JP2018019634A - リールシート本体及びリールシート並びに釣竿 - Google Patents

リールシート本体及びリールシート並びに釣竿 Download PDF

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Abstract

【課題】竿本体との接着強度を向上させることができるリールシート本体とリールシートと釣竿を提供する。【解決手段】竿本体が挿入される竿挿通孔2を有する射出成形品のリールシート本体1であって、竿挿通孔2の壁面には、抜き勾配が相対的に大きい大勾配部である周面部20と、抜き勾配が相対的に小さい小勾配部である平面部21とが形成されており、周面部20は、竿挿通孔2の中心線2aを中心とした断面視円弧状の形状であって、周方向に間隔をあけて複数形成されており、平面部21は、隣り合う周面部20同士の間に位置し、周面部20の側縁部同士を断面視において直線で結んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、釣竿にリールを固定するための釣竿用のリールシートのリールシート本体と、該リールシート本体を備えたリールシートと、そのリールシートを備えた釣竿に関する。
釣竿にリールを固定するための釣竿用のリールシートとしては、下記特許文献1のように筒状のリールシート本体を備えたものが公知であり、その内側が竿挿通孔として構成されていて、その竿挿通孔に竿本体(ブランク)が挿通されて接着される。かかるリールシート本体は合成樹脂から射出成形によって形成される。従って、竿挿通孔の壁面は、射出成形時の金型を軸線方向に抜く際の抜き勾配を有したものとなっており、竿挿通孔はその端部に向けて徐々に拡径した形状となっている。
図10にリールシート本体101の模式図を示している。この図では、竿挿通孔102の壁面の抜き勾配を誇張して示している。竿挿通孔102の軸線方向の中途部にパーティングライン103が存在している。このようにパーティングライン103が存在する場合には、そのパーティングライン103を境にしてそれよりも一端部側と他端部側にそれぞれ金型が抜かれることになる。従って、そのパーティングライン103を起点として竿挿通孔102は両端部に向けて徐々に拡径していくことになる。そのため、竿挿通孔102の壁面と竿本体150の外周面との間の隙間は、竿挿通孔102の両端部に向けて徐々に大きくなって竿挿通孔102の両端部において最大となる。このように竿挿通孔102の両端部において竿本体150との間に大きな隙間が形成されることから、竿本体150に対してリールシート本体101が揺動したり、がたついたりしやすく、リールシート本体101の竿本体150への接着強度が不足しやすいという問題があった。
特開2008−29298号公報
それゆえに本発明は、竿本体との接着強度を向上させることができるリールシート本体とリールシートと釣竿を提供することを課題としている。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係るリールシートは、射出成形品であり、竿本体が挿入される竿挿通孔を有するリールシート本体であって、竿挿通孔の壁面には、抜き勾配が相対的に大きい大勾配部と、抜き勾配が相対的に小さい小勾配部が形成されていることを特徴とする。
該構成のリールシートにあっては、竿挿通孔に竿本体が挿入される。そして、竿挿通孔の壁面と竿本体の外周面とが直接接着されたり、あるいは、リールシートと竿本体との間に筒状のスペーサが介装されてそのスペーサを介してリールシートと竿本体とが接着固定されたりするが、以下、説明を簡単にするために、竿本体の外周面が竿挿通孔の壁面に直接接着固定される場合について説明する。リールシートの竿挿通孔の壁面には、大勾配部と小勾配部が形成されている。大勾配部が形成されているので、成形時に金型を竿挿通孔からスムーズに抜くことができる。一方、小勾配部が形成されているので、竿挿通孔の端部における竿本体との間の隙間は小勾配部において小さくなる。従って、竿挿通孔の端部においてリールシートが竿本体に対して径方向にがたつきにくく、しっかりと接着固定することができる。
特に、小勾配部の抜き勾配は0であることが好ましく、竿挿通孔の端部における竿本体との間の隙間を最小限に抑制できる。
また、竿挿通孔の壁面には、竿挿通孔の中心線を中心とした断面視円弧状の周面部が周方向に間隔をあけて複数形成されていると共に、隣り合う周面部同士の間には、周面部の側縁部同士を断面視において直線で結ぶ平面部がそれぞれ形成されており、周面部が大勾配部であり、平面部が小勾配部であることが好ましい。このように、竿挿通孔の中心線を中心とした断面視円弧状の周面部が大勾配部であって、周面部同士の間の平面部が小勾配部であると、竿挿通孔を形成するための金型の製作が容易である。即ち、金型の外周面の一部を平面状にDカットすることで、そのDカットされた部分から小勾配部である平面部を形成することができ、Dカットされずに残った残部から大勾配部である周面部を形成することができる。従って、竿挿通孔を高精度に形成することができ、その結果、竿本体との接着力を高めることができる。
また、竿挿通孔の壁面には、軸線方向に沿って延びる突条が周方向に間隔をあけて複数形成されていると共に、隣り合う突条同士の間には、竿挿通孔の中心線を中心とした断面視円弧状の周面部がそれぞれ形成されており、周面部が大勾配部であり、突条の突端面が小勾配部であることも好ましい。このように、竿挿通孔の壁面に突条が形成されている場合には、その突条の突端面を小勾配部とすることで、竿本体との接着力を高めることができる。また、竿挿通孔を形成するための金型の製作も容易である。
また、本発明に係るリールシートは、上記リールシート本体を備えたものである。
また、本発明に係る釣竿は、上記リールシートを備えたものである。
以上のように、竿挿通孔の壁面に大勾配部と小勾配部とが形成されているので、大勾配部によって成形時の離型性が確保され、小勾配部によって竿本体とのガタツキを抑制できて竿本体との接着力を向上させることができる。
本発明の一実施形態におけるリールシート本体の開口端部を模式図として示した側面図。 同リールシート本体を模式図として示した、図1のA−A断面図。 同リールシート本体を模式図として示した、図1のB−B断面図。 本発明の一実施形態におけるリールシート本体を示す正面図。 同リールシート本体の平面図。 同リールシート本体を軸線方向に沿って切断した縦断面図。 同リールシート本体の開口端部の要部を示す側面図。 本発明の他の実施形態におけるリールシート本体を軸線方向に沿って切断した縦断面図。 同リールシート本体の開口端部を示す側面図。 従来のリールシート本体と竿本体の関係を模式図として示した縦断面図。
以下、本発明の一実施形態に係るリールシートのリールシート本体について、抜き勾配を誇張して示した模式図である図1〜図3を用いて説明する。図1〜図3では、リールシート本体1を簡略化して筒状として図示していると共に、内周面である竿挿通孔2について、その抜き勾配を大きく誇張して示している。
本実施形態におけるリールシート本体1は、合成樹脂製であって射出成形により形成された射出成形品である。金型の型締め型開きの方向は図2や図3における左右方向であって、リールシート本体1の軸線方向即ち竿挿通孔2の中心線2aの方向である。そして、金型の合わせ面によって形成されるパーティングライン3が竿挿通孔2の中途部、具体的には、中央部に形成されている場合を例にして説明する。竿挿通孔2は横断面視円形である。横断面とは竿挿通孔2の中心線2aと直交する方向に切断したときの断面である。パーティングライン3が竿挿通孔2の中央部に形成されているので、抜き勾配が形成されている部分については、両端開口部に向けてそれぞれ拡大していく。
竿挿通孔2の壁面は、図1に示すように、竿挿通孔2の中心線2aを中心とした断面視円弧状の周面部20と、隣り合う周面部20の間に形成され、周面部20の側縁部同士を断面視において直線で結んだ平面部21とを備えている。周面部20は周方向に間隔をあけて複数形成されており、平面部21も周方向に間隔をあけて複数形成されていて、周面部20と平面部21は周方向に交互に形成されている。
周面部20は、周方向に一定間隔毎に形成されているが、複数の間隔であってもよい。また、周面部20の数は任意であって三個以上であればよく、本実施形態では、四個の場合を例示している。また、各周面部20は全て中心角が同じとなっているが、異なっていてもよく、中心角が異なる二種類の周面部20が存在していたり、三種類以上の周面部20が形成されていたりしてもよい。四つの周面部20は、竿挿通孔2の中心線2aを中心とした断面視における同一円上にあり、その同一円の一部から構成される。
平面部21は、竿挿通孔2の壁面のうち、周面部20以外の部分からなる。本実施形態では四つの周面部20が形成されているので、それに対応して平面部21も四つ形成されており、各平面部21は隣り合う周面部20同士を連結するように形成されている。横断面視において、平面部21の両側縁部と竿挿通孔2の中心線2aとを結んだとき二等辺三角形が形成される。尚、周面部20と平面部21との境界は、周面部20の側縁部であり、それと同時に、平面部21の側縁部でもある。平面部21の幅方向の中央部において最も竿挿通孔2の中心線2aからの距離が短い。四つの平面部21は全て同一に形成されており、各平面部21の幅方向の中央部で一つの円と接する。図1に二点鎖線で竿本体の外周面50aを示しているが、竿本体の外周面50aは、周面部20とは当接せず、四つの平面部21の幅方向の中央部で接することになり、竿挿通孔2の中心線2aと竿本体の中心線は理論上一致することになる。換言すれば、竿本体の外周面50aは、複数の平面部21によって形成される仮想的な正多角形と接することになり、竿本体の外周面50aは複数の平面部21によって形成される正多角形に内接する円となる。
成形時の抜き勾配について説明する。本実施形態において、周面部20が大勾配部であり、平面部21が小勾配部である。大勾配部は、相対的に抜き勾配が大きい部分であり、小勾配部は、相対的に抜き勾配が小さい部分である。従って、大勾配部における抜き勾配は小勾配部における抜き勾配よりも大きいが、本実施形態では、小勾配部における抜き勾配が0とされている。また、大勾配部における抜き勾配は射出成形で常用される抜き勾配とされており、種々の成形条件に応じて設定される。
周面部20は大勾配部であって抜き勾配を有している一方、平面部21は抜き勾配が0である小勾配部である。従って、図3のように、周面部20は、パーティングライン3を起点として開口端部に向けて徐々に竿挿通孔2の中心線2aからの距離が大きくなっていく、即ち、拡径していく傾斜形状となっている。それに対して、平面部21は、抜き勾配が0であることから、竿挿通孔2の中心線2aからの距離は、竿挿通孔2の軸線方向に沿って一定であり、従って、竿挿通孔2の軸線方向にリールシート本体1を切断した縦断面視においては、図2のように、平面部21と竿挿通孔2の中心線2aは平行である。また、図2や図3のように、平面部21の幅は、パーティングライン3において0であり、そこを起点としてそこから竿挿通孔2の開口端部に向けて徐々に拡がっていく。従って、縦断面視において、平面部21はパーティングライン3を頂点とし開口端部を底辺とする二等辺三角形となる。尚、図2、図3において、平面部21には多数のドットを付して示している。
このように、パーティングライン3から竿挿通孔2の開口端部に向けて、周面部20においては竿挿通孔2の中心線2aからの距離が徐々に大きくなっていき、平面部21においては、竿挿通孔2の中心線2aからの距離は一定であるもののその幅が徐々に広くなっていく。従って、竿本体を竿挿通孔2に挿通した際に、竿挿通孔2の両開口端部において、竿本体の外周面50aは周面部20には当接せずに平面部21に当接することになる。尚、説明を容易にするために竿本体の外周面50aが平面部21に当接するとして説明しているが、実際には、竿本体を挿通できる程度に、両者の間には多少の隙間が形成されている。また、竿本体の外周面50aと周面部20との間に形成される隙間は、接着剤を溜めるための接着溜まりとして使用できる。
次に、以上の点を更に具体化したリールシート本体1を図4〜図6に示している。図4は正面図、図5は平面図、図6は縦断面図である。該リールシート本体1を使用するリールシートは、いわゆるパイプシートとも称されて、釣竿にスピニングリールを固定するためのものであるが、両軸リールを固定するためのものであってもよい。
リールシート本体1の一端部側の外周面には、図示しないナットが螺合するための雄ネジ部10が形成されている。ナットは、図示しない可動フードを軸線方向に沿って移動させるためのものであって、可動フードには図示しないリール脚の一端部が挿入される。一方、リールシート本体1の他端部側の外周面には、リール脚の他端部が挿入されるフード部11が一体的に形成されており、リールシート本体1のフード部11と可動フードでリール脚を軸線方向である前後方向に狭持してリールを釣竿に固定する。尚、リールシート本体1の他端部側には図示しない筒状のグリップが外装される。該グリップは、例えば、発泡EVAやコルク等から形成される。そのため、リールシート本体1の他端部側の外周面には、グリップの内周面に対応したグリップ装着部12が形成されている。
かかるリールシート本体1の竿挿通孔2の壁面にも、図1〜図3で示したのと同様に大勾配部である周面部20と小勾配部である平面部21とが周方向に交互に形成されている。尚、平面部21の抜き勾配は0である。図6においても平面部21には多数のドットを付して示しているが、このリールシート本体1では、平面部21が合計八つ形成されており、周面部20も合計八つ形成されている。八つの平面部21と八つの周面部20はそれぞれ周方向に一定間隔毎に形成されている。図7に二点鎖線で竿本体の外周面50aを示しているが、平面部21が八つであるので、竿挿通孔2に竿本体が挿通された際には、竿本体の外周面50aは八つの平面部21からなる仮想的な正八角形に当接することになる。
尚、図6に示しているように、パーティングライン3が竿挿通孔2の軸線方向の中途部に存在しているが、軸線方向の中央部ではなく一端部側にオフセットされた位置に存在している。具体的には、パーティングライン3は、雄ネジ部10側にオフセットされている。従って、パーティングライン3から雄ネジ部10のある一端部側の開口端部までの距離は相対的に短く、パーティングライン3から他端部側の開口端部までの距離は相対的に長い。
以上のように構成されたリールシート本体1には図示しない可動フードやナットが装着されてリールシートが構成され、そのリールシートが竿本体の外周面50aに接着固定される。尚、筒状のスペーサを介してリールシートが竿本体に接着固定されることもある。リールシート本体1の竿挿通孔2の壁面に竿本体の外周面50aが直接接着固定される場合、竿本体の外周面50aは竿挿通孔2の壁面の周面部20には当接せず、周面部20と竿本体の外周面50aとの間には隙間が形成され、特に、その隙間は竿挿通孔2の両端部において最も大きくなっている。従って、その隙間を接着溜まりとすることで、強固に竿本体とリールシート本体1とを接着固定できる。一方、竿挿通孔2の壁面に抜き勾配が0である平面部21が形成されているので、竿挿通孔2の両端部において平面部21と竿本体の外周面50aとの間の隙間は極小であり、従って、竿本体に対してリールシート本体1が揺動したりがたついたりすることを防止することができる。従って、リールシート本体1を竿本体に対して高い精度で接着固定でき、特に、両者の同軸度や平行度を高い精度とすることができる。
そして、抜き勾配が0である平面部21が形成されているものの、通常の抜き勾配で周面部20が形成されているので、金型からの離型性にも優れており、成形されたリールシート本体1をスムーズに離型できる。また、周面部20に対して内側に突出する形状の平面部21であるので、金型の製作も容易であり、従って、リールシート本体1を高精度に成形することが可能となる。
尚、図8及び図9のように、竿挿通孔2の壁面に軸線方向に沿って延びる突条30を備えた構成としてもよい。具体的には、突条30は竿挿通孔2の全長に亘って形成されていてもよいが、好ましくは、パーティングライン3から一方側のみに形成され、特には、雄ネジ部10が形成されている一端部側に形成される。突条30はパーティングライン3から一方側の略全長に亘って形成されるが、竿挿通孔2の開口端部近傍には僅かに突条30が形成されていない部分が残っている。
突条30は、リブとして機能する。従って、突条30を形成することによりリールシート本体1の全体としての肉厚を抑制しつつもその強度を確保することができ、特に、雄ネジ部10の形成領域の強度を十分に確保できる。突条30は、図9のように竿挿通孔2の中心線2aに向かって半径方向に突出している。従って、突条30は、その突出方向が半径方向であって、竿挿通孔2の中心線2aに向けて徐々に細くなっていく。即ち、突条30は、横断面視において台形状となっている。突条30の数や配置は任意であるが、好ましくは、周方向に一定間隔毎に複数形成され、その突出量も均一とされる。
突条30を竿挿通孔2の壁面に突設する場合にはその突条30の先端面である突端面30aを小勾配部とする。尚、突条30の突端面30aは、横断面視直線状の平面であってもよいし、竿挿通孔2の中心線2aを中心とした横断面視円弧状の周面であってもよい。小勾配部は上述と同様に抜き勾配を0としてよく、従って、突条30の突端面30aは竿挿通孔2の中心線2aと平行となる。一方、竿挿通孔2の壁面のうち突条30が形成されずに残った残部は、上述したのと同様の周面部20となり、隣り合う突条30同士の間にそれぞれ形成されている。そして、周面部20については通常の抜き勾配を有する構成とし、従って、周面部20を大勾配部とする。尚、突条30の両側面30bにも抜き勾配を設けることが好ましい。
このように、突条30の突端面30aを小勾配部とすることにより、平面部21の場合と同様に竿本体に対するリールシート本体1のガタツキを抑制することができ、リールシート本体1を竿本体に強固に接着することができる。また、突条30同士の間の隙間を接着溜まりとすることができる。
尚、上記実施形態では、小勾配部における抜き勾配を0としたが、0でなくてもよく、少なくとも大勾配部よりも小さいものであればよい。
1 リールシート本体
2 竿挿通孔
2a 中心線
3 パーティングライン
10 雄ネジ部
11 フード部
12 グリップ装着部
20 周面部
21 平面部
30 突条
30a 突端面
30b 側面
50a 竿本体の外周面
101 リールシート本体
102 竿挿通孔
103 パーティングライン
150 竿本体

Claims (6)

  1. 射出成形品であり、竿本体が挿入される竿挿通孔を有するリールシート本体であって、
    竿挿通孔の壁面には、抜き勾配が相対的に大きい大勾配部と、抜き勾配が相対的に小さい小勾配部が形成されていることを特徴とするリールシートのリールシート本体。
  2. 小勾配部の抜き勾配は0である請求項1記載のリールシートのリールシート本体。
  3. 竿挿通孔の壁面には、竿挿通孔の中心線を中心とした断面視円弧状の周面部が周方向に間隔をあけて複数形成されていると共に、隣り合う周面部同士の間には、周面部の側縁部同士を断面視において直線で結ぶ平面部がそれぞれ形成されており、周面部が大勾配部であり、平面部が小勾配部である請求項1又は2記載のリールシートのリールシート本体。
  4. 竿挿通孔の壁面には、軸線方向に沿って延びる突条が周方向に間隔をあけて複数形成されていると共に、隣り合う突条同士の間には、竿挿通孔の中心線を中心とした断面視円弧状の周面部がそれぞれ形成されており、周面部が大勾配部であり、突条の突端面が小勾配部である請求項1又は2記載のリールシートのリールシート本体。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のリールシート本体を備えたリールシート。
  6. 請求項5記載のリールシートを備えた釣竿。
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