JP2018001660A - 3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラム - Google Patents

3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラム Download PDF

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治 安井
正臣 坂本
Masaomi Sakamoto
正臣 坂本
陽介 田代
Yosuke Tashiro
陽介 田代
慎也 宮森
Shinya Miyamori
慎也 宮森
哲宏 井上
Tetsuhiro Inoue
哲宏 井上
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Fumihiko Ogasawara
文彦 小笠原
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Abstract

【課題】1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができる3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムを提供する。」【解決手段】データ生成装置100は、造形物900の複数の監視点910の高さを算出するための測定点962を含む測定体960の断面形状データを造形物900の断面形状データに付加する測定体データ付加部118と、測定点962の高さの測定値を受け付ける測定値受付部122と、複数の監視点910の高さの予め定められた高さからのずれ量を算出するずれ量算出部124と、ずれ量を低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正部128とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、光硬化性樹脂液に光を照射して光硬化層を形成する段階と、光硬化層の上に光硬化性樹脂液を供給する段階とを繰り返すことによって、複数層の光硬化層を順次積み重ねて、所望の3次元形状を形成する方法において、3次元形状を構成するための光硬化層と別位置に、光硬化層の形成と同時に同じ手法で検出用光硬化層を形成しておき、この検出用光硬化層の表面位置を検出することよって、光硬化層の上に供給する光硬化性樹脂液の液厚を制御することを特徴とする3次元形状の形成方法が記載されている。
特許第2561328号公報
複数の層を重ねて造形物を造形する際に、造形物に傾きやゆがみが生じることがある。
本発明は、1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができる3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加部と、測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付部と、前記測定値受付部が受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出部と、前記ずれ量算出部により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正部と、を有する3次元データ生成装置である。
請求項2に係る本発明は、前記データ補正部は、前記ずれ量算出部が算出した監視点の高さが予め定められた高さよりも低い場合に、造形物における追加の層が造形されるように断面形状データを追加する請求項1記載の3次元データ生成装置である。
請求項3に係る本発明は、前記データ補正部は、前記ずれ量算出部が算出した監視点の高さが予め定められた高さより高い場合に、造形物の少なくとも一部が造形されなくなるように断面形状データを補正する請求項1又は2記載の3次元データ生成装置である。
請求項4に係る本発明は、前記データ付加部は、1つの監視点の高さを複数の測定点の測定値から算出する請求項1から3のいずれかに記載の3次元データ生成装置である。
請求項5に係る本発明は、前記データ付加部は、1つの監視点の高さを監視点を含む線分上に位置する2つの測定点の測定値から算出する請求項4記載の3次元データ生成装置である。
請求項6に係る本発明は、前記データ付加部は、1つの監視点の高さを監視点を含む平面上に位置する3つの測定点の測定値から算出する請求項4記載の3次元データ生成装置である。
請求項7に係る本発明は、前記ずれ量算出部がずれ量を算出する造形物における層を、造形物の形状に応じて決定する算出層決定部をさらに有する請求項1から6のいずれかに記載の3次元データ生成装置である。
請求項8に係る本発明は、前記ずれ量算出部が算出したずれ量が予め定められた所定の値以上である場合に造形を中断する請求項1から7のいずれか記載の3次元データ生成装置である。
請求項9に係る本発明は、測定体が造形物と異なる材料で造形されるようにデータを生成する請求項1から8のいずれかに記載の3次元データ生成装置である。
請求項10に係る本発明は、造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加部と、測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付部と、前記測定値受付部が受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出部と、前記ずれ量算出部により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正部と、前記データ補正部が補正した断面形状データを用いて造形物を出力する出力部と、を有する3次元造形装置である。
請求項11に係る本発明は、造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加工程と、測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付工程と、前記測定値受付工程で受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出工程と、前記ずれ量算出工程により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正工程と、を有する造形物の製造方法である。
請求項12に係る本発明は、造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加工程と、測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付工程と、前記測定値受付工程で受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出工程と、前記ずれ量算出工程により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正工程と、前記データ補正工程で補正された断面形状データを用いて造形物を出力する出力工程と、を有する造形物の造形方法である。
請求項13に係る本発明は、造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加ステップと、測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付ステップと、前記測定値受付ステップで受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出ステップと、前記ずれ量算出ステップで算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項14に係る本発明は、造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加ステップと、測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付ステップと、前記測定値受付ステップで受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出ステップと、前記ずれ量算出ステップで算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正ステップと、前記データ補正ステップで補正された断面形状データを用いて造形物を出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができる3次元データ生成装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、層の厚さを変更するために3次元データを修正する技術とは異なり、造形物の層そのものの厚さを変化させず造形物の高さを高くすることができる。
請求項3に係る本発明によれば、造形物の全部分が造形されなくなるようにする技術ではできない造形物の位置に応じた高さの調整をすることができる。
請求項4に係る本発明によれば、1つの測定点から監視点の高さを算出する技術と比較して、監視点の高さの算出を正確にすることができる。
請求項5に係る本発明によれば、監視点を含む線分上に2つの測定点が位置していない技術と比較して、監視点の位置を容易に算出することができる。
請求項6に係る本発明によれば、監視点を含む平面上に3つの測定点が位置していない技術と比較して、監視点の位置を簡単に算出することができる。
請求項7に係る本発明によれば、全ての層のずれ量を常に算出する技術と比較して、造形に要する時間を短縮することができる。
請求項8に係る本発明によれば、ずれ量が大きく十分な値までの低減ができない場合に、造形を中止することができる。
請求項9に係る本発明によれば、造形材料の種類にかかわらず、測定しやすい材料で測定体を造形することができる。
請求項10に係る本発明によれば、1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができる3次元造形装置を提供することができる。
請求項11に係る本発明によれば、1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができる3次元造形装置の製造方法を提供することができる。
請求項12に係る本発明によれば、1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができる3次元造形装置の製造方法を提供することができる。
請求項13に係る本発明によれば、1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができるプログラムを提供することができる。
請求項14に係る本発明によれば、1つの監視点の高さを測定する技術では低減することができない造形物の傾きやゆがみを低減することができるプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る3次元造形システムを示す図である。 図1に示す造形システムで造形された造形物の例を示す図である。 図1に示す3次元造形システムが有する3次元造形装置を示す図である。 図3に示す3次元造形装置が有する制御部を示すブロック図である。 図1に示すデータ生成装置の機能的構成を示すブロック図である。 図6(A)は断面形状データの補正を説明する模式図であって、図6(B)は断面形状データの追加を説明する模式図である。 図7(A)は、監視点決定部が決定した監視点の第1の例を示す図であり、図7(B)は監視点決定部が決定した監視点の第2の例を示す図であり、図7(c)は監視点決定部が決定した監視点の第3の例を示す図である。 図8(A)は、測定点決定部が決定した測定点の例を示す図であり、図8(B)は、測定点の高さの測定結果からの監視点の高さの算出を説明する図である。 算出層決定部による監視点の高さを算出する層の決定の例を説明する図である。 データ生成装置によるデータの生成を説明する第1のフローチャートである。 データ生成装置によるデータの生成を説明する第2のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る造形装置の機能的構成を示すブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。図1には、本発明の第1の実施形態に係る3次元造形システム10が示されている。3次元造形システム10は、データ生成装置100と3次元造形装置500とを有し、データ生成装置100と3次元造形装置500とがネットワーク700に接続されている。
3次元造形システム10においては、データ生成装置100において3次元データが生成され、生成された3次元データがネットワーク700を介して3次元造形装置500に送信され、送信された3次元データに基づいて3次元造形装置500が造形物900(例えば図2を参照)と、測定体960(例えば図2を参照)とを造形する。測定体960は、造形物900を造形する過程で、造形物900と同時に造形物900と同じ方法で造形される部材である、造形物900と測定体960との詳細は後述する。
データ生成装置100としては、例えばパーソナルコンピュータを用いることができる。データ生成装置100と3次元造形装置500との詳細は後述する。
図2には、3次元造形システム10で造形される造形物900と測定体960とが示されている。造形物900は、例えば4個等の複数の監視点910を有する。監視点910は、載置面(後述する造形ステージ510の上向きの面)からのる高さが監視される位置である。また、造形物900の一部は、サポート材を用いて造形されているサポート材積層部990に支持されている(図3も参照)。ここで、サポート材積層部990とは、造形物900の重力方向における下方に造形材料が積層されていない部分がある場合に、造形物900を下側から支えるために造形されるものであり、造形物900の造形完了後に、例えば水洗いする等の方法で造形物900から除去される。
上述のように造形物900は複数の監視点910を有している。このため、複数の監視点910の高さを組み合わせて用いることで、監視点910が1つである場合は検知することができない造形物900の上向きの面の傾きや、造形物900の歪みを検知することができるようになる。
測定体960は、例えば4個等の複数が、造形物900の周囲に、例えば造形物900から離れた状態となるように造形される。測定体960は、それぞれが測定点962を有する。測定点962は、監視点910の高さを算出するために高さが測定される点であり、載置面(後述する造形ステージ510の上向きの面)からの高さが監視される位置である。
測定体960は、造形物900とは異なる材料を用いて造形されることが望ましい。すなわち、データ生成装置100が、測定体960が造形物900と異なる材料で造形されるようにデータを生成することが望ましい。測定体960は、例えばサポート材を用いて造形されてもよいし、サポート材以外の造形材料とは異なる材料を用いて造形されてもよい。測定体960を造形物900とは異なる材料で造形することで、例えば造形材料が光沢のある材料であり、測定に適していない材料である場合でも、測定体960を測定点962の高さを測定しやすい材料を用いて造形することができるようになる。
図3には、3次元造形装置500が示されている。3次元造形装置500は、所謂インクジェット法、より詳細には所謂インクジェット紫外線硬化型積層造形法を採用している。以下の説明においては、3次元造形装置500として、インクジェット紫外線硬化型積層造形法を採用した場合を例として示すものの、3次元造形装置500は、他の方式を採用したものであってもよい。すなわち、3次元造形装置500は、例えば、FDM(Fused Deposition Modeling)とも称される熱溶解積層法、SLS(Selective Laser Sintering)とも称される粉末焼結法、粉末固着法、石膏積層法、STL(Stereo Lithography)とも称される光造形法、LOM(Laminated Object Manufacturing)とも称されるシート材積層法等の方式を採用した3次元造形装置であってもよい。
図3に示すように、3次元造形装置500は造形ステージ510を有する。3次元造形装置500では、造形ステージ510の上側の面に造形材料が積層されるようにして造形物900が造形される。また、造形ステージ510の上側の面には、必要に応じて先述のサポート材積層部990が造形される。
造形ステージ510にはZ軸方向移動機構520が連結されている。造形ステージ510は、Z軸方向移動機構520を駆動させることでZ軸方向(上下方向)に移動することができるようになっている。
3次元造形装置500は、ヘッド部530を有し、ヘッド部530はヘッド部本体532を有する。ヘッド部本体532には、X軸方向移動機構534が連結されている。ヘッド部530は、X軸方向移動機構520を駆動させることでX軸方向(図2における左右方向)に移動することができるようになっている。また、ヘッド部本体532には、Y軸方向移動機構536が連結されている。ヘッド部530は、Y軸方向移動機構536を駆動させることでY軸方向(図2における紙面と交わる方向)に移動することができるようになっている。
ヘッド部530は、造形材料射出ノズル540をさらに有する。造形材料射出ノズル540は、造形材料貯蔵部542に貯蔵されている造形材料を造形ステージ510に向けて射出する。造形材料としては、光硬化性樹脂を用いることができる。
ヘッド部530は、サポート材射出ノズル550をさらに有する。サポート材射出ノズル550は、サポート材貯蔵部552に貯蔵されているサポート材を造形ステージに向けて射出する。
測定体960を、サポート材以外の材料であって、造形材料以外の材料を用いて造形する場合は、測定体960を造形するための造形材料射出ノズル540、サポート材射出ノズル550位外の第3の射出ノズルがヘッド部本体532に装着され、この第3の射出ノズルに材料を供給するための造形材料貯蔵部542、サポート材貯蔵部552以外の第3の貯蔵部が設けられる。
ヘッド部530は、平滑化装置560を有する。平滑化装置560は、造形ステージ510へと射出された造形材料とサポート材とを平滑化する。平滑化装置560は、過剰な造形材料と過剰なサポート材とを掻き取るように回転する回転部材562を例えば有する。
ヘッド部530は、光照射装置570を有する。光照射装置570は、光を照射することで、造形ステージ510に射出された造形材料を硬化させ、さらには、造形ステージ510に照射されたサポート材を硬化させる。
3次元造形装置500は、測定装置592をさらに有する。測定装置592は、測定体960の測定点962の高さを測定し、測定値を後述する測定値受付部122(図5を参照)へと送信する。
図4は、3次元造形装置500が有する制御部580を示すブロック図である。図4に示すように、制御部580は制御回路582を有し、制御回路582に、ネットワーク700(図1を参照)と通信インターフェイス584とを介し、データ生成装置100(図1を参照)で生成されたデータが入力される。また、制御回路582には、測定装置592で測定された測定値が入力される。
また、3次元造形装置500においては、制御回路582からの出力によりX軸方向移動機構534と、Y軸方向移動機構536と、Z軸方向移動機構520と、造形材料射出ノズル540と、サポート材射出ノズル550と、平滑化装置560と、光照射装置570とが制御される。
以上のように構成された3次元造形装置500では、制御回路582は、X軸方向移動機構534にヘッド部530を右側へと移動させつつ、造形材料射出ノズル540に造形ステージ510へと造形材料を射出させ、サポート材射出ノズル550に造形ステージ510へとサポート材を射出される。そして、制御回路582は、X軸方向移動機構534にヘッド部530を右側から左側へと移動させつつ、平滑化装置560に造形材料とサポート材とを平滑化させ、さらには光照射装置570に造形材とサポート材とを硬化させる。
そして、主走査方向(X軸方向)における一定幅の造形を終了させると、制御回路582は、Y軸方向移動機構536に、ヘッド部530を副操作方向に(Y軸方向)に移動させ、さらには主走査方向における一定幅方向の造形を繰り返させる。
以上の動作を繰り返させることにより、一層分の造形物900の造形と、一層分の測定体960との造形を完了させると、制御回路582は、Z軸方向移動機構520に、造形ステージ510を下方向(Z軸方向)に造形物900の一層の厚さ分だけ下降させる。そして、制御回路582は、造形物900のすでに造形がなされた部分に積層させるようにして造形物900の次の層の造形をさせ、測定体960のすでに造形がなされた部分に積層させるようにして測定体960の次の層を造形させる。
以上の動作を繰り返すことにより、3次元造形装置500は、硬化させた造形材料を積層させるようにして造形物900を造形し、造形物900を造形することと同時に、造形物900を造形する方法と同じ方法で測定体960を造形する。
図5は、データ生成装置100の機能的構成を示すブロック図である。図5に示すように、データ生成装置100は、3次元データ受付部110を有する。3次元データ受付部110は、3次元データを受け付ける。この実施形態では、3次元データ受付部110が、3次元データとしてSTL(Standard Triangulated Language)データを受け付ける構成を例として説明をするものの、3次元データ受付部110で3次元CAD(Computer Aided Design)のデータ、3次元CG(computer graphics)のデータ、3Dスキャナによるデータ等を受け付けて、受け付けたデータを、データ生成装置100側でSTLデータに変換するようにしてもよい。
ここで、STLデータとは、3次元形状を表現するデータを保存するファイルフォーマットの一つであるSTLフォーマットのデータであり、3次元データを、多数の三角形の頂点の座標と、これらの多数の三角形の面の法線ベクトルとで示すデータである。
データ生成装置100は、断面形状データ生成部112をさらに有する。断面形状データ生成部112は、3次元データを、例えば水平方向に輪切りにした断面形状データ(スライスデータ、積層データ)に変換する。
データ生成装置100は、監視点決定部114をさらに有する。監視点決定部114は、造形物900のどの位置を監視点910とするのかを決定する。この際、監視点決定部114は、複数の監視点910の位置をそれぞれに決定する。監視点決定部114による監視点910の決定の詳細は後述する。
データ生成装置100は、測定点決定部116をさらに有する。測定点決定部116は、測定体960のどの位置を測定点962とするのかを決定する。測定点決定部116による測定点962の決定の詳細は後述する。
データ生成装置100は、測定体データ付加部118をさらに有する。測定体データ付加部118は、断面形状データ生成部112が生成した造形物900の断面形状データに、測定体960の断面形状データを付加する。より具体的には、測定体データ付加部118は、造形物900における高さが監視される複数の監視点910の高さを算出するために測定される測定点962を含む測定体960の断面形状データを、造形物900の断面形状データに付加し、追加する。
このように、測定体データ付加部118において造形物900の断面形状データに測定体960の断面形状データが付加され、造形物900の断面形状データに測定体960の断面形状データが付加されたデータを用いて造形がなされるため、上述のように、測定体960は、造形物900と同時に造形物900と同じ方法で造形されることになる。
データ生成装置100は、測定値受付部122を有する。測定値受付部122は、測定装置592によって測定された測定点962の高さの測定値を受け付ける。
データ生成装置100は、ずれ量算出部124をさらに有する。ずれ量算出部124は、測定値受付部122が受け付けた測定点962の高さの測定値から複数の監視点910の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点910の高さの予め定められた高さ(例えば、3次元データで規定される高さや断面形状データで規定される高さ)からのずれ量をそれぞれに算出する。
データ生成装置100は、算出層決定部126をさらに有する。算出層決定部126は、
造形物900を造形するように積層される複数の層の中のどの層の監視点910の高さをずれ量算出部124が算出するかを決定する。より具体的には、算出層決定部126は、全ての層において監視点910の高さを算出するように決定をしたり、予め定められた所定数ごと監視点910の高さを算出するように決定をしたりする。
データ生成装置100は、データ補正部128をさらに有する。データ補正部128は、ずれ量算出部124で算出されたずれ量を低減させるように造形物900の断面形状データを補正する。より具体的には、データ補正部128は、ずれ量算出部124が算出した監視点910の高さが予め定められた高さよりも低い場合には、造形物900において追加の層が造形されるように断面形状データを追加する。一方、データ補正部128は、ずれ量算出部124が算出した監視点910の高さが予め定められた高さよりも高い場合には、造形物900の少なくとも一部が造形されなくなるように断面形状データを補正する。
データ生成装置100は、出力指示部132をさらに有する。出力指示部132は、測定体データ付加部118で測定体960の断面形状データが付加された造形物900の断面形状データに基づく出力や、データ補正部128で補正されたり追加されたりした断面形状データに基づく出力を3次元造形装置500に指示する。
図6には、データ補正部128による断面形状データの補正が説明されていて、図6(A)は断面形状データの追加を説明する模式図であって、図6(B)は断面形状データの補正を説明する模式図である。
図6(A)に示すように、ずれ量算出部124で算出された造形物900の監視点910の高さH1が、予め定められた高さH2よりも低い場合には、造形物900における追加の層922が造形されるように、データ補正部128は断面形状データを追加する。すなわち、層922は、第n層と第n+1層の間に追加する層になる。
また、図6(B)に示すように、ずれ量算出部124で算出された造形物900の監視点910の高さH1が、予め定められた高さH2よりも高い場合には、造形物900の少なくとも一部が造形されなくなるように、造形物900における層924の断面形状データを補正する。より具体的には、層924における高さH2よりも全体が上に位置する部分が造形されなくなるように、層924の断面形状データを補正する。すなわち、層924は第n+1層(以降)になる。
図7には、監視点決定部114が決定した監視点910の例が示されている。監視点決定部114は、造形物900の断面形状データが規定する形状における例えば頂点や、例えば端部(上端部、下端部、右端部、左端部、東側端部、西側端部、南側端部、北側端部)を監視点910として定めることができる。
図7(A)に示す例と、図7(B)に示す例とでは、監視点決定部114は、造形物900の第1層(最も下の層)、第n層、第M層(最も上の層)とのそれぞれの層926において、断面形状データが規定する形状である楕円の長軸の端部と短軸の端部とを、それぞれに監視点910として決定している。
図7(C)に示す例では、監視点決定部114は、造形物900の第1層(最も下の層)、第n層、第M層(最も上の層)とのそれぞれの層926において、断面形状データが規定する形状である凹多角形の全ての頂点をそれぞれに監視点910として決定している。
図8には、測定点決定部116が決定した測定点962の例が示されている。図8(A)の上段に示す例においては、測定点962は、監視点決定部114が決定した監視点910を含む線分L上に2つが位置するように定められる。この場合、図8(B)の上段に示すように、ずれ量算出部124は、線分L上に位置する2つの測定点962の高さの測定結果を用いて、監視点910の高さが算出する。また、図8(A)の下段に示す例においては、測定点962は、監視点決定部114が決定した監視点910を含む平面S上に3個が位置するように定められる。この場合、図8(B)の下段に示すように、ずれ量算出部124は、平面S上に位置する3つの測定点962の高さ測定結果を用いて監視点910の高さが算出される。
図9には、算出層決定部126による造形物900におけるずれ量を算出する層の決定の一例が示されている。図9に示すように、造形物900が断面形状における径の変化大きい下段部952と、断面形状における径の変化が小さい上段部954とを有する場合、算出層決定部126は、例えば径の変化の大きい下段部952におけるずれ量の算出頻度を、径の変化が小さい上段部954よりも高くしている。以上のように、この例においては、算出層決定部126は造形物900の形状に応じ、ずれ量算出部124がずれ量を算出する層を決定している。
図10、図11は、3次元造形システム10が造形物900を出力するまでの過程を示すフローチャートである。以下においては、造形物900の層の数をnとし、造形物900の層の総数(断面形状データの総数)は、第1層から第M層までのM個であるとして説明をする。図10、図11に示すように、最初のステップであるステップS10では、3次元データ受付部110が造形物900の3次元データを受け付ける。
次のステップであるステップS12では、断面形状データ生成部112が、3次元データ受付部110が受け付けた3次元データから第1層から第M層までの断面形状データを生成する。
次のステップであるステップS14では、第1層から第M層までのそれぞれの断面形状データについて、造形物900のどの位置を監視点910とするのかを監視点決定部114が決定する。
次のステップであるステップS16では、第1層から第M層までの断面形状データについて、監視点910との位置関係において測定体960のどの位置を測定点962とするのかを測定点決定部116が決定する。
次のステップであるステップS18では、測定体データ付加部118が、断面形状データ生成部112が生成した造形物900の第1層から第M層までの断面形状データのそれぞれに、測定体960の断面形状データを付加する。測定体960の断面形状データの付加に際しては、ステップS16で決定された測定点962が測定体960の表面に位置する状態となるように測定体960の断面形状データが生成される。
次のステップであるステップS20では、造形物900を造形するように積層される第1層から第M層の中のどの層の監視点910の高さをずれ量算出部124が算出するかを算出層決定部126が決定する。
次のステップであるステップS22では、造形物900の第1層から順に処理がなされるように、n=0として初期設定する。
次のステップであるステップS24では、n=n+1として1層分進めて、第1層の処理を開始する。
次のステップであるステップS26では、出力指示部132が第n層のデータの出力を3次元造形装置500へと指示する。
次のステップであるステップS28では、ステップS20における決定に基づいて、第n層が監視点910の高さの算出がなされる層であるか否かの判別をする。
ステップS28で、第n層が監視点910の高さの算出がなされる層であるとの決定がなれた場合、ステップS30に進む。一方、第n層が監視点910の高さの算出がなされる層ではないとの決定がなされた場合は、ステップS38に進む。
次のステップS30では、測定値受付部122が測定体960の測定点962の測定値を測定値受付部122が受け付ける。
次のステップS32では、ずれ量算出部124が、測定値受付部122が受け付けた第n層の測定点962の高さの測定値から第n層における監視点910の高さを算出し、算出された監視点910の高さの予め定められた高さからのずれ量を算出する。
次のステップであるステップS34では、ステップS32で算出されたずれ量がマイナスである監視点が在るか否かを判別がなされる。すなわち、ずれ量算出部124が算出した監視点910の高さが予め定められた高さよりも低い監視点が在るのか否かの判別がなされる。そして、ステップS32で算出されたずれ量がマイナスである監視点が在るとの判別がなされた場合は、ステップS36に進み、ステップS32で算出されたずれ量がマイナスである監視点がないとの判別がなされた場合はステップS38に進む。
ステップS36では、ステップS32で算出されたずれ量が、予め定められた閾値以下であるか否かの判別がなされる。そして、ステップS32で算出されたずれ量が予め定められた閾値以下であるとの判別がなされた場合はステップS40に進み、ステップS32で算出されたずれ量が予め定められた閾値以下でないとの判別がなされた場合は、ステップS42に進む。
ステップS40においては、第n層と第n+1層との間に新たな層が形成されるように、断面形状データが追加される(図6(A)を参照)。そして、ステップS40で追加された断面形状データは、ステップS26において、出力指示部132により出力をするように指示される。
ステップS42では、造形物900の造形を中止するか否かの判別が、例えば操作者の指示に基づいてなされる。そして、ステップS42で造形物900の造形を中止しないとの判別がなされた場合はステップS38に進む。一方、ステップS42で造形物900の造形を中止するとの判別がなされた場合は、一連の処理を終了させる。
上述のように、ステップS36で算出されたずれ量が予め定められた閾値以下ではないとの判別がなされ、さらには、ステップS42で造形を中止するとの判別がなされた場合には造形物900の造形が中止されるため、第nまでにおいて生じたずれ量がすでに修正をすることが困難な大きさとなっている場合等に、造形物900の造形を中止することができる。
ステップS38においては、処理中の第n層が、第M層、すなわち最後の層であるか否かの判別がなされる。そして、処理中の第n層が最後の層であるとの判別がなされた場合は、一連の処理を終了させる。一方、処理中の第n層が最後の層ではないとの判別がなされた場合、ステップS44に進む。
ステップS44においては、ステップS32で算出されたずれ量がプラスである監視点が在るか否かを判別がなされる。すなわち、ずれ量算出部124が算出した監視点910の高さが予め定められた高さよりも高い監視点が在るのか否かの判別がなされる。そして、ステップS32で算出されたずれ量がプラスである監視点が在るとの判別がなされた場合はステップS46に進み、ステップS32で算出されたずれ量がプラスである監視点がないとの判別がなされた場合は、ステップS24に戻り、次(第n+1)層の処理に進む。
ステップS46では、ステップS44で算出されたずれ量が、予め定められた閾値以下であるか否かの判別がなされる。そして、ステップS44で算出されたずれ量が予め定められた閾値以下であるとの判別がなされた場合はステップS48に進み、ステップS44で算出されたずれ量が予め定められた閾値以下でないとの判別がなされた場合は、ステップS50に進む。
ステップS48では、データ補正部128が、第(n+1)層(以降)の断面形状データを、造形物900の少なくとも一部が造形されなくなるように補正する(図6(B)を参照)。ステップS48で補正された断面形状データは、ステップS26に戻り出力するように指示される。
ステップS50では、造形物900の造形を中止するか否かの判別が、例えば操作者の指示に基づいてなされる。そして、ステップS50で造形物900の造形を中止しないとの判別がなされた場合、ステップS26に戻り、第n層の出力が指示される。一方、ステップS42で造形物900の造形を中止するとの判別がなされた場合は、一連の処理を終了させる。
上述のように、ステップS46で算出されたずれ量が予め定められた閾値以下ではないとの判別がなされ、さらには、ステップS50で造形を中止するとの判別がなされた場合には造形物900の造形が中止されるため、第nまでにおいて生じたずれ量がすでに修正をすることが困難な大きさとなっている場合等に、造形物900の造形を中止することができる。
次に本発明の第2の実施形態に係る3次元造形装置500について説明する。先述の第1の実施形態においては、3次元造形装置500は、データ生成装置100と共に3次元造形システム10を構成し、データ生成装置100で生成された3次元データに基づいて造形物900を造形していた。
これに対して、この第2の実施形態においては、3次元造形装置500が3次元データの生成をし、さらには造形物900の造形をする。
図12は、3次元造形装置500の機能的構成を示すブロック図である。図12に示すように、3次元データ受付部110、断面形状データ生成部112、監視点決定部114、測定点決定部116、測定体データ付加部118、測定値受付部122、ずれ量算出部124、算出層決定部126、データ補正部128、出力指示部132との第1の実施形態においては、データ生成装置100が有していた構成を、この第2の実施形態では3次元造形装置500が有している。
また、3次元造形装置500は、出力部590を有している。出力部590は、出力指示部132からの指示を受けて、造形物900を出力する。出力部590は、例えば、造形ステージ510、ヘッド部530等の第1の実施形態に係る3次元造形装置500有する全ての構成を有している。
以上で説明をしたように、本発明は、3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムに適用することができる。
10・・・3次元造形システム
100・・・3次元データ生成装置
114・・・監視点決定部
116・・・測定点決定部
118・・・測定体データ付加部
122・・・測定値受付部
124・・・ずれ量算出部
126・・・算出層決定部
128・・・データ補正
500・・・3次元造形装
900・・・造形物
910・・・監視点
960・・・測定体
962・・・測定点

Claims (14)

  1. 造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加部と、
    測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付部と、
    前記測定値受付部が受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出部と、
    前記ずれ量算出部により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正部と、
    を有する3次元データ生成装置。
  2. 前記データ補正部は、前記ずれ量算出部が算出した監視点の高さが予め定められた高さよりも低い場合に、造形物における追加の層が造形されるように断面形状データを追加する請求項1記載の3次元データ生成装置。
  3. 前記データ補正部は、前記ずれ量算出部が算出した監視点の高さが予め定められた高さより高い場合に、造形物の少なくとも一部が造形されなくなるように断面形状データを補正する請求項1又は2記載の3次元データ生成装置。
  4. 前記データ付加部は、1つの監視点の高さを複数の測定点の測定値から算出する請求項1から3のいずれかに記載の3次元データ生成装置。
  5. 前記データ付加部は、1つの監視点の高さを監視点を含む線分上に位置する2つの測定点の測定値から算出する請求項4記載の3次元データ生成装置。
  6. 前記データ付加部は、1つの監視点の高さを監視点を含む平面上に位置する3つの測定点の測定値から算出する請求項4記載の3次元データ生成装置。
  7. 前記ずれ量算出部がずれ量を算出する造形物における層を、造形物の形状に応じて決定する算出層決定部をさらに有する請求項1から6のいずれかに記載の3次元データ生成装置。
  8. 前記ずれ量算出部が算出したずれ量が予め定められた所定の値以上である場合に造形を中断する請求項1から7のいずれか記載の3次元データ生成装置。
  9. 測定体が造形物と異なる材料で造形されるようにデータを生成する請求項1から8のいずれかに記載の3次元データ生成装置。
  10. 造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加部と、
    測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付部と、
    前記測定値受付部が受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出部と、
    前記ずれ量算出部により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正部と、
    前記データ補正部が補正した断面形状データを用いて造形物を出力する出力部と、
    を有する3次元造形装置。
  11. 造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加工程と、
    測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付工程と、
    前記測定値受付工程で受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出工程と、
    前記ずれ量算出工程により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正工程と、
    を有する造形物の製造方法。
  12. 造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加工程と、
    測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付工程と、
    前記測定値受付工程で受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出工程と、
    前記ずれ量算出工程により算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正工程と、
    前記データ補正工程で補正された断面形状データを用いて造形物を出力する出力工程と、
    を有する造形物の造形方法。
  13. 造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加ステップと、
    測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付ステップと、
    前記測定値受付ステップで受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出ステップと、
    前記ずれ量算出ステップで算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 造形物における高さが監視される複数の監視点の高さを算出するために測定される測定点を含む測定体の断面形状データを造形物の断面形状データに付加するデータ付加ステップと、
    測定点の高さを測定した測定値を受け付ける測定値受付ステップと、
    前記測定値受付ステップで受け付けた測定点の高さから複数の監視点の高さをそれぞれに算出し、算出された複数の監視点の高さの予め定められた高さからのずれ量をそれぞれに算出するずれ量算出ステップと、
    前記ずれ量算出ステップで算出されたずれ量をそれぞれに低減させるように造形物の断面形状データを補正するデータ補正ステップと、
    前記データ補正ステップで補正された断面形状データを用いて造形物を出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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