JP2017165333A - 水中航走体の航走支援装置、航走体及び水中航走体の航走支援方法 - Google Patents

水中航走体の航走支援装置、航走体及び水中航走体の航走支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】広域の調査に水中航走体を供する。【解決手段】水中航走体20の航走支援装置13は、水上航走体10に搭載されている。航走支援装置13は、水中航走体20との間で音響通信によりデータを通信するように構成された音響通信機15と、水中航走体20の位置を取得するように構成された音響測位機16と、コントローラ18とを備える。コントローラ18は、音響測位機16が取得する水中航走体20の位置に基づいて、水上航走体10が水中航走体20に近づくように水上航走体10を航走させる第1の処理と、第1の処理により、水中航走体20との間で音響通信可能な位置に水上航走体10を走行させた後に、水中航走体20との間でデータを通信するように音響通信機15を制御する第2の処理とを実行する。【選択図】図1

Description

本開示は、水中航走体の航走支援装置、航走体及び水中航走体の航走支援方法に関する。
水中(例えば、海中、湖の中、川の中等)又は水底(例えば、海底、湖底、川底等)の調査等を目的として、自律航走する無人の水中航走体が用いられることがある。水中航走体は、測定された自己の位置に基づいて、所定の経路に沿って水中を航走(潜行)する。
特許文献1は、水中航走体の位置を取得する方法の一例を開示している。具体的には、特許文献1の方法によれば、水中航走体に搭載された慣性航法装置によって得られる慣性航法位置を、水上航走体(水上を航走(航行)する支援船)が水中航走体を音響測位して得られる音響測位位置に基づいて較正することで、水中航走体の位置を精度よく取得できる。
特開2011−163931号公報
ところで、水上航走体と水中航走体との間では、一般に、音響通信により情報の送受信が行われる。音響通信が可能な範囲は、通常、音響測位が可能な範囲よりも狭い。そのため、水上航走体との間で音響通信可能な範囲外に水中航走体が存在する場合、慣性航法位置の較正が困難となり、水中航走体の慣性航法位置に誤差が生じうる。
そこで、本開示は、広域の調査に水中航走体を供することが可能な水中航走体の航走支援装置、航走体及び水中航走体の航走支援方法を説明する。
本開示の一つの観点に係る水中航走体の航走支援装置は、水中航走体の航走を支援するように構成され、航走体に搭載されている。当該航走支援装置は、水中航走体との間で音響通信によりデータを通信するように構成された音響通信部と、水中航走体の位置を取得するように構成された音響測位部と、制御部とを備える。制御部は、音響測位部が取得する水中航走体の位置に基づいて、航走体が水中航走体に近づくように航走体を航走させる第1の処理と、第1の処理により、水中航走体との間で音響通信可能な位置に航走体を走行させた後に、水中航走体との間でデータを通信するように音響通信部を制御する第2の処理とを実行する。
本開示の他の観点に係る航走体は、上記の航走支援装置を備える。
本開示の他の観点に係る水中航走体の航走支援方法は、航走体に搭載された音響測位部が取得する水中航走体の位置に基づいて、水中航走体に近づくように航走体を航走させる第1の工程と、第1の工程により、水中航走体との間で音響通信可能な位置に航走体が移動した後に、航走体に搭載された音響通信部によって水中航走体との間でデータを通信させる第2の工程とを含む。
本開示に係る水中航走体の航走支援装置、航走体及び水中航走体の航走支援方法によれば、広域の調査に水中航走体を供することが可能となる。
図1は、水中航走体の航走支援システムを示す概略図である。 図2は、水中航走体の航走支援システムを示すブロック図である。 図3は、コントローラのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、水中航走体の航走支援方法を説明するためのフローチャートである。
以下に説明される本開示に係る実施形態は本発明を説明するための例示であるので、本発明は以下の内容に限定されるべきではない。
[1]実施形態の概要
本実施形態の一つの例に係る水中航走体の航走支援装置は、水中航走体の航走を支援するように構成され、航走体に搭載されている。当該航走支援装置は、水中航走体との間で音響通信によりデータを通信するように構成された音響通信部と、水中航走体の位置を取得するように構成された音響測位部と、制御部とを備える。制御部は、音響測位部が取得する水中航走体の位置に基づいて、航走体が水中航走体に近づくように航走体を航走させる第1の処理と、第1の処理により、水中航走体との間で音響通信可能な位置に航走体を走行させた後に、水中航走体との間でデータを通信するように音響通信部を制御する第2の処理とを実行する。
本実施形態の一つの例に係る水中航走体の航走支援装置では、制御部は、音響測位部が取得する水中航走体の位置に基づいて、航走体が水中航走体に近づくように航走体を航走させる第1の処理を実行している。本実施形態の一つの例に係る水中航走体の航走支援装置では、制御部は、水中航走体との間で音響通信可能な位置に航走体を走行させた後に、水中航走体との間でデータを通信するように音響通信部を制御する第2の処理を実行する。そのため、音響通信部が水中航走体との間で音響通信ができない程度に航走体と水中航走体とが離れている場合であっても、航走体が水中航走体に近づいた後に、水中航走体との間でデータの通信が行われる。従って、航走体から遠く離れた水中航走体に対しても、水中航走体の位置情報の更新を含む各種の制御を行えるようになる。その結果、広域(例えば、外洋など、広範囲で且つ深深度(例えば、数100m〜数1000m程度)の海域)の調査に水中航走体を供することが可能となる。加えて、複数の水中航走体が広域に分散して水中又は水底を調査している場合であっても、航走体がそれぞれの水中航走体に個々に近づくことで、各水中航走体に対して各種の制御を行えるようになる。よって、広域を効率よく調査することが可能となる。
本実施形態の一つの例に係る水中航走体の航走支援装置は、航走体の絶対位置を取得する位置取得部をさらに備え、制御部は、第2の処理において、位置取得部によって航走体の取得される絶対位置、又は、航走体の絶対位置に基づいて算出される水中航走体の絶対位置を、データとして音響通信部により水中航走体へと送信させてもよい。この場合、水中航走体は、算出された自身の絶対位置に基づいて、より精度よく水中又は水底の調査を行うことが可能となる。
本実施形態の一つの例に係る水中航走体の航走支援装置は、母船との間でデータを通信するように構成された通信部をさらに備え、制御部は、通信部及び音響通信部を介して、水中航走体と母船との間でデータを通信させてもよい。この場合、航走体及び水中航走体を共に無人で運用することが可能となる。
制御部は、第1の処理において、水中航走体の移動により音響測位部が取得する水中航走体の位置が変化した場合に、当該変化した後の位置に航走体が近づくように航走体を航走させてもよい。
本実施形態の一つの例に係る水中航走体の航走支援装置は、水中航走体の航走経路を記憶する記憶部をさらに備え、制御部は、第1の処理において、記憶部が記憶する航走経路に基づいて、航走体が水中航走体に近づくように航走体を航走させてもよい。
本実施形態の他の例に係る航走体は、上記の航走支援装置を備える。本実施形態の他の例に係る航走体によれば、上記の航走支援装置と同様の作用効果を奏する。
本実施形態の他の例に係る水中航走体の航走支援方法は、航走体に搭載された音響測位部が取得する水中航走体の位置に基づいて、水中航走体に近づくように航走体を航走させる第1の工程と、第1の工程により、水中航走体との間で音響通信可能な位置に航走体が移動した後に、航走体に搭載された音響通信部によって水中航走体との間でデータを通信させる第2の工程とを含む。
本実施形態の他の例に係る水中航走体の航走支援方法では、第1の工程において、航走体に搭載された音響測位部が取得する水中航走体の位置に基づいて、航走体が水中航走体に近づくように航走体を航走させる。本実施形態の他の例に係る水中航走体の航走支援方法では、第2の工程において、水中航走体との間で音響通信可能な位置に航走体が移動した後に、航走体に搭載された音響通信部によって水中航走体との間でデータを通信させる。そのため、音響通信部が水中航走体との間で音響通信ができない程度に航走体と水中航走体とが離れている場合であっても、航走体が水中航走体に近づいた後に、水中航走体との間でデータの通信が行われる。従って、航走体から遠く離れた水中航走体に対しても、水中航走体の位置情報の更新を含む各種の制御を行えるようになる。その結果、広域(例えば、外洋など、広範囲で且つ深深度(例えば、数100m〜数1000m程度)の海域)の調査に水中航走体を供することが可能となる。加えて、複数の水中航走体が広域に分散して水中又は水底を調査している場合であっても、航走体がそれぞれの水中航走体に個々に近づくことで、各水中航走体に対して各種の制御を行えるようになる。よって、広域を効率よく調査することが可能となる。
[2]実施形態の例示
以下に、本開示に係る実施形態の一例について、図面を参照しつつより詳細に説明する。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
まず、水中航走体の航走支援システム1の構成について説明する。航走支援システム1は、図1に示されるように、水上航走体(航走体)10と、少なくとも一つの水中航走体20と、母船30とを備える。
水上航走体10は、無人で水上を自律航走する航走体である。水上航走体10は、船体11と、航走装置12と、航走支援装置13とを備える。
船体11は、航走装置12及び航走支援装置13を搭載する。航走装置12は、水上において船体11を航走(航行)させるように構成されている。航走装置12は、例えば、推進器及び舵を含む。
航走支援装置13は、図1及び図2に示されるように、測位機(位置測定部)14と、音響通信機(音響通信部)15と、音響測位機(音響測位部)16と、通信機(通信部)17と、コントローラ(制御部)18とを含む。
測位機14は、地球上における水上航走体10の絶対位置(緯度及び経度)を取得するように構成されている。測位機14は、例えば、GPS受信機である。測位機14は、GPS衛星から所定の信号を受信し、当該信号に基づいて絶対位置を取得してもよい。
音響通信機15は、水中航走体20の音響通信機24(後述する)との間で音響通信によりデータを通信可能に構成されている。音響通信機15は、例えば、水中に音波を送信する送信器と、音波(反射波)を受信する受信器とを含む送受信機(トランシーバ)であってもよい。音響通信機15による通信可能な範囲は、例えば、1000m〜3000m程度であってもよい。
音響測位機16は、水中航走体20の位置を取得可能に構成されている。音響測位機16は、例えば、水上航走体10に対する相対位置を取得可能に構成されていてもよい。音響測位機16は、例えば、SSBL(Super Short Base Line)測位システムであってもよい。SSBL測位システムは、水中に向けて定期的にパルス音を発信し、当該パルス音の返信エコーを少なくとも3つの音響センサで受信することで、三角測量により水中航走体20の相対位置を計測することが可能である。音響測位機16による測位可能な範囲は、例えば、音響通信機15による通信可能な範囲の1.5倍〜2倍程度であってもよく、1500m〜6000m程度であってもよい。
通信機17は、母船30の通信機33(後述する)とデータを通信可能に構成されている。通信機17は、例えば、電磁波、音波等を送受信可能な無線通信機であってもよい。
コントローラ18は、水上航走体10を部分的に又は全体的に制御可能に構成されている。コントローラ18は、図2に示されるように、機能モジュールとして、送受信部M1と、記憶部M2と、処理部M3とを有する。これらの機能モジュールは、コントローラ18の機能を便宜上複数のモジュールに区切ったものに過ぎず、コントローラ18を構成するハードウェアがこのようなモジュールに分かれていることを必ずしも意味するものではない。各機能モジュールは、プログラムの実行により実現されるものに限られず、専用の電気回路(例えば論理回路)、又は、これを集積した集積回路(ASIC:ApplicationSpecific Integrated Circuit)により実現されるものであってもよい。
送受信部M1は、水上航走体10の各種装置(例えば、航走装置12、測位機14、音響通信機15、音響測位機16、通信機17)を制御する制御信号を処理部M3から受信し、当該各種装置に送信する。送受信部M1は、当該各種装置から各種信号を受信し、処理部M3に送信する。
記憶部M2は、種々のデータを記憶する。記憶部M2は、例えば、各種処理を実行するためのプログラムの他、水中航走体20の航走経路(航路)を記憶していてもよい。
処理部M3は、記憶部M2から読み出したプログラムと、水上航走体10の各種装置から送受信部M1が受信した各種信号とに基づいて、水上航走体10の各種装置を制御するための制御信号を生成し、送受信部M1に送信する。処理部M3は、記憶部M2に記憶されている水中航走体20の航走経路に基づいて、水上航走体10の移動先を設定してもよい。
コントローラ18のハードウェアは、例えば一つ又は複数の制御用のコンピュータにより構成される。コントローラ18は、ハードウェア上の構成として、例えば図3に示す回路18aを有する。回路18aは、電気回路要素(circuitry)で構成されていてもよい。回路18aは、具体的には、プロセッサ18bと、メモリ18cと、ストレージ18dと、ドライバ18eと、入出力ポート18fとを有する。プロセッサ18bは、メモリ18c及びストレージ18dの少なくとも一方と協働してプログラムを実行し、入出力ポート18fを介した信号の入出力を実行することで、上述した各機能モジュールを構成する。ドライバ18eは、水上航走体10の各種装置をそれぞれ駆動する回路である。入出力ポート18fは、ドライバ18eと水上航走体10の各種装置との間で、信号の入出力を行う。
本実施形態では、水上航走体10は、一つのコントローラ18を備えているが、複数のコントローラ18で構成されるコントローラ群(制御部)を備えていてもよい。水上航走体10がコントローラ群を備えている場合には、上記の機能モジュールがそれぞれ、一つのコントローラ18によって実現されていてもよいし、2個以上のコントローラ18の組み合わせによって実現されていてもよい。コントローラ18が複数のコンピュータ(回路18a)で構成されている場合には、上記の機能モジュールがそれぞれ、一つのコンピュータ(回路18a)によって実現されていてもよいし、2つ以上のコンピュータ(回路18a)の組み合わせによって実現されていてもよい。コントローラ18は、複数のプロセッサ18bを有していてもよい。この場合、上記の機能モジュールがそれぞれ、一つのプロセッサ18bによって実現されていてもよいし、2つ以上のプロセッサ18bの組み合わせによって実現されていてもよい。
水中航走体20は、無人で水中を自律航走する航走体である。水中航走体20は、図1及び図2に示されるように、船体21と、航走装置22と、情報収集機23と、音響通信機24と、応答機25と、コントローラ26とを含む。
船体21は、航走装置22、情報収集機23、音響通信機24、応答機25及びコントローラ26を搭載する。航走装置22は、水中において船体21を航走(潜行)させるように構成されている。航走装置22は、例えば、推進器及び舵を含む。
情報収集機23は、水中又は水底の情報を収集するように構成されている。情報収集機23は、例えば、サイドスキャンソナー、サブボトムプロファイラ、マルチビームエコーサウンダ、磁気センサ、温度センサ、汚染物質検出装置等であってもよい。
音響通信機24は、水上航走体10の音響通信機15との間で音響通信によりデータを通信可能に構成されている。音響通信機24の構成は、音響通信機15と同様であってもよい。
応答機25は、水上航走体10の音響測位機16から送信されるパルス音を瞬時に返信可能に構成されている。応答機25は、例えば、トランスポンダである。
コントローラ26は、水中航走体20を部分的に又は全体的に制御可能に構成されている。コントローラ26は、水中航走体20の各種装置(例えば、航走装置22、情報収集機23、音響通信機24、応答機25)を制御してもよい。コントローラ26の構成は、コントローラ18と同様であってもよい。
母船30は、水上を航行する有人の船である。母船30は、図1及び図2に示されるように、船体31と、航走装置32と、通信機33と、コントローラ34とを含む。
船体31は、航走装置32、通信機33及びコントローラ34を搭載する。航走装置32は、水中において船体31を航走(航行)させるように構成されている。航走装置32は、例えば、推進器及び舵を含む。
通信機33は、水上航走体10の通信機17とデータを通信可能に構成されている。通信機33の構成は、通信機17と同様であってもよい。通信機33により通信機17との間で通信することで、母船30は、水上航走体10を介して水中航走体20とデータを授受することが可能である。
コントローラ34は、母船30を部分的に又は全体的に制御可能に構成されている。コントローラ34は、母船30の各種装置(例えば、航走装置32、通信機33)を制御してもよい。コントローラ34の構成は、コントローラ18と同様であってもよい。
続いて、図4を参照して、水中航走体20の航走を支援する方法について説明する。複数の水中航走体20が運用されている場合には、コントローラ18(水上航走体10)は、複数の水中航走体20のうちから航走支援対象となる1つの水中航走体20を選択する(ステップS1参照)。選択の対象となる水中航走体20の条件は、例えば、水上航走体10に最も近いことであってもよいし、水上航走体10から最も遠いことであってもよいし、水上航走体10による以前の航走支援から所定時間が経過したことであってもよい。
次に、コントローラ18は、選択された水中航走体20の水上航走体10に対する相対位置を音響測位機16によって取得する。次に、当該相対位置と、測位機14によって取得された水上航走体10の絶対位置とに基づいて、水中航走体20の絶対位置が算出される(ステップS2参照)。水中航走体20の絶対位置の算出は、水上航走体10のコントローラ18において行われてもよい。この場合、コントローラ18は、音響通信機15,24を介して水中航走体20から水中航走体20の相対位置のデータを受信した後に、当該相対位置と水上航走体10の絶対位置とに基づいて水中航走体20の絶対位置を算出する。水中航走体20の絶対位置の算出は、水中航走体20のコントローラ26において行われてもよい。当該相対位置と水上航走体10の絶対位置とに基づいて水中航走体20の絶対位置を算出する。
次に、ステップS2において得られた水中航走体20の絶対位置に基づいて、水上航走体10が当該絶対位置に近づくように、コントローラ18が水上航走体10を航走(移動)させる(ステップS3(第1の処理)参照)。具体的には、コントローラ18は、水中航走体20の絶対位置(すなわち、水中航走体20の直上の海面の位置)を目標位置に設定し、水上航走体10が当該目標位置に近づくように航走装置12を制御する。これにより、水上航走体10は、水中航走体20との間で音響通信可能な位置に移動する。
水上航走体10が水中航走体20との間で音響通信可能な位置に移動したか否かは、当該目標位置と、測位機14によって得られる水上航走体10の絶対位置とに基づいて算出される水上航走体10と水中航走体20との離間距離が所定の閾値を下回ったか否かで判断してもよい。あるいは、音響通信機15が水中航走体20(音響通信機24)との通信を試みて通信ができなかった場合に、水上航走体10が当該目標位置にさらに近づくようにコントローラ18が航走装置12を制御することで、水上航走体10が水中航走体20との間で音響通信可能な位置まで移動させてもよい。
次に、コントローラ18は、水中航走体20との間でデータを通信するように音響通信機15を制御する。これにより、音響通信機15,24を介して、水上航走体10から水中航走体20へと、水中航走体20の航走を制御するために用いられる種々のデータが送信される。当該データは、例えば、水中航走体20の航走経路又は目標位置を変更する制御信号、ステップS2において得られた水中航走体20の絶対位置を水中航走体20に記憶させる制御信号(絶対位置の更新信号)などを含む。一方、音響通信機15,24を介して、水中航走体20から水上航走体10へと種々のデータが送信される。当該データは、例えば、水中航走体20の姿勢又は状態を示す信号、情報収集機23(水中航走体20)が収集した水中又は水底の情報を示す信号などを含む。
以上により、選択された水中航走体20の航走支援が完了する。コントローラ18(水上航走体10)は、上記と同様の方法によって、他の水中航走体20の航走を支援してもよい。コントローラ18(水上航走体10)は、全ての水中航走体20に対する航走支援が完了したら、各水中航走体20の航走支援を繰り返してもよい。コントローラ18は、水上航走体10による各水中航走体20の巡回順序を種々の方法で最適化してもよい。コントローラ18は、所定の条件に従って、あるいはランダムな順で、水上航走体10による各水中航走体20の航走支援を繰り返してもよい。各水中航走体20に1から順に番号が付されている場合には、コントローラ18は、当該番号の昇順又は降順に従って水上航走体10により各水中航走体20の航走支援を繰り返してもよい。コントローラ18が水上航走体10を一の水中航走体20から他の水中航走体20に向けて移動させる際には、水上航走体10が一の水中航走体20から他の水中航走体20へと最短(最短距離又は最短時間)で到達する経路(最短経路)を設定してもよいし、当該最短経路とは異なる他の経路を設定してもよい。
[3]作用
以上のような本実施形態の一例では、コントローラ18は、音響測位機16が取得する水中航走体20の位置に基づいて、水上航走体10が水中航走体20に近づくように水上航走体10を航走させる処理を実行している。コントローラ18は、水中航走体20との間で音響通信可能な位置に水上航走体10を走行させた後に、水中航走体20との間でデータを通信するように音響通信機15を制御する処理を実行している。そのため、音響通信機15が水中航走体20との間で音響通信ができない程度に水上航走体10と水中航走体20とが離れている場合であっても、水上航走体10が水中航走体20に近づいた後に、水中航走体20との間でデータの通信が行われる。従って、水上航走体10から遠く離れた水中航走体20に対しても、水中航走体20の位置情報の更新を含む各種の制御を行えるようになる。その結果、広域(例えば、外洋など、広範囲で且つ深深度(例えば、数100m〜数1000m程度)の海域)の調査に水中航走体20を供することが可能となる。加えて、複数の水中航走体20が広域に分散して水中又は水底を調査している場合であっても、航走体がそれぞれの水中航走体に個々に近づくことで、各水中航走体20に対して各種の制御を行えるようになる。よって、広域を効率よく調査することが可能となる。
以上のような本実施形態の一例では、コントローラ18は、測位機14によって取得された水上航走体10の絶対位置、又は、水上航走体10の絶対位置に基づいて算出される水中航走体20の絶対位置を、データとして音響通信機15により水中航走体20へと送信させている。そのため、水中航走体20は、算出された自身の絶対位置に基づいて、より精度よく水中又は水底の調査を行うことが可能となる。
以上のような本実施形態の一例では、コントローラ18は、通信機17,33及び音響通信機15,24を介して、水中航走体20と母船30との間でデータを通信させている。そのため、水上航走体10及び水中航走体20を共に無人で運用することが可能となる。
[4]実施形態の他の例
以上、本開示に係る実施形態について詳細に説明したが、本発明の要旨の範囲内で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。例えば、上記の実施形態の一例では、水中航走体20の航走支援を水上航走体10によって行っていたが、水中を航走(潜行)する航走体によって、水中航走体20の航走を支援してもよい。
水上航走体10が水中航走体20に近づくように、コントローラ18が水上航走体10を制御する際には、水上航走体10が水中航走体20に最短(最短距離又は最短時間)で到達する経路(最短経路)を設定してもよいし、当該最短経路とは異なる他の経路を設定してもよい。
水上航走体10による水中航走体20の航走支援に際して、水中航走体20が移動する(水中航走体20の位置が変化する)場合には、コントローラ18は、水中航走体20の移動後の位置に近づくように水上航走体10を航走させてもよい。具体的には、コントローラ18は、音響測位機16によって取得される水中航走体20の位置が経時的に変化したことを検出すると、変化後の水中航走体20の絶対位置を新たな目標位置に設定し、水上航走体10が当該新たな目標位置に近づくように航走装置12を制御してもよい。音響測位機16による水中航走体20の測位は、例えば、所定時間ごとに行ってもよい。
水上航走体10による水中航走体20の航走支援に際して、水中航走体20が移動する(水中航走体20の位置が変化する)場合には、コントローラ18は、水中航走体20の移動先を予測し、当該予測位置に近づくように水上航走体10を航走させてもよい。具体的には、コントローラ18は、移動する水中航走体20の複数の位置を音響測位機16によって所定時間ごとに取得し、これらの複数の位置のデータに所定の処理(例えば、線形近似、カルマンフィルタなど)を施し、水中航走体20の移動先を予測してもよい。コントローラ18は、記憶部M2に記憶されている水中航走体20の航走経路に基づいて、水中航走体20の移動先を予測してもよい。
コントローラ18は、水中航走体20の予測位置と、音響測位機16によって得られる水中航走体20の位置とに基づいて、水中航走体20の位置をより精度よく得てもよい。例えば、コントローラ18は、記憶部M2が記憶する水中航走体20の航走経路と、音響測位機16によって得られる水中航走体20の位置とを統合して、水中航走体20の位置の誤差を推定することによって、水中航走体20の位置をより精度よく得てもよい。
1 航走支援システム
10 水上航走体(航走体)
13 航走支援装置
14 測位機(位置取得部)
15 音響通信機(音響通信部)
16 音響測位機(音響測位部)
17 通信機(通信部)
18 コントローラ(制御部)
20 水中航走体
24 音響通信機
25 応答機
30 母船
33 通信機
M2 記憶部

Claims (7)

  1. 水中航走体の航走を支援するように構成され、航走体に搭載される航走支援装置であって、
    前記水中航走体との間で音響通信によりデータを通信するように構成された音響通信部と、
    前記水中航走体の位置を取得するように構成された音響測位部と、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記音響測位部が取得する前記水中航走体の位置に基づいて、前記航走体が前記水中航走体に近づくように前記航走体を航走させる第1の処理と、
    前記第1の処理により、前記水中航走体との間で音響通信可能な位置に前記航走体を走行させた後に、前記水中航走体との間でデータを通信するように前記音響通信部を制御する第2の処理とを実行する、水中航走体の航走支援装置。
  2. 前記航走体の絶対位置を取得する位置取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第2の処理において、前記位置取得部によって取得される前記航走体の絶対位置、又は、前記航走体の絶対位置に基づいて算出される前記水中航走体の絶対位置を、前記データとして前記音響通信部により前記水中航走体へと送信させる、請求項1に記載の航走支援装置。
  3. 母船との間でデータを通信するように構成された通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通信部及び前記音響通信部を介して、前記水中航走体と前記母船との間でデータを通信させる、請求項1又は2に記載の航走支援装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の処理において、前記水中航走体の移動により前記音響測位部が取得する前記水中航走体の位置が変化した場合に、当該変化した後の位置に前記航走体が近づくように前記航走体を航走させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の航走支援装置。
  5. 前記水中航走体の航走経路を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1の処理において、前記記憶部が記憶する前記航走経路に基づいて、前記航走体が前記水中航走体に近づくように前記航走体を航走させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の航走支援装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の航走支援装置を備える、航走体。
  7. 航走体に搭載された音響測位部が取得する水中航走体の位置に基づいて、前記水中航走体に近づくように前記航走体を航走させる第1の工程と、
    前記第1の工程により、前記水中航走体との間で音響通信可能な位置に前記航走体が移動した後に、前記航走体に搭載された音響通信部によって前記水中航走体との間でデータを通信させる第2の工程とを含む、水中航走体の航走支援方法。
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