JP2017043916A - 建築用板材の取付構造 - Google Patents
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Abstract
Description
この板材は、金属製補強芯材および木製芯材を含む枠体内に、軽量化と強度を高めるペーパーハニカムが内蔵され、さらに上下の面材で挟み込まれたフラッシュ構造とされている。
ところが、片持ち状態で板材を壁面に取り付ける場合は、板材自体の軽量化や、板材の取付強度の向上が求められる。また、特許文献1のように、棚板の下に受部が露出するのは外観上好ましくない。
前記基材1のうち少なくとも前端面および上下面に接合される化粧板2と、をそれぞれ備えた複数の建築用板材10,11が、壁面15a,15bに沿って連続するとともに互いの端部10a,11a同士が連結された状態で、前記壁面15a,15bに設けられた受部5に取り付けられてなる建築用板材10,11の取付構造であって、
前記複数の建築用板材10,11における連結し合う端部10a,11a同士のうち少なくとも一方は、前記建築用板材10,11の奥行方向または厚み方向に対して斜めに形成されており、
前記化粧板2は、前記受部5側に突出して前記受部5のうち少なくとも上下面に当接するとともに固定されていることを特徴とする。
そして、このように複数の建築用板材10,11が片持ちの状態で壁面15a,15bに取り付けられるに当たって、これら複数の建築用板材10,11における壁面側端部のそれぞれが受部5を介して壁面15a,15bに取り付けられることになるので、一つの建築用板材が片持ちの状態で壁面に取り付けられる場合に比して、その取付強度が向上することになる。
しかも、建築用板材10,11が、木材よりも軽い軽量材から構成された基材1を備えるので、軽量化に貢献できる。そのため、例えば基材1を木材で構成した場合に比して、複数の建築用板材10,11を受部5によって支持しやすくなる。
さらに、化粧板2が受部5のうち少なくとも上下面に当接するので、少なくとも受部5の上下面を隠すことができ、外観性を高めることができる。
前記複数の建築用板材10,11における連結し合う端部10a,11a同士のうち一方は凸部10cを有し、他方は凹部11cを有しており、
前記凸部10cが前記凹部11cに嵌め込まれることによって前記複数の建築用板材10,11の端部10a,11a同士が連結されていることを特徴とする。
前記壁面15・25は、互いに隣接して交差する複数の壁面15a,15b・25a,25bによって形成されており、
前記複数の建築用板材10,11・20,21は、前記連結し合う端部10a,11a・20a,21a同士のうち少なくとも一方が、前記建築用板材10,11・20,21の奥行方向に対して斜めに形成されることによって、平面視において交差した状態で、前記複数の壁面15a,15b・25a,25bに沿って連続していることを特徴とする。
前記複数の建築用板材20,21は、前記壁面25a,25bを備えた部屋Rの天井25c付近に配置されていることを特徴とする。
前記壁面25a,25b・75に取り付けられた状態の前記複数の建築用板材20,21・70における突出方向側端部には、上方または下方に突出する突片22・72が前記複数の建築用板材20,21・70の長さ方向に沿って設けられていることを特徴とする。
前記複数の建築用板材30,31は、前記連結し合う端部30a,30b,31a同士のうち少なくとも一方が、前記建築用板材30,31の厚み方向に対して斜めに形成されることによって、正面視において交差した状態で、前記壁面35に沿って連続していることを特徴とする。
図1〜図3に示す複数の建築用板材10,11のそれぞれは、木材よりも軽い軽量材から構成された基材1と、基材1のうち少なくとも前端面および上下面に接合される化粧板2と、を備える。
そして、これら複数の建築用板材10,11は、図2,図3に示すように、出隅部15を形成する壁面に沿って連続するとともに互いの端部10a,11a同士が連結された状態で、出隅部15を形成する壁面に設けられた受部5に取り付けられている。
複数の建築用板材10,11は、連結し合う端部10a,11a同士が、それぞれの建築用板材10,11の奥行方向に対して斜めに形成されることによって、平面視において交差した状態で、複数の壁面15a,15bに沿って連続している。
本実施形態における複数の建築用板材10,11は、端部10a,11a同士が連結された状態において平面視L字状に形成される。そのため、連結し合う端部10a,11a同士は斜め45度に設定されている。
なお、本実施形態では、複数の建築用板材10,11における双方の端部10a,11a同士が奥行方向に対して斜めに形成されるものとしたが、これに限られるものではなく、いずれか一方の端部10a(11a)のみを斜めに形成してもよいし、斜めに形成する際の角度も適宜変更可能である。
また、奥行方向とは、建築用板材10,11の突出方向側端部から壁面15a,15bに向かう方向を指す。
複数の建築用板材10,11の端部10a,11a同士は、凸部10cが凹部11cに嵌め込まれることによって連結されている。
なお、建築用板材10,11が壁面15a,15bに取り付けられる際に基材1において受部5側を向く面を、以下、取付面1aと称する。これに対し、受部5において基材1側を向く面を、以下、取付面5aと称する。
これら取付面1a,5a同士は、建築用板材10,11が壁面15a,15bに取り付けられた際に、互いに当接し合う状態となる。また、これら取付面1a,5a同士は、略等しい面積に設定されている(図4参照)。
なお、化粧板2の外表面には、例えば木目模様等のデザインが印刷されたり、デザインが印刷された化粧シートが貼り付けられたりする。
複数の建築用板材10,11における連結側の端部10a,11aに位置する基材1の端面は、化粧板2の端面よりも奥まった位置に配置されている。換言すれば、複数の建築用板材10,11における連結側端部10a,11aに位置する化粧板2の側端部は、基材1の側面よりも突出している。
これにより、連結側の端部10a,11aのそれぞれには、窪みが形成された状態となる。そして、図1に示すように、一方の建築用板材10における連結側端部の窪みには、直方体状の角材(または、集成材等からなる直方体状の部材)が嵌め込まれて固定されており、当該角材によって凸部10cが形成されている。さらに、他方の建築用板材11における連結側端部の窪みは、そのまま凹部11cとして利用される。
下地材3の外側面は、この下地材3が基材1の側端面に取り付けられた状態において、化粧板2の側端面と面一になっている。そして、これら下地材3の外側面と、化粧板2の側端面には、化粧板2の表面デザインと同様のデザインが印刷された化粧シート4が貼り付けられている。
このように下地材3および化粧シート4が用いられる場合、化粧板2は、基材1の前端面および上下面にのみ接合される。例えば下地材3および化粧シート4が用いられない場合には、化粧板2が、複数の建築用板材10,11における連結側ではない方の端部10b,11bに位置する基材1の端面にも接合される。
また、本実施形態においては、複数の建築用板材10,11における連結側ではない方の端部10b,11bに位置する下地材3も、受部5側に突出して受部5のうち幅方向両端面に当接する。なお、例えば下地材3および化粧シート4が用いられない場合には、化粧板2が、複数の建築用板材10,11における連結側ではない方の端部10b,11bに位置する基材1の端面にも接合されて、受部5側に突出し、受部5の左右両側の端面に当接する。
すなわち、壁面15a,15bへの取付前の状態の、複数の建築用板材10,11における化粧板2および下地材3は、基材1に対して、基材1の取付面1aのみを露出させた状態で、かつ取付面1aよりも突出した状態となるように接合されている。換言すれば、化粧板2および下地材3は、複数の建築用板材10,11における基材1の取付面1aの全周を囲んでおり、当該取付面1aに対して直交する方向に沿って突出した状態となるように、基材1に対して接合されている。
なお、化粧板2および下地材3は、基材1に対して接着剤で接合されている。
つまり、嵌合凹部2aは、基材1における取付面1aと、この取付面1aの周縁から壁面15a,15b側に突出する化粧板2および下地材3と、によって構成されたものである。
なお、化粧板2および下地材3の突出方向側端面は、複数の建築用板材10,11が壁面15a,15bに取り付けられた状態においては、壁面15a,15bに当接するか、極めて近接した状態となる。
受部5は、例えばLVL(Laminated Veneer Lumber:単層積層材)や、集成材等の加工材が好適に用いられているが、通常の木材を切り出してなる角材を用いてもよい。
また、受部5は、上述のように直方体状に形成されている。すなわち、受部5は、嵌合凹部2aに嵌合するものであるため、この嵌合凹部2aに対応した形状となっている。
受部5における取付面5aは、当該受部5における突出方向の先端側に位置する前端面である。また、この受部5の上面と下面と幅方向両端面は、建築用板材10,11を壁面15a,15bに取り付けた際に、嵌合凹部2aを構成する化粧板2および下地材3に当接した状態となる。
なお、受部5に対しては、釘・ビス等の固定具を差し込むための通し孔(図示せず)を予め形成しておいてもよい。また、受部5における壁面15a,15b側の面には、補助的に接着剤を塗布してもよい。
また、建築用板材10,11の壁面15a,15bに対する取付高さにもよるが、化粧板2の表面から受部5の上面または下面に対して、釘・ビス等の固定具を設け、さらに確実に固定してもよい。
なお、複数の建築用板材10,11は、予め工場や現場で製造されているものとする。
続いて、複数の建築用板材10,11を、図1,図2に示すように、凸部10cを凹部11cに嵌め込んで連結させる。
そして、受部5の表面に接着剤を塗布してから、このように連結された複数の建築用板材10,11を、受部5に対して、嵌合凹部2aに受部5が嵌合するようにして取り付ける。
その後は、接着剤の硬化を待つ。また、固定具によって化粧板2を受部5に固定してもよい。
そして、このように複数の建築用板材10,11が片持ちの状態で壁面15a,15bに取り付けられるに当たって、これら複数の建築用板材10,11における壁面15a,15b側端部のそれぞれが受部5を介して壁面15a,15bに取り付けられることになるので、一つの建築用板材が片持ちの状態で壁面に取り付けられる場合に比して、その取付強度が向上することになる。
しかも、建築用板材10,11が、木材よりも軽い軽量材から構成された基材1を備えるので、軽量化に貢献できる。そのため、例えば基材1を木材で構成した場合に比して、複数の建築用板材10,11を受部5によって支持しやすくなる。
さらに、化粧板2が受部5のうち少なくとも上下面に当接するので、少なくとも受部5の上下面を隠すことができ、外観性を高めることができる。
次に、図面を参照して本発明の第2実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1実施形態とは異なる構成部分のみについて説明する。
なお、複数の建築用板材20,21は、基材1と、化粧板2と、下地材3と、化粧シート4と、を備える点で上述した第1実施形態と共通する。また、複数の建築用板材20,21における連結し合う端部20a,21a同士のうち一方は凸部を有し、他方は凹部を有しており、凸部が凹部に嵌め込まれることによって複数の建築用板材20,21の端部20a,21a同士が連結される点も上述した第1実施形態と共通する。
さらに、入隅部25を形成する複数の壁面25a,25bには、この入隅部25に対応して受部5が固定されている。
すなわち、第2実施形態における複数の建築用板材20,21は、入隅部25に対応した形状となっており、出隅部15に対応した第1実施形態における複数の建築用板材10,11とは正反対の構成とされたものである。
部屋Rは平面視矩形状に形成されており、四方に壁面25a,25bが設けられた状態となっている。つまり、部屋Rの四隅は入隅部25となっている。
複数の建築用板材20,21は、このように四方に壁面25a,25bを備えた部屋Rの天井25c付近に、入隅部25に対応するようにして配置されている。
より詳細に説明すると、壁面25a,25bの天井25c付近には受部5が水平に取り付けられており、この受部5に対して複数の建築用板材20,21が取り付けられている。
突片22は、天井25cに到達しない高さに設定されており、複数の建築用板材20,21の上面には、照明器具23が設置されている。これによって、突片22の上端部と天井25cとの間の隙間から部屋Rの中央側に照明器具23の光が漏れる間接照明を部屋Rに作ることができる。
また、突片22と化粧板2は一体形成されていてもよいし、突片22を化粧板2に対して後付けしてもよい。
次に、図面を参照して本発明の第2実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1実施形態および第2実施形態とは異なる構成部分のみについて説明する。
より具体的に説明すると、建築用板材30は、平面視において矩形状に形成され、部屋等の壁面35に対して水平に取り付けられる。この建築用板材30は、その幅方向両端部30a,30bが連結側の端部として機能する。
建築用板材31,31は、水平な建築用板材30の両端部30a,30bに連結され、当該水平な建築用板材30よりも下方に設けられている。また、これら建築用板材31,31は側面視において直角三角形状に形成されており、斜辺が壁面35とは反対側を向くように配置されている。そして、その上端部31a,31aが連結側の端部として機能する。
なお、厚み方向とは、水平な建築用板材30においては上下方向の寸法を指しており、垂直に設けられる建築用板材31,31においては左右方向の寸法を指している。
また、図9(a),(b)に示すように、複数の建築用板材30,31,31における連結し合う端部30a,30b,31a同士のうち、水平な建築用板材30の幅方向両端部は凸部30c(30d)を有する。さらに、直角三角形の建築用板材31,31の上端部31a,31aは凹部31cをそれぞれ有する。
図9(a)に示す凸部30cは、水平な建築用板材30の長さ方向に沿って突出するような形状となっている。一方、図9(b)に示す凸部30dは、断面視において略L字状に形成された状態となっており、端部が下方に突出している。本実施形態においては、いずれの形態の凸部30c,30dを用いてもよいものとする。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した第1〜第3実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。
図11に示すように、本変形例における壁面は出隅部45を有するものであり、互いに隣接して交差する複数の壁面45a,45bによって形成されている。
複数の建築用板材40,41は、連結し合う端部40a,41a同士の双方が、それぞれの建築用板材40,41の奥行方向に対して斜めに形成されることによって、平面視において交差した状態で、複数の壁面45a,45bに沿って連続している。
また、これら複数の建築用板材40,41における連結し合う端部40a,41a同士のうち一方は凸部を有し、他方は凹部を有しており、凸部が凹部に嵌め込まれることによって複数の建築用板材40,41の端部40a,41a同士が連結されている。
本変形例における複数の建築用板材40,41は、壁面45a,45bに取り付けた状態における外周端部が弧状に形成されている。そして、これら複数の建築用板材40,41を連結させた時に、270度の円弧が形成される。
このような本変形例における複数の建築用板材40,41は意匠性に優れるものであるため、外観性の向上に貢献できる。
図12に示すように、本変形例における壁面は出隅部55Aと入隅部55Bとを有するものであり、互いに隣接して交差する複数の壁面55a,55b,55cによって形成されている。
複数の建築用板材50,51,52は、連結し合う端部50a,51a(51a,52a)同士の双方が、建築用板材50,51,52の奥行方向に対して斜めに形成されることによって、平面視において交差した状態で、複数の壁面55a,55b,55cに沿って連続している。
また、これら複数の建築用板材50,51,52における連結し合う端部50a,51a(51a,52a)同士のうち一方は凸部を有し、他方は凹部を有しており、凸部が凹部に嵌め込まれることによって複数の建築用板材50,51,52の端部50a,51a(51a,52a)同士が連結されている。
本変形例における複数の建築用板材50,51,52は、壁面55a,55b,55cに取り付けた状態における外周端部が弧状に形成されている。すなわち、これら複数の建築用板材50,51,52を連結させた時に、建築用板材50から建築用板材52にかけて波状の緩やかなカーブが形成される。
このような本変形例における複数の建築用板材50,51,52は意匠性に優れるものであるため、外観性の向上に貢献できる。
図13に示すように、本変形例における壁面は一つの壁面65で形成されている。また、この壁面65上に、互いに連結する複数の建築用板材60,61と、互いに連結する複数の建築用板材62,63とが近接して配置されている。
また、これら複数の建築用板材60,61における連結し合う端部60a,61a同士のうち一方は凸部を有し、他方は凹部を有しており、凸部が凹部に嵌め込まれることによって複数の建築用板材60,61の端部60a,61a同士が連結されている。
また、これら複数の建築用板材62,63における連結し合う端部62a,63a同士のうち一方は凸部を有し、他方は凹部を有しており、凸部が凹部に嵌め込まれることによって複数の建築用板材62,63の端部62a,63a同士が連結されている。
このような本変形例における複数の建築用板材60,61,62,63は意匠性に優れるものであるため、外観性の向上に貢献できる。
図14に示すように、壁面75に取り付けられた状態の複数の建築用板材70(他方の建築用板材は図14では見えない状態)における突出方向側端部には、下方に突出する突片72が複数の建築用板材70の長さ方向に沿って設けられている。
図14に示す例では、建築用板材70の突出方向側端部に設けられた突片72と、建築用板材70の下面と、壁面75とで下向きに開口した収容部が構成されている。
また、突片72と化粧板2は一体形成されていてもよいし、突片72を化粧板2に対して後付けしてもよい。
このような収容部は、例えば窓の上方に設けられることにより、カーテンレール76を収容する所謂カーテンボックスとして用いられている。
本変形例によれば、壁面75に取り付けられた状態の複数の建築用板材70における突出方向側端部に、下方に突出する突片72が複数の建築用板材70の長さ方向に沿って設けられているので、突片72によって、この突片72よりも壁面75側にある物を目隠しすることができ、外観性の向上に貢献できる。
1a 取付面
2 化粧板
2a 嵌合凹部
3 下地材
4 化粧シート
5 受部
5a 取付面
10 建築用板材
10a 端部
10c 凸部
11 建築用板材
11a 端部
11c 凹部
15 出隅部
15a 壁面
15b 壁面
20 建築用板材
20a 端部
21 建築用板材
21a 端部
25 入隅部
25a 壁面
25b 壁面
30 建築用板材
30a 端部
30b 端部
30c 凸部
30d 凸部
31 建築用板材
31a 端部
31c 凹部
35 壁面
Claims (6)
- 木材よりも軽い軽量材から構成された基材と、
前記基材のうち少なくとも前端面および上下面に接合される化粧板と、をそれぞれ備えた複数の建築用板材が、壁面に沿って連続するとともに互いの端部同士が連結された状態で、前記壁面に設けられた受部に取り付けられてなる建築用板材の取付構造であって、
前記複数の建築用板材における連結し合う端部同士のうち少なくとも一方は、前記建築用板材の奥行方向または厚み方向に対して斜めに形成されており、
前記化粧板は、前記受部側に突出して前記受部のうち少なくとも上下面に当接するとともに固定されていることを特徴とする建築用板材の取付構造。 - 請求項1に記載の建築用板材の取付構造において、
前記複数の建築用板材における連結し合う端部同士のうち一方は凸部を有し、他方は凹部を有しており、
前記凸部が前記凹部に嵌め込まれることによって前記複数の建築用板材の端部同士が連結されていることを特徴とする建築用板材の取付構造。 - 請求項1または2に記載の建築用板材の取付構造において、
前記壁面は、互いに隣接して交差する複数の壁面によって形成されており、
前記複数の建築用板材は、前記連結し合う端部同士のうち少なくとも一方が、前記建築用板材の奥行方向に対して斜めに形成されることによって、平面視において交差した状態で、前記複数の壁面に沿って連続していることを特徴とする建築用板材の取付構造。 - 請求項3に記載の建築用板材の取付構造において、
前記複数の建築用板材は、前記壁面を備えた部屋の天井付近に配置されていることを特徴とする建築用板材の取付構造。 - 請求項3または4に記載の建築用板材の取付構造において、
前記壁面に取り付けられた状態の前記複数の建築用板材における突出方向側端部には、上方または下方に突出する突片が前記複数の建築用板材の長さ方向に沿って設けられていることを特徴とする建築用板材の取付構造。 - 請求項1または2に記載の建築用板材の取付構造において、
前記複数の建築用板材は、前記連結し合う端部同士のうち少なくとも一方が、前記建築用板材の厚み方向に対して斜めに形成されることによって、正面視において交差した状態で、前記壁面に沿って連続していることを特徴とする建築用板材の取付構造。
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