JP2018023007A - 映像コンテンツ保管システム、映像コンテンツ保管方法及び映像コンテンツ保管プログラム - Google Patents

映像コンテンツ保管システム、映像コンテンツ保管方法及び映像コンテンツ保管プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】映像コンテンツを保管する際に圧縮率を高くする可逆圧縮を行う。
【解決手段】保管すべき映像コンテンツを入力する映像コンテンツ入力部と、入力した映像コンテンツから、映像データと、映像外データとを抽出し、抽出した映像データと映像外データのそれぞれについて、同じ種類のデータを一連のデータとして結合し、結合したデータに応じたデータの可逆圧縮を行うことにより、映像データと映像外データとを圧縮するデータ圧縮部と、映像コンテンツにおける映像データと映像外データとの並び順と各データのサイズを定義した映像データ格納領域情報の可逆圧縮を行う映像データ格納領域情報圧縮部と、データ圧縮部によって圧縮された映像データ及び映像外データと、映像データ格納領域情報圧縮部によって圧縮された映像データ格納領域情報とを保存するデータ保存部とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像コンテンツ保管システム、映像コンテンツ保管方法及び映像コンテンツ保管プログラムに関する。
映像データをサイズを小さくするために、データ圧縮技術が用いられる。映像データの圧縮は、大きく分けて圧縮前の映像データを完全に復元する可逆圧縮と、圧縮率を高めることができるが多少の誤差を含む非可逆圧縮の2種に大別できる。オリジナルの映像コンテンツの保管など、原画を忠実に保存したいケースでは可逆性が保証される可逆圧縮が使われる。最新の映像符号化規格HEVCでは、パラメータの設定により映像の可逆圧縮にも対応している(例えば、非特許文献1参照)。
Gary J.Sullivan, Jens-Rainer Ohm、Woo-Jin Han、Thomas Wiegand,"Overview of the High Efficiency Video Coding (HEVC) Standard",IEEE TRANSACTIONS ON CIRCUITS AND SYSTEMS FOR VIDEO TECHNOLOGY,Vol.22,No.12,December 2012
ところで、映像コンテンツを保管する場合、データ圧縮を行って記憶容量を小さくしてから保管する方が記憶容量を節約することができる。しかしながら、実際の映像コンテンツは、映像データだけではなく、タイムスタンプなど様々なヘッダ情報や音声情報を伴ったコンテナ化された形で保存されている。このように、様々な情報が1つのコンテンツとしてコンテナ化された映像コンテンツに対して、一般的な可逆圧縮方式であるZIP形式などを用いて可逆圧縮を行っても圧縮率を高くすることはできないという問題がある。また、映像コンテンツの可逆圧縮する場合、HEVC等の画像圧縮を適用することが考えられるが、映像データ以外のデータであるデータの格納領域情報等を保存するスキームがないため、映像コンテンツのファイルを完全一致する形で元に戻すことができないという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、映像コンテンツを保管する際に圧縮率を高くする可逆圧縮を行うことができるとともに、映像コンテンツを圧縮した際に完全に復元することができる映像コンテンツ保管システム、映像コンテンツ保管方法及び映像コンテンツ保管プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、映像データと、映像データではない映像外データとからなる映像コンテンツを保管する映像コンテンツ保管システムであって、保管すべき前記映像コンテンツを入力する映像コンテンツ入力部と、入力した前記映像コンテンツから、前記映像データと、前記映像外データとを抽出し、抽出した前記映像データと前記映像外データのそれぞれについて、同じ種類のデータを一連のデータとして結合し、結合したデータに応じたデータの可逆圧縮を行うことにより、前記映像データと前記映像外データとを圧縮するデータ圧縮部と、前記映像コンテンツにおける前記映像データと前記映像外データとの並び順と各データのサイズを定義した映像データ格納領域情報の可逆圧縮を行う映像データ格納領域情報圧縮部と、前記データ圧縮部によって圧縮された映像データ及び映像外データと、前記映像データ格納領域情報圧縮部によって圧縮された映像データ格納領域情報とを保存するデータ保存部とを備えた映像コンテンツ保管システムである。
本発明の一態様は、前記映像コンテンツ保管システムであって、前記データ保存部に保存された前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を読み出して、それぞれ復号する復号部と、復号された前記映像データ格納領域情報を参照して、圧縮する前の前記映像コンテンツの前記映像データと前記映像外データとの並び順を再現することにより、前記映像コンテンツを復元する映像コンテンツ復元部とをさらに備えた。
本発明の一態様は、前記映像コンテンツ保管システムであって、前記データ保存部は、前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を保存する際に、前記映像コンテンツ復元部によって前記映像コンテンツを復元し、該映像コンテンツのハッシュ値と、入力された前記映像コンテンツのハッシュ値とを計算し、両者のハッシュ値が一致した場合は、圧縮された前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を保存し、両者のハッシュ値が一致しない場合は、前記映像コンテンツを圧縮せずに保存する。
本発明の一態様は、前記映像コンテンツ保管システムであって、入力された前記映像コンテンツのファイルプロパティを検出するプロパティ検出部と、圧縮後の各データのファイルプロパティを前記プロパティ検出部によって検出した前記ファイルプロパティによって書き換えるプロパティ書き換え部とをさらに備える。
本発明の一態様は、映像データと、映像データではない映像外データとからなる映像コンテンツを保管する映像コンテンツ保管システムが行う映像コンテンツ保管方法であって、保管すべき前記映像コンテンツを入力する映像コンテンツ入力ステップと、入力した前記映像コンテンツから、前記映像データと、前記映像外データとを抽出し、抽出した前記映像データと前記映像外データのそれぞれについて、同じ種類のデータを一連のデータとして結合し、結合したデータに応じたデータの可逆圧縮を行うことにより、前記映像データと前記映像外データとを圧縮するデータ圧縮ステップと、前記映像コンテンツにおける前記映像データと前記映像外データとの並び順と各データのサイズを定義した映像データ格納領域情報の可逆圧縮を行う映像データ格納領域情報圧縮ステップと、前記データ圧縮ステップによって圧縮された映像データ及び映像外データと、前記映像データ格納領域情報圧縮ステップによって圧縮された映像データ格納領域情報とを記憶部に保存するデータ保存ステップとを有する映像コンテンツ保管方法である。
本発明の一態様は、前記映像コンテンツ保管方法であって、前記データ保存ステップに保存された前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を読み出して、それぞれ復号する復号ステップと、復号された前記映像データ格納領域情報を参照して、圧縮する前の前記映像コンテンツの前記映像データと前記映像外データとの並び順を再現することにより、前記映像コンテンツを復元する映像コンテンツ復元ステップとをさらに有する。
本発明の一態様は、コンピュータを、前記映像コンテンツ保管システムとして機能させるための映像コンテンツ保管プログラムである。
本発明によれば、映像コンテンツを構成するデータの種類に応じた可逆圧縮方式を用いて圧縮するようにしたため、保管するストレージの容量を大幅に節約することができるという効果が得られる。また、映像コンテンツを圧縮した際に完全一致する形で復元することができるという効果も得られる。
本発明の処理の概要を示す説明図である。 本発明の第1実施形態における映像コンテンツ保管システムの圧縮部分(映像コンテンツ圧縮部1)の構成を示すブロック図である。 図2に示す映像コンテンツ保管システムの動作を示すフローチャートである。 図2に示す映像データ格納領域情報算出部5、7の詳細な構成を示すブロック図である。 映像コンテンツ保管システムの復号部分(映像コンテンツ復号部31)の構成を示すブロック図である。 図5に示す映像コンテンツ復号部31の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態による映像コンテンツ保管システムにおける映像コンテンツ保管処理を行う構成を示すブロック図である。 図7に示す映像コンテンツ保管システムの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態による映像コンテンツ保管システムにおける返却処理を行う構成を示すブロック図である。 図9に示す映像コンテンツ保管システムにおける圧縮データの返却処理の動作を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態による映像コンテンツ保管システムを説明する。図1は、本発明の処理の概要を示す説明図である。本実施形態で用いる保管対象の映像コンテンツは、先頭にヘッダ情報が付加されており、映像外データである音声1と、映像データである映像1とが続く。本実施形態で扱う映像コンテンツは、図1に示すように、ヘッダ情報に続き、音声と映像が交互に並んでいるデータ形式である。ここでは、映像コンテンツは、図1に示すように、音声と映像が交互に並んでいる例を示したが、ヘッダ情報に続き、映像が先に配置されており、次に音声が続くという構成であってもよい。また、ヘッダ情報に続き、前半部分に音声または映像の一方が配置され、後半部分に他方が配置されている映像コンテンツ等であってもよい。なお、ヘッダ情報は、映像外データの一部である。
映像コンテンツ保管システムは、ヘッダ情報を読み込むことにより、映像コンテンツの種類を確認し、その種類により音声と映像とがどのように配置されているかの情報を得る。そして、映像コンテンツ保管システムは、図1に示すように、映像データ、映像外データ、映像データ格納領域情報の3つのデータを生成する。映像データとは、映像コンテンツから映像のみを抽出して順番通りに並べて結合したものである。また、各映像データデータのサイズをp1、p2、…、pN(Nは自然数)とする。映像外データとは、ヘッダを先頭に、映像外データである音声のみを抽出して順番通りに並べて結合したものである。また、各データのサイズをn1、n2、…、nNとする。
映像データ格納領域情報とは、データの並び順、映像データのサイズ、映像外データ(ヘッダ)のサイズ、映像外データ(音声)のサイズを順に並べた情報である。ただし、映像と音声の並び順に関しては常に一定となる場合は、保存しないようにしてもよい。従って、pNとnNの2つをそれぞれ映像格納領域情報(1)、(2)として保存する。その際、pNとnNはそのままの数値を保存するのではなく、隣接する値の差分を保存することとする。
例えば、pNに関してはp1、p2−p1、p3−p2、…とする。nNに関してはn1、n2−n1、n3−n2、…とする。隣接差を取る理由は、それぞれのデータの隣り合った値は近しい可能性が高く、pNやnNをそのまま用いるよりはデータサイズの圧縮が期待できる。
そして、映像コンテンツ保管システムは、このようにして求めた各データ(映像データ、映像外データ、映像データ格納領域情報(1)、(2))を可逆圧縮で圧縮する。このとき用いる圧縮方式は、圧縮すべきデータに合致した圧縮方式を用いる。映像データの可逆圧縮方法としては、例えば国際標準規格HEVCが適用可能である。また、映像外データ、映像データ格納領域情報の圧縮方法としては、例えばZIP形式が適用可能である。
<圧縮処理>
次に、同実施形態における映像コンテンツ保管システムの圧縮部分(映像コンテンツ圧縮部1)の構成について説明する。図2は同実施形態における映像コンテンツ保管システムの圧縮部分(映像コンテンツ圧縮部1)の構成を示すブロック図である。図2に示す映像コンテンツ圧縮部1は、映像データ抽出部2、3つのバイナリデータ圧縮部3、6、8、映像可逆圧縮部4、2つの映像データ格納領域情報算出部5、7から構成する。
映像データ抽出部2は、入力した映像コンテンツを映像外データと、映像データとに分離してそれぞれ出力する。バイナリデータ圧縮部3、6、8は、入力したバイナリデータを可逆圧縮する。映像可逆圧縮部4は、映像を可逆圧縮する。映像データ格納領域情報算出部5、7は、映像データ抽出部2から1つずつ送られる映像データあるいは映像外データを入力とし、映像データ格納領域情報を算出してバイナリデータ圧縮部6、8に送る。
次に、図3を参照して、図2に示す映像コンテンツ保管システムの動作を説明する。図3は、図2に示す映像コンテンツ保管システムの動作を示すフローチャートである。
まず、映像データ抽出部2は、映像コンテンツが入力する(ステップS1)。そして、映像データ抽出部2は、映像コンテンツを分解する(ステップS2)。
次に、映像データ抽出部2は、先頭から映像コンテンツのみを読み込み、映像のデータ(映像N)を取り出す。その際、各映像データの長さ(サイズ)p1、p2、…、pNを計測しておく(ステップS3)。また、映像データ抽出部2は、映像コンテンツから映像データを削除した映像外データ(ヘッダと音声)も作成し、その際、各映像外データの長さ(サイズ)n1、n2、…、nNも計測しておく(ステップS4)。続いて、分離された映像データおよび映像外データをそれぞれ結合し、映像データ、映像外データを生成する。
次に、映像データ格納領域情報算出部5は、各映像データの長さp1、p2、p3、…、pNに関して、隣接するデータ同士の差分D1=p1、D2=p2−p1、D3=p3−p2、…を求めて映像データ格納領域情報(1)とする。また、映像データ格納領域情報算出部7は、各映像外データの長さn1、n2、n3、…に関して、隣接するデータ同士の差分d1=n1、d2=n2−n1、d3=n3−n2、…を求めて映像データ格納領域情報(2)とする(ステップS5)。
3つのバイナリデータ圧縮部3、6、7よ映像可逆圧縮部4は、これら各データ(映像データ、映像外データ、映像データ格納領域情報(1)(2))を可逆圧縮を用いて圧縮し、圧縮データを生成する(ステップS6)。
最後に、映像コンテンツ保管システムは、映像コンテンツ圧縮部1から出力する、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ、圧縮された映像データ格納領域情報(1)、圧縮された映像データ格納領域情報(2)を1つのコンテナとして保管する。
次に、図4を参照して、図2に示す映像データ格納領域情報算出部5、7の詳細な構成を説明する。図4は、図2に示す映像データ格納領域情報算出部5、7の詳細な構成を示すブロック図である。映像データ格納領域情報算出部5と映像データ格納領域情報算出部7は、同様の構成であるため、ここでは、映像データ格納領域情報算出部5について説明する。映像データ格納領域情報算出部5は、データ長算出部9、保持メモリ10、減算器11から構成される。
データ長算出部9は、各映像データ(映像データ格納領域情報算出部7の場合は、映像外データ)のデータ長を求め、保持メモリ10と減算器11に送る。保持メモリ10は、データ長算出部9からデータ長が入力されると、現在保持している値を減算器に出力すると共に、保持する値を入力されたデータ長の値で上書きする。なお、初期値は0とする。減算器11は、データ長と、保持メモリ10の保持結果が入力されると、その差を計算し、映像データ格納領域情報としてバイナリデータ圧縮部6(映像データ格納領域情報算出部7の場合は、バイナリデータ圧縮部8)に送る。このような構成を用いることで映像データ格納領域情報算出部5、7を実現することができる。
<復号処理>
次に、図5を参照して、圧縮されたこれら4つデータを復号し、元の映像コンテンツを復元する映像コンテンツ保管システムの復号部分(映像コンテンツ復号部31)の構成を説明する。図5は、映像コンテンツ保管システムの復号部分(映像コンテンツ復号部31)の構成を示すブロック図である。
図5に示す映像コンテンツ復号部31は、3つのバイナリデータ復号部32、35、40、映像復号部37、映像外データ分割部36、復号映像分割部38、2つの加算器34、41、2つの保持メモリ33、42、復号データ統合部39から構成する。
映像コンテンツ保管システムは、復号処理を行う場合、保管されている復号対象の映像コンテンツのコンテナをほどき、4つの圧縮データに分ける。バイナリデータ復号部32は圧縮された映像データ格納領域情報(2)を復号する。バイナリデータ復号部35は圧縮された映像データ外データを復号する。映像復号部37は、圧縮された映像データを復号する。バイナリデータ復号部40は圧縮された映像データ格納領域情報(1)を復号する。
映像外データ分割部36は、加算器34から送られるデータ長情報に従って映像外データを各映像外データ毎に分割して復号データ統合部39に出力する。復号映像分割部38は、加算器41から送られるデータ長情報に従って映像データを各映像データに分割して復号データ統合部39に出力する。
加算器34は、バイナリデータ復号部32から送られる映像データ格納領域情報(2)と、保持メモリ33から送られる保持結果が共に入力されるとそれらの和を求め、データ長情報として出力する。加算器41は、バイナリデータ復号部40から送られる映像データ格納領域情報(1)と、保持メモリ42から送られる保持結果が共に入力されるとそれらの和を求め、データ長情報として出力する。
保持メモリ33は、バイナリデータ復号部21から映像データ格納領域情報(2)を1つずつ受信し、現在保持している情報を保持結果として出力した後、受信した値で内部の保持情報を上書きする。保持メモリ42は、バイナリデータ復号部40から映像データ格納領域情報(1)を1つずつ受信し、現在保持している情報を保持結果として出力した後、受信した値で内部の保持情報を上書きする。なお、保持情報の初期値は0とする。
復号データ統合部39は、映像外データ分割部36から送られる分割された映像外データと、復号映像分割部38から送られる分割された映像データを交互に結合する形で統合し、復号された映像コンテンツとして出力する。
次に、図6を参照して、図5に示す映像コンテンツ復号部31の動作を説明する。図6は、図5に示す映像コンテンツ復号部31の動作を示すフローチャートである。
まず、3つのバイナリデータ復号部32、35、40及び映像復号部37は、4つのデータを復号し、映像データ、映像外データ、映像データ格納領域情報(1)(2)を得る(ステップS11)。
次に、加算器34は、映像データ格納領域情報(1)であるD1、D2、D3、…から、映像データの各データ長p1、p2、p3、…をp1=D1、p2=p1+D2、p3=p2+D3、…、pN=pN−1+DNとして求める。同様に、加算器41は、映像データ格納領域情報(2)であるd1、d2、d3、…から、映像外データの各データ長n1、n2、n3、…をn1=d1、n2=n1+d2、n3=n2+d3、…、nN=nN−1+dNとして求める。
次に、映像外データ分割部36は、映像外データも各データ長nNに従って各セグメントに分割する。また、復号映像分割部38は、映像データを各データ長pNに従って各セグメントに分割する(ステップS12)。
最後に、復号データ統合部39は、分割された映像データのセグメントと映像外データのセグメントを交互に結合し、元の映像コンテンツを復元する(ステップS13)。
このように、複数種類のデータが混在する映像コンテンツから、同じ種類のデータを一連のデータとして結合し、結合したデータに対して、そのデータの可逆圧縮に適した圧縮方式を用いて圧縮処理を行う。このため、汎用の圧縮方式を用いて映像コンテンツ全体を圧縮するのに比べて圧縮率を高めることができる。また、復号時は、圧縮に用いた圧縮方式に対応した復号方式によって可逆の復号を行うようにしたため、圧縮前の映像コンテンツを完全に復元することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態による映像コンテンツ保管システムを説明する。本実施形態では、映像コンテンツの保管・返却するシステムについて説明する。ここでいう保管とは、インターネット等のネットワークを通じて、遠隔地から映像コンテンツ保管システムに対して、映像コンテンツの保管を依頼し、この依頼に基づいて映像コンテンツを預かって映像コンテンツ保管システム内に保管しておくことをいう。また、返却とは、インターネット等のネットワークを通じて、映像コンテンツ保管システムに保管されている映像コンテンツを返却要求元へ返却することをいう。また、第2実施形態による映像コンテンツ保管システムでは、ハッシュ値により圧縮処理および復号処理が正常になされているかを判別する。
映像の保管処理においては、預かった映像コンテンツを圧縮した後、復元処理を行い、預かったものと同一であるかを両者のハッシュ値で比較する。もしハッシュ値が一致する場合は正常に圧縮処理がなされたとして、そのハッシュ値と圧縮データ一式を保管する。一方、ハッシュ値が一致しなかった場合には預かった映像コンテンツを圧縮せずにそのまま保管する。
返却の際は、保管された映像コンテンツが圧縮されたものか否かを判別し、圧縮されていないものであればそのまま返却する。一方、圧縮されていた場合には復元処理を行い、一緒に保管されているハッシュ値を復元結果のものと比較して一致したことを確認して返却する。
なお、ここでは預かった映像コンテンツのファイルプロパティ情報(作成日時・更新日時など)も保管・復元することとする。保管の際は、映像データの圧縮ファイルに関してそのファイルプロパティ情報を、預かった映像コンテンツのファイルプロパティ情報によって書き換えることで保管する。
<保管処理>
次に、第2実施形態による映像コンテンツ保管システムの構成を説明する。図7は、第2実施形態による映像コンテンツ保管システムにおける映像コンテンツ保管処理を行う構成を示すブロック図である。第2実施形態による映像コンテンツ保管システムは、映像コンテンツ圧縮部51、プロパティ検出部52、プロパティ書き換え部53、映像コンテンツ復号部54、2つのハッシュ値計算部55、57、ハッシュ値比較制御部56、データ保存部58から構成する。
映像コンテンツ圧縮部51は、入力された映像コンテンツを圧縮し、圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報を出力する。映像コンテンツ圧縮部51は、第1実施形態で説明した映像コンテンツ圧縮部1を適用することができる。
映像コンテンツ復号部54は、圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報を入力として映像コンテンツを復号し、復号された映像コンテンツとして出力する。映像コンテンツ復号部54は、第1実施形態で説明した映像コンテンツ復号部31を適用することができる。
ハッシュ値計算部55、57は、入力されたデータのハッシュ値を計算して出力する。プロパティ検出部52は、入力された映像コンテンツのファイルプロパティを読み出し、プロパティ書き換え部53に送る。プロパティ書き換え部53は、入力されたデータのファイルプロパティをプロパティ検出部52から送られる値で書き換える。
データ保存部は、入力された映像コンテンツ、圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報、および復号されたコンテンツのハッシュ値を保持する。また、ハッシュ値比較制御部56からの削除命令に従い、保持しているデータのいずれかを削除する。
ハッシュ値比較制御部56は、入力された2つのハッシュ値の比較結果に基づいて削除命令をデータ保存部58に送る。もし、ハッシュ値が等しければ元の映像コンテンツを削除する命令を送る。もしハッシュ値が異なっていた場合は、圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報、ハッシュ値を削除する命令を送る。
次に、図7に示す映像コンテンツ保管システムの動作を説明する。図8は、図7に示す映像コンテンツ保管システムの動作を示すフローチャートである。まず、映像コンテンツ圧縮部51は、保管すべき映像コンテンツが入力されたら、この映像コンテンツを圧縮し、圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、および圧縮された映像データ格納領域情報を生成する(ステップS21)。この圧縮処理は、第1実施形態で説明した処理と同様の動作(図3に示す動作)によって行う。
次に、プロパティ検出部52は、入力された映像コンテンツのファイルプロパティを読み出す。そして、プロパティ書き換え部53は、圧縮した映像データのファイルプロパティをその読みだした値で上書きする(ステップS22)。
次に、映像コンテンツ復号部54は、圧縮したこれら3つのデータを復号し、映像データ、映像外データ、映像データ格納領域情報を得て、それらから元の映像コンテンツを復元する(ステップS23)。この復元処理の動作は、第1実施形態で説明した処理と同様の動作(図6に示す動作)によって行う。
次に、ハッシュ値計算部55は、映像コンテンツが入力された時点で、映像コンテンツのハッシュ値を計算しておく。
次に、ハッシュ計算部57は、映像コンテンツが復元されたら、そのハッシュ値を計算する(ステップS24)。そして、ハッシュ値比較制御部56は、ハッシュ値計算部55によって得られたハッシュ値と、ハッシュ値計算部57によって得られたハッシュ値とを比較する(ステップS25)。
この比較の結果、一致していた場合は入力された映像コンテンツは不要となるため削除し(ステップS26)、圧縮データおよびハッシュ値をデータ保存部58に保管する(ステップS27)。一方、ハッシュ値が不一致の場合は入力された映像コンテンツをそのままデータ保存部58に保管し(ステップS28)、生成した圧縮データは破棄する(ステップS29)。
このような処理の動作により、入力された映像コンテンツを圧縮してデータ保存部58に保管することができる。
<返却処理>
次に、第2実施形態による映像コンテンツ保管システムにおいて、映像コンテンツを返却する処理について説明する。図9は、第2実施形態による映像コンテンツ保管システムにおける返却処理を行う構成を示すブロック図である。
第2実施形態による映像コンテンツ保管システムは、映像コンテンツ取得制御部61、データ保存部62、映像コンテンツ判定部63、プロパティ検出部64、映像コンテンツ復号部65、プロパティ書き換え部66、ハッシュ値計算部67、ハッシュ値比較判定部68、スイッチA69、スイッチB70から構成する。この構成のうち、プロパティ検出部64、映像コンテンツ復号部65、プロパティ書き換え部66、ハッシュ値計算部67は、図7に示すプロパティ検出部52、映像コンテンツ復号部54、プロパティ書き換え部53、ハッシュ値計算部55、57と同等の機能を有する。
また、データ保存部62は、図7に示すデータ保存部58と同等の機能に加え、映像コンテンツの取得命令を受けたら保持されている映像コンテンツデータを出力する機能を有する。なお、取得命令に際し、映像コンテンツデータが保管されていなかった場合には取得エラーを返す。映像コンテンツ取得制御部61は、映像コンテンツの取得命令を受けると、データ保存部62に対し、該当する映像コンテンツデータの出力命令を出す。
映像コンテンツ判定部63は、データ保存部62から送られる映像コンテンツデータに従って各種出力を行う。まず、データ保存部62からの出力信号が取得エラーだった場合には、エラー出力を行う。もし、データ保存部62から映像コンテンツデータが得られた場合には、そのデータ種別を判定する。判定の結果、非圧縮の映像コンテンツデータだった場合には、それをスイッチB70の端子bへ出力すると共に、スイッチB70に制御信号を送り、スイッチを端子b側に切り替える。
一方、判定の結果が圧縮データだった場合には、それを圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報、ハッシュ値に分離し、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報を映像コンテンツ復号部65へ送り、圧縮された映像データはプロパティ検出部64と映像コンテンツ復号部65へ送り、ハッシュ値はハッシュ値比較判定部68へ送ると共に、スイッチB70へ制御信号を送り、スイッチを端子a側に切り替える。
ハッシュ値比較判定部68は、ハッシュ値計算部67から送られるハッシュ値と映像コンテンツ判定部63から送られるハッシュ値を比較し、一致した場合にはスイッチA69に対してONにする制御信号を送り、不一致だった場合にはスイッチA69に対してOFFにする制御信号を送ると共に、エラーを出力する。
スイッチA69は、ハッシュ値比較判定部68から送られる制御信号に従い、スイッチのONとOFFを切り換える。スイッチB70は、映像コンテンツ判定部から送られる制御信号に従い、スイッチを端子aと端子bで切り換える。
次に、図10を参照して、図9に示す映像コンテンツ保管システムの動作を説明する。図10は、図9に示す映像コンテンツ保管システムにおける圧縮データの返却処理の動作を示すフローチャートである。
まず、映像コンテンツ取得の問い合わせを受けると(ステップS31)、映像コンテンツ取得制御部61は、データ保存部61に対して、返却すべきコンテンツのデータ取得処理を行う。これを受けて、映像コンテンツ判定部63は、取得できたか否かを判定する(ステップS32)。そして、映像コンテンツ判定部63は、該当するデータが取得できなかった場合はエラーを出力して終了する(ステップS40)。
一方、映像コンテンツ判定部63は、データが取得できた場合には、その映像データの種別をチェックする(ステップS33)。もし、圧縮されていない映像コンテンツだった場合、映像コンテンツ判定部63は、そのデータをそのまま出力して終了する(ステップS39)。
一方、もし圧縮された映像コンテンツデータだった場合、映像コンテンツ判定部63は、そのデータを圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報、およびハッシュ値に分離する。そして、映像コンテンツ復号部65は、圧縮された映像データ、圧縮された映像外データ、圧縮された映像データ格納領域情報を復号して映像コンテンツを復元する(ステップS34)。
次に、プロパティ書き換え部66は、復号した映像コンテンツのファイルプロパティを圧縮された映像データのファイルプロパティで書き換える(ステップS35)。続いて、ハッシュ値計算部67は、復号した映像コンテンツのハッシュ値を計算する。
次に、ハッシュ値比較判定部68は、映像データと共に保管されていたハッシュ値と計算によって得られたハッシュ値と比較し(ステップS36)、ハッシュ値が一致したかを判定する(ステップS37)。もしハッシュ値が一致しなければ、エラーを出力して終了する(ステップS40)。一方、ハッシュ値が一致した場合には、復号した映像データを出力して処理を終了する(ステップS39)。
このような処理の動作により、保管された映像コンテンツを復号して返却することができる。
以上説明したように、本実施形態による映像コンテンツ保管システムは、入力された映像コンテンツを圧縮して保管するシステムにおいて、入力された映像コンテンツに対し、映像データの格納領域を抽出して映像データ格納領域情報を作成し、入力された映像コンテンツに対して映像データを抽出し、入力された映像コンテンツに対し、映像データを削除し、映像外データを作成し、映像データをエンコードして圧縮映像データを作成する。
また、圧縮保管した映像を復号して返却するシステムにおいて、返却したい映像コンテンツの映像データ格納領域情報、映像外データ、圧縮映像データを入力し、圧縮映像データをデコードして復元映像データを生成し、映像データ格納領域情報、映像外データ、復元映像データから復元映像コンテンツを作成する。
なお、映像データ格納領域情報および映像外データは、圧縮して保管するシステムにおいては、バイナリファイルもしくはテキストファイルを圧縮する手段を用いて圧縮してもよい。この場合、復元映像コンテンツを作成する際に、圧縮された映像データ格納領域情報および映像外データを復号して映像データ格納領域情報と映像外データを得るようにすればよい。
また、映像データ格納領域情報は、例えば映像コンテンツ内の映像データと映像外データの並び順、およびそれらの各データサイズを表したものが考えられる。並び順、各映像データのデータサイズ、および各映像外データのデータサイズは、それぞれ分けて保存してもよいし、組み合わせて一緒に保存してもよい。
または、映像データ格納領域情報は、映像外データと組み合わせて保存してもよい。例えば、映像外データにおいて、元々映像データが挿入されていた位置にタグを入れるなどが考えられる。この場合、タグは、そこに挿入されるべき映像データを示すもの、例えばフレーム番号などを入れることが考えられる。
また、映像データ格納領域情報あるいは映像外データのいずれかに、映像コンテンツの作成日時や更新日時などのファイルプロパティに関する情報を保存してもよい。あるいは、映像データ、映像外データ、映像データ格納領域情報の少なくとも一つのファイルプロパティを元々の映像コンテンツのファイルプロパティと同一値にすることで当該ファイルプロパティを保存する形でもよい。
前述した実施形態における映像コンテンツ保管システムの全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
映像コンテンツを保管する際に圧縮率を高くする可逆圧縮を行うことが不可欠な用途にも適用できる。
1・・・映像コンテンツ圧縮部、2・・・映像データ抽出部、3、6、8・・・バイナリデータ圧縮部、4・・・映像可逆圧縮部、5、7・・・映像データ格納領域情報算出部、9・・・データ長算出部、10・・・保持メモリ、11・・・減算器、31・・・映像コンテンツ復号部、32、35、40・・・バイナリデータ復号部、33、42・・・保持メモリ、34、41・・・加算器、36・・・映像外データ分割部、37・・・映像復号部、38・・・復号映像分割部、39・・・復号データ統合部、51、65・・・映像コンテンツ圧縮部、52、64・・・プロパティ検出部、53、66・・・プロパティ書き換え部、54・・・映像コンテンツ復号部、55、57、67・・・ハッシュ値計算部、56・・・ハッシュ値比較制御部、58、62・・・データ保存部、61・・・映像コンテンツ取得制御部、63・・・映像コンテンツ判定部、68・・・ハッシュ値比較判定部、69・・・スイッチA、70・・・スイッチB

Claims (7)

  1. 映像データと、映像データではない映像外データとからなる映像コンテンツを保管する映像コンテンツ保管システムであって、
    保管すべき前記映像コンテンツを入力する映像コンテンツ入力部と、
    入力した前記映像コンテンツから、前記映像データと、前記映像外データとを抽出し、抽出した前記映像データと前記映像外データのそれぞれについて、同じ種類のデータを一連のデータとして結合し、結合したデータに応じたデータの可逆圧縮を行うことにより、前記映像データと前記映像外データとを圧縮するデータ圧縮部と、
    前記映像コンテンツにおける前記映像データと前記映像外データとの並び順と各データのサイズを定義した映像データ格納領域情報の可逆圧縮を行う映像データ格納領域情報圧縮部と、
    前記データ圧縮部によって圧縮された映像データ及び映像外データと、前記映像データ格納領域情報圧縮部によって圧縮された映像データ格納領域情報とを保存するデータ保存部と
    を備えた映像コンテンツ保管システム。
  2. 前記データ保存部に保存された前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を読み出して、それぞれ復号する復号部と、
    復号された前記映像データ格納領域情報を参照して、圧縮する前の前記映像コンテンツの前記映像データと前記映像外データとの並び順を再現することにより、前記映像コンテンツを復元する映像コンテンツ復元部と
    をさらに備えた請求項1に記載の映像コンテンツ保管システム。
  3. 前記データ保存部は、前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を保存する際に、前記映像コンテンツ復元部によって前記映像コンテンツを復元し、該映像コンテンツのハッシュ値と、入力された前記映像コンテンツのハッシュ値とを計算し、両者のハッシュ値が一致した場合は、圧縮された前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を保存し、両者のハッシュ値が一致しない場合は、前記映像コンテンツを圧縮せずに保存する請求項2に記載の映像コンテンツ保管システム。
  4. 入力された前記映像コンテンツのファイルプロパティを検出するプロパティ検出部と、
    圧縮後の各データのファイルプロパティを前記プロパティ検出部によって検出した前記ファイルプロパティによって書き換えるプロパティ書き換え部と
    をさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載の映像コンテンツ保管システム。
  5. 映像データと、映像データではない映像外データとからなる映像コンテンツを保管する映像コンテンツ保管システムが行う映像コンテンツ保管方法であって、
    保管すべき前記映像コンテンツを入力する映像コンテンツ入力ステップと、
    入力した前記映像コンテンツから、前記映像データと、前記映像外データとを抽出し、抽出した前記映像データと前記映像外データのそれぞれについて、同じ種類のデータを一連のデータとして結合し、結合したデータに応じたデータの可逆圧縮を行うことにより、前記映像データと前記映像外データとを圧縮するデータ圧縮ステップと、
    前記映像コンテンツにおける前記映像データと前記映像外データとの並び順と各データのサイズを定義した映像データ格納領域情報の可逆圧縮を行う映像データ格納領域情報圧縮ステップと、
    前記データ圧縮ステップによって圧縮された映像データ及び映像外データと、前記映像データ格納領域情報圧縮ステップによって圧縮された映像データ格納領域情報とを記憶部に保存するデータ保存ステップと
    を有する映像コンテンツ保管方法。
  6. 前記データ保存ステップに保存された前記映像データ、前記映像外データ及び前記映像データ格納領域情報を読み出して、それぞれ復号する復号ステップと、
    復号された前記映像データ格納領域情報を参照して、圧縮する前の前記映像コンテンツの前記映像データと前記映像外データとの並び順を再現することにより、前記映像コンテンツを復元する映像コンテンツ復元ステップと
    をさらに有する請求項5に記載の映像コンテンツ保管方法。
  7. コンピュータを、請求項1から4のいずれか一項に記載の映像コンテンツ保管システムとして機能させるための映像コンテンツ保管プログラム。
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