JP2017072064A - クーリングモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジエータのサイズを変更することなく、冷却効率を向上することができるクーリングモジュールを提供する。
【解決手段】矩形の放熱面4で冷却水を空冷するラジエータ2と、その放熱面4の中央部に対向して配置された大型冷却ファン3とを備えたクーリングモジュール1Aにおいて、放熱面4の4つの隅部6a〜6dのうちの少なくとも1つの隅部6aに対向して小型冷却ファン7を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明はクーリングモジュールに関し、更に詳しくは、従来よりも冷却効率を向上することができるクーリングモジュールに関する。
一般に、車両におけるエンジン等の冷却手段として、冷却水が通過するラジエータと、そのラジエータに対向して配置された冷却ファンとを備えたクーリングモジュールが採用されている(例えば、特許文献1を参照)。このクーリングモジュールにおいては、ラジエータのサイズに合った容量を有する冷却ファンが用いられる。
ところで、近年の車両においては、エンジンの高出力化に伴い、エンジンからの放熱量が増加する傾向にあるため、クーリングモジュールの冷却性能を向上することが求められている。しかしながら、車両に搭載できるラジエータのサイズには制限があるので、冷却ファンの容量を増加することは非常に困難であるため、エンジンの出力が制限されてしまうという問題がある。
特開2014−88798号公報
本発明の目的は、ラジエータのサイズを変更することなく、冷却効率を向上することができるクーリングモジュールを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のクーリングモジュールは、矩形の放熱面で冷却水を空冷するラジエータと、前記放熱面の中央部に対向して配置された大型冷却ファンとを備えたクーリングモジュールにおいて、前記放熱面の4つの隅部のうちの少なくとも1つに対向して小型冷却ファンを配置したことを特徴とするものである。
本発明のクーリングモジュールによれば、ラジエータの放熱面の4つの隅部のうちの少なくとも1つの隅部に対向するように小型冷却ファンを配置するようにしたので、既設の大型冷却ファンによる通風が少なくなる放熱面の隅部を冷却に有効利用することができるため、ラジエータのサイズを変更することなく、冷却効率を向上することができる。
本発明の第1の実施形態からなるクーリングモジュールの車両後方からの平面図である。 図1に示すX−X線の端面図である。 本発明の第1の実施形態からなるクーリングモジュールの別の例の車両後方からの平面図である。 本発明の第2の実施形態からなるクーリングモジュールにおける図1に示すX−X線に相当する部分の端面図である。 本発明の第2の実施形態からなるクーリングモジュールにおける大型冷却ファン用シュラウドの断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1、2に本発明の実施形態からなるクーリングモジュールの平面図を示す。
このクーリングモジュール1Aは、車両の前部に立設されたラジエータ2と、そのラジエータ2の後方に対向して配置された大型冷却ファン3とを備えている。
ラジエータ2は、図示しない複数のラジエータコアからなる矩形の放熱面4を有している。
大型冷却ファン3は、その回転軸がラジエータ2の放熱面4の中央部に対向するように配置され、エンジン本体又は電動モータを動力源として回転駆動される。この大型冷却ファン3は、エンジン本体の冷却水の水温に応じて、起動・停止及び回転数が運転制御される。また、大型冷却ファン3を外囲するようにして、ラジエータ2には大型冷却ファン用シュラウド5Aが立設されている。
クーリングモジュール1Aにおいて大型冷却ファン3が回転駆動されると、車両の前面から空気が強制的に通風される。そして通風された空気は、ラジエータ2の放熱面4において冷却水と熱交換して冷却した後に、大型冷却ファン用シュラウド5Aにより大型冷却ファン3に誘導されて、後流となって後続のエンジン本体等の周囲を通過する。
このようなクーリングモジュール1Aにおいて、放熱面4の4つの隅部6a〜6dのうちの少なくとも1つの隅部6a/6b/6c/6dに対向するように小型冷却ファン7が配置されている。なお、図1、2はラジエータ2の右下の隅部6aのみに小型冷却ファン7を設置したケースであるが、図3に示すように全部の隅部6a〜6dに設置しても良いことは勿論である。
この小型冷却ファン7の大きさは特に限定するものではないが、図1に示すように、小型冷却ファン7の外接円8が、放熱面4の隣接する2辺と大型冷却ファン3(又は大型冷却ファン用シュラウド5A)の外接円9とに接するようにすることが望ましい。また、小型冷却ファン7は、小型電動モータを駆動源として回転駆動され、大型冷却ファン3とは独立に冷却水の水温に応じて、(複数台の場合には個別に)起動・停止が、あるいはそれに加えて回転数が運転制御される。
これらの大型冷却ファン3及び小型冷却ファン7の運転に際しては、ファン全体の運転エネルギーが小さくなるように、最初に小型冷却ファン7を起動した後は、冷却水の水温上昇に伴って、小型冷却ファン7を停止してから大型冷却ファン3を起動して、その後に小型冷却ファン7を再び起動するように制御することが好ましい。
このようにラジエータ2に対して小型冷却ファン7を配置することで、既設の大型冷却ファン3による通風が少なくなる放熱面4の隅部6a〜6dを冷却に有効利用することができるので、ラジエータ2のサイズを変更することなく、クーリングモジュール1Aの冷却性能を向上することができるのである。
また、大型冷却ファン3と小型冷却ファン7との間に小型冷却ファン用シュラウド10を立設することが好ましい。それにより、ラジエータ2の通風を小型冷却ファン7へ適切に誘導して、クーリングモジュール1Aの冷却性能を更に向上することができる。
図4、5に、本発明の第2の実施形態からなるクーリングモジュールを示す。なお、図2と同じ箇所には同一の符号を付し、その説明を省略する。
このクーリングモジュール1Bは、大型冷却ファン用シュラウド5Aの代わりに大型冷却ファン用シュラウド5Bを備えたものである。大型冷却ファン用シュラウド5Bは、小型冷却ファン7に連通する中空部11と、内周に形成された凸状のコアンダ面12と、そのコアンダ面12に隣接して大型冷却ファン7の後方へ向けて開口するスリット状のノズル13とから大型冷却ファン用シュラウド5Bから構成されている。
この大型冷却ファン用シュラウド5Bにおいては、小型冷却ファン7を通じて吸い込まれた空気は、中空部11を通って大型冷却ファン用シュラウド5Bの全体に行き渡り、ループをなすスリット状のノズル13から吹き出してコアンダ面12上に沿って流れる。このとき、低圧となる領域が生じるので、ノズル13からの空気流の周りに吸引力が発生して、大型冷却ファン用シュラウド5Bの周囲に存在する空気を引き込むため、大型冷却ファン3による空気流の流れが増幅される。
従って、このように大型冷却ファン用シュラウド5Bを構成することにより、クーリングモジュール1Bの冷却性能を、クーリングモジュール1Aよりも更に向上することができるのである。
1A、1B クーリングモジュール
2 ラジエータ
3 大型冷却ファン
4 放熱面
5A、5B 大型冷却ファン用シュラウド
6a〜6d 隅部
7 小型冷却ファン
8 (小型冷却ファンの)外接円
9 (大型冷却ファンの)外接円
10 小型冷却ファン用シュラウド
11 中空部
12 コアンダ面
13 ノズル

Claims (3)

  1. 矩形の放熱面で冷却水を空冷するラジエータと、前記放熱面の中央部に対向して配置された大型冷却ファンとを備えたクーリングモジュールにおいて、
    前記放熱面の4つの隅部のうちの少なくとも1つに対向して小型冷却ファンを配置したことを特徴とするクーリングモジュール。
  2. 前記ラジエータに前記大型冷却ファンを外囲する環状のファンシュラウドを立設し、
    前記ファンシュラウドは、前記小型冷却ファンに連通する中空部と、内周に形成された凸状のコアンダ面と、前記コアンダ面に隣接して前記大型冷却ファンの後方へ向けて開口するスリット状のノズルとを有する請求項1に記載のクーリングモジュール。
  3. 前記小型冷却ファンの外接円が、前記放熱面の隣接する2辺と前記大型冷却ファンの外接円とに接する請求項1又は2に記載のクーリングモジュール。
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