JP2017072063A - クーリングモジュール - Google Patents

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直也 石川
Naoya Ishikawa
直也 石川
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Abstract

【課題】従来よりも冷却効率を向上することができる、一体型ラジエータを備えたクーリングモジュールを提供する。【解決手段】左右に対向する一辺6から他辺7へかけて整列する複数のラジエータコア4からなる矩形の放熱面5で冷却水を空冷する一体型ラジエータ2と、その放熱面5の中央部に対向して配置された大型冷却ファン3とを備え、一辺6側に配置されたラジエータコア4aに補助冷却装置を除熱した冷却水が通過する一方で、残りの他辺7側のラジエータコア4bにエンジン本体を除熱した冷却水が通過するクーリングモジュール1において、放熱面5の一辺6側の2つの隅部9a、9bのうちの少なくとも1つの隅部9a/9bに対向して小型冷却ファン10を配置する。【選択図】図1

Description

本発明はクーリングモジュールに関し、更に詳しくは、従来よりも冷却効率を向上することができる一体型のラジエータを備えたクーリングモジュールに関する。
近年の車両においては、エンジンの高出力化に伴い、エンジン本体のみならず、インラークーラーなどの補助冷却装置も更に高温化する傾向にある。そのため、水冷式の補助冷却装置が導入されるとともに、その補助冷却装置への冷却水を冷やすための低水温回路が搭載されるようになっている。この低水温回路には、エンジン本体用の冷却水を冷やすメインラジエータとは別に、低水温の冷却水を生成するための低水温ラジエータが必要となる。しかし最近では、主に製造コストの低減の観点から、メインラジエータのラジエータコアの一部を、低水温ラジエータとして使用する一体型ラジエータを備えたクーリングモジュールが開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、この一体型ラジエータに対向して配置される冷却ファンは1台であるため、低水温回路の冷却水のみを冷却したい場合でも、その冷却ファンを起動する必要がある。そのため、冷却ファンの駆動力に無駄が生じて、クーリングモジュールの冷却効率が低下してしまうという問題がある。
特開2004−204793号公報
本発明の目的は、従来よりも冷却効率を向上することができる、一体型ラジエータを備えたクーリングモジュールを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のクーリングモジュールは、互いに対向する一辺から他辺へかけて整列する複数のラジエータコアからなる矩形の放熱面で冷却水を空冷するラジエータと、前記放熱面の中央部に対向して配置された大型冷却ファンとを備え、前記放熱面の一辺側に配置された前記ラジエータコアに補助冷却装置を除熱した前記冷却水が通過する一方で、残りの他辺側の前記ラジエータコアにエンジン本体を除熱した前記冷却水が通過するクーリングモジュールにおいて、前記放熱面における一辺側の2つの隅部のうちの少なくとも1つに対向して小型冷却ファンを配置したことを特徴とするものである。
本発明のクーリングモジュールによれば、一体型ラジエータに対して低水温回路の冷却水が流れる部分の隅部に小型冷却ファンを配置するようにしたので、大型冷却ファンを起動することなく、低水温回路の冷却水のみを冷却することができるため、一体型ラジエータを備えたクーリングモジュールの冷却効率を従来よりも向上することができる。
本発明の実施形態からなるクーリングモジュールの車両前方からの平面図である。 本発明の実施形態からなるクーリングモジュールの車両後方からの平面図である。 図2に示すX−X線の端面図である。 本発明の実施形態からなるクーリングモジュールの別の例の車両後方からの平面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1〜3に本発明の実施形態からなるクーリングモジュールを示す。
このクーリングモジュール1は、車両の前部に立設された一体型ラジエータ2と、その一体型ラジエータ2の後方に対向して配置された大型冷却ファン3とを備えている。
一体型ラジエータ2は、図示しないアッパータンク及びロアータンクに上下を挟み込まれた複数のラジエータコア4からなる矩形の放熱面5を有している。複数のラジエータコア4は、冷却水が流れるチューブと冷却ファンとから構成されており、放熱面5において左右対向する一辺6から他辺7にわたって整列している。そして、ラジエータコア4のうちの一辺6側の一部のラジエータコア4aには、インタークーラー、EGRクーラー又はエアコン用コンデンサからなる補助冷却装置を冷却する低水温回路の冷却水が流れるように構成されている。その一方で、残りの他辺7側のラジエータコア4bには、エンジン本体を冷却する高水温回路の冷却水が流れるように構成されている。なお、図2においては、高水温回路の冷却水が流れるラジエータコア4bの表示を省略している。
大型冷却ファン3は、その回転軸が一体型ラジエータ2の放熱面5の中央部に対向するように配置され、エンジン本体又は電動モータを動力源として回転駆動される。この大型冷却ファン3は、エンジン本体の冷却水の水温に応じて、起動・停止及び回転数が運転制御される。また、大型冷却ファン3を外囲するようにして、一体型ラジエータ2には大型冷却ファン用シュラウド8が立設されている。
クーリングモジュール1において大型冷却ファン3が回転駆動されると、車両の前面から空気が強制的に通風される。そして通風された空気は、一体型ラジエータ2の放熱面5でラジエータコア4において冷却水と熱交換して冷却した後に、大型冷却ファン用シュラウド8により大型冷却ファン3に誘導されて、後流となって後続のエンジン本体等の周囲を通過する。
このようなクーリングモジュール1において、放熱面5の一辺6側の2つの隅部9a、9bのうちの少なくとも1つの隅部9a/9bに対向するように小型冷却ファン10が配置されている。なお、図2は下方の隅部9aのみに小型冷却ファン10を設置したケースである。
この小型冷却ファン10の大きさは特に限定するものではないが、図2に示すように、小型冷却ファン10の外接円11が、放熱面5の隣接する2辺と大型冷却ファン3(又は大型冷却ファン用シュラウド8)の外接円12とに接するようにすることが望ましい。また、小型冷却ファン10は、小型電動モータを駆動源として回転駆動され、低水温回路の冷却水の水温に応じて、起動・停止が、あるいはそれに加えて回転数が運転制御される。
このように一体型ラジエータ2に対して小型冷却ファン10を配置することで、大型冷却ファン3を起動することなく、低水温回路の冷却水のみを冷却することができるので、クーリングモジュール1の冷却効率を従来よりも向上することができるのである。
また、図4の別の例に示すように、更に他辺7側の隅部9c、9dにも小型冷却ファン10を配置することで、高水温回路の冷却水の冷却において、大型冷却ファン3による通風が少なくなるラジエータコア4bの部分を有効利用することができるので、クーリングモジュール1の冷却性能をより向上することができる。なお、隅部9c、9dに配置した小型冷却ファン10については、大型冷却ファン3と連動させて運転制御することが好ましい。
本発明のクーリングモジュール1については、大型冷却ファン3と小型冷却ファン10との間に小型冷却ファン用シュラウド13を立設することが望ましい。それにより、一体型ラジエータ2の通風を小型冷却ファン10へ適切に誘導して、クーリングモジュール1の冷却性能を更に向上することができる。
1 クーリングモジュール
2 一体型ラジエータ
3 大型冷却ファン
4、4a、4b ラジエータコア
5 放熱面
6 一辺
7 他辺
8 大型冷却ファン用シュラウド
9a〜9d 隅部
10 小型冷却ファン
11 (小型冷却ファンの)外接円
12 (大型冷却ファンの)外接円
13 小型冷却ファン用シュラウド

Claims (4)

  1. 互いに対向する一辺から他辺へかけて整列する複数のラジエータコアからなる矩形の放熱面で冷却水を空冷するラジエータと、前記放熱面の中央部に対向して配置された大型冷却ファンとを備え、
    前記放熱面の一辺側に配置された前記ラジエータコアに補助冷却装置を除熱した前記冷却水が通過する一方で、残りの他辺側の前記ラジエータコアにエンジン本体を除熱した前記冷却水が通過するクーリングモジュールにおいて、
    前記放熱面における一辺側の2つの隅部のうちの少なくとも1つに対向して小型冷却ファンを配置したことを特徴とするクーリングモジュール。
  2. 前記大型冷却ファンと前記小型冷却ファンとの間に、該小型冷却ファンへ通風を誘導するシュラウドを設置した請求項1に記載のクーリングモジュール。
  3. 前記小型冷却ファンの外接円が、前記放熱面の隣接する2辺と前記大型冷却ファンの外接円とに接する請求項1又は2に記載のクーリングモジュール。
  4. 前記補助冷却装置が、インタークーラー、EGRクーラー又はエアコン用コンデンサである請求項1〜3のいずれか1項に記載のクーリングモジュール。
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