JP2017179869A - 観客席を有する建築構造物及びその施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
斜めに設置された鉄骨・鉄筋の周囲へのコンクリートの打設は容易ではなく、コンクリートの品質の維持が困難であるという問題もある。
このような構成によれば、斜梁を、鉄骨鉄筋コンクリートのプレキャスト材として製作された複数の斜梁部材を長さ方向に接合して製作した後に、柱梁架構上に接合するため、従来においては斜梁の製作において必要であった高所における型枠の設置作業を低減することが可能となり、これに伴い、型枠を支持する支保工の設置個所も低減することが可能となる。したがって、施工が容易となる。
また、高所における施工が容易となり、また作業量が低減することで、作業員の安全性が高まる。
また、斜梁は、鉄骨鉄筋コンクリートのプレキャスト材として製作された複数の斜梁部材を長さ方向に接合して製作されているため、斜めに設置された鉄骨・鉄筋の周囲へのコンクリートの打設作業を少なくすることが可能であり、これによりコンクリートの品質を向上させることができる。
また、斜梁は、鉄骨鉄筋コンクリートのプレキャスト材として製作された複数の斜梁部材を長さ方向に接合して製作されているため、現場での複雑な配筋作業を低減することができる。したがって、施工が容易となるとともに、配筋精度を向上させることができる。
また、一本の斜梁を柱梁架構上に接合するに当たり、複数の部材を各々揚重して柱梁架構上で接合して斜梁を形成するのではなく、製作済みの斜梁を揚重して柱梁架構上に接合するため、部材の揚重回数が一回で済み、これにより工期を短縮することが可能となる。
斜梁を、柱や水平梁に直接接合する場合においては、柱や水平梁と斜梁の成す角度が垂直ではないため取り合いが複雑となり、作業が容易ではない。しかし、上記のような構成によれば、斜梁は接続部材を備えており、接続部材を柱仕口部及び梁仕口部に接合することで、斜梁が柱梁架構に接合されている。接続部材は、斜梁の接合時に柱及び水平梁の延在する方向に突出しており、柱仕口部は上方に、梁仕口部は水平方向に、それぞれ突出しているため、接続部材と、柱仕口部及び梁仕口部の接合は、互いに向かい合うように位置する端面同士を接合することで行われる。したがって、施工を容易に行うことが可能となる。
また、柱仕口部と斜梁の接続部材の接合位置が、足場から例えば1m程度の作業が容易となるような高さに位置するように、柱仕口部と斜梁の接続部材の各々の長さを任意に決定することが可能であり、このような場合においては、施工を更に容易に行うことが可能となる。
このような構成によれば、斜梁の製作は、斜梁部材間で、斜梁部材のコンクリート部の端部から突出した鉄骨及び主筋同士を接合し、鉄骨及び主筋の接合部にコンクリートを打設することを含み、これらの斜梁の製作作業は斜梁を柱梁架構上へ設置する前に行われるため、柱梁架構上への斜梁の接合後に、斜梁に対してコンクリートの打設を行うことが不要である。したがって、施工が容易となる。
このような構成によれば、斜梁部材間の、鉄骨及び前記主筋の接合部へのコンクリートの打設は、斜梁の柱梁架構上への接合後であるため、斜梁の柱梁架構上への揚重時においては、斜梁の重量を低減することが可能となる。したがって、揚重性能の高くない揚重機を使用できる可能性が高まり、これにより施工費を低減することが可能となる。
また、斜梁部材間の、鉄骨及び主筋の接合部へのコンクリートの打設は、斜梁の柱梁架構上への接合後であるが、斜柱の大部分はプレキャスト材として形成されており、柱梁架構への接合時にはコンクリートが打設されているため、柱梁架構への接合後にコンクリートを打設すべき鉄骨及び主筋の接合部は、斜柱全体の内、非常に限定的な部分となっている。したがって、施工が容易である。
このような構成によれば、上記の施工方法が適用可能となる。
次に、図6を用いて、本発明の実施形態として示した観客席を有する建築構造物及びその施工方法の変形例を説明する。本変形例における観客席を有する建築構造物の施工方法は、上記実施形態における建築構造物の施工方法とは、斜柱6の鉄骨20及び主筋21の接合部へのコンクリートの打設は、斜柱6の柱梁架構3への接合前に地組ヤードで行うのではなく、斜柱6の柱梁架構3への接合後に行われる点が異なっている。
なお、斜梁部材10間の、鉄骨20及び主筋21の接合部へのコンクリートの打設は、斜梁6の柱梁架構3上への接合後であるが、斜柱6の大部分はプレキャスト材として形成されており、柱梁架構3への接合時にはコンクリートが打設されているため、柱梁架構3への接合後にコンクリートを打設すべき鉄骨20及び主筋21の接合部は、斜柱6全体の内、非常に限定的な部分となっている。したがって、施工が容易であるという、上記実施形態が奏する効果は大きく損なわれない。
しかし、これらに限られず、例えば、斜梁6を柱梁架構3上に接合する前に、地組ヤードで一部の接合部にコンクリートを打設して斜梁部材接合部11を形成し、一部の斜梁部材接合部11が形成された斜梁6を柱梁架構3上に接合した後に、残りの接合部を型枠で囲い、コンクリートを打設して、残りの斜梁部材接合部11を形成してもよい。これにより、例えば柱梁架構3上に接合した後のコンクリート打設作業が困難な接合部のみに対して、地組ヤードでコンクリートを打設して斜梁部材接合部11を形成することが可能となり、施工の容易性と、使用する揚重機の性能を落とすことによる施工費の低減の良好なバランスを得ることが可能となる。
2 グラウンド
3 柱梁架構
4 柱
4a 柱仕口部
5 水平梁
5a 梁仕口部
6 斜梁
7 斜梁上コンクリート部
8 段床
9 観客席
10 斜梁部材
11 斜梁部材接合部
12 柱接続部材(接続部材)
13 梁接続部材(接続部材)
20 鉄骨
21 主筋
22 コンクリート部
22a 端部
Claims (5)
- 観客席を有する建築構造物の施工方法であって、
該建築構造物は、柱と水平梁を備えた柱梁架構と、水平面に対し斜め方向に延在して設けられ、前記柱梁架構により支持された斜梁を備え、
前記観客席は前記斜梁上に設けられた構成とされ、
この構成において、前記柱梁架構を構築すること、
鉄骨鉄筋コンクリートのプレキャスト材として製作された複数の斜梁部材を長さ方向に接合して前記斜梁を製作すること、
前記斜梁を、前記柱梁架構上に接合すること、
を含む、観客席を有する建築構造物の施工方法。 - 前記柱は、該柱に接合される最上段の前記水平梁から上方に突出する柱仕口部を備え、
前記水平梁は、該水平梁に接合される前記柱から、前記斜梁の接合される水平方向に突出する梁仕口部を備え、
前記斜梁を製作する際に、前記斜梁の接合時に前記柱及び前記水平梁の延在する方向に突出する接続部材を接合すること、
前記斜梁を接合する際に、前記接続部材を、前記柱仕口部及び前記梁仕口部に接合すること、
を含む、請求項1に記載の建築構造物の施工方法。 - 前記斜梁の製作は、前記斜梁部材間で、前記斜梁部材のコンクリート部分の端部から突出した鉄骨及び主筋同士を接合すること、及び、
前記鉄骨及び前記主筋の接合部にコンクリートを打設すること、
を含む、請求項1または2に記載の建築構造物の施工方法。 - 前記斜梁の製作は、前記斜梁部材間で、前記斜梁部材のコンクリート部分の端部から突出した鉄骨及び主筋同士を接合することを含み、
前記斜梁の接合後に、前記鉄骨及び前記主筋の接合部にコンクリートを打設すること、
を含む、請求項1または2に記載の建築構造物の施工方法。 - 柱と水平梁を備えた柱梁架構と、
水平面に対し斜め方向に延在して設けられ、前記柱梁架構により支持された斜梁と、
該斜梁上に設けられた観客席と、
を備え、
前記斜梁は鉄骨鉄筋コンクリートのプレキャスト材として製作された複数の斜梁部材を長さ方向に接合することにより製作されている、観客席を有する建築構造物。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102700450B1 (ko) * | 2023-05-25 | 2024-08-29 | 동서 피, 씨, 씨 주식회사 | 경기장 경사보의 무 가설지주 시공 구조 |
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2016
- 2016-03-30 JP JP2016068502A patent/JP6710563B2/ja active Active
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