JP2017174533A - 環境性能評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置スペースが少ないにも拘らず、恒温室の容積を大きくしてより多くの試験対象を試験でき、しかも、完成検査から施工現場への設置に至る作業を簡便化できる環境性能評価装置を提供する。【解決手段】縦長直方体状に構成した本体ケース1に、恒温槽部3と、圧縮機8や凝縮器9を収容する冷却部4を設ける。恒温槽部3の内部には、多段状の棚構造を備えた主室6と調和空気通路7を設けて、調和空気通路7の内部に蒸発器11と加熱源28と循環ファン27・29を配置する。恒温槽部3の上側に、電源部2を設けて、その内部に電源ユニット12と架台13を配置する。架台13を構成するベース枠35と恒温槽部3の上面の間に配線スペースSを設けて、電源ユニット12から導出したケーブル群Cを、配線スペースSと、恒温槽部3の天井壁のケーブル穴42を介して主室6の内部へ導入する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば2次電池の環境性能を評価するための装置に関する。環境性能評価装置は、冷熱を供給するための冷却装置と、温熱を供給するための加熱源と、恒温槽を備えており、低温域から高温域にわたる広範な温度領域で、2次電池の充放電特性や、電源用電池を内蔵する通信機器などの試験対象の動作特性を試験し評価することができる。
この種の環境性能評価装置は、特許文献1の充放電評価装置に開示されている。そこでは、筺体の前半分に電池トレイを出し入れするための恒温槽部分を設け、恒温槽部分より後側に充放電電源を収容する電源部分を設けている。恒温槽部分は断熱壁で囲まれており、その内部は上下3段の恒温槽に区分されて、各恒温槽の前面開口を扉で開閉できるようにしている。各恒温槽の一側には空調空間が区分してあり、その内部に送風機と加熱器が配置してある。また、空調空間と対向する恒温槽の他側には安全空間が設けてあり、その内部に消火器、排気ベント、ガスセンサーなどが設置してある。
恒温槽部分と電源部分は断熱壁で区分されており、この断熱壁にエッジコネクターを配置して、電池トレイを各恒温槽にスライド装填するだけで、電池トレイの内奥に設けたエッジをエッジコネクターに接続して、電池トレイ内の二次電池を充放電電源に対して電気的に接続できるようにしている。特許文献1の段落0046には、各恒温槽の内部温度を例えば、80℃、25℃、マイナス10℃に制御して充放電試験を行う旨の文言があるので、何らかの冷熱源を備えていることが想定されるが、その詳細については記載がなく不明である。
特開2012−226915号公報(段落番号0028〜0043、請求項1、図2)
特許文献1の充放電評価装置によれば、電池トレイを各恒温槽にスライド装填するだけで、電池トレイ内の二次電池と充放電電源を電気的に接続できる。しかし、筺体の前半分に恒温槽部分を設け、恒温槽部分より後側に電源部分を設けるので、充放電評価装置の設置面積を一定とした場合には各恒温槽の容積が小さくなり、一度に試験できる二次電池の数が限られてしまう。また、各恒温槽部分の面積を一定とした場合には、装置全体の設置面積が電源部分の部分だけ大きくなるため、設置スペースが十分に大きな場所でないと充放電評価装置を設置できない。さらに、各恒温槽の片側に設けた送風機および加熱器で調和空気を循環させている。そのため、恒温槽の容積を一定とする場合に、内部温度が所定の温度になるのに時間が掛かるうえ、恒温槽の内部温度にばらつきを生じやすい。加えて、個々の恒温槽に対応して、送風機および加熱器や扉を設ける必要があり、さらに消火器、排気ベントを設けるので、充放電評価装置の全体構造が複雑になり、その分だけ製造コストが高くなる。
本出願人は、恒温槽と電源ボックスを別置きの状態で設置し、両者間をケーブルで接続する環境性能評価装置を市場に提供している。この環境性能評価装置においては、恒温槽と電源ボックスをケーブルで接続して完成検査を行ったのち、ケーブルを取外して導入先へ出荷し、恒温槽と電源ボックスを据付けたうえで、これら両者を再びケーブルで接続する必要があり、完成検査から施工に至る作業が煩雑であった。また、電源ボックスを別置きにする分だけ、余分な設置スペースが必要であるうえ、電源ボックスから導出したケーブル群を、恒温槽の側壁上部に開口した通口から導入する関係で、電源ボックスを恒温槽の通口側に密着配置することができず、大きな設置スペースが必要であった。さらに、環境性能評価装置を一旦設置した後でレイアウトを変更したい場合に、導入時と同じ手間が掛かる不便があった。
本発明の目的は、設置スペースが少なくて済むにも拘らず、恒温室の容積を大きくしてより多くの試験対象を試験でき、しかも、完成検査から施工現場への設置に至る作業を簡便化でき、さらに設置後のレイアウトの変更にも柔軟に対応できる環境性能評価装置を提供することにある。
本発明の目的は、恒温室の内部における調和空気の循環流動を促進して、恒温室に収容した試験対象の加熱や冷却を効果的に行うことができ、従って、恒温室の内部温度をより短い時間で所定の温度に調整でき、さらに恒温室の内部温度のばらつきを抑止できる環境性能評価装置を提供することにある。
本発明に係る環境性能評価装置は、縦長直方体状に構成した本体ケース1の内部が、断熱箱で構成した恒温槽部3と、恒温槽部3の下側の冷却部4に区分されており、冷却部4に冷却装置の圧縮機8、凝縮器9、送風ファン10が収容されている。図2に示すように、恒温槽部3の内部には、試験対象20を支持する多段状の棚構造を備えた主室6と、主室6の周囲に沿って調和空気通路7が設けられている。調和空気通路7の内部には冷却装置の蒸発器11と、加熱源28と、循環ファン27・29が配置されている。恒温槽部3の上側に、平面視における本体ケース1の外郭線内に収まる状態の電源部2が設けられており、電源部2の内部に電源ユニット12と同ユニット12を支持する架台13が配置されている。架台13は、恒温槽部3の上面4隅に固定したフレーム34と、電源ユニット12を支持するベース枠35を一体に備えており、ベース枠35と恒温槽部3の上面の間に配線スペースSが設けられている。電源ユニット12から導出したケーブル群Cが、配線スペースSと、恒温槽部3の天井壁に設けたケーブル穴42を介して恒温槽部3の内部へ導入されて、棚構造に載置した試験対象20に接続されていることを特徴とする。
図1に示すように、調和空気通路7は、主室6の後面に設けた第1循環通路23と、主室6の底面に設けた第2循環通路24と、主室6の左右側面に設けた第3循環通路25で構成する。各循環通路23・24・25は主室6の後下隅と、主室6の左右下隅において連通している。第1循環通路23の上部に、主室6内の調和空気を吸込む複数個の吸込口26および第1循環ファン27を配置し、第1循環通路23の下部に蒸発器11と加熱源28を配置する。第2循環通路24の内部には、第1循環通路23に連通する前段通路24aと、第3循環通路25に連通する後段通路24bを設けて、両通路24a・24bの間に前段通路24aへ送給された調和空気を後段通路24bへ送給する第2循環ファン29を配置する。第3循環通路25に送給された調和空気を、左右の第3循環通路25から主室6内に吹出す。
第1循環通路23の下部と第2循環通路24の前段通路24aの後部の間に、主室6の左右幅の全幅にわたって開口する吹出しスロット31を設ける。第1循環通路23から前段通路24aへ送給された調和空気の一部を、吹出しスロット31から第1循環通路23の前壁に沿って主室6内へ吹出す。
棚構造は、主室6の左右壁の前後に固定した4個の棚柱16と、各棚柱16の係止穴に係合した棚ブラケット17と、棚ブラケット17に載置した棚板18を備えている。前後の棚柱16の間に第3循環通路25を配置して、同通路25の前後壁に開口した一群の吹出口30から調和空気を主室6内へ吹出す。
恒温槽部3の天井壁に上下貫通状の通口43を形成する。ケーブル穴42は、通口43に固定した上下一対の筒ケース44で構成する。ケーブル穴42を通るケーブル群Cと筒ケース44の間の隙間をコーキング材45で封止する。
恒温槽部3の天井壁の複数個所にケーブル穴42を設ける。使用されていないケーブル穴42は、筒ケース44にねじ込み装着した蓋体47と、筒ケース44と蓋体47の接合面の間に配置したパッキン体48で通気不能に封止する。
加熱源は蒸発器11に隣接配置した電熱ヒーター28で構成する。電熱ヒーター28は蒸発器11の除霜用のヒーターを兼ねている。
冷却部4の後面に、熱交換後の熱気を排出する排気カバー14を突設する。図1に示すように、環境性能評価装置を縦壁Wに沿って床面に設置した状態においては、電源部2の後面に突設したスペーサー36と排気カバー14が縦壁Wに接当して、本体ケース1と縦壁Wの間に排気隙間Eを確保できる。排気カバー14の排気口14aから排出された熱気を、排気隙間Eから周囲空間へ放出する。
冷却部4の下面の前後に補強枠50を固定し、補強枠50の左右にキャスター51と、床面に締結固定される耐震型の脚体52を設ける。補強枠50の下面と床面の間に、フォークリフトのフォーク爪の進入を許す荷役スペースHを設ける。
試験対象は2次電池20であって、複数の2次電池20が収納ケース19に収容されている。収納ケース19は棚板18に載置されて、ケーブル38に接続してある。
本発明に係る環境性能評価装置においては、断熱箱で構成した恒温槽部3と、その下側の冷却部4で本体ケース1を構成し、恒温槽部3の内部に棚構造を備えた主室6と、調和空気を送給するための調和空気通路7を設けた。また、冷却装置の圧縮機8、凝縮器9、送風ファン10などを冷却部4に収容するようにした。さらに、恒温槽部3の上側に電源部2を設けて、その内部に電源ユニット12と架台13を配置した。そのうえで、フレーム34およびベース枠35で架台13を構成し、架台13を恒温槽部3の上面に固定した状態において、ベース枠35と恒温槽部3の上面の間に配線スペースSを確保できるようにした。
以上のように構成した環境性能評価装置によれば、本体ケース1の上側に電源部2を一体に設けるので、環境性能評価装置の設置スペースが大きくなるのを解消できる。また、設置スペースが少なくて済むにも拘らず、設置面積を一定とした場合の恒温槽部3の容積を大きくして、より多くの試験対象を試験できる。さらに、完成検査から施工現場での設置に至る一連の作業においてケーブル群Cを着脱する必要がないので、その分だけ作業の手間を省いて、コスト削減に寄与できるうえ、一旦、据付けた環境性能評価装置のレイアウトを変更する場合でも柔軟に対応できる。電源ユニット12から導出したケーブル群Cを、配線スペースSと、恒温槽部3の天井壁に設けたケーブル穴42を介して恒温槽部3の内部へ導入して、棚構造に載置した試験対象20に接続できるので、配線作業を簡便化できる。さらに、煩雑な印象を与えやすいケーブル群Cの全体を、本体ケース1および電源部2の内部に配置するので、環境性能評価装置の外観の印象をすっきりさせることができる。
主室6の後面に設けた第1循環通路23と、主室6の底面に設けた第2循環通路24と、主室6の左右側面に設けた第3循環通路25で調和空気通路7を構成すると、左右の第3循環通路25から主室6内に調和空気を吹出すことができる。また、主室6内に吹出された調和空気は、第1循環通路23の上部に設けた第1循環ファン27で吸込んで、同ファン27と第2循環通路24に設けた第2循環ファン29で循環させながら、蒸発器11または加熱源28で温度状態を調整して、再び主室6内に吹出すことができる。こうした空気循環構造によれば、第1循環ファン27および第2循環ファン29で主室6内の空気と調和空気を強制的に循環させながら、左右の第3循環通路25から主室6内に調和空気を吹出すことができるので、主室6内に調和空気をまんべんなく充満させながら、主室6内の空気と調和空気を強制的に循環させることができる。従って、恒温槽の片側に設けた送風機で調和空気を循環させていた従来の充放電評価装置に比べて、主室6の内部における調和空気の循環流動を促進して、試験対象20の加熱や冷却を効果的に行うことができる。また、前段通路24aと後段通路24bで第2循環通路24を構成して、第1循環通路23から前段通路24aに送給された調和空気を、第2循環ファン29で後段通路24bから左右の第3循環通路25へ送給するようにしたので、左右の第3循環通路25から主室6内に調和空気を均等に吹出して、主室6の内部温度をより短い時間で所定の温度に調整し、さらに主室6の内部温度のばらつきを抑止できる。
第1循環通路23の下部と第2循環通路24の前段通路24aの後部の間に吹出しスロット31を設けると、左右の第3循環通路25から調和空気を吹出すのと同時に、前段通路24aへ送給された調和空気の一部を、吹出しスロット31から主室6内へ吹出すことができる。このように、調和空気を主室6の左右側面と後面の3方向から主室6内に同時に吹出すと、主室6内に調和空気をまんべんなく充満させて、調和空気の循環流動をさらに促進することができる。従って、試験対象20を速やかに所定の温度状態に保持できるうえ、主室6の内部の温度状態をさらに均一化できる。
前後の棚柱16の間に第3循環通路25を配置して、同通路25の前後壁に開口した一群の吹出口30から調和空気を主室6内へ吹出すと、多段状に載置した試験対象20に対して調和空気を均等に吹出すことができる。また、吹出口30から吹出した調和空気は、試験対象20の前後面を包込むようにして、調和空気を主室6の後壁およびドア5に沿って横方向へ循環し、横方向へ循環した調和空気は、第1循環通路23の上部に設けた第1循環ファン27へ向かって縦方向へ循環する。従って、多段状に載置した試験対象20を、吹出口30から吹出された新鮮な調和空気で効果的に冷却または加熱して、確実に所定の温度状態に保持できる。
恒温槽部3の天井壁に通口43を形成し、通口43の上下に固定した一対の筒ケース44でケーブル穴42を構成すると、ケーブル穴42の直径および穴長さを常に一定にして、配線スペースSからケーブル穴42を経由して主室6に至る間のケーブル群Cの配線を整然と行うことができる。また、ケーブル穴42を通るケーブル群Cと筒ケース44の間の隙間をコーキング材45で封止することにより、主室6内の調和空気が先の隙間から流出するのを確実に防止して、環境性能評価装置のランニングコストを低減できる。
複数のケーブル穴42のうち、使用されていないケーブル穴42を蓋体47とパッキン体48で通気不能に封止すると、主室6内の調和空気が使用されていないケーブル穴42から流出するのを確実に防止できる。また、筒ケース44に蓋体47をねじ込み装着してケーブル穴42を塞ぐので、必要時には、蓋体47を筒ケース44から取外すだけで、ケーブル穴42を開放してケーブル群Cの配線を行うことができる。
蒸発器11に隣接配置した電熱ヒーター28で加熱源を構成し、電熱ヒーター28が蒸発器11の除霜用のヒーターを兼ねるようにすると、1個の電熱ヒーター28を設けるだけで、調和空気の加熱と蒸発器11の除霜を行うことができる。また、調和空気を加熱する電熱ヒーター28とは別に除霜専用の電熱ヒーターを設ける場合に比べて、環境性能評価装置の製造に要するコストを削減できる。
設置状態において、排気カバー14とスペーサー36が縦壁Wに接当して、本体ケース1と縦壁Wの間に排気隙間Eを確保できるようにした環境性能評価装置によれば、排気カバー14の排気口14aから排出された熱気を、排気隙間Eから周囲空間へ放出できる。従って、熱交換後の熱気が冷却部4の内部や、本体ケース1と縦壁Wの間にこもるのを解消して、凝縮器9における熱交換効率を向上できる。
冷却部4の下面の前後に補強枠50を固定し、補強枠50の左右にキャスター51と、床面に締結固定される耐震型の脚体52を設けると、キャスター51を転動させて環境性能評価装置を移動できる。また、耐震型の脚体52を床面にビスで固定することにより、環境性能評価装置を転倒不能に固定できる。さらに、補強枠50の下面と床面の間に、フォークリフトのフォーク爪の進入を許す荷役スペースHを設けるので、荷役スペースHにフォーク爪を差込んで環境性能評価装置を搬送することができ、レイアウトの変更を行う場合の環境性能評価装置の移動を簡便に行うことができる。
試験対象が2次電池20である場合には、複数の2次電池20を収納ケース19にまとめて収納して試験することができる。その場合の収納ケース19は棚板18に載置されてケーブル38に接続されるので、個々の2次電池20をケーブル38に接続するための手間を省くことができる。
本発明に係る環境性能評価装置の縦断側面図である。 ドアを開放した状態の環境性能評価装置の正面図である。 環境性能評価装置の横断平面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 電源部の概略構造を示す分解斜視図である。 ケーブル穴の構造を示す縦断正面図である。 ケーブル穴の閉止構造を示す断面図である。
(実施例1) 図1ないし図7は、本発明に係る環境性能評価装置の実施例を示す。本発明において、前後、左右、上下とは図1および図に2示す交差矢印と、交差矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従うものとする。図1及び図2において環境性能評価装置は、縦長直方体状に構成した本体ケース1と、本体ケース1の上側に配置した電源部2を備えている。本体ケース1は前面が開口する内箱と外箱の間に断熱材を充填して形成してあり、その内部が恒温槽部3と冷却部4に区分されて、恒温槽部3の前面に揺動開閉可能なドア5が設けてある。恒温槽部3の内部には、多段状の棚構造を備えた主室(恒温室)6が設けてあり、主室6の周囲に沿って調和空気通路7が設けてある。冷却部4の内部には、冷却装置の圧縮機8、凝縮器9、送風ファン10などが収容してある。電源部2の内部には、電源ユニット12と同ユニット12を支持する架台13が配置してある。また、冷却部4の後面には、熱交換後の熱気を排出する排気カバー14が突設してあり、その左右壁の上下に一群の排気口14aが開口してある。
図1および図3において棚構造は、主室6の左右壁の前後に固定した4個の棚柱16と、各棚柱16の係止穴に着脱可能に係合装着される棚ブラケット17と、棚ブラケット17に載置される棚板18などで構成してある。棚板18は一定間隔おきに多段状に設けてあり、各棚板18の上面に2個の収納ケース19が載置されて、各収納ケース19の内部に2次電池(試験対象)20が複数個ずつ収容してある。棚板18は、パンチングメタルなどの通気自在な素材で形成されており、同様に収納ケース19は通気自在な箱体からなり、その後面には後述するピンコネクター39を接続するためのソケット(図示していない)が設けてある。
調和空気通路7は、主室6の後面に設けた第1循環通路23と、主室6の底面に設けた第2循環通路24と、主室6の左右側面に設けた第3循環通路25で構成してある。図1に示すように、第1循環通路23と第2循環通路24は、主室6の後下隅において連通しており、第2循環通路24と第3循環通路25は主室6の左右下隅において連通している(図4参照)。第1循環通路23の上部には、主室6内の調和空気を吸込む2個の吸込口26が開口され、各吸込口26に第1循環ファン(循環ファン)27が配置してある。また、第1循環通路23の下部には電熱ヒーター(加熱源)28と冷却装置の蒸発器11が、前後に正対する状態で配置してある。電熱ヒーター28は蒸発器11の除霜用のヒーターを兼ねている。
第2循環通路24の内部には、第1循環通路23に連通する前段通路24aと、第3循環通路25に連通する後段通路24bが設けてあり、後段通路24bの上面中央に、前段通路24aへ送給された調和空気を後段通路24bへ送給する第2循環ファン(循環ファン)29が配置してある。第3循環通路25は、前後一対の棚柱16の間に配置されて主室6の下端から上部寄りに配置してあり、その前後壁に開口した一群の吹出口30から調和空気を主室6内へ吹出す。第1循環通路23の下部と第2循環通路24の前段通路24aの後部の間には、主室6の左右幅の全幅にわたって開口する吹出しスロット31が設けてある。第1循環通路23から前段通路24aへ送給された調和空気の一部は、吹出しスロット31から第1循環通路23の前壁に沿って主室6内へ吹出される。
上記のように、調和空気を第3循環通路25に設けた一群の吹出口30と吹出しスロット31の3方向から主室6内に吹出すようにすると、主室6内に調和空気をまんべんなく充満させながら、第1・第2の循環ファン27・29で強制的に循環させることができる。従って、恒温槽の片側に設けた送風機で調和空気を循環させていた従来の充放電評価装置に比べて、主室6の内部における調和空気の循環流動を促進して、収納ケース19内の2次電池20を速やかに所定の温度状態に保持できるうえ、主室6の内部温度のばらつきを抑止できる。
環境性能評価装置の設置スペースを小さくしながら、恒温槽部3の容積を大きくするために、電源部2は恒温槽部3の上面に設けてある。詳しくは図5に示すように、恒温槽部3の上面に架台13を固定し、そのベース枠35に電源ユニット12を組付けている。電源ユニット12は、2次電池20に充電電流を供給し、あるいは2次電池20から出力された放電電流を回生して、次回の充電電流の供給に備えるために設けてあり、電源部2の前面に設けたコントロールパネル61から入力された入力信号と、内蔵したコンピューターのプログラムに従って充放電のパターンを変更できる。コンピューターは、充放電時の電流値、電圧値、充電時間などのデータを取込んで2次電池20の評価を行う。これにより、環境性能評価装置は、2次電池20の寿命試験、特性試験、環境温度特性試験、あるいは各種の規格に適合しているか否かなどの試験を行って、2次電池20の評価を行うことができる。電源ユニット12から発生した熱を効果的に放出するために、電源部2の前後の周囲壁には一群の通気口が形成してある。
図5に示すように架台13は、門形に形成した左右一対のフレーム34と、両フレーム34の間に固定したベース枠35と、両フレーム34の後に固定したスペーサー36などで構成してあり、ベース枠35の上面に電源ユニット12が載置固定してある。フレーム34の下部には締結座37が連出してあり、この締結座37を恒温槽部3の上面4隅に設けたブラケット40に締結固定することにより、架台13が本体ケース1と一体化してある。ベース枠35と恒温槽部3の上面の間に配線スペースSを確保するために、ベース枠35はフレーム34の上下中途部に固定してある。ケーブル群Cを構成する各ケーブル38の長さは、接続相手となる収納ケース19の載置位置に応じて異ならせてあり、個々のケーブル38の操出し端にはピンコネクター39が接続してある(図1、図2参照)。上記のように、本体ケース1の上側に設けた電源部2は、スペーサー36を含む外郭線が、平面視における本体ケース1の外郭線(排気カバー14の外郭線を含む)内に収まる状態で設けてある。
電源ユニット12から導出したケーブル群Cを、配線スペースSから主室6内へ導入するために、恒温槽部3の天井壁の左右にケーブル穴42を設けている。恒温槽部3の天井
壁には直径が125mmの通口43が上下貫通状に形成されており、この通口43に上下一対の筒ケース44を係合固定してケーブル穴42を形成している。この実施例では、図6に向かって左側のケーブル穴42のみを使用して、ケーブル群Cを主室6内へ導入した場合を示している。主室6内の調和空気がケーブル穴42から流出するのを防ぐために、ケーブル穴42を通るケーブル群Cと筒ケース44の間の隙間はコーキング材45で封止してある。隙間が大きい場合には、コーキング材45とバックアップ材を併用して封止するとよい。図7に示すように、使用されていないケーブル穴42は、上下の筒ケース44にねじ込み装着した蓋体47と、筒ケース44と蓋体47の接合面の間に配置したパッキン体48で通気不能に封止してある。
図2に示すように、冷却部4の下面の前後には補強枠50が固定してあり、この補強枠50の左右にキャスター51と耐震型の脚体52が固定してある。補強枠50の下面と床面の間には荷役スペースHが確保してあり、この荷役スペースHにフォークリフトのフォーク爪を差込んで環境性能評価装置を搬送することにより、同装置の出荷時や施工時の搬送作業、および据付け作業などを簡便に行うことができる。この実施例では、荷役スペースHの上下寸法を95mm前後として、環境性能評価装置をフォークリフトで所定の位置まで搬送して据付けられるようにした。耐震型の脚体52はフランジ状の接床脚を備えており、据付け作業の最後に接床脚が床面にビスで締結固定される。
図1に示すように、環境性能評価装置を建物躯体の縦壁Wに沿って床面に設置した状態においては、排気カバー14とスペーサー36が縦壁Wに接当するので、本体ケース1と縦壁Wの間に前記両者14・36の突出寸法に等しい排気隙間Eを確保できる。そのため、排気カバー14の排気口から排出された熱気を排気隙間Eから周囲空間へ放出して、熱気が冷却部4の内部や、本体ケース1と縦壁Wの間にこもるのを解消して、凝縮器9における熱交換効率を向上できる。また、本体ケース1および電源部2が、外力を受けて縦壁Wの側へ傾動するのを防止できる。図2において、符号62は本体ケース1側の機器の作動を制御するコントロールパネル、符号63は主電源スイッチを備えた電源パネルである。コントロールパネル62から入力したパラメーターによって、冷却装置、第1・第2の循環ファン27・29、電熱ヒーター28などの作動状態を制御できる。
環境性能評価装置を使用する場合には、まず収納ケース19に2次電池20をセットし、各収納ケース19にケーブル38を接続して棚板18の所定位置に載置し、ドア5を閉じる。2次電池20を収納ケース19にセットした状態では、2次電池20の出力端子がソケットの接続端子と電気的に接続されている。次に、試験内容に応じて本体ケース1内の機器を作動させ、主室6の内部の温度状態を試験内容に対応した所定の温度状態にする。主室6の内部温度は氷点以下の温度状態や、常温、あるいは常温以上の高温状態に設定でき、主室6の内部温度が所定温度に達した状態で、試験内容に応じた入力信号をコントロールパネル61から入力して、例えば環境温度特性試験を行う。電源部2に設けたコンピューターは得られたデータを取込んで個々の2次電池20の評価を行う。
以上のように、この実施例では本体ケース1の下部の冷却部4に、重量が大きく振動しやすい圧縮機8、凝縮器9、送風ファン10などを配置して、恒温槽部3が冷却装置で発生した熱や振動の影響を受けるのを極力防止できるようにした。また、本体ケース1の上側に電源部2を設けて、環境性能評価装置の設置スペースが大きくなるのを解消した。こうした環境性能評価装置によれば、設置スペースが少なくて済むにも拘らず、恒温槽部3の容積を大きくしてより多くの2次電池20を試験できる。また、完成検査から施工現場での設置に至る一連の作業においてケーブル群Cを着脱する必要がないので、その分だけ作業の手間を省いて、コスト削減に寄与できる。一旦、据付けた環境性能評価装置のレイアウトを変更する場合には、耐震型の脚体52を締結するビスを除去した状態で、荷役スペースHにフォーク爪を差込んで環境性能評価装置を搬送すればよく、レイアウトの変更を行う場合でも柔軟に対応できる。
恒温槽部3の天井壁には直径寸法が大きな通口43が左右2個所に形成してあるため、通口43が形成されていない天井壁に比べて、天井壁の構造強度が低下してしまう。このような天井壁の構造強度の低下を補い、さらに、電源ユニット12を支持するベース枠35の下方に配線スペースSを確保するために架台13を設け、その締結座37を本体ケース1の上面4隅に設けたブラケット40に締結固定した。こうした環境性能評価装置によれば、電源ユニット12の重量が天井壁の中央部分に作用するのを避けることができ、さらに電源ユニット12から導出したケーブル群Cを、配線スペースSに沿って整然と、しかも容易に配線できるので、配線作業を簡便化できる。煩雑な印象を与えやすいケーブル群Cの全体を、本体ケース1および電源部2の内部に配置して、全体装置の外観の印象をすっきりさせることができる。
上記の実施例では、2次電池20が試験対象である場合について説明したが、試験対象は2次電池以外の試験対象であってもよく、例えば、電源用電池が取外し不能に内蔵してある通信機器、携帯型のテスター、計器などを試験対象とすることができる。調和空気通路7は実施例で説明した通路構造である必要はなく、必要に応じて変更することができる。また、第3循環通路25における吹出口30は、左右の第3循環通路25の対向面の側に形成してあってもよい。加熱源28としては、ニクロム線を発熱源とする電熱ヒーター以外に、ハロゲンヒーターやセラミックヒーターを適用できる。
1 本体ケース
2 電源部
3 恒温槽部
4 冷却部
6 主室
7 調和空気通路
11 蒸発器
12 電源ユニット
13 架台
20 試験対象(2次電池)
23 第1循環通路
24 第2循環通路
25 第3循環通路
27 第1循環ファン
28 加熱源(電熱ヒーター)
29 第2循環ファン
34 フレーム
35 ベース枠
42 ケーブル穴
C ケーブル群
S 配線スペース

Claims (10)

  1. 縦長直方体状に構成した本体ケース(1)の内部が、断熱箱で構成した恒温槽部(3)と、恒温槽部(3)の下側の冷却部(4)に区分されて、冷却部(4)に冷却装置の圧縮機(8)、凝縮器(9)、送風ファン(10)が収容されており、
    恒温槽部(3)の内部には、試験対象(20)を支持する多段状の棚構造を備えた主室(6)と、主室(6)の周囲に沿って調和空気通路(7)が設けられて、調和空気通路(7)の内部に冷却装置の蒸発器(11)と、加熱源(28)と、循環ファン(27・29)が配置されており、
    恒温槽部(3)の上側に、平面視における本体ケース(1)の外郭線内に収まる状態の電源部(2)が設けられて、電源部(2)の内部に電源ユニット(12)と同ユニット(12)を支持する架台(13)が配置されており、
    架台(13)は、恒温槽部(3)の上面4隅に固定したフレーム(34)と、電源ユニット(12)を支持するベース枠(35)を一体に備えていて、ベース枠(35)と恒温槽部(3)の上面の間に配線スペース(S)が設けられており、
    電源ユニット(12)から導出したケーブル群(C)が、配線スペース(S)と、恒温槽部(3)の天井壁に設けたケーブル穴(42)を介して恒温槽部(3)の内部へ導入されて、棚構造に載置した試験対象(20)に接続してあることを特徴とする環境性能評価装置。
  2. 調和空気通路(7)が、主室(6)の後面に設けた第1循環通路(23)と、主室(6)の底面に設けた第2循環通路(24)と、主室(6)の左右側面に設けた第3循環通路(25)で構成されて、各循環通路(23・24・25)が主室(6)の後下隅と、主室(6)の左右下隅において連通されており、
    第1循環通路(23)の上部に、主室(6)内の調和空気を吸込む複数個の吸込口(26)および第1循環ファン(27)が配置され、第1循環通路(23)の下部に蒸発器(11)と加熱源(28)が配置されており、
    第2循環通路(24)の内部には、第1循環通路(23)に連通する前段通路(24a)と、第3循環通路(25)に連通する後段通路(24b)が設けられて、両通路(24a・24b)の間に前段通路(24a)へ送給された調和空気を後段通路(24b)へ送給する第2循環ファン(29)が配置されており、
    第3循環通路(25)に送給された調和空気を、左右の第3循環通路(25)から主室(6)内に吹出す請求項1に記載の環境性能評価装置。
  3. 第1循環通路(23)の下部と第2循環通路(24)の前段通路(24a)の後部の間に、主室(6)の左右幅の全幅にわたって開口する吹出しスロット(31)が設けられており、
    第1循環通路(23)から前段通路(24a)へ送給された調和空気の一部を、吹出しスロット(31)から第1循環通路(23)の前壁に沿って主室(6)内へ吹出す請求項2に記載の環境性能評価装置。
  4. 棚構造が、主室(6)の左右壁の前後に固定した4個の棚柱(16)と、各棚柱(16)の係止穴に係合した棚ブラケット(17)と、棚ブラケット(17)に載置した棚板(18)を備えており、
    前後の棚柱(16)の間に第3循環通路(25)を配置して、同通路(25)の前後壁に開口した一群の吹出口(30)から調和空気を主室(6)内へ吹出す請求項2または3に記載の環境性能評価装置。
  5. 恒温槽部(3)の天井壁に上下貫通状の通口(43)が形成されており、
    ケーブル穴(42)が、前記通口(43)に固定した上下一対の筒ケース(44)で構成されており、
    ケーブル穴(42)を通るケーブル群(C)と筒ケース(44)の間の隙間がコーキング材(45)で封止してある請求項1から4のいずれかひとつに記載の環境性能評価装置。
  6. 恒温槽部(3)の天井壁の複数個所にケーブル穴(42)が設けられており、
    使用されていないケーブル穴(42)が、筒ケース(44)にねじ込み装着した蓋体(47)と、筒ケース(44)と蓋体(47)の接合面の間に配置したパッキン体(48)で通気不能に封止してある請求項5に記載の環境性能評価装置。
  7. 加熱源が蒸発器(11)に隣接配置した電熱ヒーター(28)で構成されており、
    電熱ヒーター(28)が蒸発器(11)の除霜用のヒーターを兼ねている請求項1から6のいずれかひとつに記載の環境性能評価装置。
  8. 冷却部(4)の後面に、熱交換後の熱気を排出する排気カバー(14)が突設されており、
    環境性能評価装置を縦壁(W)に沿って床面に設置した状態において、電源部(2)の後面に突設したスペーサー(36)と排気カバー(14)が縦壁(W)に接当して、本体ケース(1)と縦壁(W)の間に排気隙間(E)が確保されており、
    排気カバー(14)の排気口(14a)から排出された熱気を、排気隙間(E)から周囲空間へ放出する請求項1から7のいずれかひとつに記載の環境性能評価装置。
  9. 冷却部(4)の下面の前後に補強枠(50)が固定されており、補強枠(50)の左右にキャスター(51)と、床面に締結固定される耐震型の脚体(52)が設けられており、
    補強枠(50)の下面と床面の間に、フォークリフトのフォーク爪の進入を許す荷役スペース(H)が設けてある請求項1から8のいずれかひとつに記載の環境性能評価装置。
  10. 試験対象が2次電池(20)であって、複数の2次電池(20)が収納ケース(19)に収容されており、
    収納ケース(19)が棚板(18)に載置されて、ケーブル(38)に接続してある請求項1から9のいずれかひとつに記載の環境性能評価装置。
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