JP2017044038A - 軒天井パネル、軒天井構造、建物、軒天井パネル取付方法 - Google Patents

軒天井パネル、軒天井構造、建物、軒天井パネル取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】主に、建物に対する配線の取り回しを容易に行うと共に、配線の紫外線劣化や、見栄えの悪化の問題を解消すると共に、配線の周囲に保護材を取付ける手間や、保護材に要するコストの問題を解消し得るようにする。
【解決手段】建物1の屋根に形成された庇部分23の裏面に軒天井パネル材31が取付けられている軒天井パネルに関する。
上記軒天井パネル材31が、その上面に、上記庇部分23の裏面に沿って取り回された配線28を押し上げ可能な軒天井パネル支持金具41を一体に有している。
【選択図】図1

Description

この発明は、軒天井パネル、軒天井構造、建物、軒天井パネル取付方法に関するものである。
建物には屋根が取付けられており(例えば、特許文献1参照)、建物の屋根に形成された庇部分の裏面には、軒天井パネルが取付けられている。
一方、建物の外面などには各種の配線が設置されている(例えば、特許文献2、3、4参照)。このような配線は、通常、剥き出しのまま建物の外面に沿って取り回されるか、または、配線カバーなどの保護材によって保護された状態で建物の外面に沿って取り回されている。
なお、特許文献1では、屋根パネルと鉄骨大梁との間に、屋根パネルの支持状態をボルトで調節できるようにした補強用支持金具を設置するようにしている。特許文献2では、建物がユニット建物の場合に、配線を隣接する建物ユニット間の隙間へ導くように取り回している。特許文献3では、建物がユニット建物の場合に、配線を建物ユニットに取付けた仮天井の上に支持させるようにしている。特許文献4では、配線を取り回すためのクリップなどを設けるようにしている。
特開2007−70867号公報 特開平11−196525号公報 特開2012−82573号公報 特表2014−506775号公報(WO12/102777)
しかし、配線を剥き出しの状態で建物の外面に沿って取り回した場合、紫外線劣化の問題が生じると共に、外観上も見栄えが悪いという問題があった。また、配線を配線カバーなどの保護材によって保護した状態で建物の外面に沿って取り回した場合、配線の周囲に保護材を取付ける手間や、保護材にコストが掛かるなどの問題があった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
建物の屋根に形成される庇部分の裏面に軒天井パネル材が取付けられている軒天井パネルであって、
前記軒天井パネル材が、その上面に、前記庇部分の裏面に沿って取り回された配線を押し上げ可能な軒天井パネル支持金具を一体に有していることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、建物に対する配線の取り回しを容易に行うことができる。また、配線の紫外線劣化や、見栄えの悪化の問題を解消すると共に、配線の周囲に保護材を取付ける手間や、保護材に要するコストの問題を解消することができる。
実施例1にかかる軒天井構造を示す縦断面図である。 図1の軒樋吊金具の、屋根ユニットに対する取付状態を示す斜視図である。 図2の部分拡大図である。 (a)配線保持部を示す部分正面図、(b)は他の配線保持部を示す部分正面図である。 実施例2にかかる軒天井構造を示す縦断面図である。 樋保持部および勾配付与部を備えた軒樋吊金具の、屋根ユニットに対する取付状態を示す、斜め下側から見た分解斜視図である。 樋保持部および勾配付与部による樋の取付状態を示す分解斜視図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図7は、この実施の形態を説明するためのものである。このうち、図1〜図4は実施例1に関し、図5〜図7は実施例2に関する。
<構成>以下、構成について説明する。
図1に示すように、戸建住宅などの建物1は、建物本体2と、屋根3とを有している。この場合、上記した建物1は、ユニット建物とされている。
ユニット建物は、要するに、工場で予め製造した複数の建物ユニットなどを建築現場へ搬送して現場で組み立てることによって、短期間のうちに建物1を構築できるようにしたものである。
ユニット建物の場合、建物本体2を構成する建物ユニット(例えば、鋼製ユニット)は、例えば、4本のユニット柱の上端部間を4本の天井梁8で矩形状に連結すると共に、4本のユニット柱の下端部間を4本の床梁で矩形状に連結したボックスラーメン構造のユニットフレームを有するものなどとされる。ユニットフレームの外面側には、外壁材9などが取付けられる。
また、屋根3は、ほぼ水平に近い緩い勾配の陸屋根とされており、屋根3を構成する屋根ユニットは、例えば、平行な一対の屋根フレーム11の間に野地板12と溶融アルミニウムめっき鋼板などの下地鋼板13とを有する屋根葺材14を架設して一体化したものなどとされる(例えば、図6参照)。屋根フレーム11は、ウエブ部の上下に一対のフランジ部を有する内向きのC型断面の鋼材とされており、屋根葺材14は、屋根フレーム11のウエブ部の中間位置に、金属製または木製の受材15(野地板受金具や木桟など)を用いて取付けられている。
更に、屋根フレーム11の上側のフランジ部の部分には、太陽電池パネル16が取付金具を用いて一体に取付けられている。
そして、最上階に位置する建物ユニットの上部に対して上記した屋根ユニットが複数並設される。この際、隣接する屋根ユニットの間には、カバー部材21などが取付けられる。そして、建物本体2に対して屋根3を一部張り出すように取付けることによって庇部分23(軒)が形成される。屋根葺材14や太陽電池パネル16は、庇部分23の先端(軒先側)へ向かって下り勾配となるように斜めに設置される。
庇部分23の先端側には、水下水切役物24が取付けられ、その下側には、軒樋吊金具25を用いて軒樋26が取付けられる。この軒樋26は、軒先に沿って(紙面と直交する方向へ)延びるものとされる。この軒樋26は、延設方向に対して所要の排水勾配を有するものとされる。この排水勾配は、軒樋吊金具25が持つ高さ調節機能によって付与される。更に、庇部分23の先端には、パラペット27が取付けられる。
また、太陽電池パネル16の下面側からは配線28が突設されており、この配線28は、例えば、庇部分23の先端(軒先側)へ向かって延びると共に、水下水切役物24の位置で反転され、屋根フレーム11の下側を通って建物本体2へ向かうように取り回されるなどしている。この配線28は、屋根葺材14(野地板12)の下面などに対して仮止めしておくようにするのが好ましいが、状況によっては仮止めしなくても良い。
そして、建物1の屋根3に形成された庇部分23の裏面に軒天井パネル材31を取付けるようにする。
このように、庇部分23の裏面に軒天井パネル材31を取付けることで、建物1の軒天井構造が形成される。この軒天井構造では、軒天井パネル材31は、軒樋26の下側を通ってパラペット27の下部と、外壁材9の上端部との間を塞ぐように取付けられる。
なお、建物1は、上記したようなユニット建物に限るものではない。
そして、以上のような基本的または全体的な構成に対し、この実施例は、以下のような構成を備えている。
(1−1)軒天井パネル支持金具41について
上記軒天井パネル材31が、その上面に、上記庇部分23の裏面に沿って取り回される配線28を押し上げ可能な軒天井パネル支持金具41を一体に有するものとされる。
ここで、軒天井パネル支持金具41は、ウエブ部45の上下に一対のフランジ部46,47を有するC型断面の鋼材などとされている。軒天井パネル支持金具41は、少なくとも、屋根ユニットを構成する一対の屋根フレーム11の間に(横方向へ)架設可能な長さを有するものとされる。軒天井パネル支持金具41は、軒先側から軒元側へ向け所要の間隔を有して複数本設けることができる。複数本の軒天井パネル支持金具41の設置間隔は、軒天井パネル材31に対する取付強度を考慮すると共に、配線28のたるみなどを考慮して、配線28を効率良く押さえられる距離にするのが好ましい。
そして、軒天井パネル材31に対し、工場で予め軒天井パネル支持金具41を(単数または複数本)取付けることで、軒天井ユニット48が構成される。軒天井パネル材31に対する軒天井パネル支持金具41の取付けは、釘やネジなどの固定部材49を用いて行われる。軒天井ユニット48を構成する軒天井パネル支持金具41は、ボルト・ナットなどの締結固定具50を用いて屋根フレーム11の下部(下側のフランジ部)などに取付けられる。軒天井ユニット48は、庇部分23の大きさや面積に応じて、複数枚に分けて設けることができる。
(1−2)配線押上部51について
上記軒天井パネル支持金具41に、上記配線28を押し上げる配線押上部51を設けるようにする。
ここで、配線押上部51は、例えば、上記した軒天井パネル支持金具41の上側のフランジ部46などを利用することができる。屋根フレーム11の下部に対する軒天井ユニット48の取付け後には、配線28は、図2、図3に示すように、粘着テープ55などによって配線押上部51に貼付け固定するようにしても良い。
或いは、図4(a)に示すように、配線押上部51(上側のフランジ部46)に対し、上方へ向けて突出する一対の突起部56(配線保持部)などを設けて、一対の突起部56間に配線28をまとめて収容保持させるようにしても良い。または、図4(b)に示すように、配線押上部51(上側のフランジ部46)に上方へ向けて突出する一対の切起部57(配線保持部)などを設けて、一対の切起部57間に配線28をまとめて収容保持させるようにしても良い。なお、一対の突起部56や切起部57と上記した粘着テープ55とを組み合わせて使用しても良い。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
建物1の屋根に形成された庇部分23の裏面に軒天井パネル材31を取付けることによって、建物1の軒天井構造が形成される。
この際、上記庇部分23の裏面に沿って配線28を取り回すと共に、上記軒天井パネル材31の上面に対して予め一体に軒天井パネル支持金具41を取付けておくようにする。
そして、上記庇部分23の裏面に沿って取り回された上記配線28を、上記軒天井パネル支持金具41で押し上げるようにして、上記軒天井パネル支持金具41を上記庇部分23の裏面に固定することで、軒天井パネル材31を庇部分23の裏面に取付けると同時に、軒天井パネル材31で上記配線28を上記庇部分23の内側に隠すようにする。
この場合において、上記軒天井パネル支持金具41に専用の配線押上部51を設けて、配線押上部51によって上記配線28を押し上げさせるようにするのが好ましい。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1−1)軒天井パネル材31の上面に対して予め一体に軒天井パネル支持金具41を取付けた。そして、庇部分23の裏面に沿って取り回された配線28を軒天井パネル支持金具41で押し上げるようにして、軒天井パネル支持金具41を庇部分23の裏面に固定させるようにした。
これにより、軒天井パネル支持金具41を下側から庇部分23の裏面に固定するだけで、軒天井パネル材31を庇部分23の裏面に取付けると同時に、軒天井パネル材31で配線28を上記庇部分23の内側に隠すことができるようになる。
その結果、配線28を剥き出しの状態で建物1の外面に沿って取り回した場合のような、紫外線劣化の問題や、外観上の見栄えの悪化の問題を解消することができると共に、配線28を配線カバーなどの保護材によって保護した状態で建物1の外面に沿って取り回した場合のような、配線28の周囲に保護材を取付ける手間や、保護材に要するコストの問題を解消することができる。しかも、軒天井パネル支持金具41を庇部分23の裏面に固定するだけの作業で済むので、特に手間が掛かることがない。
(効果1−2)軒天井パネル支持金具41に配線押上部51を設けた。これにより、(軒天井パネル支持金具41に配線押上部51を設けていない場合と比べて)配線28を容易且つ確実に押し上げることができるようになる。しかも、配線押上部51を設けることにより、軒天井パネル支持金具41だけで配線28を押し上げると同時に保持もできるようになるので、配線28の保持に手間もコストもかからない。
この際、配線押上部51に対して粘着テープ55で配線28を固定したり、図4(a)(b)に示すように、一対の突起部56や切起部57の内側に配線28をまとめて収容保持させるようにしたりすることで、配線28を庇部分23の内側に整然と取り回すことができる。
図5〜図7は、実施例2に関するものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図5に示すように、軒樋26における排水勾配の下側となる端部と、建物本体2に沿って設けられた竪樋61との間には、建物本体2へ向かって下り勾配に延びる樋62が設けられる。そして、軒樋26に流れ込んだ雨水が、樋62を通って竪樋61へ流されるようになっている。なお、竪樋61の上端部には、集水器63が設置されている。
(2−1)樋保持部71について
図6に示すように、上記軒天井パネル支持金具41が、樋62を保持可能な樋保持部71を有するものとされている。
ここで、樋保持部71は、軒天井パネル支持金具41のウエブ部45に形成された、樋通し穴などとされている。この樋通し穴は、少なくとも、樋62の幅と同じかそれよりも若干広い横寸法と、樋62の高さよりも上下方向に長い縦寸法とを有するものとされている。樋保持部71は、軒樋26の排水勾配の下端側の位置で、軒天井パネル支持金具41における樋62を通す位置に対して設けられる。
(2−2)勾配付与部81について
上記軒天井パネル支持金具41が、上記樋保持部71で保持された上記樋62に、排水勾配を付与可能な勾配付与部81を有するものとされている。
ここで、勾配付与部81は、樋通し穴へ挿通配置された樋62の設置高さhを設定または調整可能な高さ調整部とされている。この高さ調整部は、例えば、樋62を支持・固定する高さ調整用プレート85と、この高さ調整用プレート85を所要の高さで軒天井パネル支持金具41に固定する(高さ)可変取付部86とを一体に有するものとされている。
高さ調整用プレート85は、樋62に応じた形状や長さを有するものを使用する。この場合、高さ調整用プレート85は、図7に示すように、樋62に合わせて現場で曲げ加工することで樋62を固定するものとされている。例えば、高さ調整用プレート85は、可変取付部86に対して面を90°に曲げることで樋62の側面と平行にし、更に、その上端部を内側へ曲げることで、樋62の上縁部を保持させるようにしている。
また、可変取付部86は、軒天井パネル支持金具41の樋保持部71(樋通し穴)の両側部に設けられた取付孔に、ボルト・ナットなどの締結固定具を用いて取付けられる取付片とされる。取付孔は、高さ調整用プレート85の取付け高さに応じて選択使用が可能なように上下に並べて設けられた複数の丸穴や上下方向へ延びる長孔などの取付孔とされる。なお、勾配付与部81は、排水勾配に応じて、軒天井パネル支持金具41ごとに予め高さを設定して取付けておくようにする。また、図では勾配付与部81は、左右一対の金具となっているが、勾配付与部81は、上記に限るものではなく、例えば、U字状の金具などとすることもできる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
上記軒天井パネル支持金具41に設けた樋保持部71で、樋62を保持させるようにする。
この際、上記軒天井パネル支持金具41に備えた勾配付与部81で、上記樋保持部71に保持された上記樋62に所要の排水勾配を与えるようにする。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果2−1)軒天井パネル支持金具41に樋保持部71を設けた。これにより、軒天井パネル支持金具41で、配線28と樋62とを同時に保持することができる。しかも、軒天井パネル支持金具41によって樋62を容易に保持できるようになるので、樋62を保持するのに専用の保持具を用いる必要がない。よって、その分、コストや手間なども削減することができると共に、庇部分23の内側に、樋62を効率良く収容することができて、スペース効率も良い。
(効果2−2)軒天井パネル支持金具41が勾配付与部81を備えるようにした。これにより、樋保持部71で保持された樋62に対して、所要の排水勾配を与えることができる。しかも、軒天井パネル支持金具41に付設した勾配付与部81によって樋62に排水勾配を持たせることができるようになるので、樋62に排水勾配を付けるのに特別な支持具や調整具などが不要となる。その分、コストや手間なども削減することができる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 建物
3 屋根
23 庇部分
31 軒天井パネル材
41 軒天井パネル支持金具
51 配線押上部
62 樋
71 樋保持部
81 勾配付与部

Claims (10)

  1. 建物の屋根に形成される庇部分の裏面に軒天井パネル材が取付けられている軒天井パネルであって、
    前記軒天井パネル材が、その上面に、前記庇部分の裏面に沿って取り回された配線を押し上げ可能な軒天井パネル支持金具を一体に有していることを特徴とする軒天井パネル。
  2. 請求項1に記載の軒天井パネルにおいて、
    前記軒天井パネル支持金具に、前記配線を押し上げる配線押上部が設けられていることを特徴とする軒天井パネル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の軒天井パネルにおいて、
    前記軒天井パネル支持金具が、樋を保持可能な樋保持部を有していることを特徴とする軒天井パネル。
  4. 請求項3に記載の軒天井パネルにおいて、
    前記軒天井パネル支持金具が、前記樋保持部で保持された前記樋に対して排水勾配を付与可能な勾配付与部を有していることを特徴とする軒天井パネル。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の軒天井パネルを備えていることを特徴とする軒天井構造。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の軒天井パネルを備えていることを特徴とする建物。
  7. 建物の屋根に形成された庇部分の裏面に軒天井パネル材を取付ける軒天井パネル取付方法であって、
    前記庇部分の裏面に沿って配線を取り回すと共に、前記軒天井パネル材の上面に対して予め一体に軒天井パネル支持金具を取付けておき、
    前記庇部分の裏面に沿って取り回された前記配線を、前記軒天井パネル支持金具で押し上げるようにして、前記軒天井パネル支持金具を前記庇部分の裏面に固定することで、軒天井パネル材を庇部分の裏面に取付けると同時に、軒天井パネル材で前記配線を前記庇部分の内側に隠すことを特徴とする軒天井パネル取付方法。
  8. 請求項7に記載の軒天井パネル取付方法において、
    前記軒天井パネル支持金具に設けた配線押上部で前記配線を押し上げることを特徴とする軒天井パネル取付方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載の軒天井パネル取付方法において、
    前記軒天井パネル支持金具に設けた樋保持部で、樋を保持することを特徴とする軒天井パネル取付方法。
  10. 請求項9に記載の軒天井パネル取付方法において、
    前記軒天井パネル支持金具に備えた勾配付与部で、前記樋保持部に保持された前記樋に排水勾配を与えることを特徴とする軒天井パネル取付方法。
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