JP2017153141A - マルチデータ型通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】統合された通信の方法及びシステムを提供する。【解決手段】呼を開始する要求を、チャネル経由で受信する。チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別する。呼に関連付けられた通信のシーケンスを受信する。通信のシーケンスは、少なくとも、リアルタイム媒体データ型及びポストデータ型を含む。【選択図】図10
Description
関連出願の相互参照
本出願は、2011年5月16日に出願された米国特許仮出願第61/486,531号(発明の名称「通信システム(COMMUNICATIONS SYSTEM)」)の利益を主張するものであり、これらの出願の全ての開示全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本出願は、2011年5月16日に出願された米国特許仮出願第61/486,531号(発明の名称「通信システム(COMMUNICATIONS SYSTEM)」)の利益を主張するものであり、これらの出願の全ての開示全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本開示は、通信システムに関し、特に、マルチデータ型通信システムに関する。
ビジネス関連インタラクション及び個人間インタラクションの両方において頻繁に用いられる通信システムや通信メカニズムは様々である。空いている通信システムが人々の相互のインタラクションの様式を形づくることになる場合がしばしばある。通信及び表現が、効果的でない通信媒体を通して行われなければならない場合がしばしばある。時には、通信のモダリティによって与えられる制約(例えば、オーディオのみ、テキストのみ、2パーティのみ、同期のみ、或いは、非同期のみなど)が、アイデアの表現に制限や制約をもたらす可能性がある。その結果として、個人の、表現、通信、又はインタラクションに関する能力が不完全又は不十分なままとなる可能性がある。
第1の実施態様によれば、方法が、ユーザの認証の要求を受信するステップを含んでよい。ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションにより、認証通信が生成されてよい。本方法は更に、認証通信を認証システムに送信するステップを含んでよい。
以下の特徴のうちの1つ以上が含まれてよい。認証の要求は、サードパーティアプリケーションに関連付けられた認証の要求を含んでよい。サードパーティアプリケーションは、電子メール通信アプリケーション、SMS通信アプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、及びソーシャルネットワーキングアプリケーションのうちの1つ以上を含んでよい。
認証通信を生成するステップは、認証要求をサードパーティアプリケーションに送信するステップを含んでよい。認証通信を生成するステップは、ユーザ識別情報を含む通信コンテンツを事前入力するステップを含んでよい。認証通信を生成するステップは、認証コードを含む通信コンテンツを事前入力するステップを含んでよい。認証通信を生成するステップは、通信受信者を事前入力するステップを含んでよい。認証通信を生成するステップは、通信アプリケーションに関連付けられたユーザ認証情報を受信するステップを含んでよい。本方法は更に、ユーザを認証するステップを含んでよい。
別の実施態様によれば、コンピュータプログラム製品が、複数の命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を含む。これらの命令は、プロセッサによって実行された場合に、ユーザの認証の要求を受信するステップを含む操作をプロセッサに実施させてよい。又、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションにより、認証通信を生成する命令も含まれてよい。更に、認証通信を認証システムに送信する命令も含まれてよい。
別の実施態様によれば、方法が、サードパーティとの通信を開始する要求を受信するステップを含んでよい。複数の通知選択肢が提供されてよい。複数の通知選択肢のうちの1つが選択された結果が受信されてよい。複数の通知選択肢から選択されたものに少なくとも部分的に基づいて、通知がサードパーティに送信されてよい。
以下の特徴のうちの1つ以上が含まれてよい。本方法は又、サードパーティに関連付けられたコンテキスト情報を受信するステップを含んでよい。複数の通知選択肢を提供するステップは更に、サードパーティに関連付けられたコンテキスト情報を提供するステップを含んでよい。コンテキスト情報は、位置情報及び軌跡情報の一方又は両方を含んでよい。コンテキスト情報は、サードパーティに関連付けられた通信装置に関連するアクティビティ情報を含んでよい。
複数の通知選択肢は、1つ以上の事前定義済みダイアログ選択肢を含んでよい。1つ以上の事前定義済みダイアログ選択肢は、提案された通信モダリティを含んでよい。1つ以上の事前定義済みダイアログ選択肢は、ステータス要求を含んでよい。
本方法は又、通知に対するサードパーティからの応答を受信するステップを含んでよい。本方法は又、通知に対する応答に少なくとも部分的に基づいて、サードパーティとの通信を開始するステップを含んでよい。
別の実施態様によれば、コンピュータプログラム製品が、複数の命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を含む。これらの命令は、プロセッサによって実行された場合に、サードパーティとの通信を開始する要求を受信するステップを含む操作をプロセッサに実施させてよい。複数の通知選択肢が提供されてよい。複数の通知選択肢のうちの1つが選択された結果が受信されてよい。複数の通知選択肢から選択されたものに少なくとも部分的に基づいて、通知がサードパーティに送信されてよい。
別の実施態様によれば、方法が、呼を開始する要求をチャネル経由で受信するステップを含んでよい。チャネルに関連付けられた呼参加者集合が識別されてよい。呼に関連付けられた通信のシーケンス(sequence of communications)が送信されてよい。通信のシーケンスは、少なくとも、リアルタイム媒体データ型(real-time media data type)及びポストデータ型(posted data type)を含んでよい。通信のシーケンスは、呼に送信されてよい。
以下の特徴のうちの1つ以上が含まれてよい。チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するステップは、チャネルに関連付けられた事前定義済みチャネル参加者集合にアクセスするステップを含んでよい。チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するステップは、個人同士の暗黙的な関連付けに少なくとも部分的に基づいてチャネル参加者集合を定義するステップを含んでよい。
通信のシーケンスを受信するステップは、通信のシーケンスをリアルタイムパケット化データ送信として受信するステップを含んでよい。リアルタイム媒体データ型は、リアルタイムオーディオデータを含んでよい。リアルタイムオーディオデータは、ボイスオーバIPデータを含んでよい。リアルタイムオーディオデータは、バーストオーディオ送信を含んでよい。ポスト媒体データ型は、ビデオ、イメージ、テキスト、ウェブデータ、位置データのうちの1つ以上を含んでよい。
通信のシーケンスを呼に送信するステップは、通信のシーケンスを、呼参加者集合の各メンバに送信するステップを含んでよい。呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを同期送信するステップを含んでよい。呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを非同期送信するステップを含んでよい。
本方法は又、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、通信のシーケンスにおける各通信と呼との間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼とチャネルとの間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼参加者集合の各メンバとチャネルとの間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼に関連付けられたアクセス制御を定義するステップを含んでよい。
別の実施態様によれば、コンピュータプログラム製品が、複数の命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を含む。これらの命令は、プロセッサによって実行された場合に、呼を開始する要求をチャネル経由で受信するステップを含む操作をプロセッサに実施させてよい。これらの命令は又、チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するステップをプロセッサに実施させてよい。これらの命令は又、呼に関連付けられた通信のシーケンスを受信するステップをプロセッサに実施させてよい。通信のシーケンスは、少なくとも、リアルタイム媒体データ型及びポストデータ型を含んでよい。これらの命令は又、通信のシーケンスを呼に送信するステップをプロセッサに実施させてよい。
以下の特徴のうちの1つ以上が含まれてよい。チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するステップは、チャネルに関連付けられた事前定義済みチャネル参加者集合にアクセスするステップを含んでよい。チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するステップは、個人同士の暗黙的な関連付けに少なくとも部分的に基づいてチャネル参加者集合を定義するステップを含んでよい。
通信のシーケンスを受信するステップは、通信のシーケンスをリアルタイムパケット化データ送信として受信するステップを含んでよい。リアルタイム媒体データ型は、リアルタイムオーディオデータを含んでよい。リアルタイムオーディオデータは、ボイスオーバIPデータを含んでよい。リアルタイムオーディオデータは、バーストオーディオ送信を含んでよい。ポスト媒体データ型は、ビデオ、イメージ、テキスト、ウェブデータ、位置データのうちの1つ以上を含んでよい。
通信のシーケンスを呼に送信するステップは、通信のシーケンスを、呼参加者集合の各メンバに送信するステップを含んでよい。呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを同期送信するステップを含んでよい。呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを非同期送信するステップを含んでよい。
又、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録する命令も含まれてよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、通信のシーケンスにおける各通信と呼との間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼とチャネルとの間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼参加者集合の各メンバとチャネルとの間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼に関連付けられたアクセス制御を定義するステップを含んでよい。
別の実施態様によれば、コンピューティングシステムが、プロセッサと、プロセッサと結合されたメモリとを含む。プロセッサ及びメモリは、呼を開始する要求をチャネル経由で受信するステップを含む操作を実施するように構成されてよい。プロセッサ及びメモリは、チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するように構成されてよい。プロセッサ及びメモリは又、呼に関連付けられた通信のシーケンスを受信するように構成されてよい。通信のシーケンスは、少なくとも、リアルタイム媒体データ型及びポストデータ型を含んでよい。プロセッサ及びメモリは更に、通信のシーケンスを呼に送信するように構成されてよい。
以下の特徴のうちの1つ以上が含まれてよい。チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するステップは、チャネルに関連付けられた事前定義済みチャネル参加者集合にアクセスするステップを含んでよい。チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別するステップは、個人同士の暗黙的な関連付けに少なくとも部分的に基づいてチャネル参加者集合を定義するステップを含んでよい。
通信のシーケンスを受信するステップは、通信のシーケンスをリアルタイムパケット化データ送信として受信するステップを含んでよい。リアルタイム媒体データ型は、リアルタイムオーディオデータを含んでよい。リアルタイムオーディオデータは、ボイスオーバIPデータを含んでよい。リアルタイムオーディオデータは、バーストオーディオ送信を含んでよい。ポスト媒体データ型は、ビデオ、イメージ、テキスト、ウェブデータ、位置データのうちの1つ以上を含んでよい。
通信のシーケンスを呼に送信するステップは、通信のシーケンスを、呼参加者集合の各メンバに送信するステップを含んでよい。呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを同期送信するステップを含んでよい。呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを非同期送信するステップを含んでよい。
プロセッサ及びメモリは更に、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するように構成されてよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、通信のシーケンスにおける各通信と呼との間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼とチャネルとの間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼参加者集合の各メンバとチャネルとの間の関連付けを定義するステップを含んでよい。呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、呼に関連付けられたアクセス制御を定義するステップを含んでよい。
添付図面及び以下の説明において、1つ以上の実施態様の詳細を示す。これらの説明、図面、及び特許請求の範囲から、他の特徴が明らかになるであろう。
当業者であれば理解されるように、本発明は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として実施されてよい。従って、本発明は、全てがハードウェアである実施形態、又は全てがソフトウェアである実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、又は本明細書では全てをまとめて「回路」、「モジュール」、又は「システム」と称することがある、ソフトウェア側面とハードウェア側面とを組み合わせた実施形態の形式をとるものであってよい。更に、本発明は、コンピュータで使用可能なプログラムコードが、コンピュータで使用可能な記憶媒体において実施されている、この媒体上のコンピュータプログラム製品の形式をとるものであってよい。
任意の好適な、コンピュータで使用可能な、又はコンピュータ可読な媒体(本明細書では、コンピューティング装置又はクライアント電子装置に関連付けられたコンピュータ可読媒体及び/又は記憶装置とも称される)を利用してよい。コンピュータで使用可能な、又はコンピュータ可読な媒体は、例えば、電子式、磁気式、光学式、電磁式、赤外線式、又は半導体式のシステム、装置、又は機器であってよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体のより具体的な例(非網羅的リスト)として、1つ以上のワイヤを有する電気的接続、可搬型コンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、可搬型コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光学式記憶装置などが考えられる。本文書の文脈では、コンピュータで使用可能な、又はコンピュータ可読な媒体は、命令を実行するシステム、装置、又は機器によって使用される(又はこれらと接続される)、プログラムの格納、記憶、伝達、又は移送が可能な任意の永続的媒体であってよい。
本発明の動作を実施するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのようなオブジェクト指向プログラミング言語で書かれてよい。しかしながら、本発明の動作を実施するためのコンピュータプログラムコードは、従来の手続き型プログラミング言語(例えば、「C」プログラミング言語や同様のプログラミング言語)で書かれてもよく、かつ/又は、スクリプト言語(例えば、Java(登録商標)Scriptプログラミング言語やGroovyプログラミング言語)で書かれてもよい。更に、コンピュータプログラムを書くにあたっては、様々なアプリケーションプログラミングインタフェース(API)、及び/又はアプリケーション開発フレームワーク(例えば、Dojo開発フレームワークやGrails開発フレームワーク)を使用してよい。プログラムコードは、全てがユーザのコンピュータで実行されてよく、或いは、一部がスタンドアロンソフトウェアパッケージとしてユーザのコンピュータで実行され、一部がユーザのコンピュータで実行され、一部がリモートコンピュータで実行されてよく、或いは、全てがリモートコンピュータ又はサーバで実行されてよい。後の方のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)経由でユーザのコンピュータと接続されてよく、或いは、この接続は、外部コンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いてインターネット経由で)行われてもよい。
以下では、本発明の説明を、本発明の実施形態による方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート図及び/又はブロック図を参照して行う。当然のことながら、フローチャート図及び/又はブロック図における各ブロック、並びに、フローチャート図及び/又はブロック図における複数のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実装可能である。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに与えられてよく、それらの命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサで実行されて、フローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックで指定される機能/動作を実装する手段を形成する。
これらのコンピュータプログラム命令は又、コンピュータ可読メモリに記憶されてよく、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に対して、特定の様式で機能するように指示することが可能であり、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックで指定される機能/動作を実装する命令を含む製造物を製造する。
これらのコンピュータプログラム命令は又、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置で一連の動作ステップを実施させて、コンピュータに実装されるプロセスを生成するために、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされてよく、これらの命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置で実行されて、フローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックで指定される機能/動作を実装するステップを与える。
図1を参照すると、通信プロセス10aから10d(集合的に、かつ/又は、全体として、通信プロセス10と称されてよい)が示されており、通信プロセス10aから10dは、1つ以上のクライアント電子装置(例えば、クライアント電子装置12、14、16など)及び/又はサーバコンピュータ18に常駐してよく、かつ、これらによって実行されてよい。1つ以上のクライアント電子装置12、14、16、及び/又はサーバコンピュータ18は、ネットワーク20(例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク、企業官公庁ネットワーク、又は他のネットワーク)と接続されてよい。クライアント電子装置の例として、モバイルコンピューティング装置(例えば、スマートフォン12、14、タブレットコンピューティング装置、データ対応セルラ電話、ネットワーク接続された携帯情報端末など)、パーソナルコンピューティング装置(例えば、ノートブックコンピュータ16、デスクトップコンピュータ、ゲームコンソールなど)、ネットワーク接続されたテレビ装置及び/又はセットトップボックス、ネットワーク接続されたカメラ装置、ネットワーク接続された埋め込みコンピューティング装置、並びに、様々な追加/代替のネットワーク接続可能なコンピューティング装置があってよい。サーバコンピュータ18は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、サーバコンピュータ群、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、サーバコンピュータの仮想化インスタンスを含み得るクラウドコンピューティングサービスなどであってよいが、これらに限定されない。
後で詳述するが、通信プロセス10は、大まかには、複数のデータ型及び/又は媒体型により、小規模ユーザグループ及び/又は大規模ユーザグループ間での同時インタラクションを可能にできる統合通信システムを提供してよい。様々なタイプの情報、アイデア、及び題材の最も良好な伝達及び共有を、様々なモダリティにおいて行うことが可能である。従って、通信プロセス10は、オーディオメッセージ及び会話、ビデオコンテンツ、テキスト情報、写真などを並行して交換、共有、及び/又は消費することによる、ユーザ間の多彩なインタラクションを可能にしてよい。通信プロセス10は、統合ユーザエクスペリエンスを提供することにより、異なる複数のデータ型及び媒体型をユーザ間で交換すること、並びにユーザらが消費することを可能にしてよい。
概念開発プロセス10の命令セット及びサブルーチンは、1つ以上のソフトウェアモジュールを含んでよく、かつ、クライアント電子装置12、14、16、及び/又はサーバコンピュータ18のうちの1つ以上と結合された記憶装置(例えば、記憶装置22、24、26、28のうちの1つ以上)に記憶されてよく、クライアント電子装置12、14、16、及び/又はサーバコンピュータ18に組み込まれた1つ以上のプロセッサ(図示せず)及び1つ以上のメモリモジュール(図示せず)によって実行されてよい。記憶装置22、24、26、28は、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、テープドライブ、光ドライブ、RAIDアレイ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリデバイスなどであってよいが、これらに限定されない。
各クライアント電子装置12、14、16は、適切なオペレーティングシステムを実行してよく、例えば、Mac OS、iOS、Android OS、Windows、又は他の好適なオペレーティングシステムを実行してよい(Mac OSは、米国、他の国々、又はその両方におけるアップル インコーポレイテッド(Apple Inc.)の商標であり、iOSは、シスコシステムズインコーポレイテッド(Cisco Systems, Inc.)の商標であり、Androidは、米国、他の国々、又はその両方におけるグーグルインコーポレイテッド(Google Inc.)の商標であり、Windowsは、米国、他の国々、又はその両方におけるマイクロソフトコーポレーション(Microsoft Corporation)の商標である)。更に、クライアント電子装置12、14、16は、様々なデータキャプチャ及びレンダリング機能性を備えてよく、例えば、オーディオキャプチャ、オーディオストリーミング、及びオーディオ再生、ビデオキャプチャ、ビデオストリーミング、及びビデオ再生、テキスト入力及びテキスト表示、並びに、イメージキャプチャ及びイメージ表示の機能性を備えてよい。更に、様々なクライアント電子装置が追加/代替の機能性を提供してよく、この機能性は、センサ機能性などであるが、これに限定されず、センサ機能性は、(例えば、GPSデータ取得などによる)位置特定などであるが、これに限定されない。
更に、図示されていないが、クライアント電子装置12、14、16は、様々なアプリケーションを実行してよく、例えば、ウェブブラウザアプリケーション(例えば、Safari(登録商標)、Chrome(登録商標)、Internet Explorer(登録商標)であり、Safariは、米国、他の国々、又はその両方におけるアップルインコーポレイテッド(Apple Inc.)の商標であり、Chromeは、米国、他の国々、又はその両方におけるグーグルインコーポレイテッド(Google Inc.)の商標であり、Internet Explorerは、米国、他の国々、又はその両方におけるマイクロソフトコーポレーション(Microsoft Corporation)の商標である)、テキストメッセージングアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、オーディオ、ビデオ、及び/又はイメージのキャプチャ及び編集アプリケーション、ソーシャルネットワーキングアプリケーション(例えば、Facebookアプリケーション、LinkedInアプリケーションなど)などを実行してよいが、これらに限定されない。同様に、様々な追加/代替のアプリケーションが、クライアント装置12、14、16のうちの1つ以上によって実行されてよい。通信プロセス10a、10b、10cは、スタンドアロンアプリケーションであってよく、かつ/又は、クライアント電子装置12、14、16によって実行される1つ以上の追加アプリケーションのうちのモジュール及び/又はコンポーネントであってよい。追加/代替として、通信プロセス10a、10b、10cは、クライアント電子装置12、14、16によって実行される1つ以上のアプリケーションとのインタラクションを行ってよい。
実施形態によっては、サーバコンピュータ18は、ネットワークオペレーティングシステムを実行するインターネット接続サーバ(又はサーバ群)であってよく、ネットワークオペレーティングシステムは、例えば、Microsoft(登録商標) Windows(登録商標) Server、Novell(登録商標) NetWare(登録商標)、又はRed Hat(登録商標) Linux(登録商標)(Microsoft及びWindowsは、米国、他の国々、又はその両方におけるマイクロソフトコーポレーション(Microsoft Corporation)の登録商標であり、Novell及びNetWareは、米国、他の国々、又はその両方におけるノベルコーポレーション(Novell Corporation)の登録商標であり、Red Hatは、米国、他の国々、又はその両方におけるレッドハットコーポレーション(Red Hat Corporation)の登録商標であり、Linuxは、米国、他の国々、又はその両方におけるリーナストーバルズ(Linus Torvalds)の登録商標である)であってよいが、これらに限定されない。実施形態によっては、サーバコンピュータ18は、ウェブサーバアプリケーションを実行してよく、ウェブサーバアプリケーションは、例えば、ネットワーク20経由でのサーバコンピュータ18へのHTTP(即ち、ハイパーテキスト転送プロトコル)アクセスが可能なMicrosoft IIS、Novell Webserver(商標)、又はApache(登録商標) HTTP Server、Apache(登録商標) Tomcat(登録商標)アプリケーションサーバ(Webserverは、米国、他の国々、又はその両方におけるノベルコーポレーション(Novell Corporation)の商標であり、Apache及びTomcatは、米国、他の国々、又はその両方におけるアパッチソフトウェアファンデーション(Apache Software Foundation)の登録商標である)であってよいが、これらに限定されない。実施形態によっては、サーバコンピュータは、アマゾンウェブサービス(Amazon Web Services)及び/又はMicrosoft Windows Azureなどのクラウドサービスとして実装されてもよい。ネットワーク20は、1つ以上の2次ネットワーク(例えば、ネットワーク30)と接続されてよく、2次ネットワークは、例えば、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、又はイントラネットであってよいが、これらに限定されない。
実施形態によっては、サーバコンピュータ18は、通信プロセス10dに加えて様々なアプリケーションを実行してよい。例えば、サーバコンピュータ18は、データ記憶システムを実行してよく、これはデータベースシステムなどであるが、これに限定されない。サーバコンピュータ18は又、例えば、ボイスオーバIP(Voice over IP)システム及び/又はユニファイドテレフォニーシステムを実行してよい(例えば、これらは、ディジウムインコーポレイテッド(Digium, Inc.)がスポンサーであるAsteriskオープンソースプラットフォーム、FreeSWITCHオープンソーステレフォニープラットフォーム、又は他の好適な通信アプリケーション及び/又はプラットフォームによって提供されてよい)。様々な追加及び/又は代替のアプリケーションが、サーバコンピュータ18によって実行されてよい。
様々な実施形態によれば、通信プロセス10は、クライアント電子装置12、14、16のうちの1つ以上によって実行されるクライアント側プロセスを含んでよい。更に、実施形態によっては、通信プロセス10は、サーバコンピュータ18によって実行されるサーバ側プロセスを含んでよい。例えば、サーバ側プロセスとして、1人以上のユーザ(例えば、32、34、36)が、ウェブブラウザ又は他の好適なアプリケーションからサーバ側プロセス(例えば、通信プロセス10d)にアクセスしてよい(このアプリケーションは、例えば、サーバ側通信プロセス10dにアクセスすることに加えて機能性を提供することが可能なアプリケーションであってよい)。更に、実施形態によっては、通信プロセス10は、クライアント電子装置12、14、16のうちの1つ以上によって実行される、通信プロセス10の機能性の一部と、サーバコンピュータ18によって実行される、通信プロセス10の機能性の一部と、を有するハイブリッドサーバ−クライアントプロセスを含んでよい。様々なハイブリッド実施形態では、クライアント側通信プロセス10a、10b、10cのうちの1つ以上が、スタンドアロン通信アプリケーションを含んでよく、かつ/又は、他のアプリケーションのモジュール又は機能を含んでよく、かつ/又は、それら以外に(例えば、通信アプリケーション10a、10b、及び/又は10cのうちの1つ以上によって提供される機能性以外の機能性を提供することが可能な)1つ以上の他のアプリケーションとの統合及び/又はインタラクションを行ってよい。
ユーザ32、34、36は、通信プロセス10を実行するクライアント電子装置(例えば、通信プロセス10aを実行するスマートフォン12、通信プロセス10bを実行するスマートフォン14、通信プロセス10cを実行するノートブックコンピュータ16)から通信プロセス10にアクセスしてよい。通信プロセス10を使用して、ユーザ32、34、36のうちの1人以上が、様々なデータ型を同時に用いて相互にインタラクションを行うことにより、ユーザ間でアイデア及び情報の多彩かつ動的な交換を行うことを可能にしてよい。
様々なクライアント電子装置を、直接又は間接的にネットワーク20(又はネットワーク30)と結合してよい。例えば、スマートフォン12は、スマートフォン12と(ネットワーク14と直接結合されているように図示されている)無線アクセスポイント(即ち、WAP)40との間に確立された無線通信チャネル38を介して、ネットワーク20と無線結合されているように図示されている。WAP40は、例えば、スマートフォン12とWAP40との間の無線通信チャネル38を確立することが可能なIEEE 802.11a、802.11b、802.11g、Wi−Fi、及び/又はBluetooth(登録商標)の装置であってよい。スマートフォン14は、スマートフォン14と(ネットワーク14と直接結合されているように図示されている)セルラネットワーク/ブリッジ44との間に確立された無線通信チャネル42を介して、ネットワーク14と無線結合されているように図示されている。ノートブックコンピュータ16は、有線接続によってネットワーク30と結合されているように図示されている(ネットワーク30は、例えば、ネットワーク20と更に結合されてよいか、かつ/又は、接続46経由でサーバコンピュータ18と更に結合されてよい)。
当該技術分野において周知のとおり、IEEE 802.11x規格は全て、パス共有のために、イーサネット(登録商標)プロトコル及び衝突回避機能付き搬送波感知多重アクセス方式(即ち、CSMA/CA)を使用してよい。各種802.11x規格は、例えば、位相シフトキーイング(即ち、PSK)変調又は相補符号キーイング(即ち、CCK)変調を使用してよい。当該技術分野において周知のとおり、Bluetoothは、例えば、携帯電話、コンピュータ、携帯情報端末などが短距離無線接続を使用して相互接続されることを可能にする一電気通信業界規格である。
以下、本開示の特定の機能及び/又は態様の例示となる、1つ以上の例示的実施形態を説明していく。説明の便宜上、スマートフォン12によって実行され、かつ/又は、ユーザ32と関連する通信プロセス10aを参照するものとする。但し、当然のことながら、そのような参照は説明のみを目的とするものであって、本開示に対する限定として解釈されてはならない。通信プロセス、クライアント電子装置、及び/又はユーザの他の具体例も、同様に使用してよい。
更に図2を参照すると、一態様によれば、通信プロセス10は、アプリケーション又はシステムへのユーザの登録又は登録(enrollment)を促進してよく、これには、ユーザ識別情報の認証及び/又は検証を利用してよい。実施形態によっては、通信プロセス10は、ユーザが登録(enrollment)ユーザインタフェースから離れることを必要とせずにユーザの識別情報を認証及び/又は検証する目的で、ユーザがアプリケーションへの登録又は登録(enroll)を、ユーザに関連付けられた既存のサードパーティアプリケーションを使用して行うことを可能にしてよい。例えば、一般に、通信プロセス10は、ユーザの認証の要求を受信(100)してよい。通信プロセス10は、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションにより、認証通信を生成してよい。通信プロセス10は更に、認証通信を認証システムに送信(104)してよい。
例えば、更に図3を参照すると、ユーザ32は、サードパーティ通信システムに登録(enroll)又は登録したい場合がある(サードパーティ通信システムは、例えば、実施形態によっては、少なくとも部分的に、通信プロセス10によって提供されてよく、かつ/又は、通信プロセス10と関連して与えられてよい)。通信プロセス10は、単独で、かつ/又は、1つ以上の追加アプリケーションと連動して、登録ユーザインタフェース150を提供してよい。登録ユーザインタフェース150は、例えば、ユーザ32が登録及び/又は別の方法での登録(enroll)を、通信プロセス10によって提供されるサードパーティシステムを通して行うことを可能にしてよい。当然のことながら、通信プロセス10によって提供される登録及び認証の機能性は、ユーザが自身の識別情報を既に認証した際に用いたであろう(例えば、それによって認証プロセスが容易になるであろう)アプリケーション及び/又はシステムとの組み合わせで実装されてよい。
上述のように、通信プロセス10は、ユーザの認証の要求を受信(100)してよい。認証の要求は、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションに関連する認証の要求を含んでよい(即ち、ユーザは、認証されるにあたって自分がどのように識別されたいかを指定してよい)。例えば、ユーザ32は、本通信システムの新規ユーザとして登録したい場合がある。図示されるように、登録ユーザインタフェース150は、アプリケーションを登録する目的、及び、ユーザの認証及び/又はユーザの識別情報の検証を行う目的で使用される認証のモードをユーザ32が選択することを可能にしてよい。例えば、ユーザ32は、本通信システムに対して自分の識別情報を認証させる目的で、既存の電話番号、電子メールアドレス、ソーシャルネットワーキング識別情報などを利用してよい。
図示されるように、一例示的実施形態では、登録ユーザインタフェース150は、ユーザ32が自身の識別情報を本システムに認証させるために使用したいサードパーティアプリケーションをユーザ32が選択することを可能にできる選択肢(例えば、ボタン152、154、156)を含んでよい。図示されるように、ボタン152、154、156は、ユーザ32を認証するために利用できる各種サードパーティアプリケーション(即ち、電子メール、SMS、ソーシャルネットワーク)を識別するものであってよい。ユーザインタフェース150は、3つの選択肢(即ち、「電子メール」、「SMS」、及び「ソーシャルネットワーク」)を含むように図示されているが、このような選択肢は、限定ではなく例示を目的としたものであり、他の選択肢(例えば、関連付けられたサードパーティアプリケーションがある選択肢)も同様に利用されてよく、例えば、他の認証システム、メッセージングシステム(例えば、インスタントメッセージングシステム)などが利用されてよいが、これらに限定されない。一実施形態では、(例えば、スマートフォン12に関連付けられたタッチスクリーンを介して通信プロセス10が受信できるタッチ入力による)ユーザ32のボタン選択に対する応答として、通信プロセス10は、ユーザの認証の要求を受信(100)してよい。ユーザの認証の要求は、ユーザ32に関連付けられたサードパーティアプリケーション(例えば、図示された例における「電子メール」)に関連する認証の要求を含んでよい。
通信プロセス10は、(例えば、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションの選択に、少なくとも部分的に基づいて)ユーザの認証の要求を受信(100)すると、選択された、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションを介して、認証通信を生成(102)してよい。一実施形態では、通信プロセス10は、認証通信を生成(102)する目的で、選択された、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションとの(直接かつ/又は間接的な)インタラクションを行ってよい。
更に図4を参照すると、通信プロセス10は、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーション(例えば、上述の例では電子メールアプリケーション)により、その通信アプリケーション用の埋め込み送信フォーム158を使用して、認証通信を生成(102)してよい。通信プロセス10は、ユーザに関連付けられた通信アプリケーションを起動する要求を発行することにより、その埋め込み送信フォーム(例えば、登録ユーザインタフェース150のポップアップウィンドウ)を使用して、認証通信を生成(102)してよい。
図4に示されるように、実施形態によっては、認証通信を生成(102)するステップは、送信先アドレス及び認証コードを含む通信コンテンツを事前入力(110)するステップを含んでよい。例えば、通信プロセス10は、送信フォーム158内の通信の1つ以上のフィールドに事前入力(110)してよい。図示された例では、通信プロセス10は、送信フォーム158の「送信先(to)」フィールド160及び「件名(subject)」フィールド162に事前入力(110)してよい。各種実施形態では、「送信先(to)」フィールド160は、あらかじめアドレスが指定されていてよく、例えば、通信プロセス10に関連付けられた認証システムに関連したアドレスに付随する電子メールアドレス又はSMS電話番号が設定されていてよい。例えば、サードパーティ通信アプリケーションに関連付けられたサードパーティ通信サービスは、あらかじめアドレスが指定された「送信先(to)」フィールドを使用して、通信プロセス10にメッセージを送信(そして、例えば、最終的には配信)してよい。
各種実施形態では、「送信元(from)」フィールド164は、ユーザに関連付けられた通信アプリケーション(即ち、本例示的実施形態では電子メールアプリケーション)の1つ以上のアカウント設定に基づいて入力されてよい。実施形態によっては、選択された、ユーザに関連付けられたサードパーティアプリケーションは、複数のユーザアカウントを含んでよい。例えば、スマートフォン12に関連付けられた電子メールアプリケーションが、その電子メールアプリケーションによってアクセス可能な複数の電子メールアカウントを含んでよい。一例示的実施形態によれば、「送信元(from)」フィールド164は、(例えば、スマートフォン12及び/又はスマートフォン12によって実行される電子メールアプリケーションに関連付けられた1つ以上の基本設定の中で定義されてよい)デフォルトのアカウントに基づいて、(例えば、オペレーティングシステム又は電子メールアプリケーション、その他によって)事前入力されてよい。そのような実施形態では、通信アプリケーションは、識別されたデフォルトアカウントに基づき、選択されたサードパーティアプリケーションによって、認証通信を生成(102)してよい(例えば、「送信元(from)」フィールド164は、(例えば、装置オペレーティングシステムなどからの)デフォルトアカウント情報に基づいて事前入力(110)されてよい)。実施形態によっては、通信プロセス10は、ユーザ32が認証通信を生成(102)する目的で所望のアカウントを選択することを可能にしてよい。図示されていないが、実施形態によっては、ユーザ32は、例えば、事前入力された「送信元(from)」フィールド164を選択してよく、その結果として、通信プロセス10は(単独で、かつ/又は、電子メールアプリケーション又は他のサードパーティアプリケーションと連動して)ユーザ32が所望の認証用アカウントを選択することを可能にしてよい各種ユーザインタフェース(例えば、ポップアップメニューなど)をレンダリングしてよい。
更に、通信プロセス10は、送信フォーム158に含まれる通信の本文166に事前入力(110)してよい。実施形態によっては、本文166に事前入力(110)するステップは、(例えば、ユーザ32を認証するために認証システムによって使用されてよい)認証コードを生成するステップを含んでよい。実施形態によっては、「件名(subject)」フィールド162に事前入力するステップは、そのような認証コードを生成するステップを含んでよい。上述の例によれば、通信プロセス10は、ユーザ32が、必要な認証に用いられる通信アプリケーションを選択することに基づいて、本通信システム(又は他の、ユーザ32が登録してよいシステム)にユーザ32を認証するために必要な情報を含む認証通信を生成(102)してよい。更に、ユーザ32が、通信プロセス10によって提供されるユーザインタフェース150から離れることは必須でなくてもよい。従って、実施形態によっては、アプリケーション及び/又はシステムに登録するための登録及び/又は認証のプロセスを簡略化してよく、かつ、より「ユーザフレンドリ」にしてよい。
通信プロセス10は更に、認証通信を認証システムに送信(104)してよい。例えば、(例えば、送信フォーム158に含まれてよい)生成(102)された認証通信に関連して、通信プロセス10は、ユーザ(例えば、上述の実施形態におけるユーザ32)が自身の登録の意思を(例えば、「今すぐ登録(register now)」ボタン168を選択することによって)主張することを可能にしてよい。ユーザ32が「今すぐ登録(register now)」ボタン168を選択したことに対する応答として、通信プロセス10は、相互に信頼されるサードパーティ通信システムに対し、自身で、認証通信を送信すること、並びに、認証通信の配信を試行することを命令してよい。「送信先(to)」フィールド160の事前アドレス指定(即ち、「送信先(to)」フィールド160の事前入力)は、メッセージが最終的に(例えば、ネットワーク接続されたサーバ18を介して)通信プロセス10d内に配信されるようにしてよい。このメッセージが受信されると、認証コード168は、この受信された認証メッセージを検証すること、並びに相関させることに使用されてよい。従って、メッセージ及びメッセージに含まれる受信された認証コードの相関の受信に対する応答として、通信プロセス10(例えば、サーバコンピュータ18によって実行される通信プロセス10d)は、ユーザを認証(114)してよい。そして、当該技術分野において周知のとおり、(通信プロセス10d、及び/又は別の認証システム及び/又はプロセスを含んでよい)認証システムは、(例えば、少なくとも部分的には通信プロセス10によって生成(102)された)着信通信が本物であって、偽物の通信及び/又はアドレスではないことを検証できる様々な標準技術を利用してよい。
実施形態によっては、認証通信を生成(102)するステップは、サードパーティアプリケーションに関連付けられたユーザ認証情報を受信(112)するステップを含んでよい。例えば、図示されていないが、実施形態によっては、ユーザが、登録及び/又は認証の目的でサードパーティ認証アプリケーションを使用したい場合がある。例えば、ユーザは、登録及び/又は認証の目的で、サードパーティソーシャルネットワーキングシステムに関連付けられた認証システムを使用したい場合がある。そのような実施形態では、通信プロセス10は、サードパーティ認証システムの一群の中から、ユーザが登録及び/又は認証に使用したい1つをユーザに表示してよく、そこでユーザに対し、当該ソーシャルネットワーキングシステムに関連付けられたログイン認証情報(例えば、ユーザ名及びパスワード)を入力することを要求してよい。通信プロセス10は、(例えば、適切なユーザインタフェースから入力されてよい)ユーザ認証情報を自身で受信するソーシャルネットワーキングシステムを(例えば、ソーシャルネットワーキングシステムに認証要求を送信(108)することによって)呼び出してよく、当該サードパーティシステムによる成功した認証に基づいて認証を付与(116)してよい。
実施形態によっては、本開示による通信システム及び通信方法は、マルチパーティ通信システム間、並びに、リアルタイムかつ非同期のモダリティのシームレスな統合及び促進を行いうる多同期通信システム間での多彩かつ多面的なインタラクションを可能にしてよいプラットフォームを提供するものであってよい。インタラクションは、音声又はイメージのみに関するものでなくてよく、むしろ、多数のデータ型及びモダリティの統合を含んでよく、この統合が提供しうるユーザエクスペリエンスは、現代的なコンピューティング装置(例えば、スマートフォンなど)の様々な能力及び機能性を全て活用しうる様式での共有及び観察に関するものであってよい。多様なデータ型及びモダリティを多様なコンテキストにまたがって利用することにより、高度に有意義かつインタラクティブなエクスペリエンスを提供することが可能である。
本開示の一態様では、通信システムが、相互接続している各個人に関連付けられたトランザクションコストを低減しうる、シグナリングの機能性及び機能を提供してよい。「シグナリング」は、本明細書においては、通信の実体の前兆として行われうるインタラクションを大まかに包含するものであってよい。実施形態によっては、シグナリングは、個人間で通信を開始及び/又は確立するためのインタラクション及びアクティビティを含んでよい。一実施態様によれば、通信プロセス10は、サードパーティ(即ち、1人以上の被呼者)との通信を開始する要求を、ユーザ(即ち、発呼者)から受信(500)してよい。通信プロセス10は、複数の通知選択肢を提供(502)してよい。通信プロセス10は、複数の通知選択肢のうちの1つが選択された結果を受信(504)してよい。通信プロセス10は更に、複数の通知選択肢から選択されたものに少なくとも部分的に基づいて、サードパーティに通知を送信(506)してよい。
例えば、一実施形態では、通信プロセス10は、通信を開始する要求を受信(500)してよい。実施形態によっては、発呼者による、1人以上の被呼者との通信を開始する要求は、少なくとも1つのレベルにおいては、発呼者が通信したいと考える可能性のある1人以上の個人の識別と、発呼者が通信を開始したいと考える可能性のあることの意思表示とを含んでよい。例えば、図6を参照すると、実施形態によっては、通信プロセス(例えば、ユーザ32に関連するスマートフォン12によって関連付けられて実行される通信プロセス10a)は、単独で、かつ/又は、1つ以上の追加アプリケーションと連動して、連絡先リストユーザインタフェース600を提供してよい。連絡先リストユーザインタフェース600は、協同通信システムを利用する可能性のある(例えば、協同通信システムに登録される可能性のある)1人以上の個人のリストを含んでよい。そのような実施形態では、通信プロセス10は、発呼者(例えば、ユーザ32)が連絡先リストユーザインタフェース600の中から一個人(例えば、ユーザ34。従って被呼者ということになる)を選択したことに対する応答として、通信を開始する要求を受信(500)してよい。各種実施形態では、ユーザ32は、(発呼者である)ユーザ32が通信を開始したい個人を(例えば、タッチスクリーンインタフェース又は他の好適な選択装置で)選択するだけでよい。
様々な追加/代替の実施形態によれば、通信プロセス10は、1つ以上の追加アプリケーションとインタラクションを行ったり、かつ/又は、1つ以上の追加/代替のインタフェースを利用して、通信を開始する要求を受信(500)したりしてよい。例えば、一実施形態では、通信プロセス10は、該通信プロセス10を実行するコンピューティング装置によって実行されるカレンダアプリケーション(例えば、通信アプリケーション10aを実行してよいスマートフォン12によって実行されるカレンダアプリケーション)とインタラクションを行ってよい。一実施形態では、発呼者(例えば、ユーザ32)は、カレンダアプリケーション内に含まれるミーティングの被招待者としてリストされてよい個人を選択してよい。好適なユーザ入力(例えば、タッチアンドスワイプ入力、又はロングタッチ入力、又は他の好適なユーザ入力)に対する応答として、通信プロセス10は、単独で、かつ/又は、カレンダアプリケーションと連動して、選択された個人との通信を開始するメニュー選択肢をレンダリングしてよい。ユーザ32が、選択された個人との通信を開始するメニュー選択肢を選択すると、通信プロセス10は、選択された個人との通信を開始する要求を受信(500)してよい。通信プロセス10は、様々な追加及び/又は代替のアプリケーション(例えば、ソーシャルネットワーキングアプリケーション、電子メールアプリケーション、(例えば、様々な個人の居場所の表示を含んでよい)地図作成アプリケーション、又は他の好適なアプリケーション)とのユーザインタラクションに対する応答として、同様に、選択された個人との通信を開始する要求を受信(500)してよい。
実施形態によっては、一個人との通信を開始する要求の受信(500)に対する応答として、通信プロセス10は、ユーザが通信相手としたい個人に関連付けられたコンテキスト情報を受信(508)してよい。実施形態によっては、通信プロセス10は、例えば、連絡先リストユーザインタフェース600(又は別の、被呼者の選択が可能なインタフェース)が呼び出されることに対する応答として、コンテキスト情報を受信(508)してよい。即ち、一実施形態では、通信プロセス10は、呼び出されている、被呼者の選択が可能なインタフェースに基づいて、1人以上の被呼者(及び/又は潜在的被呼者)に関連付けられたコンテキスト情報を受信してよい。各種実施形態によれば、コンテキスト情報は、被呼者(即ち、通信相手にしたいという意思が受信(500)されている個人)に関するステータス認識情報及び/又はキューを、様々な程度で提供してよい。例えば、コンテキスト情報は、当該個人の空き状況ステータス及び予想能力に関するインジケータ及び/又はキュー、及び/又は、通信に参加する意思、及び/又は、当該個人が参加することが可能であってよい通信の形式を提供できる情報を含んでよい。これらのコンテキストキューは、被呼者によって(例えば、被呼者に関連するクライアント装置によって関連付けられて実行される通信アプリケーションにおいて)明示的に設定されてよく、かつ/又は、クライアント装置のオペレーティングシステム、クライアント装置のハードウェアセンサ、及び/又は、被呼者に関連するクライアント装置に関連付けられたアプリケーションプログラム、サービスなどから、通信アプリケーションによって自動的に導出されてよい。コンテキストキューは、被呼者の、大まかな、又は具体的な、現在又は最近の位置、方向、及び速度、或いは、被呼者の通信装置の、大まかな、又は具体的な、現在又は最近の位置、方向、及び速度を含んでよい。
例えば、コンテキスト情報は、当該個人(即ち、被呼者)の位置、及び当該個人に関連付けられた軌跡情報の一方又は両方を含んでよく、これらは、例えば、当該個人に関連する装置(例えば、ユーザ34に関連するスマートフォン14)に関連付けられたGPS受信器、コンパス、及び加速度計や、セルラ送受信機又はWiFiアクセスポイントからの近接度などによって与えられてよい。位置情報は、絶対位置情報及び/又は相対位置情報を含んでよい(例えば、「当該個人は自宅にいる」、「当該個人はあなたの近くにいる」など)。同様に、軌跡情報は、例えば、当該個人の動き、並びに、動きの具体的な、又は大まかな速度及び方向などの情報を示すものであってよい。位置及び/又は軌跡コンテキスト情報は、例えば、「当該個人が現在、自動車速度でほぼ北東方向に移動中」であることなどを示すものであってよい。自動車速度で現在移動中の当該個人のコンテキストは、例えば、当該個人との通信に使用されてよいデータ型に関連して活用されてよい。例えば、運転中であると考えられる当該個人などにとっては、メール(テキスト)ベースの通信は、望ましい通信形式ではないかもしれない。
実施形態によっては、コンテキスト情報は、サードパーティ被呼者に関連するクライアント装置(例えば、ユーザ34に関連するスマートフォン14)に関連付けられたセンサ情報を含んでよい。例えば、センサ情報は、「当該装置が最近7時間の間、暗闇の中にあって、プラグ接続されていて、動いていない状態である」ことを(例えば、加速度計、又は他の、当該装置に関連付けられたセンサに基づいて)示してよい。アクティビティ情報は、時刻情報などの追加情報との組み合わせで、「当該個人が通信装置を使用していない可能性がある」ことや「当該個人が睡眠中である」ことなどを示唆するコンテキスト情報を提供してよい。
実施形態によっては、コンテキスト情報は、当該個人の他のアプリケーションに関連付けられた情報に基づいて受信(508)されてよい。例えば、当該個人に関連付けられた電話アプリケーション(例えば、ユーザ34によって利用されるスマートフォン14に関連付けられた電話機能)が、「当該個人が装置のマイク及びスピーカを使用してPSTN呼に現在参加している」などのコンテキスト情報を提供してよい。当該個人に関連付けられたカレンダアプリケーションにおいてスケジュールされているミーティングが、「当該個人がミーティングに現在参加している」などのコンテキスト情報を提供してよい(又、例えば、そのミーティングに関するコンテキスト情報(例えば、「ミーティングは電話会議及び/又はウェブ会議などである」など)も提供してよい)。当該個人に関連付けられた様々な追加及び/又は代替のアプリケーションが、当該個人に関連付けられたコンテキスト情報を提供してもよい。
各種実施形態では、コンテキスト情報は、統合的に処理及び/又は解釈されてよい。例えば、当該個人に関連付けられたコンテキストをより多彩にするために、各種コンテキスト情報を、ばらばらな個別情報として存在させる代わりに、一括して解釈してよい。例えば、「当該個人が自動車速度で移動中である」こと、「当該個人が電話での会話に参加している」こと、及び「当該個人がミーティング中であるように現在スケジュールされている」ことを示すコンテキスト情報が、「当該個人が自動車で移動しながら遠隔会議に参加している」こととして解釈されてよい。そのようなコンテキスト情報は、当該個人との通信を開始したいユーザが、当該個人に対して通信を割り込ませるべきかどうかを評価すること(例えば、ユーザが通信の緊急度を評価すること)、及び/又は、当該個人に対して通信を割り込ませる方法を評価することを可能にできる。
各種実施形態によれば、コンテキスト情報は、コンテキスト情報が関連付けられている個人のプライバシに配慮しうる形式及び/又は様式で受信(508)されてよい。例えば、プライバシに配慮しうる、ある程度の精度又は具体性を有するコンテキスト情報を受信(508)してよい。例えば、位置情報及び/又は軌跡情報は、当該個人の正確な速度及び位置を識別するのではなく、当該個人が自動車速度で移動中であることを示せばよい。他の様々なタイプのコンテキスト情報も、プライバシに配慮する形式で受信(508)されてよい。
各種実施形態によれば、コンテキスト情報におけるプライバシへの配慮は、例えば、システム規模及び/又は個人ユーザレベルの設定に基づいて、様々であってよい。例えば、ユーザは、他の様々なユーザに関連付けられたプライバシ配慮を様々なレベルで確立してよい。例えば、個人が、ちょっとした知り合いによって受信されてよい自分のコンテキスト情報において、高い度合いのプライバシを求める場合がある。その一方で、同じ個人が、親密な友人や家族によって受信されてよい自分のコンテキスト情報においては、求めるプライバシの度合いがより低い場合がある。従って、実施形態によっては、個人は、コンテキスト情報及びコンテキスト情報を受信してよいユーザに関連付けられたプライバシ設定を設定してよい。実施形態によっては、コンテキスト情報に、デフォルトの高レベルのプライバシ配慮が関連付けられてよい。デフォルトのプライバシ配慮は、様々な個人ユーザ及び/又はユーザ群に応じて、当該個人によって変更されてよい。コンテキスト情報に関連付けられたプライバシ配慮を管理する様々な追加及び/又は代替のメカニズムも、同様に実装されてよい。
一実施形態では、通信プロセス10は、当該個人に関連付けられた装置(例えば、ユーザ34に関連付けられたスマートフォン14など)からコンテキスト情報を直接受信(508)してよい。実施形態によっては、通信プロセス10は、当該個人に関連付けられた装置に送信したコンテキスト情報の要求に対する応答としての、当該個人に関するコンテキスト情報を受信(508)してよい。実施形態によっては、一個人に関連付けられた装置が、コンテキスト情報をサーバ(例えば、サーバ18)に断続的に送信してよく、サーバは、そのコンテキスト情報を維持してよい。例えば、当該個人に関連付けられた装置は、コンテキスト情報をサーバコンピュータ18に、断続的に(例えば、事前定義された間隔で)送信してよい。実施形態によっては、当該個人に関連付けられた装置は、例えば、当該個人に関連付けられたコンテキストの変化(例えば、動き状態の変化、カレンダアプリケーションにおける当該個人に関連付けられた現在のミーティングの表示、その他)に対する応答として、コンテキスト情報をサーバコンピュータ18に送信してよい。そのような実施形態によれば、通信プロセス10は、サーバ18からコンテキスト情報を受信(508)してよい。(例えば、エネルギの節約が望ましい)実施形態によっては、コンテキスト情報を実際に必要とすることを通信プロセス10が(例えば、リアルタイムかつ/又は近リアルタイムで)示すまで、各装置はコンテキスト情報を通信プロセス10に送信しなくてよい。例えば、通信プロセス10は、特定の被呼者との通信を開始する要求を通信プロセス10が受信(500)したことに対する応答として、その被呼者のコンテキストを受信(508)してよい。様々な追加/代替の実施態様も同様に実装されてよい。
通信プロセス10は、複数の被呼者通知選択肢を提供(502)してよい。実施形態によっては、この複数の通知選択肢は、例えば、(例えば、連絡先リストユーザインタフェース600の中から「アラート(alert)」ボタン602を選択することにより)静かに、又は無音で被呼者にアラートする選択肢を発呼者に与えてよく、或いは代替として、(例えば、連絡先リストユーザインタフェース600の中から「鳴動(ring)」ボタン604を選択することにより)被呼者の電話を大きな音で鳴らすか、特定の呼び出し音を再生する選択肢を発呼者に与えてよい。実施形態によっては、複数の通知選択肢を提供(502)するステップは、被呼者(即ち、ユーザが通信したい相手であるサードパーティ又は個人)に関連付けられたコンテキスト情報を提供(510)するステップを含んでよい。通信プロセス10は、各種の好適な様式に従う個人に関連付けられたコンテキスト情報を提供(510)してよい。例えば、実施形態によっては、通信プロセス10は、1人以上の被呼者及び/又は潜在的被呼者(本明細書ではまとめて「被呼者」と称する)に関連付けられたコンテキスト情報を、連絡先リストユーザインタフェース600内の各被呼者に関連付けられた1つ以上のアイコン(例えば、「自動車で移動中(driving)」アイコン606及び/又は「歩行中(walking)」アイコン608)の形式で提供(510)してよい。他の例では、通信プロセス10は、コンテキスト情報(例えば、「ユーザ34は自動車速度で移動中である」)を、スマートフォン12に関連付けられたディスプレイに表示するだけでよく、かつ/又は、(例えば、テキストを音声化するエンジンなどにより)その情報を告知するだけでよい。更に、様々なタイプのコンテキスト情報を、上記以外の方法で提供(510)してよい。例えば、地図表示インタフェースを用いて、位置コンテキスト情報を提供(510)してよい。例えば、ユーザ34(例えば、ユーザ32が通信を開始したい相手である個人)が自動車速度で移動中である例示的実施形態では、通信プロセス10は、(単独で、かつ/又は、別のアプリケーション(地図作成アプリケーションなど)と連動して)ユーザ34の現在及び/又は最近の位置を示す地図を描画することが可能であり、更には、ユーザ34が自動車で移動中であることを示すことが可能である。コンテキスト情報を提供(510)する様々な追加及び/又は代替のメカニズムも、同様に利用されてよい。上述のように、実施形態によっては、通信プロセス10は、複数の通知選択肢を提供するステップに先だって、コンテキスト情報を提供してよい。
一実施形態によれば、複数の通知選択肢は、発呼者と被呼者との間で軽量の発呼前ダイアログを実施することを可能にする、1つ以上の事前定義済み又はカスタマイズ済みダイアログ選択肢を含んでよい。例えば、これらのダイアログ選択肢は、例えば、当該個人が空いていて発呼者と関わり合うことが可能かどうかを判定すること(例えば、ステータス要求)、及び/又は、当該個人が好ましい通信モダリティ又は形式を有するかどうかを(例えば、当該個人のコンテキスト又は状況に基づいて)判定することに使用されてよい基本的なやり取りを含んでよい。例えば、通信プロセス10は、上記1つ以上のダイアログ選択肢を、発呼者が選択可能な項目として含む、複数の通知選択肢を提供(502)してよい。例えば、図6に示されるように、通信プロセス10は、「この呼に参加する(join me in this call)」ボタン610を提供してよい。発呼者がボタン610を選択したことに対する応答として、通信プロセス10aは、(単独で、かつ/又は、別のアプリケーションと連動して)図7に示されるダイアログユーザインタフェース700を生成してよい。ダイアログユーザインタフェース700は、1つ以上の事前定義済みダイアログ選択肢を含んでよく、これらの選択肢は、例えば、ダイアログユーザインタフェース700の中の選択可能な選択肢(例えば、「挨拶のみ(just saying hi)」選択肢702、「今空いていますか?(you available?)」選択肢704、及び「今話をする必要があります(need to talk now)」選択肢706」)であってよい。3つのダイアログ選択肢を含むダイアログメニューが図示されているが、これは例示を目的としたものに過ぎず、ダイアログ選択肢の数及び種類は、設計条件及びユーザニーズに応じて異なってよい。更に、ダイアログユーザインタフェースは、入力フィールド708を含んでよく、このフィールドは、例えば、ユーザ32が自由形式のダイアログを入力することを可能にするものであってよい。更に、実施形態によっては、ダイアログメニュー602に含まれるダイアログ選択肢は、カスタマイズされてよく、例えば、ユーザ、アプリケーション開発者、システム管理者、又は他の個人によってカスタマイズされてよい。更に、図7は、ダイアログメニューを1つだけ含んで示されているが、複数のダイアログメニューが含まれてよい。実施形態によっては、様々なシグナリング態様(例えば、当該個人のステータス及び/又は空き状況、好ましい通信モダリティ、重要度、その他)に関連するダイアログ選択肢を有する様々なダイアログメニューが含まれてよい。
通信プロセス10は、複数の通知選択肢のうちの1つが選択された結果を受信(504)してよい。例えば、発呼者(例えば、ユーザ32)は、通知選択肢のうちの1つ以上(例えば、ダイアログユーザインタフェース700の中に含まれるダイアログ選択肢のうちの1つ以上)を(例えば、タッチ選択ジェスチャ、又は他の好適な選択メカニズムを用いて)選択してよい。更に、通信プロセス10は、上記複数の通知選択肢のうちの選択された1つに少なくとも部分的に基づいて、サードパーティ(即ち、ユーザが通信したい相手である被呼者又は個人)に通知を送信(506)してよい。
通信プロセス10は更に、通知に対するサードパーティからの応答を受信(512)してよい。例えば、ユーザ32がダイアログユーザインタフェース700の中から、あるダイアログ選択肢(例えば、「今空いていますか?(you available?)」704)を選択したことに対する応答として、通信プロセス10(例えば、通信プロセス10a及び/又は通信プロセス10d)は、被呼者(例えば、ユーザ34)に通知を送信(506)してよい。図8を参照すると、通知は、被呼者に関連付けられた装置(例えば、ユーザ34に関連付けられたスマートフォン14)によって受信されてよい。ダイアログ選択肢は、当該個人に関連付けられた装置(例えば、スマートフォン14)(の、例えば、ユーザインタフェース750)に表示されてよく、例えば、対応する通信プロセス(例えば、スマートフォン14によって実行される通信プロセス10b)及び/又は別の好適なアプリケーションによって表示されてよい。一実施形態では、ユーザインタフェース750は、1つ以上の応答ダイアログ選択肢を含んでよく、これらは、1つ以上の選択可能な応答選択肢(例えば、「今は話せません(can't talk now)」752、「しばらくお待ちください(give me a minute)」754、「すぐ折り返します(I'll call you right back)」756、及び「メールを書いて送信してください(text me)」758)を含んでよい。ユーザ34は、応答ユーザインタフェース750の中から適切な応答を選択してよく、例えば、所望の応答にタッチすることなどにより選択してよい。応答ユーザインタフェース750は4つの選択肢を含んで図示されているが、応答ユーザインタフェース750に含まれる選択肢の数及び種類は、例示を目的としたものに過ぎない。応答メニューに含まれる応答の数及び種類は、設計条件及び/又はユーザニーズに応じて異なってよく、追加/代替として(例えば、ユーザ、システム管理者、アプリケーション開発者、又は別の個人によって)カスタマイズ可能であってよい。更に、実施形態によっては、当該個人は、自由形式の応答を(例えば、入力フィールド760から)入力できるようにされてよく、かつ/又は、別の方法で、ユーザから受信されたダイアログ選択肢に応答できるようにされてよい。
被呼者(例えば、ユーザ34)が、通知の一環として通信プロセス10によって送信(506)されたダイアログ選択肢に対する応答を、選択及び/又は他の方法で入力したことに対する応答として、通信プロセス10は、当該個人からの応答を受信(512)してよい。例えば、図9に示されるように、ユーザ34が、応答ユーザインタフェース750の中から応答選択肢「メールを書いて送信してください」を選択したとする。この場合、(例えば、少なくとも部分的に通信プロセス10aによってスマートフォン12上に描画されてよい)ユーザインタフェース800は、当該個人から受信(512)された応答を表示してよい。
通信プロセス10は、当該個人との通信を開始(514)してよい。例えば、ユーザ32は、当該個人(例えば、ここでの例ではユーザ34)からの応答を選択してよく、かつ/又は、開始選択肢(例えば、「アラート(alert)」ボタン802及び/又は「鳴動(ring)」ボタン804)を選択してよい。ユーザ32が、ユーザインタフェース800の中で応答及び/又は開始選択肢を(例えば、タッチ選択入力などにより)選択したことに対する応答として、通信プロセス10は、通信を開始(514)してよい。図示されている実施形態では、当該個人がメール(テキスト)ベースの通信を望んだことが応答に示されており、この場合、通信プロセス10は、少なくとも初期通信モダリティとして、メールベースの通信に都合がよいように構成されたユーザインタフェースデフォルトにより、ユーザ34との通信を開始(514)してよい。もちろん、他の実施形態が、(例えば、サードパーティへの応答、ユーザプリファレンスなどに少なくとも部分的に基づいて)別のモダリティの通信を含んでもよい。
上述の例には、ユーザから、ユーザが通信したい相手である個人への1つのダイアログのやり取りと、当該個人からの1つの応答とが含まれているだけであるが、このやり取りの例は、例示を目的としたものに過ぎず、限定を目的としたものではない。各種実施形態では、通信の開始に先立って複数回のダイアログのやり取りが発生する場合がある。更に、大まかに示されるように、ダイアログ及び/又は応答の1つ以上の後続のセットが、その前のダイアログ及び/又は応答に少なくとも部分的に基づいてよい。例えば、応答ダイアログは、応答ダイアログ選択肢が、受信されたダイアログに対する応答としてふさわしいものとなりうるように、受信されたダイアログに少なくとも部分的に基づいてよい。
ここまで大まかに述べたように、態様によっては、本明細書に記載の通信プロセスは、人々の間の通信を可能にするプラットフォーム又はシステムを提供するものであってよい。一般に、通信プロセスは、実施形態によっては、単一呼での、多様なデータ型及び/又は媒体型の、統合された同時のやり取りを可能にしてよい単一アプリケーションを提供するものであってよい。「呼」は、本明細書においては、主に、一般的な時間関連属性によって互いにリンクされてよい複数のインタラクションからなるシーケンスを意味してよく、例えば、複数のインタラクションが時間的に順序付けられ、関連付けられている場合、これらのインタラクションは、単一の会話、又は関連付けられたインタラクションのグループを構成してよい。更に、呼を構成するインタラクションのシーケンスは、その呼における参加者に関して大まかに関連付けられてよい。例えば、呼の途中で(例えば、呼の参加者が新たに加わったり、かつ/又は、離れたりすることにより)参加者の一部が代わってもよいが、呼は、参加者属性を含んでよい。即ち、呼は、少なくとも部分的には、呼に誰が参加しているかに基づいて識別されてよい。従って、参加者は、呼の一属性であってよい。実施形態によっては、本明細書に記載の通信プロセスは、呼参加者の集合の各人の間にリアルタイム媒体チャネルを提供することが可能なアプリケーション及び/又はシステムを提供してよく、このリアルタイム媒体チャネルは、単一呼の途中での異なる複数のデータ型及び/又は媒体型の同時使用、並びに、これらの間でのシームレスな遷移を可能にしてよい。
更に図9を参照すると、一実施形態では、通信プロセス10は、呼を開始する要求を、チャネル経由で受信(900)してよい。通信プロセス10は又、そのチャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別902してよい。通信プロセス10は、呼に関連付けられた通信のシーケンスを受信(904)してよい。通信のシーケンスは、リアルタイム媒体データ型(例えば、同期データ型)及び非同期ポストデータ型を含んでよい。更に、通信プロセス10は、通信のシーケンスを呼に送信(906)してよい。
通信プロセス10は、呼を開始する要求をチャネル経由で受信(900)してよく、そのチャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別(902)してよい。本開示によれば、一般に、呼は、通信プロセス10によって推進される通信システムのメンバ間でのインタラクションの集合を含んでよい。呼を発生させるインタラクションの集合は、チャネルのコンテキストにおいて開始される呼を含んでよい。チャネルは、そのチャネル内で開始される全ての呼への参加を自動的に提案されてよい共通デフォルト参加者集合を有する1つ以上の呼の集合を含んでよい。従って、インタラクションに参加しているメンバからなる参加者集合は、呼の一属性であってよい。通信プロセス10は、デフォルトの呼参加者集合を、チャネルに関連付けられた参加者集合を含むものとして識別(902)してよい。即ち、デフォルトでは、呼参加者集合は、チャネル参加者集合を含んでよい。実施形態によっては、後で詳述するように、チャネル参加者集合は、所与の呼の目的のために、呼に個人を追加したり、呼から個人を除去したりすることによって修正されてよい。呼参加者集合は、呼に実際に参加してよい個人を含んでよい。
一例(実施形態)では、通信プロセスは、ユーザ(例えば、スマートフォン12を操作しているユーザ32)からの入力に対する応答として、呼を開始する要求を受信(900)してよい。ユーザ32からの入力は、例えば、通信プロセス10に関連付けられた連絡先リスト(例えば、スマートフォン12で実行される通信プロセス10aがローカルに、又はネットワーク20のようなネットワークを経由してインタラクションを行ってよい連絡先リスト)の中からの、チャネルの選択結果を含んでよい。実施形態によっては、チャネルは、どのチャネルで呼が開始されているかに応じて、かつ、拡大解釈すれば、そのチャネルのメンバ又は加入者のリストに応じて、暗黙的に選択されてよい。例えば、通信プロセス10は、チャネルのメンバシップがユーザによって手動で構成されることを可能にしてよく、或いは、外部管理されてよい個人の集合に自動的に同期するように構成されてよく、そのような個人の集合として、例えば、フェイスブックグループ、(例えば、カレンダアプリケーションなどで管理されてよい)共通ミーティングの参加者、オンラインワークスペース又はフォルダへのアクセス権限を有する個人などがある。
チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別(902)するステップは、その呼に招待されてよい個人を識別するステップだけでなく、更に、既存のチャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別(902)するステップも含んでよい。大まかに上述されたように、一実施形態では、チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別(902)するステップは、チャネルに関連付けられた事前定義済みチャネル参加者集合にアクセス(908)するステップを含んでよい。チャネルに関連付けられた事前定義済みチャネル参加者集合は、例えば、過去の呼又は既存チャネル(例えば、過去における定義済みグループの個人間の1つ以上の呼に利用されてきたと考えられるチャネル)に関連付けられてよい個人のリストを含んでよい。従って、そのような実施形態では、通信プロセス10は、既存チャネル及び以前の呼に関連付けられた参加者集合にアクセス(908)することにより、呼参加者集合を識別(902)してよい。即ち、チャネル参加者集合は、(例えば、何らかの修正(例えば、呼の目的のためにチャネル参加者集合に個人を追加したり、かつ/又は、チャネル参加者集合から個人を除去したりすることなど)がなされる)呼参加者集合のベースを、少なくとも部分的に形成してよい。
別の実施形態では、チャネルに関連付けられた事前定義済みチャネル参加者集合にアクセス(908)するステップは、通信プロセス10からアクセス可能な、かつ/又は、通信プロセス10に統合された連絡先リストにアクセスするステップを含んでよい。例えば、一実施形態では、ユーザ(例えば、ユーザ32)が、通信プロセス10に関連付けられた連絡先リストを定義してよい。通信プロセスに関連付けられた連絡先リストは、ユーザ32に関連付けられた1つ以上のチャネルの表示を含んでよく、この1つ以上のチャネルのそれぞれは、チャネルにおける1人の(又は複数の)参加者を含んでよい。例えば、連絡先リストにおける各個人連絡先は、ペアワイズチャネル(例えば、ユーザ32と、連絡先としてリストされている個人とを含むチャネル参加者集合)を発生させてよい。同様に、連絡先リストにリストされている各連絡先グループは、複数の個人を含んでよく、グループワイズチャネル(例えば、ユーザ32と、その集合の個人とを含むチャネル参加者集合)を発生させてよい。呼を開始する要求をチャネル経由で受信(900)したことに対する応答として、通信プロセス10は更に、チャネルに関連付けられた呼参加者集合(例えば、その呼に対して意図された参加者)を識別(902)してよく、これは、(例えば、連絡先リストにおいて定義されている)チャネルに関連付けられた事前定義済みチャネル参加者集合にアクセス(908)するステップを含んでよい。事前定義済み参加者集合を含むチャネルは、明示されたチャネルを含んでよい。
一実施形態では、チャネルに関連付けられた呼参加者集合を識別(902)するステップは、個人同士の暗黙的な関連付けに少なくとも部分的に基づいてチャネルを定義(910)するステップを含んでよい。例えば、やはり大まかに上述されたように、チャネルが、暗黙的な個人のグループに関連付けられてよく、これは、例えば、個人同士の関連付けが共通インタラクション又は交点によって示唆されてよいグループの各個人を含んでよい。例えば、グループの各個人は、一般的なソーシャルネットワーキンググループ(例えば、フェイスブックグループ、又は他の同様なグループ)のメンバであってよい。別の例では、グループの各個人は、カレンダシステム又はカレンダアプリケーションを使用してスケジュールされてよいミーティング又はアクティビティの出席者及び/又は被招待者であるように示されてよい。同様の個人同士の暗黙的な関連付けは、例えば、共用のオンラインスペース又はフォルダにアクセスする権限を有する個人に基づいてよい。従って、通信プロセス10は、個人同士の暗黙的な関連付けに基づいてチャネルを定義することを含めて、呼に対するデフォルト参加者集合を識別(902)してよい。そのような実施形態によれば、通信プロセス10は、(例えば、ソーシャルネットワーキンググループ、カレンダイベント、その他を選択することにより)暗黙的に関連付けられた個人同士の交点に関連するユーザ入力に基づいて、呼を開始する要求をチャネル経由で受信(900)してよい。上述されたものと同様に、かつ、後で詳述されるように、呼参加者集合は、(例えば、チャネル参加者集合に個人を追加したり、チャネル参加者集合から個人を除去したりすることにより)修正されたチャネル参加者集合に基づいてよい。
各種実施形態によれば、呼参加は、拡張及び/又は制限されてよい。例えば、通信プロセス10は、(暗黙的又は明示的に)定義された参加者集合を有するチャネルが、呼を目的として1人以上の追加参加者を含めるように拡張されることを可能にしてよい。この、呼参加者集合の拡張は、(例えば、単一呼及び/又は単一呼の一部分を目的とする)一時的なものであってよい。実施形態によっては、この、呼参加者集合の拡張は、永続的であってよい(例えば、チャネルに関連付けられた全ての呼を目的としてよく、かつ、これにより、基本となるチャネル参加者集合を明示的に修正してよい)。実施形態によっては、チャネル参加者集合の永続的拡張が、新しいチャネルを発生させてよく、これは、拡張された参加者集合を含んでよい。概ね同様に、通信プロセス10は、(暗黙的又は明示的に)定義された参加者集合を有するチャネルが、呼を目的として参加者集合から1人(又は複数)の参加者を除去して、チャネル参加者集合の部分集合である呼参加者集合を発生させることにより、制限されることを可能にしてよい。呼に関連付けられた参加者集合のメンバの制限は、(例えば、単一呼を目的として)一時的であってよく、かつ/又は、永続的であってよく、これによって、基本となるチャネル参加者集合が修正される。実施形態によっては、チャネルに関連付けられた参加者集合の永続的制限は、元の参加者集合を有する元のチャネルを維持しながら、(例えば、既存チャネルを単に修正するのではなく)制限された参加者集合を含む新しいチャネルの形成を引き起こしてよい。
各種実施形態によれば、呼を開始する要求に関連する、好適なユーザインタフェースを用いてよい。例えば、連絡先リスト内の連絡先及び/又は連絡先グループ、又は暗黙的に関連付けられた個人同士の交点のロングタッチ又はマルチタップユーザ選択に対する応答として、通信プロセス10は、(単独で、かつ/又は、1つ以上の追加アプリケーションと連動して)メニューなどのユーザインタフェースを描画してよい。通信プロセス10によって描画されたユーザインタフェースは、ユーザ(例えば、上述の例ではユーザ32)が呼の開始を要求する選択肢を提供してよい。
呼を開始することは、例えば、呼参加者集合のメンバに対してシグナリングを行って、メンバの、チャネルを介して呼を実施する意思をメンバにアラートすることを含んでよい。シグナリングは、呼参加者集合のメンバに関連付けられた1つ以上の装置に通知を送信することを含む、従来型の通知の仕組みを含んでよい。追加/代替として、本明細書に大まかに記載の高度なシグナリングも実装されてよい。そのようなシグナリングの一例では、(例えば、空き状況及び好ましい呼モダリティを確認することが可能な)発呼前ダイアログを利用してよい。呼の開始に関連付けられた他のシグナリングも、同様に利用してよい。
通信プロセス10は、呼に関連付けられた通信のシーケンスを受信(904)してよい。通信のシーケンスは、少なくとも、リアルタイム媒体データ型及び非同期ポストデータ型を含んでよい。例えば、大まかに上述されたように、一態様によれば、通信プロセス10は、異なる複数のデータ型を含み、かつ/又は、異なる複数の媒体型を含む通信を可能にしてよい。一実施形態では、通信のシーケンスを受信(904)するステップは、通信のシーケンスをリアルタイムパケット化データ送信として受信するステップを含んでよい。
各種実施形態によれば、リアルタイム媒体データは、リアルタイムで送信及び消費されるデータ、並びに、(例えば、リアルタイムで消費されてもされなくてもよいリアルタイムストリーミングデータを含む)ストリーミング媒体データ型を含んでよい。「リアルタイム」という用語は、本明細書においては、送信されたデータが、1人以上の呼参加者によって、データの送信とほぼ同時に受信されてよい媒体データを主に意味してよい。一実施形態では、リアルタイム媒体データ型は、音声データなどのリアルタイムオーディオデータを含んでよく、かつ/又は、ビデオデータなどのリアルタイムデータを含んでよい。一例では、リアルタイムオーディオデータは、ボイスオーバIPデータを含んでよく、かつ/又は、リアルタイムビデオデータは、ビデオオーバIPデータを含んでよいが、他の形式のリアルタイム音声データも同様に利用されてよい。そのような態様によれば、呼に含まれる通信のシーケンスの少なくとも一部分が、音声通信を含んでよい。音声通信は、リアルタイム音声通信を含んでよく、これは、例えば、標準電話又はボイスオーバIP呼での音声通信と同様であってよい。一実施形態では、呼に関連付けられた音声通信のスイッチング及びルーティングは、PBX、ボイスオーバIP、又はユニファイドテレフォニーシステムによって推進されてよく、例えば、これらは、通信アプリケーション10(例えば、サーバコンピュータ18によって実行される通信アプリケーション10d)とインタラクションを行ってよい。一実施形態では、PBX、ボイスオーバIP、又はユニファイドテレフォニーシステムは、公衆交換電話網と相互接続されてよい。
一実施形態では、リアルタイムオーディオデータは、連続的にストリーミングされる音声データを含んでよい。実施形態によっては、連続的にストリーミングされる音声データは、対称式で実装されてよく、例えば、呼参加者集合に含まれる全てのメンバが、呼参加者集合に含まれる他のメンバに向けて、連続的にストリーミングされる音声データを生成したり、かつ/又は、呼参加者集合に含まれる他のメンバからの、連続的にストリーミングされる音声データを消費したりしてよい。実施形態によっては、リアルタイムオーディオデータは、バーストオーディオ送信(例えば、バースト音声送信)を含んでよい。例えば、更に図10を参照すると、通信プロセス10は、トークボタン1000を提供してよく、これは、例えば、タッチスクリーンインタフェースによって提供されるユーザインタフェース1002の中の仮想ボタンを含んでよい。ユーザがトークボタン1000を活性化したことに対する応答として、通信プロセス10は、音声データ(例えば、コンピューティング装置に関連付けられたマイクにより受信されてよい任意のオーディオデータ)を受信(904)してよい。トークボタン1000が解除されると、通信プロセス10は、音声データを受信(904)することを停止してよい。一実施形態では、通信プロセス10は、ユーザが、バースト音声データを提供することと、連続音声データを提供することとの間で遷移することを可能にしてよい。例えば、記載されているように、ユーザがトークボタン1000を押したことに対する応答として、通信プロセス10は、トークボタン1000が活性化されている限り、バースト音声データを受信(904)してよい。一実施形態では、通信プロセス10は、ユーザが連続音声データを提供することに遷移することを可能にしてよい。例えば、ユーザは、仮想ボタンを押すことにより、トークボタン1000を活性化してよい。そして、ユーザは、ロックジェスチャ(例えば、トークボタン1000を横方向にスライドさせるジェスチャ、又は他の好適なジェスチャ)を起動してよい。ユーザがロックジェスチャを起動したことに対する応答として、通信プロセス10は、連続音声データを受信(904)してよい。
同期かつリアルタイム、近リアルタイム、かつ/又はストリーミングのオーディオデータ(例えば、音声データ及び/又はビデオデータ)に加えて、通信プロセス10は、様々なタイプの同期ストリーミング媒体データ型及び非同期ポスト媒体データ型を受信(904)してよい。通信プロセス10によって受信された媒体データ型は、同期及び/又は非同期で送信(906)されてよい。更に、媒体データ型が、コンテンツの定義済みピースとして受信(904)及び送信(906)されてよく、これは、例えば、媒体データがポストされてから消費されてよく、或いは、媒体が転送されている間にリアルタイムで同期して消費及び処理されてよい。一実施形態では、ポスト媒体データ型は、ビデオデータ(例えば、ビデオクリップ)、イメージ、テキスト、ウェブデータ、位置データなどのうちの1つ以上を含んでよい。
データ型及び媒体型の例を説明してきたが、当然のことながら、それらの例は、限定ではなく例示を目的としたものに過ぎない。様々な追加及び/又は代替のデータ型及び媒体型も利用してよい。呼に関連付けられた通信の一部分として含まれてよいデータの例として、コンピューティング装置によって提供される機能性のデータ(センサから導出されるデータ)があってよく、これらは、例えば、位置、移動経路、速度、方向などであり、これらは、例えば、コンピューティング装置によって提供される、ナビゲーション又は地図作成のアプリケーションや、GPS又は他の機能性から与えられてよい。リアルタイムオーディオ(例えば、音声)及び/又はビデオデータ、並びに、オーディオクリップ、ビデオクリップ、写真などを生成するために、コンピューティング装置に関連付けられたマイク及びカメラの機能性が使用されてよい。スタイラススケッチ又はフィンガースケッチを生成するために、タッチスクリーンインタフェースのような入力装置が利用されてよい。ウェブコンテンツ、ウェブリンクなどの生成及び/又はキャプチャのために、ウェブブラウザアプリケーションが利用されてよい。テキストデータ、文書などは、コンピューティング装置により生成されてよく、かつ/又は、コンピューティング装置に関連付けられた入力及び/又は記憶の機能性により、通信の形でアクセス及び/又は実装されてよい。従って、各種実施形態では、通信される同期及び非同期のデータ型は、コンピューティング装置、コンピューティング装置のオペレーティングシステム、アドオン又はアプリケーション又はインターネットサービス、或いは、有線又は無線手段により接続されてよい周辺装置から得られる、ビデオ、スチール又はアニメーションのイメージ、テキスト、ウェブリンク、位置及び経路のデータ、ジェスチャ、スケッチ、ファイルやフォルダや文書、音声や音楽やオーディオ、ソフトウェアコード及びスクリプト、QRやNFCやバーコード、信号強度や遅延や性能を含むサービス品質データ、センサデータ、及び他のそのようなデータのうちの1つ以上を含んでよい。上述の説明では、呼内の通信として受信(904)及び送信(906)されてよいデータの多くの例を示したが、これらの列挙は網羅的であることを意図しておらず、他のデータ型及び/又は媒体型も利用されてよい。
通信プロセス10は、通信のシーケンスを呼に送信(906)してよい。例えば、通信プロセス10は、受信(904)された通信を、呼参加者集合の全てのメンバに送信(906)する。実施形態によっては、呼参加者集合の1人以上のメンバが、呼に関与しない場合がある(例えば、呼に参加していない場合がある)。一実施形態では、呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信(906)するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを同期送信するステップを含んでよい。一実施形態では、通信のシーケンスが同期送信される、呼参加者集合の一部は、呼に関与してよい、呼参加者集合のメンバを含んでよい。通信のシーケンスを同期送信するステップは、呼参加者集合の一部に通信のシーケンスをリアルタイム又は近リアルタイムで送信するステップを含んでよい。
実施形態によっては、呼参加者集合の少なくとも一部が、呼に関与していない場合があり、かつ/又は、データ接続性が不良となる場合がある(これは、例えば、呼内のリアルタイム参加者の邪魔になる場合がある)。そのような状況では、呼参加者集合の各メンバに通信のシーケンスを送信(906)するステップは、呼参加者集合の少なくとも一部に通信のシーケンスを非同期送信するステップを含んでよい。通信のシーケンスを非同期送信するステップは、例えば、呼参加者集合の1人以上のメンバによって後で取得されるように、かつ/又は、利用可能なときに取得されるように、通信のシーケンスをポストするステップを含んでよく、これは、例えば、少なくとも部分的に、参加者集合の1人以上のメンバに関連付けられたデータ接続性によって決定づけられる場合がある。
呼に関連付けられた様々な個別通信を受信したり、これらとのインタラクションを行ったりするために、各種の好適なユーザインタフェースが実装されてよい。実施形態によっては、様々なユーザインタフェースが実装されてよく、これは、例えば、特定の通信の特定のデータ型に適するものであってよい。実施形態によっては、複数のユーザインタフェースに同時にアクセスできてよく、これは、例えば、様々なデータ型が生成されること、及び/又は様々なデータ型とのインタラクションが行われることを可能にしてよい。例えば、(例えば、コンピューティング装置に関連付けられたカメラ機能性による)イメージデータ又はビデオデータのキャプチャに関連してビューファインダユーザインタフェースが実装されてよく、その一方で、ウェブサイトに含まれるウェブリンク又はウェブデータのキャプチャに関連してウェブブラウザユーザインタフェースが実装されてよい。通信プロセス10は、各種の好適なユーザインタフェースによってキャプチャされたデータを受信(904)してよい。同様に、通信プロセス10によって送信された通信の消費に関連して、各種のユーザインタフェースが利用されてよい。通信プロセス10に関連して実装されたユーザインタフェースは、通信のキャプチャ、及び他のユーザからの通信の消費を可能にするだけでなく、通信とのインタラクション(例えば、通信の操作、転送、及び変換)も可能にしてよい。実施形態によっては、各種のユーザインタフェースは、(例えば、タッチスクリーンインタフェースを介してのスワイプ入力ジェスチャなどに基づいて)異なるユーザインタフェース画面又はペインの間を横方向又は縦方向にスクロールすることにより、アクセスされてよい。当然のことながら、異なる複数のデータ型かつ/又は異なる複数の媒体型を含んでよい通信のシーケンスを含む呼に関連して、様々な追加及び/又は代替のユーザインタフェースが同様に実装されてよい。
一実施形態では、通信プロセス10は、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録(912)してよい。例えば、呼を記録するステップは、インタラクションを好適なデータ記憶装置に記憶させるステップを含んでよく、これは、例えば、サーバコンピュータ18及び/又は別のコンピューティング装置に関連付けられてよい。一実施形態では、記録(912)された、呼に関連付けられた通信のシーケンスは、例えば、チャネルに関連付けられた参加者集合に含まれる1人以上の個人からのアクセスが可能であってよい。一実施形態では、記録された呼は、例えば、ウェブブラウザにより、かつ/又は、カスタムアプリケーションを用いて、アクセスされてよい。
一実施形態では、呼を記録(912)するステップは、通信のシーケンスに関連付けられたタグ及びメタデータの使用を含んでよい。例えば、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録するステップは、通信のシーケンスにおける各通信と呼との間の関連付けを定義(914)するステップを含んでよい。例えば、通信プロセス10は、呼における通信のシーケンスの各通信に関連付けられたタグを定義(914)してよい。定義(914)されたタグは、各通信を(例えば、個別に、かつ/又は、まとめて)呼に関連付けられているものとして識別してよい。従って、呼の記録は、特定の呼に属するものとしてタグ付けされた通信に少なくとも部分的に基づいてよい。一実施形態では、各通信は更に、(例えば、呼における当該通信の時系列上の位置を示すことが可能な)シーケンスタグ及び/又はタイムスタンプを含んでよい。
一実施形態では、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録(912)するステップは又、呼とチャネルとの間の関連付けを定義(916)するステップも含んでよい。例えば、呼とチャネルとの間の関連付けは、各呼に関連付けられた(かつ/又は所与の呼に関連付けられているものとしてタグ付けされた各通信に関連付けられた)タグを含んでよく、このタグは、呼(及び/又は呼に関連付けられているものとしてタグ付けされた各通信)を所与のチャネルに関連付けられているものとして識別することが可能である。従って、通信プロセス10は、各呼を、特定のチャネルに関連付けられているものとしてタグ付けしてよい。
更に、一例示的実施形態では、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録(912)するステップは、呼参加者集合の各メンバとチャネルとの間の関連付けを定義(918)するステップを含んでよい。例えば、通信プロセス10は、通信システムの全てのメンバのリストを含んでよい。通信プロセス10は、チャネルの参加者集合に含まれている各メンバとそのチャネル自体との間の関連付けを定義(918)してよい。例えば、通信プロセス10は、通信プロセス10によって推進される通信システムの各メンバに関連付けられたタグを定義(918)してよく、このタグは、当該メンバが含まれている参加者集合が属するチャネルを識別するものであってよい。通信システムのメンバが複数のチャネルの参加者集合に含まれてよい状況では、通信プロセス10は、メンバが参加者集合に含まれている各チャネルについて、そのメンバに関連付けられたタグを定義(918)してよい。
一実施形態では、チャネル内の呼、及び/又は、呼内の通信が、時系列形式で提示されてよい。例えば、通信プロセス10によって推進される通信システムのメンバに関連付けられたユーザインタフェースにより、通信プロセス10は、そのメンバが関連付けられているものとしてタグ付けされている1つ以上のチャネルを、そのメンバが識別することを可能にしてよい。更に、個々のチャネルは、各チャネルに関連付けられた呼の時系列表現を含んでよい。一実施形態では、チャネルに関連付けられた呼を選択することが、呼に関連付けられているものとしてタグ付けされている通信の時系列表現を含むユーザインタフェースを発生させてよい。一実施形態では、呼に関連付けられているものとしてタグ付けされている通信の表現は、(例えば、テキスト、写真などのグラフィカル通信のための)通信自体、及び/又は、(例えば、オーディオ記録又はビデオ記録の再生などを行うために)通信を消費するように選択されてよい通信の表現を含んでよい。呼及び/又は通信を提示すること、及び/又は、これらにアクセスすることのための、各種の追加及び/又は代替の仕組みも、同様に実装されてよい。
実施形態によっては、呼のコンテンツは、時間とともに老朽化してよい。例えば、デフォルト及び/又はユーザプリファレンスにより、呼のコンテンツ(例えば、呼を構成する個々の通信)が、定義された期間を過ぎると、満期になって、コンテンツが利用できなくなってよい。一例示的実施形態では、呼のコンテンツの老朽化は、コンテンツの分解能又は品質の漸進的低下を含んでよい。例えば、時間とともに、(例えば、デフォルト及び/又はユーザプリファレンスに基づいて)通信の品質及び/又は分解能が低下してよい。品質及び/又は分解能の低下の例として、イメージに関連付けられたイメージ分解能の低下、オーディオ成分に関連付けられたビットレートの低下などがあってよい。一実施形態では、ユーザは、特定の呼が、老朽化又は劣化したり、アクセス不能になったりしないように、無期限に保持されることを明示的に選択してよい。
一実施形態では、通信プロセス10は、呼及び/又は呼に関連付けられた1つ以上の通信(例えば、呼の一部分)が公開されることを可能にしてよい。例えば、呼及び/又は呼の一部分を公開することは、呼及び/又は呼の一部分を、通信プロセス10によって推進される通信システムの外側にある場所にエクスポート(例えば、コンテンツを保存、コンテンツをコピー、その他)することを含んでよい。実施形態によっては、呼及び/又は呼の一部分を公開することは、呼及び/又は呼の一部分へのリンクが確立されることを可能にすることを含んでよい。例えば、呼及び/又は呼の一部分へのリンクは、呼及び/又は呼の一部分が、通信プロセス10によって推進される通信システムの外側にある場所からアクセスされることを可能にしてよい。例えば、一実施形態では、ソーシャルネットワーキンググループを含んでよい交点を有する、個人同士の暗黙的関連付けを含むチャネルを経由する呼が、(例えば、ソーシャルネットワーキングウェブサイトを介して)ソーシャルネットワーキンググループに公開されてよい。
一実施形態では、呼に関連付けられた通信のシーケンスを記録(912)するステップは、呼に関連付けられたアクセス制御を定義(920)するステップを含んでよい。例えば、通信プロセス10は、呼の参加者集合に含まれる1人(又は複数)のメンバが、アクセス制御を実装することを可能にしてよく、これは、例えば、呼に関連付けられた通信の公開及び/又は配布を制限してよい。実施形態によっては、1つ以上のデフォルトのアクセス制御が関連付けられてよい。
更に、ここまで様々な実施形態及び特徴を記載してきたが、当業者であれば明らかであるように、これらの様々な実施形態及び特徴は、相互に組み合わせることが可能であってよく、かつ/又は、様々な追加/代替の組み合わせが可能であってよい。本明細書に開示の対象のそのような組み合わせは全て、本開示によって想定されているものとする。
図面中のフローチャート図及びブロック図は、本発明の様々な実施形態によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装のアーキテクチャ、機能性、及び動作を表している。この点において、フローチャート図又はブロック図内の各ブロックは、指定された論理機能を実装するための1つ以上の実行可能命令を含む、モジュール、セグメント、又はコードの一部分を表すものであってよい。又、代替実装によっては、ブロック内に記された各機能は、図面内に記された順序に従わずに実行されてよいことにも注意されたい。例えば、連続して図示されている2つのブロックが、実際にはほぼ同時に実行される場合があり、或いは、これらのブロックが、関連する機能性によっては、逆の順序で実行される場合もある。又、ブロック図及び/又はフローチャート図の各ブロック、並びに、ブロック図及び/又はフローチャート図におけるブロックの組み合わせは、指定された機能又は動作を実行する、専用のハードウェアベースのシステム、又は、専用のハードウェア及びコンピュータ命令の組み合わせによって実装されてよいことにも注意されたい。
本明細書で使用されている術語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、本発明を限定することを意図したものではない。単数形「a」、「an」、及び「the」は、本明細書においては、文脈上明らかに他の意味を示している場合を除き、複数形も同様に含むものとする。更に、語句「含む(「comprises」及び/又は「comprising」)」は、本明細書において使用された場合に、述べられた機能、整数、ステップ、操作、要素、及び/又は構成要素の存在を明示するものであり、1つ以上の他の機能、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、及び/又はこれらの集合体の存在又は追加を排除するものではないことを理解されたい。
後述の特許請求の範囲における全ての手段又はステップ並びに機能要素の、対応する構造、材料、動作、及び等価物は、他の特許請求されている要素との組み合わせで機能を実行するための任意の構造、材料、又は動作を、明確に特許請求されているものとして含むことを意図されている。本発明の記載は、例示及び説明を目的として与えられており、網羅的であること、又は、開示された形態での発明に限定されることを意図したものではない。当業者であれば、本発明の範囲及び趣旨から逸脱することのない様々な修正や変形が明らかであろう。本実施形態は、本発明の原理及び実際の適用を最もよく説明すること、並びに、他の当業者が、本発明を、想定される具体的な用途に適する、様々な修正を有する様々な実施形態として理解することを可能にすることのために、選択され、記載されている。
以上、本出願の発明を、詳細に、かつ、その実施形態を参照することにより、説明してきたが、添付の特許請求の範囲において定義されている本発明の範囲から逸脱することのない修正及び変形が可能であることは明らかであろう。
Claims (18)
- プロセッサにおいて、チャネル経由で呼を開始する要求を受け取るステップと;
前記プロセッサにおいて、前記チャネルに関連付けられる呼参加者集合を識別するステップと;
前記プロセッサにおいて、前記呼に関連付けられる通信のシーケンスを受信するステップであって、前記通信のシーケンスは少なくとも、リアルタイム音声通信を含むリアルタイム媒体データ型と、前記呼参加者集合の間の通信交換として前記呼参加者集合のメンバにより使用するためのコンテンツの1つ以上の定義済みの部分を含むポストデータ型を含む、ステップと;
前記プロセッサにおいて、前記通信のシーケンスを前記呼に送信するステップであって、前記リアルタイム音声通信の少なくとも一部の途中に前記ポストデータ型を送信することを含む、ステップと;
を具備する、方法。 - 前記チャネルに関連付けられる呼参加者集合を識別するステップは、前記チャネルに関連付けられる事前定義済みチャネル参加者集合にアクセスするステップを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記チャネルに関連付けられる呼参加者集合を識別するステップは、個人同士の暗黙的な関連付けに少なくとも部分的に基づいて、チャネル参加者集合を定義するステップを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記通信のシーケンスを受信するステップは、前記通信のシーケンスをリアルタイムパケット化データ送信として受信するステップを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記リアルタイム媒体データ型は、リアルタイムオーディオデータを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記リアルタイムオーディオデータは、ボイスオーバIPデータを含む、
請求項5に記載の方法。 - 前記リアルタイムオーディオデータは、バーストオーディオ送信を含む、
請求項5に記載の方法。 - 前記ポスト媒体データ型は、ビデオ、イメージ、テキスト、ウェブデータ、位置データのうちの1つ以上を含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記通信のシーケンスを呼に送信するステップは、前記通信のシーケンスを前記呼参加者集合の各メンバに送信するステップを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記通信のシーケンスを前記呼参加者集合の各メンバに送信するステップは、前記呼参加者集合の少なくとも一部に前記通信のシーケンスを同期送信するステップを含む、
請求項9に記載の方法。 - 前記通信のシーケンスを前記呼参加者集合の各メンバに送信するステップは、前記呼参加者集合の少なくとも一部に前記通信のシーケンスを非同期送信するステップを含む、
請求項9に記載の方法。 - 前記呼に関連付けられる前記通信のシーケンスを記録するステップを更に含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記呼に関連付けられる前記通信のシーケンスを記録するステップは、前記通信のシーケンスにおける前記通信の各々と前記呼との間の関連付けを定義するステップを含む、
請求項12に記載の方法。 - 前記呼に関連付けられる前記通信のシーケンスを記録するステップは、前記呼と前記チャネルとの間の関連付けを定義するステップを含む、
請求項12に記載の方法。 - 前記呼に関連付けられる前記通信のシーケンスを記録するステップは、前記呼参加者集合の各メンバと前記チャネルとの間の関連付けを定義するステップを含む、
請求項12に記載の方法。 - 前記呼に関連付けられる前記通信のシーケンスを記録するステップは、前記呼に関連付けられるアクセス制御を定義するステップを含む、
請求項12に記載の方法。 - コンピュータプログラムであって、プロセッサによって実行されると、該プロセッサに:
チャネル経由で呼を開始する要求を受け取るステップと;
前記チャネルに関連付けられる呼参加者集合を識別するステップと;
前記呼に関連付けられる通信のシーケンスを受信するステップであって、前記通信のシーケンスは少なくとも、リアルタイム音声通信を含むリアルタイム媒体データ型と、前記呼参加者集合の間の通信交換として前記呼参加者集合のメンバにより使用するためのコンテンツの1つ以上の定義済みの部分を含むポストデータ型を含む、ステップと;
前記通信のシーケンスを前記呼に送信するステップであって、前記リアルタイム音声通信の少なくとも一部の途中に前記ポストデータ型を送信することを含む、ステップと;
を含む動作を実行させる、コンピュータプログラム。 - コンピュータシステムであって、プロセッサと、該プロセッサに結合されるメモリとを備え、前記プロセッサ及びメモリは:
チャネル経由で呼を開始する要求を受け取るステップと;
前記チャネルに関連付けられる呼参加者集合を識別するステップと;
前記呼に関連付けられる通信のシーケンスを受信するステップであって、前記通信のシーケンスは少なくとも、リアルタイム音声通信を含むリアルタイム媒体データ型と、前記呼参加者集合の間の通信交換として前記呼参加者集合のメンバにより使用するためのコンテンツの1つ以上の定義済みの部分を含むポストデータ型を含む、ステップと;
前記通信のシーケンスを前記呼に送信するステップであって、前記リアルタイム音声通信の少なくとも一部の途中に前記ポストデータ型を送信することを含む、ステップと;
を含む動作を実行するように構成される、コンピュータシステム。
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