JP2017168742A - レーザー光発生装置 - Google Patents

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眞輔 柴田
芳夫 和田
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芳夫 和田
東 康弘
Yasuhiro Azuma
康弘 東
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Abstract

【課題】発振条件の制御の自由度が高いレーザー光発生装置の提供。【解決手段】レーザー光Lを出力する発光点を有する光源部2と、光源部2の発光点側の面に向けて設けられ、レーザー光Lが入射される入射面31と、レーザー光Lを増幅して射出する出射面と、を備える光増幅部3と、発光点から入射面31へ向けてレーザー光Lを導く導光路4と、を有し、導光路4は、当該導光路4を複数に分岐する分岐部421と、分岐部421で分割されたレーザー光Lを結合する結合部422と、分岐部421と結合部422との間を結ぶ複数の分岐光路423、424と、を有し、当該分岐光路423、424のうち少なくとも1つは、他の分岐光路と異なる光学的距離を有し、光増幅部3は、導光路4から入射するレーザー光Lを合成してレーザー光束L’として射出するレーザー光発生装置。【選択図】図11

Description

本発明は、レーザー光発生装置に関する。
レーザー光発生装置において、高速変調制御可能な半導体レーザーをシードレーザーの光源とする光源部(MO部)と、低出力のシードレーザー光を増幅して高パワーのレーザー光束とする光増幅部(PA部)とを備えた制御方式が知られている(特許文献1〜3等参照)。
このようなMOPA(Master Oscillator and Power Amplifier)方式のレーザー光発生装置において、シードレーザーのパルス波形、繰り返し周波数等の発振条件が最終的な出力レーザー光束の特性に大きく寄与する。
そのため、特にレーザー光を用いて材料加工などに用いるレーザー光発生装置においては、短パルスやバーストパルスなど、複雑で制御性の高い、高速変調可能なシードレーザーが求められている。
しかしながら、単に2つの光源部から出力されるシードレーザー光のディレイを電気制御によって調整する方法では、ピコ秒オーダーのパルス波形の制御を行うために非常に高度な制御技術が求められるため、制御系が複雑にならざるを得ないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、発振条件の制御の自由度が高いレーザー光発生装置の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明のレーザー光発生装置は、レーザー光を出力する発光点を有する光源部と、前記光源部の前記発光点側の面に向けて設けられ、前記レーザー光が入射される入射面と、前記レーザー光を増幅して射出する出射面と、を備える光増幅部と、前記発光点から前記入射面へ向けて前記レーザー光を導く導光路と、を有し、前記導光路は、当該導光路を複数に分岐する分岐部と、前記分岐部で分割された前記レーザー光を結合する結合部と、前記分岐部と前記結合部との間を結ぶ複数の分岐光路と、を有し、当該分岐光路のうち少なくとも1つは、他の分岐光路と異なる光学的距離を有し、前記光増幅部は、前記導光路から入射する前記レーザー光を合成してレーザー光束として射出する。
本発明のレーザー光発生装置によれば、レーザー光の発振条件の制御の自由度が高い。
本発明の実施形態にかかるレーザー光発生装置の全体構成の一例を示す平面図である。 図1に示した光源部の構成の一例を示す図である。 図1に示した制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 図1に示した第1導光光学系の構成の一例を示す平面図である。 図4に示した第1導光光学系を透過するレーザー光の動作の一例を示す図である。 図1に示したレーザー光発生装置の変形例の構成の一例を示す平面図である。 図6に示した導光路を透過するレーザー光の動作の一例を示す模式図である。 図1に示したレーザー光発生装置の第2の変形例の構成例を示す図である。 図8に示した導光路を透過するレーザー光の動作の一例を示す模式図である。 レーザー光発生装置の比較例を示す図である。 導光路における分岐部の構成の一例を示す図である。 図11に示した分岐部におけるレーザー光の動作の一例を示す模式図である。 図11に示した分岐部の他の構成の一例を示す図である。
(概要)
以下、本発明の実施形態の一例を図面を用いて説明する。
図1には、第1の実施形態に係るレーザー光発生装置としてのレーザー装置200が示されている。
レーザー装置200は、シードレーザーL〜Lを出力するn個のレーザー素子21を有する光源部2と、光源部2から照射されたシードレーザーL〜Lを増幅するための光増幅器3と、光源部2と光増幅器3とを制御するための制御部9と、を有している。
以降、シードレーザーL〜Lを特に区別する必要のないときには、シードレーザーLとの文言を用いる。
レーザー装置200は、シードレーザーLを光増幅器3の入射面31に入射させるためにシードレーザーLを偏向する第1導光光学系4と、光増幅器3の出射面32から出射したレーザー光束L’を照射対象へと照射するための第2導光光学系5と、を有している。
なお、本明細書では、シードレーザーLの光軸に平行な方向を+Z方向として、XYZ3次元直交座標系を用いて説明する。
制御部9は、光源部2から射出されるシードレーザーLのパルス波形、繰り返し周波数等の発振条件を制御する発振条件制御部92と、光増幅器3に入射したシードレーザーLを増幅させるための増幅条件を制御する増幅条件制御部93と、を有している。
レーザー装置200の動作について簡単に説明する。
光源部2は、発振条件制御部92に与えられた所定の発振条件に従って、レーザー素子21を含むシードレーザー光源それぞれからシードレーザーLを+Z方向に射出する。
シードレーザーLは、光増幅器3の入射面31に向かって第1導光光学系4によって偏向される。
光増幅器3は、増幅条件に従って、一方の端面すなわち入射面31から入射したシードレーザーLを増幅し、出射面32からレーザー光束L’として射出する。
光増幅器3によって増幅されたレーザー光束L’は、第2導光光学系5によって偏向及び/又は収束されて、照射対象に向けて照射される。
なお、ここではレーザー装置200は、光源部2から光増幅器3への入射効率を向上させる目的で、第1導光光学系4を用いたが、かかる構成に限定されるものではなく、例えば光ファイバなどを用いて光源部2と光増幅器3とを直接つなぐ構成でも良い。
あるいは、第1導光光学系4は、集光性を備えた複数の光学部材等によって構成された集光光学系でも良い。
(詳細)
以下、かかるレーザー装置200の各部の構成について詳細に説明する。
光源部2は、図2に示すように、+Z方向側の面に5行5列、25個の発光点が2次元的に配列されたVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)方式の面発光レーザーアレイである。
レーザー素子21は、複数のシードレーザーLを出力する種光源すなわち発光点としての機能を有している。
シードレーザー光Lの波長は、1060nm付近であり、シングルモード出力であることが望ましい。
光増幅器3は、レーザー素子21から入射する複数のシードレーザーL〜Lを合成してレーザー光束L’として射出するレーザーアンプとしての機能を有する光増幅部としての機能を有している。
光増幅器3は、図1に示すように石英ガラスを主成分とするコア部に、活性物質として希土類Ybがドープされた3つの光ファイバ増幅器33a、33b、33cを有している。
光ファイバ増幅器33a、33b、33cのそれぞれには、励起光結合光学素子として波長分割多重(WDM=Wavelength Division Multiplexing)カプラ34a、34b、34cが−Z側の端部に取り付けられている。
光ファイバ増幅器33aと、WDMカプラ34aとは1組の増幅器として動作し、光増幅器3において最上流に配置された第1段増幅器としての機能を有している。
同様に、光ファイバ増幅器33bと、WDMカプラ34bとが1組の第2段増幅器として、光ファイバ増幅器33cとWDMカプラ34bとが1組の第3段増幅器として、それぞれ動作する。
第1段増幅器と、第2段増幅器と、第3段増幅器とは、図1に示したように直列に連結された態様で、光増幅器3を形成している。
WDMカプラ34a、34b、34cは、入力された複数の波長、波形の光を合成する合成部としての機能と、入力された複数の波長、波形の光を波長ごとに分割する分波部としての機能とを有している。
すなわち、シードレーザーL〜Lは、最も−Z方向側に配置されたWDMカプラ34aを通過することで、それぞれの波形が合成された合成波となって光ファイバ増幅器33aに入射されて増幅される。
WDMカプラ34a、34b、34cは、シードレーザーLとともに、後述する増幅条件制御部93からの増幅条件に基づいて、励起光源934から入射する励起光Pを光ファイバ増幅器33a、33b、33cのそれぞれに入射させる。
光ファイバ増幅器33a、33b、33cは、励起光PによってYbが励起されて生じる誘導放出により利得波長帯域である波長1060nm付近の光を増幅する。
なお、励起光Pの波長は、活性物質の種類に合わせて変更することが望ましいが、本実施形態では特にYbの吸収帯のある波長975nmの励起光Pを用いる。
本実施形態では、光増幅器3は3つの光ファイバ増幅器33a、33b、33cが直列に連結して配置されるとしたが、少なくとも1つの光ファイバ増幅器とWDMカプラとを用いて、出射されたレーザー光束L’を用いるとしても良い。
あるいは、光増幅器3はさらに多数の、例えば任意のn個の光ファイバ増幅器を連結して1つの光増幅部として機能するようなレーザーアンプであってもいい。
また、最も光軸方向下流側すなわち+Z方向側に配置された光ファイバ増幅器35の+Z方向側の端部に、異なる方式のメインアンプを設けても良い。
なお、励起光Pの分離のために、光増幅器3の終端部すなわち+Z方向側の端部には、励起光Pを分離する分離部としてWDMカプラ34dが設けられている。
なお、WDM34dは必須の構成ではなく、WDM34dを設ける代わりにゲインファイバを適切な長さに構成すればよい。
本実施形態では、光源部2は、VCSEL方式の面発光レーザー素子を備えているが、かかる構成に限定されるものではなく、レーザー素子21と端面発光型レーザー素子22とをそれぞれ複数有していても良い。あるいは、複数の光源部2と、それぞれの光源部2に対応する光増幅器3とを並列に備え、光増幅器3の終端にビームコンバイナを設けても良い。
かかる構成により、レーザー光束L’の出力を増大させることができる。
増幅条件制御部93は、図3に示すように、1段目の光ファイバ増幅器33aに取り付けられたWDMカプラ34aに供給される励起光Pを制御する第1段増幅器用LDドライバ931を有している。
増幅条件制御部93は同様に、2段目の光ファイバ増幅器33bに取り付けられたWDMカプラ34bに供給される励起光Pを制御する第2段増幅器用LDドライバ932を有している。
増幅条件制御部93は同様に、3段目の光ファイバ増幅器33bに取り付けられたWDMカプラ34bに供給される励起光Pを制御する第3段増幅器用LDドライバ933を有している。
第1段増幅器用LDドライバ931と、第2段増幅器用LDドライバ932と、第3段増幅器用LDドライバ933とは、それぞれ独立して動作可能であり、互いに異なる増幅条件で増幅するように、異なる励起光Pを出射するとしても良い。
本実施形態では励起光Pを出射する励起LDとして、励起光源934を用いている。
なお、第1段増幅器用LDドライバ931と、第2段増幅器用LDドライバ932と、第3段増幅器用LDドライバ933とがそれぞれの増幅条件に応じて励起光Pを出射するとしてもいいし、外部に別途励起光源934を用意しても良い。
発振条件制御部92は、図3に示すように、各レーザー素子21から出射されるシードレーザーL1〜Lnの波形を制御するシードLD制御部921を有している。
シードLD制御部921は、シードレーザーLのパルス幅Tと、パルス波高値Iと、パルスの立ち上がりタイミングであるパルスディレイDと、を設定する任意波形ジェネレータとしての機能を有している。
第1導光光学系4は、図4に示すように光源部2の+Z方向側に配置されてシードレーザーL1〜Lnをそれぞれ集光するマイクロレンズアレイ41と、マイクロレンズアレイ41の焦点近傍に一方の端部が設けられたカップリングファイバ42と、を有している。
マイクロレンズアレイ41は、それぞれのレーザー素子21から出射したシードレーザーL1〜Lnをそれぞれ集光して、カップリングファイバ42の入射側端部43へと入射させる。
カップリングファイバ42は、25本の独立した分岐ファイバ部42aと、複数の分岐ファイバ部42aを結合して1本のファイバとした結合ファイバ部42bと、を有している。言い換えると、カップリングファイバ42は、任意の屈折率、ファイバ長の光ファイバが複数束ねられて構成され、−Z方向に向けられた25個の入射側端部43と、+Z方向に向けられた1個の出射側端部44とを有している。
カップリングファイバ42の−Z方向に向けられた入射側端部43は、それぞれが1対1で対応するレーザー素子21に対向するように設けられている。
カップリングファイバ42の+Z方向側の端部は、WDMカプラ34aに接続されている。なお、ここではカップリングファイバ42の+Z方向側の端部をWDMカプラ34aに接続したが、光増幅器3の入射面に対向するように配置しても良い。
カップリングファイバ42は、レーザー素子21と光増幅器3との間に配置され、シードレーザーL1〜Lnのそれぞれについて、互いに独立した光学的距離D1〜Dnを有している。
光学的距離D1〜Dnは光路長とも呼ばれ、一般的には導光路を形成する物質の屈折率と物理的な長さの積によって定まる。すなわち、光学的距離D1〜Dnは、図4に示すように、カップリングファイバ42の分岐ファイバ部42aの長さすなわち物理的距離d1〜dnと、分岐ファイバ部42aの屈折率N1〜Nnとの積によって調整される。
本実施形態においては特に、分岐ファイバ部42aの材質を石英に統一し、光学的距離D1〜Dnは、分岐ファイバ部42aの長さすなわち物理的距離d1〜dnを設定することで調整される。
ところで、図10に従来例として示すように、いわゆる端面レーザー502aをアレイ状に配置して種光源502として用いるとともに、光ファイバ増幅器503をアンプとして用いたMOPA方式のレーザー装置500を考える。
レーザー装置500で出力されるレーザー光束L’のパルス形状を制御する方法としては、例えば各端面レーザー502aを制御部505を用いて独立して制御し、パルス幅、ディレイ等を所定の値に設定した上で、コンバイナ504で合成する方法が考えられる。
しかしながら、各端面レーザー502aそれぞれのパルス幅、ディレイ等を所定の値に設定することは、制御部505の複雑化を招く上、微小な性能差や同期の問題が、最終的な出力波形に大きく影響しやすいという懸念もある。
また、端面レーザー502aが設定可能なパルスディレイtは、制御部505の性能以上の分解能には上げられず、例えばシードレーザーLの立ち上がり時間に合わせてパルスディレイtを調整するような高精度の制御を行うことが困難であった。
さらに、こうした電気的な制御部505を用いた制御において、ピコ秒オーダーの制御を行うためには、非常に高度な制御技術が要求される。
このように端面レーザーでは、短パルス化や多チャンネル化が難しく、ドライバ間の同期の問題もあり、特に精度の求められる加工分野、医療分野などで用いられるレーザー加工装置に応用するには、より高精度の制御が可能なレーザー装置が求められている。
本実施形態におけるレーザー光束L’の出力波形の制御について詳細に述べる。
制御部9は、発振条件制御部92を用いて、シードレーザーL1〜Lnまでの発振条件を一括して制御する。
シードレーザーL1〜Lnは、例えば図5(a)、(b)に示すように、同期された同一形状のパルス波形として出射される。ここで図5(a)、(b)は図4の入射側端部43におけるシードレーザーL1及びシードレーザーLnのパルス波形、図5(c)は図4の出射側端部44におけるシードレーザーLの波形を模式的に示している。
レーザー素子21から出射されたシードレーザーL1〜Lnは、マイクロレンズアレイ41によって集光され、入射側端部43へと入射する。
シードレーザーL1〜Lnは、それぞれ異なる物理的距離d1〜dnを持つ分岐ファイバ部42aを透過して、結合ファイバ部42bで合成されて出射側端部44から光増幅部3へ向けて出力される。
なお、本実施形態では、シードレーザーL1〜Lnの波形を矩形パルス波としているが、三角波であっても、図7や図9に示すような正規分布様のガウシアン形状のパルス波であっても良く、その形状は特に限定されない。
分岐ファイバ部42aを透過するとき、各シードレーザーL1〜Lnは、それぞれ異なる物理的距離d1〜dnを通過することになる。すなわち、光学的距離D1〜Dnも当然異なる。
従って、分岐ファイバ部42aを透過するために要する時間t1〜tnは、かかる光学的距離D1〜Dnに応じた所定の値になるので、出射側端部44から射出された光増幅部3へ入射される時点でのシードレーザーLの波形は、図5(b)に示す形状になる。
このように、分岐ファイバ部42aは、光学的距離D1〜Dnを異ならせることで、シードレーザーL1〜Lnを基準となる任意の基準時間t0から遅らせる又は早めるように設定することで、シードレーザーL1〜Lnの合成波の形状を制御する。
言い換えると、分岐ファイバ部42aの光学的距離D1〜Dnによってパルスディレイt1〜tnを調整する。
シードレーザーL1〜Lnは、WDMカプラ34aにより合成された後に単一の光ファイバ増幅器33aによって増幅される。
分岐ファイバ部42aの光学的距離D1〜Dnによってパルスディレイt1〜tnを調整することで、発振条件制御部92を用いてパルスディレイt1〜tnをそれぞれ独立して設定するよりも、機構が単純化されて精度をも向上する。
具体的には、分岐ファイバ部42aの基準となる物理的距離d1に対して物理的距離dnを1メートル長くすることで、約5.0ナノ秒のパルスディレイ(tn−t1)を設定することができる。実際には、分岐ファイバ部42aの物理的距離dnの精度は、少なくとも10−3メートル以上の精度で設定可能であり、パルスディレイ(tn−t1)は、10−11〜10−12秒程度の、ピコ秒オーダーの高い精度で制御されることになる。
このように複数のシードレーザーL1〜Lnを、分岐ファイバ部42aの光学的距離D1〜Dnを変えて制御することによって、レーザー装置200は、出力されるレーザー光束L’の波形を簡易な構成を用いて精度良く制御する。
分岐ファイバ部42aの光学的距離D1〜Dnは独立して設定可能である。本実施形態では、特に光学的距離D1〜Dnは全て異なっているので「複数の導光路のうち少なくとも1つは、当該導光路の光学的距離と他の導光路の光学的距離とが異なり」、かかる構成によりシードレーザーLのパルスディレイtが設定されている。
光増幅器3は、レーザー素子21から入射するそれぞれのシードレーザーL1〜Lnを合成してレーザー光束L’として射出する。従って、光増幅器3は、「複数の発光点から入射するそれぞれのレーザー光を合成してレーザー光束として射出」する。
かかる構成により、レーザー装置200は、最終的に出力されるレーザー光束L’の波形を高精度に制御する。
なお、本実施形態では、分岐ファイバ部42aは物理的に独立した光ファイバであるが、かかる構成に限定されるものではなく、例えば光学的距離D1〜Dnを独立して制御可能なようにレンズ厚などを調整した導光路たる光学系であっても良い。
レーザー装置200は、光増幅器3を構成する直列に配置された光ファイバ増幅器33a、33b、33cを有している。
かかる構成により、段階的に波高I、言い換えると出力を向上させるから、パルス幅Tへの影響を抑えながらも、効率よくシードレーザーLを増幅する。
光源部2は、レーザー素子21が、シードレーザーLの光軸Z方向に対して垂直なXY平面に2次元配列されたVCSEL方式の面発光レーザーである。
かかる構成により、レーザー素子21の集積度の向上が容易であり、レーザー装置200は最終的に出力されるレーザー光束L’の波形を高精度に制御する。
本実施形態では、分岐ファイバ部42aと結合ファイバ部42bとは、石英をコア材に用いた光ファイバである。また、分岐ファイバ部42aは、光ファイバの物理的距離d1〜dnを互いに異なる値とすることで光学的距離D1〜Dnを互いに異ならせている。
かかる構成により、物理的距離によってパルスディレイtを精度よく制御して、簡易な構成により最終的に出力されるレーザー光束L’の波形を高精度に制御する。
さらに、第1導光光学系4の光路中における屈折率差を低く抑えることにより、境界部分における反射損失等をも低減して伝送効率が向上する。
(変形例)
本発明の実施形態の第1の変形例として、光学的距離D1〜Dnを屈折率差によって設定するレーザー装置200について述べる。
第1の変形例においては、図6に示すように、カップリングファイバ42は、レーザー素子21に対向するように設けられた分岐ファイバ部42cと、結合ファイバ部42bと、を有している。
かかる変形例においては、分岐ファイバ部42c以外の構成については、既に説明したレーザー装置200の実施形態と同一であるため、同一の符号をつけて説明を省略する。
分岐ファイバ部42cは、例えば石英にゲルマニウムやリン、ホウ素、フッ素などの元素を微小量添加することによって、屈折率N1〜Nnまでの互いに異なる屈折率を有する光ファイバである。
なお、ここでは石英製の光ファイバにドーパントを添加することによって屈折率を変化させる方法についてのみ述べたが、プラスチック製の光ファイバなどを用いても良い。
分岐ファイバ部42cの物理的距離dnは、全ての分岐ファイバ部42cで等しくなるように設定される。従って、光学的距離D1〜Dnは分岐ファイバ42cにおいては屈折率N1〜Nnによってそれぞれ調整されている。
このような構成を用いて、レーザー光束L’を出射するときには、シードレーザーL1〜Lnは、図7に示すように、入射側端部43において略同一形状のパルス波形である。ここで図7(a)、(b)は図6に示す入射側端部43におけるシードレーザーL1及びシードレーザーLnのパルス波形、図7(c)は図6の出射側端部44におけるシードレーザーLの波形を模式的に示している。
シードレーザーL1〜Lnは、それぞれ異なる光学的距離D1〜Dnを持つ分岐ファイバ部42cを透過して、結合ファイバ部42bで合成されて出射側端部44から光増幅部3へ向けて出力される。
分岐ファイバ部42cを透過するとき、各シードレーザーL1〜Lnは、それぞれ異なる光学的距離D1〜Dnを通過することになる。従って、分岐ファイバ部42cを透過するために要する時間t1〜tnは、かかる光学的距離D1〜Dnに応じた所定の値になるので、出射側端部44から射出された光増幅部3へ入射される時点でのシードレーザーLの波形は、図7(c)に示す形状になる。
このように、分岐ファイバ部42cは、屈折率N1〜Nnを任意の値に設定して光学的距離D1〜Dnを異ならせ、シードレーザーL1〜Lnを任意の基準時間t0から遅らせるように設定することで、シードレーザーL1〜Lnの合成波の形状を制御する。
言い換えると、分岐ファイバ部42cの光学的距離D1〜Dnによってパルスディレイt1〜tnを調整する。
シードレーザーL1〜Lnは、第1の実施形態において既に述べたように、WDMカプラ34aにより合成された後に光増幅部3によって増幅され、レーザー光束L’として出射される。
本変形例において、分岐ファイバ部42cは、光ファイバの屈折率N1〜Nnを互いに異なる値に設定されることで、光学的距離D1〜Dnを互いに異ならせている。
かかる構成により、レーザー装置200は、最終的に出力されるレーザー光束L’の波形を高精度に制御する。
本発明の実施形態の第2の変形例について説明する。なお、第1の変形例と同様に、既に説明したレーザー装置200と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2の変形例において、発振条件制御部92は、図8(a)に示すように、各レーザー素子21から出射されるシードレーザーL1〜Lnの波形を制御する第1シードLD制御部921〜第nシードLD制御部92nを有している。
また、カップリングファイバ42は、図8(b)に示すように、それぞれ物理的距離d1〜dn、屈折率N1〜Nnに設定された分岐ファイバ部42dと、結合ファイバ部42bと、を有している。
分岐ファイバ部42dは、物理的距離d1〜dnと、屈折率N1〜Nnと、をそれぞれ定めることによって、光学的距離D1〜Dnが異なるように設けられている。
第1シードLD制御部921〜第nシードLD制御部92nは、互いに独立して動作するが、機能は略同一であるので、特に第1シードLD制御部921についてのみ説明する。
第1シードLD制御部921は、シードレーザーL1のパルス幅T1と、パルス波高値I1と、を設定する任意波形ジェネレータとしての機能を有している。
ここで、パルス幅T1は、図9(a)に示すように、パルス波高値I1の半分の値をとる2点間を結ぶ時間、いわゆる半値幅を言うこととする。
第2シードLD制御部922〜第nシードLD制御部92nも同様の機能を備えている。
第1シードLD制御部921〜第nシードLD制御部92nを用いて、シードレーザーL1〜Lnの制御を行う方法について説明する。
特にシードレーザーL1とシードレーザーLnとを合成する場合には、第1シードLD制御部921及び第nシードLD制御部92nを用いて、図9(a)、(b)に示すようなパルス波形のシードレーザーL1、Lnを形成する。
分岐ファイバ部42dを透過するとき、各シードレーザーL1、Lnは、それぞれ異なる光学的距離D1、Dnを通過することになる。従って、分岐ファイバ部42dを透過するために要する時間t1、tnは、かかる光学的距離D1、Dnに応じた所定の値になるので、出射側端部44から射出された光増幅部3へ入射される時点でのシードレーザーLの波形は、図9(c)に示す形状になる。
このように、分岐ファイバ部42dは、屈折率N1〜Nnを任意の値に設定して光学的距離D1〜Dnを異ならせ、シードレーザーL1〜Lnを任意の基準時間t0から遅らせるように設定することで、シードレーザーL1〜Lnの合成波の形状を制御する。
言い換えると、分岐ファイバ部42dの光学的距離D1〜Dnによってパルスディレイt1〜tnを調整する。
すなわち、第2の変形例において、発振条件制御部92は、各レーザー素子21から出射されるシードレーザーL1〜Lnの波形を独立して制御する第1シードLD制御部921〜第nシードLD制御部92nを有している。
かかる構成により、シードレーザーLのパルス波形の形状を自由に設定できて、レーザー装置200は、高い精度でパルスディレイを制御しながらも、より自由度の高いレーザー光束L’を出力する。
(詳細)
上述の各実施形態における分岐ファイバ部42a、42c、42dの詳細な構成について図11を用いて説明する。なお以降の説明では、特に簡単のために分岐ファイバ部42aのみを用いて説明するが、かかる構成に限定されるものではない。
分岐ファイバ部42aは、図4に既に示したように、それぞれ物理的距離が異なるが、以下に示す構成については、何れの分岐ファイバ部42aが有していても良いし、全ての分岐ファイバ部42aがかかる構成を備えていても良い。
また、その他の分岐ファイバ部42c、42dに関しても同様に、光学的距離が互いに異なる何れの分岐ファイバ部がかかる構成を備えているとしても良い。
分岐ファイバ部42aは、入射側端部43から入射したシードレーザーLを分岐する分岐部たる第1光カプラ421と、光カプラ421で分割されたシードレーザーLを導く一対の導光路たる第1光導波路423と第2光導波路424と、を有している。
分岐ファイバ部42aはまた、第1光導波路423と第2光導波路424とを透過したシードレーザーLを結合するための結合部たる第2光カプラ422を有している。
すなわち、第1光導波路423と第2光導波路424とは、分岐部と結合部との間を結ぶ分岐光路としての機能を有している。
第1光カプラ421は、入射したシードレーザーLを、任意の強度比X:Yに分岐して出力する光学素子である。
図12(a)には、入射したシードレーザーLの波形を模式的に示している。
ここでは説明のため、図12(b)、(c)にそれぞれ示すように、シードレーザーLのうち第1光導波路423へ分岐された一部分をシードレーザーLx、第2光導波路424へ分岐された一部分をシードレーザーLyとして説明する。また、シードレーザーLxの強度をIx、シードレーザーLyの強度をIyとして示している。
図12(d)には、第2光カプラ422を通過した後のシードレーザーLの波形を模式的に示すものとしてLx+Lyの波形を示している。
なお、本実施形態では、第1カプラ421と第2カプラ422とは、シードレーザーLが入射される方向のみが異なる一対の光学素子であって、同一の構成であるため、第2カプラ422の説明は適宜省略する。例えば、図11において、+Z方向側からシードレーザーLが入射したときには、第2カプラ422が分岐部として機能し、第1カプラ421が結合部として機能する。
第1光導波路423は、第1光導波路423の光学的距離Dxが、第2光導波路424の光学的距離Dyよりも長くなるように、余剰ファイバ425を有している。
かかる余剰ファイバ425の長さを調整することで、第1光導波路423を透過するシードレーザLxは、パルスディレイΔt=Dx/cだけシードレーザーLyよりも遅く第2光カプラ422へと到達する。
シードレーザーLx、Lyは、互いに第2光カプラ422において結合されて、合成光たるシードレーザーLとして出射される。このようにして分岐ファイバ部42aから出射されたシードレーザーLは、既に述べたように、結合ファイバ42bへと入射し、他の発光点から出射した各シードレーザーLと合成されて最終的にレーザー光束L’として出射される。
ところで、シードレーザーLx、Lyは何れも同一の発光点から出射したシードレーザーLの一部であるから、レーザー素子21ごとの製造過程などに依存する光強度や偏光方向の揺動のような影響を受け難い。
すなわち、同一の発光点から出射した光を分岐して、分岐された一方の光にのみディレイを与えることで、より発光点の精度の影響を受け難く制御の自由度が高い光が得られる。
本実施形態におけるレーザー装置200は、レーザー素子21から光増幅器3へ向けてシードレーザーLを導く導光路たる分岐ファイバ部42aを有している。
分岐ファイバ部42aは、入射側端部43から入射したシードレーザーLを複数に分岐する分岐部たる第1光カプラ421と、光カプラ421で分割されたシードレーザーLを結合する第2光カプラ422と、を有している。
分岐ファイバ部42aはまた、第1光カプラ421と第2光カプラ422との間を結ぶ第1光導波路423と第2光導波路424と、を有している。
さらに、第1光導波路423は、第2光導波路424とは異なる光学的距離を有している。
かかる構成により、単一の発光点からの光を複数のパルス波に分岐できるため、レーザー光の発振条件の制御の自由度がより高い。
以上述べたような第1光カプラ421と、第2光カプラ422と、第1光カプラ421と第2光カプラ422との間を結ぶ第1光導波路423と第2光導波路424と、を有する構成は、図13に示すように、複数の分岐ファイバ部42aに設けられていても良い。
また、本実施形態においては、第1光導波路423と第2光導波路424との何れか一方にのみ余剰ファイバ425を設けることで、物理的な距離を変化させて光学的距離Dx、Dyを制御するとしたが、かかる方法に限定されるものではない。
例えば、第1及び第2の変形例において用いたように、第1光導波路423と第2光導波路424との材質、特に屈折率を制御することで、第1光導波路423と第2光導波路424とを伝わるシードレーザーLx、LyのパルスディレイΔtを制御しても良い。
本実施形態においては、結合部と分岐部とは何れも光カプラを用いたが、導波路型スプリッタを用いても良い。
その場合にも、分岐部と結合部とを結ぶ途中の導光路の光学的距離は、互いに異ならせることが望ましい。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、レーザー装置200は、金属を加工するパルスレーザー加工機に用いても良いし、レーザーメスなどの医療用機器に用いても良い。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
2 光源部
3 光増幅部
9 制御部
21 発光点(レーザー素子)
31 入射面
32 出射面
42a 導光路(分岐ファイバ部)
42b 導光路(結合ファイバ部)
42c 導光路(分岐ファイバ部)
42d 導光路(分岐ファイバ部)
43 入射側端部
44 出射側端部
92 発振条件制御部
93 増幅条件制御部
421 分岐部(第1光カプラ)
422 結合部(第2光カプラ)
423 分岐光路(第1光導波路)
424 分岐光路(第2光導波路)
D1〜Dn 光学的距離
d1〜dn 物理的距離
Dx 第1光導波路の光学的距離
Dy 第2光導波路の光学的距離
L、L1〜Ln レーザー光(シードレーザー)
L’ レーザー光束
N1〜Nn 屈折率
200 レーザー光発生装置(レーザー装置)
特許第5595740号公報 特許第5654649号公報 特許第5713541号公報

Claims (6)

  1. レーザー光を出力する発光点を有する光源部と、
    前記光源部の前記発光点側の面に向けて設けられ、前記レーザー光が入射される入射面と、前記レーザー光を増幅して射出する出射面と、を備える光増幅部と、
    前記発光点から前記入射面へ向けて前記レーザー光を導く導光路と、
    を有し、
    前記導光路は、当該導光路を複数に分岐する分岐部と、前記分岐部で分割された前記レーザー光を結合する結合部と、前記分岐部と前記結合部との間を結ぶ複数の分岐光路と、を有し、
    当該分岐光路のうち少なくとも1つは、他の分岐光路と異なる光学的距離を有し、
    前記光増幅部は、前記導光路から入射する前記レーザー光を合成してレーザー光束として射出するレーザー光発生装置。
  2. 前記光増幅部を複数有し、当該複数の光増幅部が直列に配置されることを特徴とする請求項1に記載のレーザー光発生装置。
  3. 前記光源部は、前記発光点が、前記レーザー光の光軸方向に対して垂直な平面に2次元配列された面発光レーザーであることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザー光発生装置。
  4. 前記導光路は、光ファイバであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のレーザー光発生装置。
  5. 前記分岐光路は、前記光ファイバの屈折率を互いに異なる値とすることで前記光学的距離を互いに異ならせることを特徴とする請求項4に記載のレーザー光発生装置。
  6. 前記分岐光路は、前記光ファイバの物理的距離を互いに異なる値とすることで前記光学的距離を互いに異ならせることを特徴とする請求項4または5に記載のレーザー光発生装置。
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