JP2017118654A - エネルギ安定化装置 - Google Patents

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己喜朗 笹島
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Munetake Ishii
統丈 石井
勇樹 遠藤
Yuki Endo
勇樹 遠藤
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Abstract


【課題】複数種類のエネルギ蓄積装置を効率よく運用する。
【解決手段】電力系統に連系した再生可能エネルギの発電装置が出力する発電電力の変動を抑制するエネルギ安定化装置1は、発電装置から出力される発電電力のうち第1周波数以上の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積可能で、蓄積されたエネルギに応じた電力を発電電力と合わせ電力系統に供給可能な第1エネルギ蓄積装置2と、発電装置から出力される発電電力のうち第1周波数未満の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積可能で、蓄積されたエネルギに応じた電力を発電電力と合わせ電力系統に供給可能で、第1エネルギ蓄積装置よりもエネルギ蓄積容量が大きな第2エネルギ蓄積装置3と、第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を監視する蓄積量監視部4と、蓄積量監視部で監視された第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量に基づいて、第1エネルギ蓄積装置および第2エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を制御する蓄積制御部5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、再生可能エネルギを利用したエネルギ安定化装置に関する。

風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギは、二酸化炭素などの温室効果ガスを軽減できて、地球温暖化を防止でき、放射能汚染の問題もないことから、今後益々利用が進むものと考えられている。

ところが、再生可能エネルギは、一般に、発電量が時間に応じて大きく変動するため、再生可能エネルギを電力系統に連系させようとすると、系統電圧や周波数が大きく変動するおそれがある。

このため、再生可能エネルギを蓄積するエネルギ蓄積装置を設けて、エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を必要に応じて増減させることで、系統電圧や周波数の変動を抑制する技術が提案されている(特許文献1参照)。

特開2015−80378号公報

エネルギ蓄積装置としては、リチウムイオン電池やNaS電池などを用いることが多い。特に、リチウムイオン電池は、蓄電容量が大きく、また数百回の充放電にも耐えうる。しかしながら、再生可能エネルギの中でも、風力発電は発電電力が絶えず変化するため、この発電電力を例えばリチウムイオン電池に蓄電しようすると、絶えず充放電が行われることになり、リチウムイオン電池の寿命が短くなってしまう。

このような背景から、複数種類のエネルギ蓄積装置を組み合わせて、再生可能エネルギを電力系統に連系するハイブリッド型のエネルギ安定化装置が提案されている。従来のハイブリッド型のエネルギ安定化装置では、例えば風力発電からの発電電力を複数の短周期成分と長周期成分に分けて、それぞれ別個のエネルギ蓄積装置に蓄積している。

しかしながら、従来は、発電電力を複数のエネルギ蓄積装置に効率的に割り振る手法が確立されておらず、一方のエネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量が満杯になってしまって、他方のエネルギ蓄積装置に多大な負荷がかかるなどの不具合が生じていた。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、複数種類のエネルギ蓄積装置を効率よく運用可能なエネルギ安定化装置を提供するものである。

上記の課題を解決するために、本発明の一態様では、電力系統に連系した再生可能エネルギの発電装置が出力する発電電力の変動を抑制するエネルギ安定化装置であって、
前記発電装置から出力される発電電力のうち第1周波数以上の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積可能で、蓄積されたエネルギに応じた電力を発電電力と合わせ前記電力系統に供給可能な第1エネルギ蓄積装置と、
前記発電装置から出力される発電電力のうち前記第1周波数未満の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積可能で、蓄積されたエネルギに応じた電力を発電電力と合わせ前記電力系統に供給可能で、前記第1エネルギ蓄積装置よりもエネルギ蓄積容量が大きな第2エネルギ蓄積装置と、
前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を監視する蓄積量監視部と、
前記蓄積量監視部で監視された前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量に基づいて、前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を制御する蓄積制御部と、を備えるエネルギ安定化装置が提供される。

前記蓄積制御部は、前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量が、前記第1エネルギ蓄積装置の最大蓄積量以下の所定の範囲内の蓄積量になるように、前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積量を制御してもよい。

前記第2エネルギ蓄積装置は、前記発電装置から出力される発電電力のうち前記第1周波数未満かつ第2周波数以上の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積してもよい。

前記発電装置から出力される発電電力に応じた発電状態信号をフィルタリングするフィルタを備えてもよく、
前記蓄積制御部は、前記蓄積量監視部で監視された前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量に基づいて前記フィルタの周波数特性を決定する時定数を可変制御して、前記第1周波数と前記第2周波数とを設定してもよい。

前記第1エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の制限回数は、前記第2エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の制限回数よりも多くてもよい。

前記第1エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の応答速度は、前記第2エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の応答速度よりも速くてもよい。

平準化後発電電力の所定期間内の変動率と予め定めた閾値との差分を検出する平準化後発電電力監視部を備え、
前記蓄積制御部は、前記差分と、前記蓄積量監視部で監視された前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量と、に基づいて、前記発電装置の発電電力が平準化されるように、前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を制御してもよい。

前記第1エネルギ蓄積装置は、前記発電装置の発電電力を回転エネルギに変換して蓄積するフライホイール装置、または前記発電電力に応じた電荷を蓄積するキャパシタであってもよい。

前記第2エネルギ蓄積装置は、化学電池であってもよい。

前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置は、互いに種類の異なる化学電池であってもよい。

本発明によれば、複数種類のエネルギ蓄積装置を効率よく運用することができる。

一実施形態によるエネルギ安定化装置の概略構成を示すブロック図。 フライホイール装置の原理を説明する模式的なブロック図。 フィルタの周波数特性を示す図。 (a)は発電装置から出力される発電電力の波形図、(b)は第1エネルギ蓄積装置に蓄積されるエネルギの波形図、(c)は第2エネルギ蓄積装置に蓄積されるエネルギの波形図。 図1の一変形例によるエネルギ安定化装置のブロック図。 平準化後発電電力の変動を示すグラフ。

以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は一実施形態によるエネルギ安定化装置1の概略構成を示すブロック図である。図1のエネルギ安定化装置1は、電力系統に連系した再生可能エネルギの発電装置10が出力する発電電力の変動を抑制するものである。以下では、発電装置10が風力発電装置である例を中心に説明する。風力発電装置は、発電電力が時間に応じて大きく変動することが知られている。本実施形態では、発電装置10の発電電力が時間に応じて大きく変動しても、第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3を有効活用して、発電電力の平準化を図るものである。

図1のエネルギ安定化装置1は、第1エネルギ蓄積装置2と、第2エネルギ蓄積装置3と、蓄積量監視部4と、蓄積制御部5と、第1電力分岐/合流部6と、第2電力分岐/合流部7とを備えている。

第1エネルギ蓄積装置2は、発電装置10から出力される発電電力のうち、第1周波数以上の周波数成分(以下、短周期成分)の電力に応じたエネルギを蓄積可能である。第1エネルギ蓄積装置2に蓄積されたエネルギに応じた電力は、発電電力と合わせて電力系統に供給可能である。

第1エネルギ蓄積装置2は、例えば、フライホイール装置である。フライホイール装置は、発電電力を機械的な回転運動のエネルギに変換して蓄積する。

図2はフライホイール装置11の原理を説明する模式的なブロック図である。図2のフライホイール装置11は、インバータ12と、インバータ12に接続されたモータ/発電機13と、モータ/発電機13の回転軸14とともに回転するフライホイール15と、を有する。インバータ12は、フライホイール15を高速回転させるために、発電装置10から出力される発電電力(平準化後発電電力20)の周波数を変換する交流−交流変換装置である。モータ/発電機13は、インバータ12の出力電力により、回転軸14を回転させる。このとき、モータ/発電機13はモータとして機能する。回転軸14にはフライホイール15が接続されているため、回転軸14が回転することにより、フライホイール15も回転する。これにより、発電電力をフライホイール15の回転エネルギに変換することができる。フライホイール15の回転エネルギは、必要に応じて、回転軸14を介してモータ/発電機13を駆動する電気エネルギとして使用可能である。このとき、モータ/発電機13は発電機として機能する。モータ/発電機13にて生成された発電電力は、平準化後発電電力20として用いられる。

なお、図1の第1エネルギ蓄積装置2は、必ずしもフライホイール装置11に限定されるものではない。例えば、発電電力を電荷として蓄積可能な大容量のキャパシタでもよい。また、第1エネルギ蓄積装置2は、各種の二次電池(化学電池)でもよい。代表的な二次電池としては、例えば、リチウムイオン電池やレドックスフロー電池などが考えられる。

本実施形態では、第1エネルギ蓄積装置2には、発電電力の短周期成分に応じたエネルギを主に蓄積することを念頭に置いている。発電電力の短周期成分に応じたエネルギを蓄積するということは、頻繁にエネルギの蓄積と放出を繰り返すことを意味する。よって、第1エネルギ蓄積装置2は、エネルギの蓄積/放出の制限回数ができるだけ大きいものが望ましい。また、第1エネルギ蓄積装置2は、第2エネルギ蓄積装置3よりも、応答性に優れている(応答速度が速い)必要がある。応答性に優れるがゆえに、第1エネルギ蓄積装置2は、発電電力の短周期成分に応じたエネルギを蓄積することができる。

一方、第2エネルギ蓄積装置3は、発電装置10から出力される発電電力のうち、第1周波数未満の周波数成分(以下、長周波成分)の電力に応じたエネルギを蓄積可能である。第2エネルギ蓄積装置3に蓄積されたエネルギに応じた電力は、発電電力と合わせて電力系統に供給可能である。第2エネルギ蓄積装置3は、第1エネルギ蓄積装置2よりもエネルギの蓄積容量が大きい。このため、発電装置10が出力する発電電力が一時的に急増した場合には、その大半のエネルギは、第2エネルギ蓄積装置3に蓄積されることになる。逆の言い方をすると、第2エネルギ蓄積装置3は、発電装置10が出力する発電電力が一時的に急増しても、その大半のエネルギを蓄積できる程度のエネルギ蓄積容量を予め備えておく必要がある。

第2エネルギ蓄積装置3は、発電電力に含まれる第1周波数未満のすべての周波数成分に応じたエネルギを蓄積してもよいし、第1周波数未満で、かつ第2周波数以上(第2周波数<第1周波数)の周波数成分に応じたエネルギを蓄積してもよい。

第2エネルギ蓄積装置3は、例えば、大容量化が容易なリチウムイオン電池や鉛蓄電池等の二次電池(化学電池)である。本実施形態では、第2エネルギ蓄積装置3には、発電電力の長周期成分を主に蓄積することを念頭に置いている。よって、第2エネルギ蓄積装置3は、第1エネルギ蓄積装置2よりもエネルギの蓄積/放出の制限回数が少なくても構わない。例えば、リチウムイオン電池は、充放電回数が数百回程度に制限されるが、上述した第2エネルギ蓄積装置3は、頻繁には充放電を行わないことを想定しているため、リチウムイオン電池のような充放電回数が制限される二次電池を使用することができる。

上述した第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3の少なくとも一方は、複数の二次電池等を並列または直列接続した構造体であってもよい。これにより、必要に応じてエネルギ電気容量を増大できるとともに、出力電力値を高くすることもできる。

特に、第2エネルギ蓄積装置3として、例えばリチウムイオン電池などの二次電池を用いた場合、直列または並列接続される二次電池の数を増やすことで、大容量のエネルギ蓄積容量を持たせることができる。風力発電等の再生可能エネルギの発電装置10から出力される発電電力は、自然環境に応じて時間とともに大きく変動する。第2エネルギ蓄積装置3の容量が少ないと、発電電力の多くを有効利用できなくなる。そこで、過去の発電電力の実績データに基づいて、第2エネルギ蓄積装置3のエネルギ蓄積容量を設定することで、発電装置10の発電電力を有効利用することができる。

蓄積量監視部4は、第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量を定期的に監視する。第1エネルギ蓄積装置2は、第2エネルギ蓄積装置3よりもエネルギ蓄積容量が小さい。このため、第2エネルギ蓄積装置3よりも先に第1エネルギ蓄積装置2が満容量(最大蓄積量)になってしまうおそれがある。第1エネルギ蓄積装置2が満容量になると、第2エネルギ蓄積装置3に短周期成分の発電電力を蓄積しなければならず、第2エネルギ蓄積装置3の負担が大きくなり、エネルギの蓄積/放出の制限回数に短時間で達してしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、蓄積量監視部4を設けて、第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量を定期的に監視し、第1エネルギ蓄積装置2が満容量に近づいたことをいち早く検出する。

蓄積制御部5は、蓄積量監視部4で監視された第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量に基づいて、第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3におけるエネルギの蓄積量を制御する。これにより、蓄積制御部5は、第1エネルギ蓄積装置2が満容量にならない範囲内で、発電電力の短周期成分に応じたエネルギは主に第1エネルギ蓄積装置2に蓄積し、発電電力の長周期成分に応じたエネルギは主に第2エネルギ蓄積装置3に蓄積する。

より具体的には、蓄積制御部5は、第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量が満容量以下の所定範囲内になるように、第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3におけるエネルギの蓄積量を制御する。上述した所定範囲として、上限となるエネルギ蓄積量と、下限となるエネルギ蓄積量とを予め設定してもよい。この場合、蓄積制御部5は、第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量が、上限と下限の間に収まるように、第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3のエネルギ蓄積量を制御する。

蓄積制御部5の内部あるいは蓄積制御部5とは別個に、図1に示すようなフィルタ8を設けてもよい。このフィルタ8は、発電装置10からの発電状態信号に基づいて、発電装置10から出力された発電電力を第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3に割り振る制御信号を生成する。発電状態信号は、発電装置10から出力される発電量を示す信号である。

蓄積制御部5は、第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量に基づいて、フィルタ8の時定数を制御し、上述した第1周波数と第2周波数を決定する。

第1電力分岐/合流部6は、平準化後発電電力20の一部を第1エネルギ蓄積装置に蓄積する電力制御と、第1エネルギ蓄積装置に蓄積されたエネルギを平準化後発電電力20に合流する電力制御とを行う。

第2電力分岐/合流部7は、平準化後発電電力20の一部を第2エネルギ蓄積装置に蓄積する電力制御と、第2エネルギ蓄積装置に蓄積されたエネルギを平準化後発電電力20に合流する電力制御とを行う。

図3はフィルタ8の周波数特性を示す図であり、横軸は周波数、縦軸はフィルタ8の出力信号レベルである。図3のTFは第1周波数、THは第2周波数である。フィルタ8は、等価的な伝達関数で表現でき、その伝達関数の時定数を制御することで、図3のTFとTHを任意に調整することができる。そこで、蓄積制御部5は、第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量に基づいて、フィルタ8の伝達関数の時定数を制御し、これにより、図3のTFとTHを調整する。蓄積制御部5は、発電電力に含まれる第1周波数TF以上の周波数成分に応じたエネルギを第1エネルギ蓄積装置2に蓄積し、発電電力に含まれる第1周波数TF未満で第2周波数TH以上の周波数成分に応じたエネルギを第2エネルギ蓄積装置3に蓄積する制御を行う。

より具体的には、蓄積制御部5は、第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量が満容量以下の所定範囲内になるように、第1周波数TFと第2周波数THを制御する。第1エネルギ蓄積装置2は、第2エネルギ蓄積装置3よりもエネルギ蓄積容量が小さいが、第2エネルギ蓄積装置3よりもエネルギの蓄積/放出の制限回数が多い。よって、発電装置10から出力された発電電力のうち、短周期成分に応じたエネルギはできるだけ第1エネルギ蓄積装置2に蓄積するのが望ましい。これにより、第2エネルギ蓄積装置3でのエネルギの蓄積/放出の回数を削減でき、第2エネルギ蓄積装置3の高寿命化を図れる。

図4(a)は発電装置10から出力される発電電力の波形図、図4(b)は第1エネルギ蓄積装置2に蓄積されるエネルギの波形図、図4(c)は第2エネルギ蓄積装置3に蓄積されるエネルギの波形図である。これらの波形からわかるように、発電電力に含まれる短周期成分に応じたエネルギは、主に第1エネルギ蓄積装置2に蓄積され、発電電力に含まれる長周期成分に応じたエネルギは、主に第2エネルギ蓄積装置3に蓄積される。これにより、図4(c)の波形からわかるように、第2エネルギ蓄積装置3におけるエネルギの蓄積/放出の回数を削減できる。

図5は図1の一変形例によるエネルギ安定化装置1のブロック図である。図5のエネルギ安定化装置1では、図1の構成に加えて、平準化後発電電力20を定期的に監視する平準化後発電電力監視部9を有する。平準化後発電電力監視部9は、現時点から過去に遡って所定期間の平準化後発電電力20の変動率と予め定めた閾値との差分を検出する。一例として、平準化後発電電力監視部9は、図6に示すように、現時点から遡って20分間の平準化後発電電力20の変動率が10%を超えたか否かを監視し、変動率と10%の境界である閾値との差分を検出する。そして、蓄積制御部5は、この差分によって、平準化後発電電力20の変動率が10%まで後どの程度の余裕があるかを検出し、第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3のエネルギ蓄積量を制御する。例えば、平準化後発電電力20の変動率が10%を超えそうであれば、第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3の少なくとも一方からエネルギを放出させる。一方、平準化後発電電力20の変動率が10%までまだかなりの余裕があれば、発電電力に応じたエネルギを第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3により多く蓄積する。

図5のエネルギ安定化装置1によれば、第1エネルギ蓄積装置2を有効活用して第2エネルギ蓄積装置3の高寿命化を図ることに加えて、発電電力の平準化を図ることができる。

このように、本実施形態では、エネルギ蓄積容量の小さい第1エネルギ蓄積装置2のエネルギ蓄積量に基づいて、第1エネルギ蓄積装置2と第2エネルギ蓄積装置3におけるエネルギ蓄積量を制御するため、発電装置10から出力された発電電力に含まれる短周期成分に応じたエネルギをできるだけ第1エネルギ蓄積装置2に蓄積することができる。これにより、第2エネルギ蓄積装置3でのエネルギの蓄積/放出の頻度を抑制でき、第2エネルギ蓄積装置3の高寿命化を図ることができる。

より具体的には、第1エネルギ蓄積装置2としてフライホイール装置11を用いて、第2エネルギ蓄積装置3としてリチウムイオン電池を用いた場合を想定すると、フライホイール装置11は、エネルギ蓄積量を増やすことは原理的に困難であるが、応答性に優れるため、発電電力の短周期成分に応じたエネルギの蓄積に適している。また、フライホイール装置11は、構造が簡易であるため、エネルギの蓄積と放出を繰り返し行っても、性能の劣化は生じない。一方、リチウムイオン電池は、最小単位であるセル電池を任意の数だけ組み合わせて使用できるため、大容量の電力を蓄電可能である。ところが、リチウムイオン電池は、化学反応によって充電と放電を行うため、充放電回数に制限があり、発電電力の短周期成分の充放電を行うと、寿命が短くなってしまう。そこで、本実施形態では、発電電力の短周期成分に応じたエネルギは、できるだけフライホイール装置11に蓄積し、発電電力の長周期成分を主にリチウムイオン電池に充電するようにする。これにより、リチウムイオン電池の寿命をできるだけ長くすることができる。

また、本実施形態では、平準化後発電電力20の所定期間内の変動率を監視することで、発電電力の平準化を図ることもできる。

上述した実施形態における発電装置10は、風力発電装置10に限定されない。本実施形態は、例えば、太陽光発電、地熱発電、海流発電などの、時間に応じて発電電力が変動する種々の再生可能エネルギの発電装置10に広く適用可能である。

本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。

1 エネルギ安定化装置、2 第1エネルギ蓄積装置、3 第2エネルギ蓄積装置、4 蓄積量監視部、5 蓄積制御部、6 第1電力分岐/合流部、7 第2電力分岐/合流部、10 発電装置、11 フライホイール装置、12 インバータ、13 モータ/発電機、14 回転軸、15 フライホイール、20 平準化後発電電力

Claims (10)

  1. 電力系統に連系した再生可能エネルギの発電装置が出力する発電電力の変動を抑制するエネルギ安定化装置であって、
    前記発電装置から出力される発電電力のうち第1周波数以上の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積可能で、蓄積されたエネルギに応じた電力を発電電力と合わせ前記電力系統に供給可能な第1エネルギ蓄積装置と、
    前記発電装置から出力される発電電力のうち前記第1周波数未満の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積可能で、蓄積されたエネルギに応じた電力を発電電力と合わせ前記電力系統に供給可能で、前記第1エネルギ蓄積装置よりもエネルギ蓄積容量が大きな第2エネルギ蓄積装置と、
    前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を監視する蓄積量監視部と、
    前記蓄積量監視部で監視された前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量に基づいて、前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を制御する蓄積制御部と、を備えるエネルギ安定化装置。
  2. 前記蓄積制御部は、前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量が、前記第1エネルギ蓄積装置の最大蓄積量以下の所定の範囲内の蓄積量になるように、前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積量を制御する請求項1に記載のエネルギ安定化装置。
  3. 前記第2エネルギ蓄積装置は、前記発電装置から出力される発電電力のうち前記第1周波数未満かつ第2周波数以上の周波数成分の電力に応じたエネルギを蓄積可能である請求項1または2に記載のエネルギ安定化装置。
  4. 前記発電装置から出力される発電電力に応じた発電状態信号をフィルタリングするフィルタを備え、
    前記蓄積制御部は、前記蓄積量監視部で監視された前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量に基づいて前記フィルタの周波数特性を決定する時定数を可変制御して、前記第1周波数と前記第2周波数とを設定する請求項3に記載のエネルギ安定化装置。
  5. 前記第1エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の制限回数は、前記第2エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の制限回数よりも多い請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエネルギ安定化装置。
  6. 前記第1エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の応答速度は、前記第2エネルギ蓄積装置におけるエネルギの蓄積/放出の応答速度よりも速い請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエネルギ安定化装置。
  7. 平準化後発電電力の所定期間内の変動率と予め定めた閾値との差分を検出する平準化後発電電力監視部を備え、
    前記蓄積制御部は、前記差分と、前記蓄積量監視部で監視された前記第1エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量と、に基づいて、前記発電装置の発電電力が平準化されるように、前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置のエネルギ蓄積量を制御する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のエネルギ安定化装置。
  8. 前記第1エネルギ蓄積装置は、前記発電装置の発電電力を回転エネルギに変換して蓄積するフライホイール装置、または前記発電電力に応じた電荷を蓄積するキャパシタである請求項1乃至7のいずれか1項に記載のエネルギ安定化装置。
  9. 前記第2エネルギ蓄積装置は、化学電池である請求項1乃至8のいずれか1項に記載のエネルギ安定化装置。
  10. 前記第1エネルギ蓄積装置および前記第2エネルギ蓄積装置は、互いに種類の異なる化学電池である請求項1乃至7のいずれか1項に記載のエネルギ安定化装置。
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