JP2018019021A - 磁心装置及びそれを備える磁気装置 - Google Patents

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博 吉田
英司 岩見
Eiji Iwami
英司 岩見
生島 剛
Takeshi Ikushima
剛 生島
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Abstract

【課題】落下衝撃によって磁気特性が変化してしまうのを抑制することが可能な磁心装置及びそれを備える磁気装置を提供する。【解決手段】磁心装置1は、巻磁心2と、ケース3と、を備える。巻磁心2は、リボン状の磁性部材20がロール状に巻かれて形成されたリング状である。ケース3は、リング状であり、巻磁心2を収納している。磁心装置1は、第1発泡プラスチック部6と、第2発泡プラスチック部7と、を更に備える。第1発泡プラスチック部6は、巻磁心2の内周面26側において巻磁心2とケース3との間に介在している。第2発泡プラスチック部7は、巻磁心2の外周面27側において巻磁心2とケース3との間に介在している。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に磁心装置及びそれを備える磁気装置に関し、より詳細には、巻磁心を用いた磁心装置、及び、磁心装置と磁心装置に巻かれた巻線とを備える磁気装置に関する。
従来、この種の磁心装置としては、例えば、リング状磁心と、リング状磁心を保持する台座と、リング状磁心を台座に固定する締結バンドと、からなる磁心が知られている(特許文献1)。
リング状磁心は、アモルファス磁性合金薄帯又はナノ結晶軟磁性合金薄帯の巻磁心であり、保護ケースに収納されている。
特開平11−176649号公報
磁心装置及びそれを備える磁気装置では、落下衝撃によって磁心装置の磁気特性が変化してしまうことがあった。
本発明の目的は、落下衝撃によって磁気特性が変化してしまうのを抑制することが可能な磁心装置及びそれを備える磁気装置を提供することにある。
本発明に係る一態様の磁心装置は、巻磁心と、ケースと、を備える。前記巻磁心は、リボン状の磁性部材がロール状に巻かれて形成されたリング状である。前記ケースは、リング状であり、前記巻磁心を収納している。磁心装置は、第1発泡プラスチック部と、第2発泡プラスチック部と、を更に備える。前記第1発泡プラスチック部は、前記巻磁心の内周面側において前記巻磁心と前記ケースとの間に介在している。前記第2発泡プラスチック部は、前記巻磁心の外周面側において前記巻磁心と前記ケースとの間に介在している。
本発明に係る一態様の磁気装置は、上記の磁心装置と、前記磁心装置の前記ケースに巻かれた巻線と、前記磁心装置と前記巻線とを収納している外ケースと、前記外ケース内で前記磁心装置と前記巻線とを覆っているモールド部と、を備える。
本発明の磁心装置及び磁気装置は、落下衝撃によって磁気特性が変化してしまうのを抑制することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る磁心装置を備える磁気装置の断面図である。 図2は、同上の磁心装置を備える磁気装置の分解斜視図である。 図3は、同上の磁心装置を備える磁気装置の斜視図である。 図4は、同上の磁心装置の分解斜視図である。 図5は、同上の磁心装置においてケースのカバーを取り外した状態の横断面図である。 図6は、本発明の一実施形態の変形例1に係る磁心装置の分解斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態の変形例2に係る磁心装置の分解斜視図である。 図8は、同上の磁心装置の要部斜視図である。 図9は、本発明の一実施形態の変形例3に係る磁心装置の断面図である。
下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各構成要素の大きさの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態)
以下では、本実施形態の磁心装置1及びそれを備える磁気装置10について、図1〜5に基づいて説明する。
磁気装置10は、例えば、電流検出装置の構成要素の一部として適用することができる。電流検出装置は、例えば、フラックスゲート(flux gate)方式の電流センサである。電流検出装置は、測定対象の導体に流れる電流を導体と非接触で検出することができるように構成されている。具体的には、電流検出装置は、磁気装置10におけるリング状の磁心装置1に導体を通された状態で使用される。
電流検出装置は、例えば、直流漏電検出器、交流漏電検出器、電動車両の蓄電池を充電する充電システムなどに用いることができる。電動車両としては、例えば、電気自動車、プラグインハイブリッド車などがある。測定対象の導体を含む閉回路は、例えば、上述の直流漏電検出器、交流漏電検出器、電動車両の蓄電池を充電する充電システム等において導体を含む閉回路である。電流検出装置は、例えば、直流漏電検出器に用いる場合、直流の漏電電流を電流として検出することができる。電流検出装置は、励磁回路から巻線11へ巻磁心2を磁気飽和させる交流電圧を印加する。これにより、電流検出装置は、巻線11に電流が流れる。巻線11に流れる電流は、例えば、非正弦波の交流電流である。導体に電流が流れていない場合、電流検出装置では、巻磁心2が周期的に磁気飽和する。電流検出装置では、巻磁心2が磁気飽和すると巻線11のインピーダンスが急激に減少するので、巻線11に流れる電流が急激に増加する。
磁気装置10は、巻磁心2及びケース3を含む磁心装置1と、巻線11と、を備える。また、磁気装置10は、外ケース12を更に備える。また、磁気装置10は、磁気シールド18を更に備える。また、磁気装置10は、中ケース14を更に備える。また、磁気装置10は、モールド部13を更に備える。
磁心装置1は、リング状(円環状)の巻磁心2と、巻磁心2を収納しているリング状のケース3と、を備える。磁心装置1については、磁気装置10について説明した後で、より詳細に説明する。
磁気装置10における巻線11は、磁心装置1に巻かれた銅線により構成されている。ここにおいて、巻線11を構成する銅線は、磁心装置1のケース3に巻かれている。言い換えれば、巻線11を構成する銅線は、電気絶縁性を有するケース3を介して巻磁心2に巻かれている。これにより、磁気装置10では、その製造時において、巻線11を巻くときに巻磁心2に応力がかかるのを抑制することが可能となる。ケース3は、巻線11を構成する銅線が巻かれるボビンを構成する。巻線11を構成する銅線の第1端は、第1リード端子191(図2及び3参照)に巻き付けられて第1リード端子191と電気的に接続されている。巻線11を構成する銅線の第2端は、第2リード端子192(図2及び3参照)に巻き付けられて第2リード端子192と電気的に接続されている。第1リード端子191及び第2リード端子192は、外ケース12に固定されている。ここにおいて、外ケース12では、外側周壁127及び底壁121それぞれの一部が外方へ突出しており、第1リード端子191及び第2リード端子192を保持する保持部が、外側周壁127及び底壁121それぞれの突出部位1271、1211に跨って形成されている。
外ケース12は、磁心装置1と巻線11とを収納する。外ケース12は、リング状の内側周壁126と、リング状の外側周壁127と、内側周壁126の第1端と外側周壁127の第1端とを連結している底壁121と、を有する。外側周壁127の内径は、内側周壁126の外径よりも大きい。外側周壁127は、内側周壁126を囲んでおり、内側周壁126と同軸的に配置されている。外ケース12は、内側周壁126の第2端と外側周壁127の第2端との間に開口122が形成されている。外ケース12の材料は、非磁性材料であるのが好ましい。ここにおいて、非磁性材料は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等である。
磁気装置10における磁気シールド18は、外ケース12に収納される。磁気シールド18は、第1磁気シールド部材15と、第2磁気シールド部材16と、第3磁気シールド部材17と、を備える。第1磁気シールド部材15、第2磁気シールド部材16及び第3磁気シールド部材17は、磁性体により形成されている。ここにおいて、磁性体は、例えば、パーマロイである。第1磁気シールド部材15と第2磁気シールド部材16と第3磁気シールド部材17とは同じ材料に限らず、異なる材料により形成されていてもよい。
磁気シールド18は、外ケース12内において、磁心装置1と巻線11とを囲んで配置されている。これにより、磁気装置10は、磁気装置10の外部への漏れ磁束を低減することが可能となる。
第1磁気シールド部材15は、リング状である。第1磁気シールド部材15は、磁心装置1の外側周壁127との間に配置されている。
第2磁気シールド部材16は、円板状である。第2磁気シールド部材16は、その中央部に、円形状の貫通孔161が形成されている。第2磁気シールド部材16は、磁心装置1と外ケース12の底壁121との間に配置されている。磁気装置10では、第2磁気シールド部材16の貫通孔161に、外ケース12の内側周壁126が挿通されている。
第3磁気シールド部材17は、円板状である。第3磁気シールド部材17は、その中央部に、円形状の貫通孔171が形成されている。第3磁気シールド部材17は、磁心装置1における外ケース12の底壁121側とは反対側に配置されている。磁気装置10では、第3磁気シールド部材17の貫通孔171に、外ケース12の内側周壁126が挿通されている。
磁気装置10は、外ケース12内に収納される中ケース14を備える。中ケース14は、第1端に開口部141を有し、かつ第2端に底壁142を有した有底円筒状である。中ケース14の外径は、外ケース12の外側周壁127の内径よりも小さい。中ケース14の底壁142には、外ケース12の内側周壁126が挿通される貫通孔146が形成されている。中ケース14は、第1磁気シールド部材15及び第2磁気シールド部材16と巻線11との間に配置される。また、中ケース14の周壁147の高さは、磁心装置1の高さと巻線11の線径の2倍の値とを加算した値よりも大きい。ここにおいて、中ケース14の周壁147は、第3磁気シールド部材17が巻線11に接しないように第3磁気シールド部材17と第2磁気シールド部材16との間に介在する。中ケース14は、電気絶縁性を有する。中ケース14の材料は、非磁性材料であるのが好ましい。ここにおいて、非磁性材料は、例えば、PBT等である。
磁気装置10は、外ケース12内で磁心装置1と巻線11とを覆うモールド部13を備える。モールド部13は、電気絶縁性を有する。モールド部13は、例えば、常温硬化型の樹脂を外ケース12内にポッティングしてから当該樹脂を硬化させることにより形成されている。これにより、磁気装置10は、その製造時に、外ケース12内に熱硬化型の樹脂をポッティングしてから当該樹脂を熱硬化させている場合と比べて、磁心装置1及び巻線11にかかる応力を低減することが可能となる。常温硬化型の樹脂は、例えば、二液性のエポキシ樹脂、二液性のシリコーン樹脂等である。モールド部13は、磁心装置1及び巻線11を封止する封止部としての機能を有する。モールド部13は、磁心装置1及び巻線11だけでなく、中ケース14及び磁気シールド18も覆っている。
磁気装置10の各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
磁心装置1は、巻磁心2と、ケース3と、を備える(図1及び4参照)。
巻磁心2の形状は、リング状である。巻磁心2は、リボン状(帯状)の磁性部材20がロール状に巻かれて形成されている。磁性部材20は、軟磁性材料により形成されているのが好ましい。ここにおいて、軟磁性材料は、例えば、パーマロイである。
巻磁心2は、図4及び5に示すように、磁性部材20の巻き始め端21及び巻き終わり端22を有する。ここにおいて、磁性部材20の巻き始め端21は、磁性部材20の長手方向における第1端である。また、磁性部材20の巻き終わり端22は、磁性部材20の長手方向における第2端である。巻磁心2の巻き始め端21は、巻磁心2の内周面26側に位置している。巻磁心2の巻き終わり端22は、巻磁心2の外周面27側に位置している。巻磁心2は、巻き数が整数回ではなく、巻磁心2の周方向において巻き始め端21と巻き終わり端22とがずれている。巻磁心2は、巻き終わり端22と、磁性部材20のうち巻き終わり端22の内側で巻き終わり端22に重なっている部分とがスポット溶接された溶接部23により固定されている。これにより、巻磁心2はリング状の形状を維持することが可能となる。ここにおいて、巻磁心2は、図1に示すように、第1端面201及び第2端面202を有する。巻磁心2の第1端面201では、磁性部材20の幅方向の第1側縁211が面一であるのが好ましい。また、巻磁心2の第2端面202では、磁性部材20の幅方向の第2側縁212が面一であるのが好ましい。
巻磁心2は、図4及び5に示すように、相対的に径方向の厚さが大きい円弧状の部分24(以下、「第1円弧状部分24」ともいう)と、相対的に径方向の厚さが小さい円弧状の部分25(以下、「第2円弧状部分25」ともいう)と、を有する。第2円弧状部分25は、第1円弧状部分24と比べて磁性部材20の積層数が1だけ少ない。図示例では、第1円弧状部分24において磁性部材20の重なり数が5であるのに対して、第2円弧状部分25において磁性部材20の重なり数が4である。図示例では、第2円弧状部分25は、巻磁心2において中心角θ(図5参照)が90度の円弧に相当する部分である。第1円弧状部分24の中心角ψ(図5参照)は、ψ=360−θで表される。したがって、中心角θが90度であれば、中心角ψは、270度である。ここにおいて、中心角θは、90度に限らず、例えば、10〜100度であればよい。
巻磁心2は、ケース3に収納されている。言い換えれば、磁心装置1は、巻磁心2を収納するケース3を備える。ケース3の形状は、リング状である。
ケース3は、ボディ4とカバー5とを結合して構成されている。ボディ4及びカバー5は、電気絶縁性を有する。ボディ4及びカバー5の材料は、非磁性材料であるのが好ましい。ここにおいて、非磁性材料は、例えば、PBT等である。ケース3は、ボディ4とカバー5とが同じ材料により形成されているのが好ましい。
ボディ4及びカバー5は、周方向に直交する断面形状がU字状である。ここにおいて、ボディ4は、周方向に直交する断面形状に関して、カバー5側が開放されたU字状である。また、カバー5は、周方向に直交する断面形状に関して、ボディ4側が開放されたU字状である。ボディ4は、カバー5を嵌め合せることで結合できるように、外側周壁47の外径を、カバー5側においてカバー5の外側周壁57の内径と略同じとしてあり、内側周壁46の内径を、カバー5側においてカバー5の内側周壁56の外径と略同じとしてある。ケース3では、ボディ4とカバー5とが、接着剤により固定されていてもよい。
磁心装置1は、第1発泡プラスチック部6と、第2発泡プラスチック部7と、を更に備える。
第1発泡プラスチック部6は、巻磁心2の内周面26側において巻磁心2とケース3との間に介在している。第1発泡プラスチック部6は、巻磁心2及びケース3それぞれに接している。ここにおいて、磁心装置1は、第1発泡プラスチック部6を2つ備えている。以下では、2つの第1発泡プラスチック部6、6を、第1発泡プラスチック部6A、6Bとして区別することもある。ここで、第1発泡プラスチック部6Bは、巻磁心2の第2円弧状部分25の全長に亘って、第2円弧状部分25とケース3におけるボディ4の外側周壁47との間に介在している。ここにおいて、ボディ4の外側周壁47は、ケース3の外側周壁の一部を構成している。巻磁心2の周方向における第1発泡プラスチック部6Bの長さは、巻磁心2の内周面26側における第2円弧状部分25の長さと略同じである。巻磁心2を構成している磁性部材20の幅方向における第1発泡プラスチック部6Bの長さは、磁性部材20の幅と略同じである。2つの第1発泡プラスチック部6A、6Bは、巻磁心2の中心を基準として点対称となるように配置されているのが好ましい。
第2発泡プラスチック部7は、巻磁心2の外周面27側において巻磁心2とケース3との間に介在している。第2発泡プラスチック部7は、巻磁心2及びケース3それぞれに接している。ここにおいて、磁心装置1は、第2発泡プラスチック部7を2つ備えている。以下では、2つの第2発泡プラスチック部7、7を、第2発泡プラスチック部7A、7Bとして区別することもある。ここで、第2発泡プラスチック部7Bは、巻磁心2の第2円弧状部分25の全長に亘って、第2円弧状部分25とケース3におけるボディ4の内側周壁46との間に介在している。ここにおいて、ボディ4の内側周壁46は、ケース3の内側周壁の一部を構成している。巻磁心2の周方向における第2発泡プラスチック部7Bの長さは、巻磁心2の外周面27側における第2円弧状部分25の長さと略同じである。磁性部材20の幅方向における第2発泡プラスチック部7Bの長さは、磁性部材20の幅と略同じである。2つの第2発泡プラスチック部7A、7Bは、巻磁心2の中心を基準として点対称となるように配置されているのが好ましい。
第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7は、例えば、シリコーンフォーム(発泡シリコーン)等のスポンジにより形成されている。シリコーンフォームとしては、例えば、株式会社ロジャースイノアック製のNanNex(商品名)等を用いることができる。第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7は、シリコーンフォームに限らず、例えば、ウレタンフォーム(発泡ウレタン)等のスポンジにより形成されていてもよい。ウレタンフォームとしては、例えば、株式会社ロジャースイノアック製のPORON(登録商標)等を用いることできる。第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7の耐熱性を高める観点からは、ウレタンフォームよりもシリコーンフォームを用いるのが好ましい。
第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7は、例えば、磁心装置1に外部から衝撃がかかったときに巻磁心2に生じる衝撃を緩和する緩衝材としての機能を有する。これにより、磁心装置1は、例えば、磁心装置1が落下したときに巻磁心2に生じる衝撃を緩和することが可能となる。
磁心装置1は、巻磁心2の第1端面201側において巻磁心2とケース3との間に介在する2つの第3発泡プラスチック部8を更に備える。第3発泡プラスチック部8は、巻磁心2及びケース3それぞれに接している。以下では、2つの第3発泡プラスチック部8、8を、第3発泡プラスチック部8A、8Bとして区別することもある。第3発泡プラスチック部8は、例えば、シリコーンフォーム等のスポンジにより形成されている。2つの第3発泡プラスチック部8の各々は、巻磁心2の径方向において互いに隣り合う第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7と一体である。言い換えれば、磁心装置1では、巻磁心2の径方向において互いに隣り合う第1発泡プラスチック部6と第2発泡プラスチック部7とが第3発泡プラスチック部8により連結されている。磁心装置1は、第1発泡プラスチック部6と第2発泡プラスチック部7と第3発泡プラスチック部8とを含む発泡プラスチック(スポンジ)678を2つ備える。以下では、2つの発泡プラスチック678、678を、発泡プラスチック678A、678Bとして区別することもある。発泡プラスチック678Aは、第1発泡プラスチック部6Aと、第2発泡プラスチック部7Aと、第3発泡プラスチック部8Aと、を備える。発泡プラスチック678Bは、第1発泡プラスチック部6Bと、第2発泡プラスチック部7Bと、第3発泡プラスチック部8Bと、を備える。
発泡プラスチック678の平面視形状は、円弧状である。また、この発泡プラスチック678の周方向に直交する断面の形状は、U字状である。ここにおいて、発泡プラスチック678の周方向は、巻磁心2の周方向に沿った方向である。2つの発泡プラスチック678A、678Bは、巻磁心2の中心を基準として点対称となるように配置されているのが好ましい。
磁心装置1では、ケース3は、巻磁心2の内周面26に対向する第1内側面36から巻磁心2に向かって突出する第1突起361と、巻磁心2の外周面27に対向する第2内側面37から巻磁心2に向かって突出する第2突起371と、を更に有する。ここにおいて、ケース3の第1内側面36は、ボディ4の内側周壁46における外側周壁47側の側面により構成される。また、ケース3の第2内側面37は、ボディ4の外側周壁47における内側周壁46側の側面により構成される。
第1突起361は、巻磁心2の周方向において第1発泡プラスチック部6と並んでいる。磁心装置1は、第1突起361を2つ備えている。2つの第1突起361は、巻磁心2の周方向において第1発泡プラスチック部6の両端それぞれから離れているのが好ましい。これにより、磁心装置1は、2つの第1突起361が第1発泡プラスチック部6に接している場合に比べて、組立性を向上させることが可能となる。巻磁心2の径方向において、第1突起361の突出寸法は、第1発泡プラスチック部6の厚さよりも小さく、第1発泡プラスチック部6の厚さの半分よりも大きいのが好ましい。また、磁心装置1は、第2突起371を2つ備えている。2つの第2突起371は、巻磁心2の周方向において第2発泡プラスチック部7の両端それぞれから離れているのが好ましい。これにより、磁心装置1は、2つの第2突起371が第2発泡プラスチック部7に接している場合に比べて、組立性を向上させることが可能となる。巻磁心2の径方向において、第2突起371の突出寸法は、第2発泡プラスチック部7の厚さよりも小さく、第2発泡プラスチック部7の厚さの半分よりも大きいのが好ましい。第1突起361及び第2突起371は、巻磁心2の第1端面201及び第2端面202に直交する方向(ケース3の軸方向)に沿って形成されている。第1突起361と第2突起371とは、巻磁心2の径方向において対向しているのが好ましい。
以下では、磁気装置10の製造方法について、簡単に説明する。
磁気装置10の製造方法では、例えば、下記の第1工程、第2工程、第3工程、第4工程、第5工程及び第6工程を順次行う。
第1工程では、リング状の巻磁心2を準備する。
第2工程では、2つの発泡プラスチック678、678及び巻磁心2をボディ4に収納する。
第3工程では、ボディ4にカバー5を結合することによってケース3を形成する。第1工程から第3工程まで行うことにより、磁心装置1が製造される。
第4工程では、ケース3に巻線11を巻く。また、第4工程では、巻線11の第1端を第1リード端子191に接続し、巻線11の第2端を第2リード端子192に接続する。
第5工程では、外ケース12に、磁気シールド18、中ケース14、巻線11が巻かれた磁心装置1を収納する。
第6工程では、外ケース12に樹脂をポッティングしてから当該樹脂を常温硬化させることによってモールド部13を形成する。
上述の第1工程〜第6工程を行うことにより、磁心装置1を備える磁気装置10が製造される。
以上説明した本実施形態の磁心装置1は、巻磁心2と、ケース3と、を備える。巻磁心2は、リボン状の磁性部材20がロール状に巻かれて形成されたリング状である。ケース3は、リング状であり、巻磁心2を収納している。磁心装置1は、第1発泡プラスチック部6と、第2発泡プラスチック部7と、を更に備える。第1発泡プラスチック部6は、巻磁心2の内周面26側において巻磁心2とケース3との間に介在している。第2発泡プラスチック部7は、巻磁心2の外周面27側において巻磁心2とケース3との間に介在している。
以上の構成により、磁心装置1は、落下衝撃によって磁気特性が変化してしまうのを抑制することが可能となる。磁心装置1は、第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7を備えることにより、落下等によって衝撃を受けたときに巻磁心2に巻きずれ(巻き崩れ)が生じたり巻磁心2がケース3内において巻磁心2の周方向に回転したりするのを抑制することが可能となる。巻磁心2は、巻きずれが生じると、第1端面201において磁性部材20の第1側縁211が面一でなくなり、第2端面202において磁性部材20の第2側縁212が面一でなくなる。これに対して、磁心装置1は、落下等によって巻磁心2に巻きずれが生じるのを抑制することが可能となり、磁気特性が変化してしまうのを抑制することが可能となる。また、磁心装置1は、巻磁心2とケース3とが接着剤により固定されている比較例の磁心装置と比べて、製造するときに巻磁心2にかかる応力を緩和することが可能となる。
磁心装置1では、巻磁心2は、磁性部材20の巻き始め端21及び巻き終わり端22を有する。巻磁心2は、ケース3の周方向において巻き始め端21と巻き終わり端22とがずれているのが好ましい。磁心装置1は、第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7の各々を2つ備える。2つの第1発泡プラスチック部6(6A)、6(6B)のうちの一方(発泡プラスチック部6B)は、巻磁心2の内周面26側において、巻磁心2のうち相対的に径方向の厚さが小さい部分25とケース3との間に介在しているのが好ましい。2つの第2発泡プラスチック部7(7A)、7(7B)のうちの一方(発泡プラスチック部7B)は、巻磁心2の外周面27側において、巻磁心2のうち相対的に径方向の厚さが小さい部分25とケース3との間に介在しているのが好ましい。これにより、磁心装置1は、落下衝撃によって巻磁心2に巻きずれが生じたり巻磁心2がケース3内において巻磁心2の周方向に回転してしまうのを、より抑制することが可能となる。
磁心装置1では、巻磁心2は、第1端面201及び第2端面202を有する。巻磁心2の第1端面側において巻磁心2とケース3との間に介在する第3発泡プラスチック部8を更に備えるのが好ましい。第3発泡プラスチック部8は、巻磁心2の径方向において互いに隣り合う第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7と一体であるのが好ましい。これにより、磁心装置1は、落下衝撃によって巻磁心2がケース3内において巻磁心2の周方向に回転してしまうのを、より抑制することが可能となる。
磁心装置1では、ケース3は、巻磁心2の内周面26に対向する第1内側面36から巻磁心2に向かって突出する第1突起361と、巻磁心2の外周面27に対向する第2内側面37から巻磁心2に向かって突出する第2突起371と、を有する。第1突起361は、巻磁心2の周方向において第1発泡プラスチック部6と並んでいるのが好ましい。第2突起371は、巻磁心2の周方向において第2発泡プラスチック部7と並んでいるのが好ましい。これにより、磁心装置1は、仮に落下衝撃によって、第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7がケース3内において巻磁心2と一緒に回転したとしても、その回転範囲を制限することが可能となる。より詳細には、磁心装置1では、第1突起361に第1発泡プラスチック部6が当たることで巻磁心2の回転が抑制され、かつ、第2突起371に第2発泡プラスチック部7が当たることで巻磁心2の回転が抑制される。また、磁心装置1は、第1突起361と第1発泡プラスチック部6とが離れ、かつ、第2突起371と第2発泡プラスチック部7とが離れているので、巻磁心2の第2円弧状部分25の長さのばらつき(公差)に対応することができる。
磁気装置10は、磁心装置1と、磁心装置1のケース3に巻かれた巻線11と、磁心装置1と巻線11とを収納している外ケース12と、外ケース12で磁心装置1と巻線11とを覆っているモールド部13と、を備える。これにより、磁気装置10は、落下衝撃によって磁気特性が変化してしまうのを抑制することが可能となる。
図6は、実施形態の変形例1に係る磁心装置1aの分解斜視図である。磁心装置1aに関し、磁心装置1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
磁心装置1aは、巻磁心2の第2端面202側において巻磁心2とケース3との間に介在する第4発泡プラスチック部9を更に備える。これにより、磁心装置1aは、落下衝撃によって磁気特性が変化してしまうのを、より抑制することが可能となる。
磁心装置1aでは、第3発泡プラスチック部8aは、第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7とは別体であり、偏平なリング状である。第3発泡プラスチック部8aの内径は、ボディ4の内側周壁46の外径と略同じである。第3発泡プラスチック部8aの外径は、ボディ4の外側周壁47の内径と略同じである。
また、第4発泡プラスチック部9は、第1発泡プラスチック部6及び第2発泡プラスチック部7とは別体であり、偏平なリング状である。第4発泡プラスチック部9の内径は、ボディ4の内側周壁46の外径と略同じである。第4発泡プラスチック部9の外径は、ボディ4の外側周壁47の内径と略同じである。
磁心装置1aでは、第3発泡プラスチック部8aが、巻磁心2における第1端面201の周方向の全長に亘って第1端面201(図1参照)に接している。また、磁心装置1aでは、第4発泡プラスチック部9が、巻磁心2における第2端面202の周方向の全長に亘って第2端面202に接している。これにより、磁心装置1aは、落下等によって衝撃を受けたときに巻磁心2に巻きずれが生じたり巻磁心2が回転したりするのを、磁心装置1よりも更に抑制することが可能となる。
次に、実施形態の変形例2に係る磁心装置1bについて図7及び8に基づいて説明する。磁心装置1bに関し、磁心装置1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
磁心装置1bでは、ケース3は、巻磁心2の内周面26に対向する第1内側面36から巻磁心2に向かって突出する第1突部363と、巻磁心2の外周面27に対向する第2内側面37から巻磁心2に向かって突出する第2突部364と、を有する。第1突部363は、第1発泡プラスチック部6の一部を変形させている。第2突部364は、第2発泡プラスチック部7の一部を変形させている。これにより、磁心装置1bは、落下等によって衝撃を受けたときに巻磁心2に巻きずれが生じたり巻磁心2が回転したりするのを、磁心装置1よりも更に抑制することが可能となる。
第1突部363及び第2突部364は、巻磁心2の第1端面201及び第2端面202に直交する方向(ケース3の軸方向)に沿って形成されている。磁心装置1bは、磁心装置1と同様、第1発泡プラスチック部6と第2発泡プラスチック部7と第3発泡プラスチック部8とで構成される発泡プラスチック678を備えるので、第1突部363と第2突部364とのうち一方の突部のみを備えた構成でもよい。
次に、実施形態の変形例3に係る磁心装置1cについて図9に基づいて説明する。磁心装置1cに関し、変形例1の磁心装置1aと同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
磁心装置1cでは、ケース3は、巻磁心2の第1端面201に対向する第1内底面301から巻磁心2に向かって突出する第1押突起311と、巻磁心2の第2端面202に対向する第2内底面302から巻磁心2に向かって突出する第2押突起312と、を有する。第3発泡プラスチック部8は、第1押突起311と巻磁心2との間に介在している。第4発泡プラスチック部9は、第2押突起312と巻磁心2との間に介在している。これにより、磁心装置1cは、落下等によって衝撃を受けたときに巻磁心2に巻きずれが生じたり巻磁心2がケース3内で巻磁心の周方向に回転したりするのを、磁心装置1よりも更に抑制することが可能となる。
ケース3の第1内底面301は、ボディ4の内底面により構成されている。ケース3の第2内底面302は、カバー5の内底面により構成されている。
第1押突起311は、第3発泡プラスチック部8に接している。第1押突起311は、リング状であるが、これに限らず、円弧状でもよい。この場合、磁心装置1cは、第1押突起311を複数備え、複数の第1押突起311が巻磁心2の周方向において等間隔で並んでいるのが好ましい。
第2押突起312は、第4発泡プラスチック部9に接している。第2押突起312は、リング状に形成されているが、これに限らず、円弧状でもよい。この場合、磁心装置1cは、第2押突起312を複数備え、複数の第2押突起312が巻磁心2の周方向において等間隔で並んでいるのが好ましい。
上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論のことである。
例えば、磁気装置10は、磁心装置1に代えて、変形例1の磁心装置1a、変形例2の磁心装置1b、変形例3の磁心装置1cのいずれかを備えていてもよい。
また、磁心装置1は、上述の電流検出装置に用いる磁気装置10に限らず、例えば、トランス、インダクタ、ノイズフィルタ等に適用することができる。
1、1a、1b、1c 磁心装置
2 巻磁心
20 磁性部材
21 巻き始め端
22 巻き終わり端
25 部分
26 内周面
27 外周面
201 第1端面
202 第2端面
3 ケース
36 第1内側面
361 第1突起
363 第1突部
364 第2突部
37 第2内側面
371 第2突起
301 第1内底面
302 第2内底面
311 第1押突起
312 第2押突起
4 ボディ
5 カバー
6(6A) 第1発泡プラスチック部
6(6B) 第1発泡プラスチック部
7(7A) 第2発泡プラスチック部
7(7B) 第2発泡プラスチック部
8(8A) 第3発泡プラスチック部
8(8B) 第3発泡プラスチック部
8a 第3発泡プラスチック部
9 第4発泡プラスチック部
10 磁気装置
11 巻線
12 外ケース
13 モールド部

Claims (8)

  1. リボン状の磁性部材がロール状に巻かれて形成されたリング状の巻磁心と、前記巻磁心を収納しているリング状のケースと、を備え、
    前記巻磁心の内周面側において前記巻磁心と前記ケースとの間に介在している第1発泡プラスチック部と、前記巻磁心の外周面側において前記巻磁心と前記ケースとの間に介在している第2発泡プラスチック部と、を更に備える
    ことを特徴とする磁心装置。
  2. 前記巻磁心は、前記磁性部材の巻き始め端及び巻き終わり端を有し、
    前記巻磁心は、前記巻磁心の周方向において前記巻き始め端と前記巻き終わり端とがずれており、
    前記第1発泡プラスチック部及び前記第2発泡プラスチック部の各々を2つ備え、
    前記2つの前記第1発泡プラスチック部のうちの一方は、前記巻磁心の前記内周面側において、前記巻磁心のうち相対的に径方向の厚さが小さい部分と前記ケースとの間に介在し、
    前記2つの前記第2発泡プラスチック部のうちの一方は、前記巻磁心の前記外周面側において、前記巻磁心のうち相対的に径方向の厚さが小さい部分と前記ケースとの間に介在している
    ことを特徴とする請求項1記載の磁心装置。
  3. 前記巻磁心は、第1端面及び第2端面を有し、
    前記巻磁心の前記第1端面側において前記巻磁心と前記ケースとの間に介在する第3発泡プラスチック部を更に備え、
    前記第3発泡プラスチック部は、前記巻磁心の径方向において互いに隣り合う前記第1発泡プラスチック部及び前記第2発泡プラスチック部と一体である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁心装置。
  4. 前記巻磁心の前記第2端面側において前記巻磁心と前記ケースとの間に介在する第4発泡プラスチック部を更に備える
    ことを特徴とする請求項3記載の磁心装置。
  5. 前記ケースは、前記巻磁心の前記内周面に対向する第1内側面から前記巻磁心に向かって突出する第1突起と、前記巻磁心の前記外周面に対向する第2内側面から前記巻磁心に向かって突出する第2突起と、を有し、
    前記第1突起は、前記巻磁心の周方向において前記第1発泡プラスチック部と並んでおり、
    前記第2突起は、前記巻磁心の周方向において前記第2発泡プラスチック部と並んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の磁心装置。
  6. 前記ケースは、前記巻磁心の前記内周面に対向する第1内側面から前記巻磁心に向かって突出する第1突部と、前記巻磁心の前記外周面に対向する第2内側面から前記巻磁心に向かって突出する第2突部と、を有し、
    前記第1突部は、前記第1発泡プラスチック部の一部を変形させており、
    前記第2突部は、前記第2発泡プラスチック部の一部を変形させており、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の磁心装置。
  7. 前記ケースは、前記巻磁心の前記第1端面に対向する第1内底面から前記巻磁心に向かって突出する第1押突起と、前記巻磁心の前記第2端面に対向する第2内底面から前記巻磁心に向かって突出する第2押突起と、を有し、
    前記第3発泡プラスチック部は、前記第1押突起と前記巻磁心との間に介在し、
    前記第4発泡プラスチック部は、前記第2押突起と前記巻磁心との間に介在している
    ことを特徴とする請求項4記載の磁心装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の磁心装置と、前記磁心装置の前記ケースに巻かれた巻線と、前記磁心装置と前記巻線とを収納している外ケースと、前記外ケース内で前記磁心装置と前記巻線とを覆っているモールド部と、を備える
    ことを特徴とする磁気装置。
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