JP2017132547A - 無菌充填装置及びその浄化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリフォーム又は容器の流れに沿って、その上流側から下流側へと内容物充填ステーションを含む各種ステーションを順に設け、各種ステーションをチャンバーで覆うことにより無菌充填装置を構成し、内容物充填ステーションについてCIPを兼ねたSIPを行い、このSIPと同時に内容物充填ステーションについてCOP及びSOPの一方又は双方を所定の順序で行う。
【選択図】図4
Description
される。
また、一実施形態に係る発明は、ホイール列の各ホイール(12,13,9,17等)の回転によるプリフォーム又は容器(3)の流れに沿って、その上流側から下流側へと内容物充填ステーション(6)を含む各種ステーションを順に設け、各種ステーションをチャンバー(20,21,56)で覆うことにより無菌充填装置を構成し、内容物充填ステーション(6)内のホイール(9)の回転を停止させたうえで内容物充填ステーション(6)について加熱された洗浄液を内容物充填ステーションに循環後、60℃以上に加熱された水を内容物充填ステーションに循環させるCIPを兼ねたSIP(ステップS1)を行い、このSIP(ステップS1)が終わった直後から内容物充填ステーション(6)を回転させつつ、内容物充填ステーション(6)についてCOP及びSOP(ステップS2)の一方又は双方を所定の順序で行う無菌充填装置の浄化方法を採用する。
また、一実施形態に係る発明は、内容物充填ステーション(6)についてのSOP(ステップS2)と他のステーション(5,7,53)についてのSOP(ステップS4,S5,S6)とを、内容物充填ステーション(6)についてのSIP(ステップS1)が終わった直後から段階的に行うものとすることができる。
また、一実施形態に係る発明は、内容物充填ステーション(6)についてのSOP(ステップS2)と他のステーション(5,7,53)についてのSOP(ステップS4,S5,S6)とを、内容物充填ステーション(6)についてのSIP(ステップS1)が終わった直後から並行して行うものとすることができる。
また、一実施形態に係る発明は、SOPが熱水又は殺菌剤の吹き付けと無菌水の吹き付けとによって行うものとすることができる。
また、一実施形態に係る発明は、ホイール列の各ホイール(12,13,9,17等)の回転によるプリフォーム又は容器(3)の流れに沿って、その上流側から下流側へと内容物充填ステーション(6)を含む各種ステーションが順に設けられ、各種ステーション(5,6,7,53)がチャンバー(20,21,56)で覆われた無菌充填装置において、内容物充填ステーション(6)内のホイール(9)の回転を停止させたうえで内容物充填ステーション(6)について、加熱された洗浄液を内容物充填ステーションに循環後、60℃以上に加熱された水を内容物充填ステーションに循環させるCIPを兼ねたSIP(ステップS1)が行われ、このSIP(ステップS1)が終わった直後から内容物充填ステーション(6)内のホイール(9)を回転させつつ、内容物充填ステーション(6)についてCOP及びSOP(ステップS2)の一方又は双方が所定の順序で行われるようにした無菌充填装置を採用する。
また、一実施形態に係る発明は、内容物充填ステーション(6)についてのSOP(ステップS2)と他のステーション(5,7,53)についてのSOP(ステップS4,S5,S6)とが、内容物充填ステーション(6)についてのSIP(ステップS1)が終わった直後から段階的に行われるようにしたものとすることができる。
また、一実施形態に係る発明は、内容物充填ステーション(6)についてのSOP(ステップS2)と他のステーション(5,7,53)についてのSOP(ステップS4,S5,S6)とが、内容物充填ステーション(6)についてのSIP(ステップS1)が終わった直後から並行して行われるようにしたものとすることができる。
また、一実施形態に係る発明は、SOPが熱水又は殺菌剤の吹き付けと無菌水の吹き付けとによって行われるものとすることができる。
図1に示すように、この無菌充填装置は、プリフォーム1を所定の間隔で順次供給するプリフォーム供給ステーション2と、プリフォーム1を容器であるボトル3(図3参照)に成形する容器成形ステーション4と、成形されたボトル3を殺菌する容器殺菌ステーション5と、殺菌されたボトル3に飲料等の内容物を充填する内容物充填ステーション6と、内容物が充填されたボトル3を密封する容器密封ステーション7とを備える。
各種機器の外面、(ii)チャンバー20内の容器殺菌ステーション5の各種機器の外面、(iii)チャンバー21内の容器密封ステーション7の各種機器の外面、(iv)キャップ殺菌ステーション53におけるチャンバー56内の各種機器の外面について、SOP又はCOP(ステップS3)が行われる。
図6に示すように、この実施の形態2では、実施の形態1におけると同様にしてSIP(ステップS1)及び過酸化水素水の噴霧によるSOP又はCOP(ステップS3)が行われ、過酢酸水溶液と無菌水の吹き付けによるSOP又はCOP(ステップS2,S4,S5,S6)も内容物充填ステーション6、容器密封ステーション7、容器殺菌ステーション5、キャップ殺菌ステーション53について段階的に行われる。
図7に示すように、この実施の形態3では、実施の形態1におけると同様にしてSIP(ステップS1)及び過酸化水素水の噴霧によるSOP又はCOP(ステップS3)が実施されるが、過酢酸水溶液と無菌水の吹き付けによるSOP又はCOP(ステップS2,S4,S5,S6)は、内容物充填ステーション6、容器密封ステーション7、容器殺菌ステーション5及びキャップ殺菌ステーション53について、同時に実施される。
5…容器殺菌ステーション
6…内容物充填ステーション
7…容器密封ステーション
9,12,13,17…ホイール
20,21,56…チャンバー
32…充填ノズル
51…蓋(キャップ)
53…蓋殺菌ステーション(キャップ殺菌ステーション)
Claims (8)
- プリフォーム又は容器の流れに沿って、その上流側から下流側へと内容物充填ステーションを含む各種ステーションを順に設け、各種ステーションをチャンバーで覆うことにより無菌充填装置を構成し、内容物充填ステーションについてCIPを兼ねたSIPを行い、このSIPと同時に内容物充填ステーションについてCOP及びSOPの一方又は双方を所定の順序で行うことを特徴とする無菌充填装置の浄化方法。
- 請求項1に記載の無菌充填装置の浄化方法において、
前記内容物充填ステーションについてのCOP及びSOPの一方又は双方は、前記内容物充填ステーション内のホイールの回転を停止させて行うことを特徴とする無菌充填装置の浄化方法。 - 請求項1又は2に記載の無菌充填装置の浄化方法において、前記内容物充填ステーション内のホイールと他のステーション内のホイールとの間にホイール間の動力の伝達を断続するクラッチを設けておき、前記内容物充填ステーション内のホイールの回転を停止させる際、このクラッチを切るようにしたことを特徴とする無菌充填装置の浄化方法。
- 請求項1又は2に記載の無菌充填装置の浄化方法において、ホイール列のホイールを自転用サーボモータによって各々独自に回転可能にしておき、前記内容物充填ステーション内のホイールの回転を停止させる際、該当する自転用サーボモータを停止させるようにしたことを特徴とする無菌充填装置の浄化方法。
- プリフォーム又は容器の流れに沿って、その上流側から下流側へと内容物充填ステーションを含む各種ステーションが順に設けられ、各種ステーションがチャンバーで覆われた無菌充填装置において、内容物充填ステーションについてCIPを兼ねたSIPが行われ、このSIPと同時に内容物充填ステーションについてCOP及びSOPの一方又は双方が所定の順序で行われるようにしたことを特徴とする無菌充填装置。
- 請求項5に記載の無菌充填装置において、
前記内容物充填ステーションについてのCOP及びSOPの一方又は双方は、前記内容物充填ステーション内のホイールの回転を停止させて行うことを特徴とする無菌充填装置。 - 請求項5又は6に記載の無菌充填装置において、前記内容物充填ステーション内のホイールと他のステーション内のホイールとの間にホイール間の動力の伝達を断続するクラッチを備え、前記内容物充填ステーション内のホイールの回転を停止させる際、このクラッチを切るようにしたことを特徴とする無菌充填装置。
- 請求項5又は6に記載の無菌充填装置において、ホイール列のホイールを自転用サーボモータによって各々独自に回転可能にしておき、前記内容物充填ステーション内のホイールの回転を停止させる際、該当する自転用サーボモータを停止させるようにしたことを特徴とする無菌充填装置。
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