JP2017176577A - 消火器ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉と壁面とを面一にした状態で容易に設置することができる消火器ケースを提供する。
【解決手段】建物の壁面に形成される開口部に収容される本体部と、前記本体部における前面側の開口を覆設し、開閉機構によって回動可能とされる扉と、前記本体部と前記扉における前後方向の間隙を調整可能とする調整手段とを備えることを特徴とする消火器ケース、より好ましくは、前記調整手段は、前記本体部側に連結される前記開閉機構と、前記本体部と前記扉の開放端側とを固着する固着部とを前後方向へ可動させることで調整可能とする消火器ケース、より好ましくは、前記本体側取付部と前記固着部は、相互に可動可能とされる消火器ケース。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消火器ケースに係るものであって、特に建物等の壁面に埋め込んで収容する消火器ケースに関するものである。
従来より、消火器ケースとして、例えば、建物の壁面に形成された開口部内に取付用ブラケットを固定し、当該取付用ブラケット内に消火器ケース本体を嵌入して取り付け、取付用ブラケットの前部に消火器ケース本体を嵌入する大きさの枠体を設け、且つ、枠体の前端を壁面と面一に取り付けるようにしたものが公知である(特許文献1参照)。
特開2002−336369号公報
しかしながら、上記構造では、扉が壁面に面一になるように、ヒンジ部によって消火器ケースより前方に突出して取り付けられる構造としているが、消火器ケース本体の位置決めは、消火器本体の鍔部と取付用ブラケットの当たり部によって行われるため、取付用ブラケットが正確に設置されていないと、扉と壁面とが面一にならないものであり、取付用ブラケットの設置の煩雑さが懸念されるものであった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、扉と壁面とを面一にした状態で容易に設置することができる消火器ケースを提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の消火器ケースは、建物の壁面に形成される開口部に収容される本体部と、前記本体部における前面側の開口を覆設し、開閉機構によって回動可能とされる扉と、前記本体部と前記扉における前後方向の間隙を調整可能とする調整手段とを備えるものである。
また、本発明の請求項2に記載の消火器ケースは、請求項1に記載の消火器ケースにおいて、前記調整手段は、前記本体部側に対して直接的又は間接的に連結される前記開閉機構の本体側取付部と、前記扉の閉蓋状態において前記本体部と前記扉の開放端側とを固着し、前記本体部側に対して直接的又は間接的に設置される固着部とを前後方向へ可動させることで調整可能とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の消火器ケースは、請求項2に記載の消火器ケースにおいて、前記本体側取付部と前記固着部は、相互に可動可能とされるものである。
本発明の消火器ケースでは、本体部と扉における前後方向の間隙を調整可能とする調整手段を備えるので、扉と壁面とを面一にした状態で容易に設置することができる。
本発明の実施例における消火器ケースの斜視図である。 本発明の実施例における消火器ケースを設置した状態の正面図である。 本発明の実施例における図2のA−A線拡大断面図である。 本発明の実施例における図2のB−B線断面図である。 本発明の実施例における扉の位置調整後の消火器ケースの斜視図である。 本発明の実施例における扉の位置調整後の消火器ケースを設置した状態の上方側横断面図である。 本発明の実施例における扉の位置調整後の消火器ケースを設置した状態の左側面を示す縦断面図である。 本発明の別実施例における扉の位置調整後の消火器ケースを設置した状態の右側面を示す一部省略拡大縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態における消火器ケースを図面に基づいて説明する。消火器ケースは、図2から図4に示すように、例えば、建物等の壁面Wに埋め込んで収容されている。当該消火器ケースは、建物の壁面Wに形成される開口部に収容される本体部10と、本体部10における前面側の開口を覆設し、開閉機構30によって回動可能とされる扉20と、本体部10と扉20における前後方向の間隙を調整可能とする調整手段とを備えてなる。
当該消火器ケースにおいて、設置する壁面Wの地面側を当該ケースの下方とし、天井側を当該ケースの上方とする。また、当該ケースの扉20側を前方とし、ケース内の収容空間16側を後方とする。
本体部10は、図1から図4に示すように、左右側面板11と、天面板12と、底面板13と、後面板14とから構成され、前方が開口した箱状を形成しており、例えば、金属板等によって形成される。
また、左右側面板11の前方側には、外周縁部から外側方向に向けて鍔部15が折曲して設けられており、本体部10の内部に消火器FEを収容可能とする収容空間16を形成している。
また、本体部10の前方には、本体部10の開口を覆設する扉20が設けられる。当該扉20は、少なくとも本体部10の開口領域と同等となるように形成されており、外観上における美観の観点から、本体部10における鍔部15の外形形状と略同等に形成されるか、外形形状より大きくなるよう形成されることが望ましい。
また、扉20は、本体部10における左右側面板11のいずれか一方と扉20の一端とが開閉機構30によって連結されており、本体部10の開口に対して開閉可能となるよう構成される。このとき、開閉機構30が設置される一端は扉20の基端側とされ、固着部36が設置される他端は扉20の開放端側とされる。扉20は、本体部10と同様にして、金属板等によって形成される。
開閉機構30は、例えば、スライドヒンジとされ、アーム部を有して構成される本体側取付部31及び扉側取付部32とが連結部33を介して枢設されている。また、本体側取付部31は、例えば、板状体からなる固定部34を介して間接的に本体部10に設置されており、固定部34の前後方向に形成される長孔35によって、本体側取付部31の設置位置を前後方向に調整可能としている。また、本体側取付部31は、左右側面板11の前後方向に形成される長孔35を介して直接的に本体部10に設置することができるのは勿論である。
さらに、開閉機構30においては、その他の公知技術とされるヒンジ等を採用することができるのは勿論である。このようにして開閉機構30が連結される扉20は、本体部10の鍔部15よりも前方に位置した状態で取り付けられる。
また、本体部10における左右側面板11の他方には、磁力の吸着力を利用したマグネットラッチ等の固着部36が直接的に設置されており、当該固着部36に扉20の開放端側を吸着させることで本体部10に対する扉20の閉蓋状態を可能としている。また、固着部36においては、扉20に吸着される軸部(図示しない)を前後方向へ伸縮させる調整部37が設けられるものを採用することができる。
また、固着部36は、これに限られることなく、開閉機構30と同様にして、図8に示すように、左右側面板11の前後方向に形成される長孔35を介して直接的に本体部10に設置することもできるし、固定部(図示しない)を介して間接的に本体部10に設置することができるのは勿論である。
このとき、固定部34の長孔35、固着部36の調整部37は、本体部10と扉20における前後方向の間隙を調整可能とする調整領域を有してなり、消火器ケースの大きさに応じて、当該調整領域を適宜の可動範囲に設定することができるのは勿論である。また、当該調整手段は、扉20の基端側、開放端側にて相互に独立して調整することができるので、本体部10に対して、扉20における基端側の間隙と開放端側の間隙を異なるよう設定することができる。
このようにして構成される消火器ケースは、建物における壁面W内部の開口部に収容される固定用ブラケットW1に設置される。具体的には、開口部内に消火器ケースを嵌入し、ネジ等の固着手段にて本体部10を固定用ブラケットW1に固定する。このとき、本体部10の鍔部15を固定用ブラケットW1の前方側から当接させることで、本体部10の位置決めを容易に行うことができる構成としている。
そして、消火器ケースの設置時において、扉20と壁面Wとの間隙が大きい場合には、図5から図7に示すように、消火器ケースにおける扉20の前方面が壁面Wに対して面一となるように調整手段にて調整する。具体的には、開閉機構30においては、本体部10に対する固定部34の設置位置を長孔35を介して前方へと可動させることで、本体部10と扉20の基端側との間隙を調整する。さらに、本体部10の固着部36においては、固着部36の軸部の長さを調整部37を介して前方へと伸長させることで、本体部10と扉20の開放端側との間隙を調整する。
このようにして、消火器ケースの調整手段によって、扉20の基端側、開放端側にて、本体部10と扉20との間隙を相互に独立して調整することができるので、壁面Wの開口部に対して固定用ブラケットW1が正確に設置されていない場合、例えば、壁面Wに対して固定用ブラケットW1が傾いて設置される等であっても、扉20の前方面を壁面Wに対して面一となるよう容易に調整することができる。
以上、説明した本発明に係る消火器ケースによれば、扉20と壁面Wとを面一にした状態で容易に壁面Wの開口部に設置することができるので、作業性を向上させることができるとともに、設置時における美感を優れたものとすることができる。
当該発明は、上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、本体部10、扉20、開閉機構30、調整手段の形状、寸法、材質等を適宜変更して実施することが可能である。例えば、本体部10は、前方側に扉20を設置し得る構造であれば、断面視半円状等であってもよいし、これに限られるものではない。
また、開閉機構30は、本体部10における左右側面板11のいずれか一方と扉20の一端とを連結するものであったが、これに限られるものではない。例えば、開閉機構30は、本体部10における天面板12、底面板13のいずれか一方と扉20の一端とを連結するものであってもよい趣旨である。係る際において、固着部36を天面板12、底面板13の他方側に設置するのは勿論である。
また、調整手段においては、長孔に限られるものではなく、例えば、本体部10に直線状等に形成されるレール部を有し、開閉機構30の本体側取付部31、固着部36にこれに対応させたガイド部を有した態様とし、前後方向に摺動可能な構成とすることができるのは勿論である。また、調整手段においては、前後方向における所定寸法を連続して調整可能とするものに限られることなく、段階的に調整可能とするものをも含む趣旨である。
また、一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。
10 本体部
11 左右側面板
12 天面板
13 底面板
14 後面板
15 鍔部
16 収容空間
20 扉
30 開閉機構
31 本体側取付部
32 扉側取付部
33 連結部
34 固定部
35 長孔
36 固着部
37 調整部
FE 消火器
W 壁面
W1 固定用ブラケット

Claims (3)

  1. 建物の壁面に形成される開口部に収容される本体部と、
    前記本体部における前面側の開口を覆設し、開閉機構によって回動可能とされる扉と、
    前記本体部と前記扉における前後方向の間隙を調整可能とする調整手段と、
    を備えることを特徴とする消火器ケース。
  2. 前記調整手段は、前記本体部側に対して直接的又は間接的に連結される前記開閉機構の本体側取付部と、前記扉の閉蓋状態において前記本体部と前記扉の開放端側とを固着し、前記本体部側に対して直接的又は間接的に設置される固着部とを前後方向へ可動させることで調整可能とする請求項1に記載の消火器ケース。
  3. 前記本体側取付部と前記固着部は、相互に可動可能とされる請求項2に記載の消火器ケース。
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