JP2017070186A - 高調波消去ユニット及び高調波消去の方法 - Google Patents

高調波消去ユニット及び高調波消去の方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための高調波消去ユニット及び高調波消去の方法を提供すること。
【解決手段】高調波消去が、電力ベースのデバイスのグリッド電流における第1の全高調波歪みTHDが事前定義された値より大きい場合、電力グリッドからの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を最初に決定することによって実行される。更に、位相ロック・ループPLLベースの補正が、その波形において実行されてPLL補正された波形が得られ、そのPLL補正された波形において第2のTHDが決定される。第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、事前定義された補正値に関する反復ベースの補正が、支配的な高調波以外の複数の高調波に対して実行されて、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形が得られる。
【選択図】図5

Description

本発明の主題は、概して高調波消去に関する。限定はしないが、より詳細には、本開示は、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のためのシステム及び方法を開示するものである。
図1は、従来の高調波消去ユニットを実装するシステムを示す。
従来の高調波消去ユニットを実装する図1に示されるシステムは、電力ベースのデバイス101と、電力グリッド102と、電流ベースの制御ユニット103と、従来の高調波消去ユニット104とを備える。電力ベースのデバイス101は、変換器(交流−交流及び直流−直流)、整流器(交流−直流)、及びインバータ(直流−交流)のうちのいずれかであり得る。電力ベースのデバイス101からの波形が、電力グリッド102に供給され、その電力波形には、非線形の電力負荷に起因して生じる高調波が存在する可能性がある。高調波の除去又は低減は、電流ベースの制御ユニット103とともに従来の高調波消去ユニット104を実装することによって実行される。電力ベースのデバイス101からのグリッド注入電流が、変調波形を得る基準として電流ベースの制御ユニット103に与えられる。更に、従来の高調波消去ユニット104は、高調波を低減又は除去するため、且つ補正された波形を得るために、電力ベースのデバイス101からグリッド注入電流を得ることによって要求される補正を実行する。補正された波形は、変調波形を用いて更に変調されて、補正されたグリッド電流が得られ、電力ベースのデバイス101に供給される。
図2は、従来の高調波消去ユニットによって実行されるステップを示す流れ図を示す。
ブロック201において、グリッド注入電流が得られる。ブロック202において、電流ベースの制御ユニット103にグリッド注入電流を与えることにより、変調波形が得られる。ブロック203において、グリッド注入電流における高調波が、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)解析によって決定される。ブロック204において、決定された高調波に対して比例積分補正が実行されて、比例積分補正された波形が得られる。ブロック205において、変調波形及び比例積分補正された波形に基づく、補正・変調された波形が得られる。
従来の高調波消去ユニット104において、高調波消去は、電力ベースのデバイスからの波形において決定された個別の高調波の振幅及び位相の情報を要求する。波形における所望される補正は、その情報に基づいて得られる。いくつかの実施例において、前記補正は、時間のかかるプロセスである。高調波の振幅及び位相の更なるリアルタイムの情報が、高調波を除去するのに得られなければならない。計算の遅延に起因して、得られたリアルタイムの情報に不整合があると、電力ベースのデバイスのパフォーマンスに悪影響を生じる可能性がある。また、電力ベースのデバイスにおける高調波を無効にするリアルタイムの位相補正も困難である。
歪みの非常に大きいグリッドにおいて、高調波の振幅及び位相の性質は、時間により様々であり、リアルタイムで得られる場合、その振幅及び位相は正確でない可能性がある。このため、高調波の振幅情報及び位相情報を計算する技法が、高調波補正のために要求される。更に、計算される時間を短縮し、所望される結果を得る方法が要求される。
本開示を介して従来技術の1つ又は複数の欠点が克服され、更なる利点が提供される。本開示の技法を介して更なる特徴及び利点が実現される。本開示の他の実施例及び態様が、本明細書において詳細に説明され、特許請求される本開示の一部分とみなされる。
したがって、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための高調波消去ユニットが、本発明において開示される。この高調波消去ユニットは、プロセッサと、メモリとを備える。そのメモリは、そのプロセッサに通信可能に結合され、そのメモリは、実行されると、プロセッサに、電力ベースのデバイスのグリッド電流における第1のTHDが事前定義された値より大きい場合、電力グリッドからの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を決定させるプロセッサ実行可能命令を記憶する。決定すると、プロセッサは、その波形においてPLLベースの補正を実行して、PLL補正された波形を得て、PLL補正された波形において第2のTHDを決定する。また、プロセッサは、第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、支配的な高調波以外の複数の高調波に対して反復ベースの補正を実行して、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形を得る。
更に、本開示は、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のためのシステムを開示する。このシステムは、電流ベースの制御ユニットと、高調波消去ユニットと、パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)ジェネレータとを備える。電流ベースの制御ユニットは、電力ベースのデバイスのグリッド電流に基づく変調波形を与える。高調波消去ユニットは、前述したとおりに機能するよう構成される。PWMジェネレータは、その変調波形、及びPLL補正された波形と反復ベースの補正された波形のいずれかに基づく変調された波形をもたらし、その変調された波形は、高調波消去のために電力ベースのデバイスに与えられる。
更に、本開示は、電力ベースのデバイスのグリッド電流における第1の全高調波歪み(THD:Total Harmonic Distortion)が事前定義された値より大きい場合、電力グリッドからの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を決定すること、その波形において位相ロック・ループ(PLL:Phased Locked Loop)ベースの補正を実行して、PLL補正された波形を得ること、PLL補正された波形における第2のTHDを決定すること、及び第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、支配的な高調波以外の複数の高調波に対して反復ベースの補正を実行して、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形を得ることを実行する高調波消去ユニットを備える、高調波消去のための方法を開示する。
以上の概要は、単に例示的であり、限定することは全く意図していない。前述した例示的な態様及び特徴に加えて、更なる態様及び特徴が、図面、及び後段の詳細な説明を参照することによって明白となろう。
本開示に組み込まれ、本開示の一部分を構成する添付の図面は、例示的な実施例を示し、説明とともに、開示される原理を説明する役割をする。図において、参照符号の左端の数字は、その参照符号が最初に出現する図を識別する。同様の特徴及び同様の構成要素を参照するのに、全ての図にわたって同一の参照符号が使用される。次に、本発明の主題の実施例によるシステムのいくつかの実施例及び/又は方法が、単に例として、添付の図を参照して説明される。
従来の高調波消去ユニットを実施するシステムを示す図である。 従来の高調波消去ユニットによって実行されるステップを示す流れ図である。 本開示の一実施例による高調波消去ユニットを実装するシステムの例示的な実施例を示す図である。 本開示のいくつかの実施例による電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための様々なデータ及びモジュールを有する例示的な高調波消去ユニットを示す詳細なブロック図である。 本開示のいくつかの実施例による高調波消去ユニットによって実行されるステップを示す流れ図である。 本開示のいくつかの実施例による反復ベースの補正モジュールによって実行されるステップを示す流れ図である。 本開示と合致するいくつかの実施例を実施するための例示的なコンピュータ・システムを示すブロック図である。
本明細書におけるブロック図は、いずれも本発明の主題の原理を実現する例示的なシステムの概念図を表すことが当業者には認識されよう。同様に、フロー・チャート、流れ図、状態遷移図、疑似コードなどは、いずれもコンピュータ可読媒体において実質的に代表され、コンピュータ又はプロセッサによって実行され得る、様々なプロセスを表すことが、前記コンピュータ又はプロセッサが明示されるか否かにかかわらず、認識されよう。
以上、後述の本開示の詳細な説明がよりよく理解され得るように、本開示の特徴及び技術的な利点を概説してきた。本開示の更なる特徴及び利点が、本開示のクレームの対象を形成する後段において説明される。開示される概念及び特定の態様は、本開示と同一の目的を実行するための他の構造を変形するため、又は設計するための基礎として直ちに利用され得ることが、当業者には認識されよう。
本出願において、「例示的」という語は、「実例、例、又は例示の役割をする」を意味するように本明細書で使用される。本明細書において「例示的」であるとして説明される本発明の主題のあらゆる実施例又は実施形態は、必ずしも、他の実施例より好ましい、又は有利であると解釈されるべきではない。
本開示は、様々な変形形態及び代替の形態が可能であるが、本開示の特定の実施例が、図面において例として示されており、以下に詳細に説明される。しかし、本開示を、開示される特定の形態に限定することは意図されておらず、むしろ、本開示は、本開示の趣旨及び範囲に含まれる全ての変形形態、均等形態、及び代替形態を範囲に含むものとされることを理解されたい。
「備える」、「備えた」、若しくはこれらの他の任意の変形は、構成要素又はステップのリストを備えるセットアップ、デバイス、若しくは方法が、それらの構成要素若しくはステップだけを含むのではなく、明示的にリストアップされない、又はそのようなセットアップ、デバイス、若しくは方法に本来備わっているわけではない他の構成要素若しくはステップも含み得るように、非排他的包含を範囲に含むことが意図される。つまり、「〜を備える」の前に記載されるシステム又は装置における1つ又は複数の要素は、更なる制約がない場合、そのシステム又は装置における他の要素又は追加の要素の存在を排除しない。
本開示は、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための高調波消去ユニット及び高調波消去方法に関する。高調波消去は、電力ベースのデバイスのグリッド電流における第1の全高調波歪み(THD)が事前定義された値より大きい場合、電力グリッドからの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を決定することによって実行される。更に、位相ロック・ループ(PLL)ベースの補正が、その波形において実行されて、PLL補正された波形が得られ、PLL補正された波形における第2のTHDが決定される。第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、事前定義された補正値に関する反復ベースの補正が、支配的な高調波以外の複数の高調波に対して実行されて、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形が得られる。
本開示の実施例の以下の詳細な説明において、本開示の一部分を形成し、例として、本開示が実施され得る特定の実施例が示される添付の図面が参照される。これらの実施例は、当業者が本開示を実施することを可能にするように十分に詳細に説明され、他の実施例が利用され得ること、及び本開示の範囲を逸脱することなく変更が行われ得ることを理解されたい。したがって、以下の説明は、限定する意味で解釈されるべきではない。
図3は、本開示の一部の実施例による高調波消去ユニットを実施するシステムの例示的な実施例を示す。
電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための図3に示されるシステムは、電力ベースのデバイス301と、電力グリッド302と、電流ベースの制御ユニット303と、高調波消去ユニット304と、PWMジェネレータ305とを備える。電力ベースのデバイス301には、交流−交流変換器、整流器、及びインバータが含まれ得るが、以上には限定されない。電力ベースのデバイス301からの波形は、電力グリッド302に供給される波形と電力グリッド302から受け取られる波形のいずれかであり、その波形には、非線形の電力負荷に起因して生じる高調波が存在する可能性がある。本開示の一実施例において、前記波形は、高調波情報の抽出及び高調波消去のために電力ベースのデバイス301から得られるグリッド電圧波形であり得る。別の実施例において、前記波形は、抽出及び高調波消去のために使用されるグリッド電流であり得る。
更に、本開示において、これらの高調波の除去又は低減は、高調波消去ユニット304を電流ベースの制御ユニット303とともに実装することによって実行される。電力ベースのデバイス301からのグリッド注入電流が、変調波形を得る基準として電流ベースの制御ユニット303に与えられる。更に、高調波消去ユニット304が、電力ベースのデバイス301からグリッド注入電流を得ることによって要求される補正を実行し、高調波の低減と除去のいずれかが実行されて、補正された波形が得られる。補正された波形は、補正された波形を得るようにPWMジェネレータ305を実装することによって変調波形を用いて更に変調され、電力ベースのデバイス301に供給される。変調された波形は、高調波除去された波形又は高調波低減された波形のいずれかであり得る。
図4は、本開示のいくつかの実施例による電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための様々なデータ及びモジュールを有する例示的な高調波消去ユニットの詳細なブロック図を示す。
高調波消去ユニット304は、I/Oインターフェース401と、プロセッサ402と、メモリ403とを備える。一実施形態において、高調波消去ユニット304は、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ(PC:Personal Computer)、ノートブック、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダ(例えば、Kindle及びNook)、サーバ、ネットワーク・サーバなどの様々なコンピューティング・システムにおいて実装され得る。
一実施例において、高調波消去ユニット304は、I/Oインターフェース401を介して電力グリッド302から波形を受け取る。また、I/Oインターフェース401は、高調波消去ユニット304の出力を、補正された波形の形態で与えることが可能である。一実施例において、その結果は、ディスプレイ・ユニット(図示せず)上で与えられ得る。更に、I/Oインターフェース401は、高調波消去ユニット304のプロセッサ402に結合される。
高調波消去ユニット304におけるメモリ403は、プロセッサ402に通信可能に結合される。メモリ403は、実行されると、高調波消去ユニット304が電力波形における高調波を消去できるようにするプロセッサ実行可能命令を記憶する。プロセッサ402は、電力ベースのデバイス301のグリッド電流における第1のTHDが事前定義された値より大きい場合、電力グリッド302からの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を決定するための、モジュール404と、データ410とを備える少なくとも1つのデータ・プロセッサを備えることが可能である。決定すると、プロセッサ402は、その波形においてPLLベースの補正を実行して、PLL補正された波形を得て、PLL補正された波形において第2のTHDを決定する。また、プロセッサ402は、第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、支配的な高調波以外の複数の高調波に対して反復ベースの補正を実行して、電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形を得ることもする。一実施例において、第1のTHD値と第2のTHD値は同一である。
例示される図4において、メモリ403の中に記憶されるデータ410及びモジュール404が、本明細書において詳細に説明される。
実施例において、メモリ403の中のデータ410が、高調波消去ユニット304の1つ又は複数のモジュール404によって処理される。モジュール404は、図4に示されるとおり、メモリ403の中に記憶され得る。実例において、プロセッサ402に通信可能に結合された1つ又は複数のモジュール404は、メモリ403の外部に存在して、ハードウェアとして実装されることも可能である。本明細書において使用されるモジュールという用語は、説明した機能を提供する、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、電子回路、1つ若しくは複数のソフトウェア・プログラム若しくはファームウェア・プログラムを実行するプロセッサ(共有される、専用の、又はグループの)及びメモリ、組合せ論理回路、及び/又は他の適切な構成要素を指す。
一実施例において、データ410は、例えば、電力グリッドからの波形411と、PLL補正された波形412と、反復補正された波形413と、THD414と、事前定義された値415と、事前定義された補正値416と、事前定義されたインクリメント値417と、事前定義されたデクリメント値418と、その他のデータ419とを含み得る。
電力グリッドからの波形411は、電力ベースのデバイス301における高調波情報を抽出するのに、且つ高調波消去のために使用される。本開示において、その波形は、電力グリッド302から得られるグリッド電圧波形である。一実施例において、その波形は、グリッド電流であり得る。
PLL補正された波形412は、高調波消去ユニット304において波形411に対するPLLベースの補正を実行すると、得られる。PLL補正された波形412は、PLLベースの補正された波形における第2のTHDが事前定義された値より大きい場合、反復ベースの補正を使用して更に補正される。第2のTHDが事前定義された値以下である場合、反復ベースの補正は要求されず、PLL補正された波形は、補正された波形とみなされる。
反復補正された波形413は、PLL補正された波形412に対する反復ベースの補正を実行すると、得られる。更に、反復ベースの補正は、第3のTHDが事前定義された値より小さくなるまで、反復補正された波形に対して実行される。反復ベースの補正を実行すると、反復補正された波形は、補正された波形とみなされる。
高調波消去ユニット304におけるTHD414は、第1のTHD、第2のTHD、第3のTHD、及び前のTHDのうちの少なくとも1つを備える。THDは、THD決定モジュール407によって決定され、高調波消去ユニット304のメモリ403の中に記憶される。一実施例において、第1のTHDと第2のTHDと第3のTHDの値は同一である。
事前定義された補正値416は、それによって高調波消去ユニット304における反復補正が実行される値である。
一実施例において、決定される事前定義された補正値は、第1のTHD、第2のTHD、及び第3のTHDのうちの少なくとも1つに依存する。更に、一実施例において、事前定義された補正値は、電力グリッド302における不均衡の量に依存することもあり得る。一実施例において、動的補正値を決定することが可能であり、動的補正値は、事前定義された補正値に依存し、1つ又は複数の事前定義された固定値と可変であり得る前の事前定義された補正値とに基づくものであり、式1のように与えられる。
X=A+X’*B … (式1)
ここで、Xは、動的補正値であり、
Aは、事前定義された補正値であり、
Bは、事前定義された固定値であり、
X’は、前の動的補正値である。
事前定義されたインクリメント値417及び事前定義されたデクリメント値418は、事前定義された補正値416をインクリメントすること、又はデクリメントすることの少なくともいずれかを実行するために使用される。事前定義されたインクリメント値417及び事前定義されたデクリメント値418は、高調波消去ユニット304によって決定され得る。一実施例において、事前定義されたインクリメント値417及び事前定義されたデクリメント値418は、ユーザによって選択される。一実施例において、事前定義されたインクリメント値417及び事前定義されたデクリメント値418は、THD414に基づく。
その他のデータ419とは、電力ベースのデバイス301における高調波消去のために参照され得るようなデータを指すことが可能である。
一実施例において、モジュール404は、例えば、高調波決定モジュール405と、PLLベースの補正モジュール406と、反復ベースの補正モジュール407と、THD決定モジュール408と、その他のモジュール409とを含み得る。
グリッド電流における第1のTHDが事前定義された値415より大きいと決定されると、電力グリッド411からの波形が受信され、波形411における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波が、高調波決定モジュール405によって決定される。一実施例において、支配的な高調波の位相もまた、高調波決定モジュール405によって決定される。本開示の非限定的な実施例において、高調波決定モジュール405は、直接直交(d−q:direct−quadrature)ベースの高調波振幅検出器を使用して実装される。高調波決定モジュール405は、FFTシステム及び他の任意の関連するシステムのうちの1つを使用して実装されることも可能である。
高調波消去ユニット304におけるPLLベースの補正モジュール406は、PLLベースの補正を実行してPLL補正された波形412を得る。PLLベースの補正は、高調波決定モジュール405によって決定された波形411における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波に対して実行される。一実施例において、PLLベースの補正は、電力ベースのデバイス301に関連する内部基準と最大の振幅を有する支配的な高調波の同期をとることによって達せられる。この同期は、PLLベースの補正モジュール406における計算遅延を解消し、また、波形411における位相の変動する性質も即時に把握される。一実施例において、PLLベースの補正モジュール406は、高速の高価なプロセッサを不要としてデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)を用いて実装され得る。しかし、PLLベースの補正モジュール406は、他の任意の知られているプロセッサを使用して実施されることが可能である。
反復ベースの補正モジュール407は、PLL補正された波形416における第2のTHDが、事前定義された値415より大きいと判定されると、PLL補正された波形416に対して反復ベースの補正を実行する。この反復ベースの補正は、パーセンテージ補正方法に基づいて実行され、電力ベースのデバイス301におけるTHD414を事前定義された限度内に維持する。反復ベースの補正は、支配的な高調波以外の複数の高調波に対して実行される。一実施例において、スイッチ・ケースが、PLL補正された波形に対する反復ベースの補正の要件を決定するように実装され得る。スイッチ・ケースは、PLLベースの補正モジュール406単独で、電力ベースのデバイス301におけるTHD414を維持することができるかどうかを確認するように構成される。PLLベースの補正モジュール406が、電力ベースのデバイス301におけるTHD414を維持することができない場合、THD414が限度内に維持されるようになるまで反復ベースの補正が実行される。
反復ベースの補正は、反復ベースの補正された波形を得るために、PLL補正された波形に対する事前定義された補正値416に関して反復ベースの補正モジュール407によって実行される。反復ベースの補正は、最大の振幅を有する支配的な高調波以外の複数の高調波に対して実行される。更に、反復ベースの補正された波形における第3のTHDが、THD決定モジュール408によって決定される。第3のTHDが事前定義された値415より大きい場合、反復ベースの補正された波形に対して反復ベースの補正が実行されて、第3のTHDが低減される。また、第3のTHD値と比較される前の第3のTHD値も決定される。第3のTHDが前の第3のTHDより大きい場合、事前定義された補正値416が、事前定義されたインクリメント値417だけインクリメントされ、第3のTHDが前の第3のTHD以下である場合、事前定義された補正値416が、事前定義されたデクリメント値418だけデクリメントされる。更に、事前定義された補正値416をインクリメントすることとデクリメントすることのいずれかが行われた後、第3のTHDが事前定義された値415より小さくなるまで、反復ベースの補正モジュール407によって、反復ベースの補正が反復ベースの補正された波形413に対して実行される。
THD決定モジュール407は、高調波消去ユニット304における第1のTHD、第2のTHD、及び第3のTHDのうちの少なくとも1つを決定するのに使用される。THD決定モジュール407は、THDアナライザであることが可能である。
その他のモジュール409とは、電力ベースのデバイス301における高調波消去のために参照され得るようなモジュールを指すことが可能である。
図5は、本開示のいくつかの実施例による高調波消去ユニットによって実行されるステップを示す流れ図を示す。
図5に示されるとおり、方法は、電力ベースのデバイス301における高調波消去のための1つ又は複数のブロックを備える。方法は、コンピュータ実行可能命令の一般的な脈絡において説明され得る。一般に、コンピュータ実行可能命令には、特定の機能を実行する、又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造、プロシージャ、モジュール、及び関数が含まれ得る。
方法が説明される順序は、限定として解釈されることは意図しておらず、説明される方法ブロックのうちのいくつでも、方法を実施するように任意の順序で組み合わされることが可能である。更に、個々のブロックは、本明細書において説明される主題の範囲を逸脱することなく、方法から削除されることが可能である。更に、方法は、任意の適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は以上の組合せにおいて実施され得る。
ブロック501において、電力グリッド302のグリッド電流における第1のTHDが、THD決定モジュール407によって決定される。
ブロック502において、第1のTHDが事前定義された値415より大きいことに関する条件の確認が実行される。第1のTHDが事前定義された値415より大きい場合、ブロック504が実行され、第1のTHDが事前定義された値415以下である場合、ブロック503が実行される。
ブロック503において、第1のTHDが事前定義された値415以下である場合、高調波消去は、高調波消去ユニット304によって実行されない。
ブロック504において、第1のTHDが事前定義された値415より大きい場合、電力グリッド302からの波形が、高調波消去のために高調波消去ユニットによって獲得される。
ブロック505において、グリッド電圧において最大の振幅を有する支配的な高調波が、高調波決定モジュール405によって決定される。
ブロック506において、その波形に対してPLLベースの補正が、PLLベースの補正モジュール406によって実行される。
ブロック507において、PLL補正された波形における第2のTHDが、THD決定モジュール407によって決定される。
ブロック508において、第2のTHDが事前定義された値415より大きいことに関する条件の確認が実行される。第2のTHDが事前定義された値415より大きい場合、ブロック509が実行され、第2のTHDが事前定義された値415以下である場合、ブロック510が実行される。
ブロック509において、第2のTHDが事前定義された値415より大きい場合、反復ベースの補正が、反復ベースの補正モジュール408によって実行される。
ブロック510において、第2のTHDが事前定義された値415以下である場合、反復ベースの補正は、実行されない。
図6は、本開示のいくつかの実施例による反復ベースの補正モジュールによって実行されるステップを示す流れ図である。
図6において示されるとおり、方法は、反復ベースの補正モジュール407によって反復ベースの補正を実行するための1つ又は複数のブロックを備える。方法は、コンピュータ実行可能命令の一般的な脈絡において説明され得る。一般に、コンピュータ実行可能命令には、特定の機能を実行する、又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造、プロシージャ、モジュール、及び関数が含まれ得る。
方法が説明される順序は、限定として解釈されることは意図しておらず、説明される方法ブロックのうちのいくつでも、方法を実施するように任意の順序で組み合わされることが可能である。更に、個々のブロックは、本明細書において説明される主題の範囲を逸脱することなく、方法から削除されることが可能である。更に、方法は、任意の適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は以上の組合せにおいて実施され得る。
ブロック601において、事前定義された値による反復ベースの補正が、反復ベースの補正モジュール408によって実行される。
ブロック602において、反復ベースの補正された波形における第3のTHD及び前の第3のTHDの決定が、THD決定モジュール407によって実行される。
ブロック603において、第3のTHDが事前定義された値415より大きいことに関する条件の確認が実行される。第3のTHDが事前定義された値415より大きい場合、ブロック605が実行され、第3のTHDが事前定義された値415以下である場合、ブロック604が実行される。
ブロック604において、反復ベースの補正は、実行されない。
ブロック605において、第3のTHDが前の第3のTHDより大きいことに関する条件の確認が実行される。第3のTHDが前の第3のTHDより大きい場合、ブロック606が実行され、第3のTHDが前の第3のTHD以下である場合、ブロック607が実行される。
ブロック606において、第3のTHDが前の第3のTHDより大きい場合、事前定義された補正値416が、事前定義されたインクリメント値417だけインクリメントされ、反復ベースの補正された波形に対する更なる反復ベースの補正が、反復ベースの補正モジュール408によって実行される。
ブロック607において、第3のTHDが前の第3のTHD以下である場合、事前定義された補正値416が、事前定義されたデクリメント値418だけデクリメントされ、反復ベースの補正された波形に対する更なる反復ベースの補正が、反復ベースの補正モジュール408によって実行される。
前述した反復ベースの補正は、第3のTHDが事前定義された値415以下になるまで実行される。
図7は、本開示と合致するいくつかの実施例を実施するための例示的なコンピュータ・システムのブロック図を示す。
コンピュータ・システム701の変形が、本開示の特徴を実施するのに利用され得る全てのコンピューティング・システムを実施するために使用されることが可能である。コンピュータ・システム701は、中央処理装置(「CPU:central processing unit」又は「プロセッサ」)703を備えることが可能である。プロセッサ703は、ユーザによって生成された、又はシステムによって生成された要求を実行するためのプログラム構成要素を実行するための少なくとも1つのデータ・プロセッサを備えることが可能である。プロセッサには、統合されたシステム(バス)コントローラ、メモリ管理制御ユニット、浮動小数点演算装置、グラフィックス処理ユニット、デジタル信号処理ユニットなどの専用の処理ユニットが含まれ得る。プロセッサ703は、AMD Athlon、Duron、若しくはOpteron、ARM社のアプリケーション・プロセッサ、組込み型のプロセッサ、若しくはセキュリティ保護されたプロセッサ、IBM PowerPC、Intel社のCore、Itanium、Xeon、Celeron、又はその他の系列のプロセッサなどのマイクロプロセッサを含み得る。プロセッサ703は、メインフレーム、分散型プロセッサ、マルチコア・アーキテクチャ、並列型アーキテクチャ、グリッド・アーキテクチャ、又はその他のアーキテクチャを使用して実装され得る。いくつかの実施例は、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field Programmable Gate Arrays)などのような組込み型の技術を利用することが可能である。
プロセッサ703は、I/Oインターフェース702を介して1つ又は複数の入出力(I/O:input/output)デバイスと通信状態にあるように配置され得る。I/Oインターフェース702は、限定なしに、オーディオ、アナログ、デジタル、モノラル、RCA、ステレオ、IEEE−1394、シリアル・バス、ユニバーサル・シリアル・バス(USB:universal serial bus)、赤外線、PS/2、BNC、同軸、コンポーネント、コンポジット、デジタル・ビジュアル・インターフェース(DVI:digital visual interface)、高精細度マルチメディア・インターフェース(HDMI(登録商標):high−definition multimedia interface)、RFアンテナ、S−Video、VGA、IEEE802.n/b/g/n/x、Bluetooth(登録商標)、セルラ(例えば、符号分割多元接続(CDMA:code−division multiple access)、高速パケット・アクセス(HSPA+:high−speed packet access)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM(登録商標):global system for mobile communications)、ロングターム・エボリューション(LTE:long−term evolution)、WiMAX、その他)などの通信プロトコル/方法を使用することが可能である。
I/Oインターフェース702を使用して、コンピュータ・システム701は、1つ又は複数のI/Oデバイスと通信することが可能である。例えば、入力デバイス704は、アンテナ、キーボード、マウス、ジョイスティック、(赤外線)リモコン、カメラ、カード・リーダ、ファックス、ドングル、バイオメトリック・リーダ、マイクロフォン、タッチ・スクリーン、タッチパッド、トラックボール、センサ(例えば、加速度計、光センサ、GPS、ジャイロスコープ、近接センサなど)、スタイラス、スキャナ、ストレージ・デバイス、トランシーバ、ビデオ・デバイス/ソース、バイザなどであり得る。出力デバイス705は、プリンタ、ファックス、ビデオ・ディスプレイ(例えば、陰極線管(CRT:cathode ray tube)、液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)、発光ダイオード(LED:light−emitting diode)、プラズマなど)、オーディオ・スピーカであり得る。いくつかの実施例において、トランシーバ705及び704は、プロセッサ703に接続されて配置され得る。トランシーバは、様々なタイプのワイヤレス送信又はワイヤレス受信を円滑にすることが可能である。例えば、トランシーバは、IEEE802.11a/b/g/n通信、Bluetooth(登録商標)通信、FM通信、全地球測位システム(GPS:global positioning system)通信、2G/3G HSDPA/HSUPA通信などを提供するトランシーバ・チップ(例えば、テキサス・インスツルメンツ社のWiLink WL1283、ブロードコム社のBCM4759IUB8、インフィニオン・テクノロジーズ社のX−Gold 618−PMB9800など)に動作上、接続されたアンテナを含み得る。一実施例において、通信は、コントロール・エリア・ネットワーク(CAN:Control Area Network)通信、Synchronous Peripheral Interface(SPI)/Serial Connect Interface(SCI)通信、及びModbus通信のうちの1つを使用することによって実現され得る。
いくつかの実施例において、プロセッサ703は、ネットワーク・インターフェース707を介して通信ネットワーク718と通信状態にあるように配置され得る。ネットワーク・インターフェース707は、通信ネットワーク718と通信することが可能である。通信ネットワーク707は、限定なしに、直接接続、イーサネット(登録商標)(例えば、より対線10/40/400 Base T)、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP:transmission control protocol/internet protocol)、トークン・リング、IEEE802.11a/b/g/n/xなどを含む接続プロトコルを使用することが可能である。通信ネットワーク718は、限定なしに、直接相互接続、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN:local area network)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN:wide area network)、ワイヤレス・ネットワーク(例えば、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコルを使用する)、インターネットなどを含むことが可能である。ネットワーク・インターフェース707及び通信ネットワーク718を使用して、コンピュータ・システム701は、電力ベースのデバイス719及び電力グリッド720と通信することが可能である。これらのデバイスには、限定なしに、パーソナル・コンピュータ、サーバ、ファックス、プリンタ、スキャナ、また、セルラ電話、スマートフォン(例えば、アップル社のiPhone(登録商標)、Blackberry、Androidベースの電話、その他)、タブレット・コンピュータ、電子書籍リーダ(アマゾン社のKindle、Nook、その他)、ラップトップ・コンピュータ、ノートブック、ゲーム・コンソール(マイクロソフト社のXbox、ニンテンドーDS、ソニー社のPlayStation、その他)といった様々なモバイル・デバイスなどが含まれ得る。いくつかの実施例において、コンピュータ・システム701がそれ自体、これらのデバイスのうちの1つ又は複数を実現することが可能である。
いくつかの実施例において、プロセッサ703は、ストレージ・インターフェース708を介して1つ又は複数のメモリ・デバイス(例えば、RAM710、ROM709、その他)と通信状態にあるように配置され得る。ストレージ・インターフェースは、限定なしに、Serial Advanced Technology Attachment(SATA)、Integrated Device Electronics(IDE)、IEEE−1394、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、ファイバ・チャネル、Small Computer Systems Interface(SCSI)などの接続プロトコルを使用するメモリ・ドライブ、リムーバブル・ディスク・ドライブなどを含むメモリ・デバイスに接続されることが可能である。メモリ・ドライブは、ドラム、磁気ディスク・ドライブ、光磁気ドライブ、光ドライブ、Redundant Arrays of Independent Discs(RAID)、ソリッドステート・メモリ・デバイス、ソリッドステート・ドライブなどを更に含み得る。
メモリ711は、限定なしに、オペレーティング・システム717、ユーザ・インターフェース・アプリケーション716、ウェブ・ブラウザ715、メール・サーバ714、メール・クライアント713、ユーザ/アプリケーション・データ712(例えば、本開示において説明される任意のデータ変数又はデータ・レコード)などを含むプログラム構成要素又はデータベース構成要素の集まりを記憶することが可能である。オペレーティング・システム717は、コンピュータ・システム701のリソース管理及び動作を円滑にすることが可能である。オペレーティング・システム717の例には、限定なしに、アップル社のMacintosh OS X、UNIX(登録商標)、Unixライクなシステム・ディストリビューション(例えば、Berkeley Software Distribution(BSD)、FreeBSD、NetBSD、OpenBSDなど)、Linux(登録商標)ディストリビューション(例えば、Red Hat、Ubuntu、Kubuntuなど)、IBM社のOS/2、マイクロソフト社のWindows(登録商標)(XP、Vista/7/8など)、アップル社のiOS、グーグル社のAndroid、Blackberry OSなどが含まれる。ユーザ・インターフェース716は、テキスト機構又はグラフィックス機構を介してプログラム構成要素の表示、実行、対話、操作、又は動作を円滑にすることが可能である。例えば、ユーザ・インターフェースは、カーソル、アイコン、チェック・ボックス、メニュー、スクローラ、ウインドウ、ウィジェットなどの、コンピュータ・システム701に動作上、接続されたディスプレイ・システム上のコンピュータ対話インターフェース要素を提供することが可能である。限定なしに、アップル社のマッキントッシュ・オペレーティング・システムのAqua、IBM社のOS/2、マイクロソフト社のWindows(登録商標)(例えば、Aero、Metro、その他)、Unix(登録商標) X−Windows(登録商標)、ウェブ・インターフェース・ライブラリ(例えば、Active X、Java(登録商標)、JavaScript(登録商標)、AJAX、HTML、Adobe Flash、その他)などを含むグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)が使用され得る。
いくつかの実施例において、コンピュータ・システム701は、ウェブ・ブラウザ715によって記憶されたプログラム構成要素を実装することが可能である。ウェブ・ブラウザは、マイクロソフト社のInternet Explorer、グーグル社のChrome、Mozilla Firefox、アップル社のSafariなどのハイパーテキスト閲覧アプリケーションであることが可能である。HTTPS(Secure Hypertext Transport Protocol)、Secure Sockets Layer(SSL)、Transport Layer Security(TLS)などを使用するセキュリティ保護されたウェブ・ブラウジングが提供されることが可能である。ウェブ・ブラウザは、AJAX、DHTML、Adobe Flash、JavaScript(登録商標)、Java(登録商標)、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API:Application programming interface)などの機構を利用することが可能である。いくつかの実施例において、コンピュータ・システム701は、メール・サーバ714によって記憶されたプログラム構成要素を実装することが可能である。メール・サーバは、Microsoft Exchangeなどのインターネット・メール・サーバであることが可能である。メール・サーバは、ASP、ActiveX、ANSI C++/C#、Microsoft .NET、CGIスクリプト、Java(登録商標)、JavaScript(登録商標)、Perl、PHP、Python、WebObjectsなどの機構を利用することが可能である。メール・サーバは、インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル(IMAP:internet message access protocol)、メッセージング・アプリケーション・プログラミング・インターフェース(MAPI:messaging application programming interface)、Microsoft Exchange、ポスト・オフィス・プロトコル(POP:post office protocol)、簡易メール転送プロトコル(SMTP:simple mail transfer protocol)などの通信プロトコルを利用することが可能である。いくつかの実施例において、コンピュータ・システム701は、メール・クライアント713に記憶されたプログラム構成要素を実装することが可能である。メール・クライアントは、Apple Mail、Microsoft Entourage、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbirdなどのメール閲覧アプリケーションであることが可能である。
いくつかの実施例において、コンピュータ・システム701は、本開示において説明されるデータ、変数、レコードなどのユーザ/アプリケーション・データ712を記憶することが可能である。そのようなデータベースは、Oracle又はSybaseのようなフォールト・トレラントの、リレーショナル型の、スケーラブルな、セキュリティ保護されたデータベースとして実装され得る。代替として、そのようなデータベースは、アレイ、ハッシュ、リンク・リスト、構造体、構造化されたテキスト・ファイル(例えば、XML)、テーブルなどの標準化されたデータ構造を使用して、又はオブジェクト指向データベースとして(例えば、ObjectStore、Poet、Zope、その他を使用して)実装されてもよい。そのようなデータベースは、統合されること、又は、ときとして、本開示において前述した様々なコンピュータ・システムの間で分散されることが可能である。任意のコンピュータ構成要素又はデータベース構成要素の構造及び動作が、任意の機能する組合せにおいて組み合わされること、統合されること、又は分散されることが可能であるものと理解されたい。
本開示の一実施例において、THDの除去又は低減のうちのいずれかが、より小さい計算遅延を伴って実現される。
本開示の一実施例において、システムのより高い安定性が、グリッド電圧を高調波消去のための基準として使用しているため、実現される。
本開示の一実施例において、高価な高速プロセッサの実装は、不要となる。
本開示の一実施例において、高調波の計算された位相値とリアルタイムの位相値の間の不整合の問題が、克服される。
しかし、当業者は、本開示が使用され得る医療分野における他の応用例を着想することができる。更に、本開示は、本開示の範囲を逸脱することなく、若干の変更を加えて類似した応用例において容易に採用され得る。
「或る実施例」、「実施例」、「いくつかの実施例」、「その実施例」、「それらの実施例」、「1つ又は複数の実施例」、「いくつかの実施例」、及び「一実施例」という用語は、特に明記しない限り、「本開示の1つ又は複数の(但し、全てではない)実施例」を意味する。
「含む」、「備える」、「有する」という用語、及びこれらの変形は、特に明記しない限り、「〜を含むが、〜には限定されない」を意味する。
「或る」及び「その」「前記の」という用語は、特に明記しない限り、「1つ又は複数の」を意味する。
単一のデバイス又は物品が本明細書において説明される場合、複数のデバイス/物品(それらのデバイス/物品が協働するか否かにかかわらず)が、単一のデバイス/物品の代わりに使用され得ることが直ちに明白であろう。同様に、複数のデバイス又は物品が本明細書において説明される場合(それらのデバイス/物品が協働するか否かにかかわらず)、単一のデバイス/物品が、複数のデバイス若しくは物品の代わりに使用され得ること、又は異なる数のデバイス/物品が、示される数のデバイス若しくはプログラムの代わりに使用され得ることが直ちに明白となろう。デバイスの機能及び/又は特徴は、代替として、そのような機能/特徴を有するものとして明示的に説明されない他の1つ又は複数のデバイスによって実現されてもよい。このため、本開示の他の実施例は、そのデバイス自体を含まなくてもよい。
本開示の様々な実施例の以上の説明は、例示及び説明の目的で提示されてきた。以上の説明は、網羅的であること、又は本開示を、開示される形態そのものに限定することは意図していない。前段の教示に鑑みて、多くの変形形態及び変更形態が可能である。本開示の範囲は、詳細な説明によってではなく、添付の特許請求の範囲によって限定されることが意図される。以上の詳細、実例、及びデータは、本開示の構成の製造及び用法の完全な説明を与える。本開示の多くの実施例が、本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく作成されることが可能であるため、本開示は、本明細書に添付された特許請求の範囲に存する。
最後に、本明細書において使用される言い回しは、主に、読みやすさ及び教示目的のために選択されており、本発明の主題を画定する、又は限定するようには選択されていない可能性がある。したがって、本開示の範囲は、この詳細な説明によって限定されるのではなく、本明細書に基づく出願について記載される全てのクレームによって限定されることが意図される。したがって、本開示の実施例の開示は、添付の特許請求の範囲に記載される本開示の範囲を例示することを意図するが、限定することは意図していない。
本明細書における実質的にあらゆる複数の、及び/又は単数の用語の使用に関して、当業者は、脈絡及び/又は応用例に適切なように、複数形から単数形に、及び/又は単数形から複数形に変換することができる。様々な単数/複数の配列が、明確にするために本明細書において明確に記載されることが可能である。
更に、本開示の特徴又は態様がマーカッシュ・グループに関連して説明される場合、本開示は、その結果、そのマーカッシュ・グループの任意の個別のメンバ、又はメンバのサブグループに関連しても説明されることが当業者には認識されよう。
様々な態様及び実施例が本明細書において開示されてきたが、他の態様及び実施例が当業者には明白となろう。本明細書において開示される様々な態様及び実施例は、例示を目的とし、限定することは意図しておらず、真の範囲及び趣旨は、添付の特許請求の範囲によって示される。
101 電力ベースのデバイス
102 電力グリッド
103 電流ベースの制御ユニット
104 従来の高調波消去ユニット
301 電力ベースのデバイス
302 電力グリッド
303 電流ベースの制御ユニット
304 高調波消去ユニット
305 PWMジェネレータ
401 I/Oインターフェース
402 プロセッサ
403 メモリ
404 モジュール
405 高調波決定モジュール
406 PLLベースの補正モジュール
407 THD決定モジュール
408 反復ベースの補正モジュール
409 その他のモジュール
410 データ
411 電力グリッドからの波形
412 PLL補正された波形
413 反復補正された波形
414 THD
415 事前定義された値
416 事前定義された補正値
417 事前定義されたインクリメント値
418 事前定義されたデクリメント値
419 その他のデータ
701 コンピュータ・システム
702 I/Oインターフェース
703 プロセッサ
704 入力デバイス
705 出力デバイス
706 トランシーバ
707 ネットワーク・インターフェース
708 ストレージ・インターフェース
709 ROM
710 RAM
711 メモリ
712 ユーザ/アプリケーション・データ
713 メール・クライアント
714 メール・サーバ
715 ウェブ・ブラウザ
716 ユーザ・インターフェース
717 オペレーティング・システム
718 ネットワーク
719 電力ベースのデバイス
720 電力グリッド

Claims (11)

  1. 電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための高調波消去ユニットであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに通信可能に結合されたメモリであって、実行されると、前記プロセッサに、
    前記電力ベースのデバイスのグリッド電流における第1の全高調波歪み(THD)が事前定義された値より大きい場合、電力グリッドからの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を決定するステップと、
    前記波形において位相ロック・ループ(PLL)ベースの補正を実行して、PLL補正された波形を得るステップと、
    前記PLL補正された波形において第2のTHDを決定するステップと、
    前記第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、前記支配的な高調波以外の前記複数の高調波に対して反復ベースの補正を実行して、前記電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形を得るステップとを行わせるプロセッサ実行可能命令を記憶するメモリとを備える、前記高調波消去ユニット。
  2. 前記反復ベースの補正は、
    前記反復ベースの補正された波形における第3のTHDを決定するステップと、
    前記第3のTHDが前記事前定義された値より大きくなるまで、前記反復ベースの補正された波形に対して前記反復ベースの補正を実行するステップと
    を備える、請求項1に記載の高調波消去ユニット。
  3. 前記反復ベースの補正は、事前定義された補正値に関して実行される、請求項1に記載の高調波消去ユニット。
  4. 前記反復ベースの補正は、
    前記反復ベースの補正された波形における前の第3のTHDを決定するステップと、
    前記第3のTHDが前記前の第3のTHDより大きい場合、前記事前定義された補正値を事前定義されたインクリメント値だけインクリメントするステップと、
    前記第3のTHDが前記前の第3のTHD以下である場合、前記事前定義された補正値を事前定義されたデクリメント値だけデクリメントするステップと
    を更に備える、請求項3に記載の高調波消去ユニット。
  5. 前記電力グリッドからの前記波形は、電圧波形である、請求項1に記載の高調波消去ユニット。
  6. 前記PLLベースの補正は、前記電力ベースのデバイスに関連する内部基準と最大の振幅を有する前記支配的な高調波の同期を実行する、請求項1に記載の高調波消去ユニット。
  7. 電力ベースのデバイスにおける高調波消去のためのシステムであって、
    前記電力ベースのデバイスのグリッド電流に基づいて変調波形を与える電流ベースの制御ユニットを備え、更に
    プロセッサと、
    前記プロセッサに通信可能に結合されたメモリであって、実行されると、前記プロセッサに、
    前記グリッド電流における第1の全高調波歪み(THD)が事前定義された値より大きい場合、電力グリッドからの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を決定するステップと、
    前記波形において位相ロック・ループ(PLL)ベースの補正を実行して、PLL補正された波形を得るステップと、
    前記PLL補正された波形において第2のTHDを決定するステップと、
    前記第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、前記支配的な高調波以外の複数の高調波に対して反復ベースの補正を実行して、前記電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形を得るステップと
    を行わせるプロセッサ実行可能命令を記憶するメモリと
    を備える高調波消去ユニットと、
    前記変調波形、及びPLL補正された波形と反復ベースの補正された波形のいずれかに基づいて、変調された波形を与えるパルス幅変調(PWM)ジェネレータであって、前記変調された波形は、高調波消去のために前記電力ベースのデバイスに与えられるPWMジェネレータと
    を備える、前記システム。
  8. 前記反復ベースの補正は、
    前記反復ベースの補正された波形における第3のTHDを決定するステップと、
    前記第3のTHDが前記事前定義された値より大きくなるまで、前記反復ベースの補正された波形に対して前記反復ベースの補正を実行するステップと
    を備える、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記反復ベースの補正は、事前定義された補正値に関して実行される、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記反復ベースの補正は、
    前記反復ベースの補正された波形における前の第3のTHDを決定するステップと、
    前記第3のTHDが前記前の第3のTHDより大きい場合、前記事前定義された補正値を事前定義されたインクリメント値だけインクリメントするステップと、
    前記第3のTHDが前記前の第3のTHD以下である場合、前記事前定義された補正値を事前定義されたデクリメント値だけデクリメントするステップと
    を更に備える、請求項9に記載のシステム。
  11. 電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための方法であって、
    高調波消去ユニットによる、前記電力ベースのデバイスのグリッド電流における第1の全高調波歪み(THD)が事前定義された値より大きい場合、電力グリッドからの波形における複数の高調波の中で最大の振幅を有する支配的な高調波を決定するステップと、
    前記高調波消去ユニットによる、前記波形において位相ロック・ループ(PLL)ベースの補正を実行して、PLL補正された波形を得るステップと、
    前記高調波消去ユニットによる、前記PLL補正された波形における第2のTHDを決定するステップと、
    前記高調波消去ユニットによる、前記第2のTHDが前記事前定義された値より大きい場合、前記支配的な高調波以外の前記複数の高調波に対して反復ベースの補正を実行して、前記電力ベースのデバイスにおける高調波消去のための反復ベースの補正された波形を得るステップと
    を備える、前記方法。
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