を配置する構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、油圧ジャッキ51,51で上支保フレーム6を上昇させた後に、鋼材等を仮支持材(サンドル)として回転装置4と上支保フレーム6の底面61との間に介在させることで、油圧ジャッキ51,・・・からの受け替えを行わせることができる。
さらに、前記実施の形態及び実施例では、水平ジャッキ45,85によって回転装置4,8を回転移動させる構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、レバーブロック(登録商標)、チェーンブロック、電動モータを利用した装置などによっても回転移動をさせることができる。
1 橋脚
11 脚部
12 頭部
13 接続部
14 梁部(張出し部)
2 ベース台
3 下支保フレーム
311 円環状上面
33 連結部
4 回転装置
41 下層部
42 球体(回転体)
43 上層部
46 ストッパ
51 油圧ジャッキ(油圧式ジャッキ、ジャッキ部)
52 キリンジャッキ(機械式ジャッキ、ジャッキ部)
6 上支保フレーム
71,72,73 型枠
8 回転装置
81 下層部
82 滑材部
83 上層部

Claims (6)

  1. 橋脚の頭部から張り出される張出し部が一体に構築される橋脚の構築方法であって、
    橋脚の脚部を構築する工程と、
    前記脚部を囲繞するとともに前記脚部の上面より高い位置に円環状上面が形成される下支保フレームを設置する工程と、
    前記円環状上面に設置される下層部に沿って自在に移動可能な上層部を有する回転装置を取り付ける工程と、
    鉛直方向に伸縮自在な複数のジャッキ部を前記上層部に間隔を置いて設置する工程と、
    橋脚の頭部を構築するための上支保フレームを伸長された前記複数のジャッキ部に支持させる工程と、
    前記上支保フレームに型枠を設置するとともに前記張出し部を構築するための型枠を設置する工程と、
    前記頭部及び張出し部を構築して前記張出し部の型枠を脱型する工程と、
    前記回転装置の前記下層部に沿って前記上層部を移動させることで前記上支保フレームに支持された前記頭部及び張出し部を回転移動させる工程と、
    前記頭部と前記脚部との間を連結する接続部を構築する工程と、
    前記ジャッキ部を収縮させて前記上支保フレームを撤去する工程と、
    前記回転装置及び下支保フレームを撤去する工程とを備えたことを特徴とする橋脚の構築方法。
  2. 前記橋脚の脚部と前記下支保フレームとを連結する工程を備えたことを特徴とする請求項1に記載の橋脚の構築方法。
  3. 前記回転装置は、円環状の下層部と、前記下層部を覆う円環状の上層部と、前記下層部と前記上層部との間に介在される複数の回転体又は滑材部とによって構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の橋脚の構築方法。
  4. 前記ジャッキ部として油圧式ジャッキ及び機械式ジャッキが配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の橋脚の構築方法。
  5. 前記回転装置は、前記下層部に沿って前記上層部を移動させる工程以外では、ストッパによって回転移動が拘束されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の橋脚の構築方法。
  6. 前記下支保フレームは、前記脚部が接続される基礎部の上面に設けられたベース台に設置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の橋脚の構築方法。
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