JP2017516633A - ブラシ植毛装置 - Google Patents

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Abstract

ブラシ体または中間容器に毛束(20)を詰め込んで固定するブラシ植毛装置は、外周に毛束(20)のための取り上げ窪み(18)を有する束分離器(10)を備える。加えて、植毛ツール(12)に個々の毛束(20)を搬送する引き取りツール(44)を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、ブラシ本体に毛束を詰めて固定するブラシ植毛装置に関する。ブラシ本体に毛束を固定する様々な方法がある。典型的な方法は、分離された毛束を二等分して折り、アンカーと呼ばれる金属小板、または輪(通常はワイヤーの輪)を介して、それを中間でブラシ体の開口に固定する。アンカーは開口の壁を押圧または切り込み、ループは典型的には開口の底に圧入される。
ブラシ植毛装置は、大量の毛が並んで配置された毛マガジンから毛を取り出す束分離器を備え、束に分離する。そのような分離は、束分離器が毛マガジンの端部に沿って掃引する1以上の取り上げ窪みをその外周に有し、毛が束を形成するために取り上げ窪みに押し込まれることにより行われる。この束は、マガジンの領域の外に移動され、植毛ツールによって引き取られる。植毛ツールは、直線状の経路に沿って束を直接にブラシ体に移動させ、前もってそれを折り、アンカーまたは輪を伴って、最初にそれを束の湾曲端に押し込む。
ブラシを作製する他のオプションは、ブラシ体における束のアンカーレスの固定である。毛束は直接にブラシ体に詰め込まれ、または中間容器に詰め込まれ、次にブラシ体に押し込まれ、または、ブラシ体を形成することによりそれらの端部でオーバーモールドされる。事前に製造されたブラシ体に毛束を固定することは、例えば、接着、加熱、溶接、および/またはオーバーモールディングにより行われる。
これまで、主に、円弧状部の部品またはディスクが、その外周に取り上げ窪みを有する束分離器として用いられている。円弧状部は、回転軸の周りに旋回可能で、回転軸から離れたそれらの外周に円弧状部の形状を有し、その中心が回転軸である一種の旋回レバーである。この円弧状部は、可逆的に、即ち、あちこちに、つまり、マガジンの領域内に取り上げ窪みがある分離位置と、好ましくは直線状に移動可能な植毛ツールが分離された束を引き取る引き渡し位置との間で旋回される。円弧状部の形状のこれらの束分離器は、通常、ストロークごとに一つの束のみを取り上げる。
サイクルレートを増加させるため、外周に複数の取り上げ窪みを有し、回転の一方向のみに回転される、即ち、反転動作を行わない円筒形または円板形状の束分離器もある。これらの束分離器は、徐々に移動し、交互に分離された束を引き取る植毛ツールに直接に隣接する。
本発明の目的は、サイクルレートが増加され、植毛品質が改善された、アンカー技術を伴う植毛ツールを作成することにある。
ブラシ体に毛束を詰め込んで固定する本発明に係るブラシ植毛装置は、ブラシマガジンから毛束を取り出し、束分離器を環状部または環状経路に沿って回転させることにより搬送される毛束用の少なくとも一つの取り上げ窪みを外周に有する前記束分離器を備える。また、ブラシ植毛装置は、毛束を好ましくは直線状の経路に沿って移動させ、前記ブラシ体の開口に押し込み、前記毛束を固定する、または、中間容器の開口に前記毛束を押し込む植毛ツールを備える。また、前記束分離器から前記毛束を取り出し、前記植毛ツールに搬送する移動可能な引き取りツールを備え、前記引き取りツールは、それぞれが軸方向において前記束分離器と反対側に位置する少なくとも一つの保持ユニットとを備え、前記少なくとも二つの保持ユニットは、取り除かれる前記毛束をともに保持し、前記植毛ツールに移動させる。
本発明は、前記移動可能な植毛ツールは、先行技術では通例であったように、それ自身では前記分離された毛束を前記束分離器からは取り除くことはしないが、引き取りツールが挿入されている。この引き取りツールにより、前記植毛ツールが実際に確実に前記毛束を引き取るまで、前記毛束を把持および保持することが可能である。前記分離器から前記植毛装置まで引き渡す際には、従来の植毛装置では、引き取りが行われる間、前記植毛ツールにより毛が時々ずり落ちるという問題があった。これは、再作業または廃棄につながっていた。故に、この問題は、前記分離器の外に前記毛束を押し出す時、および前記植毛ツールにより引き取る時に起こっていた。引き取りツールが毛束を各自に保持し、またはクランプし、束分離器から取り外すという事実により、前記サイクルレートは増加させ得る。分離器の両側に位置する同期的に動作する保持ユニットは、二等分の位置で前記毛束をつかみ、保持し、確実に動かし、正確に位置決めする。
引き取りツールは、引き取りおよび引き渡し位置の間で、円弧状部経路または直線状経路に沿って前後に移動可能である。
一例では、前記引き取りツールは、少なくとも一つの移動可能な、特に、往復移動可能な束ピックアップとカウンターパートを備える。このカウンターパートは、好ましくは、静止的に、即ち動かないようにしてもよい。前記束ピックアップと前記カウンターパートの間で、前記取り外された毛束が保持され、あるいはクランプされ、植毛ツールの方向に前記束ピックアップから搬送される。前記カウンターパートが静止的である場合、前記束ピックアップは前記カウンターパート(カウンターパートと束ピックアップの間のホルダ)の縁部に沿って前記毛束を前記植毛ツールに動かす。二つの束ピックアップは、前記束分離器の反対の軸側で軸方向に挿入される場合、前記保持ユニットをも形成し得る。
一例では、前記束ピックアップは板状である。この板は、また、補足的なカウンターパートに沿って動く円弧状部を有する。
前記束ピックアップは、特に、少なくとも一つの横方向に開口された、搬送されるべき分離された毛束用の引き取り開口を有する縁部に円弧状部を有し得る。前記束ピックアップはこのように設けられる。
前記束ピックアップは、環状経路上で前後に旋回可能とし得る。前記カウンターパートは、前記引き取り開口からの前記束の滑り落ちを防ぐ、環状経路を補足する凹状の弓形縁部を備える。軸方向(前記束の長手方向)に示されるように、前記カウンターパートは、前記毛束の移動中に前記横方向の引き取り開口を塞ぐことができ、前記分離された毛束は保持される。前記カウンターパートは、前記束ピックアップのレベルに軸方向に位置させ得るが、軸方向にオフセットして位置させることもできる。
前記保持ユニットは、環状経路に沿って移動可能な部分、特に、前記引き取り開口を形成し、前記カウンターパートに向かって横方向に開口するスロットを有するアームを含みことができる。前記移動可能な部分は、前記カウンターパートに向かって、横方向に調整可能である。前記カウンターパートに向かって生成されるこの移動を介して、前記部分は、引き渡し位置で、前記スロット内の前記毛束を横方向に引き取る。
加えて、前記引き取りツールは、前記保持ユニットを形成する、環状経路に沿って移動可能な前記部分のために、共通の束ピックアップまたは、一つの束ピックアップを含む。
一例による前記引き取りツールは、少なくともまたは一つの束ピックアップを備え、さらに、環状経路に沿って移動可能な二つの部分を備える。これらの移動可能な部分は、前記分離された毛束の搬送方向において前記束ピックアップの後に位置しており、前記植毛ツールに運ぶために、前記束ピックアップから分離された毛束を引き取る。引き取り位置では、前記部分は、前記毛束上で通過するために、横方向に移動される。
本発明の一例では、前記静的なカウンターパートは、前記束ピックアップと前記移動可能な部分のために設けられ、前記共通のカウンターパートは前記束ピックアップおよび前記移動可能な部分の引き取り開口を横方向に閉じる。
前記移動可能な部分に対する前記引き取り位置の前記束ピックアップは、横方向に移動され得ないので、本発明の一例では、前記カウンターパートは、半径方向のショルダを介して違い二連結される二つの円弧状部を有する凹状縁部を備える。前記半径方向のショルダで、前記束ピックアップから前記移動可能な部分までに、前記引き取り位置は設けられている。前記ショルダでの前記束が半径方向外側に移動される場合には、前記束は、前記束ピックアップ内で前記容器の外に押される。この時、前記移動可能な部分は、前記毛束の保持を引き取る。
前記引き取りツールは、前記毛束を前記束分離器から前記植毛ツールまでクランプしながら搬送する少なくとも一つのクランピングユニット含むことができる。このクランピングユニットまたはいくつかのクランピングユニットが構成され得る様々な可能性がある。
本発明の一実施形態は、少なくとも一つのクランピングユニットまたはいくつかのクランピングユニットが、束分離器から軸方向にオフセットされた取り外されるべき毛束をつかむ。
前記束分離器の軸方向の反対側において、取り外されるべき毛束をクランプしながら把持する少なくとも一つのクランピングユニットが備えられ得る。前記束分離器の両側において前記毛束と係合するいくつかのクランピングユニットによって、前記毛束は搬送中により確実に保持される。
取り外された毛束は、前記束ピックアップとカウンターパートの間のある経路で、または、一般的には、クランピングユニット内で、既にクランプされるが、少なくとも一つの移動可能なクランピング指を備えることは有利かもしれない。このクランピング指は、さらに、取り外された毛束をクランプし、搬送中に確保する。
前記クランピング指は、前記束ピックアップと統合可能である。
前記クランピング指は、また、限定的な意味で理解されるものではないが、板状に形成し得る。
本発明の一例による、前記クランピング指は、前記束ピックアップ内に収納される。前記束ピックアップが板状の場合、その板は、横方向の凹部、即ち、前記クランピング指が位置する端面に開口された凹部を有して設けられる。前記クランピング指は、オプションとして、前記束ピックアップにおける引き取り開口に突出する。
前記クランピング指は、また、軸方向において引き取り開口を見て、前記束ピックアップ内のいかようにも存在する引き取り開口の断面を削減するような役割を果たす。少なくともその閉じ位置では、前記クランピング指は、引き取り開口(軸方向に示されるように)に突出し、引き取り開口の断面を削減する。
他の例は、一対の舌によりクランピングユニットを形成する。前記毛束を確実に保持するために、少なくとも一対の舌は、取り上げ窪み内でさらに毛束をクランプし、植毛ツールにクランプしながら移動させる引き取りツールに設けられる。
少なくとも一対の舌は、特に、束分離器から軸方向にオフセットされた毛束を把持し、好ましくは、束分離器、即ち、ディスクまたは円弧状部に軸方向に直接隣接する。
本発明の一実施形態は、束分離器の軸方向の反対側で、毛束をクランプしながら把持する少なくとも一対の舌を備える。このように、各毛束は、二対の舌、好ましくはクランプで把持され、リリースされ、同期して動かされる。これらの二対の舌は、例えば直接に束分離器に隣接できる。隣接する植毛ツールは、二対の舌の間で毛束を把持し、好ましくは整列した毛束は、最終的に植毛ツールで保持される。
少なくとも一対の舌は、旋回アーム上に載置され得るものであり、あるいはその部分を形成し得る。それ自身をクランピングするために、好ましくは、前記対の舌のただ一つの舌は、他の人が静止している間、動かされる。
少なくとも一対の舌は、例えば、束がその間で軸方向に折り曲げられる二つの指を備えるように形成し得る。これは、これらの領域でいかなる問題も生じさせないように、関連する旋回アームがどのようにでも束分離器から、および植毛ツールから離れるように位置決めすることを可能にする。
上述したように、束分離器は、回転の一方向にのみ回転可能であり、例えばディスクとしてデザインされ得る。前記取り上げ窪みは、環状経路を循環する。あるいは、束分離器は、その外周に円弧状部を備え、前後に旋回される。この点について、一つの方向にのみ回転するディスクまたはシリンダーを有する束分離器は、一方向への動きによって、円弧状の束分離器において起こる戻りストロークが省略されるため、サイクルレートの点で有利である。これはまた、確実に把持し、束上で通過する充分な時間を与える。
さらなる改良においては、本発明は、束分離器から取り外される束を軸方向に整列させるセンタリングユニットを備える。それによって、束の残りから個々の毛束が突出することが妨げられる。異なる長さの毛を有するブラシが存在する。これらのブラシは、異なる長さの毛を含むいくつかの毛マガジンを備えることで作成される。束分離器は、その長さによって、次に詰め込まれるべき毛マガジンから束を取り去る。図9は、異なる長さの毛を備え、並んで配置される3つの毛マガジン26,26’、26”を備える状況を示す。符号100、102、104は、軸方向に異なるように整列された毛マガジン26,26’、26”の底部を示す。
軸方向に調整可能な支持面は、この問題の可能性のある解決策を与える。前記支持面は、処理され、植毛ツールで長手方向に整列される束の長さで、垂直方向に合わせて軸方向に調整可能である。この調整可能な支持面は、さらに、支持面が、オプションとして軸方向に、束に対して何度かタップするように、束の全ての毛を一様にシフトするように用いることが可能である。
束を軸方向にシフトさせる、および軸方向に整列させる他の可能性は、毛束をクランプし、その長さとは独立に、クランプされた毛束を軸方向に整列させる引き取りツールの少なくとも部分を軸方向に移動させるために、軸方向駆動機構を有する軸方向センタリングユニットを備えることである。束分離器における引き取り位置と、植毛ツールにおける引き渡し位置の間の移動のフェーズでは、前記センタリングユニットは、軸方向に毛束を移動させるので、高いサイクルレートを有する支持面は最早必要ない。
センタリングユニットの軸方向駆動機構は、さらに、毛マガジンの底を同じ面上に有することを許可する。これは、もしそれが全く必要ないのであれば、同じ軸方向の支持面を扱う理論的な可能性を少なくとも開くものである。
さらに、軸中心が植毛平面内に位置するように、取り外された毛束が軸方向に整列されることは必ずしも必要ではない。時々、異なる長さの二つの毛束を作成するために、毛束は詰め込み中は、中心的に折りたたまれず、偏って折りたたまれることが望ましい。センタリングユニットの軸方向駆動機構は、束分離器からそれぞれの毛束の引き取り前または引き取り後に、植毛ツールによって引き取られる毛束の軸方向の整列位置内で毛束を保持する引き取りツールの少なくとも部分を動かすように作動され得る。もし支持面が備えられる場合には、軸方向の整列は、また、できるだけ遅く、例えば、植毛ツールへの引き渡し前の直前に実行される。
さらに、引き取りツールの全体は、例えば、その駆動機構を有し、全体の構成を簡略化するために、センタリングユニットの軸方向駆動機構により軸方向に動かされ得る。
引き取りツールが、例えば、二対の舌、あるいはそれらのいずれかで、いくつからの点で毛束を把持する場合には、同じ軸方向に移動されることができ、あるいは、一対の舌が、例えば、毛マガジンが同じ面に配置される場合には、上の一対の舌が軸、方向にのみ動かされることができる。下の対の舌は、この場合には開放されなければならない。
植毛ツールは、例えば、束が、動かされ、詰め込まれ得る直線状の案内路と、毛束を折りたたむことにより、アンカーまたはループと一緒に開口に、詰め込まれるべき束を押し込む移動可能な舌を備える。詰め込まれるべき束は、折りたたまれる状況において、舌により動かされる。引き渡し位置では、好ましくは、舌が、束をクランプし、直後に、引き取りツールが開放され、束をリリースする。それによって、引き渡す間、個々の毛は、部分的に束からスリップできる。
好ましくは、束分離器における毛束は、最初にクランプされ、その次に、取り去られ、束がまだ軸方向に案内されている場合には、クランピングは、また、取り去られる間または後に、実行される。
個々の文章および段落に記載され、本発明のブラシ植毛装置をさらに特定し改善する上述の例の全ての特徴は、請求項1、つまり、ここに明らかにされる他の例の特徴と個々にまたは任意に組み合わせ得る。請求項1とのこれらの組み合わせは、その特徴を請求項1と単独で排他的に組み合わせるために、明らかに、一つの個別の文章または各段落に限定されるものではない。
本発明は、本発明の特定の好適な実施形態を示す添付図面を参照して説明する。
図1は、毛束のクランピング直前の本発明によるブラシ植毛装置の実施例を示す斜視図である。 図2は、毛束のクランピング中の図1によるブラシ植毛装置を示す図である。 図3は、分離された毛束が植毛ツールの方向に動かされた場合の図1によるブラシ植毛装置を示す斜視図である。 図4は、複数の対の舌が部分的に開放された、図3の位置のブラシ植毛装置を示す図である。 図5は、毛束の植毛ツールへの引き渡し中の植毛ツールの領域の部分的な断面において図1のブラシ植毛装置を示す図である。 図6は、ブラシ体の方向に既に移動された植毛ツールを有する図1の植毛装置を示す図である。 図7は、ブラシ体または中間容器に詰め込む直前の図1のブラシ植毛装置を示す図である。 図8は、先行技術に係るブラシ植毛装置の上面図である。 図9は、異なる長さの毛のための様々毛マガジンの模式的な側面図である。 図10は、軸方向センタリングユニットと連結される引きつりツールの例を示す模式的な側面図である。 図11は、軸方向センタリングユニットを備える本発明によるブラシ植毛装置の斜視図である。 図12は、他の保持ユニットを有する本発明の他の実施形態によるブラシ植毛装置を斜視上面である。 図13は、他の部分をよりよく示すために、いくつかの部分、例えば、カウンターパートが省略された、図12のブラシ植毛装置を示す図である。 図14は、図12のブラシ植毛装置の束ピックアップおよび対応するカウンターパートを見た断面図である。 図15は、図12の束ピックアップおよびカウンターパートの領域におけるブラシ植毛装置を見た断面図である。 図16は、引き取りツールの他の例を備えた本発明の他の実施形態によるブラシ植毛装置の斜視上面図である。 図17は、植毛ツールの方向に、毛束を少しだけ搬送した図16のブラシ植毛装置を示す図である。
図8は、束分離器10と直接隣接植毛ツール12を含む先行技術に係るブラシ植毛装置を示す。
この場合の束分離器10は、前後に旋回可能な鎌形要素14であり、その外周16には、束分離器10の旋回軸上に中心を有する円弧状の形状を有している。外周16には、取り上げ窪み18が要素14に形成されており、一つの毛束20を取り上げる寸法を有している。案内路22は、要素14に隣接し、外周16に適合させた凹表面24を有し、それに沿って、要素14は、移動中は植毛ツール12に向かって移動し、取り上げ窪み18から毛束が落ちることを防いでいる。
毛マガジン26は、同様に外周16に隣接し、毛を平行に並んで整列させる。マガジンは、外周16に対して毛を駆り立てるために付勢されている。
植毛ツール12は、直線状の案内路28を有し、それに沿って、毛束はブラシ体30、または毛束が詰め込まれ得る作成済みの中間容器31に搬送される。
ブラシ体は、例えば、ハンドル、ネック、およびヘッドを備え、完成した、ブラシの非植毛部分であってもよく、あるいは、ブラシの一部分、例えば、開口を有する小板で、オーバーモールドされ、または、作成済みのキャリアに挿入され、そこに接着され、もしくは溶接されたものであってもよい。開口を有するブラシのこれら全ての変形例は、上述したように、または後述するように、本発明に使用可能である。
中間容器31は、通常は、今後のブラシの束パターンに対応して配置された開口を有する金属製のキャリアである。
直線状の案内路28の他に、植毛ツール12は、チャネル34が内部に構成された先端32と、チャネル34に挿入可能な、例えば長く平らなバー形状の、所謂、舌36とを備える。
基本的な原理は本発明にも適用されるが、本発明はこの先行技術を超える改良点を含むので、この植毛装置の動作モードは、以下に簡単に説明する。
要素14を有する束分離器10が、反時計回りに右に旋回されるとすぐに、取り上げ窪み18は、この時は空であり、マガジン26の領域に到着し、結果として生じる間隙のため、個々の毛は、満杯になるまで取り上げ窪み18内に押し込まれる。したがって、束分離器10が案内路22に沿って時計回りに旋回されると、毛束20は、植毛ツール12に搬送され、引き渡し点38に達する。この位置において、束分離器10は停止する。次に、舌36は左に移動される。それによって、舌36は、アンカー40または、例えば事前にワイヤーカッターにおいて作成されたワイヤーループを取る。アンカー40、または舌36の前方に案内されるワイヤーループを有する舌36は、引き渡し点38に位置する毛束20に作用し、毛束20を実質的に半分に折り、チャネル34に押し込む。
次に、先端32は、ブラシ体30へ向かって左に動き、舌36は、少なくとも同じ速度で、この動きをフォローする。先端32は、ブラシ体30の直前で止まるか、あるいは、ブラシ体30に接する。その後、舌36は、折り曲げ端を有する毛束を、アンカー40またはワイヤーループと一緒に、ブラシ体30の開口に真っ直ぐに押し込む。
図1から図7を参照して以下のブラシ植毛装置について説明する。図8の先行技術において述べたブラシ植毛装置と同一または機能的に等しい部分には、同じ符号を付す。以下では、この先行技術との相違点について説明する。
図1において、毛マガジン26は示されないが、図8に対応してデザインされ、ここでは、環状、円筒形の外周16に多数の取り上げ窪み18を備える円板114としてデザインされた束分離器10に隣接している。取り上げ窪み18において、毛は、毛束20を形成するように分離され、案内路22、即ち円弧状の経路に沿って矢印の方向に、下流の引き取りツール44のための、所謂、取り上げ位置に搬送される。
図1において、引き取りツール44は、また、供給された毛束20を取り上げる取り上げ位置にある。
引き取りツール44は、束分離器10から毛束20を取り上げ、クランプし、植毛ツール12まで搬送する働きがある。
取り上げツール44は、旋回軸46の周りに左右に、即ち、取り上げ位置(図1参照)から受け渡し位置(図5参照)まで旋回可能である。取り上げ位置において、毛束20は、束分離器10から取り上げられ、受け渡し位置において、この取り上げられた毛束20は、植毛ツール12に受け渡される。
取り上げツール44は、少なくとも一つの、この場合には、二つの軸方向に横たわる、例えば、旋回軸46の周りに旋回可能な一対の舌48の形状のクランピングユニットとして任意にデザインし得る(図3参照)保持ユニットを備える。二つの保持ユニットは、分離された毛束20をその両端で保持し、したがって完全な保持力と案内を確実にする。
舌48のそれぞれは、所謂、支持アームとしてデザインされたアーム50を備え、軸46に直接に連結される。加えて、クランピングアーム52は、それぞれの舌48に設けられており、クランピングアームは、トラニオン54を介して支持アーム50に旋回可能に連結される。
クランピングアーム52は、支持アーム50に関して、例えば、別の旋回機構を介して、サーボモータのように、アーム50,52の間で毛束20をクランプするために、トラニオン54の周りに旋回される。互いに一定の相対的位置において、アーム50,52は、引き渡し点まで軸46の周りに、受け渡し位置内に共同で旋回される。あるいは、アーム50から離れて回転可能な、軸46上のカムディスク53は、アーム52上に設けられた検出ローラ55を介してアーム52の偏りを制御することができる。
好ましくは、一対の舌48に共通の機構が存在し、取り上げ位置と受け渡し位置の間で共通軸46の周りに、同時かつ同期して旋回する。加えて、開放位置とクランプ位置との間で旋回させるために、二つのクランピングアーム52用の共通の機構も設け得る。
舌48のそれぞれ用に、軸46から放射状に突き出る二つのアーム50,52が、それらの端部で、それぞれがディスク114に向いた、軸方向にクランク状に曲げられた指を備える。
保持ユニット、ここでは、一対の舌48は、束分離器10、より正確にはディスク114の反対側(上側と下側)に横たわる。
図示した実施形態では、それぞれの支持アーム50は、軸46の周りに旋回アームを形成する。あるいは、一対の舌48は、もちろん、別の旋回アームに備えられることが可能であり、支持アーム50は同時に旋回アームである必要はない。
それぞれの舌48の二つの指は、図3および図4に最良の形で示され、図4は、一部が切り欠かれた、一対の舌48の一つの指を表している。
指は、支持アーム50に接続されており、軸方向に延び、即ち、縦方向の毛の軸に沿って、および軸54の方向に延び、毛束の挿入方向Rにおける軸方向に対して横方向に円錐状に先細りされたスロット62を含む取り上げ指60として形成される。約90度の角度で、軸方向Aに示されるように(図3参照)、指60は、クランピング指58の端部66が進入し得る横方向の凹部64を有する(図3参照)。クランピング指68はクランピングアーム52に連結される。
取り上げ位置において、取り上げ指60は、ディスク14の端部の少し上および下に位置する。各取り上げ指60のスロット62は、取り上げ窪み18に対して回転の方向に向いており、したがって、挿入方向Rにおいて、到着する毛束20の方向に向いており、到着する毛束20は、横方向に動かされることなく、その反対端の部分で、取り上げスロット62に直接動かされる。これは図1に示される。この位置において、クランピングアーム52は、離れるように旋回するので、図1に示すように、クランク状端66は、クランピング位置から離れ、入ってきた束20を妨げない。
次に、図2に示すように、各クランピングアーム52は旋回され、それぞれのクランク状指66は、凹部64に進入し、指60に対して横方向に毛束60を押してクランプする。そのようなクランピングは、横方向に行われ、好ましくは、指60のスロット62における束の挿入方向Rに対して直角に行われる。
毛束20は、このように、両端の領域でクランプされ、クランプされたこの状態で、取り上げ窪み18から動かされる(図3参照)。
束20に対して押されるクランク状端66の部分は、望ましい束の断面を達成するように、図4に示すように、凹形の方向で丸みを帯びるようにし得る。例えば円形の束断面を同様に与えるために、挿入方向において止め部として用いられるスロット62の端部も丸みを帯びるようにし得る。
両端でクランプされ、毛束20は、図5に示すように、受け渡し位置内に旋回される。あるいは、取り上げツールも、直線状の経路を有してもよく、それに沿って、分離された毛束20が植毛ツールに動かされる。
到着する毛束20の挿入時には、ツール先端32は、到着する毛束20に未知をあけるために、一時的に左に移動している。次に、ツール先端32は、再び戻り、受け渡し位置、即ち引き取り点に存在する毛束20に近接する。
アンカー40またはより明瞭化するためにここには図示していないワイヤー(存在する場合)を有する舌36は、毛束20に対して動かされ、束は、束に近接する端部でV形状の入り口部を有するチャネル34内に折りたたまれる。
図6は、チャネル34の入り口部において折りたたまれた束20を示している。
舌36が、毛束20を、その先頭で押されるアンカーに接触させるとすぐに、クランピングアーム52は、再び、開放位置に戻り、クランピングは取り除かれる。毛束20が、前進する舌36によってスロット62から引き出された時、束は、最早、引き取りツール44内にクランプされていない。
毛束20と舌36とを伴ったツール先端32がブラシ体30の方向に動かされる間、引き取りツール44は、束分離器10に旋回して戻る。図6を参照のこと。
図7に示す位置において、ツール先端32は、ブラシ体に到達しており、舌36は、毛束20をブラシ体の開口内または中間容器31内に押し込むために、さらにもっと前進する。
図5から図7において、ツール先端32用の直線状の案内路70と、舌36用の直線状の案内路72は明確に図示されている。
図示された本発明によるブラシ植毛装置は、あるいは、図8に示すような束分離器と協働し得る。
加えて、直線状の経路に沿っては動かないが、環状の経路に沿って動く植毛ツールも提供し得る。
ブラシが、アンカー無しで、およびワイヤーループ無しで形成され時は、折りたたまれていない毛束の一端は、通常は、ブラシ体、あるいは、開口を有する中間容器31に押し込まれる。中間容器31における開口パターンは、ブラシ体の開口パターンに対応しており、全ての毛束は、中間容器31から、隣接するブラシ体に押し込まれる。あるいは、中間容器31は、射出用成型金型の金型部分として用いられ、中間容器から突出する毛束は、ブラシ体を形成することによりオーバーモールドされ、ブラシ体に連結される。
毛束20が軸方向に整列され、束から毛が軸方向に突出しないことを確実にするために、センタリングユニット80が提供される。このセンタリングユニット80は、毛束20の毛を整列させ、毛束の全体を、言わば軸方向に整列させ、舌36は、毛束に、その軸方向の長さの真ん中で実質的に係合する。
センタリングユニット80は、例えば、毛束を下部および/または上部で軸方向に押す能動的な横行ユニット、または、受動的なユニットとなり得る。
図示された実施形態において、下の方の舌48の取り上げ指60のスロット62は、下部でスロット62を塞ぐ上向きの末端壁の形状で(図7の符号80を参照のこと)、端面の下端を有する。この末端壁は、スロット62の前方の導入端に向かって下向きに傾斜する斜面としてデザインされる。スロット62内に入る毛束20は、その毛と共にこの斜面に沿って上方にスライドし、スロット62の端部に到達する点から、全ての毛は、同じ高さで置かれる。あるいは、何らかの圧力が、さらに上から与え得る。
あるいは、例えば板上の当接面100は、束がそれらの下端と共にそれに沿ってスライドし、軸方向に整列される、案内路22の下に設けられる。そのような当接面100は、また、案内路22の上に存在しても良く、束は、全ての毛を等しく軸方向に整列させるために、上部および下部で案内されるだろう。
さらに、図1に矢印で示すように、当接面100を移動可能とすることは得策であり、面は、互いに相対的に、束内の毛をより容易に動かすために、束に対してタップする。束の軸の長手方向の位置決めは、また、調整可能な当接面100によって達成し得る。
図10は、センタリングユニット80を備える上述したブラシ植毛装置の変形例を示す。センタリングユニット80の目的は、少なくとも、引き取りツール44の部分、つまり、毛束20をクランプする部分を軸方向にシフトさせることであり、毛束はそれらの長さと無関係に面106に対して整列される。
例えば、底部(図9に対応する)が、同軸上の高さに位置する3つの毛マガジン26、26’、26”が示され、この実施形態は明らかにそれに限定されるものではない。マガジン26、26’、26”は、異なる長さの毛束を含む。最長の毛は、マガジン26”に含まれ、最短の毛は、マガジン26に含まれる。1以上の機構110は、引き取りツール44またはその部分を軸方向に動かし、分離された毛束20は、例えばその軸中心に対称的に把持される。
1以上の機構は、取り上げ指60(好ましくは上部の取り上げ指)の少なくとも一つを、1以上のクランピング指68または1以上の支持アーム50あるいは1以上のクランピングアーム52に沿って、あるいは無しで、軸方向にシフトさせることができる。
二つの対立する指またはアームが、シフトされるべきときは、そのようなシフトは、同じ方向に結合され、共同で成し遂げられてもよく、この場合には、一つの機構110で充分である。
取り外された毛束の軸方向の移動と整列は、引き取りおよび保持から、あるいは、束分離器10からの毛束のクランピングから、植毛ツールへの引き渡しまで、全期間において成し遂げられてもよい。毛束が二等分の位置で保持および把持される場合には、保持およびクランピングの点が軸中心に対して同じ距離となることは必ずしも必要ではない。遅くとも、分離した毛束の植毛ツールへの引き渡しの際に、取り外されて搬送された毛束の軸方向の整列が成し遂げられれば充分である。
簡略化のために、図10は、上述の図面のように任意にデザインし得る既存の植毛ツール12無しでブラシ植毛装置を示しており、これは、限定として理解される必要はないが、加えて、引き取りツール44および束分離器10の詳細にも当てはまる。
図11は、本発明に用いられる軸方向のセンタリングユニット80のより詳細な変形例を示す。
電動駆動機構110は、例えば、電動サーボモータは、偏心器112を介してロッド115を軸方向に駆動し、ロッドは、ホルダー116に回転可能に連結される。このホルダー116上に、モータ118,121、例えば、ステップモータまたはサーボモータが載置されている。
偏心器122およびそれに連結されるロッド124を介して、モータ121は、互いに連結された二つの支持アーム50を旋回させる。モータ118は、互いに同様に連結された二つの関連した旋回アーム52を旋回させる。
簡略化のために、指60およびクランピング指68は図示していない。その他の点では、同一で、機能的に等しく、あるいは同様に構成された図1から図7の部品および部分について参照され得る。
図12によれば、軸方向機構110は、引き取りツール44の全体をモータ118,121に沿って、垂直に、即ち軸方向に動かす。
二つの部分に分かれた引き取りツール44が提供される時は、例えば(これは限定する意味で理解すべきではないが)、二つの軸方向に離れた一対の舌48が用いられ、あるいは、唯一の、例えば、上側の舌48が軸方向にシフトされてもよく、下側の舌48は、どのマガジン26、26’、26”から毛束が取り外されたかに拘わらず、底100,102,104上の軸方向高さで、分離した毛束20に常に連動する。
既に上述したように、一対の舌48または引き取りツール44の全体のいずれかが、センタリングユニット80によって軸方向にシフトされる必要はない。唯一のあるいはいくつかの指60,68を軸方向に任意にシフトさせれば充分である。
図12は、図1から図7によるブラシ植毛装置の変形例を示し、以下においては、図1から図7による例の部分と異なる部分についてのみ参照される。
図1から図7による例および図12から図15による例との間の本質的な相違は、二つの保持ユニットが一対の舌としてデザインされていないところにある。
この実施形態においては、束分離器10は、同様に、外周に、毛束20を取り上げる複数の取り上げ窪みを有する一種のディスク114を含む。ディスク114の外周に対してほぼ止まっている、相補的にデザインされた境界要素120は、取り上げ窪み用のカウンターベアリングとしての役割を果たし、毛束20は、植毛ツール12の方向に、束分離器10から環状経路に沿って確実に搬送される。
この実施形態では、しかしながら、引き取りツール44は、異なる構造を有している。ここでも、しかしながら、各毛束20は、引き取りツール44によって横から保持され、任意にクランプされ、植毛ツール12に搬送される。
引き取りツール44は、例えば、1または(図面に示したように)二つの保持ユニットを含む。各保持ユニットは、板状に形成され、例えば、軸周りに左右に旋回可能な、所謂、束ピックアップ122を備える。図12の対応する二重矢印は、束ピックアップ122の動きを表している。
束ピックアップ122は、半径方向の外縁124が円弧形状になっている。この半径方向の外縁124において、取り上げ開口126が形成されており、取り上げ開口126は半径方向外側に開口し、毛束20を取り上げることができる。
束ピックアップ122は、好ましくは、外縁124を補足する斜面130を有し、移動されるべき毛束20のために外縁124から最小限に離間した同様に板状のカウンターパート128を備えている。束ピックアップ122の隣接する縁部を補足するカウンターパート128のこの窪んだ弓形の縁は、束ピックアップ122に直接隣接し、1以上の取り上げ開口126から束20がスリップすることを防ぎ、取り上げ開口126を閉鎖する。
境界要素120は、ディスク114を補足し、ディスク114から最小限だけ離間し、およびディスク114の外周に相対する縁部131だけでなく、外縁124に直接隣接する縁部132を備えている。二つの縁部131,132は、束偏向器134の領域において先端を形成することにより、互いに推移する。ディスク114の周囲の外縁と、束ピックアップ122は、上面図に示すように互いに直接隣接する。
束偏向器134の領域において、順々に供給された分離した毛束20は、束分離器10から束ピックアップ122に直接引き渡される。これは、次の毛束が供給された時に、取り上げ開口126が、束偏向器134の領域に待機していることを意味する。
取り上げられた毛束20は、取り上げ開口126と傾斜縁130との間で、半径方向に取り上げられ、保持され(またはさらにクランプされ)、斜面130に沿って植毛ツール12に移動される。毛束20のクランピングが行われなくても、束20は横方向に保持される。この場合には、支持面108は、束20を滑り落ちから守る。支持面108は、また、上述したようにセンタリングユニット80の一部であってもよい。
カウンターパート128は、静止するようにデザインされており、停止している。
図13から引用できるように、束ピックアップ122とカウンターパート128によって形成された保持ユニットは、束分離器10に対して、とりわけディスク114に対して、軸方向にオフセットされて置かれている。
図示した実施形態においては、限定的な意味で理解すべきではないが、束分離器10の他方の軸側に配置された束ピックアップ122とカウンターパート128に対応した、第2の、例えば同様に形成された保持ユニットが存在している。それ故に、側面図に示すように、一つの保持ユニットが束分離器10の上に置かれ、他の保持ユニットが束分離器10の下に置かれる。毛束20は、二等分の位置で把持され、二つの保持ユニットによって搬送される。
必要に応じて、これは限定的な意味で理解されるべきではないが、各保持ユニットは、クランピングユニットとしてデザインされている場合、この実施形態で例えば平板状にデザインされたクランピング指68’を含んでもよい。
束ピックアップ122において、より正確には、各束ピックアップ122において、横方向の取り上げ開口140(図14参照)、即ち、外縁124に向かって開口し、軸142の周りに旋回可能なようにクランピング指68’が収容された取り上げ開口140が設けられている。軸142は図15に示す。
モータ駆動される旋回アーム144は、各クランピング指68’の二つのレバーアームの一つに係合し、同時に、軸142の周りに両方のクランピング指68’を旋回させる。各クランピング指68’のそれぞれ相対するレバーアームは、それによって、取り上げ開口の断面を削減し、より確実にクランプするように、毛束20に半径方向の力を行使するために、軸方向に示すように、取り上げ開口126に突出するようにしてもよい。
引き渡し位置において、クランピング指68’は、取り上げ開口126の断面領域を削減しない、あいるは最小限に削減するように、取り上げ位置に旋回される。毛束20が束ピックアップ122の取り上げ開口126に入った後に、クランピング指68’は、しかしながら、毛束20のより良いクランピングを確実にするために、近接した位置に旋回される。
この実施形態においても、軸方向に二つの保持ユニットを動かす、あるいは、一つの保持ユニットのみを軸方向に動かす、軸方向のセンタリングユニットが設けられていもよい。
これは、例えば、図10、図11に示すように、限定的な意味として理解されるべきではないが、センタリングユニットによって実現され得る。
図16および図17による実施形態において、記述の符号は、同一または機能的に等しい部分に用いられており、相違点のみが議論される必要があるだろう。
この実施形態において、中央の、単一の束ピックアップ122が設けられおり、束分離器10から、分離した毛束20を引き取る。図12の実施形態に対応して、これは、また、図16および図17による例において実現される。
ここにおいても、束ピックアップ122は、横方向の取り上げ開口126(図17参照)を有しており、分離した毛束20を取り上げる。
図12の実施形態に対応して、外縁124を補足する、凹状の斜め縁部130を有するカウンターパート128が設けられる。この斜めの縁部130は、また、弓形の縁部と呼ばれる。
この実施形態において、図16および図17に示す引き取りツール44は、束分離器10の軸方向に相対する側および束ピックアップ122とカウンターパート128の相対する軸方向の側に位置する二つのアーム150と同様に、中央束ピックアップ122を備えている。アーム150は、それによって形成される二つの重なる保持ユニットの最も重要なものである。図17は、二つの重なるアーム150を示す。
アームは、同一の中心、即ち、束ピックアップ122としての回転の同じ軸を有する環状経路に沿って移動可能である。加えて、しかしながら、アーム150は、横方向にも移動可能である(図16に矢印で示す)。この横方向の動きは、環状経路に沿った動きのように、両方のアーム150に同期して行われる。
アーム150は、カウンターパート128に向かって、横方向に開口されたスロット62を備え、二つの隣接する指152,154によって囲まれる。指132は、詰め込みツールの方向に近づき、横方向により長くなっている。
移動可能なアーム150は、図16に示される引き渡し点で、束ピックアップ122から供給された毛束20を一緒に引き取る。この引き渡し点で、斜めの縁部130は、半径方向の外側に突出した横方向のショルダ156を有している。カウンターパート128は、半径方向のショルダ156で互いに連結される二つの弓形の部分160,162を有する凹状の斜めの縁部130を備える。半径方向のショルダ156は、束ピックアップ122からアーム150まで、引き渡し点を形成する。
束20が束ピックアップ122からショルダ156まで供給された時、取り上げ開口126から、横方向に外側に押し出され、それによって、ショルダ156の外側に半径方向に移動される(図16参照)。二つのアーム150は、共同で束20をスロット62に取り上げる。束ピックアップ122は、再び旋回して戻り、次の毛束20を取り上げる。
この時、二つのアーム150は、図17に示すように、弓形部162と共に、毛束20の保持を行う。束20のクランピングは、必ずしも存在する必要はない。軸方向に示すように、しかしながら、共通のカウンターパート128が二つのアーム150の面に置かれず、その間に置かれたとしても、アーム150のスロット62を閉じる。
共通のカウンターパートは、束20が、アーム150のスロット62から滑り落ちることを防ぐ。
束20が保持ユニットから、即ち、ここではアーム150から滑り落ちるを防ぐため、図9に示すように、支持面108が存在し得る。
支持面180は、あるいは、束を、毛の長さに隣接する軸上の位置で、束を整列させるため、束の長手方向に、制御された方法で動かされる。

Claims (20)

  1. 毛束(20)をブラシ体(30)または中間容器(31)に詰め込むブラシ植毛装置であって、
    毛マガジン(26)から毛束を取り外し、外周(16)に毛束(20)のための少なくとも一つの取り上げ窪み(18)を有する束分離器(10)を備え、
    環状部または環状経路に沿って前記束分離器(10)を回転させることにより、前記毛束(20)が搬送され、
    好ましくは、直線状の経路に沿って毛束(20)を動かし、前記ブラシ体(30)または前記中間容器(31)の開口に押し込む植毛ツール(12)と、毛束(20)と、
    前記束分離器(10)から前記毛束(20)を取り外し、前記植毛ツール(12)に搬送する移動可能な引き取りツール(44)と、を備え、
    前記引き取りツール(44)は、前記束分離器(10)の軸方向の反対側に少なくとも一つの保持ユニットを備え、
    少なくとも二つの保持ユニットが、取り外すべき前記毛束(20)を共同して保持し、前記植毛ツール(12)に動かす、
    ブラシ植毛装置。
  2. 前記引き取りツール(44)は、引き取り位置と引き渡し位置の間で、環状部経路または直線状経路に沿って前後に動く、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラシ植毛装置。
  3. 前記引き取りツール(44)は、少なくとも一つの移動可能な、特に往復移動可能な束ピックアップ(122)と、好ましくは静的なカウンターパート(128)とを含み、
    植毛ツール(12)の方向に、前記カウンターパート(128)に沿って、前記束ピックアップ(122)から搬送され、
    特に、前記束分離器(10)から取り外された前記毛束(20)が、前記束ピックアップ(122)と前記カウンターパート(128)の間で保持され、特にクランプされ、
    前記束ピックアップは前記保持ユニットの一部である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラシ植毛装置。
  4. 前記束ピックアップ(122)は、搬送されるべき前記分離された毛束(20)のために、少なくとも一つの横方向に開口された引き取り開口(126)を備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のブラシ植毛装置。
  5. 前記束ピックアップ(122)は環状経路上の左右に旋回可能であり、前記カウンターパート(128)は、前記毛束(20)の移動中に前記引き取り開口(126)から前記毛束(20)の滑り落ちを妨げる、前記環状経路を補足する凹状の弓形縁部を備える、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のブラシ植毛装置。
  6. 各保持ユニットは、部分、特に、前記引き取り開口(126)を形成し、前記カウンターパート(128)に向かって横方向に開口するスロット(62)を有する、環状経路に沿って移動可能なアームを含み、
    前記部分は、前記引き取り位置において前記スロット(62)内の前記毛束(20)を横方向に引き取るために、前記カウンターパート(128)に向かって横方向に調整可能である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一に記載のブラシ植毛装置。
  7. 前記引き取りツール(44)は、少なくとも一つの束ピックアップ(122)と、各保持ユニットのために、環状経路に沿って移動可能な部分(150)とを含み、
    前記移動可能な部分(150)は、前記分離された毛束(20)の搬送方向において前記束ピックアップ(122)の後に位置しており、前記束ピックアップ(122)から分離された毛束(20)を引き取り、前記植毛ツールに運ぶことができるように、特に、前記移動可能な部分(150)が横方向に動くことにより、前記束ピックアップ(122)から毛束(20)を取り外すことができるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか一に記載のブラシ植毛装置。
  8. 前記保持ユニットのうちの少なくとも一つは、前記毛束(20)を前記束分離器(10)から前記植毛ツール(12)までクランプしながら搬送するクランピングユニットである、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一に記載のブラシ植毛装置。
  9. 少なくとも人のクランピングユニットは、取り外された前記毛束(20)をクランプする移動可能なクランピング指(68’)を含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載のブラシ植毛装置。
  10. 前記クランピング指(68’)は、前記束ピックアップ(122)に統合されており、特に、前記束ピックアップ(122)は、縁部に円弧状部分を有する板状を有し、前記クランピング指(68’)は、好ましくは、板状に形成され、前記束ピックアップ(122)において凹部に収納されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載のブラシ植毛装置。
  11. 少なくとも一つの前記クランピングユニットは、取り上げ窪み(18)内でさらに前記毛束(18)をクランプし、前記植毛ツール(12)にクランプしながら移動させる少なくとも一対の舌(48)を含む、
    ことを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか一に記載のブラシ植毛装置。
  12. 少なくとも一対の前記舌(48)は、旋回アームに載置され、または、一部を形成する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のブラシ植毛装置。
  13. 少なくとも一対の前記舌(48)は、前記毛束(20)がその間でクランプされる軸方向に曲げられた二つの指(60,68’)を備える、
    ことを特徴とする請求項11または請求項12に記載のブラシ植毛装置。
  14. 前記引き取り位置において、前記引き取りツール(44)は、前記毛束(20)が前記束分離器(10)によって直接に搬送されるスロット(62)を備え、特に、前記引き取りツール(44)は、前記毛束(20)の前記スロット(62)への移動の方向に対して横方向の前記スロット(62)において前記束をクランプする、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか一に記載のブラシ植毛装置。
  15. 一つの指(60)は、前記スロット(62)を含み、他の指(68)は、それに対して横方向に、前記スロット(62)を備える前記指(60)の凹部(64)に係合できる、
    ことを特徴とする請求項13および請求項14に記載のブラシ植毛装置。
  16. 前記束分離器(10)から取り外すべき前記毛束(20)を軸方向に整列させるセンタリングユニット(80)を備える、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか一に記載のブラシ植毛装置。
  17. 前記センタリングユニット(80)は、前記引き取りツール(44)上に、または、前記束分離器(10)における前記毛束の移動経路に沿って、軸方向に動く支持面である、または、当該支持面を有する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のブラシ植毛装置。
  18. 前記センタリングユニット(80)は、前記毛束(20)を保持する前記引き取りツール(44)の少なくとも部分を軸方向に移動させるために、および、長さとは無関係に保持された前記毛束(20)を軸方向に整列させるために、軸方向駆動機構を含む、
    ことを特徴とする請求項16または請求項17に記載のブラシ植毛装置。
  19. 前記軸方向駆動機構は、前記束分離器(10)から前記それぞれの毛束(20)の引き取り前または引き取り後に、前記植毛ツール(12)によって引き取られる前記毛束(20)の軸方向の整列位置内で前記毛束(20)を保持する前記引き取りツール(44)の少なくとも部分を動かすように作動される、
    ことを特徴とする請求項18に記載のブラシ植毛装置。
  20. 前記植毛ツール(12)は、前記毛束(20)が、それに沿って詰められる直線状の案内路(70)と、アンカーまたはループと一緒に、前記毛束(20)を折りたたむことにより、詰められるべき前記毛束(20)を前記開口に押し込む移動可能な舌(36)を含む、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項19のいずれか一に記載のブラシ植毛装置。
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