JP2017119479A - 車体前部可変構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両前方からの衝突荷重に対する車体前部によるエネルギー吸収性能を確保しつつ、フロントサイドメンバ周辺における部品のレイアウトの自由度を確保することができる車体前部可変構造を得る。
【解決手段】クラッシュボックス18の車両幅方向外側にエアバッグ装置26が配置されている。エアバッグ装置26は、車両10の微小ラップ衝突時において、クラッシュボックス18の車両幅方向外側に車両幅方向及び車両上下方向に延在する前面部32A2を形成可能とされている。このため、車両10の微小ラップ衝突時に、衝突体46による衝突荷重が前面部32A2で支持されると共に、衝突荷重をクラッシュボックス18に伝達させることができる。一方、前面部32A2が形成されていない状態では、エアバッグ装置26はエアバッグ32が折り畳まれた収納状態で配置されており、フロントサイドメンバ16の周辺にはスペースが確保されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体前部可変構造に関する。
下記特許文献1には、車体前部構造に関する発明が開示されている。この車体前部構造では、フロントサイドメンバの前端部における車両幅方向外側に、このフロントサイドメンバの車両前方側に配置されたクラッシュボックスを補強する補強構造が配置されている。詳しくは、この補強構造は、補強部材と、クラッシュボックスに架け渡されたバンパリインフォースメントに向かって補強部材を移動させることが可能なアクチュエータとを含んで構成されている。また、アクチュエータは、フロントサイドメンバよりも車両幅方向外側での前面衝突(以下、「微小ラップ衝突」と称する)や車両前部に対する車両斜め前方側からの衝突体の衝突(以下、「斜突」と称する)が検知又は予知されると作動するように構成されている。このため、車両が微小ラップ衝突又は斜突する場合には、補強部材がアクチュエータによって、バンパリインフォースメントに接触又は近接されるまで移動し、クラッシュボックスを補強することができる。その結果、微小ラップ衝突又は斜突に対する車体前部のエネルギー吸収性能が確保される。一方、車両がフルラップ衝突する場合すなわち正突する場合には、アクチュエータは作動しないため、クラッシュボックスによるエネルギー吸収に対して、補強構造は、影響を与えることがない。したがって、下記特許文献1に記載された先行技術では、車両前方からの衝突荷重に対する車体前部のエネルギー吸収性能を確保することができる。
特開2015−96391号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された先行技術による場合、上述したように、フロントサイドメンバの周辺に補強部材及びアクチュエータが配置されている。このため、フロントサイドメンバの周辺に配置されるランプやウォッシャータンクといった部品のレイアウトに制約を受けることが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、車両前方からの衝突荷重に対する車体前部によるエネルギー吸収性能を確保しつつ、フロントサイドメンバ周辺における部品のレイアウトの自由度を確保することができる車体前部可変構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、車両前後方向を長手方向として配置されたフロントサイドメンバと、前記フロントサイドメンバの車両前方側の端部に取り付けられると共に車両前方側からの衝突荷重によって軸圧縮変形可能なクラッシュボックスと、車両幅方向に延在すると共に前記クラッシュボックスの車両前方側に配置され、当該クラッシュボックスに取り付けられたバンパリインフォースメントと、前記フロントサイドメンバの車両前方側の部分及び前記クラッシュボックスの少なくとも一方の車両幅方向外側に収納状態で配置され、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時において前記一方の車両幅方向外側に車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部を形成可能な幅方向展開部と、を有している。
請求項1に記載の本発明によれば、車両前方側から衝突荷重がバンパリインフォースメントに入力されると、当該衝突荷重がクラッシュボックスに伝達され、当該クラッシュボックスが軸圧縮変形することで当該衝突荷重が吸収される。
ところで、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時、特に微小ラップ衝突時には、衝突体がフロントサイドメンバよりも車両幅方向外側で車体前部に衝突するため、当該衝突体による衝突荷重をクラッシュボックスやフロントサイドメンバで受けることが困難となる。つまり、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時における衝突荷重をクラッシュボックスやフロントサイドメンバで受けるには、当該衝突荷重をクラッシュボックスやフロントサイドメンバに伝達可能な部材を配置することが好ましい。しかしながら、このような部材をフロントサイドメンバの周辺に配置すると、フロントサイドメンバの周辺に配置されるランプやウォッシャータンクといった部品のレイアウトに制約を受けることが考えられる。
ここで、本発明では、フロントサイドメンバの車両前方側の部分及びクラッシュボックスの少なくとも一方の車両幅方向外側に幅方向展開部が収納状態で配置されている。そして、幅方向展開部は、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時(微小ラップ衝突又は斜突の予知時も含む)において、当該幅方向展開部が設けられた方の車両幅方向外側に車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部を形成可能とされている。このため、幅方向展開部が設けられた側における車両の微小ラップ衝突時又は斜突時に、衝突体による衝突荷重が幅方向展開部の幅方向側展開面部で支持されると共に、当該衝突荷重をクラッシュボックスやフロントサイドメンバに伝達させることができる。一方、幅方向側展開面部が形成されていない状態では、幅方向展開部は収納状態で配置されており、フロントサイドメンバの周辺にはスペースが確保されている。
請求項2に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、請求項1に記載の発明において、前記幅方向展開部は、前記クラッシュボックスに取り付けられている。
請求項2に記載の本発明によれば、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時において、クラッシュボックスの車両幅方向外側に幅方向側展開面部が形成され、当該幅方向側展開面部で支持された衝突荷重がクラッシュボックスに伝達される。
請求項3に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記幅方向展開部は、前記フロントサイドメンバに取り付けられている。
請求項3に記載の本発明によれば、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時において、フロントサイドメンバの車両前方側の部分における車両幅方向外側に幅方向側展開面部が形成され、当該幅方向側展開面部で支持された衝突荷重がフロントサイドメンバの車両前方側の部分に伝達される。
請求項4に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記クラッシュボックスにおける車両上方側及び車両下方側の少なくとも一方側に収納状態で配置され、車両の正突時において当該クラッシュボックスの当該一方側に車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する上下方向側展開面部を形成可能な上下方向展開部をさらに有している。
請求項4に記載の本発明によれば、クラッシュボックスにおける車両上方側及び車両下方側の少なくとも一方側に上下方向展開部が配置されている。そして、上下方向展開部は、車両の正突時において、クラッシュボックスから当該上下方向展開部に向かう方向に、車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する上下方向側展開面部を形成可能とされている。このため、車両の正突時に、衝突体による衝突荷重が上下方向展開部の上下方向側展開面部で支持され、クラッシュボックスに衝突荷重を支持可能な部材を配置しない場合と比し、当該衝突体との接触面積を大きくすることができる。しかも、上下方向展開部は、上下方向側展開面部が形成されていない状態では、収納状態で配置されており、クラッシュボックスの周辺にはスペースが確保されている。
請求項5に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記幅方向展開部は、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時に作動することによりガスを発生する幅方向側ガス発生手段と、折り畳まれた状態で配置され、当該幅方向側ガス発生手段から供給されたガスによって車両幅方向外側に膨張展開されて車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部を形成可能な幅方向側エアバッグとを有する幅方向側エアバッグ装置とされている。
請求項5に記載の本発明によれば、幅方向展開部は、幅方向側ガス発生手段と幅方向側エアバッグとを有する幅方向側エアバッグ装置とされている。そして、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時には、幅方向側ガス発生手段が作動してガスが発生し、当該ガスは折り畳まれた状態で配置された幅方向側エアバッグに供給される。その結果、ガスが供給された幅方向側エアバッグは、車両幅方向外側に膨張展開されて、当該幅方向側エアバッグには、車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部が形成される。
請求項6に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、請求項4又は請求項4を引用する請求項5に記載の発明において、前記上下方向展開部は、車両の正突時に作動することによりガスを発生する上下方向側ガス発生手段と、折り畳まれた状態で配置され、当該上下方向側ガス発生手段から供給されたガスによって車両上下方向に膨張展開されて車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する上下方向側展開面部を形成可能な上下方向側エアバッグとを有する上下方向側エアバッグ装置とされている。
請求項6に記載の本発明によれば、上下方向展開部は、上下方向側ガス発生手段と上下方向側エアバッグとを有する上下方向側エアバッグ装置とされている。そして、車両の正突時には、上下方向側ガス発生手段が作動してガスが発生し、当該ガスは折り畳まれた状態で配置された上下方向側エアバッグに供給される。その結果、ガスが供給された上下方向側エアバッグは、車両幅方向外側に膨張展開されて、当該幅方向側エアバッグには、車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部が形成される。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、車両前方からの衝突荷重に対する車体前部によるエネルギー吸収性能を確保しつつ、フロントサイドメンバ周辺における部品のレイアウトの自由度を確保することができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時において、衝突初期の衝突荷重の吸収効率を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時において、衝突荷重がフロントサイドメンバに伝達される確度を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、クラッシュボックス周辺における部品のレイアウトの自由度を確保しつつ、車両の正突時において、衝突荷重の反力が衝突体に対して局部的に作用することを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項5に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時において、早期に衝突荷重を支持する支持面を形成することができるという優れた効果を有する。
請求項6に記載の本発明に係る車体前部可変構造は、車両の前突時において、早期に衝突荷重を支持する支持面を形成することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車体前部可変構造の構成を模式的に示す車両上方側から見た図3の拡大部分断面図である。 第1実施形態に係る車体前部可変構造の要部の構成を模式的に示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る車体前部可変構造の構成を模式的に示す車両上方側から見た平面図である。 第1実施形態に係る車体前部可変構造の微小ラップ衝突時の状態を模式的に示す車両上方側から見た平面図である。 第1実施形態の変形例に係る車体前部可変構造の構成を模式的に示す車両上方側から見た平面図である。 第2実施形態に係る車体前部可変構造の構成を模式的に示す車両上方側から見た平面図である。 第3実施形態に係る車体前部可変構造の構成を模式的に示す車両上方側から見た平面図である。 第3実施形態に係る車体前部可変構造の構成を模式的に示す車両幅方向外側から見た側面図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係る車体前部可変構造の第1実施形態について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
まず、図3を用いて、本実施形態に係る車体前部可変構造が適用された「車両10」の車体12の車両前方側に部分を構成する「車体前部14」の概略構成について説明する。なお、本実施形態では、車体12は基本的に左右対称の構成とされているため、車体12の車両幅方向左側の部分の構成を中心に説明していくこととする。
車体前部14は、左右一対の「フロントサイドメンバ16」、フロントサイドメンバ16に取り付けられた「クラッシュボックス18」及びクラッシュボックス18同士に架け渡された「バンパリインフォースメント20」(以下、バンパR/F20と称する)を含んで構成されている。
フロントサイドメンバ16は、車体12の骨格を構成すると共に、全体では車両前後方向に延在しており、車両前後方向に見て矩形枠状の閉断面を成す閉断面構造とされている。このフロントサイドメンバ16は、その車両前方側の部分を構成しかつ車両前後方向に直線的に延在する前部16Aと、当該前部16Aと連続しかつ車両後方下側に向って傾斜して設けられた図示しないキック部とを含んで構成されている。
クラッシュボックス18は、車両前後方向に延在する四角筒状に形成された衝撃吸収部18Aと、当該衝撃吸収部18Aの車両後方側の端部から車両上下方向に沿って延設された板状の取付部18Bとを含んで、アルミニウム合金の押し出し材で一体に形成されている。このクラッシュボックス18は、車両前方からの衝突荷重の入力によって、衝撃吸収部18Aが軸圧縮変形するように構成されている。そして、クラッシュボックス18は、その取付部18Bが、後述するインフレータ28のフランジ部38を介した状態で、フロントサイドメンバ16の「車両前方側の端部16B」に設けられたフランジ部16Cにボルト22等の取付手段によって取り付けられることで固定されている。なお、ボルト22は、フロントサイドメンバ16のフランジ部16Cにおける車両後方側の面に設けられたウエルドナット24に螺合されている。
バンパR/F20は、車両幅方向を長手方向として配置されると共に、その長手方向に見た断面視で矩形枠状の閉断面構造とされたアルミニウム合金の押し出し材によって構成されている。このバンパR/F20は、その全体を図示してはいないが、平面視で、その車両幅方向の中央部が車両前方側に凸となるように湾曲された構成とされている。そして、バンパR/F20は、その車両幅方向の端部20Aが、クラッシュボックス18の車両前方側の端部18Cに図示しないボルト等の取付手段や溶接等の接合部によって取り付けられることで固定されている。
ここで、本実施形態では、車体前部14に「幅方向展開部」並びに「幅方向側エアバッグ装置」としてのエアバッグ装置26が設けられていることに特徴がある。以下、本実施形態の要部を構成するエアバッグ装置26の構成について詳細に説明していくこととする。
図1及び図2に示されるように、エアバッグ装置26は、「幅方向側ガス発生手段」としてのインフレータ28、ガスガイド管30及び「幅方向側エアバッグ」としてのエアバッグ32を含んで構成されている。インフレータ28は、基本的にはシリンダタイプとされており、円柱状の本体部34、ガス噴出部36及びフランジ部38を含んで構成されると共に、その長手方向を車両前後方向として配置されている。本体部34の内部には、図示しないスクイブ(点火装置)が配置されると共に、燃焼することにより大量のガスを発生するガス発生剤が充填されている。一方、フランジ部38は、板厚方向を車両前後方向とされた矩形板状の鋼材で構成されると共に本体部34に一体的に設けられており、クラッシュボックス18の取付部18B及びフロントサイドメンバ16のフランジ部16Cに挟持された状態となっている。そして、インフレータ28は、フロントサイドメンバ16に取り付けられた状態において、ガス噴出部36が車両前方側とされてガスガイド管30に挿入されると共に、本体部34の主な部分がフロントサイドメンバ16の前部16Aの内部に配置されている。
ガスガイド管30は、円筒が車両上方側から見てL字状に曲げられた形状の本体部30Aと、当該本体部30Aの車両後方側の端部30A1に一体に設けられた円板状の底壁部30Bとを含んで構成されている。また、底壁部30Bには、インフレータ28のガス噴出部36を挿通可能な被挿通部40が形成されており、当該ガス噴出部36は、当該被挿通部40からガスガイド管30の本体部30Aの内部に挿入されている。一方、ガスガイド管30の本体部30Aの車両幅方向外側の端部30A2は、クラッシュボックス18の衝撃吸収部18Aにおける車両幅方向外側を構成する外側壁部18A1に形成された被挿通部42から、エアバッグ32の内部に挿入されている。そして、インフレータ28は、図示しない衝突検知部によって車両10の微小ラップ衝突が検知された場合に、ガス噴出部36からガスガイド管30を経由して、エアバッグ32の内部にガスを供給するように構成されている。
詳しくは、衝突検知部は、左右一対のフロントサイドメンバ16の端部16Bにそれぞれ配設されたフロントサテライトセンサ(以下、「FSセンサ」と称する)と、センタコンソールの車両下方側の車体フロアに配設されたフロアGセンサとを含んで構成されている。
そして、左右のFSセンサによって略同等でかつ所定の閾値を超える加速度が検出されれば、車両10が正突したと判断することができる。また、左右のFSセンサの何れか一方側のみで、所定の閾値以上の大きな加速度が検出された場合は、車両10がオフセット衝突したと判断することができる。さらに、基準となる閾値を予め複数設定しておき、左右のFSセンサのいずれか一方側のみで、より高い方の閾値を超える加速度を検出した場合には、検出されたFSセンサ側で微小ラップ衝突が発生したと判断することができる。また、左右のFSセンサとフロアGセンサとによってそれぞれ検出された加速度の波形から斜突したか否かを判断することができる。なお、上述した衝突検知部は、一例として加速度センサを使った衝突判定システムを採用したが、これに限らず、他の手法によって衝突形態を判定してもよい。
エアバッグ32は、鋼板やアルミニウム板等の金属板がプレス加工されることで構成された所謂メタルエアバッグとされている。詳しくは、エアバッグ32は、図4にも示されるように、膨張展開された状態において直方体状の箱型となる本体部32Aと、当該本体部32Aの車両前後方向両端部に設けられた矩形板状の取付部32Bとを含んで構成されている。そして、取付部32Bに設けられた図示しない被挿通部の車両幅方向外側からボルト44(取付手段)が、当該被挿通部を通ってクラッシュボックス18の外側壁部18A1に設けられた図示しない雌ねじ部に螺合されている。これにより、エアバッグ32がクラッシュボックス18の車両幅方向外側に取り付けられている。
なお、エアバッグ32の本体部32Aは、製造工程において折込部32A1が設けられた状態で圧潰されることで矩形板状に折り畳まれており、エアバッグ32は、本体部32Aが折り畳まれた収納状態でクラッシュボックス18に取り付けられている。また、エアバッグ32は、その内部にインフレータ28からガスが供給されると車両幅方向外側に膨張展開されるように配置されている。そして、膨張展開された状態の本体部32Aには、車両前方側から見て、車両幅方向及び車両上下方向に延在する「幅方向側展開面部」としての前面部32A2が形成されている。
(本実施形態の作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態では、車両前方側から衝突荷重がバンパR/F20に入力されると、当該衝突荷重がクラッシュボックス18に伝達され、当該クラッシュボックス18が軸圧縮変形することで当該衝突荷重が吸収される。
ところで、図4に示されるように、車両10の微小ラップ衝突時には、衝突体46がフロントサイドメンバ16よりも車両幅方向外側で車体前部14に衝突する。このため、衝突体46による衝突荷重をクラッシュボックス18やフロントサイドメンバ16で受けることが困難となる。つまり、車両10の微小ラップ衝突時における衝突荷重をクラッシュボックス18やフロントサイドメンバ16で受けるには、当該衝突荷重をクラッシュボックス18やフロントサイドメンバ16に伝達可能な部材を配置することが好ましい。しかしながら、このような部材をフロントサイドメンバ16の周辺に配置すると、フロントサイドメンバ16の周辺に配置されるランプやウォッシャータンクといった部品のレイアウトに制約を受けることが考えられる。
ここで、本実施形態では、クラッシュボックス18の車両幅方向外側にエアバッグ装置26が配置されている。そして、エアバッグ装置26は、車両10の微小ラップ衝突時において、クラッシュボックス18の車両幅方向外側に車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する前面部32A2を形成可能とされている。このため、車両10の微小ラップ衝突時に、衝突体46による衝突荷重がエアバッグ装置26の前面部32A2で支持されると共に、当該衝突荷重をクラッシュボックス18に伝達させることができる。一方、幅方向側展開面部が形成されていない状態では、エアバッグ装置26はエアバッグ32が折り畳まれた収納状態で配置されており、フロントサイドメンバ16の周辺にはスペースが確保されている。したがって、本実施形態では、車両前方からの衝突荷重に対する車体前部14によるエネルギー吸収性能を確保しつつ、フロントサイドメンバ16周辺における部品のレイアウトの自由度を確保することができる。
また、本実施形態では、上述したように、クラッシュボックス18の車両幅方向外側にエアバッグ32の前面部32A2が形成され、当該前面部32A2で支持された衝突荷重がクラッシュボックス18に伝達される。このため、車両10の微小ラップ衝突時において、衝突初期の衝突荷重の吸収効率を向上させることができる。なお、エアバッグ32には、図示しないベントホールが設けられており、膨張展開された状態で潰れてもエアバッグ32の内圧の上昇が抑制される構成となっている。したがって、エアバッグ32によってクラッシュボックス18の軸圧縮変形が阻害されることはない。
さらに、本実施形態では、車両の微小ラップ衝突時には、インフレータ28が作動してガスが発生し、当該ガスは折り畳まれた状態で配置されたエアバッグ32に供給される。その結果、ガスが供給されたエアバッグ32は、車両幅方向外側に膨張展開されて、当該エアバッグ32には、車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する前面部32A2が形成される。したがって、本実施形態では、車両10の微小ラップ衝突時において、電動のアクチュエータ等で部材を駆動させて衝突荷重を支持する支持面を形成する場合と比し、早期に当該支持面を形成することができる。
<第1実施形態の変形例>
次に、図5を用いて第1実施形態の変形例について説明する。この変形例では、エアバッグ32が膨張展開された状態において、当該エアバッグ32は、車両上方側から見て車両前方側から車両後方側に向かうに従って縮幅された三角形状、すなわち全体では三角柱状となるように構成されている。なお、この変形例では、膨張展開された状態のエアバッグ32の前面部32A2が、車両上下方向に見て、車両前方内側から車両後方外側に向かって傾斜しているものの、車両前方側から見れば、車両幅方向及び車両上下方向に延在している。したがって、本実施形態でも上述した第1実施形態と同様の作用並びに効果を奏することができる。また、このような構成によれば、膨張展開された状態のエアバッグ32の容積の増加を抑制しつつ、前面部32A2の面積を大きくすることができる。
<第2実施形態>
次に、図6を用いて本発明の第2実施形態に係る車体前部可変構造について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については、同一の番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、フロントサイドメンバ16の車両前方側の部分、具体的には、前部16Aの車両前後方向中央部よりも車両前方側の部分に、幅方向側エアバッグ装置としてのエアバッグ装置50が設けられている点に特徴がある。
このエアバッグ装置50は、基本的には、上述したエアバッグ装置26と同様の構成とされているものの、インフレータ28が、そのガス噴出部36を車両後方側として配置されている。また、ガスガイド管30も車両幅方向外側の端部30A2が、フロントサイドメンバ16の車両幅方向外側を構成する外側壁部16Dに形成された図示しない被挿通部から、幅方向側エアバッグとしてのエアバッグ52の内部に挿入されている。
一方、エアバッグ52は、その取付部52Aがボルト44でフロントサイドメンバ16の外側壁部16Dに取り付けられることで固定されると共に、その本体部52Bが車両幅方向外側に膨張展開されるように配置されている。また、エアバッグ52の本体部52Bは、製造工程において折込部52B1が設けられた状態で圧潰されることで矩形板状に折り畳まれており、エアバッグ52は本体部52Bが折り畳まれた収納状態でフロントサイドメンバ16に取り付けられている。さらに、エアバッグ52は、膨張展開された状態において、その本体部52Bが車両上方側から見て車両前方側から車両後方側に向かうに従って縮幅された直角三角形状、すなわち全体では三角柱状となるように構成されている。なお、本実施形態でも、膨張展開された状態の本体部52Bには、車両前方側から見て、車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部としての前面部52B2が形成されている。
このような構成によれば、車両10の微小ラップ衝突時において、フロントサイドメンバ16の車両前方側の部分における車両幅方向外側に前面部52B2が形成され、当該前面部52B2で支持された衝突荷重がフロントサイドメンバ16の車両前方側の部分に伝達される。したがって、本実施形態では、衝突荷重がフロントサイドメンバ16に伝達される確度を向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、図7及び図8を用いて本発明の第3実施形態に係る車体前部可変構造について説明する。なお、上述した第1実施形態及び第2実施形態と同一構成部分については、同一の番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、上述したエアバッグ装置26及びエアバッグ装置50の両方を備えている。なお、インフレータ28は、それぞれに対応したものを配置してもよいし、ガスガイド管30の形状を変更して、一つのインフレータ28からのガスをエアバッグ32、52に分岐させて供給する構成としてもよい。また、クラッシュボックス18の車両上方側には、「上下方向展開部」及び「上下方向側エアバッグ装置」としてのエアバッグ装置60が配置されている。一方、クラッシュボックス18の車両下方側には、上下方向展開部及び上下方向側エアバッグ装置としてのエアバッグ装置62が配置されている。なお、図7では、構成を理解しやすくするため、エアバッグ装置60、62を図示していない。
具体的には、エアバッグ装置60、62は、エアバッグ装置26と同様の構成とされており、エアバッグ32と「上下方向側ガス発生手段」としてのインフレータ28とを備えているものの、エアバッグ32の配置が異なっている。詳しくは、エアバッグ装置60の「上下方向側エアバッグ」としてのエアバッグ32は、その取付部32Bがボルト44でクラッシュボックス18の衝撃吸収部18Aにおける車両上方側を構成する上側壁部18A2に取り付けられることで固定されている。そして、エアバッグ装置60のエアバッグ32は、その本体部32Aが車両上方側に膨張展開されるように配置されており、膨張展開された状態の本体部32Aにおける前面部32A2は、「上下方向側展開面部」として機能する。なお、エアバッグ32が取り付けられたクラッシュボックス18の上側壁部18A2は、車両幅方向に見て、車両後方上側から車両前方下側に向かって傾斜している。
一方、エアバッグ装置62の上下方向側エアバッグとしてのエアバッグ32は、その取付部32Bがボルト44でクラッシュボックス18の衝撃吸収部18Aにおける車両下方側を構成する下側壁部18A3に取り付けられることで固定されている。そして、エアバッグ装置62のエアバッグ32は、その本体部32Aが車両幅下方側に膨張展開されるように配置されており、膨張展開された状態の本体部32Aにおける前面部32A2は、上下方向側展開面部として機能する。
また、本実施形態では、FSセンサを備えた衝突検知部に代えて、図示しないステレオカメラ等を含んで構成された衝突予知部を備えている。具体的には、衝突予知部は、ステレオカメラで車両10の車両前方側を撮影して、車両10へ接近する衝突体46を検出し、車両10の衝突を予知可能でかつ当該衝突の衝突形態を検知可能な構成とされている。なお、衝突予知部には、ミリ波レーダー等を用いてもよい。
このような構成によれば、衝突予知部で車両10の衝突が予知されると、当該衝突予知部で検知された衝突形態に応じてエアバッグ装置26、50、60、62が作動する。具体的には、車両10の微小ラップ衝突が予知されるとエアバッグ装置26、50が作動し、車両10の正突が予知されるとエアバッグ装置60、62が作動する。
また、本実施形態では、クラッシュボックス18における車両上方側及び車両下方側にエアバッグ装置60、62が配置されている。そして、エアバッグ装置60、62は、車両10の正突時において、クラッシュボックス18から車両上方側及び車両下方側に、車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する前面部32A2を形成可能とされている。このため、車両10の正突時に、衝突体46による衝突荷重がエアバッグ装置60、62の前面部32A2で支持され、クラッシュボックス18に衝突荷重を支持可能な部材を配置しない場合と比し、当該衝突体46との接触面積を大きくすることができる。しかも、エアバッグ装置60、62は、前面部32A2が形成されていない状態では、収納状態で配置されており、クラッシュボックス18の周辺にはスペースが確保されている。したがって、本実施形態では、クラッシュボックス18周辺における部品のレイアウトの自由度を確保しつつ、車両10の正突時において、衝突荷重の反力が衝突体46に対して局部的に作用することを抑制することができる。また、衝突体46が被追突車両である場合には、車両10の潜り込みを抑制することも可能である。
さらに、本実施形態では、車両10の前突時に、エアバッグ32の展開によってクラッシュボックス18の車両上方側及び車両下方側に前面部32A2が形成される。このため、車両10の前突時において、電動のアクチュエータ等で部材を駆動させて衝突荷重を支持する支持面を形成する場合と比し、早期に当該支持面を形成することができる。
なお、本実施形態では、クラッシュボックス18における車両上方側及び車両下方側にエアバッグ装置60、62を設けたが、車両10の構成に応じてエアバッグ装置60及びエアバッグ装置62の何れか一方を設ける構成としてもよい。
また、本実施形態では、エアバッグ装置26及びエアバッグ装置50のエアバッグ32、52は、別体であったが、エアバッグ32、52を一体にしてもよい。
<上記実施形態の補足説明>
(1) 上述した実施形態では、幅方向側展開面部及び上下方向側展開面部を金属製のエアバッグで形成したが、十分な支持強度が得られれば、布製のエアバッグで幅方向側展開面部及び上下方向側展開面部を形成してもよい。
(2) また、上述した実施形態では、車両10の微小ラップ衝突時にエアバッグ装置26、50を車両10の微小ラップ衝突時に作動させたが、車両10の斜突時にも作動させる構成としてもよい。なお、エアバッグ装置26、50は、車両10の構成に応じて、車両幅方向一方側にのみ設けてもよい。
(3) さらに、上述した実施形態では、幅方向側展開面部及び上下方向側展開面部を形成するために、エアバッグ装置を用いているが、これに限らない。例えば、板状の部材をフロントサイドメンバ16やクラッシュボックス18に回動可能に取り付けると共に、インフレータのガスで伸長するアクチュエータで当該部材を回動させ、幅方向側展開面部及び上下方向側展開面部を形成してもよい。また、衝突予知部の精度に応じて、上記部材を電動のアクチュエータで回動させる構成とすることも可能である。
10 車両
14 車体前部
16 フロントサイドメンバ
16B 端部(フロントサイドメンバの車両前方側の端部)
18 クラッシュボックス
20 バンパリインフォースメント
26 エアバッグ装置(幅方向展開部、幅方向側エアバッグ装置)
28 インフレータ(幅方向側ガス発生手段、上下方向側ガス発生手段)
32 エアバッグ(幅方向側エアバッグ、上下方向側エアバッグ)
32A2 前面部(幅方向側展開面部、上下方向側展開面部)
50 エアバッグ装置(幅方向展開部)
52 エアバッグ(幅方向側エアバッグ)
52B2 前面部(幅方向側展開面部)
60 エアバッグ装置(上下方向展開部、上下方向側エアバッグ装置)
62 エアバッグ装置(上下方向展開部、上下方向側エアバッグ装置)

Claims (6)

  1. 車両前後方向を長手方向として配置されたフロントサイドメンバと、
    前記フロントサイドメンバの車両前方側の端部に取り付けられると共に車両前方側からの衝突荷重によって軸圧縮変形可能なクラッシュボックスと、
    車両幅方向に延在すると共に前記クラッシュボックスの車両前方側に配置され、当該クラッシュボックスに取り付けられたバンパリインフォースメントと、
    前記フロントサイドメンバの車両前方側の部分及び前記クラッシュボックスの少なくとも一方の車両幅方向外側に収納状態で配置され、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時において前記一方の車両幅方向外側に車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部を形成可能な幅方向展開部と、
    を有する車体前部可変構造。
  2. 前記幅方向展開部は、前記クラッシュボックスに取り付けられている、
    請求項1に記載の車体前部可変構造。
  3. 前記幅方向展開部は、前記フロントサイドメンバに取り付けられている、
    請求項1又は請求項2に記載の車体前部可変構造。
  4. 前記クラッシュボックスにおける車両上方側及び車両下方側の少なくとも一方側に収納状態で配置され、車両の正突時において当該クラッシュボックスの当該一方側に車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する上下方向側展開面部を形成可能な上下方向展開部をさらに有する、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車体前部可変構造。
  5. 前記幅方向展開部は、車両の微小ラップ衝突時又は斜突時に作動することによりガスを発生する幅方向側ガス発生手段と、折り畳まれた状態で配置され、当該幅方向側ガス発生手段から供給されたガスによって車両幅方向外側に膨張展開されて車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する幅方向側展開面部を形成可能な幅方向側エアバッグとを有する幅方向側エアバッグ装置とされている、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車体前部可変構造。
  6. 前記上下方向展開部は、車両の正突時に作動することによりガスを発生する上下方向側ガス発生手段と、折り畳まれた状態で配置され、当該上下方向側ガス発生手段から供給されたガスによって車両上下方向に膨張展開されて車両前方側から見て車両幅方向及び車両上下方向に延在する上下方向側展開面部を形成可能な上下方向側エアバッグとを有する上下方向側エアバッグ装置とされている、
    請求項4又は請求項4を引用する請求項5に記載の車体前部可変構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019137361A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 トヨタ自動車株式会社 車両用骨格構造
US11299116B2 (en) 2019-09-06 2022-04-12 Hyundai Motor Company Variable back beam and method of allowing inflator to vary variable back beam in case of collision

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