JP2017215623A - 入力装置、記憶媒体、posシステムおよび入力方法 - Google Patents

入力装置、記憶媒体、posシステムおよび入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作性に優れた入力装置を提供する。
【解決手段】タッチスクリーンにスクリーン・キーボードを表示する。最初にNキーにタッチ操作をするとキー・アレイ101b、101aが上側にシフトしてできたスペースに設定された編集領域103aに文字nが表示される。つぎに、Aキーにタッチ操作をすると、キー・アレイ101aが上側にシフトしてできたスペースに設定された編集領域103bに文字列naが表示される。つぎに、Mキーにタッチ操作をすると、キー・アレイ101dとキー・アレイ101bの間に設定された編集領域103cに文字列namが表示される。編集領域への入力が終了した文字列は、タッチ操作により所定の本文フィールドに表示される。操作中はキーボードから本文フィールドに視線を移動させる必要がないため操作性が向上する。
【選択図】図4

Description

本発明はタッチスクリーンに表示するキーボードの操作性を向上する技術に関する。
コンピュータに文字を入力するキーボードは、ラップトップ型パーソナル・コンピュータやデスクトップ型パーソナル・コンピュータで一般的に採用する機械式のキーボードと、タブレット端末やスマートフォンなどが搭載するタッチスクリーンに表示するスクリーン・キーボード(ソフトウェア・キーボードまたは仮想キーボードともいう。)に大別することができる。典型的な機械式のキーボードは、各キーを、物理的に相互に分離したキー・トップと、パンタグラフというキー・トップの支持構造と、ラバー・ドームという指の押下圧力に対して反力を与える弾力部材などで構成している。
機械式のキーボードでは、通常、ホームポジションに突起を設けている。ホームポジションから指を移動させて目的とするキーを押圧したユーザは、キー・トラベリングとラバー・ドームの座屈が与える触覚フィードバック(ハプティクス)で入力を知覚する。ユーザは訓練によってホームポジションに所定の指を配置した際にそれぞれの指の近傍に配置している各キーの距離および方向を体得することができる。操作中はディスプレイに表示された入力文字を確認して、ホームポジションから各キーまでの距離および方向に対する感覚を修正することができるため、熟練したユーザはキーを見ないいわゆるタッチ・タイピングで正確な高速打鍵ができる。
特許文献1は、ドラッグ&ドロップで任意のキーの位置を変更できるタッチパネル式携帯端末を開示する。特許文献2は、ソフトウェア・キーボードのキーがタッチ操作されると、タッチ操作されたキーの文字とその四方に配置した関連する候補文字で構成した入力ガイド部を右上にポップアップ表示する表示デバイスを開示する。特許文献3は、タッチ操作されたソフトウェア・キーボードのキーの周囲に候補文字をキーに重ねて表示する情報端末装置を開示する。
特開2013−150085号公報 特開2015−2520号公報 特開2015−41845号公報
機械式のキーボードは、触覚で知覚できるホームポジションおよびハプティクスを備えている。これに対して、スクリーン・キーボードは、操作面が平坦でハプティクスがないため、入力を意図したキーに指が到達したことを触覚で知覚することができない。また、操作中は特定のキーに指を継続的にタッチすることができないため、触覚で知覚するホームポジションを設定することができない。したがってスクリーン・キーボードではタッチ・タイピングができない。
スクリーン・キーボードで文字を入力するユーザは、空中に掌を浮かせた状態でキーにタッチ操作をし、入力の正しさをタッチスクリーンに表示された文字をみて確認するという作業を繰り返す。たとえば、スクリーン・キーボードからメーラーの本文フィールドに文章を入力する場合には、スクリーン・キーボードから連続的に入力された文字が、本文フィールドのカーソルの位置に順番に表示される。
ユーザは入力するキーの位置を目で確認してからタッチ操作をし、入力の正しさを確認するために本文フィールドに視線を移す。入力中はスクリーン・キーボードと本文フィールドの間で視線が頻繁に移動する。ユーザは先行する文字の入力の際に指の位置とキーの位置のある程度の関係を記憶することができるが、つぎの文字を入力するまでの間に視線が一旦キーボードから本文フィールドに離れると、つぎの文字に対応するキーの位置を探すのに先の記憶を十分に生かすことができない。
タッチ操作したキーの近辺に当該キーに対応する1文字をポップアップするスクリーン・キーボードも存在するが、この場合でも以下のような理由で頻繁な視線の移動が発生する。まず、ポップアップ文字の確認には時間がかかるため、高速で入力するユーザほどポップ文字を確認しないで連続的にタッチ操作をする。しかし、キーに対する視覚的な認識の間違いや指の移動の勘違いなどは熟練したユーザでも避けられない。
多量の文字を入力してから途中の文字を修正する作業には入力済みの文字数が多いほど時間的なロスが大きくなるため、ユーザはある程度の量の文字を入力するたびに本文フィールドに視線を移して確認する。また、文章を入力するときのユーザは、文字の正しさだけでなく文の流れの論理的な適切さを確認する作業もしている。しかし、1文字ずつ表示されるポップアップ文字ではこの確認作業をすることが困難なため、本文フィールドに頻繁に視線を移動させる。このようにスクリーン・キーボードに対する入力をしている間に視線が指先から移動すると作業能率が低下する。
そこで本発明の目的は、スクリーン・キーボードに対する操作性を向上した入力装置を提供することにある。さらに本発明の目的は操作中の視線の移動距離を最小化することが可能な入力装置を提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような入力装置に対する入力方法、コンピュータ・プログラムを記憶した記憶媒体および電子機器を提供することにある。
本発明の1の態様は、文字を入力する入力装置を提供する。入力装置は、キーボードを表示するタッチスクリーンと、タッチスクリーンにキーボードの画像データを出力する画像データ生成部と、キーボードに対する連続したタッチ操作に応じて画像データ生成部に、タッチ操作されたそれぞれのキーの近傍にそれまでタッチ操作されたキーに対応する文字列を表示するための描画指示をする入力制御部とを有する。文字列を表示するキーの近傍の位置は、タッチ操作されたキーに隣接する上下方向、左右方向の領域とすることができる。
文字列をキーの文字を隠さないように表示すると、その文字列表示がそれに続くキーを探す作業を妨げることがなくなる。キーボードがそれぞれ複数のキーで構成した第1のキー・アレイと第2のキー・アレイを含む複数のキー・アレイを備える場合に、文字列を第1のキー・アレイと第2のキー・アレイの間に表示することができる。キー・アレイ間の間隔は、キーの文字が隠れないように文字列の大きさに応じて選択することができる。キー・アレイは、行方向に整列した複数のキーで構成することができる。
このとき、第1のキー・アレイがタッチ操作されたキーを含み、第2のキー・アレイが第1のキー・アレイの上側に隣接していてもよい。このとき、第2のキー・アレイを上側にシフトさせて生成したスペースに文字列を表示するようにしてもよい。このとき入力制御部は、第2のキー・アレイのシフトに応じて第2のキー・アレイに隣接する第3のキー・アレイを上側にシフトすることができる。
入力制御部は、タッチ操作されたキーを含むキー・アレイをシフトさせないで、キー・アレイのシフトにより発生したスペースを除去するようにキー・アレイを再配置することができる。キーボードの種類を変更する変換キーへのタッチ操作に応じて変換されたキーボードを表示し、タッチ操作した指の近傍にそれまでタッチ操作がされたキーに対応する文字列を表示することができる。変換されたキーボードは、文字の種類、文字の配置が異なるキーボードとすることができる。文字列は、キーボードに重ねて半透明で表示するようにしてもよい。
本発明の第2の態様は、タッチスクリーンを搭載する入力装置を提供する。タッチスクリーンが、文字列の入力フィールドと、文字列を入力するキーボードと、キーボードに対する連続したタッチ操作に応じてそれまでタッチ操作されたそれぞれのキーに対応する文字列を表示するための編集領域とを表示し、入力装置はキーボードに対するタッチ操作に応じて編集領域の文字列を入力フィールドに入力する。編集領域は、入力フィールドよりもキーボードに近い位置に表示することができる。編集領域は、キーボードのキーの位置をシフトさせて作成したスペースに表示することができる。入力装置は、POSシステムに接続するためのネットワーク・インターフェースを備え、入力フィールドをeメール・アドレスの入力フィールドとすることができる。
本発明の第3の態様は、タッチスクリーンに表示した入力フィールドに文字列を入力する方法を提供する。複数のキーで構成したキーボードを基準配置で表示し、第1のキーに対するタッチ操作を検出して第1のキーの近傍に、第1のキーに対応する第1の文字を表示する。つぎに、第2のキーに対するタッチ操作を検出し、第2のキーの近傍に第1の文字と第2のキーに対応する第2の文字からなる文字列を表示する。つづいて、文字列を入力フィールドに入力する。第1の文字と第2の文字からなる文字列を新しい領域に表示したときは過去に第1の文字を表示していた領域を消去することができる。
文字列によりキーの文字が隠れないようにキーの位置を移動させることができる。このとき移動したキーが他のキーに重ならないように、他のキーを移動させることができる。キーを移動させるときは、タッチ操作をしたキーの位置を固定しながら他のキーの位置を移動させることができる。
本発明により、スクリーン・キーボードに対する操作性を向上した入力装置を提供することができた。さらに本発明により操作中の視線の移動距離を最小化することが可能な入力装置を提供することができた。さらに本発明により、そのような入力装置に対する入力方法、コンピュータ・プログラムを記憶した記憶媒体および電子機器を提供することができた。
本実施の形態にかかる入力装置10の概要を説明するための図である。 入力装置10の概略的な機能ブロック図である。 入力装置10の動作を説明するためのフローチャートである。 タッチ操作に応じてキーボード100の近辺に文字列を表示する様子を示す図である。 タッチ操作に応じてキーボード100の近辺に文字列を表示する様子を示す図である。 タッチ操作に応じてキーボード100の近辺に文字列を表示する様子を示す図である。 アドレス・フィールドにアカウントが転送された様子を示す図である。 キーボード100においてタッチ操作したキーの左右方向に編集領域104を配置した状態を示す図である。 他のキーボード300の例を説明するための図である。 入力装置10を適用したPOSシステムを説明するための図である。
図1は、本実施の形態にかかる入力装置10の概要を説明するための図である。入力装置10は、タッチスクリーンを搭載するタブレット端末、スマートフォン、ATM(automatic teller machine)などの電子機器に搭載することができる。本実施の形態では、入力装置10をPOS(point of sales)システムを構成するユーザ・インターフェースへの適用を例示して説明する。一例として顧客は商品を購入したときに入力装置10のスクリーン式のキーボードから商品の製造者に対してポイントを申告するために、eメール・アドレスや個人の属性情報などを入力する。立った状態でのスクリーン・キーボードに対する文字の入力操作は、キーの位置に対する安定した感覚を得ることが困難なため、座った状態に比べて一層困難である。
図1(A)は、タッチスクリーン11に主として文字を入力するためのスクリーン式のキーボード100を表示し、図1(B)は、主として数字を入力するスクリーン式のキーボード150を表示した様子を示している。キーボード100とキーボード150の表示は、変換キー111、113、153,154に対する操作で切り換えることができる。
図1のタッチスクリーン11に対して、上下方向および左右方向を定義する。タッチスクリーン11は、eメール・アドレスを入力するためのアドレス・フィールド51、52、文章を入力するための本文フィールド53、およびスクリーン・キーボード100、150を表示する。キーボード100、150には、指またはスタイラス・ペンによるタッチ操作で入力する。
キーボード100は、一例として機械式キーボードで採用するQWERTY式のキー配列を採用している。ただし本発明においては、キーボード100のキー配列を特に限定する必要はなく、たとえば、AZERTY配列やQWERTZ配列でもよい。また、キーボード150の配列も特に限定する必要はない。キーボード100、150は、一例において左右方向(行方向)にそれぞれ複数のキーで構成した4つのキー・アレイ101a〜101d、151a〜151dが整列しており、上下方向(列方向)に4個のキーを配列している。
キーボード100、150は、バック・スペース・キー107、リターン・キー109、および変換キー111、113を含み、キーボード150は、バック・スペース・キー156、リターン・キー155および変換キー153、154を含む。変換キー111、113、153、154は、キーの種類および配列を変更するためのキーに相当する。
後に説明するように、キーボード100、150は、タッチ操作に応じて所定のキー・アレイの表示位置が上下方向にシフトする。図1のようにキー・アレイ101a〜101d、151a〜151dが上下方向において相互に最も短い間隔で隣接するように表示しているキーボード100、150の状態を基準配置ということにする。タッチスクリーン11の表示領域におけるキーボード100、150の表示位置は特に限定する必要はない。
図2は、入力装置10の概略的な機能ブロック図である。タッチスクリーン11は、タッチパネル13とフラット・パネル式のディスプレイ15で構成している。座標検出部17は、タッチパネル・コントローラおよびデバイス・ドライバで構成されタッチパネル13に対して行われたタッチ操作の座標を検出して出力する。画像データ生成部19は、ビデオ・コントローラ、VRAM、およびデバイス・ドライバなどで構成され、入力制御部21または、システム・ユニット23からの描画指示をラスタライズした画像データをディスプレイ15に出力する。
入力制御部21は、画像データ生成部19にキーボード100、150の画像を表示するための描画指示をする。入力制御部21は、タッチ操作に応じて画像データ生成部19に、編集領域103a〜103g(図4〜図6)、104(図8)、305a〜305e(図9)とキー・アレイの位置を変更した後のキーボード100、150の画像を表示するための描画指示をする。入力制御部21は、タッチ操作がされた座標に対応するキーのキーコードをシステム・ユニット23に出力する。
システム・ユニット23は、CPU、システム・メモリなどのハードウェアとOS、アプリケーション・プログラムなどのソフトウェアで構成され、画像データ生成部19にキーボード100、150と編集領域103a〜103g、104、305a〜305e以外の画像の描画指示を行い、さらにタッチスクリーン11に対するタッチ操作に応じたデータ処理をする。ネットワーク・インターフェース25は、タッチスクリーン11から入力された文字列をPOS端末407(図10)に転送する。
図3は、入力装置10の動作を説明するためのフローチャートである。図4、図5図6は、タッチ操作に応じてキーボード100の近辺に文字列を表示する様子を示す図である。最初に本実施の形態で採用するキーボードの表示に関する規約の一例を説明する。まず、タッチ操作したキーを含むキー・アレイは表示位置をシフトしない(規約1)。つぎに、編集領域は、直前にタッチ操作したキーの近辺で、かつ、当該キーを含むキー・アレイの上に設定し、新たな編集領域を表示するたびに古い編集領域は消去する(規約2)。
つぎに、規約2で設定した編集領域とキー・アレイが重畳しないように必要に応じて上側のキー・アレイをシフトする(規約3)。規約3に基づくキー・アレイのシフトによりキー・アレイ同士が重畳しないように、必要に応じて上側の他のキー・アレイをシフトする(規約4)。当該文字を入力する時点でキー・アレイ間に規約1〜規約4を満たしながら解消できるスペース(余剰スペース)があれば解消する(規約5)。なお、余剰スペースは、キー・アレイ間に生成されたスペースのなかで編集領域を設定する必要がないスペースに相当する。
ブロック201で、タッチスクリーン11にアドレス・フィールド51、52、本文フィールド53、および基準配置のキーボード100が表示される。入力制御部21は、入力装置10に電源が投入されたとき、省電力状態のタッチスクリーン11の任意の位置にタッチ操作がされたとき、または、アドレス・フィールド51、52または本文フィールド53の入力位置にタッチ操作がされたときに、基準配置のキーボード100を表示することができる。
ユーザは、アドレス・フィールド51にeメール・アドレスの一部を構成するアカウントを入力しようとしていると想定する。入力制御部21はアドレス・フィールド51に対するタッチ操作を検出すると、タッチ操作がされた座標に文字の入力位置を示すカーソルを表示する。ここではeメール・アドレスとしての文字列namaste3を入力する場合を例示して説明する。ユーザは、1本の指またはスタイラス・ペンで連続的なタッチ操作をする。慣れたユーザは、掌を浮かせた状態で両手の指で操作する場合もある。
ユーザはタッチスクリーン11に掌を押し当てて固定することができないため、操作中の掌は空中に浮遊する。特に店頭で立った状態で入力する場合は、掌の位置が不安定になりやすく、タッチスクリーン11に対する視線の角度が異なるため、それまで体得していたキー配列に対する感覚を利用してキーの位置を確認することが困難になる。
いずれにしても、正確なキーにタッチ操作をするためにユーザは視線をキーボード100のキーに集中する。ブロック203で、基準配置のキーボード100において、キー・アレイ101cが含む先頭文字のNキーに対するタッチ操作を検出した入力制御部21は、ブロック204でタッチ操作がされたキーがリターン・キー109であるか否かを判断する。ブロック205で入力制御部21は、Nキーを含むキー・アレイ101cとその上に隣接するキー・アレイ101bの間に編集領域103aを表示するためのスペースを設定する。
編集領域103a〜103gは、文字または文字列(以後、文字も含めて文字列という。)を表示する一定の大きさの領域に相当する。編集領域103a〜103gに表示された文字列は、キーボード100に対するタッチ操作で修正することができる。編集領域103a〜103gの左右方向のサイズは、キー・アレイの左右方向のサイズまで拡大することができる。本実施の形態では、編集領域103a〜103gに表示する文字を1行にしているが複数行にすることも可能である。編集領域103a〜103gのサイズは、大きいほど長い文字数に対する論理的な流れの確認がし易くなる。このとき、キー・アレイをシフトして作成するスペースの上下方向のサイズは、編集領域103a〜103gのサイズに応じてダイナミックに設定することができる。
また、この例では編集領域103a〜103gを、文字列をハイライトするように囲んだ着色領域にしているが、透明な領域とすることもできる。透明な編集領域に表示する文字列および着色した編集領域は、少なくともキーの文字に重ならないように表示することが望ましい。基準配置のキーボード100では、図1(A)に示すように、編集領域103aを表示する領域にキー・アレイ101bが表示されている。基準配置のキーボード100には、キー・アレイ間にキーの文字を隠さないようにしながら編集領域103a〜103gを表示するためのスペースがないため、本実施の形態では規約1〜5に基づいて、タッチ操作のたびに必要に応じてキー・アレイをシフトさせてスペースを確保する。
ブロック207で入力制御部21は、設定した編集領域103aのためのスペースが上側に隣接するキー・アレイ101bに重畳するか否かを判断する。ここでは重畳するためブロック209に移行する。ブロック209で入力制御部21は、重畳されたキー・アレイ101bを1行だけ上側にシフトした位置に設定する。ブロック211で入力制御部21は、シフトしたキー・アレイ101bが上側に隣接するキー・アレイ101aに重畳するか否かを判断する。
この場合も重畳が発生するのでブロック213で入力制御部21は、重畳されたキー・アレイ101aを1行だけ上側にシフトした位置に設定する。ブロック215で入力制御部21は、キー・アレイ間に編集領域以外のスペースが存在するか否かを判断する。ここでは、編集領域103aを設定するスペース以外のスペースが存在しないためブロック251に移行する。ブロック251で入力制御部21は、図4(A)のように編集領域103aに文字列nを表示し、さらにそれぞれ上側に1行シフトしたキー・アレイ101b、101aを含むキーボード100を表示してブロック203に移行してからつぎのタッチ操作を待つ。
ブロック203ではユーザが図4(A)の状態のキーボード100に対して、キー・アレイ101bが含む2番目の文字に対応するAキーにタッチ操作をする。タッチ操作を検出した入力制御部21はブロック205で、Aキーを含むキー・アレイ101bとその上に隣接するキー・アレイ101aの間に編集領域103bを表示するためのスペースを設定する。
ブロック207で入力制御部21は、編集領域103bが上側に隣接するキー・アレイ101aに重畳するか否かを判断する。ここでは図4(A)に示すように両者が重畳するためブロック209に移行する。ブロック209で入力制御部21は、重畳されたキー・アレイ101aを1行だけ上側にシフトした位置に設定する。ブロック211で入力制御部21は、シフトしたキー・アレイ101aが上側に隣接するキー・アレイに重畳するか否かを判断する。
基準配置で最も上側に位置するキー・アレイ101aの上には、他のキー・アレイが存在しないため、ブロック251に移行する。ブロック251で入力制御部21は、図4(B)に示すように編集領域103bにそれまで入力された文字nを含む文字列naを表示し、さらに上側にシフトしたキー・アレイ101aを含むキーボード100を表示する。入力制御部21は、このときすでに表示されていた編集領域103aを消去する。以下の手順でも同様に最新の編集領域を表示するときは直前の編集領域を消去する。
つづいてブロック203でユーザは、図4(B)の状態のキーボード100に対して、キー・アレイ101cが含む3番目の文字に対応するMキーにタッチ操作する。タッチ操作を検出した入力制御部21は、ブロック205でキー・アレイ101cとキー・アレイ101bの間に編集領域103cを表示するためのスペースを設定する。編集領域103cを表示するためのスペースはNキーへのタッチ操作の処理ですでに設定されている。
ブロック207で入力制御部21は、図4(B)に示すように編集領域103cがキー・アレイ101bに重畳しないためブロック215に移行する。ブロック215で入力制御部21は、キー・アレイ間に編集領域103cを設定するスペース以外のスペースが存在するか否かを判断する。キー・アレイ101aとキー・アレイ101b間に編集領域103cを設定しないスペースが存在するためブロック217に移行する。ブロック217で入力制御部21は、当該スペースが余剰スペースか否かを判断する。当該スペースは規約1、規約5により余剰スペースになるためブロック219に移行する。
ブロック219で入力制御部21は、キー・アレイ101aとキー・アレイ101bの間の余剰スペースを解消するために、キー・アレイ101aを1行下方向にシフトする。ブロック251で入力制御部21は、図4(C)に示すように編集領域103cにそれまで入力された文字列naを含む文字列namを表示し、さらに下側にシフトしたキー・アレイ101aを含むキーボード100を表示する。
図4(C)のキー配列は、図4(B)のキー配列に比べて基準配置により近い配置になっている。基準配置のキーボード100は、入力をするキーを選択するための視線の移動距離を最小にすることができる。ブロック215、217,219では、タッチ操作のたびに余剰スペースの有無を判断して解消することで、つねに移動距離を最小にした操作を可能にする。
つづいてブロック203でユーザは、図4(C)の状態のキーボード100に対してそれぞれキー・アレイ101bが含む4番目と5番目の文字に対応するAキーとSキーにタッチ操作する。入力制御部21はAキーとSキーに対するタッチ操作を順番に検出する。Aキーに対するタッチ操作を検出した入力制御部21は、ブロック205でキー・アレイ101bとキー・アレイ101aの間に、編集領域を表示するためのスペースを設定する。入力制御部21はAキーに対するタッチ操作を、ブロック207、209、211、251の経路で処理する。
つづいて入力操作部21はSキーに対するタッチ操作を、ブロック207、215、217、211、251の経路で処理する。このときブロック217において、キー・アレイ101bとキー・アレイ101c間のスペースは、規約1、規約5により余剰スペースにならない。入力操作部21は、図5(A)に示すように編集領域103dにそれまで入力された文字列namaを含む文字列namasを表示し、さらに上側にシフトしたキー・アレイ101aを含むキーボード100を表示する。
ブロック203でユーザは、図5(A)の状態のキーボード100に対して、それぞれキー・アレイ101aが含む6番目と7番目の文字に対応するTキーとEキーにタッチ操作をする。入力制御部21はTキーとEキーに対するタッチ操作を順番に検出する。Tキーに対するタッチ操作を検出した入力制御部21は、ブロック205でキー・アレイ101aの上に編集領域を表示するためのスペースを設定する。最も上に位置するキー・アレイ101aの上側には常に編集領域を表示するためのスペースが存在するため、入力制御部21はブロック207、215、217、219、251の経路でTキーのタッチ操作を処理する。
このとき、ブロック219の処理でキー・アレイ101bが1行分だけ下に下がる。入力操作部21はつづいてEキーに対するタッチ操作を、ブロック207、215、211、217、211、251の経路で処理して、図5(B)に示すように編集領域103eにそれまで入力された文字列namastを含む文字列namasteを表示し、さらに下側にシフトしたキー・アレイ101bを含むキーボード100を表示する。このとき、キー・アレイ101aとキー・アレイ101bの間には、2行分のスペースが空く。
キーボード100は最後の文字に相当する数字の3キーを含んでいないため、ユーザは図5(B)の状態のキーボード100に対して、変換キー111にタッチ操作をする。タッチ操作を検出した入力制御部21は、キーボード100を消去して基準配置のキーボード150を表示する。入力制御部21は、規約1に基づいてキーボード150の変換キー153が、キーボード100の変換キー111に対応する位置に表示される。
入力制御部21は、変換キー111に対するタッチ操作を変換キー111に対するタッチ操作として処理する。入力制御部21は、ブロック207、209、211、215、251の手順で入力を処理する。入力制御部21は編集領域103fを設定するための処理を規約2〜4に基づいて処理する。入力制御部21は基準配置のキーボード150のキー・アレイ151a〜151cをそれぞれ1行ずつ上側にシフトさせて、キー・アレイ151cとキー・アレイ151dの間にスペースを設定する。変換キー111に文字が割り当てられてないため、ブロック251で入力制御部21は、変換キー153の上に設定した編集領域103fに、直前に表示していた編集領域103eの文字列namasteを表示する。
図5(C)は、このときの状態を示している。つづいてブロック203でユーザは、図5(C)の状態のキーボード100に対してキー・アレイ151aが含む最後の文字に対応する3キーにタッチ操作をする。3キーに対するタッチ操作を検出した入力制御部21は、ブロック205で3キーに対するタッチ操作を、ブロック207、215、217、219、251の経路で処理して、図6に示すように編集領域103gにそれまで入力された文字列namasteを含むnamaste3を表示する。
編集領域103gに対するアカウントの文字列の入力が完了したユーザは、ブロック203でリターン・キー155にタッチ操作をする。ブロック204でリターン・キー155に対するタッチ操作を検出した入力操作部21はブロック253で、図7に示すようにアドレス・フィールド51にアカウントを表示するとともに、キーボード150を消去してキーボード100を表示する。なお、アカウントのすべての文字列をキーボード100が含む場合は、編集領域に対する入力が完了した時点でリターン・キー109にタッチ操作をすることで同様にアドレス・フィールド51に文字を転送することができる。また、リターン・キー155の操作に応じてキーボードを変更しないでもよい。さらに、転送用の専用キーをキーボードの何れかの位置に用意し、リターン・キー155は純粋に編集領域における文字列改行のために用いてもよい。
編集領域103a〜103gに表示されている文字列は、バック・スペース・キー107にタッチ操作をして最後に入力した文字から順番に所定の位置まで消去してから書き換えることができる。あるいは、編集領域103a〜103gに表示している文字列の所定の位置にタッチ操作をしてカーソルを表示してから修正するようにしてもよい。アドレス・フィールド52および本文フィールド53にも、タッチ操作でカーソルを表示してから同様の手順で入力することができる。
アドレス・フィールド51に入力した文字列を修正するときは、アドレス・フィールド51の文字列の所定の位置にタッチ操作をしてカーソルを表示し、不要な文字または文字列をバック・スペース・キー107で消去してから図3の手順で新たな文字列を入力することができる。アドレス・フィールド51に入力した文字列は、特別なキーに対するタッチ操作でシステム・ユニット23からネットワーク・インターフェース25に出力することができる。
キーボード100に入力している間、ユーザはキーの位置を触覚で認識できないため目で確認する。したがって入力された文字列をアドレス・フィールド51、52や本文フィールド53に表示する従来の方法では、視線がタッチ操作をしたキーから頻繁に離れて誤入力が発生し、誤入力を防止しようとすれば作業能率が低下する。これに対してキーボード100、150では、入力された文字列が最後にタッチ操作をしたキーの直ぐ上の編集領域103a〜103gに順番に表示されるため、単語や文節などの所定の文字数の入力が完成するまで視線をタッチ操作している指の近辺に集中させておくことができる。
操作中は、つねにキー配列の全体が視野の範囲に入るため、キーの位置と指の位置の関係の記憶を十分に利用することができる。したがって、タッチ操作をするキーの正確な位置を容易に把握でき、たとえ誤入力をしても視線の範囲にある編集領域103a〜103gの文字列が常に目に入るのでただちに修正することができる。しかも、入力している間、視線を移動しないで文節や文単位で入力済みの文字の論理的な流れを確認することもできるため、機械式キーボードで行っているタッチ・タイピングに近い操作感を体得することができる。
また、編集領域103a〜103gの陰にキーの文字が隠れたり、掌の陰に編集領域103a〜103gが隠れたりすることがないため入力しやすい。さらに、タッチ操作をしたキーを含むキー・アレイは、編集領域の表示の際にシフトしないため、タッチ操作をしたキーの位置が常に指の下に存在してユーザの操作感に合致する。上記の手順は、本発明を実現するための好適な例であるが、本発明はこれに限定するものではない。
たとえば、本文フィールド53に大量の文字列を入力するような場合は、入力された文字列を編集領域103a〜103fに表示するのと並行して、入力された文字を本文フィールド53のカーソルの位置に転送するようにしてもよい。規約2は、タッチ操作したキーの真上に編集領域を設けるが、編集領域をタッチ操作したキーの左右方向に隣接した位置に設定することもできる。
図8は、キーボード100においてタッチ操作したキーの左右方向に編集領域104を配置した状態を示す図である。図8は、順番に文字列touchが入力されたときに、最後に入力された文字hに対応するHキーの左側に確保したスペースに編集領域104を設定して文字列touchを表示した状態を示している。入力制御部21は、タッチ操作を検出したHキーを含むキー・アレイ101bを、Hキーを境にして、左右方向に右側のキー・アレイ161aと左側のキー・アレイ161bに分割する。
そして、タッチ操作を検出したHキーを含むキー・アレイ161aの位置は基準配置に固定し、タッチ操作したキーを含まないキー・アレイ161bを左方向にシフトさせてスペースを確保する。タッチ操作を検出したキーを含むキー・アレイの表示を固定すれば、タッチ操作をしたキーは、右側のキー・アレイと左側のキー・アレイのいずれに含ませてもよい。タッチ操作を検出したキーを左側のキー・アレイが含む場合は、タッチ操作したキーの右側に編集領域を設けることになる。
入力制御部21は、つづいて入力する文字に対応するキーを他のキー・アレイ101a、101c、101dが含む場合は、当該キーに対するタッチ操作を検出したときに先の編集領域104を消去して基準配置のキー・アレイ101bを表示する。また、つづいて入力する文字に対応するキーをキー・アレイ101bが含む場合は、キー・アレイ161a、161bに対する新たなタッチ操作を検出したキーを境にしてキー・アレイ101bを基準配置から再分割する。さらに、キーボード100、150のキー・アレイ103d、151dの下側にキー・アレイをシフトするためのスペースを設けることで、現在タッチ操作をしているキーの真下に確保したスペースに図3の手順のように編集領域103a〜103gを設けることも本発明に含む。
図9は、他のキーボード300の例を説明するための図である。キーボード300では、キー・アレイの上下方向の間に、編集領域305a〜305eの表示に利用する固定したスペース303a〜303cを設けている。スペース303a〜303cの上下方向のサイズを、編集領域の文字でキーの文字が隠れない程度まで小さくすると、キーボードの表示範囲が広がらず視線の移動範囲を小さくすることができる。
キーボード300では、キー・アレイをシフトさせないため、タッチ操作を検出したキーの下側のキー・アレイ間のスペースに編集領域を設けることもできる。また、さらに他のキーボードでは、キーをキー・アレイ間のスペースが最小の基準配置にしておき、タッチ操作がされたキーの近傍に設けた編集領域に半透明の文字列を他のキーに重ねて表示するようにしてもよい。この場合は編集領域を、タッチ操作を検出したキーの上下左右方向のいずれにも設定することができる。
図10は、入力装置10を適用したPOSシステムを説明するための図である。レシート・プリンタ、キャッシュ・ドロワ、自動釣銭機などを含むPOS端末407に、顧客が使用する入力装置10と、それぞれ店員が使用する入力装置401、バーコード・リーダ403およびディスプレイ405などが接続されている。POS端末407は、ネットワークでサーバ409に接続されている。顧客が入力装置10から入力したeメール・アドレスは、商品情報ととともにサーバ409に転送される。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
10 入力装置
11 タッチスクリーン
51、52 アドレス・フィールド
53 本文フィールド
100、300 キーボード
101a〜101d、161a、161b キー・アレイ
103a〜103f、104、305a〜305f 編集領域
303a〜303c スペース

Claims (20)

  1. 文字を入力する入力装置であって、
    キーボードを表示するタッチスクリーンと、
    前記タッチスクリーンに前記キーボードの画像データを出力する画像データ生成部と、
    前記キーボードに対する連続したタッチ操作に応じて前記画像データ生成部に、タッチ操作がされたそれぞれのキーの近傍にそれまでタッチ操作がされたキーに対応する文字列を表示するための描画指示をする入力制御部と
    を有する入力装置。
  2. 前記文字列をキーの文字を隠さないように表示する請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記キーボードがそれぞれ複数のキーで構成した第1のキー・アレイと第2のキー・アレイを含む複数のキー・アレイを備え、前記文字列を前記第1のキー・アレイと前記第2のキー・アレイの間に表示する請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記第1のキー・アレイがタッチ操作されたキーを含み、前記第2のキー・アレイが前記第1のキー・アレイの上側に隣接する請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記文字列を前記第2のキー・アレイを上側にシフトさせて生成したスペースに表示する請求項4に記載の入力装置。
  6. 前記入力制御部は、前記第2のキー・アレイのシフトに応じて前記第2のキー・アレイの上側に隣接する第3のキー・アレイを上側にシフトする請求項5に記載の入力装置。
  7. 前記入力制御部は、タッチ操作されたキーを含むキー・アレイをシフトさせないで、他のキー・アレイ間のスペースを除去するように前記キー・アレイを再配置する請求項3に記載の入力装置。
  8. 前記入力制御部は、キーボードの種類を変更する変換キーへのタッチ操作に応じて変換されたキーボードを表示し、タッチ操作を検出した指の近傍にそれまでタッチ操作がされたキーに対応する文字列を表示する請求項1に記載の入力装置。
  9. 前記変換されたキーボードが、それぞれ複数のキーで構成した複数のキー・アレイを備え、前記文字列を前記キー・アレイの間に表示する請求項8に記載の入力装置。
  10. 前記文字列をキーボードに重ねて半透明で表示する請求項2に記載の入力装置。
  11. タッチスクリーンを搭載する入力装置であって、
    前記タッチスクリーンが、
    文字列を入力するキーボードと、
    前記キーボードに対する連続したタッチ操作に応じてそれまでタッチ操作がされたそれぞれのキーに対応する文字列を表示するための編集領域と、
    前記キーボードに対するタッチ操作に応じて前記編集領域が表示する文字列を表示する入力フィールドと
    を表示する入力装置。
  12. 前記編集領域を、前記入力フィールドよりも前記キーボードに近い位置に表示する請求項11に記載の入力装置。
  13. 前記編集領域を、前記キーボードのキーの位置をシフトさせて作成したスペースに表示する請求項11に記載の入力装置。
  14. POSシステムに接続するためのネットワーク・インターフェースを備え、前記入力フィールドがeメール・アドレスの入力フィールドである請求項11に記載の入力装置。
  15. タッチスクリーンに表示した入力フィールドに文字列を入力する方法であって、
    複数のキーで構成したキーボードを基準配置で表示するステップと、
    第1のキーに対するタッチ操作を検出するステップと、
    前記第1のキーの近傍に、前記第1のキーに対応する第1の文字を表示するステップと、
    第2のキーに対するタッチ操作を検出するステップと、
    前記第2のキーの近傍に、前記第1の文字と前記第2のキーに対応する第2の文字からなる文字列を表示するステップと、
    前記文字列を前記入力フィールドに入力するステップと
    を有する方法。
  16. 前記文字列によりキーの文字が隠れないようにキーの位置を移動させるステップを有する請求項15に記載の方法。
  17. 移動した前記キーが他のキーに重ならないように、前記他のキーを移動させるステップを有する請求項15に記載の方法。
  18. タッチ操作したキーの位置を固定しながら他のキーの位置を前記基準配置に近づけるように移動させるステップを有する請求項15に記載の方法。
  19. タッチスクリーンにアクセスが可能なコンピュータに、
    複数のキーで構成したキーボードを表示するステップと、
    複数のキーに対する連続したタッチ操作を検出するステップと、
    タッチ操作を検出したキーの近傍に、それまでタッチ操作を検出したキーに対応する文字列を表示するステップと、
    を有する処理をさせるためのコンピュータ・プログラムを記録した記憶媒体。
  20. 請求項19に記載の記憶媒体を含むPOSシステム。
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