JP2017533059A - 歯科インプラントの埋入用キット - Google Patents

歯科インプラントの埋入用キット Download PDF

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Abstract

本発明は、近位端および遠位端を備え、上記遠位端は歯科インプラントに対して着脱可能に構成されたインプラントガイドと、顎に対して所定の位置に配置されるように構成されたテンプレートと、を備え、上記インプラントガイドは、円筒体を備え、上記円筒体は、円筒状の外面、及び上記外面にある円周状の溝を備え、上記テンプレートは、歯科インプラントを上記顎に埋入する際に上記インプラントガイドの上記円筒体を所望の埋入方向へ誘導するための少なくとも1つの埋入路、及び上記埋入路の端に停止面を備えた、歯科インプラントの埋入のために用いるキットを提供する。上記キットは、第1及び第2の部分を備えた停止素子を備え、上記第1及び第2の部分は、上記第1の部分と上記第2の部分とが第1の距離だけ離間した第1の状態と、上記第1の部分と上記第2の部分とが第2の距離だけ離間した第2の状態と、の間を動くことが可能なように構成されており、上記第1の距離は、上記第2の距離よりも小さく、上記第1及び第2の部分は、上記第1の状態へ付勢されており、上記第2の距離は、上記インプラントガイドの上記外面における互いに正反対の側面間の距離以上であり、埋入前には、上記第1および上記第2の部分は、上記外面における互いに正反対の側面上で、上記第2の状態に配置されることができ、かつ、上記歯科インプラントが上記顎の中へ向かって上記埋入方向に移動している間は、上記溝によって上記第1および上記第2の部分が上記第1の状態へと動き上記停止素子が上記溝によって引っ掛かるとともに、上記インプラントガイドの上記埋入方向へのさらなる移動が阻止されるまで、上記埋入路の上記停止面は上記停止素子を上記溝に向かって押す。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、歯科インプラントの埋入用キットに関する。
歯科インプラントは、口腔内に人工物(例えば、人工歯冠など)を固定するための固定源を形成するために、人間の上顎または下顎に設置される。歯科インプラントは、(部分床または全部床の)ブリッジまたは義歯と呼ばれているものである。歯科インプラントを顎に配置するときには、上記顎の中に孔を穿って、内部で上記歯科インプラントを固定せねばならない。通常、上記インプラントにはネジ筋が刻まれているため、上記孔にネジ留めすることにより、上記インプラントは上記孔の中で固定される。
上記顎の中における、上記インプラントの位置および方向の選択は、上記顎の形状および構造以外にも依存している。特に、上記顎の解剖学的な骨構造は当然考慮されねばならないが、同様に、神経線維および血管の正確な位置も考慮されねばならない。それゆえ、上記顎に孔を穿つとき、または上記顎に上記インプラントを取付けるときには、上記神経線維および血管を傷つけないようにせねばならない。さらに、上記インプラント周辺の骨の体積が充分に大きく、上記インプラントを上記顎に強固に固定できることを確かめねばならない。
インプラントの所望の位置は、上記顎ならびに上記神経線維および血管の画像を撮影することによって決定されてよい。上記画像は、画像化システム(例えば、CTスキャンなど)を用いることによって与えられる。上記画像に基づいて、上記インプラントのための、可能な限り最善な位置が選択される。
コンピュータプランニングソフトウェアの補助を受けて選択された位置および方向に従って、上記顎に上記インプラントを高い精度で施すための、上記孔を穿つことができる(ガイド手術)。そのためには、公知の技術によって、特注のテンプレートが作製されてよい。このような技術は、例えば、石膏型、CAD CAMの使用、またはラピッドプロトタイピングに基づいている。次に、上記テンプレートは上記顎に配置され、可能ならば着脱可能に固定される。次に、上記テンプレートに誘導されて、上記顎に孔が穿たれる。そして、インプラントが、インプラントガイドと呼ばれる物とともに、上記テンプレートを通して上記顎の中にある上記孔に固定される。
インプラントガイド(専門家の間では、「インプラントホルダー(implant holder)」または「固定ドライバー(fixture driver)」とも呼ばれる)は、円筒体を備えている。上記円筒体は、その先端において、上記歯科インプラントに対して着脱可能に固定されている。このようなインプラントガイドは、上記歯科インプラントを、上記テンプレートの埋入路を通じて上記顎の中へ向けて誘導するために、上記歯科インプラント用の雌雄ソケット(extension piece)を形成している。
インプラントを施すとき、施されるインプラントの実際の位置および方向が、事前にプランニングされた所望の位置および方向に、ほぼ正確に対応していることが大いに重要である。さらに、それだけでなく、上記インプラントが、上記顎の中において正確な深さで施されることも最も重要である。もしインプラントが、顎の中において、所定かつ所望の位置、深さまたは方向で正確に固定されなければ、既成の義歯をインプラントに固定することは実質的に不可能となろう。
米国特許第8,388,342号は、テンプレート、インプラントガイドおよび遮断素子を備える、歯科インプラントの埋入用キットを提供している。上記テンプレートは、埋入路および追加経路を備えている。上記追加経路は、一方では、上記テンプレートの外面に開口しており、他方では、その少なくとも一部において上記埋入路内で開口している。上記追加経路の長軸は、上記埋入路の長軸に対して、ほぼ直角に伸びている。上記追加経路は、細長い円筒状素子として形成されている上記遮断素子を、受け入れるように構成されている。上記遮断素子は、その少なくとも一部が上記埋入路内に伸びるように、上記追加経路の中を移動することができる。上記インプラントガイドは、固定部を備えている。上記固定部は、例えば、開口部である。上記開口部は、上記テンプレートにおける所定の位置で上記インプラントガイドを固定するように、上記遮断素子と併せて機能する。
上記歯科インプラントを埋入する際、上記インプラントガイドおよび上記歯科インプラントの結合体は、上記埋入路を通って、上記顎の中へ向かって移動せねばならない。同時に、上記遮断素子には圧力が負荷されて、上記固定部(例えば、開口部)が上記追加経路と一直線に並び次第、上記遮断素子が固定部の中を確実に移動できなければならない。上記固定部が上記追加経路と一直線になったとき、上記遮断素子を、上記固定部の中へ向けて押し通すことができる。これにより、上記歯科インプラントの正しい埋入深度が確かめられる。
上記歯科インプラントの埋入用キットの短所は、(1)上記歯科インプラントを上記顎の中へ向かって移動させることと、(2)上記遮断素子に圧力を負荷して、上記固定部が上記追加経路と一直線に並び次第、上記遮断素子を上記固定部に確実に挿入することと、を使用者が同時に行わねばならないことである。
また、上記固定部が上記追加経路と一直線となっているときに上記遮断素子が上記固定部に挿入されない場合、上記歯科インプラントを、さらに顎の中へ向かって移動させることができる。その結果、上記歯科インプラントを深く埋入し過ぎるおそれがあり、かつ、上記顎を傷つけるおそれもある。
本発明の目的は、歯科インプラントを所望の埋入深度に確実に設置する、改良されたキットを提供することにある。
本発明は、請求項1に記載のキットを提供する。
上記キットは、テンプレート、インプラントガイドおよび停止素子を備えている。上記キットは、人間の顎の中に歯科インプラントを埋入するように構成されている。上記歯科インプラントは、上記キットの一部であってよい。
上記テンプレートは、顎に対して所定の位置に配置されるように構成されている。通常、上記テンプレートは、患者に固有の容易に認識される位置において、上記テンプレートが上記患者の上記顎および/または歯に嵌合するように設計されている。このため、上記テンプレートと、歯科インプラントが埋入されるべき上記顎との間に、固定された位置関係が生じる。上記テンプレートは、歯科インプラントを上記顎に埋入する際に上記インプラントガイドの上記円筒体を所望の埋入方向へと誘導するための少なくとも1つの埋入路を備えている。
上記埋入路の近位端(すなわち、上記歯科インプラントが設置される上記顎とは反対側)には、停止面が備えられている。
上記歯科インプラントは、上記インプラントガイドの遠位端において、着脱可能に装着されてよい。上記インプラントガイドは、円筒体を備えている。上記円筒体の直径は、上記埋入路と実質的に同じか、あるいは上記埋入路よりも僅かに小さい。このため、上記インプラントガイドは、所望の埋入方向へと、上記埋入路によって誘導される。このようにして、上記テンプレートの上記埋入路は、上記インプラントガイドの上記円筒体と協働して、上記所望の埋入方向へと、上記歯科インプラントを上記顎に確実に挿入する。
上記顎の中で、上記歯科インプラントを所望の埋入深度に確実に設置するために、上記円筒体は、円筒状の外面、および上記外面上にある円周状の溝を備えている。また、上記キットは、上記インプラントガイド(具体的には上記外面および上記溝)と協働するための、停止素子をさらに備えている。
上記停止素子は、第1および第2の部分を備えている。上記第1および上記第2の部分は、第1の状態と第2の状態との間で、動くことが可能なように構成されている。上記第1の状態では、上記第1の部分と上記第2の部分とが第1の距離だけ離間している。上記第2の状態では、上記第1の部分と上記第2の部分とが第2の距離だけ離間している。上記第1の距離は、上記第2の距離よりも小さい。上記第1の部分および上記第2の部分は、上記第1の状態へ付勢されている(biased)。バネといった付勢手段は、上記第1の部分および/または上記第2の部分に対して上記第1の状態へ付勢を与えうる。しかし、付勢力はまた、上記停止素子自体の材料によって与えられてよい。例えば、上記停止素子は、少なくとも一部が弾性材料から作られていてよい。
ある実施形態において、上記第1および上記第2の部分は、上記溝の半径に実質的に対応する半径を有する、弧状である。上記停止素子には、伸長部が備えられていてよい。上記伸長部は、上記第1および上記第2の部分を、上記第1の状態から上記第2の状態に動かすために、指または器具によって操作することができる。
特定の実施形態において、上記停止素子は、上記第1の部分と上記第2の部分とを接続している接続部を備えている。ここで、上記接続部、上記第1の部分および上記第2の部分は、開環状の形状を形成している。この環は、上記第1の状態において、上記溝底の直径に実質的に対応するか、または溝底の直径よりも大きい直径を有しており、かつ上記インプラントガイドの円筒形の外面の直径よりも小さい直径を有している。
上記第2の距離は、上記インプラントガイドの上記外面における互いに正反対の側面間の距離以上である。そのため、埋入の前には、上記第1および上記第2の部分は、上記外面における互いに正反対の側面上で、上記第2の状態に配置されることができる。また、上記歯科インプラントが上記顎の中へ向かって上記埋入方向に移動している間は、上記溝によって上記第1および上記第2の部分が上記第1の状態へと動き上記停止素子が上記溝によって引っ掛かり、上記インプラントガイドの上記埋入方向へのさらなる移動が阻止されるまで、上記埋入路の上記停止面は、上記停止素子を上記溝に向かって押すことができる。
上記停止素子の長所は、以下の点である。すなわち、上記インプラントガイドが上記埋入路を通って上記所望の埋入深度まで移動しているときに、上記停止素子は、上記インプラントガイドの上記溝へ向かい、さらに上記溝の中へと、上記停止面によって自動的に押し進められる点である。
上記停止素子の遠位端が上記溝の遠位側の溝側面まで到達すると、上記第1の部分および上記第2の部分は上記第1の状態まで動くことができ、上記溝に咬合する。上記第1の部分および上記第2の部分の、上記溝に対する咬合の動作は、音(例えば、クリック音)を発生させてよい。上記音は、上記歯科インプラントが所望の深度に到達したことの、明確な合図となる。
上記第1および上記第2の部分が上記溝の中に配置されると、上記歯科インプラントは、上記顎の中へ向かってさらに移動することが、実質的にできない。なぜならば、上記第1の部分および上記第2の部分が上記溝の中にあることによって、さらなる移動が阻止されるからである。このことは利用者によっても感知されることができ、上記所望の埋入深度に到達したことの合図として使用されうる。
また、主として上記テンプレートの若干の屈曲によって、上記歯科インプラントが上記顎の中へ向かって余計に移動しうることが、現実には認められている。このような状態は、防止されることが望ましい。
上記停止素子および上記インプラントガイドのある実施形態において、上記第1の部分と上記第2の部分との間の上記第1の距離は、上記溝における互いに正反対の側面に決定されており、上記溝の上記溝底の溝直径よりも大きい。上記実施形態において、上記停止素子は、上記第1の状態において上記溝底に挟持されておらず、上記溝と上記停止素子との間には若干の遊びが生じる。これは、上記停止素子が上記溝の中に配置されているときに、上記停止素子が上記溝に対して移動できることを意味する。
その結果として、上記歯科インプラントが上記顎の中へ向かって余計に移動しているか否かを、上記溝の中にある上記停止素子が若干移動できるか否かを確認することによって、容易に決定できる。上記停止素子と上記溝との間で若干の移動が可能な場合は、上記停止素子が挟持されておらず、上記歯科インプラントが上記顎の中で上記所望の埋入深度に配置されていることが示されている。上記停止素子と上記溝との間で移動が不可能な場合は、上記歯科インプラントが上記顎の中へ向かって余計に移動している結果として、上記溝の近位側の溝側面と上記テンプレートの上記停止面との間において、上記停止素子が挟持されている。再び若干可能になるまで(until there is again some possible)上記歯科インプラントを逆に移動させることによって(例えば、逆方向に回転させることによって)、上記歯科インプラントを、上記所望の埋入深度に配置することができる。このようにして、上記テンプレートのあらゆる屈曲を考慮することができ、結果として、上記テンプレートの設計上の制約がより緩やかになりうる。それでもなお、上記歯科インプラントの正しい埋入深度を、非常に正確かつ信頼性をもって決定することができる。
本発明は、上述の請求項のいずれかに記載のキットを用いて患者の顎の中における歯科インプラントを設置するのに使用するテンプレートを提供する方法を、さらに提供する。上記方法は、以下の工程、
上記歯科インプラントが埋入されるべき上記顎のモデルを決定する工程;
上記歯科インプラントの、所望の埋入方向および埋入深度を決定する工程;
上記テンプレートを設計する工程:および、
上記テンプレートを作製する工程を含み、
上記テンプレートを設計する工程は、
顎に対して所定の位置に配置されうるように、テンプレートの形状を造形する設計工程;
インプラントガイドの円筒体を所望の埋入方向へと誘導するように構成されている1つ以上の埋入路を、上記テンプレートに造形する設計工程;および、
上記顎の中へ向かう上記歯科インプラントの移動を、所望の埋入深度に制限するように構成されている停止面を造形する設計工程;を含む。
本発明の実施形態のさらなる詳細および長所を、以下の添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るキットの実施形態のテンプレートを、模式的に示している。
図2は、本発明に係るキットの実施形態のインプラントガイドを、模式的に示している。
図3は、本発明に係るキットの実施形態の歯科インプラントを、模式的に示している。
図4は、本発明に係るキットの実施形態の停止素子を、模式的に示している。
図5〜7は、図1〜4に示されているキットの実施形態を用いた、歯科インプラントの埋入工程を示している。
本発明は、患者の顎の中への、歯科インプラントの埋入用キットに関する。上記キットの部品を、それぞれ図1〜4に分けて示す。
図1は、歯科インプラントの顎の中への埋入の際に用いられる、テンプレート10を示している。上記顎に対する固定された固有の位置関係で、上記テンプレートを容易に配置することができるように、上記テンプレートは、好ましくは、患者に特有に作製されている。このようなテンプレートの作製には、歯の大きさおよび位置、または既に導入されている基準点(例えば、(ミニ)インプラント)などの、患者に特有の特徴を用いる。
埋入処置の際に上記位置関係を確実に維持するために、上記テンプレートは、埋入処置の際、上記顎に対して一時的に固定されてもよい。
テンプレート10は、モデル(具体的には、画像化技術または従来技術によって得られるコンピュータモデル)に基づいて作製されてよい。任意の適切な技術(石膏型、CAD CAMの使用、ラピッドプロトタイピングまたは3Dプリンティングなど)を、テンプレート10を作製するために使用してもよい。
テンプレート10は、多数の埋入路11(a number of implantation channels 11)を備えている。埋入路11は、上記顎の中に埋入される歯科インプラントの、所望の埋入方向を規定している。埋入路11は、通常、テンプレート10を貫通している、真っ直ぐな円筒状の経路である。埋入路11の位置および方向はまた、通常、患者に特有であり、それゆえ特定の患者のために設計されている。
上記テンプレートは、埋入の際に上記顎に向けられている顎側部と、上記テンプレートが正しい埋入位置に配置されている際に上記顎とは逆方向を向いている逆側部と、を備えている。上記埋入路の逆側部において、それぞれの埋入路11の端(すなわち、上記埋入方向から見て上記埋入路の近位端)には、停止面12が備えられている。停止面12は、停止素子40(後述)と協同し、歯科インプラント30の埋入深度を規定するように構成されている。
図2は、顎の中に歯科インプラントを正しく埋入するために用いられる、インプラントガイド20を示している。図3は、歯科インプラント30を示している。歯科インプラント30は、歯科インプラント30が配置される顎に事前に穿たれた孔の中に、歯科インプラント30をネジ留めするための、ネジ山32を備えている。上記顎の中にある上記歯科インプラントのために、他の任意の固定技術(セメント固定またはリムロック(locking rims)など)もまた、使用してよい。
埋入の際、インプラントガイド20および歯科インプラント30は、互いに接合されている。そして、インプラントガイド20および歯科インプラント30の結合体を、テンプレート10のそれぞれの埋入路11を通じて前進させることによって、上記顎の中に配置される。
インプラントガイド20は、近位端および遠位端を備えている。インプラントガイド20の上記遠位端には、接続装置21が備えられている。接続装置21は、少なくとも上記顎の中に歯科インプラント30を埋入する間、歯科インプラント30の接続装置31と協同して、歯科インプラント30とインプラントガイド20とを着脱可能に接合するように構成されている。歯科インプラントを接続するための接続装置21、31、およびインプラントガイド20は、公知の技術である。
インプラントガイド20は、円筒体22をさらに備えている。円筒体22の直径は、それぞれの埋入路11の直径と実質的に同じであるか、または僅かに小さい。これは、上記歯科インプラントの埋入の際に、インプラントガイド20の長軸と埋入路11の長軸とが確実に一直線に並び続けるようにするためであり、それに加えて、上記歯科インプラントの確実に埋入方向を正しくする。
円筒体22は、円周状の溝24が設けられている外面23を備えている。溝24は、実質的に長方形の断面を有している。上記断面は、溝底25、および実質的に垂直な溝側面を有している。
図4は、第1の部分41および第2の部分42を備えている、本キットの停止素子40を示している。第1の部分41および第2の部分42は、接続部43によって、互いに接続されている。第1の部分41、第2の部分42および接続部43は、共に開環状の形状を形成している。上記開環の内径は、溝底25の直径よりも大きいが、外面23の直径よりも小さい。第1の部分41、第2の部分42および接続部43の高さは、溝24の幅よりも小さい。このため、所望するならば、上記開環状の形状を、少なくとも部分的に、インプラントガイド20の溝24の中に配置することができる。
停止素子40は、弾性材料(例えば、弾性プラスチック材料または弾性金属)から作られている。このため、第1の部分41および第2の部分42は、弛緩している第1の状態(図4に示されている)から、第2の伸展している状態に動くことができる。上記第2の伸展している状態において、第1の部分41と第2の部分42との距離は、インプラントガイド20の外面23の直径よりも大きい距離まで増大する。したがって、上記の第2の状態においては、停止素子40を、外面23上に(具体的には、溝24の遠位側に)設置することができる。
停止素子40は、第1の伸長部44および第2の伸長部45を備えている。第1の伸長部44および第2の伸長部45を互いの方向へ向けて動かす(矢印Aによって示されている)ことによって、第1の部分41および第2の部分42が、第1の状態から第2の状態へと動くことを容易にする。利用者の親指と人差し指によって、第1の伸長部44および第2の伸長部45を互いの方向へ向けてつまむことにより、上述のAの動きを容易に実行することができる。第1の伸長部44および第2の伸長部45を互いの方向へ向けてつまむことによって、第1の部分41および第2の部分42は、外面23上を移動することができる。そのため、上記停止素子は、外面23上に挟持される。
テンプレート10は個々の患者用に特注されうる。このため、インプラントガイド20、歯科インプラント30および停止素子40は、1つ以上の標準サイズが定められうる標準化された要素であってよい、と言える。
テンプレート10、インプラントガイド20、歯科インプラント30および停止素子40を備えている本キットの使用について、図5〜7を参照しながら説明する。
図5は、歯科インプラント30の埋入の第1部における、インプラントガイド20と歯科インプラント30との結合体を示している。テンプレート10は、埋入路11を設けるために設計され、作製された。埋入路11は、顎に孔を穿ち、続いて歯科インプラント30をそれぞれの孔51の中に正しく設置するために、インプラントガイド20を誘導するように構成されている。
また、それぞれの停止素子40がインプラントガイド20の溝24の中に配置され、かつテンプレート10の停止面12と接触するときに、歯科インプラント30が所望の埋入深度に到達するように、テンプレート10の停止面12は設計されている。
図5において、テンプレート10は、顎50に対して、望ましい固有の位置に設置されている。そのため、テンプレート20における埋入路11は、歯科インプラント30の長軸を所望の埋入方向Bに維持するように、かつ、歯科インプラント30が事前に穿たれた孔51の中へ向かって正しく移動するように、配置されている。
停止素子40は、第1の部分41および第2の部分42が第2の伸展された状態で、溝24から遠位側の位置にあるインプラントガイド20の外面23上に配置されている。図5において、まだ、停止面12は、溝24および停止素子40と離間している。これは、上記所望の埋入深度には、未だ到達していないことを示している。
図6は、孔51の中へさらに前進した、インプラントガイド20と歯科インプラント30との結合体を示している。停止素子40は、インプラントガイド20に対しては、依然として同じ場所に位置している。しかし、停止素子40は、テンプレート11上の停止面12まで移動し、停止面12と接触している。
インプラントガイド20が埋入方向Bへとさらに移動したとき、停止面12は、近位方向へと停止素子40を押し進める。そして、停止素子40が溝24に到達するまで、インプラントガイド20の近位方向(すなわち、溝24の方向)へと、外面23上を摺動させる。停止素子40の遠位側が、溝24の遠位側を過ぎて移動したとき、外面23はもはや、停止素子40を伸展状態で保持しない。そして、上記停止素子は、溝24の中へと移動し、第1の弛緩した状態へと動くことができる。
図7は、インプラントガイド20の、上述の位置を示している。上記位置において、停止素子40は溝24の中へと移動した。これは、上記所望の埋入深度に到達したことを示している。
停止素子40の使用は、以下の長所を有している。すなわち、インプラントガイド20が上記埋入方向に移動する際に、停止素子40は上記溝の中へと自動的に移動し、上記所望の埋入深度に到達したことを示す。個別の動作を必要としない。
さらに、上記第2の状態から上記第1の状態への停止素子40の動きによって、クリック音または他の音の合図を発することができる。この音の合図は、上記所望の埋入深度に到達したことを示している。これは、本キットの使用(具体的には、上記所望の埋入深度に到達したか否かの決定)を、容易にする。
また、利用者は、停止素子40が溝24の中に位置しているか否かを、容易に理解することができる。なぜならば、上記第2の状態から上記第1の状態への動きは、停止素子40の直径を実質的に変化させることになるからである。このことは、例えば、停止素子40の直径と、図6および7の停止面12の直径との違いを比較することによって判る。
停止素子40が上記溝の中へと移動することの他の重要な長所は、上記歯科インプラントが顎50の中へ向かってさらに移動することが、実質的にできないことである。なぜならば、溝24の中に位置している停止素子40は、インプラントガイド20の、埋入方向Bへのさらなる移動を阻止するためである。
実際には、テンプレート10の形状および材質が若干の柔軟性を有しうるため、歯科インプラントが孔50の中を余計に移動できることになる、と言える。なぜならば、歯科インプラント30を顎50の中にネジ留めする際にテンプレート10にかかる力の結果として、テンプレート10が埋入方向Bに若干屈曲するからである。
歯科インプラント30が上記所望の埋入深度に位置しているか否かをより正確に決定するために、停止素子40の直径(すなわち、第1の部分41と第2の部分42との間の距離)は、第1の弛緩した状態において、溝底25の直径よりも大きくなるように設定されている。この結果、停止素子40が溝24の中に位置しているときに、停止素子40と溝24との間に若干の遊びが生じる。
インプラントガイド20および歯科インプラント30が顎50の中へ向かって余計に移動しているとき、停止素子40は、停止面12と、溝24の近位側の溝側面との間に挟持される。その結果として、停止素子40はもはや、若干の遊びを有さなくなる。例えば、第1の伸長部44および第2の伸長部45の一方を押し返すことによって、利用者は遊びの存在を容易に決定できる。
停止素子40が溝24の中へと移動したとき、利用者は、第1の伸長部44および第2の伸長部45の一方を押し返してよい。停止素子40が若干移動する場合は、上記歯科インプラントが上記所定の埋入深度に位置していることを示している。停止素子40が溝24の中で動くことができない場合は、上記歯科インプラントは、孔51の中を過度に移動している(例えば、テンプレート10の屈曲のために)。歯科インプラント30が孔51を抜け出すように、停止素子40と溝25との間に若干の遊びが観測されるまで歯科インプラント30をゆっくりと反対方向に回転させることによって、歯科インプラント30を上記所望の埋入深度まで戻すことができる。
以上に、歯科インプラントの顎の中への埋入に用いるためのキットの実施形態を説明した。しかしながら、部品(停止素子40など)の他の実施形態もまた、意図されている。
図1は、本発明に係るキットの実施形態のテンプレートを、模式的に示している。 図2は、本発明に係るキットの実施形態のインプラントガイドを、模式的に示している。 図3は、本発明に係るキットの実施形態の歯科インプラントを、模式的に示している。 図4は、本発明に係るキットの実施形態の停止素子を、模式的に示している。 図5は、図1〜4に示されているキットの実施形態を用いた、歯科インプラントの埋入工程を示している。 図6は、図1〜4に示されているキットの実施形態を用いた、歯科インプラントの埋入工程を示している。 図7は、図1〜4に示されているキットの実施形態を用いた、歯科インプラントの埋入工程を示している。

Claims (15)

  1. 近位端および遠位端を備え、上記遠位端は歯科インプラントに対して着脱可能に構成されたインプラントガイドと、
    顎に対して所定の位置に配置されるように構成されたテンプレートと、を備え、
    上記インプラントガイドは、円筒体を備え、上記円筒体は、円筒状の外面、及び上記外面にある円周状の溝を備え、
    上記テンプレートは、歯科インプラントを上記顎に埋入する際に上記インプラントガイドの上記円筒体を所望の埋入方向へ誘導するための少なくとも1つの埋入路、及び上記埋入路の端に停止面を備えた、歯科インプラントの埋入のために用いるキットであって、
    第1及び第2の部分を備えた停止素子を備え、
    上記第1及び第2の部分は、
    上記第1の部分と上記第2の部分とが第1の距離だけ離間した第1の状態と、
    上記第1の部分と上記第2の部分とが第2の距離だけ離間した第2の状態と、の間を動くことが可能なように構成されており、
    上記第1の距離は、上記第2の距離よりも小さく、
    上記第1及び第2の部分は、上記第1の状態へ付勢されており、
    上記第2の距離は、上記インプラントガイドの上記外面における互いに正反対の側面間の距離以上であり、
    埋入前には、上記第1および上記第2の部分は、上記外面における互いに正反対の側面上で、上記第2の状態に配置されることができ、かつ、
    上記歯科インプラントが上記顎の中へ向かって上記埋入方向に移動している間は、上記溝によって上記第1および上記第2の部分が上記第1の状態へと動き上記停止素子が上記溝によって引っ掛かるとともに、上記インプラントガイドの上記埋入方向へのさらなる移動が阻止されるまで、上記埋入路の上記停止面は上記停止素子を上記溝に向かって押すことを特徴とする、キット。
  2. 上記テンプレートは、患者に特有であり、
    上記停止面の位置は、歯科インプラントの所望の埋入深度を規定するように選択される、請求項1に記載のキット。
  3. 上記溝は、溝底を備えており、
    上記第1の部分と上記第2の部分との間の上記第1の距離は、上記溝底の溝直径よりも大きい、請求項1または2に記載のキット。
  4. 上記第1の部分および上記第2の部分の高さは、上記溝の溝幅よりも小さい、請求項1〜3のいずれか1項に記載のキット。
  5. 上記溝の中における上記第1および上記第2の部分の間隙が、上記歯科インプラントが上記所望の埋入深度に配置されていることを示すように、上記高さおよび上記第1の距離が選択されている、請求項3または4に記載のキット。
  6. 上記溝の中における上記第1の部分および上記第2の部分の挟持位置が、上記歯科インプラントが上記顎の中へ向かって余計に移動していることを示すように、上記高さおよび上記第1の距離が選択されている、請求項5に記載のキット。
  7. 上記停止素子は、上記第1の部分と上記第2の部分とを接続している接続部を備えている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のキット。
  8. 上記接続部、上記第1の部分および上記第2の部分は、開環状の形状を形成している、請求項1〜7のいずれか1項に記載のキット。
  9. 上記停止素子は、
    上記第1の部分から伸長している第1の伸長部と、
    上記第2の部分から伸長している第2の伸長部と、
    を備えており、
    上記第1の伸長部を上記第2の伸長部に向けて動かすことにより、上記第1および上記第2の部分が、上記第1の状態から上記第2の状態へと動く、請求項7または8に記載のキット。
  10. 上記停止素子は、弾性材料から作られている、請求項1〜9のいずれか1項に記載のキット。
  11. 上記溝は、ほぼ長方形の断面を有している、請求項1〜10のいずれか1項に記載のキット。
  12. 上記第1および上記第2の部分は、ほぼ長方形の断面をそれぞれ有している、請求項1〜11のいずれか1項に記載のキット。
  13. 患者の上記顎に設置されるための歯科インプラントを備えている、請求項1〜12のいずれか1項に記載のキット。
  14. 上記停止素子および埋入ガイドには、1つ以上の標準サイズが定められている、請求項1〜13のいずれか1項に記載のキット。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のキットを用いて患者の顎の中における歯科インプラントを設置するのに使用するテンプレートを提供する方法であって、
    上記歯科インプラントが埋入されるべき上記顎のモデルを決定する工程;
    上記歯科インプラントの、所望の埋入方向および埋入深度を決定する工程;
    上記テンプレートを設計する工程;および
    上記テンプレートを作製する工程、を含み、
    上記テンプレートを設計する工程は、
    顎に対して所定の位置に配置されうるように、テンプレートの形状を造形する設計工程;
    インプラントガイドの円筒体を所望の埋入方向へと誘導するように構成されている少なくとも1つの埋入路を、上記テンプレートに造形する設計工程;および、
    上記顎の中へ向かう上記歯科インプラントの移動を、所望の埋入深度に制限するように構成されている停止面を造形する設計工程;を含む方法。
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