JP2017026285A - 冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却性の更に向上させる。
【解決手段】ラジエータ,PCU,モータにこの順に冷却水を循環させる循環流路に2つの電動ウォータポンプ(W/P)を配置し、2つの電動W/Pの出力が周期Trefで変化し、且つ、2つの電動W/Pのうちの一方のポンプ出力の位相対して他方のポンプの出力の位相が90°ずれるように2つの電動W/Pを制御する。これにより、脈動流を発生させることができ、冷却性能を更に向上させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】ラジエータ,PCU,モータにこの順に冷却水を循環させる循環流路に2つの電動ウォータポンプ(W/P)を配置し、2つの電動W/Pの出力が周期Trefで変化し、且つ、2つの電動W/Pのうちの一方のポンプ出力の位相対して他方のポンプの出力の位相が90°ずれるように2つの電動W/Pを制御する。これにより、脈動流を発生させることができ、冷却性能を更に向上させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、冷却装置に関する。
従来、この種の冷却装置としては、発電機と熱交換可能な循環流路に冷却水を圧送する電動ポンプを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この冷却装置では、電動ポンプの出力がランダムに変動するように電動ポンプを制御する。これにより、循環流路の冷却水の流れが乱流となることが促進され、発電機の冷却を促進している。
上述の冷却装置では、電動ポンプの出力をランダムに変動させているが、駆動する電動ポンプが1つであるから、発生可能な乱流が限られてしまい、冷却性能も制限されてしまう。そのため、冷却性能の更なる向上が望まれている。
本発明の冷却装置は、冷却性能を更に向上させることを主目的とする。
本発明の冷却装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の冷却装置は、
冷却対象を冷却する冷却装置であって、
前記冷却対象と熱交換可能な循環流路に冷却媒体を圧送する2つのポンプと、
前記2つのポンプの出力がそれぞれ周期的に変化し、且つ、前記2つのポンプの出力の位相が互いにずれるように、前記2つのポンプを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
冷却対象を冷却する冷却装置であって、
前記冷却対象と熱交換可能な循環流路に冷却媒体を圧送する2つのポンプと、
前記2つのポンプの出力がそれぞれ周期的に変化し、且つ、前記2つのポンプの出力の位相が互いにずれるように、前記2つのポンプを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の冷却装置では、2つのポンプの出力が周期的に変化し、且つ、2つのポンプの出力の位相が互いにずれるように、2つのポンプを制御する。2つのポンプの出力の位相を互いにずらすことにより、冷却媒体の流れを脈動流にすることができる。これにより、冷却性能を更に向上させることができる。なお、2つのポンプの出力の周期は、同一でもよいし、異なっていてもよい。ここで、「冷却対象」としては、モータや、モータを駆動するインバータが搭載されたパワーコントロールユニットなどとすることができる。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての冷却装置20の構成の概略を示す構成図である。冷却装置20は、モータMGや、モータMGを駆動するためのインバータ等が搭載されたパワーコントロールユニット(以下、「PCU」という)10を冷却する装置として構成されており、ラジエータ22と、循環流路24と、電動ウォータポンプ(W/P)26,28と、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)30と、を備える。冷却装置20は、モータMGやPCU10と共に、電気自動車などに搭載されるものとしてもよい。
ラジエータ22は、冷却水(LLC(ロングライフクーラント))と外気との熱交換を行なっている。循環流路24は、ラジエータ22,PCU10,モータMGにこの順に冷却水を循環させている。電動ウォータポンプ(W/P)26,28は、PCU10側からの冷却水をモータMG側に圧送するよう、循環流路24のPCU10とモータMGとの間の位置に配置されている。
ECU30は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備え、装置全体を制御している。ECU30には、冷却水温を検出する温度センサ24aからの冷却水温Twなど、電動W/P26,28を駆動制御するために必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。
ECU30からは、電動W/P26,28を駆動制御するために必要な制御信号などが出力ポートを介して出力されている。
こうして構成された実施例の冷却装置20では、ECU30は、冷却水温Twに応じて電動W/P26,28の目標出力Pout1*,Pout2*を設定し、電動W/P26,28の出力Pout1,Pout2が設定した目標出力Pout1*,Pout2*となるように駆動信号の目標駆動デューティ比D*(駆動信号の周期に対する駆動信号が立ち上がっている時間の割合)を設定し、 目標駆動デューティ比D*の駆動信号を用いて電動W/P26,28を駆動する。目標出力Pout1*,Pout2*は、電動W/P26,28の出力Pout1,Pout2が冷却水温Twが高いほど大きい振幅で一定の周期Trefで変化し、且つ、目標出力Pout1*の位相に対して目標出力Pout2*の位相が90°ずれるように設定される。図2は、出力Pout1,Pout2の一例を示す説明図である。このように、出力Pout1,Pout2の位相を90°ずらすことにより、電動W/P26,28間に冷却水の圧縮と拡張とが生じて、冷却水の流れが脈動流になる。これにより、電動ウォータポンプ1個を一定の出力で駆動させる場合に比べると、冷却性能を更に向上させることができる。また、電動W/P26,28の出力Pout1,Pout2が周期Trefで変化し、且つ、出力Pout2の位相が出力の位相Pout1に対して90°ずれるように電動W/P26,28を制御することにより、電動ウォータポンプ1個を一定の出力で駆動させる場合に比べると、少ない電力で同一の性能を得ることができる。したがって、エネルギ効率の向上を図ることができる。
以上説明した実施例の冷却装置20によれば、電動W/P26,28の出力Pout1,Pout2が周期Trefで変化し、且つ、出力Pout2の位相が出力の位相Pout1に対して90°ずれるように、電動W/P26,28を制御することにより、冷却性能を更に向上させることができる。
実施例の冷却装置20では、出力Pout2の位相が出力の位相Pout1に対して90°ずれるように目標出力Pout1*,Pout2*を設定するものとしたが、位相のずれは90°に限定されるものではなく、70°や80°などとしてもよい。
実施例の冷却装置20では、電動W/P26,28の出力Pout1,Pout2を一定の周期Trefで変化するものとしたが、出力Pout1,Pout2は周期的に変化すればよいから、周期を一定の周期Trefと異なる周期としても構わないし、周期を一定とせずに変化させるものとしてもよい。
実施例の冷却装置20では、電動W/P26,28を、PCU10からの冷却水をモータMGに圧送するよう循環流路24のPCU10とモータMGとの間に配置するものとしたが、電動W/P26,28は循環流路24の如何なる位置に配置してもよく、例えば、モータMGとラジエータ22との間に配置したり、ラジエータ22とPCU10との間に配置したり、電動W/P26をPCU10より上流側に配置するものとしてもよい。
実施例では、冷却装置20をモータMGやPCU10を冷却する装置としたが、冷却対象としてはモータMGやPCU10に限定されるものではなく、エンジンなどの他の作動に伴って温度が変化する装置としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、電動W/P26,28が「2つのポンプ」に相当し、ECU30が「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、冷却装置の製造産業などに利用可能である。
10 パワーコントールユニット(PCU)、20 冷却装置、22 ラジエータ、24 循環流路、24a 温度センサ、26,28 電動ウォータポンプ(W/P)、30 電子制御ユニット(ECU)、MG モータ。
Claims (1)
- 冷却対象を冷却する冷却装置であって、
前記冷却対象と熱交換可能な循環流路に冷却媒体を圧送する2つのポンプと、
前記2つのポンプの出力がそれぞれ周期的に変化し、且つ、前記2つのポンプの出力の位相が互いにずれるように、前記2つのポンプを制御する制御手段と、
を備える冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015148409A JP2017026285A (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015148409A JP2017026285A (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017026285A true JP2017026285A (ja) | 2017-02-02 |
Family
ID=57946482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015148409A Pending JP2017026285A (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017026285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11035629B2 (en) | 2017-06-06 | 2021-06-15 | Denso Corporation | Heat exchange apparatus |
-
2015
- 2015-07-28 JP JP2015148409A patent/JP2017026285A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11035629B2 (en) | 2017-06-06 | 2021-06-15 | Denso Corporation | Heat exchange apparatus |
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