JP2017141931A - 車両用動力伝達装置の潤滑構造 - Google Patents

車両用動力伝達装置の潤滑構造 Download PDF

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Abstract

【課題】キャッチタンク内の潤滑油が溢れて駆動源に接触する量を少なくすることが可能な車両用動力伝達装置の潤滑構造を提供する。【解決手段】キャッチタンク50は、タンク本体51と、タンク本体51内に設けられ、タンク本体51内を複数の貯留室62に仕切る複数の仕切板51とを含む。駆動源MG3は、ケーシング49の中で車両左右方向における一方側に寄った位置に配置されている。複数のうちの少なくとも1枚の仕切板51は、車両左右方向における上記一方側の部分の高さが低く、車両左右方向における他方側の部分の高さが高くなるように傾斜している。【選択図】図5

Description

本発明は、キャッチタンクを備えた車両用動力伝達装置の潤滑構造に関する。
特開2009−197918号公報(特許文献1)に開示されているように、キャッチタンクを備えた車両用動力伝達装置の潤滑構造が知られている。ケーシング内には、歯車、駆動源およびキャッチタンクが設けられる。ケーシングの内周底面には、潤滑油が貯留されている。歯車によって潤滑油が掻き上げられることで、歯車の噛合部が潤滑される。キャッチタンクは、ケーシング内の上方に設けられ、歯車により掻き上げられた潤滑油を捕捉して貯留する。
キャッチタンクが潤滑油を貯留することによって、ケーシングの内周底面に貯留されている潤滑油の量が減少し、潤滑油の液面も下降する。歯車に潤滑油から与えられる抵抗が小さくなり、動力損失を軽減できる。車両の停止時など、駆動源の停止に伴い歯車の回転が停止した場合には、潤滑油は掻き上げられなくなる。キャッチタンクに貯留されている潤滑油は、戻し穴を通ってケーシング内に流入する。ケーシングの内周底面に貯留されている潤滑油の量は増加し、潤滑油の液面も上昇する。
特開2009−197918号公報
車両が右方向や左方向に旋回した時、キャッチタンクに貯留されている潤滑油はキャッチタンク内から溢れてこぼれ落ちやすい。潤滑油がケーシング内の駆動源(モータ)に接触した場合、駆動源により潤滑油が撹拌され、抵抗や摩擦熱の増加を招く可能性がある。抵抗や摩擦熱の増加を抑制するという観点では、キャッチタンク内の潤滑油が溢れて駆動源に接触する量は少ない方が好ましい。
本発明は、キャッチタンク内の潤滑油が溢れて駆動源に接触する量を少なくすることが可能な車両用動力伝達装置の潤滑構造を提供することを目的とする。
車両用動力伝達装置の潤滑構造は、潤滑油を貯留するケーシングと、上記ケーシングに収納された歯車および駆動源と、上記歯車の上方に位置するように上記ケーシング内の上部に設けられ、上記歯車によって掻き上げられた潤滑油を捕捉するキャッチタンクと、を備え、上記キャッチタンクは、潤滑油の導入部を有し、上方側に開口部が形成されたタンク本体と、上記タンク本体内に設けられ、上記タンク本体とともに上記タンク本体内を複数の貯留室に仕切る複数の仕切板と、を含み、上記駆動源は、上記ケーシングの中で車両左右方向における一方側に寄った位置に配置されており、複数のうちの少なくとも1枚の上記仕切板は、車両左右方向における上記一方側の部分の高さが低く、車両左右方向における他方側の部分の高さが高くなるように傾斜している。
キャッチタンクに設けられた仕切板が上記のような形態で傾斜していることによって、駆動源が位置している方に向かってキャッチタンク内の潤滑油が溢れ出ることを抑制できる。キャッチタンク内の潤滑油が駆動源に接触する量を少なくすることが可能となる。
上記構成によれば、キャッチタンク内の潤滑油が駆動源に接触する量を少なくすることができ、オイルの抵抗や摩擦熱が増加することを抑制できる。
実施の形態における車両用動力伝達装置の潤滑構造を備えたハイブリッド自動車の概略構成を示す図である。 実施の形態における車両用動力伝達装置の潤滑構造を模式的に示す断面図である。 実施の形態における車両用動力伝達装置の潤滑構造を模式的に示す他の断面図である。 実施の形態における車両用動力伝達装置の潤滑構造の右旋回走行時における作用および効果を説明するための断面図である。 実施の形態における車両用動力伝達装置の潤滑構造の左旋回走行時における作用および効果を説明するための断面図である。 比較例における車両用動力伝達装置の潤滑構造の右旋回走行時における作用および効果を説明するための断面図である。 比較例における車両用動力伝達装置の潤滑構造の左旋回走行時における作用および効果を説明するための断面図である。
(ハイブリッド自動車)
図1は、車両用動力伝達装置の潤滑構造を備えたハイブリッド車両21の概略構成を示す図である。ハイブリッド車両21は、前輪22a,22bを駆動する前輪駆動系、後輪23a,23bを駆動する後輪駆動系(動力伝達装置)を備える。
前輪駆動系は、エンジン24、プラネタリギヤ29、モータMG1,MG2、ギヤ機構34を備える。エンジン24のクランクシャフト25は、ダンパー26、ピニオンギヤ27、キャリア28を介して、プラネタリギヤ29に接続される。プラネタリギヤ29のサンギヤ30は、モータMG1に接続される。プラネタリギヤ29のリングギヤ31は、リングギヤ軸31a、減速ギヤ32を介して、モータMG2に接続される。
リングギヤ軸31a、前輪22a,22bの前軸33a,33bは、ギヤ機構34のデファレンシャルギヤに接続される。モータMG1,MG2は、インバータ35,36を介してバッテリ37に接続される。エンジン24やモータMG1,MG2からリングギヤ軸31aに出力された動力は、ギヤ機構34を介して前軸33a,33bに出力され、この動力によって前輪22a,22bが駆動される。
後輪駆動系は、モータMG3(駆動源)、ギヤ機構41を備える。モータMG3のモータシャフト38、後輪23a,23bの後軸39a,39bは、ギヤ機構41のデファレンシャルギヤ40に接続される。モータMG3は、インバータ42を介してバッテリ37に接続される。モータMG3からの動力は、ギヤ機構41(デファレンシャルギヤ40)を介して後軸39a,39bに出力され、この動力によって後輪23a,23bが駆動される。
本実施の形態のギヤ機構41は、デファレンシャルギヤ40に加えて、カウンタドライブギヤ44、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47を含む。カウンタドライブギヤ44は、モータシャフト38を介してモータMG3(ロータ43)に接続される。カウンタドリブンギヤ46は、カウンタドライブギヤ44に噛合するとともに、カウンタシャフト45に接続される。カウンタドリブンギヤ46は、カウンタシャフト45を介してデファレンシャルピニオンギヤ47に接続される。
デファレンシャルギヤ40は、デファレンシャルリングギヤ40a、サイドギヤ40b、ピニオンギヤ40cを有する。デファレンシャルリングギヤ40aは、デファレンシャルピニオンギヤ47に噛合し、サイドギヤ40bおよびピニオンギヤ40cは、後軸39a,39bに接続される。カウンタドライブギヤ44、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47、デファレンシャルリングギヤ40aは、減速ギヤとして機能する。
(潤滑機構)
図2は、後輪23a,23b(図1参照)を駆動する後輪駆動系(動力伝達装置)の潤滑構造を模式的に示す断面図である。説明上の便宜のため、図2では、サイドギヤ40bやピニオンギヤ40cは記載していない。図2中の矢印Fは車両前進方向を示しており、図2中の矢印Bは車両後退方向を示している。図3は、当該潤滑構造を模式的に示す他の断面図である。図3中の矢印Lは車両左方向を示しており、図3中の矢印Rは車両右方向を示している。
図2および図3を参照して、実施の形態における潤滑構造は、ケーシング49、モータMG3(図3参照)、デファレンシャルリングギヤ40a(図2)、カウンタドリブンギヤ46(図2)、デファレンシャルピニオンギヤ47(図2)、キャッチタンク50を備える。
デファレンシャルリングギヤ40a、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47は、歯車46mを構成している。説明上の便宜のため、図3では、デファレンシャルリングギヤ40a、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47の詳細な構成は図示せず、これらについては歯車46mとして模式的に図示している。ケーシング49は、デファレンシャルリングギヤ40a、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47を収納している。
ケーシング49は、モータMG3(図3参照)も収納している。モータMG3は、ケーシング49の中で、車両左右方向における一方側(本実施の形態においては右側)に寄った位置に配置されている。ケーシング49の内周底面49aは、潤滑油66を貯留している。デファレンシャルリングギヤ40a、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47の各々の下部は、潤滑油66の中に浸漬されている。
(キャッチタンク50)
キャッチタンク50は、デファレンシャルリングギヤ40a、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47の上方(図3においては歯車46mの上方)に位置するように、ケーシング49内の上部に設けられる。キャッチタンク50は、デファレンシャルリングギヤ40a、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルピニオンギヤ47によって掻き上げられた潤滑油66を捕捉することにより、潤滑油66を貯留する。
キャッチタンク50は、タンク本体51、複数の仕切板61を含む。タンク本体51は、ケーシング49の一部から構成可能であり、車両前後方向および車両左右方向(幅方向)に亘って延在する形状を有する。本実施の形態のタンク本体51は、車両前方側に導入部51bを有しており、車両後方側に導入部51cを有しており、タンク本体51の上方側には開口部51aが形成されている。本実施の形態では、タンク本体51の外周側壁およびスカート部によって、導入部51b,51cが形成されている。
図2に示すように、導入部51bは、カウンタドリブンギヤ46の上方に位置する。カウンタドリブンギヤ46によって掻き上げられた潤滑油66は、導入部51bからタンク本体51内に導入される。導入部51cは、デファレンシャルリングギヤ40aの上方に位置する。デファレンシャルリングギヤ40aによって掻き上げられた潤滑油66は、導入部51cからタンク本体51内に導入される。
複数の仕切板61は、タンク本体51内に設けられ、車両前後方向に対して略平行な方向に延在するように配置されている。複数の仕切板61は、車両左右方向において、互いの間に間隔を空けて並ぶように配置されている。複数の仕切板61は、タンク本体51とともにタンク本体51内を複数の貯留室62に仕切っている。複数の貯留室62は、車両前後方向に対して略平行な方向に延在するように形成されている。複数の仕切板61の上端部とケーシング49の内周上面49bとの間には、隙間64が形成されており、複数の貯留室62は隙間64を介して互いに連通している。
上述のとおり、モータMG3は、ケーシング49の中で、車両左右方向における一方側(本実施の形態においては右側)に寄った位置に配置されている。複数のうちの少なくとも1枚の仕切板61は、車両左右方向における上記一方側(右側)の部分の高さが低く、車両左右方向における他方側(左側)の部分の高さが高くなるように、タンク本体51の底部51dに対して傾斜するように設けられている。ここで言う高さとは、タンク本体51の底部51dからの高さの意味である。好ましくは、すべての仕切板61が上記のように傾斜しているとよい。
モータMG3がケーシング49の中で左側に寄った位置に配置される場合、複数のうちの少なくとも1枚の仕切板61は、車両左右方向における左側の部分の高さが低く、車両左右方向における右側の部分の高さが高くなるように傾斜するように配置される。この場合も、好ましくは、すべての仕切板61が上記のように傾斜しているとよい。
タンク本体51の底部51dには、戻し穴63(図2)が形成される。貯留室62は、戻し穴63を通してケーシング49内と連通している。戻し穴63は、全ての貯留室62の下方に位置する底部51dに形成されており、貯留室62に貯留された潤滑油66を、貯留室62からケーシング49内に落下させることができる。ケーシング49の上部には、ブリーサ装置56(図2)が設けられる。ブリーサ装置56は、ケーシング49内の気圧と外気との間に圧力差が発生すると、圧力差を減らすあるいは無くすように作動する。
(作用および効果)
ハイブリッド車両21(図1)が平坦な道を一定速度で走行しているときには、モータMG3によって後輪23a,23bが駆動され、これに伴って、カウンタドライブギヤ44、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルリングギヤ40aが回転する。
ケーシング49(図2,図3)の内周底面49aに貯留されている潤滑油66は、デファレンシャルリングギヤ40aおよびカウンタドリブンギヤ46によって掻き上げられ、導入部51b,51cを介してタンク本体51内に導入される。ケーシング49の内周底面49aに貯留されている潤滑油66の液面が下降し、デファレンシャルリングギヤ40aおよびカウンタドリブンギヤ46に与えられる潤滑油66の撹拌抵抗が低減し、無用な動力損失の発生を防止することができる。
ハイブリッド車両21が停止すると、モータMG3も停止する。カウンタドライブギヤ44、カウンタドリブンギヤ46、デファレンシャルリングギヤ40aも停止し、潤滑油66は掻き上げられなくなる。貯留室62に貯留された潤滑油66は、タンク本体51の底部51dに形成された戻し穴63を通して、ケーシング49内に流入する。ケーシング49の内周底面49aに貯留されている潤滑油66の液面が上昇する。
(右旋回走行時)
図4を参照して、ハイブリッド車両21(図1)が右方向に旋回した時、ハイブリッド車両21には横方向の力が加わる。右旋回走行が継続されると、キャッチタンク50に貯留されている潤滑油66は、旋回方向と反対方向に作用する遠心力を受けて左方向に移動する。ケーシング49の内周底面49aに貯留されている潤滑油66も、旋回方向と反対方向に作用する遠心力を受けて左方向に移動する。仕切板61を乗り越えた潤滑油66は、キャッチタンク50から溢れてこぼれ落ちる。
冒頭で述べたとおり、潤滑油66がケーシング49内の駆動源(モータMG3)に接触した場合、モータMG3により潤滑油66が撹拌され、抵抗や摩擦熱の増加を招く可能性がある。本実施の形態のハイブリッド車両21においては、右旋回走行時、潤滑油66はモータMG3から遠ざかる方向に移動するため、潤滑油66がキャッチタンク50から溢れてこぼれ落ちたとしても、モータMG3に接触することはほとんどない。
(左旋回走行時)
図5を参照して、ハイブリッド車両21(図1)が左方向に旋回した時、キャッチタンク50に貯留されている潤滑油66は、旋回方向と反対方向に作用する遠心力を受けて右方向に移動しようとする。本実施の形態においては、仕切板61が、車両左右方向における右側の部分の高さが低く、車両左右方向における左側の部分の高さが高くなるように傾斜している。キャッチタンク50に貯留されている潤滑油66が右方向に移動しようとしたとしても、仕切板61が、潤滑油66の右方向への移動を阻止するような抵抗を形成する。潤滑油66が仕切板61を乗り越えて右方向に移動することは抑制される。
潤滑油66がキャッチタンク50から溢れてこぼれ落ちることは抑制される。したがって、キャッチタンク50からケーシング49内に流入する潤滑油66の量はほとんど増加することがない。ケーシング49の内周底面49aに貯留されている潤滑油66は、旋回方向と反対方向に作用する遠心力を受けて右方向に移動する場合があるが、その量は(次述する比較例の場合に比べて)少ない。したがって本実施の形態のハイブリッド車両21においては、左旋回走行時であっても、潤滑油66がモータMG3に接触する量を少なくすることが可能となる。
[比較例]
図6に示すキャッチタンク50Zにおいては、仕切板61が、タンク本体51の底部51dに対して垂直な方向に起立するように設けられている。図6に示すように、右旋回走行時には、潤滑油66はモータMG3から遠ざかる方向に移動するため、潤滑油66がキャッチタンク50Zから溢れてこぼれ落ちたとしても、モータMG3に接触することはほとんどない。
図7を参照して、左旋回走行時、キャッチタンク50Zに貯留されている潤滑油66は、右方向に移動しようとする。比較例における仕切板61は、潤滑油66の右方向への移動を阻止するような抵抗を形成することはほとんどない。潤滑油66が仕切板61を乗り越えて、右方向に移動することはほとんど抑制できない。抵抗や摩擦熱の増加を抑制することは難しいと言える。
[変形例]
上述の実施の形態では、動力伝達装置をハイブリッド車両21に適用しているが、これに限らず、手動変速機、自動変速機、CVT(Continuously Variable Transmission)を有する動力伝達装置を備えた車両に適用してもよい。上述の実施の形態では、デファレンシャルリングギヤ40aおよびカウンタドリブンギヤ46によって掻き上げられた潤滑油をキャッチタンクに貯留しているが、デファレンシャルリングギヤ40aおよびカウンタドリブンギヤ46の何れか一方から掻き上げられた潤滑油をキャッチタンクに貯留するような構成であってもよい。
以上、実施の形態について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
21 ハイブリッド車両、22a,22b 前輪、23a,23b 後輪、24 エンジン、25 クランクシャフト、26 ダンパー、27,40c ピニオンギヤ、28 キャリア、29 プラネタリギヤ、30 サンギヤ、31 リングギヤ、31a リングギヤ軸、32 減速ギヤ、33a,33b 前軸、34,41 ギヤ機構、35,36,42 インバータ、37 バッテリ、38 モータシャフト、39a,39b 後軸、40 デファレンシャルギヤ、40a デファレンシャルリングギヤ、40b サイドギヤ、43 ロータ、44 カウンタドライブギヤ、45 カウンタシャフト、46 カウンタドリブンギヤ、46m 歯車、47 デファレンシャルピニオンギヤ、49 ケーシング、49a 内周底面、49b 内周上面、50,50Z キャッチタンク、51 タンク本体、51a 開口部、51b,51c 導入部、51d 底部、56 ブリーサ装置、61 仕切板、62 貯留室、63 穴、64 隙間、66 潤滑油、B,F,L,R 矢印、MG1,MG2 モータ、MG3 モータ(駆動源)。

Claims (1)

  1. 潤滑油を貯留するケーシングと、
    前記ケーシングに収納された歯車および駆動源と、
    前記歯車の上方に位置するように前記ケーシング内の上部に設けられ、前記歯車によって掻き上げられた潤滑油を捕捉するキャッチタンクと、を備え、
    前記キャッチタンクは、
    潤滑油の導入部を有し、上方側に開口部が形成されたタンク本体と、
    前記タンク本体内に設けられ、前記タンク本体とともに前記タンク本体内を複数の貯留室に仕切る複数の仕切板と、を含み、
    前記駆動源は、前記ケーシングの中で車両左右方向における一方側に寄った位置に配置されており、
    複数のうちの少なくとも1枚の前記仕切板は、車両左右方向における前記一方側の部分の高さが低く、車両左右方向における他方側の部分の高さが高くなるように傾斜している、
    車両用動力伝達装置の潤滑構造。
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