JP2017181040A - 移動物体検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産性が良好で検出精度が高い移動物体検出装置を提供する。
【解決手段】 本発明の移動物体検出装置は、磁性部材10と、磁性部材10を覆う非磁性材料からなるハウジング20と、を設けた被検出体1と、この被検出体1を収容する収容部Hを有するシャフトSと、磁性部材10の位置変化を検出する磁気検出素子2と、を備え、ハウジング20には、収容部Hに組み付ける際の組み付け方向に対して垂直に突出する位置決め用の突部23が形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、磁性部材を用いた移動物体検出装置に関する。
従来より、移動物体検出装置について種々提案されており、例えば特許文献1に開示されているものがある。斯かる移動物体検出装置は、被検出体にホール素子などの磁気感知素子と磁性体ヨークを備え、磁気感知素子と対向する側の磁極面が相互に逆極かつ離間して直線状に配置された磁気部材の磁気特性の変化を磁気感知素子によって検出することで、被検出体の位置を検出する。
また、移動物体検出装置として、直線状に往復移動する磁石をシャフトの空洞内に収納して保持し、この磁石の移動距離によって変化する磁力を磁気検出素子にて検出させるように構成したものが、例えば、特許文献2に開示されている。
特開2011−137796号公報 特開2014−149188号公報
しかしながら、特許文献1に記載の移動物体検出装置においては、あらかじめ着磁された磁性部材を平板状連絡部に接続するため磁力等を考慮した加工が必要となり、生産性において改善の余地があった。
また、通常、着磁状態などにより、磁石の磁力が均一でなく、方向によってバラつきがある。このため、特許文献2に示す構造において、シャフトに磁石を嵌め込む際に、磁気検出素子に対する磁石の向きが製品毎に異なる場合、同じシャフトの移動量であっても磁気検出素子にて検出される磁力も異なってしまう。この場合、磁気検出素子からの出力がバラついてしまうので、検出精度を高める上で、シャフトへの磁石組み付け作業に注意が必要であった。
本発明は、生産性が良好で検出精度の高い移動物体検出装置を提供するものである。
本発明の移動物体検出装置は、磁性部材10と、磁性部材10を覆う非磁性材料からなるハウジング20と、を設けた被検出体1と、この被検出体1を収容する収容部Hを有するシャフトSと、磁性部材10の位置変化を検出する磁気検出素子2と、を備え、ハウジング20には、収容部Hに組み付ける際の組み付け方向に対して垂直に突出する位置決め用の突部23が形成されるものである。
また、ハウジング20は、その両端部を覆う蓋状部21,22と、2つの蓋状部21,22の側面に、2つの蓋状部21,22を結ぶ複数の柱状部24と、柱状部24の間に磁性部材10の一部が露出する孔部25と、を備えてなるものである。
また、柱状部24のうち、少なくとも1つには位置決め用の突部23が形成されることを特徴とする。
また、磁性部材10の表面には、表面処理を施してなることを特徴とする。
また、磁性部材10は、一端に突起部11を備えてなることを特徴とする。
また、磁性部材10は、一端に凹部12を備えてなることを特徴とする。
本発明の移動物体検出装置は、生産性が良好で検出精度が高い。
本発明の一実施形態を示す移動物体検出装置の主要図。 同実施形態の磁性部材の三面図。 同実施形態の被検出体の三面図。 同実施形態の図3中A−A断面図。 本発明の被検出体を着磁する実施形態。 本発明の別の実施形態の磁性部材の三面図。 図6の実施形態における要部断面図。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。
移動物体検出装置は、移動体シャフト(シャフト)Sに取り付けられた被検出体1とセンサ(磁気検出素子)2から主に構成され、自動車,オートバイ等のストローク検出用センサに用いられる。
被検出体1は、接着や係合などの方法によって移動体シャフトSに固定される。
被検出体1は、磁性部材10と、ハウジング20から主に構成される。
磁性部材10は、例えばネオジム(Nd−Fe−B)やサマリウムコバルト(SmCo)といった材質からなり、後述する着磁により永久磁石となる、円柱形状に形成されたものである。例えば、焼結により形成され強力な磁力を成す焼結磁石や、プラスチックと混ぜて圧縮もしくは成形され大量生産や割れ防止に適したプラスチック磁石などである。磁性部材10の長手(図2のX)方向の一端部には突起部11が設けられ、磁性部材10の表面はニッケルめっき処理されている。
ハウジング20は、例えばポリフェニレンスルファイド(PPS)やポリブチレンテレフタラート(PBT)などの樹脂材料からなり、長手(図3のX)方向の一端部に第1の蓋状部21、他端部に第2の蓋状部22を備え、第1の蓋状部21と第2の蓋状部22との間に、柱状部24と、被検出体1が移動体シャフトS内で回転することを防止する突部23が3つ設けられている。突部23は、第1の蓋状部21と第2の蓋状部22の側面に対して突出している。この場合、突部23は、リブ形状の柱状部24から連続して延びて形成され、磁性部材10の着磁方向に対して直交する方向に突出している。各柱状部24(突部23)の間には、それぞれ孔部25が形成されている。ハウジング20の中心部には、着磁されていない磁性部材10がインサート成形されて、孔部25から磁性部材10の一部が露出している。この段階では磁性部材10は磁気を帯びていないため、被検出体1の加工は容易である。突起部11は、磁性部材10がハウジング20内部で回転することを防止する。被検出体1の位置変化検出に影響を与えないようにするため、突起部11を内包する面は、センサ2の検出範囲外となることが望ましい。
突部23と柱状部24は、円柱形状の磁性部材10の曲面部分において、第1の蓋状部21と第2の蓋状部22との間(磁性部材10の端面間)を繋ぐように形成され、例えば、図3に示すように、少なくとも一つの間隔が均等でない位置に形成できる。なお、この突部23と柱状部24によって、着磁後の磁性部材10同士が直接接触し難くなるため、キズ等の破損やこれに伴う磁性変化を防止することも期待できる。
図5(a)に示すように、突部23等を用いて治具等で位置決めされた被検出体1は、コイル3と着磁ヨーク4を用いて、コイル3に電流を流すことによって2極着磁され、永久磁石となる。ハウジング20が樹脂材料からなり、第1、第2の蓋状部21,22と突部23と柱状部24が設けられていることによって、着磁後の複数の被検出体1を運搬、輸送する際に磁性部材10同士が密着することがなく、取り扱いが容易となる。また、突部23によって被検出体1の向きを一定にすることができるため、多数の被検出体1に対して、およそ一様な着磁が可能となる。
移動体シャフトSは、例えば真鍮やステンレス鋼等から形成されており、長手(図1のX)方向に沿って移動するものである。図1に示すように被検出体1が配置される箇所には被検出体1に対応した大きさや形状の穴(収容部)Hが設けられており、接着や係合などの方法により被検出体1が固定される。移動体シャフトSの穴Hは、突部23に対応するように3つの溝が形成され、この場合、突部23がこの溝に圧入されて強固に保持される。不均等な間隔の突部23や溝によって、異なる向きに被検出体1が組み付けられることを防止できるだけでなく、該圧入によって、振動があってもガタつきなく被検出体1を保持できる。
センサ2は、例えばホール素子やMR素子等の磁気検出素子を備えており、移動物体検出装置の筐体(図示しない)に固定される。センサ2は、位置変化する被検出体1の、磁性部材10が発する磁束密度を検出し、磁束密度(磁性部材10との距離)に応じた電気信号に変換する。センサ2、磁性部材10の外観上確認可能な位置(図示しない)には、レーザーマーキング等の方法によって製品の品番や生産ロット等を管理するための二次元コードが刻印されていてもよい。また、二次元コードなど識別マークによって、移動体シャフトSに対する被検出体1の組み付け向きの目印とすることも期待できる。
ハウジング20に、穴Hに対する位置決め用突部23を設けたことによって、移動体シャフトS内で被検出体1が回転できなくなる。従って、移動体シャフトS内で磁力方向がばらつく恐れがなくなり、検出精度の高いストローク検出用センサとなる。
ハウジング20が非磁性材料からなり、第1、第2の蓋状部21,22と突部23と柱状部24が設けられていることによって、着磁後、複数の被検出体1を同時に運搬、輸送したとしても磁性部材10同士が密着することがないため、取り扱いが容易となる。従って、生産性の良いストローク検出用センサとなる。
また、ハウジング20を上述の形状にすることによって、対応するシャフトSの穴(収容部)Hの形状が単純にできるため、複雑な加工が必要なく生産性の良いストローク検出用センサとなる。
また、磁性部材10をニッケルめっき処理することによって、対湿潤性、耐熱性に優れた移動物体検出装置となる。コーティング膜にピンホールが存在すると錆が生じる恐れがある。ピンホールを減少させるために、無光沢と半光沢のめっきを重ねたり、銅を下地膜にしたり挟むことによって複合めっきとしても差し支えない。
また、磁性部材10の一端の一部に突起部11を設けたことによって、インサート成形後や着磁後にハウジング20内部で磁性部材10が回転できなくなる。したがって、製品ごとに磁力方向がばらつく恐れがなくなり、検出精度の高いストローク検出用センサとなる。
以上の説明は、本発明を例示するものであって、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述実施形態では、磁性部材10が円柱形状の場合を例示したが、角柱形状等であっても差し支えない。
また、上述実施形態では、磁性部材10がハウジング20内部で回転することを防止するため、図2、図4に示すように、突起部11を設ける場合を例示したが、これらを図7、図8に示すように凹部12形状にしてもよく、上述実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述実施形態では、突部23が3つ、各柱状部24から延びるように形成する場合を例示したが、被検出体1の回転を防止できれば良く、突部23と柱状部24の個数は任意で良い。例えば、一つの突部23と、ハウジング20より突出しない柱状部24とを設ける形状でもよく、上述実施形態と同様の効果を得ることができる。また、突部23が複数の場合には、それぞれの間隔、または突出幅や高さなどの形状が不均一に形成されることで、被検出体1の方向(向き)を外観形状にて特定でき、誤組み防止の作用を期待できる。
また、上述実施形態では、磁性部材10の表面処理がニッケルめっきの場合を例示したが、同様の効果を有する表面処理、例えば樹脂めっきなどであっても差し支えない。
また、上述実施形態では、コイル3と着磁ヨーク4を用いて着磁する方法を例示したが、図5(b)に示すように被検出体1を空芯コイル3で覆い、電流を流すことで着磁しても差し支えない。
本発明の移動物体検出装置は、車両用のストローク検出用センサに利用可能である。
1 被検出体
2 センサ(磁気検出素子)
3 コイル
4 着磁ヨーク
10 磁性部材
11 突起部
12 凹部
20 ハウジング
21 第1蓋状部(蓋状部)
22 第2蓋状部(蓋状部)
23 突部
24 柱状部
25 孔部
S 移動体シャフト(シャフト)
H 穴(収容部)

Claims (6)

  1. 磁性部材と、前記磁性部材を覆う非磁性材料からなるハウジングと、を設けた被検出体と、
    この被検出体を収容する収容部を有するシャフトと、
    前記磁性部材の位置変化を検出する磁気検出素子と、を備え、
    前記ハウジングには、前記収容部に組み付ける際の組み付け方向に対して垂直に突出する位置決め用の突部が形成されることを特徴とする移動物体検出装置。
  2. 前記ハウジングは、その両端部を覆う蓋状部と、
    2つの前記蓋状部の側面に、2つの前記蓋状部を結ぶ複数の柱状部と、
    前記柱状部の間に前記磁性部材の一部が露出する孔部と、
    を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の移動物体検出装置。
  3. 前記柱状部のうち少なくとも一つには、位置決め用の突部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の移動物体検出装置。
  4. 前記磁性部材の表面には、表面処理を施してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の移動物体検出装置。
  5. 前記磁性部材は、一端に突起部を備えてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の移動物体検出装置。
  6. 前記磁性部材は、一端に凹部を備えてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の移動物体検出装置。
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