JP2017170940A - 車両用シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用シート装置では、シート配置をアレンジできる装置は存在したが、乗員の快適性と安全性を同時に満たす装置がなく、特に、安全面に課題があった。
【解決手段】
本発明の車両用シート装置1では、自動運転状態時において、車両制御装置3が特定区間内に車両2を認識した場合に、車両制御装置3がシートを変形または移動させることを許可し、シート駆動装置5が前記シートを変形または移動させる。つまり、車両用シート装置1では、車両2の走行環境がより安全である特定区間内にて、シート配置のアレンジ等のリラックスモードを実施することで、乗員の快適性と安全性とを満たすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シート装置に関し、自動運転状態時におけるシートの変形または移動を道路環境や走行環境等に応じて判断することで、乗員の快適性と安全性を兼ね備えた走行を実現する車両用シート装置に関する。
従来のシートの配置をレイアウトできる車両用シート装置として、以下の装置が知られている。図7(A)に示す如く、車両100はワゴンタイプの車両であり、1列目には運転席シート101及び助手席シート102が配列され、2列目及び3列目にはそれぞれ移動可能なシート103、104、105、106が配列されている。そして、各シート101〜106は、車体フロアに配設された複数の前後レール107及び左右レール108を介して移動可能であり、様々なレイアウトに配列される。
例えば、図7(B)示す如く、運転席シート101は、車両100の前方を向いた状態のままであるが、2列目のシート104を車両100外へと取外し、助手席シート102は、車両100の後方を向くように配列される。そして、各シート102、103、105、106は車両100の中央を向くように配列され、運転手以外の乗員が向き合った状態にて走行することも可能である(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来の自動運転支援装置として、以下の装置が知られている。自動運転支援装置では、自動運転中であり、自動運転を継続出来ないと判定された場合、自動運転が継続できなくなる旨を示唆する案内フレーズを運転手に対して発話する。そして、運転手は、自動運転が解除される前に、予め、自動運転が解除される可能性を認識することができ、手動運転へと余裕を持ってスムーズに切り替えることができる(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−160178号公報 特開2015−178332号公報
図7(B)を用いて上述したように、従来の車両用シート装置では、車両100の走行中に、運転席シート101以外の各シート102、103、105、106が車両100の中央を向くように配列され、会話を楽しむ等、乗員がリラックスした状態にてくつろぐことができる。
しかしながら、従来の車両用シート装置では、運転手が手動運転により車両100を操舵しており、車両100の走行中には、安全面より運転席シート101は自由にアレンジ出来なかった。
また、図7(A)及び(B)に示す従来の車両用シート装置では、自動運転機能を有してなく、常時、運転手による手動運転が行われているため、車両走行中に、アレンジされたシート配置をアレンジ前の元のシート位置に復帰させなければならないという必要性がなかった。
一方、従来の自動運転支援装置では、自動運転を継続出来ないと判定された場合、自動運転が継続できなくなる旨を運転手に報知し、運転手は手動運転へと余裕を持ってスムーズに切り替えることができる。
しかしながら、従来の自動運転支援装置においても、自動運転中にシート配置をアレンジし、例えば、自動運転を継続出来ないと判定された場合にシート配置をアレンジ前の状況に復帰させることは実現されていない。
つまり、従来の車両用シート装置として以下の構造や機能を有する装置がない。そして、自動運転中において、運転席シートを含め、シート配置をアレンジすることで、運転手を含む乗員の快適性を実現しつつ、上記シート配置のアレンジが安全な道路環境下において実行され、一定の条件下では、シート配置をアレンジ前の状況に自動的に復帰させることで、乗員の安全性も担保される車両用シート装置が求められている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、自動運転状態時におけるシートの変形または移動を道路環境に応じて判断し、一定の条件下では、変形または移動を実施したシートを元の状態へと自動的に復帰させることで、乗員の快適性と安全性を兼ね備えた走行を実現する車両用シート装置に関する。
本発明の車両用シート装置は、車両を自動運転する自動運転手段と、前記車両のシートを変形または移動させるシート駆動手段と、前記車両が走行する道路の特定区間を認識し、前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる判断を行う制御手段と、を有し、前記自動運転手段が前記車両を自動運転し、且つ、前記制御手段が前記特定区間内に前記車両を認識した場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動させることを許可し、前記シート駆動手段は前記シートを変形または移動させることを特徴とする。
また、本発明の車両用シート装置は、前記制御手段は前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に復帰させる判断を行い、前記制御手段が、前記特定区間から前記車両が脱すると認識した場合または前記特定区間から前記車両が脱したと認識した場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に復帰させる許可を行い、前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に変形または移動させることを特徴とする。
また、本発明の車両用シート装置は、前記車両の走行環境を検知する走行環境検知手段と、を有し、前記走行環境検知手段が前記特定区間内の特定箇所を認識した場合に、前記車両が前記特定箇所に到達する前に、前記制御手段は前記シートを変形または移動される前の状況へ自動的に復帰させる許可を行うことを特徴とする。
また、本発明の車両用シート装置は、前記車両の特定車外情報を取得したことを検知する車外情報検知手段と、を有し、前記車外情報検知手段が前記車両の走行方向前方における前記特定区間内の前記特定車外情報を取得したと検知した場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動する前の状況へ前記シートを自動で復帰する許可を行うことを特徴とする。
また、本発明の車両用シート装置は、前記車両の乗員に報知する報知手段と、を有し、前記報知手段が前記乗員に前記シートを復帰させる許可が成されたことを報知した後、前記制御手段は前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に変形または移動させることを特徴とする。
また、本発明の車両用シート装置は、前記車両の特定車外情報を取得したことを検知する車外情報検知手段と、を有し、前記車外情報検知手段が前記車両の走行方向前方における前記特定区間内の前記特定車外情報を取得したと検知し、前記特定車外情報が前記車両による回避が困難な情報の場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動する前の状況へ自動的に復帰させることを許可しないことを特徴とする。
また、本発明の車両用シート装置は、前記車両の乗員に報知する報知手段と、を有し、前記報知手段が前記乗員に前記回避が困難な前記特定車外情報を報知することを特徴とする。
本発明の車両用シート装置では、車両が自動運転状態時であり、車両が特定区間内を走行している場合に、車両のシートの位置や態勢を変位または移動させるリッラクスモードへの移行が実施可能となる。この制御により、車両の乗員の快適性だけでなく、安全性も考慮された車両用シート装置が実現される。
また、本発明の車両用シート装置では、上記リラックスモードの実施中において、車両が上記特定区間内から脱する場合または脱した場合に、シートの位置や態勢をリラックスモードの実施前の状態に自動的に復帰させる。この制御により、上記特定区間外では、運転手が手動運転を行うことで、不測の事態に対応し易く、乗員の安全性が向上される。
また、本発明の車両用シート装置では、車両がリラックスモードを実施しながら特定区間内を走行中において、例えば、高速道路のSAやPA等の特定箇所に立ち寄る場合には、その特定箇所に近づいていることを検知した場合に、シートの位置や態勢をリラックスモードの実施前の状態に自動的に復帰させる。この制御により、特定箇所への車両の進入や車両の停車は、運転手が手動運転により対応することで、不測の事態に対応し易く、乗員の安全性が向上される。
また、本発明の車両用シート装置では、車両がリラックスモードを実施しながら特定区間内を走行中において、例えば、高速道路の車両の3km前方にて交通事故による交通規制が行われている等の特定車外情報を取得したことを検知した場合に、シートの位置や態勢をリラックスモードの実施前の状態に自動的に復帰させる。この制御により、事故渋滞等が発生している交通規制区間では運転手が手動運転により対応することで、不測の事態に対応し易く、乗員の安全性が向上される。
また、本発明の車両用シート装置では、車両がリラックスモードを実施しながら特定区間内を走行中において、上記理由等によりシートの位置や態勢をリラックスモードの実施前の状態に自動的に復帰させる場合に、先ず、リラックスモードから自動的に復帰させることを乗員に音声等により知らせる。この制御により、乗員は、シートが移動等することに対する心の準備や身支度をすることができ、スムーズな対応が可能となる。
また、本発明の車両用シート装置では、車両がリラックスモードを実施しながら特定区間内を走行中において、例えば、車両の直ぐ前方にて突発的に交通事故が発生した等、回避困難な特定車外情報を取得したことを検知した場合に、シートの位置や態勢をリラックスモードの実施前の状態に自動的に復帰させない。この制御により、リラックスモードからの復帰中に車両の衝突等が発生した場合には、より乗員が危険な状況となる恐れがあり、乗員の安全を第1優先とする。
また、本発明の車両用シート装置では、車両がリラックスモードを実施しながら特定区間内を走行中において、例えば、車両の直ぐ前方にて突発的に交通事故が発生した等、回避困難な特定車外情報を取得したことを検知した場合に、先ず、危険が迫っている事を乗員に音声等にて知らせる。この制御により、乗員は、直ぐに、頭部を腕で覆う等、人命を守る動作をすることができ、より乗員の安全性を高められる。
本発明の一実施形態の車両用シート装置の概要を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の車両用シート装置が配設されている車両を説明する(A)斜視図、(B)斜視図である。 本発明の一実施形態の車両用シート装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の車両用シート装置の制御動作の第1の変形例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の車両用シート装置の制御動作の第2の変形例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の車両用シート装置の制御動作の第3の変形例を示すフローチャートである。 従来の車両用シート装置を説明する(A)上面図、(B)上面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用シート装置を図面に基づき詳細に説明する。尚、一実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。
図1は本実施形態の車両用シート装置1の概要を示すブロック図である。車両用シート装置1は、車両2に搭載され、車両2が走行する道路環境や走行環境に応じてシートの位置及び態勢を変位または移動させる装置である。
図1に示す如く、車両2は、主に、車両制御装置3と、操作スイッチ4と、シート駆動装置5と、入力装置6と、走行環境検知装置7と、車外情報検知装置8と、記憶装置9と、駆動装置10と、操舵装置11と、制動装置12と、報知装置13と、を備えている。
車両制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有して構成され、車両制御のための各種の演算等を実行する電子制御ユニット(ECU)等である。そして、車両制御装置3は、走行環境検知装置7から入力された情報に基づき各種の演算等を行うことで、車両2が現在走行している道路が、リラックスモード移行可能な特定区間であるかを識別することができる。
操作スイッチ4は、例えば、運転席シート21(図2参照)のシートクッション27(図2参照)の運転席ドア側の側面に複数配設されている。複数配設された操作スイッチ4の1つは、リラックスモード用のスイッチであり、操作スイッチ4は、車両制御装置3に接続されている。尚、リラックスモード用の操作スイッチ4は、運転席シート21のみに配設される場合に限定されるものではなく、各シート22〜26に配設されている場合でも良く、また、ステアリングやインストルメントパネル等に配設されている場合でも良い。
シート駆動装置5は、車両2の各シート21〜26(図2参照)の位置や態勢を変位または移動させるためのリンク機構、電動モータ、アクチュエータ、電動油圧装置等から構成される駆動機構である。そして、シート駆動装置5は車両制御装置3に接続され、操作スイッチ4の操作に連動して各シート21〜26の位置や態勢を変位または移動させる。また、詳細は後述するが、リラックスモード時において、車両制御装置3が車両2の走行する道路環境等に応じて各シート21〜26の位置や態勢を元の状態に自動的に復帰させると判断した場合に、各シート21〜26の位置や態勢を元の状態に復帰させる。
入力装置6は、乗員が操作可能な押ボタン等のスイッチやタッチパネル等を有している。入力装置6としては、例えば、エンジンをスタートし、停止させるためのエンジンスイッチや自動運転を開始し、終了させるための自動運転スイッチ等を有している。そして、入力装置6は車両制御装置3に接続され、入力装置6の操作に連動して、一定条件を満たすことで車両2の自動運転が開始される。
走行環境検知装置7は、車両2の自車位置を測位するためのナビゲーション装置、ETC(Electronic Toll Collection System)装置、車両2の走行環境を検知するための各種検出器等を有している。そして、走行環境検知装置7は車両制御装置3に接続されている。
ナビゲーション装置は、高速道路、国道等の道路情報や高速道路内のSA(Service Area)やPA(Parking Area)等の地図情報を有しており、GPS(Global Positioning System)衛星から得られる自車位置と、地図情報とを重畳して表示する装置である。そして、車両制御装置3は、ナビゲーション装置を制御し、GPS衛星からの自車位置により、車両2が現在走行している道路や高速道路のJC(Junction)、IC(Interchange)の位置等の道路環境を検知することができる。尚、車両2が現在走行している道路情報をETC装置とナビゲーション装置を介して取得する場合でも良い。
また、各種検出器として、車速検出器、燃料噴出量検出器、ブレーキ検出器、スロットル開度検出器、ハンドル角センサ、横方向加速度センサ等が車両2に備えられている。そして、車両制御装置3が、各検出器からの検出データを演算し、車両2の現在の走行状況を検知する。例えば、ICから高速道路へ進入し、その本線へ合流する際には、本線を走行中の他車との接触を避けるため、車両2の加速や減速、走行車線の変更等を行う場合があり、車両制御装置3は上記各種検出器からの検出データを介して車両2の走行状況を検知することができる。
車外情報検知装置8は、車両2の外部環境を認識するステレオカメラ、車両2の前後方向に配設されるミリ波レーダ装置等のセンサ、路車間通信を行うための通信装置等を有している。そして、車外情報検知装置8は車両制御装置3に接続されている。
ステレオカメラは、左右に配置された一組のCCDカメラで構成され、車両2の前方を異なる視線からステレオ撮影し、先行車両や走行路等、車両2の前方の走行環境等の情報を取得する。例えば、車両2の前方にて突発的な事故が発生した場合や他車が緊急停止した場合等、ステレオ撮影が可能な範囲にて、車両2の比較的近傍の情報を取得することができる。
一方、通信装置としては、路車間通信は、例えば、ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)に応じた装置が採用され、道路付帯設備からの光や電波ビーコンを受信し、交通渋滞情報、天気情報、特定区域の交通規制情報等の各種情報を取得することができる。例えば、高速道路にて車両2の5km先にて事故があり車線規制が行われている場合等、上記ステレオカメラでは取得できない範囲の情報を取得することができる。
記憶装置9は、RAMやROMから成り、例えば、リラックスモードへ移行前の手動運転時におけるシートの位置や態勢を示す情報(シート情報)を記憶する記憶手段である。そして、記憶装置9は車両制御装置3に接続されている。また、シートの位置や態勢としては、例えば、シートの前後方向の位置、シートバックの角度、シートクッション27の上下方向の位置および傾斜角度、ヘッドレストの上下方向の位置や角度が含まれる。また、本実施形態では、運転者がシートに着座し所定の入力動作を行ったら、記憶装置9に記憶されたシート情報に基づいて、運転者に適したシートの位置姿勢を自動的に調整する所謂シートメモリ機構を有してもよい。
駆動装置10は、車両2を走行させるための動力源であるエンジン等有し、操舵装置11は、車両2の操舵を行うためのステアリング等を有し、制動装置12は、車両2の減速及び停止を行うブレーキ等を有している。
車両制御装置3は、入力装置6からの指示により、運転者が運転操作を行う通常の手動運転と、車両制御装置3が自動で運転を行う自動運転と、を切り替える。自動運転時には、車両制御装置3は、走行環境検知装置7や車外情報検知装置8等からの情報に基づき、各種の演算を実行し、現在の走行環境や外部環境等を常に監視する。そして、車両制御装置3は、駆動装置10、操舵装置11及び制動装置12等を制御し、現在の状況に応じて適切な自動運転を行う。このように、車両制御装置3は自動運転機能を有し、車両2の運転操作を自動で行うことができる。
報知装置13は、例えば、乗員の聴覚に報知する音声や乗員の視覚に報知する画像等である。音声は車両2に配設されるスピーカを利用して報知され、画像は車両2に配設されるナビゲーション装置の画面等を利用して報知される。詳細は後述するが、報知装置13は、通常時の報知方法と非常時の報知方法、報知内容や報知時間等が変えて設定されており、非常時には、特に、乗員に激しく報知することで、乗員の安全性を向上させる。
図2(A)及び(B)は本実施形態の車両2の車室内の左前方から見た斜視図である。
図2(A)では、運転手による手動運転開始後、リラックスモードへ移行前の車両2のシートの配列状況を示している。車両2は、例えば、車両2の前後方向に3列のシートを備えたワゴンタイプの車両であり、車両2には、一列目の右側の運転席シート21及び左側の助手席シート22と、二列目の右側シート23及び左側シート24と、三列目の右側シート25及び左側シート26とが配設されている。そして、車両2は、運転席シート21に着座した運転手により手動運転されるため、運転席シート21の態勢は、安全に走行が行えるドラインビングポジションに設定されている。
図2(B)では、例えば、自動運転が実施可能な高速道路であり、一定の条件下においてリラックスモードへ移行した後の車両2のシートの配列状況を示している。一列目の運転席シート21及び助手席シート22は180°回転移動し、二列目の各シート23、24と向き合った状態となり、運転手を含め乗員が向き合って話をしながらリラックスした状態での走行が可能となる。
図3は、本実施形態の車両用シート装置1の制御動作の一例を示すフローチャートである。
図3に示す如く、ステップS1において、運転手等の乗員が車両2に搭乗し、運転手が入力装置6のエンジンボタンを押下すると、車両制御装置3は、駆動装置10等を制御し、エンジン等を始動させる。次に、ステップS2において、運転手等の乗員が、各シート21〜26(図2参照)の操作スイッチ4を操作すると、車両制御装置3がシート駆動装置5を制御し、各シート21〜26を乗員に適した態勢へと変位させる。次に、ステップS3において、運転手が操舵装置11及び制動装置12を操作することで、車両2の手動運転が開始される。
ステップS4において、車両制御装置3は記憶装置9を制御し、記憶装置9が手動運転開始時の各シート21〜26におけるシートの位置及び態勢をリラックスモード移行前のシート位置及び態勢として記憶する。シートの位置及び態勢としては、例えば、シートの前後方向の位置、シートバックの角度、シートクッション27の上下方向の位置および傾斜角度、ヘッドレストの上下方向の位置や角度が含まれる。
ステップS5において、運転手が入力装置6の自動運転ボタンを押下すると、車両制御装置3は、走行環境検知装置7及び車外情報検知装置8を制御し、走行環境検知装置7及び車外情報検知装置8からの情報に基づき、各種の演算を実行し、現在の走行環境や走行中の道路環境等を認識し、自動運転を開始可能であるか、否かを判断する。
ステップS5のYESにおいて、車両制御装置3が自動運転を開始可能であると判断した場合には、ステップS6に移行し、車両制御装置3は、駆動装置10、操舵装置11及び制動装置12を制御し、現在の状況に応じて適切な自動運転を開始する。尚、ステップS5のNOにおいて、車両制御装置3が自動運転を開始不可であると判断した場合には、引き続き手動運転状態のままであり、運転手は、適宜、自動運転ボタンを押下することが可能である。
ステップS7において、車両2が自動運転状態時であり、乗員の誰かがリラックスモード用の操作スイッチ4を操作すると、車両制御装置3は、走行環境検知装置7を制御し、走行環境検知装置7のナビゲーション装置から自車位置、走行中道路等の情報を取得し、車両2がリラックスモードへ移行可能な特定区間内を走行しているか、否かを判断する。
ステップS7のYESにおいて、車両制御装置3が車両2の現在走行する道路がリラックスモードへ移行可能な特定区間であると判断した場合に、ステップS8に移行し、車両制御装置3は、リラックスモードへの移行を許可し、シート駆動装置5を制御し、例えば、図2(B)に示す如く、一列目の運転席シート21及び助手席シート22を180°回転移動させ、二列目の各シート23、24と向き合った状態へと各シート21〜26を変形または移動させる。
尚、ステップS7のNOにおいて、車両制御装置3が車両2の現在走行する道路がリラックスモードへ移行可能な特定区間でないと判断した場合には、リラックスモードへは移行することなく、車両2は自動運転状態であり、乗員は、適宜、リラックスモード用の操作スイッチ4を操作することができる。
ここで、車両制御装置3が特定区間でないと識別する1例として下記の場合がある。車両2が走行する道路は高速道路であり、自動運転状態であるが、例えば、高速道路の本線へ合流するための区間及びその前後の一定区間、JC区間及びその前後の一定区間が、上記特定区間でないと識別される。高速道路の本線へ合流するための区間及びその前後の一定区間では、合流する車両2と本線を走行中の他車との接触を避けるため、車両2の加速や減速、走行車線の変更等を頻繁に行う場合があり、車両2が安定した走行環境となるまでは、不測の事態に備える必要があるからである。同様に、JC区間及びその前後の一定区間では、高速道路の本線から外れカーブした道路区間を走行した後、再び、高速道路の本線に合流するため、上述したように車両2が安定した走行環境となるまでは、不測の事態に備える必要があるからである。一方、高速道路では、例えば、上記高速道路の本線へ合流するための区間及びその前後の一定区間、JC区間及びその前後の一定区間以外の領域は、特定区間と識別される。
尚、車両制御装置3が走行環境検知装置7のナビゲーション装置から情報に基づき特定区間を識別する場合に限定するものではない。例えば、車両制御装置3が走行環境検知装置7の各検出器からの検出データを演算し、車両2の現在の走行状況を検知し、上記特定区間であるかを識別する場合でも良い。例えば、車速の変動が大きい場合やハンドル角の変動が大きい場合等、走行状況の各種データが所定の閾値以内とならない場合には、車両2の走行状況が安定していないと判断し、特定区間でないと識別する場合でも良い。
ステップS9において、車両2が特定区間内を自動運転状態中において、車両制御装置3は走行環境検知装置7を制御し、車両2がこの先において特定区間から脱するか、否かを判断する。そして、ステップS9のYESにおいて、車両制御装置3が走行環境検知装置7を制御し、走行環境検知装置7のナビゲーション装置から車両2が現在走行する特定区間から脱することを検知した場合に、ステップS10に移行し、自動制御装置3が報知手段13を制御し、例えば、「間もなくリラックスモードから復帰しますので準備して下さい。」等、音声にて乗員に対してリラックスモードの終了を報知する。尚、ステップS9のNOにおいて、車両制御装置3が、車両2が現在走行する特定区間から脱することを検知しない場合には、引き続き車両2は特定区間を走行し、リラックスモードが継続される。
ここで、車両制御装置3が特定区間から脱することを検知する1例として下記の場合がある。運転手が走行開始前に走行環境検知装置7のナビゲーション装置に行先を設定し、走行ルートの設定した場合、例えば、特定区間である高速道路の入口IC及び出口ICが設定される。そして、車両2が、高速道路を走行中であり、出口ICまで、例えば、残り1kmの地点に車両2が到達すると、車両制御装置3が高速道路から降りる出口ICに近づいたことを検知する。この場合、高速道路の本線からの離脱や出口ICのカーブした道路の走行等もあり、運転手による手動運転の方が安全面からも好ましい。そのため、上記検知した後、先ず、車両2内のスピーカを介してリラックスモードを終了することを音声にて乗員に対して報知することで、乗員もシートが変位または移動することを事前に知ることで、各シート21〜26が変位や移動することに対する心の準備や身支度をすることができ、スムーズな対応が可能となる。
ステップS11に移行し、車両制御装置3がシート駆動装置5及び記憶装置9を制御し、記憶装置9からリラックスモード移行前のシート位置及び態勢のデータを読み出し、図2(A)に示す如く、自動的に各シート21〜26をリラックスモード移行前のシート位置や態勢へと復帰させる。その後、ステップS12において、運転手が、自動運転状態時に、再度、入力装置6の自動運転ボタンを押下すると、自動運転から手動運転へと切り替わり、運転手が、再び、操舵装置11及び制動装置12を操作することで、車両2の手動運転が開始される。
尚、上記車両用シート装置1の制御動作の一例では、高速道路の出口ICまで1kmの地点、つまり、車両2が特定区間から脱することを車両制御装置3が検知した場合にリラックスモードを終了する場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、走行環境検知装置7のETC装置を利用し、高速道路の出口ICにて車両2がETCレーンを通過する際の無線通信により、車両2が特定区間から脱したことを車両制御装置3が検知した後にリラックスモードを終了する場合でも良い。
また、上記車両用シート装置1の制御動作の一例では、手動運転開始後の各シート21〜26の位置や態勢を記憶装置9に記憶し、リラックスモードから復帰時には、その各シート21〜26の位置や態勢へ復帰させる場合について説明したが、この場合に限定するものではない。リラックスモードからの復帰する各シート21〜26の位置や態勢としては、例えば、エンジン始動時や自動運転開始時の各シート21〜26の位置や態勢を記憶装置9に記憶する場合でも良い。あるいは、予め、記憶装置9に設定されている各シート21〜26の位置や態勢を用いる場合でも良い。
図4は、本実施形態の車両用シート装置1の制御動作の第1の変形例を示すフローチャートである。図4に示す制御動作は、図3を用いて上述した制御動作のステップS1〜ステップS8までの制御動作は同じとなる。そして、図4に示す制御動作では、リラックスモードへ移行した後、特定区間内の特定箇所、例えば、高速道路のSAやPA等に立ち寄る場合の制御動作を説明する。尚、以下の説明では、ステップS1〜ステップS8までの説明は、図3の説明を参照とし、ここではその説明を省略し、ステップS21以降を説明する。
図4に示す如く、ステップS8にてリラックスモードへの移行した後、ステップS21では、車両2が特定区間内を自動運転状態にて走行中において、車両制御装置3が走行環境検知装置7を制御し、車両2が特定区間の特定箇所に接近しているか、否かを検知する。
ステップS21のYESにおいて、車両制御装置3が走行環境検知装置7を制御し、走行環境検知装置7のナビゲーション装置から車両2が特定区間の特定箇所に接近していることを検知した場合に、ステップS22に移行し、自動制御装置3が報知手段13を制御し、例えば、「間もなくリラックスモードから復帰しますので準備して下さい。」等、音声にて乗員に対してリラックスモードの終了を報知する。尚、ステップS21のNOにおいて、車両制御装置3が、車両2が特定区間の特定箇所に接近していることを検知しない場合には、引き続き車両2は特定区間内を走行し、リラックスモードが継続される。
ここで、車両制御装置3が特定区間内の特定箇所に接近していることを検知する1例として下記の場合がある。運転手が走行開始前に走行環境検知装置7のナビゲーション装置に行先を設定し、走行ルートの設定する際に、例えば、特定区間内である高速道路のSAやPAを立ち寄る箇所として設定する。そして、車両2が、高速道路を走行中であり、設定されたSAやPAまで、例えば、残り1kmの地点に車両2が到達すると、車両制御装置3が立ち寄るSAやPAに近づいたことを検知する。この場合、高速道路のSAやPAでは、その駐車場への車両の出入りや駐車場への停車作業等、車両が混在し易く、停車中の車両間から突然人が飛び出すこと等もあり、運転手が、周囲の車外環境を目視しながら手動運転にて対応することで、安全性が高められる。そのため、上記検知した後、先ず、車両2内のスピーカを介してリラックスモードを終了することを音声にて乗員に対して報知することで、乗員もシートが変位または移動することを事前に知ることで、各シート21〜26が変位や移動することに対する心の準備や身支度をすることができ、スムーズな対応が可能となる。
ステップS23に移行し、車両制御装置3がシート駆動装置5及び記憶装置9を制御し、記憶装置9からリラックスモード移行前のシート位置及び態勢のデータを読み出し、図2(A)に示す如く、自動的に各シート21〜26をリラックスモード移行前のシート位置や態勢へと復帰させる。その後、ステップS24において、運転手が、自動運転状態時に、再度、入力装置6の自動運転ボタンを押下すると、自動運転から手動運転へと切り替わり、運転手が、再び、操舵装置11及び制動装置12を操作することで、車両2の手動運転が開始される。そして、ステップS25において、運転手が、手動運転にて駐車場に車両2を停車させ、運転手が入力装置6のエンジンボタンを押下すると、エンジンが停止する。
その後、SAやPAにて用事を済ませ、再び、特定区間である高速道路を走行する際には、車両用シート装置1の制御動作は、図3を用いて説明したステップS1〜ステップS12と同様となる。
図5は、本実施形態の車両用シート装置1の制御動作の第2の変形例を示すフローチャートである。図5に示す制御動作は、図3を用いて上述した制御動作のステップS1〜ステップS8までの制御動作は同じとなる。そして、図5に示す制御動作では、リラックスモードへ移行した後、特定区間内にて特定車外情報、例えば、高速道路を走行中の車両2の3km先にて交通事故が発生し、交通規制が実施されている情報を検知した場合の制御動作を説明する。尚、以下の説明では、ステップS1〜ステップS8までの説明は、図3の説明を参照とし、ここではその説明を省略し、ステップS31以降を説明する。
図5に示す如く、ステップS8にてリラックスモードへの移行した後、ステップS31において、車両2が特定区間内を自動運転状態にて走行中において、車両制御装置3が車外情報検知装置8を制御し、車両2が特定区間内の特定車外情報を取得したか、否かを検知する。
ステップS31のYESにおいて、車両制御装置3が車外情報検知装置8を制御し、車外情報検知装置8の路車間通信を介して特定区間内の特定車外情報を取得したと検知した場合に、ステップS32に移行し、自動制御装置3が報知手段13を制御し、例えば、「間もなくリラックスモードから復帰しますので準備して下さい。」等、音声にて乗員に対してリラックスモードの終了を報知する。尚、ステップS31のNOにおいて、車両制御装置3が、特定区間内の特定車外情報を取得したと検知しない場合には、引き続き車両2は特定区間内を走行し、リラックスモードが継続される。
ここで、車両制御装置3が特定区域内の特定車外情報を取得する1例として下記の場合がある。車両2が特定区間としての高速道路を走行中に路車間通信を介して、例えば、車両2の3km先にて交通事故が発生し、交通規制が実施されている情報を取得したことを検知する。この場合、交通規制により渋滞が発生し、また、事故車を回避するため路肩走行を行うこともあり、運転手による手動運転の方が安全面からも好ましい。そのため、上記検知した後、先ず、車両2内のスピーカを介してリラックスモードを終了することを音声にて乗員に対して報知することで、乗員もシートが変位または移動することを事前に知ることで、各シート21〜26が変位や移動することに対する心の準備や身支度をすることができ、スムーズな対応が可能となる。
ステップS33に移行し、車両制御装置3がシート駆動装置5及び記憶装置9を制御し、記憶装置9からリラックスモード移行前のシート位置及び態勢のデータを読み出し、図2(A)に示す如く、自動的に各シート21〜26をリラックスモード移行前のシート位置や態勢へと復帰させる。その後、ステップS34において、運転手が、自動運転状態時に、再度、入力装置6の自動運転ボタンを押下すると、自動運転から手動運転へと切り替わり、運転手が、再び、操舵装置11及び制動装置12を操作することで、車両2の手動運転が開始される。
その後、交通事故による交通規制の区間を抜け、再び、特定区間内を走行する際には、車両用シート装置1の制御動作は、図3を用いて説明したステップS1〜ステップS12と同様となる。
図6は、本実施形態の車両用シート装置1の制御動作の第3の変形例を示すフローチャートである。図6に示す制御動作は、図3を用いて上述した制御動作のステップS1〜ステップS8までの制御動作は同じとなる。そして、図6に示す制御動作では、リラックスモードへ移行した後、特定区間内にて回避困難な特定車外情報、例えば、車両2の直ぐ前方にて交通事故が発生した情報を車外情報検知装置8のステレオカメラから検知した場合の制御動作を説明する。尚、以下の説明では、ステップS1〜ステップS8までの説明は、図3の説明を参照とし、ここではその説明を省略し、ステップS41以降を説明する。
図6に示す如く、ステップS8にてリラックスモードへの移行した後、ステップS41において、車両2が特定区間内を自動運転状態にて走行中において、車両制御装置3が車外情報検知装置8を制御し、車両2が特定区間内の回避困難な特定車外情報を取得したか、否かを検知する。
ステップS41のYESにおいて、車両制御装置3が車外情報検知装置8を制御し、車外情報検知装置8のステレオカメラを介して特定区間内の回避困難な特定車外情報を取得したと検知した場合に、ステップS42に移行し、自動制御装置3がシート駆動装置5を制御し、操作スイッチ4による各シート21〜26の操作を無効とし、リラックスモードからの復帰を許可しない。その後、ステップS43において、自動制御装置3が報知手段13を制御し、緊急用のアラームや警報を乗員に対して報知し、あるいは、「緊急停止します」等、緊急メッセージを音声にて乗員に対して報知する。尚、ステップS41のNOにおいて、車両制御装置3が、特定区間内にて回避困難な特定車外情報を検知しない場合には、引き続き車両2は特定区間内を走行し、リラックスモードが継続される。
ここで、車両制御装置3が特定区域内の回避困難な特定車外情報を検知する1例として下記の場合がある。車両2が特定区間としての高速道路を走行中にステレオカメラを介して、例えば、車両2の直ぐ前方にて交通事故が発生した情報を検知する。この場合、車両2を緊急停止させても事故車両との衝突を回避することが難しい場合もあり、車両2が事故車両に追突する可能性もある。そして、手動運転によるハンドル操作やブレーキ操作等により事故車両を回避する時間もなく、リラックスモードからの復帰中に車両2が事故車両に衝突した場合には、乗員がエアバック装置等により適切に保護されず、更なる危険性に巻き込まれる可能性がある。このような状況においては、リラックスモードの状態のまま、頭を腕で覆う等、乗員が事故に備えた準備をした方が、より乗員の安全性が高まる。
ステップS44に移行し、車両制御装置3が駆動装置10、操舵装置11及び制動装置12を制御し、特定区間の高速道路の本線に緊急停止するか、あるいは、事故車両を回避できる場合には高速道路の路肩に緊急停止する。その後、ステップS45において、車両2に特に問題が発生していない場合には、例えば、操作スイッチ4を操作し、強制的にリラックスモードから復帰させた後、再び、特定区間内を走行する際には、車両用シート装置の制御動作は、図3を用いて説明したステップS1〜ステップS12と同様となる。
尚、本実施形態では、車両2のリラックスモードとして、一列目の運転席シート21及び助手席シート22が180°回転移動し、二列目の各シート23、24と向き合った状態となる場合について説明したが、この場合に限定するものではない。リラックスモード時におけるシートの位置や態勢としては、運転手等が操作スイッチ4を操作しながら、例えば、運転席シート21や助手席シート22をフルフラットの状態まで変位させる場合でも良い。また、運転手等が操作スイッチ4を操作しながら、例えば、ステアリングハンドルを上方へと移動させ、運転手がリラックスできる空間を作る場合でも良い。更には、記憶装置9には、予め、リラックスモード時に変形または移動可能なシートの位置や態勢のデータが数パターン記憶されており、乗員が、操作スイッチ4を操作し、そのパターンを選択することで、予め、設定されたシートの位置や態勢へ変形または移動される場合でも良い。
また、リラックスモード時には、運転席シート21も180°回転移動し、二列目の各シート23、24と向き合った状態となる場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、リラックスモード時においても、運転席シート21は回転することなく、車両2の前方を向いた状態のままである場合でも良い。少なくとも運転手は、車両2の前方を目視できる姿勢を維持することで、車両2の緊急事態の際に直ぐに対応することで、車両2の安全走行を実現することができる。
また、図3を用いて説明した車両用シート装置の制御方法に対して、図4〜図6を用いて説明した車両用シート装置の制御方法をそれぞれ組み合わせる場合について説明したがこの場合に限定されるものではない。例えば、車両用シート装置の制御方法では、図3〜図6を用いて説明した制御方法が全て組み合わされて成される場合でもよく、適宜、その組み合わせ方法は設計変更が可能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
1 車両用シート装置
2 車両
3 車両制御装置
4 操作スイッチ
5 シート駆動装置
6 入力装置
7 走行環境検知装置
8 車外情報検知装置
9 記憶装置
10 駆動装置
11 操舵装置
12 制動装置
13 報知装置
21 運転席シート

Claims (7)

  1. 車両を自動運転する自動運転手段と、
    前記車両のシートを変形または移動させるシート駆動手段と、
    前記車両が走行する道路の特定区間を認識し、前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる判断を行う制御手段と、を有し、
    前記自動運転手段が前記車両を自動運転し、且つ、前記制御手段が前記特定区間内に前記車両を認識した場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動させることを許可し、前記シート駆動手段は前記シートを変形または移動させることを特徴とする車両用シート装置。
  2. 前記制御手段は前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に復帰させる判断を行い、
    前記制御手段が、前記特定区間から前記車両が脱すると認識した場合または前記特定区間から前記車両が脱したと認識した場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に復帰させる許可を行い、前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に変形または移動させることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート装置。
  3. 前記車両の走行環境を検知する走行環境検知手段と、を有し、
    前記走行環境検知手段が前記特定区間内の特定箇所を認識した場合に、前記車両が前記特定箇所に到達する前に、前記制御手段は前記シートを変形または移動される前の状況へ自動的に復帰させる許可を行うことを特徴とする請求項2に記載の車両用シート装置。
  4. 前記車両の特定車外情報を取得したことを検知する車外情報検知手段と、を有し、
    前記車外情報検知手段が前記車両の走行方向前方における前記特定区間内の前記特定車外情報を取得したと検知した場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動する前の状況へ前記シートを自動で復帰する許可を行うことを特徴とする請求項2に記載の車両用シート装置。
  5. 前記車両の乗員に報知する報知手段と、を有し、
    前記報知手段が前記乗員に前記シートを復帰させる許可が成されたことを報知した後、前記制御手段は前記シート駆動手段により前記シートを変形または移動させる前の状況へ自動的に変形または移動させることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
  6. 前記車両の特定車外情報を取得したことを検知する車外情報検知手段と、を有し、
    前記車外情報検知手段が前記車両の走行方向前方における前記特定区間内の前記特定車外情報を取得したと検知し、前記特定車外情報が前記車両による回避が困難な情報の場合に、前記制御手段は前記シートを変形または移動する前の状況へ自動的に復帰させることを許可しないことを特徴とする請求項2に記載の車両用シート装置。
  7. 前記車両の乗員に報知する報知手段と、を有し、
    前記報知手段が前記乗員に前記回避が困難な前記特定車外情報を報知することを特徴とする請求項6に記載の車両用シート装置。
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