JP2018020730A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 パネル型シートバックフレームを有する乗物用シートにおいて、操作ケーブルの配索構造を備えた乗物用シートを提供する。【解決手段】 操作ケーブル23は、レバーブラケット9の端部9B及び又はアッパーパネル部7の端部7Eを通過して、レバーブラケット9と第1面部7Aとに挟まれた空間S1から当該空間S1外に配索される。そして、操作ケーブル23の配索方向を規制する配索規制部25がレバーブラケット9に設けられているので、操作ケーブル23がレバーブラケット9とアッパーパネル部7との隙間に噛み込むことを抑制できる。したがって、操作ケーブル23を確実に作動させることができ得る。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられる乗物用シートに関する。
例えば、特許文献1に記載の乗物用シートは、「ウォークインスライド機能」及び当該機能を実現するための「ウォークイン機構」を有している。当該機能は、「シートバックがシート前方側に倒伏する作動に連動してシートクッションをシート前後方向にスライド可能とする機能」である。そして、シートバックの上端側にウォークイン機構を操作するための操作レバーが設けられている。操作レバーの操作は、操作ケーブルを介してウォークイン機構に伝達される。
特開2006−341700号公報
シートバックの上端側に操作レバーが設けられた乗物用シートにおいては、シートバックフレームの上端側のうちシート幅方向一端側にレバーブラケットが固定される。レバーブラケットは、操作レバーを支持するためのブラケットである。
シートバックフレームはシートバックを構成する門型状のラーメン構造体である。近年のシートバックフレーム(以下、パネル型シートバックフレームという。)は、一対のサイドフレーム部及びパネル状のアッパーパネル部等により門型状のラーメン構造体が構成されている。
なお、従来型のシートバックフレーム(以下、パイプ型シートバックフレームという。)は、一対のサイドフレーム部及びパイプ状のアッパーパイプ部等により門型状のラーメン構造体が構成されていた。因みに「ラーメン構造体」とは、部材と部材との連結部位において、曲げモーメントに対抗する曲げ応力が発生する構造体をいう。
パネル型シートバックフレームとパイプ型シートバックフレームとは構造が異なるので、操作ケーブルの配索構造をパイプ型シートバックフレームと同様な構造とすることは難しい。
そこで、本願は、パネル型シートバックフレームを有する乗物用シートにおいて、操作ケーブルを備えた乗物用シートを提供する。
本願では、シートバックを構成するシートバックフレーム(1)であって、シート幅方向において互い対向配設されて略上下方向に延びる一対のサイドフレーム部(3、5)、及びシート幅方向に延びて一対のサイドフレーム部(3、5)の上端側を連結するとともに、シート前後方向に対して略直交するパネル部(7A)が設けられたアッパーパネル部(7)を有するシートバックフレーム(1)と、シートバックの上端側に設けられた操作レバー(20)を支持するためのブラケット(9)であって、シートバックフレーム(1)に固定されたブラケット(9)と、操作レバー(20)の操作を伝達する操作ケーブル(23)であって、ブラケット(9)の端部(9B)又はアッパーパネル部(7)の端部(7D)を通過して、ブラケット(9)とパネル部(7A)とに挟まれた空間(S1)から当該空間(S1)外に配索された操作ケーブル(23)と、ブラケット(9)及びアッパーパネル部(7)のうち少なくとも一方に設けられ、操作ケーブル(23)の配索方向を規制する配索規制部(25)とを備える。
本願に係る操作ケーブル(23)は、ブラケット(9)の端部(9B)又はアッパーパネル部(7)の端部(7D)を通過して、ブラケット(9)とパネル部(7A)とに挟まれた空間(S1)から当該空間(S1)外に配索される。
このため、操作ケーブル(23)に操作力が作用したとき操作ケーブル(23)が移動し、当該操作ケーブル(23)がブラケット(9)とアッパーパネル部(7)との隙間に噛み込むおそれがある。なお、操作ケーブル(23)が隙間に噛み込むと、操作ケーブル(23)の作動が阻害されるおそれがある。
しかし、本願では、操作ケーブル(23)の配索方向を規制する配索規制部(25)が設けられているので、操作ケーブル(23)がブラケット(9)とアッパーパネル部(7)との隙間に噛み込むことを抑制できる。したがって、操作ケーブル(23)を確実に作動させることができ得る。
なお、本願は、以下のように構成してもよい。
例えば、配索規制部(25)は、シート幅方向及び上下方向のうち少なくとも一方の方向を規制することが望ましい。
配索規制部(25)は、シート幅方向を規制する第1規制部(25A)、及び上下方向を規制する第2規制部(25B)を有しており、さらに、ブラケット(9)及びアッパーパネル部(7)は、シート前後方向の配索方向を規制可能であることが望ましい。
配索規制部(25)は、ブラケット(9)の端部からパネル部(7A)側に延びた延出部により構成されていることが望ましい。これにより、配索規制部(25)を容易に設けることができる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係るシートバックフレーム1の前面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシートバックフレーム1の後面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシートバックフレーム1の後面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシートバックフレーム1の後面図である。 図5のA−A断面図である。 本発明の第1実施形態に係る配索規制部25の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るシートバックフレーム1の後面図である。 図7のA−A断面図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、当該部材が2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
本実施形態は、3列シートを備えたミニバンの入口側2列目シート、又は車普通乗用車の助手席側前席用シートに本発明に係る乗物用シートを適用したものである。なお、以下の説明における方向は、本実施形態に係る乗物用シートを車両に組み付けた状態における方向を意味する。
1.乗物用シートの概要
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る乗物用シートのシートバックフレーム1は、門型状のラーメン構造体により構成されたパネル型シートバックフレームである。シートバックフレーム1は、乗物用シートのシートバックを構成する。
なお、シートバックは、着席者の背部を支持する背もたれ部分である。シートバックフレーム1は、クッションパッド部(図示せず。)及び表皮部(図示せず。)にて覆われている。
クッションパッド部は衝撃力を吸収するための部材である。当該クッションパッド部は、例えば、発泡ウレタン等の変形しながら衝撃力を吸収する材質である。表皮部は、クッションパッド部を覆う部材である。当該表皮部は、例えば、革や合成皮革等製である。
シートバックフレーム1は、一対のサイドフレーム部3、5、及びアッパーパネル部7等を有する。一対のサイドフレーム部3、5は、略上下方向に延びるとともに、シート幅方向において互い対向配設されたフレームである。なお、シート幅方向は、本実施形態では、車両の左右方向と一致する。
以下、一対のサイドフレーム部3、5のうちシート幅方向一端(本実施形態では左端)側に配設されたサイドフレームを第1サイドフレーム部3という。一対のサイドフレーム部3、5のうちシート幅方向他端(本実施形態では右端)側に配設されたサイドフレームを第2サイドフレーム部5という。
第1サイドフレーム部3と第2サイドフレーム部5とは、シート幅方向において互いに略対称な形状であって、その延び方向と直交する断面形状が略C字状に構成された開断面形状のパネル部材である。
具体的には、一対のサイドフレーム部3、5それぞれは、図1及び図2に示すように、側面部3A、5A及びフランジ部3B、3C、5B、5C等を有する。側面部3A、5Aはシート幅方向と略直交する第1面部を構成する。
フランジ部3B、3Cは、側面部3Aの幅方向両端それぞれから第2サイドフレーム部5側に延出するとともに、当該端部において第1サイドフレーム部3の延び方向に沿って延びる壁状の突条である。なお、側面部3A、5Aの幅方向は、シート前後方向と一致する。
フランジ部5B、5Cは、側面部5Aの幅方向両端それぞれから第1サイドフレーム部3側に延出するとともに、当該端部において第2サイドフレーム部5の延び方向に沿って延びる壁状の突条である。
なお、シート前後方向後端に設けられたフランジ部3B、5Bの延出寸法は、シート前後方向前端に設けられたフランジ部3C、5Cの延出寸法より大きい。側面部3Aとフランジ部3B、3Cとは金属板に構成された一体成形品である。同様に、側面部5Aとフランジ部5B、5Cとは金属板に構成された一体成形品である。
アッパーパネル部7は、シート幅方向に延びて第1サイドフレーム部3の上端側と第2サイドフレーム部5の上端側を連結する。当該アッパーパネル部7は、その延び方向と直交する断面形状が略C字状に構成された開断面形状のパネル状のフレームである。
すなわち、アッパーパネル部7は、図3に示すように、シート前後方向に対して略直交する帯板状のパネル部を構成する第1面部7A、及び上下方向に対して略直交する一対の第2面部7B、7Cを有している。
第1面部7Aの延び方向中央部には、シート前後方向に貫通した貫通穴7Dが設けられている。第2面部7Bは、第1面部7Aの上端においてシート後方側に延出し、シート幅方向に延びる帯板状の突条である。
第2面部7Cは、第1面部7Aの下端においてシート後方側に延出し、シート幅方向に延びる帯板状の突条である。なお、第1面部7A及び一対の第2面部7B、7Cは、金属板に構成された一体成形品である。
そして、アッパーパネル部7の延び方向一端は、第1サイドフレーム部3の上端に溶接等の固定手法にて連結固定されている。アッパーパネル部7延び方向他端は、第2サイドフレーム部5の上端に溶接等の固定手法にて連結固定されている。
アッパーパネル部7には、一対のサポートブラケット8A、8Bが固定されている。一対のサポートブラケット8A、8Bは、ヘッドレスト(図示せず。)を支持するための筒状(本実施計形態では、角筒状)の部材である。なお、ヘッドレストは、着席者の頭部を支持するため部材である。
各サポートブラケット8A、8Bは、シート幅方向に離間配置された状態で略上下方向に延びている。本実施形態に係る各サポートブラケット8A、8Bは、第2面部7Bを上下方向に貫通した状態で一対の第2面部7B、7Cに溶接固定されている。
2.レバーブラケット
2.1 レバーブラケット等の概要
図3に示すように、シートバックフレーム1の上端側のうちシート幅方向一端側、つまり第1サイドフレーム部3の上端側には、レバーブラケット9が設けられている。レバーブラケット9は、操作レバー20を支持するとともに、当該操作レバー20に作用する操作力を受ける。操作レバー20は、乗員により手動操作される操作部である。
なお、本実施形態に係る操作レバー20は、ウォークイン機構21を操作するための操作部であって、シートバックの上端側のうちシート幅方向一端側に配設される。ウォークイン機構21は、「シートバックがシート前方側に倒伏する作動に連動して、座部を成すシートクッションをシート前後方向にスライド可能とする機能」を実現するための機構である。
操作レバー20の操作は、コンロールケーブル等の操作ケーブル23を介してウォークイン機構21に伝達される。具体的には、ウォークイン機構21は、第1サイドフレーム部3の下端側及び第2サイドフレーム部5の下端側に設けられている。
操作ケーブル23は、可撓性を有するチューブ(図示せず。)、及び当該チューブ内に摺動可能に挿入されたワイヤー(図示せず。)を有する。チューブ及びワイヤーは、図4に示すように、その長手方向中間部で2つに分岐している。
そして、チューブの一端側は、レバーブラケット9に係止固定され、かつ、当該チューブの各他端は各ウォークイン機構21に係止固定されている。ワイヤーの一端は操作レバー20に連結され、ワイヤーの各他端は、各ウォークイン機構21に設けられた稼働レバー等の可動部21A(図1参照)に連結されている。
レバーブラケット9は、シート後方側から第1サイドフレーム部3の上端側に組み付けられている。具体的には、レバーブラケット9は、第1固定部11、第2固定部12及び第3固定部13を介してシートバックフレーム1に溶接等の固定手法により固定されている。
そして、第1固定部11及び第2固定部12は、シートバックフレーム1の上端側のうちシート幅方向一端側に固定されている。第3固定部13は、アッパーパネル部7のうち第1固定部11及び第2固定部12よりシート幅方向他端側に固定されている。
なお、本実施形態では、第1固定部11は、第1サイドフレーム部3の上端側に固定されている。第2固定部12は、アッパーパネル部7のシート幅方向一端側上面、つまり第2面部7Bのシート幅方向一端に固定されている。第3固定部13は、第1面部7Aのうち一対のサポートブラケット8A、8B間に固定されている。
2.2 操作ケーブルの配索構造
操作ケーブル23は、図5に示すように、その一端側がレバーブラケット9と第1面部7Aとの間の空間S1に配設されているとともに、レバーブラケット9の端部9B及びアッパーパネル部7の端部7Eを通過して空間S1から当該空間S1外に配索されている。
そして、図6に示すように、レバーブラケット9には、操作ケーブル23の配索方向を規制する配索規制部25が設けられている。配索規制部25は第1規制部25A及び第2規制部25Bを有して構成されている。
第1規制部25Aは、操作ケーブル23がシート幅方向(本実施形態では、第1サイドフレーム部3側)に移動することを規制する。第2規制部25Bは、操作ケーブル23が上下方向(本実施形態では、上方側)に移動することを規制する。
なお、操作ケーブル23の一端側は、レバーブラケット9と第1面部7Aとの間の空間S1に配設されている。このため、レバーブラケット9及びアッパーパネル部7は、シート前後方向の配索方向を規制する規制部として機能する。
第1規制部25A及び第2規制部25Bは、レバーブラケット9の端部から第1面部7A側に延びた延出部により構成されている。つまり、第1規制部25A及び第2規制部25Bは、略矩形板状に形成されたプレート部9A(図4参照)の端部側から第1面部7A側に延出し、プレート部9Aと共に一体成形された一体成形品である。
3.本実施形態に係る乗物用シート(特、シートバックフレーム構造)の特徴
本実施形態に係る操作ケーブル23は、レバーブラケット9の端部9B及び又はアッパーパネル部7の端部7Eを通過して、レバーブラケット9と第1面部7Aとに挟まれた空間S1から当該空間S1外に配索される(図5参照)。
このため、操作ケーブル23に操作力が作用したとき操作ケーブル23が移動し、当該操作ケーブル23がレバーブラケット9とアッパーパネル部7との隙間に噛み込むおそれがある。
しかし、本実施形態では、操作ケーブル23の配索方向を規制する配索規制部25が設けられているので、操作ケーブル23がレバーブラケット9とアッパーパネル部7との隙間に噛み込むことを抑制できる。したがって、操作ケーブル23を確実に作動させることができ得る。
配索規制部25は、シート幅方向を規制する第1規制部25A、及び上下方向を規制する第2規制部25Bを有し、レバーブラケット9及びアッパーパネル部7は、シート前後方向の配索方向を規制可能であるので、操作ケーブル23の配索方向を確実に規制できる。
配索規制部25、つまり第1規制部25A及び第2規制部25Bは、レバーブラケット9の端部から第1面部7A側に延びた延出部により構成されているので、配索規制部(25)を容易に設けることができる。
(第2実施形態)
上述の実施形態に係る操作ケーブル23は、レバーブラケット9の端部9B及び又はアッパーパネル部7の端部7Eを通過して、レバーブラケット9と第1面部7Aとに挟まれた空間S1から当該空間S1外に配索される構造であった(図5参照)。
しかし、本実施形態に係る操作ケーブル23は、図7及び図8に示すように、アッパーパネル部7の端部7Eを通過することなく、レバーブラケット9の端部9Bを通過して空間S1から当該空間S1外に配索されている。
本実施形態に係る配索規制部25も、第1規制部25A及び第2規制部25Bを有する。空間S1外に配索された操作ケーブル23は、図7に示すように、第2面部7Cに沿って第2サイドフレーム部5側に配索されている。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る一対のサイドフレーム部3、5は、側面部3A、5A及びフランジ部3B、3C、5B、5C等を有するパネル状であった。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、トラス構造のパイプにて一対のサイドフレーム部3、5が構成されたものであってもよい。
上述の実施形態に係る配索規制部25は、シート幅方向及び上下方向を規制する構成であった。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、配索規制部25は、シート幅方向及び上下方向のうち少なくとも一方の方向を規制する構成としてもよい。
上述の実施形態に係る配索規制部25は、プレート部9A、つまりレバーブラケット9との一体成形品であった。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、配索規制部25を別部品として製造した後、溶接やネジ等にてレバーブラケット9に一体化してもよい。
上述の実施形態に係る配索規制部25は、レバーブラケット9に設けられていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、レバーブラケット9及びアッパーパネル部7のうち少なくとも一方に設けられていれば十分である。
上述の実施形態に係る操作レバー20は、ウォークイン機構21を操作するための操作レバーであった。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の機構を操作するための機構であってもよい。
上述の実施形態に係る乗物用シートは、自動車用であった。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物にも適用できる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… シートバックフレーム 3… 第1サイドフレーム部 3A… 側面部
3B… フランジ部 3C… フランジ部 5… 第2サイドフレーム部
5B… フランジ部 5A… 側面部 7… アッパーパネル部
7A… 第1面部 7B… 第2面部 7D… 貫通穴 7C… 第2面部
8A、8B… サポートブラケット 9… レバーブラケット
20… 操作レバー 21… ウォークイン機構 23… 操作ケーブル
25… 配索規制部 25A… 第1規制部 25B… 第2規制部

Claims (4)

  1. 着席者の背部を支持するシートバック、及び当該シートバックの上端側に設けられた操作レバーを有する乗物用シートにおいて、
    前記シートバックを構成するシートバックフレームであって、シート幅方向において互い対向配設されて略上下方向に延びる一対のサイドフレーム部、及びシート幅方向に延びて前記一対のサイドフレーム部の上端側を連結するとともに、シート前後方向に対して略直交するパネル部が設けられたアッパーパネル部を有するシートバックフレームと、
    前記操作レバーを支持するためのブラケットであって、前記シートバックフレームに固定されたブラケットと、
    前記操作レバーの操作を伝達する操作ケーブルであって、前記ブラケットの端部又は前記アッパーパネル部の端部を通過して、前記ブラケットと前記パネル部とに挟まれた空間から当該空間外に配索された操作ケーブルと、
    前記ブラケット及び前記アッパーパネル部のうち少なくとも一方に設けられ、前記操作ケーブルの配索方向を規制する配索規制部と
    を備える乗物用シート。
  2. 前記配索規制部は、シート幅方向及び上下方向のうち少なくとも一方の方向を規制する請求項1に記載の乗物用シート
  3. 前記配索規制部は、シート幅方向を規制する第1規制部、及び上下方向を規制する第2規制部を有しており、
    さらに、前記ブラケット及び前記アッパーパネル部は、シート前後方向の配索方向を規制可能である請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記配索規制部は、前記ブラケットの端部から前記パネル部側に延びた延出部により構成されている請求項4に記載の乗物用シート。
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