JP2018018012A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デフォーカス量補正用の補正値を取得するためのユーザの手間を削減しつつ、高精度なAFを可能とする。【解決手段】撮像装置120は、撮像光学系の射出瞳のうち互いに異なる瞳領域を通過した光線をそれぞれ光電変換する複数の画素を有する撮像素子122と、撮像光学系のデフォーカス量を検出する焦点検出手段134,124と、デフォーカス量の補正に用いられる補正値を取得する補正値取得手段124と、補正後のデフォーカス量に基づいてフォーカス制御を行う制御手段124とを有する。補正値取得手段は、撮像により生成された撮像画像を用いたリフォーカス処理により、撮像画像に対応する焦点位置とは異なる焦点位置に対応する複数のリフォーカス画像を生成し、撮像画像および複数のリフォーカス画像を含む複数の候補画像のうち特定画像に対応する焦点位置を用いて補正値を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、焦点状態を補正する機能を有する撮像装置に関する。
オートフォーカス(AF)機能を有する一眼レフデジタルカメラ等の撮像装置は、工場での製造時(較正工程)において、公差等に起因する構成部品の個体差を測定し、該個体差に応じたAF用の調整値を不揮発性メモリに記憶させる。ユーザが該撮像装置を使用する際には、検出されたデフォーカス量を該調整値を用いて調整することで良好な精度でAFが行われる。ただし、撮像装置の長期間の使用によりフォーカスレンズを駆動する機械部品が摩耗したり様々な温度環境下での使用によりレンズ等の光学部品の位置がずれたりする等の経時劣化によって、製造時の調整値を用いても良好な精度でAFが行えなくなる可能性がある。
このため、製造時に不揮発性メモリに記憶させる調整値とは別に、ユーザが自由に設定することができるデフォーカス量補正用の補正値を撮像装置に記憶させておく方法がある。特許文献1には、フォーカスレンズ(焦点位置)を微小量ずつ動かしながら複数回撮像を行い、得られた複数の撮像画像のうちユーザが合焦していると判断した画像の撮像時の焦点位置に関する情報に基づいて補正値を算出する方法が開示されている。このようにして得られた補正値を用いてデフォーカス量を補正することで、経時劣化が生じても良好な精度でAFを行うことができる。
特開2011−048341号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された方法では、複数回の撮像を行う手間がかかる。また、複数回の撮像の間に撮像装置が動いてしまうと適切な補正値を算出することが難しい。このため、撮像装置を動かないように固定する必要がある。また、フォーカスレンズの駆動制御性が低いと、複数回の撮像における焦点位置間の差(デフォーカス間隔)が一定にならず、補正値を得るために適切な複数の撮像画像が得られない。デフォーカス間隔を一定にするためにフォーカスレンズの駆動ピッチを大きくすると、粗い補正値しか得られず、良好な精度でAFを行うことができなくなる。
本発明は、デフォーカス量補正用の補正値を取得するためのユーザの手間を削減するとともに高精度なAFを可能とする補正値を取得することができるようにした撮像装置等を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像光学系の射出瞳のうち互いに異なる瞳領域を通過した光線をそれぞれ光電変換する複数の画素を有する撮像素子と、撮像光学系のデフォーカス量を検出する焦点検出手段と、デフォーカス量の補正に用いられる補正値を取得する補正値取得手段と、補正後のデフォーカス量に基づいてフォーカス制御を行う制御手段とを有する。そして、補正値取得手段は、撮像素子を用いた撮像により生成された撮像画像を用いたリフォーカス処理により、該撮像画像に対応する焦点位置とは異なる焦点位置に対応する複数のリフォーカス画像を生成し、撮像画像および複数のリフォーカス画像を含む複数の候補画像のうち特定画像に対応する焦点位置を用いて補正値を取得することを特徴とする。
また、本発明野田の一側面としての制御方法は、撮像光学系の射出瞳のうち互いに異なる瞳領域を通過した光線をそれぞれ光電変換する複数の画素を有する撮像素子を有し、撮像光学系のデフォーカス量を検出し、補正値を用いた補正後のデフォーカス量に基づいてフォーカス制御を行う撮像装置に適用される。該制御方法は、撮像装置に、撮像素子を用いた撮像により生成された撮像画像を用いたリフォーカス処理により、該撮像画像に対応する焦点位置とは異なる焦点位置に対応する複数のリフォーカス画像を生成させ、撮像画像および複数のリフォーカス画像を含む複数の候補画像のうち特定画像に対応する焦点位置を用いて補正値を取得させることを特徴とする。
本発明によれば、デフォーカス量補正用の補正値を取得するためのユーザの手間を削減することができるとともに、高精度なフォーカス制御を可能とする補正値を取得することができる。
本発明の実施例であるデジタルカメラ(撮像装置)の構成を示すブロック図。 実施例のカメラにおける画素配列の概略図。 実施例のカメラのMASモードでの処理を示すフローチャート。 実施例のカメラにおけるリフォーカス処理を説明する図。 実施例のカメラにおけるリフォーカス可能範囲を説明する図。 実施例のカメラにおける合焦画像の選択処理を説明する図。 実施例のカメラにおける外挿処理による合焦位置の推定を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例である撮像装置としての一眼レフデジタルカメラ(以下、カメラ本体という)120とこれに取り外し可能に装着される交換レンズ(以下、レンズユニットという)100の構成を示している。レンズユニット100は、図中に点線で示されるマウントMを介してカメラ本体120と機械的および電気的に接続される。
レンズユニット100は、第1変倍レンズ群101、第2変倍レンズ群102、フォーカスレンズ群103および不図示の絞りを含む撮像光学系を有する。また、レンズユニット100は、第1および第2変倍レンズ群101,102およびフォーカスレンズ群103の駆動を制御するレンズ駆動制御系を有する。第1および第2変倍レンズ群101,102は、光軸方向OAに移動することで変倍(ズーム)を行う。フォーカスレンズ群103は光軸方向OAに移動することにより焦点調節を行う。レンズ駆動制御系は、ズームアクチュエータ114、ズーム駆動回路115、フォーカスアクチュエータ110、フォーカス駆動回路111、レンズMPU112およびレンズメモリ113を有する。
フォーカスアクチュエータ110は、フォーカスレンズ群103を光軸方向OAに駆動する。フォーカスアクチュエータ110には、フォーカスレンズ群103の現在位置(以下、フォーカス位置という)を検出するフォーカス位置検出部(図示せず)が含まれる。フォーカス駆動回路111は、レンズMPU112からのフォーカス駆動信号に応じてフォーカスアクチュエータ110を駆動する。ズームアクチュエータ114は、不図示のカム筒を回転させることで第1および第2レンズ群101,102を光軸方向OAに駆動する。ズームアクチュエータ114には、第1および第2変倍レンズ群101,102の現在位置(以下、ズーム位置という)を検出するズーム位置検出部(図示せず)が含まれる。ズーム駆動回路115は、レンズMPU112からのズーム駆動信号に応じてズームアクチュエータ114を駆動する。
レンズMPU112は、レンズユニット100に関わる演算を行うとともに、フォーカス駆動回路111やズーム駆動回路115を制御する。また、レンズMPU112は、フォーカス位置検出部およびズーム位置検出部からそれぞれフォーカス位置およびズーム位置を取得し、カメラMPU124からの要求に対してこれらフォーカス位置およびズーム位置の情報を通知する。レンズメモリ113には、オートフォーカス(AF)に必要な光学情報が記憶されている。
カメラ本体120は、メインミラー131、サブミラー132、光学ローパスフィルタ121、撮像素子122、カメラ駆動/制御系および焦点検出ユニット134を有する。
記録用撮像前のライブビュー撮像時においては、レンズユニット100の撮像光学系からの光の一部は、撮像光路内に配置されたハーフミラーとしてのメインミラー131で反射して不図示のファインダ光学系に導かれる。ユーザはファインダ光学系を通して被写体を観察することができる。メインミラー131を透過した光はサブミラー132により反射されて焦点検出ユニット134に導かれる。一方、記録用撮像時には、メインミラー131およびサブミラー132はミラー駆動ユニット133によって撮像光路外に退避するように駆動される。これにより、撮像光学系からの光は光学ローパスフィルタ121を透過して撮像素子122に到達する。
撮像素子122は、C−MOSセンサにより構成され、レンズユニット(撮像光学系)100の射出瞳の全域を通る光をそれぞれ受光して該光により形成される被写体像を光電変換(撮像)する複数(水平方向m画素×垂直方向n画素)の撮像画素を含む。撮像素子122は、全撮像画素から独立して出力が可能なように構成されている。また、撮像素子122における撮像画素以外の画素または全ての撮像画素はそれぞれ、複数の光電変換部としてのサブ画素を有する。複数のサブ画素は、レンズユニット100の射出瞳における互いに異なる一部の領域(以下、部分瞳領域という)を通った光を受光する。複数のサブ画素のそれぞれからの出力を用いることで、撮像面での位相差検出方式の焦点検出が可能となる。この撮像面での焦点検出結果を用いることで撮像面位相差AFを行うこともできる。光学ローパスフィルタ121は、撮像素子122からの出力を用いて生成される撮像画像の偽色やモアレを軽減するために設けられている。撮像光学系から撮像素子122により撮像系が構成される。
図2には、本実施例における撮像素子122の画素配列を示す。図2は、C−MOSセンサのうち4列×4行の範囲の撮像画素の配列を示している。このうち2行×2列の撮像画素からなる画素群200は、左上に配置されたR(赤)の分光感度を有する画素200Rと、右上と左下に配置されたG(緑)の分光感度を有する画素200Gと、右下に配置されたB(青)の分光感度を有する画素200Bとを含む。さらに、各撮像画素は2列×1行(すなわち対をなす)の第1サブ画素201と第2サブ画素202とにより構成されている。撮像素子122は、このような撮像画素および対のサブ画素を撮像面上に多数配置することで、撮像画像を生成するための撮像信号と焦点検出のための焦点検出信号の取得を可能としている。
図2には、対のサブ画素201,202が水平方向に並べられて射出瞳を水平方向に2つに分割(瞳分割)する場合を示しているが、垂直方向に瞳分割してもよい。また、水平および垂直方向の両方に瞳分割するために、サブ画素を複数列×複数行に配置してもよい。後述するように本実施例ではこれらのサブ画素から出力された信号を用いて、焦点位置を疑似的に動かした画像(リフォーカス画像)を再構成(生成)する。この際、基本的には、瞳分割数が多いほどより良好なリフォーカス画像を生成することができる。
なお、本実施例では各撮像画素が対のサブ画素を含む場合について説明するが、撮像画素と対のサブ画素とを別々の画素として構成し、複数の撮像画素の配列内に対のサブ画素としての焦点検出画素を部分的(離散的)に配置してもよい。
カメラ駆動/制御系は、撮像素子駆動回路123、カメラMPU(制御手段)124、画像処理回路125、撮像面位相差焦点検出部126、表示部127、操作スイッチ(SW)部128およびメモリ129を有する。
撮像素子駆動回路123は、撮像素子122の動作を制御するとともに、撮像素子122から取得した撮像信号および焦点検出信号をA/D変換してカメラMPU124に送る。画像処理回路125は、A/D変換された撮像信号に対するγ変換およびカラー補間等の画像処理を行って撮像画像を生成したり、撮像画像のJPEG圧縮を行ったりする。また、画像処理回路125は、撮像画像から撮像後に任意の焦点位置に合焦位置を変更したリフォーカス画像を生成する。リフォーカス画像の生成についての詳細は後述する。
カメラMPU124 は、AF(フォーカス制御)やAE(自動露出制御)等に必要な演算を行うとともに、撮像素子駆動回路123、画像処理回路125、撮像面位相差焦点検出部126および表示部127を制御する。カメラMPU124は、マウントMに設けられた信号線を介してレンズユニット100内のレンズMPU112と接続されている。カメラMPU124は、レンズMPU112に対して、フォーカス位置やズーム位置の送信要求やフォーカスレンズ群103の駆動(フォーカス駆動)を要求するフォーカス駆動要求を発行する。また、カメラMPU124は、レンズMPU112からレンズメモリ113に格納されたレンズユニット100に固有の光学情報を取得する。
また、カメラMPU124には、焦点検出に用いる調整値や補正値を含む諸パラメータを記憶するEEPROM124aと、変数を記憶するRAM124bと、カメラ本体120の動作を制御するプログラムを格納するROM124cが内蔵されている。さらにカメラMPU124は、後述するAF補正値を取得(算出)する処理も行う。
表示部127は、LCD等の表示デバイスを含み、撮像モードに関する情報、記録用撮像前の撮像画像であるプレビュー画像、記録用撮像画像を確認するための確認用画像および上述した合焦画像等を表示する。操作SW部128は、電源スイッチ、レリーズ(撮像トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮像モード選択スイッチ等を含む。メモリ129は、着脱可能なフラッシュメモリであり、記録用撮像画像を記録する。
AFに必要となるデフォーカス量の検出(算出)は、位相差検出方式での焦点検出を行う焦点検出ユニット134と該焦点検出ユニット134からの出力を取得するカメラMPU124とが行う。焦点検出ユニット134とカメラMPU124とにより焦点検出手段が構成される。
焦点検出ユニット134は、2次結像光学系と、2つ(対)の焦点検出センサとしての光電変換素子列(ラインセンサ)とを有する。2次結像光学系は、サブミラー132からの光を2分割することでレンズユニット100の射出瞳のうち互いに異なる2つ(対)の部分瞳領域を通過した対の光束に対の被写体像を形成させる。対のラインセンサは、該対の被写体像を光電変換して、デフォーカス量に応じた位相差を有する対の位相差像信号を生成する。焦点検出ユニット134は、このようにして生成された対の位相差像信号をカメラMPU124に出力する。
カメラMPU124は、対の位相差像信号に対して相関演算を行うことでこれらの位相差を算出し、該位相差に固有の係数を乗じる等することでデフォーカス量を算出する。ただし、マウントM、サブミラー132および焦点検出ユニット134等の焦点検出に関わる構成部品の公差によるカメラ本体120の個体差により、設計上はデフォーカス量が0の位置に被写体が存在しても必ずしも算出されるデフォーカス量が0にならない。このため、カメラ本体120の製造時(校正工程)に、予め撮像素子122の撮像面に対してピント合わせを行っておき、この状態で算出されるデフォーカス量を0にする調整値(以下、初期調整値という)をEEPROM124aに書き込む。
具体的には、まずカメラ本体120のフランジバック(マウントMから撮像素子122までの距離)を測定して設計値とのずれ量を求める。次に、既知の距離に位置する基準被写体に対して予めピント合わせをした基準レンズの位置をフランジバックのずれ量だけ補正する。続いて、カメラMPU124に基準被写体に対するデフォーカス量を算出させ、算出したデフォーカス量が0にならなければこれを0にする初期調整値を算出してEEPROM124aに書き込む。この後、カメラMPU124は、焦点検出ユニット134の出力を用いて算出したデフォーカス量(調整前デフォーカス量)にEEPROM124aに書き込まれた初期調整値を加算して得られた値をAFに使用するデフォーカス量とする。これにより、カメラ本体120の個体差によらず正確なデフォーカス量の算出が可能となる。初期調整値は、デフォーカス量の算出を行う焦点検出領域ごとに個々に算出されてEEPROM124aに書き込まれる。
また、算出されたデフォーカス量に対して、撮像時における被写体からの光の焦点位置と焦点検出(デフォーカス量算出)時における被写体からの光の焦点位置とのずれ量に対する補正を行うためにベストピント補正値がさらに加算される。焦点位置のずれ量は、撮像素子122と焦点検出ユニット134との分光感度の差やレンズユニット100の球面収差に起因し、レンズユニット100ごとに、かつ焦点検出領域、フォーカス位置およびズーム位置ごとに異なる値となる。ベストピント補正値は、装着されたレンズユニット100のレンズMPU112に記憶されている。レンズMPU112は、上述したフォーカス位置検出部およびズーム位置検出部からフォーカス位置およびズーム位置を取得し、これに対応するベストピント補正値をカメラMPU124に送信する。
さらに、本実施例では、ユーザが自由に設定できるAF補正値をカメラMPU124内のEEPROM124aに記憶させておくことができる。このようにカメラMPU124は調整前デフォーカス量、初期調整値、ベストピント補正値およびAF補正値を全て加算することでフォーカスレンズ群103の駆動量(以下、フォーカス駆動量という)を算出する。すなわち、
フォーカス駆動量
=調整前デフォーカス量+初期調整値+ベストピント補正値+AF補正値 …(1)
である。カメラMPU124は、こうして算出したフォーカス駆動量をレンズMPU112にフォーカス駆動要求とともに送信してレンズMPU112にフォーカス駆動を行わせることでAFを行う。
AF補正値の設定機能であるマイクロアジャストメント機能について説明する。マイクロアジャストメント機能は、ユーザが撮像画像を通して決めたカメラMPU124が算出するデフォーカス量とその方向を補正するための値をユーザ任意のAF補正値として設定できる機能である。AF補正値による補正後のデフォーカス量を用いてAFを行うことにより、長期間使用による機械的部品の摩耗や様々な温度環境下での使用による光学部品の位置ずれ等の経時劣化により製造時から低下したAF精度をユーザの意図に合わせて補正することができる。したがって、ユーザにとって最適なAF精度が得られる。
マイクロアジャストメント機能におけるAF補正値は、基本的にはユーザが設定メニューに表示された目盛り等を目安として自ら決めて設定することが可能である。本実施例のカメラ本体120は、さらにマイクロアジャストメントサポート(MAS)機能を有し、ユーザがAF補正量を決定するモードであるMASモードを選択することで、カメラMPU124が自動的にAF補正値を設定する。本実施例では、カメラMPU124は、画像処理回路125に焦点位置を擬似的に動かしたリフォーカス画像を複数生成させ、撮像画像と複数のリフォーカス画像のうち最も合焦度が高い画像に対応する焦点位置を用いてAF補正値を取得(算出)する。
図3のフローチャートを用いて、本実施例におけるMASモードでカメラMPU124が行う処理について説明する。コンピュータであるカメラMPU124は、コンピュータプログラムとしての処理プログラムに従って本処理を実行する。カメラMPU124および画像処理回路125により補正値取得手段が構成される。
ステップS001では、カメラMPU124は、操作SW部128を通じてユーザによりMASモードが設定されたか否かを判定し、MASモードが設定された場合はステップS002に進む。
ステップS002では、カメラMPU124は、操作SW部128を通じてユーザによりレリーズボタンが半押しされたか否かを判定し、レリーズボタンが半押しされた場合はステップS003に進み、そうでなければステップS002の判定を繰り返す。
ステップS003では、カメラMPU124は、AFを行う。すなわち、カメラMPU124は、焦点検出ユニット134から対の位相差像信号を取得してこれらの位相差を算出し、さらに該位相差からデフォーカス量を算出して上記式(1)によりフォーカス駆動量を算出する。このとき、すでにMASによりAF補正量のデータ(以下、MAS補正データという)を得ている場合は式(1)におけるAF補正値としてMAS補正データを用いる。なお、撮像画面内に選択可能な焦点検出領域が複数ある場合は、AFを行う焦点検出領域をユーザが選択してもよいし、カメラMPU124が一般的に高精度なAFが可能である画面中央の焦点検出領域を選択してもよい。カメラMPU124は、算出したフォーカス駆動量をレンズMPU112に送信し、フォーカスレンズ群103を駆動させる。こうしてAFが終了すると、カメラMPU124はステップS004に進む。
ステップS004では、カメラMPU124は、焦点検出ユニット134内で被写体像を受光した焦点検出センサ(ラインセンサ)からの出力信号を用いてAF信頼性評価値を算出する。デフォーカス量の算出精度(焦点検出精度)は、被写体が暗いときやコントラストが低いとき等に低下する。AF信頼性評価値は、焦点検出精度が低下するような被写体に対してAF信頼性評価値は低くなるような演算式により算出される。AF信頼性評価値の算出が完了すると、カメラMPU124はステップS005に進む。
ステップS005では、カメラMPU124は、ステップS004で算出したAF信頼性評価値に基づいてMASが可能か否かを判定する。カメラMPU124は、AF信頼性評価値が閾値より高くMASが可能である場合はステップS008に進み、AF信頼性評価値が閾値より低くMASが不可能である場合はステップS006に進む。AF信頼性評価値としては、被写体の輝度やコントラスト等の複数の観点のそれぞれで算出された複数の値が算出される。MASが可能か否かは、すべてのAF信頼性評価値がそれぞれに対して設けられた閾値より高いか否かで判定してもよいし、特定の1または2以上のAF信頼性評価値が閾値より高いか否かで判定してもよい。
ステップS006では、カメラMPU124は、表示部127にAF対象の被写体はMASに不適切であることをユーザに通知するための表示を行う。表示が完了すると、カメラMPU124はステップS007に進む。
ステップS007では、カメラMPU124は、表示部127に再度MASを行うか否かをユーザに選択させるための表示を行う。カメラMPU124は、ユーザが操作SW部128を通じて再度MASを行うことを選択した場合はステップS002に戻り、そうでなければステップS011に進み、本処理を終了する。
ステップS008では、カメラMPU124は、ステップS003でのAFが完了した状態で撮像を行う。さらに、カメラMPU124は、画像処理回路125にその撮像により生成された撮像画像から画像再構成処理としてのリフォーカス処理により複数の再構成画像としてのリフォーカス画像を生成(再構成)させる。リフォーカス処理についての詳細は後述する。リフォーカス画像の生成が完了すると、カメラMPU124はステップS009に進む。
ステップS009では、カメラMPU124は、撮像画像およびステップS008で生成された複数のリフォーカス画像を含む複数の候補画像の中から最も合焦度が高い画像(特定画像:以下、合焦画像という)を選択する。この際、カメラMPU124は、後述するように定量的に算出した合焦評価値を用いて合焦画像を選択してもよい。また、ユーザが表示部127に表示された複数の候補画像を見て、最も合焦度が高いと判定した画像を合焦画像として選択してもよい。
次にステップS010では、カメラMPU124は、ステップS009で合焦画像がステップS008で生成された複数の候補画像の中にあったか否か、つまりは合焦画像が無くて再撮像が必要か否かを判定する。再撮像が必要と判断したカメラMPU124はステップS011に進み、そうでなければステップS014に進む。
ステップS011では、カメラMPU124は、再撮像に際してのフォーカスレンズ群103の駆動方向と駆動量を決定する。駆動方向は、より合焦度が高くなる合焦方向である。ステップS010〜ステップS011での再撮像に関してカメラMPU124が行う処理についての詳細は後述する。再撮像のためのフォーカスレンズ群103の駆動方向と駆動量を決定したカメラMPU124はステップS012に進む。
ステップS012では、カメラMPU124は、レンズMPU112を通じてステップS011で決定した駆動方向に決定した駆動量だけフォーカスレンズ群103を駆動する。なお、この際、撮像素子122が光軸方向OAに移動可能な構成を有する場合は、撮像素子122を合焦方向に駆動(フォーカス駆動)してもよい。
次にステップS013では、カメラMPU124は再撮像を行う。再撮像が完了すると、カメラMPU124はステップS008に戻り、画像処理回路125にステップS013での再撮像により生成された撮像画像から複数のリフォーカス画像を生成させる。
一方、ステップS014では、カメラMPU124は、ステップS003で得られたフォーカス駆動量と、再撮像を行った場合はステップS011で決定した駆動量と、ステップS009で選択された合焦画像に対応する焦点位置とを用いてAF補正値を算出する。そして、こうして算出したAF補正値を、EEPROM124aに記録する。AF補正値の算出および記録が完了すると、カメラMPU124は本処理を終了する。
図4を用いて画像処理回路125が行うリフォーカス(画像再構成)処理について説明する。リフォーカス処理では、撮像画像に含まれる撮像素子122の第1および第2サブ画素201,202(図2参照)に対応する画素信号を、生成するリフォーカス画像に対応する焦点位置にある焦点面(再構成面)での画素配置に従って相対的にシフトして加算する。これにより、任意の焦点位置で合焦度が高いリフォーカス画像を得ることができる。リフォーカス処理により生成されたリフォーカス画像は表示部127に表示される。
図4では、iを整数として、撮像素子122の撮像面1210に配置された列方向i番目の撮像画素における第1サブ画素201の出力信号から生成された画素信号を第1サブ画素信号Aiとして示している。また、同撮像画素における第2サブ画素201の出力信号から生成された画素信号を第2サブ画素信号Biとして示している。第1サブ画素信号Aiと第2サブ画素信号Biはそれぞれ、光(主光線)の強度の情報だけでなく入射角度(θa,θb)の情報も有する。第1サブ画素信号Aiを入射角度θaの方向に仮想結像面1220まで平行移動させるとともに、第2サブ画素信号Biを入射角度θbの方向に仮想結像面1220まで平行移動させてこれらを加算する。これにより、仮想結像面1220での画素信号としてのリフォーカス画素信号を生成することができる。
第1サブ画素信号Aiを入射角度θaの方向に仮想結像面1220まで平行移動させることは、第1サブ画素信号Aiを列方向に+0.5画素分シフトすることに相当する。一方、第2サブ画素信号Biを入射角度θbの方向に仮想結像面1220まで平行移動させることは、第2サブ画素信号Biを列方向に−0.5画素分シフトすることに相当する。このため、第1サブ画素信号Aiと第2サブ画素信号Biとを相対的に+1画素シフトさせ、AiとBi+1とを加算することで仮想結像面1220でのリフォーカス画素信号を生成することができる。同様に、第1サブ画素信号Aiと第2サブ画素信号Biとを整数画素分シフトさせて加算することで、整数シフト量に応じた仮想結像面でのリフォーカス画素信号を生成することができる。
本実施例におけるリフォーカス画像が生成可能な範囲(リフォーカス可能範囲)について図5を用いて説明する。ここでは、部分瞳領域1311,1312をそれぞれ通過した光を受光した第1および第2サブ画素201,202からの出力信号により生成された第1および第2サブ画素信号のうち一方を単にサブ画素信号という。
許容錯乱円をδとし、撮像光学系の絞り値をFとすると、絞り値Fでの被写界深度は±Fδである。許容錯乱円δは、δ=2ΔX(画素周期ΔXのナイキスト周波数である1/(2ΔX)の逆数)等で定義される。
これに対して、N×N(2×1)分割されて狭くなった部分瞳領域1311または1312の水平方向の実効絞り値F01は、F01=NFと暗くなる。これに伴い、サブ画素信号の実効的な被写界深度は±NFδとN倍深くなり、合焦範囲がN倍に広がる。つまり、実効的な被写界深度±NFδの範囲内においては、サブ画素信号毎に合焦した被写体像が取得されていることになる。
このため、この被写界深度±NFδの範囲内の被写体を撮像する限りにおいて、図3に示した主光線の入射角度θaまたはθbの方向にサブ画素信号を平行移動するリフォーカス処理により、撮像後に合焦位置を再調整(リフォーカス)することができる。すなわち、撮像後にリフォーカスできる撮像面からのデフォーカス量dの範囲は概ね次式で表現される。
(数1)
|d|≦NH
次に図6(a),(b),(c)を用いて、リフォーカス画像の中から合焦画像を選択する処理について説明する。複数の候補画像の合焦度およびそれらの関係に応じて処理が異なる。
図6(a)には、複数の候補画像に合焦画像が含まれる例を示している。図6(a)の上段には、撮像画像に対応する焦点位置を示している。中段には、撮像画像および該撮像画像からリフォーカス処理によって生成された4つのリフォーカス画像(すなわち5つの候補画像)のそれぞれに対応する焦点位置を示している。この例では、撮像画像に対応する焦点位置を中心として、擬似的に焦点位置を至近側と無限遠側にそれぞれ2ステップずつずらしたリフォーカス画像を生成している。下段には、これら候補画像のそれぞれに対してカメラMPU124が算出した合焦評価値を示している。合焦評価値が高いほど合焦度が高いことを示す。そして、カメラMPU124は、後述するように合焦評価値が最も高い候補画像(この例では撮像画像)を合焦画像として選択する。合焦評価値は、各画像の特定領域についてコントラスト値を算出する等の公知の方法で定量的に算出することができる。また、この合焦評価値を用いるのではなく、前述したようにユーザが候補画像を見て最も合焦度が高いと思う画像を合焦画像として選択してもよい。
図6(a)の下段においては、5つの候補画像の中に合焦評価値が最も高い候補画像が存在し、かつ5つの候補画像のうち最も至近側と最も無限遠側の焦点位置に対応する候補画像の合焦評価値が最も低い。この場合は、カメラMPU124は、合焦評価値が最も高い候補画像を合焦画像として選択(判定)する。
図6(b)には、複数の候補画像に合焦画像が含まれない例を示している。図6(b)の上段、中段および下段には図6(a)と同様に撮像画像の焦点位置、5つの候補画像の焦点位置および候補画像の合焦評価値をそれぞれ示している。
図6(b)の下段において、5つの候補画像の中に合焦評価値が最も高い候補画像が存在するが、その候補画像は5つの候補画像のうち最も至近側および最も無限遠側のうち一方(図の右側)の焦点位置に対応する。また、5つの候補画像のうち最も至近側および最も無限遠側のうち他方(図の左側)の焦点位置に対応する候補画像の合焦評価値が最も低い。この場合、図中のより右側(以下、合焦方向という)の焦点位置に対応する候補画像の合焦評価値がさらに高い可能性がある。つまり、リフォーカス可能範囲外にて合焦画像を取得できる可能性がある。このため、本実施例では、フォーカスレンズ群103を合焦方向に移動させて再撮像およびリフォーカス処理を行う。
図6(c)には、図6(b)に示した1回目の撮像およびリフォーカス処理の後、フォーカスレンズ群103を合焦方向に移動させて2回目の撮像を行い、この撮像により得られた撮像画像を用いてリフォーカス処理を行った結果を示している。図6(c)の上段、中段および下段にも、図6(a)と同様に撮像画像の焦点位置、5つの候補画像の焦点位置および候補画像の合焦評価値をそれぞれ示している。
図6(c)の下段には、2回目の撮像およびリフォーカス処理で得られた5つの候補画像の中に最も合焦評価値が高い候補画像が存在し、かつ最も至近側と最も無限遠側の焦点位置に対応する候補画像の合焦評価値が最も低くなった例を示している。カメラMPU124は、合焦評価値が最も高い候補画像を合焦画像として選択(判定)する。
なお、2回等、所定の複数回数の撮像およびリフォーカス処理を行っても合焦画像が選択できない場合がある。この場合、カメラMPU124は、AF補正値を算出する時間を短縮するために、図7に示すように今回と前回の撮像およびリフォーカス処理で得られた合焦評価値を用いた外挿処理を行って合焦位置を推測してもよい。
以上説明した本実施例によれば、1回の撮像およびリフォーカス処理により、フォーカスレンズ群103を駆動しなくても互いに異なる焦点位置に対応する複数の候補画像を取得することができる。つまり、フォーカスレンズ群103の駆動制御性に寄らず一定のデフォーカス間隔でずれた焦点位置に対応する複数の候補画像を取得することができる。しかも、カメラ本体120を動かないように固定する必要もなくなる。このため、複数の候補画像を取得するためのユーザの手間を削減することができるとともに、より精度の高いAF補正値を得ることがきる。
また、本実施例によれば、1回の撮像およびリフォーカス処理では合焦画像を選択できなかった場合は、ユーザによる合焦方向の判断がなくても自動的に合焦画像を選択できる可能性がある合焦方向にフォーカスレンズ群103が駆動される。このため、再度の撮像およびリフォーカス処理が行われることで、合焦画像を選択できる可能性が高まる。このように、再撮像を行う際のユーザの手間も削減することができる。
本実施例では、撮像素子122とは別に設けられた焦点検出ユニット134を用いてデフォーカス量を算出(検出)する場合について説明したが、撮像素子122を用いた撮像面位相差検出方式でデフォーカス量を検出してもよい。
本実施例では、交換レンズ式一眼レフカメラとしての撮像装置について説明したが、撮像装置はビデオカメラ、携帯電話(スマートフォン)およびAF機能を有する各種撮像装置であってもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 レンズユニット
103 フォーカスレンズ群
120 カメラ本体
122 撮像素子
124 カメラMPU
124a EEPROM
125 画像処理回路

Claims (7)

  1. 撮像光学系の射出瞳のうち互いに異なる瞳領域を通過した光線をそれぞれ光電変換する複数の画素を有する撮像素子と、
    前記撮像光学系のデフォーカス量を検出する焦点検出手段と、
    前記デフォーカス量の補正に用いられる補正値を取得する補正値取得手段と、
    前記補正後のデフォーカス量に基づいてフォーカス制御を行う制御手段とを有し、
    前記補正値取得手段は、
    前記撮像素子を用いた撮像により生成された撮像画像を用いて、該撮像画像に対応する焦点位置とは異なる焦点位置に対応する複数のリフォーカス画像を生成し、
    前記撮像画像および前記複数のリフォーカス画像を含む複数の候補画像のうち特定画像に対応する焦点位置を用いて前記補正値を取得することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記補正値取得手段は、前記複数の候補画像のうちユーザにより選択された候補画像を前記特定画像として選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記補正値取得手段は、
    前記複数の候補画像のそれぞれの合焦度を示す合焦評価値を算出し、
    前記複数の候補画像のうち前記合焦評価値が最も高い合焦度を示す候補画像を前記特定画像として選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記補正値取得手段は、前記複数の候補画像のうち最も至近側および最も無限遠側の焦点位置とは異なる焦点位置に対応する候補画像の中から前記特定画像を選択することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記補正値取得手段は、前記複数の候補画像の中に前記特定画像がない場合は、至近側および無限遠側のうち前記合焦評価値が示す合焦度が高い側にフォーカス駆動を行って再び撮像を行うことにより新たな複数の候補画像を生成し、
    該新たな複数の候補画像の中から前記特定画像を選択することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記補正値取得手段は、所定の複数回数の前記撮像および前記リフォーカス画像の生成によりそれぞれ得られた前記複数の候補画像の中に前記特定画像がない場合は、これら候補画像の前記合焦評価値を用いた外挿処理により合焦位置を求め、該合焦位置を用いて前記補正値を取得することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 撮像光学系の射出瞳のうち互いに異なる瞳領域を通過した光線をそれぞれ光電変換する複数の画素を有する撮像素子を有し、前記撮像光学系のデフォーカス量を検出し、補正値を用いた補正後の前記デフォーカス量に基づいてフォーカス制御を行う撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置に、
    前記撮像素子を用いた撮像により生成された撮像画像を用いたリフォーカス処理により、該撮像画像に対応する焦点位置とは異なる焦点位置に対応する複数のリフォーカス画像を生成させ、
    前記撮像画像および前記複数のリフォーカス画像を含む複数の候補画像のうち特定画像に対応する焦点位置を用いて前記補正値を取得することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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